美術館を舞台にした名作ホラーゲーム「Ib(イヴ)」は、独特の世界観だけでなく、その音楽の美しさでも多くのファンを魅了し続けています。
「Ibで流れるあの曲の名前が知りたい」「ゲームオーバーのときに流れるBGMは誰が作ったの?」といった疑問を持つ方は少なくないでしょう。
この記事では、Ibに収録されている全楽曲の一覧と使用場面、各曲の作曲者情報、さらにリメイク版での変更点やサウンドトラックの配信状況まで、IbのBGMにまつわるすべての情報を網羅的にまとめています。
ゲームをプレイ済みの方はもちろん、これからプレイする方にとっても、Ibの音楽をより深く楽しむための手引きとなるはずです。
Ibとはどんなゲーム?BGMが愛される理由
Ibは2012年にkouri氏が個人で制作し、無料公開したホラーアドベンチャーゲームです。
RPGツクール2000で作られたフリーゲームでありながら、完成度の高さから国内外で絶大な人気を獲得しました。
2022年にはSteam版のリメイクが、2023年にはNintendo Switch版がそれぞれ発売され、10年以上経った現在も新たなファンを増やし続けています。
美術館を舞台にしたホラーアドベンチャーの概要
Ibの物語は、9歳の少女イヴが両親と訪れた美術館から始まります。
架空の芸術家「ワイズ・ゲルテナ」の展覧会を鑑賞していたイヴは、気がつくと誰もいない不思議な美術館の世界に迷い込んでしまいます。
プレイヤーはイヴを操作し、不気味な絵画や彫刻が動き出す館内を探索しながら、仕掛けを解いて脱出を目指します。
道中で出会う青年ギャリーや、謎の少女メアリーとの関係性によって物語は分岐し、複数のエンディングが用意されている点も大きな特徴です。
派手な演出や過激な描写に頼らない、静かな恐怖と切なさが同居する作風は、フリーゲームの枠を超えて高く評価されています。
「静」をテーマにした音楽設計が高く評価される理由
IbのBGMが多くのファンに愛されている最大の理由は、ゲーム全体のコンセプトと音楽が見事に調和している点にあります。
制作者のkouri氏は自身のブログで、Ibのテーマは「静」であると明言しています。
この方針に基づき、ゲーム内の音楽はすべて静謐で落ち着いたトーンの楽曲で統一されました。
美術館という舞台設定にふさわしい、クラシカルで繊細な曲調が、不気味さと美しさを同時に感じさせる独特の空気感を生み出しています。
さらに注目すべきは、キャラクターごとに楽器が割り当てられているという音楽設計です。
イヴにはピアノ、ギャリーにはクラシックギター、メアリーにはオルゴールと、それぞれの人物像や物語上の役割に合った音色が選ばれています。
こうした緻密な設計が、単なるBGMを超えた物語体験を生み出しており、フリーゲームの音楽としては異例ともいえる高い評価につながっています。
Ibの全BGM曲一覧と使用場面まとめ
Ibに収録されている楽曲は、オリジナル版(ver1.07)で全17〜18曲です。
クラシック音楽のアレンジからオリジナル楽曲まで、多彩な音楽がゲームの各場面を彩っています。
ここでは主要な楽曲を使用場面ごとに整理して紹介します。
タイトル画面やオープニングで流れる曲の一覧
ゲームを起動して最初に耳にするのが、タイトル画面の楽曲です。
| 曲名 | 英語名 | 使用場面 |
|---|---|---|
| 記憶 | Memory | タイトル画面(メインテーマ) |
| spreludenew | Prelude in C Minor | オープニング |
メインテーマである「記憶(Memory)」は、Ibを象徴する楽曲として広く知られています。
ピアノの柔らかな旋律が印象的で、「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」では2012年の集計で297位にランクインした実績を持ちます。
オープニングで使用される「Prelude in C Minor」は、クラシックギターによる短い前奏曲で、これから始まる物語への期待感と不安感を同時に喚起する楽曲です。
各エリアで流れるBGMと対応する場面の解説
ゲーム中盤の探索パートでは、エリアごとに異なるBGMが割り当てられています。
| 曲名 | 英語名 | 使用場面 |
|---|---|---|
| Dining_room | Dining Room | 紫~茶の間 |
| Disappearance | Disappearance | 赤~灰の間 |
| Inquiry | Inquiry | 青~緑~黄の間 |
| 袋小路 | Blind Alley | ギャリー登場シーン(ギャリーのテーマ) |
| かくれんぼ | Hide and Seek | 白の絵の具玉のある部屋 |
