「Dエンドをクリアしたら、全部のデータが消えてしまった。」
そんな衝撃を味わった後に待ち受けているのが、Eエンドというもう一つの物語です。
ニーアレプリカント ver.1.22474487139…には、A〜Eの5種類のエンディングが存在します。
なかでもEエンドは、2010年に発売された設定資料集にのみ収録されていた幻のストーリーをゲームとして体験できる、ファン待望のコンテンツです。
この記事では、Eエンドの解放条件から攻略チャート、データ削除にまつわる注意点、そして深いストーリー考察まで、プレイ前に知っておきたい情報をすべて丁寧に解説しています。
コスチュームや闘技場といったやり込み要素との兼ね合い、トロフィーの取り方まで網羅しているので、初めてEエンドに挑む方はもちろん、考察をもっと深めたい方にも役立つ内容になっています。
ニーアレプリカントのeエンドとは何か?基本情報と位置づけ
eエンドはなぜ「設定資料集の幻のエンド」と呼ばれるのか
Eエンドの正体は、2010年に発売された公式設定資料集『ニーア ザ・コンプリートガイド+設定資料集 GRIMOIRE NieR』に掲載されたショートストーリー「失ワレタ世界」です。
ゲーム本編には収録されていなかったこの物語は、書籍内のインタビューで「便宜上Eエンドと呼ぶ」と言及されたことをきっかけに、ファンの間で長年そう呼ばれてきました。
つまり、正式なゲーム内エンディング名称ではなく、あくまでもファンと公式が共有してきた通称です。
それが2021年のリメイク版で初めてゲーム本編にプレイアブルコンテンツとして実装され、映像とアクションを伴う形でようやく体験できるようになりました。
設定資料集を持っていなかった多くのプレイヤーにとって、Eエンドは文字通り「幻の物語」だったのです。
A〜Eエンド全5種類の違いと、eエンドだけが特別な理由
ニーアレプリカントには5つのエンディングが存在します。
それぞれの概要と解放条件は、以下の通りです。
| エンディング | 内容の概要 | 解放条件 |
|---|---|---|
| Aエンド | 主人公がヨナを救う物語の結末 | 条件なし(1周クリアで到達) |
| Bエンド | 魔王視点が加わり、Aエンドの意味が変わる | 条件なし(2周目クリアで到達) |
| Cエンド | カイネを犠牲にして魔王を倒す選択 | 全武器収集後、最終選択で選択 |
| Dエンド | 主人公の存在を消してカイネを救う選択 | 全武器収集後、最終選択で選択 |
| Eエンド | カイネとエミールが主役のDエンド後の物語 | Dエンドクリア後にNewGame開始 |
A・Bエンドは特別な条件を必要とせず周回プレイで到達できますが、EエンドはDエンドという特殊なエンディングを経由する必要があります。
Dエンドでは全セーブデータが削除されるという衝撃的な演出が入るため、Eエンドはその体験の先に待つ、いわばシリーズ最後のご褒美的なポジションにあります。
Cエンドをスキップした場合でも、Eエンドへの到達に影響はありません。
eエンドはハッピーエンドなのか?鬱エンドなのか?
