MOTHER3をプレイしていると、「もっと効率よくレベルを上げたい」「取り逃した装備はないだろうか」「サウンドバトルのコツが知りたい」といった疑問が次々と湧いてくるものです。
2006年の発売から20年近くが経った今なお、多くのプレイヤーに愛され続けているMOTHER3には、知っているだけで冒険が格段に楽しくなる裏技やテクニックが数多く存在します。
2024年2月にはNintendo Switch Online向けにも配信され、新たにプレイを始めた方も増えています。
この記事では、データ引き継ぎバグをはじめとする代表的な裏技から、各章ごとの実用テクニック、見逃すと二度と手に入らないレアアイテム情報、さらにはやりこみ要素や小ネタまで、MOTHER3の裏技情報を余すところなくお届けします。
初心者から上級者まで、すべてのプレイヤーに役立つ内容を目指しました。
マザー3の裏技とは?知っておくべき基本知識
MOTHER3における裏技とは、通常のプレイでは気づきにくい仕様やバグを利用して、冒険を有利に進めるテクニックの総称です。
開発元が意図して仕込んだ隠し要素もあれば、プログラム上の想定外の挙動を利用したものまで、幅広い種類が存在します。
代表的なものとしては、クリアデータを活用した「データ引き継ぎバグ」、戦闘BGMのリズムを利用する「サウンドバトル」のコツ、章をまたいだアイテムの引き継ぎテクニックなどが挙げられます。
MOTHER3はチートコードのような外部ツールを使わなくても、ゲーム内の仕組みだけで多彩な裏技が楽しめる点が特徴的です。
ただし、一部のバグ技はフリーズやハマリを引き起こすリスクがあるため、実行前に必ずセーブしておくことが重要になります。
また、2024年のSwitch Online版配信によって、巻き戻し機能という新たな便利ツールが加わりました。
この機能により、レアアイテムの厳選やサウンドバトルの練習がGBA版よりも格段に行いやすくなっています。
データ引き継ぎバグで強くてニューゲームを実現する方法
データ引き継ぎバグの仕組みと手順
MOTHER3で最も有名な裏技が「データ引き継ぎバグ」です。
これは、クリア済みのセーブデータを活用し、装備品やPSI(超能力)を引き継いだ状態で最初からプレイできるテクニックで、いわゆる「強くてニューゲーム」に近い体験が可能になります。
手順はシンプルで、まずタイトル画面から「LOAD」を選び、クリア済みデータをもう一方のスロットにコピーします。
コピーが完了したら、すぐにタイトル画面へ戻り「NEW GAME」を選択してください。
すると、コピー元の装備品とPSIが引き継がれた状態でゲームが始まります。
第1章の時点で強力な装備を持っているため、序盤の戦闘が圧倒的に楽になるのが魅力です。
データ引き継ぎバグの注意点とリスク
この裏技は非常に便利ですが、いくつかの注意点があります。
最も重要なのは、フリーズの危険性があるという点です。
実行する前には、必ず消えても問題ないスロットを使うか、大切なデータのバックアップを取っておきましょう。
また、装備品とPSIは引き継がれますが、レベルやDP(ゲーム内通貨)はリセットされます。
引き継がれた装備品の中には、ゲーム序盤では本来存在しないものも含まれるため、ストーリーの整合性が崩れることがあります。
初見プレイの方には、本来のゲームバランスを堪能してからの利用をおすすめします。
なお、Switch Online版でもこのバグはそのまま再現可能であることが多くのユーザーによって確認されています。
サウンドバトルのコツと裏技的テクニック
サウンドバトルの基本ルールと最大ダメージ
サウンドバトルは、MOTHER3独自の戦闘システムです。
通常攻撃の際、戦闘BGMのリズムに合わせてAボタンを押すことで、攻撃回数が増えていきます。
最大で16HITSまで連続攻撃が可能で、成功すると通常攻撃の約2.5倍のダメージを与えられます。
1ダメージしか通らない敵に対しても16ダメージになるため、硬い敵との戦闘では特に効果を発揮します。
注意すべきは、敵が攻撃を回避した場合や、物理攻撃に対するシールドを張っている場合は追加攻撃が発生しない点です。
16HITSを狙うための実践テクニック
サウンドバトルの成功率を上げるには、いくつかのテクニックが存在します。