| 誰もいない風景 | No One In Sight | スケッチブックの世界 |
| コレッリ ラフォリア | Corelli La Folia | 展覧会会場 |
| 傀儡道化 | Puppet | メアリーに関する場面(メアリーのテーマ) |
| BGM008 | BGM008 | おもちゃ箱の部屋 |
| 焦燥 | Uneasiness | ピンチの場面・緊迫シーン |
エリアBGMの中でも特に人気が高いのは、ギャリーのテーマとして親しまれている「袋小路(Blind Alley)」です。
クラシックギターの哀愁漂う旋律が、ギャリーというキャラクターの内面を映し出すような楽曲となっています。
展覧会会場で流れる「コレッリ ラフォリア」は、17世紀イタリアの作曲家アルカンジェロ・コレッリの原曲を基にしたアレンジで、美術館という舞台設定に格調高い雰囲気を与えています。
また「焦燥(Uneasiness)」は、追われる場面や危機的状況で使用される楽曲で、普段の静かなBGMとの落差が恐怖を一層際立たせる効果を持っています。
エンディングやゲームオーバーで流れるBGMの詳細
物語の結末を飾る楽曲は、プレイヤーの記憶に深く刻まれるものばかりです。
| 曲名 | 英語名 | 使用場面 |
|---|---|---|
| 旅立ち | Departure | エンディングクレジット |
| El_sueno_de_la_muneca | The Little Doll’s Dream | ゲームオーバー |
| 古い人形 | Old Puppet | うごくえほんの場面 |
エンディングで流れる「旅立ち(Departure)」は、クラシックギターの温かみのある音色が特徴で、物語の余韻を美しく締めくくります。
一方、ゲームオーバー時に流れるBGMは「El_sueno_de_la_muneca(人形の小さな夢)」という楽曲です。
ゲームオーバーのBGMでありながら、どこか切なく美しい旋律を持つこの曲は、ファンの間でも印象深い楽曲として語られることが多い一曲です。
「古い人形(Old Puppet)」は、ゲーム中の「うごくえほん」のシーンで使用される楽曲で、素朴なオルゴール調のメロディーが不思議な世界観を演出しています。
Ibの音楽を手がけた作曲者は誰?素材元の情報を整理
Ibの楽曲は、kouri氏自身が作曲したものではなく、複数の音楽制作者やフリー素材サイトから楽曲の提供・使用許可を受けて構成されています。
それぞれの作曲者の情報を整理していきましょう。
最多楽曲を提供したクラシックギタリストの経歴と作風
Ibの音楽において最も多くの楽曲を提供しているのが、クラシックギタリストのYASUpochi(渡辺泰俊)氏です。
「袋小路」「かくれんぼ」「旅立ち」「Prelude in C Minor」「The Little Doll’s Dream」など、ゲームの主要な場面を彩る楽曲の大半を手がけています。
YASUpochi氏の楽曲は、本来二次使用が認められていないものでしたが、kouri氏が個別に許可を得て使用しています。
そのため、Ibの音楽を動画配信や二次創作に使用する際には、著作権上の注意が必要です。
2022年のリメイク版発売に合わせて、YASUpochi氏はSpotifyなどの音楽配信サービスを通じて「Ib Soundtrack」を公式にリリースしており、現在は正規のルートで楽曲を聴くことができます。
メインテーマ「記憶」を生んだ音楽制作者の情報
Ibの顔ともいえるメインテーマ「記憶(Memory)」と、緊迫シーンで使用される「焦燥(Uneasiness)」を制作したのは、イーエックス・インダストリー(EX Industry)という音楽制作者です。
「記憶」のピアノによる繊細な旋律は、ゲーム全体の雰囲気を決定づける重要な役割を果たしており、多くのファンがこの曲をIbの代名詞として挙げています。
ゲーム音楽の人気投票企画でもランクインするなど、フリーゲームの楽曲としては突出した知名度を誇る一曲です。
フリー音楽素材サイトから採用された楽曲と出典元
Ibでは、個別の作曲者から提供された楽曲に加えて、フリー音楽素材サイトの楽曲も活用されています。
| 素材元 | 該当曲 |
|---|---|
| Presence of Music | Dining Room、Disappearance、Inquiry |
| DOVA-SYNDROME | 誰もいない風景(No One In Sight) |
| 甘茶の音楽工房 | 古い人形(Old Puppet) |
| Pianos DauGe | BGM008 |
| Asterisk | 傀儡道化(Puppet) |