Eエンドに対する評価は、プレイヤーによって大きく分かれています。
カイネがニーアを取り戻し、エミールとも再会を果たすという展開は、確かに感動的なハッピーエンドのように見えます。
しかし、少し立ち止まって考えると、話はそれほど単純ではありません。
復活したニーアは少年の姿をしており、青年期の記憶を持っていない可能性が高いとされています。
設定上、ヨナの黒文病は完治しておらず、Dエンドから3年が経過したEエンドの時点では余命わずかか、すでに亡くなっている可能性も否定できません。
さらに根本的な問題として、魔王を倒した後の世界では人類の滅亡が避けられない構造になっています。
カイネとエミールにとっての救いは描かれますが、世界全体で見れば終焉へ向かうことに変わりはない。
そういう意味で、Eエンドは「登場人物個人のハッピーエンド」と「世界規模のバッドエンド」が同居した、複雑な読後感を持つ結末だと言えます。
eエンドの解放条件と事前準備を完全チェック
eエンドを見るために必要な全武器の集め方と注意点
Eエンドを見るには、まずDエンドをクリアする必要があります。
そしてDエンドをクリアするためには、3周目のプレイ中にDLCを除く全武器(33種類)を集めなければなりません。
武器はショップでの購入、クエストの報酬、フィールドでの入手など、さまざまな方法で集めることができます。
見落としやすい武器が数本あるため、2周目の時点から武器一覧を確認しながら計画的に集めることを強くおすすめします。
なお、3周目でCエンドとDエンドを両方クリアしたい場合は、最終ボス前でセーブしておくと便利です。
Cエンドを見た後にそのセーブデータをロードし、改めてDエンドを選択するという流れが効率的です。
Cエンドはスキップできる?Dエンド前に済ませておくべきこと
前述の通り、CエンドはEエンドの解放条件には含まれません。
DエンドさえクリアできればEエンドには到達できるため、Cエンドは必須ではありません。
ただし、Dエンドをクリアした瞬間に全セーブデータが削除されます。
コスチュームの収集、闘技場でのやり込みといったサブコンテンツは、Dエンドを迎える前にすべて済ませておくことを強く推奨します。
特に闘技場は、周回を重ねるごとに難易度が上がる独自のゲームモードで、武器強化の素材集めや腕試しにも使われます。
Dエンドでデータが消えた後は、EエンドクリアでDエンド前のデータが1件だけ復元されますが、それはあくまでDエンドクリア直前の状態です。
「あれをやっておけばよかった」と後悔しないよう、リストを作って確認してから挑みましょう。
闘技場の攻略はeエンド前に終わらせるべきか
闘技場はニーアレプリカントに登場するサブコンテンツのひとつで、連戦形式のバトルを楽しめる場所です。
取得できるアイテムや達成感という観点から、多くのプレイヤーが闘技場のクリアをDエンド前の目標として位置づけています。
Dエンドクリア後に復元されるのは「Dエンド直前のデータ」であるため、闘技場の攻略進捗もそのデータに紐づく形で引き継がれます。
裏を返せば、Dエンドクリア前に闘技場を完全にクリアしておけば、Eエンド後も記録として残ります。
あとからやり直すのは手間がかかるため、闘技場の攻略はDエンドへ挑む前に完了させておくのがベストです。
eエンドの攻略チャート・進め方を手順ごとに解説
Dエンド後のデータ削除からNewGame開始までの流れ
Dエンドをクリアするとすべてのセーブデータが削除され、ゲームはタイトル画面へ戻ります。
この時点でEエンドへの分岐フラグが内部的に立った状態になっています。
タイトル画面からNewGameを選択してゲームを開始し、ストーリーを進めることでEエンドへの道が開きます。
注意点として、NewGameを開始した後のデータはEエンドクリア後に消去されます。
Eエンドをクリアすると、今度はDエンドクリア直前のデータが1件だけ復元される仕組みです。
この独特なセーブデータの扱いは、Eエンドの物語テーマ「失われたものを取り戻す」と深くリンクしているデザインと言えます。
カイネが仲間になるまでの最短ルートと攻略ポイント
NewGame開始後は、ストーリーを進めて崖の村2回目のチャートまで到達することがEエンドへの分岐条件です。
大まかな流れは以下の通りです。
| チャート | 場所 | 主な内容 |
|---|---|---|
| チュートリアル | オープニング | 基本操作の確認 |
| チャート1 | ニーアの村 | 村でのイベント・ポポルとの会話 |
| チャート2 | 石の神殿1回目 | 白の書の入手 |
| チャート3 | 崖の村1回目 | カイネとフックの連続戦闘 |
| チャート4 | ロボット山1回目 | ゼペット戦 |
| チャート5 | 海岸の街 | ヨナのイベント |
| チャート6 | 崖の村2回目 | フック撃破→カイネ加入→Eエンド分岐 |
Dエンドを経験済みのプレイヤーであれば、クエストを飛ばしてメインストーリーだけを追うことで、約3時間程度でEエンドの本編パートへ入ることができます。