まず、合わせるべきはメロディではなく、BGMのドラムやベースラインといった低音パートのビートです。
Aボタンを押す際は、ゆっくり押し込むのではなく、素早くタップすることが重要になります。
判定はボタンが物理的に沈み込んだ瞬間に行われるためです。
最も効果的なテクニックは、「さいみんじゅつ」や「さいみんふりこ」で敵を眠らせることです。
眠った敵に対して攻撃するとBGMのドラム音が際立ち、リズムパターンを把握しやすくなります。
これは開発側が意図した公式の補助手段であり、裏技というよりもゲーム設計に組み込まれた仕組みといえるでしょう。
また、「たたかいのきおく」というモンスター図鑑から模擬戦を行えるため、本番前にリズムの練習を重ねることも可能です。
サウンドバトルが苦手でもクリアできる理由
サウンドバトルに関しては、「難しい」「リズムが取れない」という声が一定数あり、評価は賛否が分かれています。
しかし、サウンドバトルを一切使わなくてもゲームクリアは十分に可能です。
ゲーム内のアドバイスキャラも「無理にサウンドバトルを狙わなくてよい」と明言しています。
サウンドバトルなしの場合は、前作MOTHER2に近い感覚で戦闘を進められます。
ただし、終盤のボス戦は敵の攻撃力が高く設定されているため、バフやデバフといった補助PSIの活用がより重要になってきます。
戦況によっては、16HITS完走を狙うよりも、数HITで切り上げて回復に回ったり、ボタン連打で素早くターンを送る判断の方が有効な場面もあります。
各章で使える裏技・テクニック一覧
第1章の裏技:序盤で差がつくアイテム回収術
第1章にはDP(通貨)が存在しないため、不要になった装備は気兼ねなく捨てられます。
逆にいえば、回復アイテムの確保が最優先になります。
冒頭で着替えた直後にヒナワに体当たりすると、「このみのパン」を1つもらえます。
これはリュカが第1章で持てる唯一のアイテムになるため、見逃さないようにしましょう。
マイクからは「このみクッキー」をもらえますが、話しかけるたびにもう1枚、さらにもう1枚と、合計3枚まで受け取れます。
最も重要な裏技は、ボニーへのアイテム引き継ぎです。
第1章でボニーに渡したアイテムは、第4章でそのまま引き継がれます。
「ふつうのぼうし」や換金用の「やきいも」(1個50DPで売れる)を持たせておくと、第4章の序盤が楽になります。
一方で、ダスターに渡したアイテムは第2章の開始時にリセットされてしまうため注意してください。
第2章~第3章の裏技:知らないと損するポイント
第2章では、ウエス家の裏にあるイカヅチだまが何度でも補充される点を覚えておくとよいでしょう。
クロスロードを出入りするたびに復活するため、消耗を気にせず使えます。
オソヘ城では、通路の箒にわざと飛ばされるテクニックがあります。
飛ばされた箒は消えるため邪魔がなくなり、近くにセーブポイントと休憩ソファーがあるため、この周辺で効率的にレベル上げができます。
クマトラのPSIを使いながら経験値を稼げるうえ、副産物としてマジックゼリーも手に入る一石二鳥のスポットです。
第3章では、しあわせのハコを運ぶ直前にヒナワの墓前にいるアレックに話しかけると「このみパン」がもらえます。
また、フンコロガシタイに渡すフンには年代物(10EXP)や伝説(50EXP)といったレアな種類が混ざっていることも覚えておきたいポイントです。
第4章の裏技:金策とレベル上げの最適解
第4章では本格的にDP経済が始まるため、金策テクニックの重要度が一気に上がります。
最も有名なのは「うみたてたまご」を活用した方法です。
パン屋で40DPで購入し、そのまま持ち続けるとニワトリに孵化します。
孵化したニワトリは200DPで売却できるため、差し引き160DPの利益になります。
さらに効率的な方法として、キマイラ研究所の西にある温泉を活用するテクニックがあります。
温泉近くにいるニワトリに話しかけて「うみたてたまご」を産んでもらい、そのまま温泉に入ると「おんせんたまご」(回復アイテム)に変化します。
このサイクルを繰り返すと、回復アイテムの量産が可能です。
レベル上げに関しては、同じく温泉近くに出現する「だちょうゾウ」が最適なスポットになります。
1体あたりEXP374を獲得でき、温泉で即座にHP・PPを回復できるため、効率的な経験値稼ぎが実現します。