これらの素材サイトはそれぞれ独自の利用規約を持っているため、楽曲を利用する場合は各サイトの規約を確認する必要があります。
特にメアリーのテーマとして知られる「傀儡道化(Puppet)」を提供したAsteriskなど、フリー素材でありながら非常にクオリティの高い楽曲が揃っている点も、Ibの音楽が高く評価される一因といえるでしょう。
キャラクターごとに異なる楽器と音楽の演出
前述の通り、Ibではキャラクターごとに異なる楽器が割り当てられています。
この仕組みは単なる演出上の工夫にとどまらず、各キャラクターの本質や物語上の立ち位置を音で暗示するという、奥深い役割を担っています。
イヴのテーマに使われたピアノの役割
主人公イヴに割り当てられた楽器はピアノです。
メインテーマ「記憶(Memory)」に代表されるピアノの音色は、9歳の少女が持つ純粋さや繊細さを表現しています。
ピアノは美術館という格調高い空間にもよく馴染む楽器であり、ゲームの舞台設定との親和性も抜群です。
イヴ自身は言葉数が少ないキャラクターですが、ピアノの旋律がその内面の豊かさを雄弁に語っているといえるでしょう。
ギャリーを象徴するクラシックギターの楽曲
イヴが不思議な美術館で最初に出会う味方キャラクター、ギャリーにはクラシックギターが割り当てられています。
ギャリーのテーマ「袋小路(Blind Alley)」は、ナイロン弦の柔らかな音色で奏でられる哀愁に満ちた楽曲です。
大人の男性でありながらどこか繊細で優しいギャリーの人柄が、クラシックギターの温かくも物悲しい響きと見事に重なっています。
ゲームのエンディングクレジットで流れる「旅立ち(Departure)」もクラシックギターの曲であり、ギャリーとの冒険の記憶を穏やかに振り返るような余韻を残します。
メアリーとオルゴールの不穏な関係性
物語の途中で登場する少女メアリーには、オルゴールの音色が割り当てられています。
メアリーのテーマ「傀儡道化(Puppet)」は、オルゴールの可愛らしい音色でありながら、どこか機械的で冷たい印象を与える楽曲です。
この楽器選びには、メアリーというキャラクターの正体に関わる重大な伏線が隠されています。
オルゴールという「人の手で作られた楽器」が自動で音楽を奏でるという特性は、メアリーの存在そのものを暗示しているといえるでしょう。
一見無邪気で可愛らしい旋律の裏に潜む不穏さに、多くのプレイヤーがゲームクリア後に気づくという、巧みな音楽演出の好例です。
リメイク版でBGMはどう変わった?追加曲と変更点
2022年のリメイク版発売は、Ibの音楽面にも大きな変化をもたらしました。
オリジナル版の雰囲気を大切にしながらも、新たな楽曲の追加や既存曲の変更が行われています。
2022年Steam版で書き下ろされた新規オリジナル楽曲
リメイク版の最大のトピックは、リメイクのために書き下ろされた完全オリジナル楽曲が追加された点です。
オリジナル版ではフリー素材を中心に構成されていた音楽に、Ibのためだけに作られた新規楽曲が加わったことで、ゲーム全体の音楽的統一感がさらに高まりました。
リメイク版OSTのデータとしては全22曲が収録されており、オリジナル版より曲数が増加しています。
オリジナル版との音楽面での違いを比較
リメイク版ではBGMの一部が変更されており、オリジナル版とは異なる楽曲が使用されている場面がいくつか存在します。
オリジナル版のBGMに慣れ親しんだファンにとっては新鮮な体験となる一方、「元の曲の方が好みだった」という声も一部では聞かれます。
ただし、メインテーマ「記憶」やギャリーのテーマ「袋小路」など、ゲームを象徴する主要楽曲はリメイク版でも引き続き使用されており、作品の根幹となる音楽的アイデンティティは維持されています。
リメイク版ではグラフィックの一新や会話システムの追加なども行われているため、音楽の変更もこうした全体的な進化の一環として捉えるのが自然でしょう。
Nintendo Switch版での音楽仕様と収録曲数
2023年3月に発売されたNintendo Switch版は、基本的に2022年のSteam版リメイクと同じ内容を踏襲しています。
収録楽曲もSteam版と同一であり、Switch版独自の楽曲追加や変更は確認されていません。
携帯モードでイヤホンを使ってプレイすると、Ibの繊細なBGMをより没入感のある環境で楽しめるため、音楽を重視するファンからも好意的な反応が寄せられています。
IbのBGMを聴く方法は?サウンドトラックの配信情報
ゲームをプレイしていないときでも、Ibの音楽を楽しむ方法はいくつか用意されています。
公式・非公式を問わず、さまざまな形でIbの楽曲にアクセスすることが可能です。