神話の森〜カイネの記憶サーバーの攻略手順
カイネが仲間になったタイミングでストーリーが分岐し、Dエンドから3年後の世界が舞台となります。
カイネを操作して北平原へ向かい、マモノを倒して衛兵を助けると、神話の森への調査を依頼されます。
神話の森へ入ったら、奥の大樹を目指して進みましょう。
道中に機械との戦闘が複数回発生し、大型のボス敵も出現します。
樹の内部に入ると謎の双子が現れるイベントがあり、その後も戦闘が続く形で物語は進みます。
カイネ操作時は序盤に魔法が使えないため、回避とR1ボタンで使える突進斬りを中心に戦うと安定します。
神話の森の樹に入る直前でセーブをしておくと、その後のリスクを最小限に抑えられます。
ボスを倒して先へ進むと、カイネは自身の記憶の世界へと潜り込んでいきます。
フック戦の攻略と「強制敗北イベント」の対処法
カイネの記憶サーバーを進んでいくと、祖母を奪った仇敵「フック」との戦闘が発生します。
1回目のフック戦は強制敗北イベントです。
攻撃を続けるとカイネのHPバーが消え、倒れる演出が入ります。
これはゲームオーバーではなく、正規のストーリー進行なのでご安心ください。
その後、白の書が仲間に加わるイベントが入り、2回目のフック戦が始まります。
2回目は本番です。
倒すことができます。
白の書の魔法「黒の轟壁」を最大まで溜めて発動すると、弾幕を無視して一気にダメージを稼げるため有効です。
フックを倒した後は感動的なムービーが流れ、物語はクライマックスへ向かいます。
最後の選択肢「大切な人を取り戻しますか?」で何が起きるか
フックを撃破すると真っ白な世界に場面が切り替わり、倒れているニーアの前に立つ選択肢が現れます。
「大切な人を取り戻しますか?」
「はい」を選ぶと、消えたニーアのデータが復元されてEエンドのエンディングムービーが流れます。
このとき、かつてDエンドで削除されたキャラクターの名前を入力する演算が発生し、プレイヤー自身がかつて付けた名前を呼び戻すという演出になっています。
「いいえ」を選ぶと、強制的にタイトル画面へ戻されます。
GameOverではないため、直前からのやり直しはできません。
前回のセーブ地点まで遡られてしまうため、神話の森の樹に入る直前のセーブが必須です。
誤操作で「いいえ」を選ばないよう、選択肢が出た際は慎重に操作してください。
eエンドで絶対に押さえたい注意点とデメリット
データ削除の仕様を誤解すると取り返しがつかない理由
Eエンドにおけるデータ管理の仕様は、複雑な構造になっています。
Dエンドクリア時に全セーブデータが削除される点はよく知られていますが、その後の挙動についても正確に把握しておく必要があります。
Eエンドクリア後に復元されるのは「Dエンドをクリアした直前のデータ」1件のみです。
Dエンドクリア時点で複数のスロットにデータを保存していたとしても、それらは復元の対象外となります。
Eエンドのプレイ中に作成した新しいセーブも、Eエンドクリア後には消えます。
したがって、Dエンドを迎える前に「このデータは消えてもよいか」を確認しておくことが大切です。
コスチュームをすべて回収していない、サブクエストが未消化、などのやり残しがある場合は必ずDエンド前に完了させてください。
「いいえ」を選ぶと強制タイトル遷移する罠の回避法
前述のクライマックスの選択肢に関連する注意点を、改めて整理します。
強制タイトル遷移のリスクを回避するための方法は一つです。
神話の森の大樹の内部に入る直前の地点でセーブしておくことです。
ゲーム内のオートセーブに頼ると、意図しないタイミングでセーブが切られている可能性があります。
選択肢が出る場所の直前は自動セーブ対象外のため、必ず手動でセーブを行ってください。
「いいえ」を選んだ場合にどうなるかというと、Eエンドのシナリオ体験は途中で断ち切られ、大樹前まで戻された状態から再挑戦することになります。
大切な場面だからこそ、こうした小さなリスク管理を怠らないようにしましょう。
コスチュームや収集アイテムはeエンド前に回収すべきか
ニーアレプリカントでは、キャラクターのコスチュームをはじめとしたコレクション要素が存在します。
これらの収集データはセーブファイルに紐づいているため、Dエンドによるデータ削除の影響を直接受けます。
コスチュームや特定の武器、ワード(魔法)などのコレクション要素は、Dエンドクリア前にすべて取得・確認しておくことを推奨します。
Eエンドクリア後に復元されるDエンド前のセーブデータには、そこまでの収集状況が引き継がれます。
裏を返せば、Dエンド前に回収できていなかった要素は、EエンドクリアでDエンド前が復元されたとしても未回収のままです。
コスチューム・闘技場・サブクエスト・釣りなどのやり込みは、Dエンドへ踏み込む前の最終チェックリストとして意識しておくと安心です。
eエンドの実プレイ時間はどれくらいかかるか
Eエンドの実プレイ時間を正確に把握しておくことは、スケジュール管理の面でも重要です。
