モンハンワールドのストーリーがひどいと言われる7つの理由

モンハンワールドは全世界で2,900万本以上を売り上げた大ヒット作品ですが、ストーリーに関しては厳しい評価が多く見られます。

「受付嬢がうざい」「展開が雑」「ムービーがスキップできない」といった不満の声は、発売から数年経った今でも絶えません。

アクションゲームとしては最高峰の評価を受けながら、なぜストーリー面ではこれほど批判されるのでしょうか。

この記事では、モンハンワールドのストーリーがひどいと言われる具体的な理由を7つに整理し、それぞれの問題点を詳しく解説します。

後続作品との比較や、ストーリーが苦手な方向けの楽しみ方もお伝えしますので、これから始める方も、すでにプレイ中の方も参考にしてください。

目次

モンハンワールドのストーリーがひどいと言われる7つの理由

モンハンワールドのストーリーが批判される理由は、大きく分けて7つあります。

キャラクター描写の問題、脚本の粗さ、そしてシステム面での不便さが複合的に絡み合い、プレイヤーの不満につながっています。

ここでは、それぞれの問題点を具体的に見ていきましょう。

受付嬢の言動がうざい・イライラする

モンハンワールドのストーリーで最も批判を集めているのが受付嬢の存在です。

プレイヤーの相棒として常に行動を共にするキャラクターですが、危険な場所に勝手についてきてトラブルを起こしたり、支給品を無断で漁ったりする行動がプレイヤーの反感を買っています。

さらに、主人公に助けられても十分な感謝を示さず、初対面に近い段階から一方的に「相棒」と呼び始める点も不評の原因となっています。

海外プレイヤーからも同様の批判が多く、国内外問わず嫌われているキャラクターです。

キャラクターの背景描写が薄く感情移入できない

大団長やフィールドマスターといった重要キャラクターたちは、立派な肩書きを持っているにもかかわらず、その過去や人となりがほとんど描かれていません。

「どういう経緯で新大陸に来たのか」「どんな苦労を乗り越えてきたのか」といった背景情報が不足しているため、終盤で彼らが感情的になる場面でも、プレイヤーは置いてけぼりにされてしまいます。

キャラクターの魅力を引き出す描写が足りないまま、雰囲気だけで話が進んでいく印象を受けるのです。

NPCが無能すぎてすべて主人公任せ

新大陸に派遣された調査団は、選ばれた優秀なハンターたちで構成されているはずです。

しかし、ストーリー中の大型モンスターとの戦闘では、ほぼすべてが主人公一人に任されます。

他のNPCハンターたちは戦闘になると姿を消し、冷やかすだけで手を貸してくれません。

背中に武器を背負っているにもかかわらず、戦わないNPCたちの姿は、設定との矛盾を感じさせます。

セリフが気取りすぎて寒い

「歌」「全てを超えた先」「導きの青い星」といった詩的な表現が多用されていますが、これらの言葉が使われる文脈や伏線が十分に用意されていません。

雰囲気重視のセリフを次から次へとキャラクターたちがドヤ顔で言い合うシーンは、プレイヤーによっては恥ずかしさすら感じるものとなっています。

普通に話してくれた方がよほど伝わるという声は少なくありません。

展開が雑で伏線が回収されない

「調和」を掲げながら実際には侵略と狩猟を繰り返す矛盾や、助けてくれたネルギガンテを「調査」と称して追い詰める不自然さなど、ストーリーの展開に説得力が欠けている部分が目立ちます。