Spotifyで配信中の公式アルバムと収録内容
IbのBGMを最も手軽に聴く方法は、Spotifyでの音楽配信です。
YASUpochi氏の名義で「Ib Soundtrack」(全20曲)と「Ib Soundtrack (Deluxe)」(全33曲)の2つのアルバムが2022年にリリースされています。
通常版にはゲーム内で使用された主要楽曲が収録されており、デラックス版にはさらにボーナストラックや別バージョンが含まれています。
Spotifyのアカウントがあれば無料プランでも再生が可能なため、気軽にIbの音楽世界に浸ることができるでしょう。
ゲーム内「真ゲルテナ展」で全曲を聴く方法
リメイク版・オリジナル版ともに、ゲーム内にサウンドテスト機能が搭載されています。
「真ゲルテナ展(True Guertena Exhibit)」と呼ばれるこの機能は、ゲーム内の4つのエンディングをすべて達成することで解放されます。
真ゲルテナ展では、ゲーム中に使用されたすべての楽曲を自由に再生できるほか、ゲームに登場する美術品の鑑賞も楽しめます。
全エンディングの達成が条件となるため、隅々までゲームをプレイしたファンへのご褒美的な要素ともいえるでしょう。
ピアノアレンジやオーケストラ編曲など二次創作の広がり
Ibの楽曲は、多くの音楽愛好家によってさまざまなアレンジが制作されています。
ピアノソロへの編曲や、オーケストラ編成でのメドレーなど、原曲の魅力を活かしつつ新たな表情を与えた作品が動画投稿サイトや楽譜共有サイトで数多く公開されています。
楽譜共有サイトではIbの楽曲のピアノアレンジ譜面が公開されており、自分で演奏して楽しむファンも少なくありません。
こうした二次創作の活発さは、Ibの音楽が持つ普遍的な魅力の証明といえます。
ただし、前述の通りYASUpochi氏の楽曲は本来二次使用が制限されているため、アレンジ作品の公開や使用にあたっては権利関係への配慮が欠かせません。
Ibの音楽にまつわる最新ニュースと話題
Ibは2012年の公開から10年以上が経過した現在も、音楽を含めたさまざまな展開が続いています。
近年の主要なトピックを時系列で整理します。
Identity VとIbのコラボで生まれたアレンジBGM
2025年4月、NetEase Gamesが開発・運営する非対称対戦ゲーム「Identity V(第五人格)」とIbのコラボレーションイベントが実施されました。
このコラボでは、Ibのメインテーマ「記憶(Memory)」のアレンジ版がログイン画面BGMとして使用されたほか、ギャリーのテーマやメアリーのテーマのIdentity V版アレンジも制作されました。
Ibの楽曲が他のゲーム作品内で公式にアレンジされたのは注目すべき出来事であり、原作の音楽の影響力があらためて示された事例といえます。
コラボ実施の発表時には大きな反響があり、長年のIbファンの間でも予想外のコラボとして話題を集めました。
配信者に届いた著作権申し立てと権利関係の注意点
2025年10月頃、海外のゲーム配信者がIbのプレイ動画に対してTencent(テンセント)から著作権の申し立てを受けたことが話題になりました。
Identity Vの運営元であるNetEase Gamesとの関係や、コラボに伴う楽曲権利の管理が背景にあるのではないかと推測されていますが、詳細な経緯は明らかになっていません。
この一件は、Ibの音楽を配信や動画で使用する際のリスクを浮き彫りにしました。
Ibの楽曲は複数の作曲者・素材サイトから構成されているため、利用にあたってはそれぞれの権利者の規約を個別に確認することが不可欠です。
特にYASUpochi氏の楽曲は、元々二次使用不可という条件でkouri氏が特別に許諾を得て使用しているものであり、第三者が無断で利用すると著作権上の問題が生じる可能性があります。
謎解きミュージアムなどリアルイベントでの音楽体験
2024年から2025年にかけて、「Ib謎解きミュージアム」と題したリアルイベントが各地で開催されました。
東京ドームシティのGallery AaMoでの初回公演は全公演が完売となり、2025年2月〜3月には新規の謎解きを追加した東京凱旋展も開催されています。
このイベントでは、ゲルテナの展覧会を再現した会場内を歩きながら謎を解くという体験型の内容が提供されており、会場内ではIbの楽曲が流れる空間を実際に体感できる仕掛けとなっています。
ゲーム画面越しではなく、実際の空間でIbの音楽に包まれるという体験は、ファンにとってかけがえのないものといえるでしょう。
IbのBGMに関するよくある質問
Ibの音楽について寄せられることが多い疑問に、ひとつずつ回答していきます。
Ibのゲームオーバー時に流れるBGMの曲名は?