全体のプレイ時間は以下のようにまとめられます。
| 周回 | プレイ時間の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 1周目(Aエンド) | 10〜15時間 | 初見プレイ |
| 2周目(Bエンド) | 10〜15時間 | 武器集めも並行 |
| 3周目(C・Dエンド) | 10〜12時間 | 武器コンプリートが前提 |
| 4周目(Eエンド分岐まで) | 約2〜3時間 | カイネ加入まで |
| Eエンド本編 | 約45分 | 分岐後のEエンド固有パート |
Eエンドの本編パート自体は45分前後と短めです。
Dエンドまでに33〜45時間をかけてきたことを考えると、コンテンツ量としては非常にコンパクトな印象を持つプレイヤーも多くいます。
ただ、その45分に込められた感情的な密度は非常に高く、短さをネガティブに感じさせないという評価が一般的です。
eエンドで取得できるトロフィーの解説と獲得方法
トロフィー「記憶サーバー」の名前が暗号になっている理由
Eエンドをクリアすると「e8a898e686b6e382b5e383bce38390e383bc」というトロフィーが解除されます。
一見すると無意味な文字列に見えますが、これは16進数(16進法)で書かれたデータです。
変換すると「記憶サーバー」という日本語になります。
このトロフィーの仕掛けは、Eエンドのテーマである「記憶の復元」と完全にリンクしています。
エンディングの内容とメタ的な仕掛けが一体になっており、多くのプレイヤーがトロフィー名を解読した際に「なるほど」と感じる演出として好評を得ています。
横尾太郎氏らしいゲームとプレイヤーの境界を曖昧にする遊び心が光る仕掛けです。
トロフィー「命知らず」の取り方と獲得後にゲームオーバーになる仕様
Eエンドには「命知らず」というもう一つのトロフィーが存在します。
取得条件は、カイネを操作できるようになった直後に、カメラアングルを下から覗き込むように操作することを10回繰り返すことです。
この操作を行うとカイネに気づかれ話しかけられます。
10回達成するとトロフィーが解除されますが、同時にゲームオーバーとなってタイトル画面へ戻される仕様になっています。
「NieR:Automata」の2Bを下から覗くと取れるトロフィーを踏襲したオマージュ要素であり、ニーアシリーズのファンにはおなじみのユーモアです。
このトロフィーはEエンドのカイネ操作中でしか取れないため、取り忘れた場合はDエンドからのやり直しが必要になります。
Eエンド本編へ突入したら、まず最初にこのトロフィーを取りに行くのが効率的な順序です。
社長(エミール)関連トロフィーとeエンドの関係
エミールはニーアレプリカントの登場人物の中でも特に人気が高いキャラクターです。
作中ではコミカルな言動も多く、ゲーム内の「社長」的なポジションで親しまれています。
Eエンドでは、行方不明状態だったエミールが再登場するという感動的なシーンがあり、カイネとの共闘場面は多くのプレイヤーの心を動かしています。
エミールに関連するトロフィーはEエンド固有のものではありませんが、Eエンドはエミールの物語としての側面も強く、彼の存在がEエンドの核心に関わっています。
エミールのセリフや行動の意味は、シリーズの世界観を理解した上で読むとより深く味わえるため、考察と合わせて楽しむのがおすすめです。
eエンドのストーリー内容とネタバレ解説
Dエンドから3年後の世界でカイネに何が起きたか
Eエンドの舞台はDエンドの出来事から3年後です。
ニーアを犠牲にしてカイネは人間としての体を取り戻しました。
しかし、カイネはその決断を心から納得できていません。
嫌な夢を繰り返し見て、魔王を倒した後に流した涙の意味も、問いへの答えも出ないまま3年が経っています。
そんなカイネは今日もマモノを倒すために北平原へ出向き、北平原で衛兵が魔物に襲われている場面に出くわします。
助けた衛兵から「神話の森の住人と連絡が取れなくなった」という話を聞いたカイネは、単身で神話の森へ乗り込んでいく。
森に入ると住民は皆亡くなっており、機械と植物が融合した奇妙な存在が内部を侵食していました。
奥へ進むにつれて、自分のコピーや大型の機械との戦闘が続き、やがてエミールと再会し、最終的にカイネは自身の記憶の世界へと引き込まれていきます。
神話の森の「区画の管理人」の正体と目的
神話の森の奥では、「区画の管理人」を名乗る存在がカイネに語りかけます。
設定資料集版では管理人は単独の存在として描かれていましたが、リメイク版ゲームでは少年と少女の双子に変更されています。
管理人はもともと、他の区画の人間が戻ってくるまで森を凍結管理するための役割を持っていました。
しかし存在意義を見失い、いっそ世界をリセットしようとしていたのです。
ゲーム版では、カイネをあえて森の奥まで誘い込むような言動も見られます。
これは設定資料集版との差異であり、リメイク版では「レプリカントが何者かを問い直す装置」として管理人が機能しているという考察もあります。