プレイヤーが「なぜモンスターが移動するのか」「謎の声の正体は何か」といった疑問を抱いても、物語がそれに応えてくれる前に話が進んでしまうのです。

行間を読むレベルではなく、想像で補完しなければならない場面が多すぎるという批判があります。

ムービーがスキップできない

モンハンワールドではストーリームービーをスキップする機能がありません。

初回プレイでは問題ないかもしれませんが、2周目以降や、すでに見たムービーを繰り返し見せられることへの不満は大きいものがあります。

エンディングロールですらスキップできないため、周回プレイを想定したゲームとしては致命的な欠点といえます。

マルチプレイでストーリーを一緒に進められない

友達と一緒にストーリーを最初から進めたいと思っても、モンハンワールドではそれが非常に困難です。

任務クエストの進行度が同じでないとマルチプレイに参加できず、初めてプレイするクエストでは全員がカットシーンを見終わるまで待つ必要があります。

「友達と一緒に始めたのに、全然一緒に遊べない」という声は海外プレイヤーからも多く寄せられています。

受付嬢が嫌われる具体的な理由と蔑称ウケツケジョーの由来

受付嬢への批判は単なる好みの問題ではなく、具体的な問題行動に基づいています。

彼女がなぜここまで嫌われるのか、詳しく見ていきましょう。

勝手についてきてトラブルを起こす行動パターン

受付嬢は本来、拠点でクエストを受け付ける役割のキャラクターです。

しかしモンハンワールドでは、危険なフィールドに何度も同行し、そのたびにトラブルを引き起こします。

瘴気の谷への単独侵入や、モンスターに襲われて救助が必要になる場面など、主人公の負担を増やす存在として描かれてしまっています。

喋らない主人公の代わりに会話を担当させたかったという開発意図は理解できますが、その結果として「足手まとい」という印象を与えることになりました。

感謝も謝罪もない一方的な相棒呼び

過去作の受付嬢は拠点で待機し、クエストの斡旋と助言を行う存在でした。

プレイヤーとの距離感が適切に保たれていたのです。

一方、本作の受付嬢は出会って間もない段階から主人公を「相棒」と呼び始めます。

絆を深めるようなイベントがないまま親しげに振る舞われることへの違和感を覚えるプレイヤーは多いです。

何度助けても十分な感謝が返ってこない点も、不快感を増幅させています。

支給品を漁る・危険地帯に単独突入など問題行動一覧

受付嬢の問題行動を整理すると、以下のようなものが挙げられます。

問題行動 詳細
支給品の無断使用 ハンター用の支給品を勝手に漁る描写がある
危険地帯への単独突入 瘴気の谷など危険なエリアに一人で入り込む
トラブルメーカー 行く先々で問題を起こし、主人公に尻拭いさせる
過剰なリアクション 大げさな反応が不自然で鼻につく
一方的な相棒認定 初対面に近い段階から馴れ馴れしく接する

これらの行動が積み重なり、プレイヤーからは「ウケツケジョー」という蔑称で呼ばれるようになりました。

イビルジョーというモンスターになぞらえた名前で、厄介者という意味が込められています。

ストーリーの構成自体は悪くない?擁護派の意見まとめ

批判が多いモンハンワールドのストーリーですが、擁護する意見も存在します。

ここでは肯定的な評価を紹介します。

起承転結の骨格はしっかりしている

物語の大枠である起承転結自体は成立しているという指摘があります。

新大陸への渡航から始まり、古龍の謎を追い、最終的に巨大な脅威を退けるという流れは、王道的なストーリー構成といえます。

問題はその「見せ方」にあり、骨組み自体は決して悪くないという評価です。

過去作と比べてストーリー性は大幅に向上

携帯機時代のモンハンシリーズは、ストーリーらしいストーリーがほとんどありませんでした。

テキストと最低限のムービーで進行する内容は、あくまでモンスター狩猟のおまけという位置づけでした。

それと比較すれば、モンハンワールドは本格的なストーリーに初めて挑戦した作品であり、シリーズ内では最もストーリー性が高いといえます。

フルボイス化で内容は理解しやすくなった

本作ではNPCがフルボイスで喋るようになり、ストーリーの内容を把握しやすくなりました。

ゲームプレイ中もボイスでアドバイスが入るため、テキストを読まなくても攻略のヒントを得られます。

オプションで従来のモンハン語に切り替えることも可能で、プレイヤーの好みに対応しています。

アイスボーンでストーリーは改善されたのか?