加えて、クラブ・チチブーで購入できるDCMCグッズ(特にリング)は性能が高く、ダスターやクマトラの分も先に揃えておくと、第5章の装備費用を節約できます。
第5章以降の裏技:終盤を有利に進めるために
第5章ではダスターが仲間に復帰した直後がポイントです。
オソヘ城に戻り「パッションさま」を倒すと、ダスターの最強クラスの靴「まぼろしのくつ」が入手できます。
ただし、ネンドじん工場で着替えた後はオソヘ城へ戻れなくなるため、入手の猶予は限られています。
パーキング南側にいる古いロボットには充電してあげましょう。
充電時間に応じてDP報酬がもらえ、15秒ちょうどで最大100DPが獲得可能です。
失敗しても画面を切り替えれば再挑戦できます。
第7章では、キマイラ研究所・オケラホール・どせいさんの谷・海底の4つのエリアを好きな順番で攻略できます。
おすすめの順番は、キマイラ研究所かどせいさんの谷を先にクリアして仲間を増やし、その後にオケラホール、最後に海底というルートです。
火山クリア後にカマキュラ地下道に出現する「のりものです。
」は、エネルギーが切れないポークビーンの改良版で、移動が非常に快適になります。
見逃し厳禁!レアアイテムと取り返しのつかない要素
まぼろし系装備の入手方法と期限
MOTHER3にはキャラクターごとの最強クラスの武器・防具として「まぼろし」シリーズが存在します。
いずれも入手チャンスが限られており、取り逃すと二度と手に入らない点が最大の注意点です。
以下の一覧を参考に、計画的に入手を目指してください。
| 装備名 | 対象キャラ | 入手方法 | 入手時期の制限 |
|---|---|---|---|
| まぼろしのくつ | ダスター | 第5章オソヘ城でパッションさまを撃破 | ネンドじん工場での着替え前まで |
| まぼろしのぼう | リュカ | 第7章アウサケキ峠でササエタマエがドロップ(約5%) | 第7章最終段階前まで |
| まぼろしのてぶくろ | クマトラ | 第7章タネヒネリ島でサルセイウチがドロップ(約5%) | 第7章最終段階前まで |
ドロップ率は約5%(約20回に1回)とかなり低めです。
Switch Online版をプレイしている場合は、巻き戻し機能を活用して戦闘結果をやり直すことで、GBA版と比べて格段に入手しやすくなっています。
隠しボス「キングのぞう」の倒し方
第8章のニューポークシティ右上にあるポーキー像は、特定の条件を満たすと隠しボスとして戦闘に突入します。
まずミラクルヨクバを倒し、付近の住人から話を聞いた後、像に3回話しかけてください。
このキングのぞうはHP99,999,999という破格の耐久力を持ち、通常攻撃では1ダメージしか与えられません。
正攻法で倒すにはとてつもない時間がかかるため、攻略のカギとなるのは「おおみそか」というアイテムです。
おおみそかを使うと相手のHPを一気に1まで減らすことができ、表示される「99,999,998」というダメージ数値は壮観です。
おおみそかは、像のすぐ近くにいるブタマスクから3,000DPで購入できます。
もう一つの攻略法は、「PKフラッシュ」の即死効果を狙う方法ですが、発動確率がランダムなため安定性には欠けます。
その他の見逃しやすいレアドロップと隠しアイテム
まぼろし系装備以外にも、見逃しやすいレアアイテムは複数存在します。
第8章でブタマスクたいさが低確率でドロップする「すっごいマント」は、強力な防具として知られています。
ゲーム全体で最もドロップ率が低いのは2%で、ミスターバッティの「ナッツクッキー」やネガティブマンの「メテオタイト」がこれに該当します。
また、各章の特定のタイミングでしか入手できないアイテムも多いため、章が進むたびに取りこぼしがないか確認する習慣をつけておくとよいでしょう。
プレゼントボックスの中身だけでなく、特定のオブジェクトを調べた際に出現するマジックバタフライなども見逃しやすいポイントです。
バグ・ハマりポイントと回避方法
イカヅチの塔のカエルハマリに要注意
MOTHER3で最も危険なバグとして知られているのが、第5章イカヅチの塔で発生する「カエルハマリ」です。
キングPさまの部屋にいるセーブ用カエルの位置によっては、リュカが壁とカエルの間に挟まれて完全に動けなくなります。