なぜニーアは少年の姿で復活するのか
Eエンドの最後、カイネはニーアを取り戻すことに成功します。
しかし戻ってきたニーアは、青年ではなく少年の姿をしています。
これについては公式での明確な説明はなく、考察の余地が多く残されています。
有力な解釈としては、神樹の内部にはレプリカントのデータが記録されており、ニーアが少年期に初めて神話の森を訪れたときのデータをもとに再生されたというものです。
一方で、ニーアが青年期に神樹のコアに相当する部分を破壊してしまっているため、青年期のデータが残っていなかったという見方もあります。
どちらが正しいかは物語内では明示されておらず、Eエンドをめぐる最大の謎のひとつになっています。
ヨナはeエンドの時点で生きているのか
Eエンドの舞台はDエンドから3年後であり、ヨナの状況もプレイヤーの関心事となっています。
設定資料集の記述によれば、ヨナの黒文病はどのエンディングでも完治していないとされており、近いうちに亡くなるという記載があります。
Dエンドから3年が経過した時点では、ヨナはすでに亡くなっているか、余命のわずかな状態にある可能性が高いと考えられています。
一方で、スマートフォンゲーム「NieRリィンカネーション」とのコラボストーリーでは「ヨナの病気は5年前に完治した」という記述があります。
ただし、リィンカネーションの世界がEエンドの世界と直接続いているかは公式には明言されておらず、パラレルなifストーリーである可能性も否定できません。
eエンドにまつわる考察と未解決の謎
eエンド後の世界はどうなるのか?人類滅亡は避けられないのか
Eエンドは感動的な物語を描いていますが、世界規模では厳しい現実が広がっています。
魔王(ゲシュタルト体の主人公)が倒された以上、ゲシュタルト体は魔素の供給を失い崩壊体へと変化していきます。
レプリカント体は生殖機能を持たないため、自然な形での人口増加も見込めません。
加えて、レプリカントの管理・生成を担っていたデボルとポポルも主人公の手によってすでに破壊されています。
つまり、すべてのエンディングに共通して人類の滅亡は既定路線です。
ニーアが復活し、カイネやエミールと再会したとしても、世界の行く末はどん詰まりに向かっています。
この「個人の幸福と世界の終焉の同居」こそが、Eエンドを単純なハッピーエンドとは言い切れない最大の要素です。
ニーアの記憶はどこまで残っているか
少年の姿で復活したニーアが、どこまでの記憶を持っているかも大きな謎です。
肉体が少年期のものとして再生されているなら、記憶もそれに準じて少年期までのものしか残っていない可能性が高いとされています。
もしそうであれば、復活したニーアはカイネやエミールとの共闘の記憶を持っていません。
妹のヨナが年を重ねて自分より大きくなっていることも理解できないかもしれない。
見知った顔でありながら記憶が食い違うという状況は、カイネにとってもエミールにとっても複雑な関係を生み出します。
Eエンドは「取り戻した」ように見えて、実はすべてが元通りになるわけではない。
そのどこか切ない余白が、多くのプレイヤーの心に長く引っかかり続ける理由のひとつです。
eエンドはニーアオートマタの世界観にどう繋がるか
Eエンドはレプリカントの物語を締めくくると同時に、「NieR:Automata」(2017年)へとつながる橋渡しとしての役割を担っているという考察が広く共有されています。
DエンドおよびEエンドを経て、人類は滅亡へと向かいます。
カイネが特異点として動き、ニーアを直接蘇生させたことで生まれた因果が、オートマタの世界観における人間不在の地球という設定につながっているという解釈です。
リメイク版ゲームの内容にはオートマタとの接続を意識した演出が含まれており、プレイヤー間では「EエンドはDエンドの正史よりもオートマタへのルートとして機能している」という議論も行われています。
レプリカントとオートマタを両方プレイしている人ほど、Eエンドをより深い視点で楽しめる構造になっています。
eエンドをより深く楽しむための関連情報
設定資料集「GRIMOIRE NieR」の「失ワレタ世界」との違い
ゲームのEエンドと、設定資料集に収録された「失ワレタ世界」は内容が完全に一致しているわけではありません。
最も大きな変更点は「区画の管理人」の設定です。
設定資料集版では管理人は単独の存在として描かれており、自分の存在意義を見失って世界をリセットしようとしているという動機が明確に書かれています。
リメイク版ゲームでは管理人が少年と少女の双子に変更され、セリフや行動にも追加・変更が加えられています。
また、ゲーム版ではカイネを操作するアクションパートが加わっているため、文章で読む体験とは当然質が異なります。
資料集を読んでいる方はゲームの違いを探しながら楽しめますし、ゲームから入った方は資料集で原典の言葉を確認するという楽しみ方もあります。
ニーアリィンカネーションのコラボでeエンド後の続きが語られている?