大型拡張コンテンツ「アイスボーン」では、ワールド本編への批判を受けて改善が期待されました。

しかし結果は、ファンの期待に応えるものではありませんでした。

受付嬢の扱いはむしろ悪化した

アイスボーンでは受付嬢の出番が減るどころか、むしろ主役級の扱いで続投しました。

ワールドであれだけ批判を浴びたにもかかわらず、開発がその声を軽視したように見えてしまいます。

国内外を問わず評判の悪いキャラクターを中心に据えた判断には、多くのプレイヤーが困惑しました。

シナリオの雑さは変わらずファンの失望を招いた

「まともなストーリーは初挑戦だから」という言い訳が通用したワールドとは違い、アイスボーンは2作目です。

前作の反省を踏まえて軌道修正できたはずなのに、言葉選びの稚拙さや展開の雑さは改善されませんでした。

「シナリオライターを変えない限り、今後も同じクオリティのものが出てくる」という失望の声が多く見られます。

ウィッチャーコラボとの品質差が浮き彫りに

ワールドで実施されたウィッチャーとのコラボクエストは、1クエスト内の会話イベントだけでNPCの魅力を引き出すことに成功しました。

これまで嫌われ傾向にあった植生研究所の所長の過去が掘り下げられ、評価が一変するほどの出来栄えでした。

コラボ先の協力があったとはいえ、本編ストーリーとの品質差は歴然としており、「本編でもこのクオリティを出してほしかった」という声が上がっています。

ライズ・サンブレイクとワールドのストーリー比較

後続作品であるモンハンライズとその拡張コンテンツ「サンブレイク」では、ワールドの問題点がどの程度改善されたのでしょうか。

盟友システムでNPCも戦う描写が追加

サンブレイクでは「盟友」というシステムが導入され、NPCハンターが実際に戦闘に参加するようになりました。

主人公以外のキャラクターも働いているという描写が加わったことで、「全部主人公任せ」という批判への回答となっています。

プレイヤーからは「大分改善した」という評価を得ています。

アニメ調でオーバーリアクションが自然に見える

ライズシリーズはワールドと比べてアニメ寄りの絵柄を採用しています。

そのため、キャラクターの大げさなリアクションも違和感なく受け入れられます。

ワールドのリアル志向のグラフィックでは浮いて見えた演出が、ライズでは自然に映るという違いがあります。

テンポの良さとマルチの遊びやすさで改善

ライズではストーリー進行のテンポが良く、マルチプレイの制限もワールドより緩和されています。

友達と一緒に遊びやすい設計になっており、ストーリーを進める際のストレスが軽減されました。

ただし、世界観描写の作り込みという点ではワールドに軍配が上がるため、一長一短といえます。

最新作ワイルズのストーリー評価は?ワールドの反省は活かされたか

2025年に発売されたモンハンワイルズでは、ワールドで指摘された問題点への対応が見られます。

主人公がボイス付きで喋る仕様に変更

ワイルズでは主人公がボイス付きで喋るようになりました。

これにより、受付嬢のような「喋らない主人公の代弁者」を無理に配置する必要がなくなりました。

プレイヤーキャラクター自身が会話に参加することで、感情移入しやすくなっています。

ムービースキップ機能がついに実装

ワールドで不評だったムービースキップ不可の問題は、ワイルズで解消されました。

タッチパッドを長押しすることで、料理シーンやストーリームービーをスキップできます。

周回プレイを想定したユーザーにとって、待望の機能追加といえます。

賛否両論だがアクション面は傑作との評価

ワイルズのストーリー評価は賛否両論となっています。

「ワールドよりは良くなった」という声がある一方、「まだ不十分」という意見も見られます。

ただし、アクション面については傑作という評価が多く、「ストーリーは微妙だがゲームプレイは最高」という構図はワールドと似た状況です。

ストーリーが苦痛な人向けの攻略法と楽しみ方

ストーリーに魅力を感じられない場合でも、モンハンワールドを楽しむ方法はあります。

ストーリークリアまでの所要時間は40〜50時間

メインストーリーのクリアまでは、平均40〜50時間程度かかります。

武器作成やサブクエストを含めるとさらに時間が必要です。

ストーリーが苦痛に感じる場合は、効率よく進めることを意識し、寄り道を最小限に抑えるのも一つの選択肢です。

クリア後のエンドコンテンツが本番という考え方

多くの長年のファンは「ストーリークリア後がモンハンの本番」と考えています。

歴戦個体や調査クエスト、装飾品集めといったエンドコンテンツこそが、モンハンの醍醐味だという意見です。

ストーリーはエンドコンテンツへの導入部分と割り切ってしまうのも、精神的な負担を減らす方法といえます。

アクション・狩猟・世界観描写を楽しむ割り切り方

モンハンワールドは、ストーリー以外の部分では最高峰の評価を受けています。

モンスターの生態描写、フィールドの作り込み、アクションの爽快感は、シリーズ随一のクオリティです。

「ストーリーは無視して、狩猟アクションと世界観を楽しむ」という姿勢でプレイすれば、十分に元が取れるゲームです。

モンハンワールドを今から始める人への注意点

これからモンハンワールドを始める方に向けて、事前に知っておくべきポイントをお伝えします。

2周目以降はムービースキップ不可がストレスに

セーブデータを作り直して最初からプレイする場合、すべてのムービーを再度見る必要があります。

スキップ機能がないため、2周目以降は待ち時間が苦痛になる可能性があります。

複数キャラクターを作成する予定がある方は、この点を覚悟しておいてください。

友達と最初から一緒に進めるのは困難

前述の通り、ストーリークエストには進行度の制限があります。

友達と同時に購入して一緒に始めても、各自でカットシーンを見てから合流する必要があり、思い描いたような協力プレイは難しいです。

ストーリークリア後のフリークエストやイベントクエストでは制限がなくなるため、本格的なマルチプレイはクリア後と考えておくとよいでしょう。

受付嬢の言動は覚悟しておくべき

受付嬢の言動にイライラする可能性は高いです。

事前に「そういうキャラクターなのだ」と割り切っておくことで、精神的なダメージを軽減できます。

彼女の行動を笑い飛ばせるくらいの心構えでプレイすることをおすすめします。

まとめ:ストーリーはひどいがアクションは神ゲー

  • モンハンワールドのストーリー批判の中心は受付嬢の問題行動にある
  • キャラクターの背景描写不足でプレイヤーが感情移入できない
  • NPCが戦闘に参加せず、すべて主人公任せの展開が不評
  • 気取ったセリフと雑な展開が物語への没入を妨げている
  • ムービースキップ不可は2周目以降で大きなストレスになる
  • マルチプレイでストーリーを一緒に進めるのは非常に困難
  • 拡張版アイスボーンでもストーリーの問題点は改善されなかった
  • 後続作品のライズ・サンブレイクでは盟友システムなどで改善が見られた
  • 最新作ワイルズではムービースキップ機能が実装された
  • ストーリーへの批判は多いが、アクションゲームとしては最高峰の評価を維持している
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