このハマリの厄介な点は、リセットしても状況が変わらないことです。
セーブ後に電源を切ってしまうと、そのデータは実質的に使用不能になる恐れがあります。
回避するには、カエルに話しかける際にできるだけ画面下部の位置からアクセスし、セーブ後に電源を切ることは極力避けてください。
万が一に備えて、この部屋に入る前の段階で別のカエルを利用してセーブしておくと安心です。
PPが0でもPSIが使えるバグ
特定の条件下で、PPが0の状態でもPSIを発動できるバグが確認されています。
再現条件が限定的であるため意図的に活用することは困難ですが、予期せず発生した場合はプレイヤーに有利に働くケースがほとんどです。
ゲームの進行に大きな影響を及ぼすものではないため、発生しても慌てる必要はありません。
装備コピーバグとその発生条件
装備品の持ち替えと廃棄を特定の手順で行うと、本来持っていないはずの装備が装備欄に残り続ける現象が報告されています。
発生条件はやや複雑で、グッズ欄を満杯にした状態で装備中のアイテムを廃棄し、直後に別のアイテムを受け取る、という操作が関わっています。
意図せず発生することはほぼありませんが、データ引き継ぎバグの実験中などに偶発的に起きることがあるようです。
知って得する小ネタ・隠し要素まとめ
ドアノブの壮大な旅路を追いかけよう
MOTHER3には、ゲーム全編を通して追跡できる隠し要素として「ドアノブ」のエピソードがあります。
オープニングで外れたドアノブは、その後のストーリーを通じてさまざまな人物の手に渡り、思わぬ場所に登場し続けます。
第1章ではトマスがドアノブを放り投げ、第3章ではサルサが拾ったものをヨクバが堀に投げ捨てます。
第4章では留置所の男がドアノブに関する拘留理由を語り、第7章では橋の上のおっさんが「東に向かって思い切り投げた。
肩が外れた」と証言します。
第8章ではエンパイアポーキービル地下で転がり落ちていき、エンディングの暗闇の中で最後にプレイヤーが見つけ出すことができます。
さらにキャストロールの最後の締めにまでドアノブが登場する徹底ぶりは、開発者の遊び心が詰まった名小ネタとして愛されています。
キャラクター名と地名に隠された秘密
MOTHER3のキャラクター名には、一貫したテーマが隠されています。
主人公一家は「火」に関連する名前で統一されており、フリントはフリントロック式銃、ヒナワは火縄銃、ボニーはかがり火を意味するbonfireの略に由来します。
双子のリュカ(LUCAS)とクラウス(CLAUS)はアナグラムの関係にあり、アゴタ・クリストフの小説三部作に登場する双子がモデルです。
リュカには「竜」の意味も込められていると言われています。
マジプシーの名前は音楽用語のモード(旋法)から取られており、命名は音楽担当の酒井省吾氏によるものです。
地名にも意味が込められており、「ノーウェア島」はNowhere(どこにもない場所)であると同時にNow Here(今ここ)とも読める、ユートピアを意味する二重の言葉遊びになっています。
しぼりたてミルクの変化とクセのあるチーズの謎
時間経過で変化するアイテムも、MOTHER3ならではの小ネタです。
「しぼりたてミルク」はしばらく持っていると「ふるいミルク」に変化し、さらに放置すると「ヨーグルト」になります。
ミルクがなくなった場合は、エオリアの家の近辺にいるウシから乳搾りで再入手が可能です。
「クセのあるチーズ」はさらにユニークな仕様を持っています。
キャラクターがこのアイテムを好きか嫌いかの判定は、プレイごとにランダムで決まります。
さらにリュカの場合は名前の文字数によっても判定が変わるとされており、プレイヤーの間で長く議論されてきた謎のひとつです。
戦闘を有利にする上級バトルテクニック
ドラムロール式HPを最大限活用する方法
MOTHER3のHP表示は前作から継承された「ドラムロール式」を採用しています。
ダメージを受けてもHPが瞬時にゼロにならず、ドラムのように徐々に減少していく仕組みです。
この減少が完了する前に回復アイテムやPSIで回復すれば、たとえ致命的なダメージを受けても生き延びることができます。
前作MOTHER2との大きな違いは、HP計算がドラムロールの表示とは別に内部で即時処理される点です。