サービス終了したスマートフォンゲーム「NieRリィンカネーション」では、ニーアレプリカントとのコラボストーリーが実装されていました。
そのなかで、「ヨナの病気は5年前に完治した」という記述が登場します。
これがEエンド後の世界を示している可能性として、一部のファンの間で注目されてきました。
ただし、この世界がEエンドの直接の続きであるとは公式に明言されていません。
「設定が公式に認められたif展開である」と捉える声と、「直接的な繋がりを断言するのは難しい」という慎重な見方の両方があります。
リィンカネーション自体はサービスが終了していますが、ストーリーの内容はファン間で記録・共有されており、考察の材料として現在も参照されています。
DODシリーズを知っているとeエンドはどう見え方が変わるか
ニーアシリーズは「ドラッグ オン ドラグーン(DOD)」シリーズと同じ世界観を共有しています。
より正確に言えば、DOD1のEエンドに起因するある出来事が、ニーアレプリカントの世界の誕生につながっています。
この背景を知っているかどうかで、ニーアレプリカントのEエンドが持つ意味の重さはかなり変わります。
「ゲシュタルト計画」という人類保護プロジェクトがなぜ始まったのか、その根本的な原因はDOD1の出来事に遡ります。
Eエンドで描かれる世界の終焉もまた、DODから連続する大きな流れの一部です。
DODシリーズを未プレイの方でも、ニーアレプリカントは単独で十分楽しめます。
ただ、DODのEエンドを体験した後でレプリカントのEエンドを見ると、シリーズが連綿と積み上げてきた世界の悲劇がずっと重く感じられます。
横尾太郎氏が紡ぐ「終わりの連鎖」のテーマを全身で受け取れるという意味で、いつかDODシリーズにも触れることをおすすめします。
まとめ:ニーアレプリカント eエンドの完全攻略ガイド
- Eエンドとは設定資料集「GRIMOIRE NieR」の小説「失ワレタ世界」を基にした追加エンディングで、リメイク版で初めてゲーム本編に実装された
- 解放条件はDエンドのクリアであり、そのためにDLCを除く全33種類の武器収集が必要
- Dエンドクリア時に全セーブデータが削除されるため、コスチュームや闘技場などのやり込みは必ずDエンド前に完了させること
- Eエンド本編自体のプレイ時間は約45分と短いが、感情的な密度は非常に高い
- 神話の森の大樹へ入る前に必ず手動でセーブをしておかないと、選択肢ミス時に大幅に戻されるリスクがある
- トロフィー「命知らず」はカイネ操作中にしか取れないため、Eエンド突入直後に忘れず取得すること
- トロフィー「記憶サーバー」の名称は16進数の暗号であり、解読するとEエンドのテーマと深くリンクした言葉が現れる
- ニーアが少年の姿で復活する理由、ヨナが生きているかどうかなど、物語の核心部分は明示されておらず考察の余地が大きい
- Eエンド後の世界でも人類滅亡の流れは変わらず、個人の救済と世界の終焉が同居した結末になっている
- EエンドはNieR:Automataの世界観への橋渡しとなっており、オートマタをプレイ済みのファンほど深く楽しめる構造になっている

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