Ibでゲームオーバーになった際に流れるBGMは「El_sueno_de_la_muneca」、日本語では「人形の小さな夢」と訳される楽曲です。
英語での正式名称は「The Little Doll’s Dream」で、作曲者はYASUpochi(渡辺泰俊)氏です。
クラシックギターで奏でられるこの曲は、ゲームオーバーという状況にもかかわらず、穏やかで夢見るような旋律が特徴的です。
「ゲームオーバーなのに美しい」「悲しいのに安らぐ」といった感想が多く見られ、Ibの独特な世界観を象徴する楽曲のひとつとして認知されています。
IbのBGMは著作権フリーで使用できる?
結論からいうと、IbのBGMを自由に使用することはできません。
Ibの楽曲は複数の異なる権利者から構成されており、それぞれの利用条件が異なります。
特にYASUpochi氏の楽曲は本来二次使用不可のものをkouri氏が許可を得て使用しているという特殊な経緯があるため、動画のBGMや配信での利用には慎重な対応が求められます。
DOVA-SYNDROMEや甘茶の音楽工房といったフリー素材サイトの楽曲についても、各サイトの利用規約に従う必要があります。
Ibの楽曲を何らかの形で利用したい場合は、使用する曲の出典元を特定し、各権利者の利用規約を必ず確認してください。
Ibの音楽が好きな人におすすめの類似ゲームは?
Ibの音楽が持つ「静かで繊細、かつ不穏さを秘めた雰囲気」を気に入った方には、いくつかの作品をおすすめできます。
同じくフリーゲーム出身の「ゆめにっき」は、環境音とアンビエントを多用した独特の音楽体験が楽しめる作品です。
「Pocket Mirror」は、Ibと同様に美術的なビジュアルと美しい音楽が融合したホラーアドベンチャーとして知られています。
また「OMORI」は、ピアノを基調とした楽曲が多く、感情に寄り添うような音楽設計がIbファンの感性に響きやすい作品です。
2025年にはIbや「ゆめにっき」から影響を受けたことを公言している「Alice’s World」がSteamでリリースされるなど、Ibの音楽的DNAは新しい世代のゲーム作品にも確実に受け継がれています。
まとめ:IbゲームのBGM全曲を知り尽くすための完全ガイド
- Ibはkouri氏が2012年に公開したフリーホラーゲームで、2022年にSteam版、2023年にSwitch版のリメイクが発売されている
- ゲーム全体のテーマは「静」であり、すべてのBGMがこのコンセプトに沿って選曲されている
- キャラクターごとに楽器が割り振られており、イヴはピアノ、ギャリーはクラシックギター、メアリーはオルゴールで表現されている
- 最も多くの楽曲を提供した作曲者はクラシックギタリストのYASUpochi氏で、本来二次使用不可の楽曲をkouri氏が特別に許可を得て使用している
- メインテーマ「記憶(Memory)」はイーエックス・インダストリーの制作で、ゲーム音楽の人気投票でもランクインしている
- ゲームオーバー時に流れるBGMは「The Little Doll’s Dream」というYASUpochi氏のクラシックギター曲である
- リメイク版ではBGMの一部変更と、書き下ろしの新規オリジナル楽曲の追加が行われている
- SpotifyではYASUpochi氏名義で通常版(20曲)とデラックス版(33曲)のサウンドトラックが配信中である
- 2025年にはIdentity Vとのコラボで「記憶」のアレンジ版が制作され、著作権に関する話題も生まれた
- IbのBGMは複数の権利者から構成されているため、利用にあたっては各楽曲の出典元と利用規約の確認が不可欠である

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