例えばHP150の状態で300のダメージを受けた直後にHP120の回復を行った場合、最終的なHPは確実に120で停止します。
戦闘中に「ガード」を選択すると、ドラムの減少速度がさらに遅くなります。
味方が致命打を受けた際、次のターンですぐに回復できない場合は、あえてガードを選んで時間を稼ぐ戦法が有効です。
キャラクターの最大HPが高いほどドラムがゼロになるまでの猶予が長くなるため、レベルアップによる恩恵がバトルの安定感に直結します。
バフ・デバフを制する者がボス戦を制する
MOTHER3ではバフとデバフの効果が前作から大幅に強化されており、終盤のボス戦はこれらの活用を前提としたバランス設計がなされています。
ステータス上昇系のPSIは1種類につき3回まで重ねがけが可能で、上昇率は上昇限界に対して2/4、1/4、1/4と分配されます。
「ツヨメリン」などのアイテムを使えば、1回で上昇限界に到達できるため、PSI3回分の効果を一度に得られます。
特に注目すべきは、オフェンスアップとサウンドバトルの相乗効果です。
攻撃力を上げた状態でサウンドバトルを成功させると、HITごとのダメージが掛け算で増幅されるため、ボス戦での総ダメージが飛躍的に伸びます。
一方、敵にステータスを下げられた場合でも、再度PSIやアイテムで上昇限界まで戻すことが可能です。
この仕様を理解しているかどうかで、終盤の難易度体感が大きく変わります。
レベル上げの効率を最大化するスポット選び
各章にはそれぞれ効率のよいレベル上げスポットが存在します。
第4章ではキマイラ研究所西の温泉付近がベストポイントで、「だちょうゾウ」を倒しつつ温泉で回復し、おんせんたまごも量産するサイクルが組めます。
第7章になったら、キマイラ研究所の自販機で「エネミーバッファライザー」を大量購入しましょう。
このアイテムをボニーに持たせて使用すると、出現する敵が強化される代わりに獲得経験値が増加します。
レベルアップ時のパラメータ上昇値はLv19まで固定ですが、Lv20以降は変動制になります。
上昇値に納得がいかない場合は、レベルアップ直前にセーブし、結果を確認してからリロードする吟味も可能です。
Switch Online版では巻き戻し機能が使えるため、この吟味作業がさらに手軽になっています。
Switch Online版で変わった裏技事情
巻き戻し機能がもたらす革命的な変化
2024年2月に配信されたSwitch Online版のMOTHER3には、GBA版にはなかった「巻き戻し機能」が搭載されています。
ZLボタンとZRボタンを長押しすることで、約1分前の状態まで遡ってプレイを再開できる機能です。
この機能がMOTHER3のプレイスタイルに与えた影響は非常に大きなものがあります。
サウンドバトルで失敗しても即座にやり直せるため、リスクなしで練習を積めるようになりました。
レアアイテムの厳選も、戦闘後にドロップしなかった場合は巻き戻して再挑戦できるため、ドロップ率約5%のまぼろし系装備の入手難度が大幅に下がっています。
レベルアップ時のパラメータ吟味も、巻き戻しによってセーブ・ロードの手間なく行えます。
Switch Online版での注意点
一方で、Switch Online版にはGBA版との微妙な差異も報告されています。
一部のプレイヤーからは、入力遅延やフレームレートの差がサウンドバトルのタイミングに影響する可能性があるとの指摘があります。
GBA実機でのプレイ感覚に慣れている場合は、若干の調整が必要になるかもしれません。
また、巻き戻し機能を多用しすぎると、本来のゲームバランスが持つ緊張感が薄れるという意見も一般的に見られます。
初プレイの方は、まずは機能に頼らずにプレイし、ゲーム本来の手応えを楽しんでから活用を検討するのもひとつの選択肢です。
やりこみ派のための上級攻略ガイド
たたかいのきおくコンプリートへの道
「たたかいのきおく」はMOTHER3のモンスター図鑑で、一度戦った敵のグラフィックや説明文を閲覧できる機能です。
コンプリートを目指すうえで最大の壁は、章ごとの限定モンスターの存在です。
特に第1章限定の「ススダンゴ」「マメチコ」「トビマウス」は出現条件が限定的で、見逃すプレイヤーが非常に多いことで知られています。
ススダンゴは留置所脱獄後に焼け跡付近で出現しますが、走って近づくと風で散ってしまうため、必ず歩いて接近する必要があります。
マメチコも同時期に出現し、近づくと地面に潜るため、姿を現すタイミングを待って接触します。
さらに注意すべきは、「たたかいのきおく」を入手できるのが第2章のオソヘ城であるという点です。
第1章の時点では図鑑自体を所持していませんが、戦闘画面に入った記録は自動で蓄積される仕組みになっているため、第1章でもすべての敵と1回は戦っておく必要があります。
コンプリートしても特典や報酬はありませんが、やりこみ要素としてチャレンジするプレイヤーは多く、図鑑に並ぶ糸井重里氏の独特な解説文を読むこと自体が楽しみのひとつです。
低レベルクリアへの挑戦
MOTHER3はシンボルエンカウント方式を採用しているため、敵との接触を避けることで戦闘そのものをスキップできます。
この仕様を活かし、必須戦闘のみで進める低レベル攻略は、熟練プレイヤーの間で人気のやりこみ要素となっています。
低レベル攻略では、ドラムロールの猶予時間が極端に短くなるため、回復のタイミングが非常にシビアです。
HPが低い状態ではドラムが瞬時にゼロに到達してしまうため、バフ・デバフによる被ダメージの軽減と、短期決戦を可能にするPSI攻撃の選択が成否を分けます。
ボニーの高い素早さを活かしてシールド剥がしや補助役を担わせる戦略や、限られたリソースの中でボムやシオミズデッポウなどの消費アイテムを計画的に使う工夫が求められます。
なお、低レベル攻略ではデータ引き継ぎバグの使用は一般的に禁止事項として扱われています。
MOTHER2との裏技・仕様の違いを徹底比較
前作MOTHER2のプレイ経験がある方にとって、仕様の違いを把握しておくことは攻略の効率に直結します。
以下の表で主要な差異を整理しました。
| 項目 | MOTHER2 | MOTHER3 |
|---|---|---|
| 全滅時のペナルティ | 所持金半額、病院からリスタート | セーブカエルから全快リスタート(後半はDP半減) |
| レベル差エンカウント回避 | 弱い敵には即勝利(経験値あり) | 弱い敵はダッシュで蹴散らす(経験値なし) |
| HP回復施設 | ホテル(有料) | 温泉(無料、各所に配置) |
| セーブ方法 | 電話(町中に限定) | カエル(フィールド各所に配置) |
| バフ・デバフの重要度 | 低い(使わなくても問題ない) | 高い(終盤は使用前提のバランス) |
| 状態異常回復 | 一部ヒーリングで治せないものあり | 全異常がヒーリングで対処可能 |
| ドラムロール速度 | 速い | 遅い(ガードでさらに減速) |
| アイテム使用制限 | キャラ専用アイテムあり | 全員が全アイテムを使用可能 |
全体として、MOTHER3ではプレイヤーの快適性が大幅に向上しています。
セーブポイントの細かな配置や無料回復の温泉の存在は、探索のテンポを崩さない設計思想の表れといえるでしょう。
一方で、バフ・デバフの活用やサウンドバトルといった新要素が戦略の幅を広げているため、MOTHER2の感覚のまま進めると終盤で苦戦する場合があります。
まとめ:マザー3の裏技を駆使して冒険を楽しもう
- データ引き継ぎバグを使えば、装備品とPSIを引き継いだ2周目プレイが可能になる
- サウンドバトルは敵を眠らせてリズムを聞き取る方法が最も確実なテクニックである
- サウンドバトルを使わなくてもゲームクリアは十分に可能で、補助PSIの活用が代替手段となる
- 第1章でボニーにアイテムを渡しておくと第4章に引き継がれ、序盤の資金繰りが楽になる
- まぼろし系装備は入手時期を逃すと二度と手に入らないため、事前の情報確認が必須である
- 隠しボス「キングのぞう」はHP約1億だが、「おおみそか」を使えば一撃でHPを1にできる
- イカヅチの塔のカエルハマリはリセットでも復旧しない致命的なバグのため、セーブ位置に注意が必要である
- Switch Online版の巻き戻し機能により、レアドロップ厳選やサウンドバトル練習が大幅に効率化された
- バフ・デバフの効果はMOTHER2から大幅に強化されており、終盤ボス戦では活用が事実上必須である
- たたかいのきおくのコンプリートや低レベル攻略など、やりこみ要素が豊富で長く楽しめる作品である

コメント