2026年3月20日に発売されたPearl Abyssの大型オープンワールドアクションアドベンチャー「紅の砂漠(Crimson Desert)」は、そのあまりにも膨大なボリュームがプレイヤーの間で大きな話題となっています。
「メインストーリーだけでどれくらいかかるのか」「何章まであるのか」「全要素をコンプリートするには何時間必要なのか」といった疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
この記事では、紅の砂漠のクリア時間をプレイスタイル別に整理し、ストーリー構成やボリュームの全体像、さらにはプレイ時間を左右する要因まで網羅的に解説していきます。
購入前の検討材料として、あるいはプレイ中の進捗確認として、ぜひ参考にしてください。
紅の砂漠のクリア時間はどれくらい?プレイスタイル別に解説
紅の砂漠のクリア時間は、プレイスタイルによって大きく異なります。
メインストーリーのみを追った場合でも75時間から95時間ほどが必要とされており、サブコンテンツを含めた標準的なプレイでは100時間を超えるのが一般的です。
以下の表に、プレイスタイル別のクリア時間目安をまとめました。
| プレイスタイル | クリア時間の目安 |
|---|---|
| メインストーリーのみ(最短ルート) | 75〜95時間 |
| ストーリー+適度な寄り道 | 100〜130時間 |
| やり込み・コンプリート志向 | 200〜400時間以上 |
発売前にPearl Abyssが「メインストーリーは50〜80時間程度」と公式にアナウンスしていましたが、実際のプレイヤー報告はこの見積もりを大幅に上回る傾向にあります。
ボス戦の難易度が高く、メインストーリーを進めるためにもサブクエストでのキャラクター強化が事実上必須となっているため、純粋にメインだけを駆け抜けること自体が難しい設計です。
海外の大手レビューサイトHowLongToBeatに登録されている中央値は約182時間となっており、多くのプレイヤーがサブコンテンツにもかなりの時間を費やしていることがわかります。
紅の砂漠は何章まである?全14章のストーリー構成
紅の砂漠のメインストーリーは、プロローグとエピローグを含む全14章で構成されています。
物語は、主人公クリフが所属する傭兵団「灰色たてがみ」が敵対組織「黒い熊」に襲撃され、仲間と居場所を失うところから始まります。
プレイヤーはクリフとして、散り散りになった仲間を集めながら傭兵団を再建し、広大なファイウェル大陸に隠された謎に挑んでいくことになります。
操作可能なキャラクターは、主人公のクリフに加えて、オーク族の戦士ウンカ、貴族の女性デミアンの計3名です。
それぞれ得意とする武器や技が異なり、プレイスタイルに幅を持たせてくれます。
ストーリーの進行に伴い、5章や7章あたりからボスの攻撃パターンが大幅に激化するとの報告が多く寄せられています。
このタイミングで一気に難易度が跳ね上がるため、事前のキャラクター育成や回復アイテムの確保が重要になってきます。
終盤に向けてさらに歯ごたえのある戦闘が待ち受けており、全14章を走り切るには相応の準備と覚悟が求められるでしょう。
紅の砂漠のボリュームがすごい|メインだけでは終わらない理由
紅の砂漠が「ゲーム史上最高クラスのボリューム」と評される理由は、メインストーリー以外のコンテンツ量にあります。
サブクエストだけでも500以上が用意されており、空中に浮かぶ遺跡「アビス」のパズルは40種類、ミニゲームは腕相撲や弓術大会など16種類も存在します。
さらに、狩り・釣り・採集などの資源集め、ロボット作り、ハウジング、馬車での行商、犬や猫のペット収集といったスローライフ要素も充実しています。
料理システムの作り込みは特に評価が高く、「ここまで料理に力を入れたオープンワールドゲームは見たことがない」という声が多数上がっているほどです。
重要なのは、こうしたサブコンテンツが単なるオマケではなく、メインストーリーの攻略に直結している点です。
サブクエストをクリアすることでインベントリの容量が拡張され、素材集めを通じて回復アイテムを確保し、遺跡の攻略で強化素材「アビスアーティファクト」を入手できます。
つまり、メインストーリーだけを効率よく進めようとしても、キャラクターの強化と装備の充実が追いつかず、どこかで必ず寄り道が必要になる設計なのです。
この構造こそが、公式発表の「50〜80時間」と実際のクリア時間に大きな差が生まれる最大の原因と言えるでしょう。
紅の砂漠のクリア時間が長くなる5つの要因
紅の砂漠のクリア時間がプレイヤーによって大きくばらつく背景には、いくつかの明確な要因があります。
ここでは、プレイ時間を特に左右する5つのポイントを解説します。
ボス戦の高い難易度と回復アイテムの準備
ストーリー中盤以降のボスは動きが非常に素早く、攻撃も苛烈です。
何も対策をしなければ1〜2秒で瞬殺されることもあり、死にゲーのような難易度に感じるプレイヤーも少なくありません。
回復アイテムは料理で賄う仕組みになっていますが、回復量の高い料理を十分に作るためには素材集めに時間を割く必要があります。
店で購入できる材料だけでは高品質な料理は2〜3個しか作れないことが多く、ここで大きな時間差が生まれるのです。
インベントリ容量の制約
初期のインベントリには約50枠しか空きがなく、膨大な種類のアイテムを前にするとあっという間に埋まってしまいます。
容量を拡張するにはサブクエストをクリアする必要があり、発売後のアップデートで個人倉庫が追加されたものの、序盤のやりくりには工夫が欠かせません。
このインベントリ管理に費やす時間が、想定以上にプレイ時間を押し上げる要因になっています。
アビス(空中遺跡)の謎解き
全40種類のアビスにはそれぞれ固有のパズルが用意されており、一部は非常に難解です。
レビュアーの中には「謎解きで詰まったことでクリアに130時間かかった」と報告している例もあります。
アビスの攻略は強化素材の獲得に直結するため、完全にスキップするわけにもいかず、プレイ時間に与える影響は大きいと言えます。
広大なマップの探索
紅の砂漠の世界は、農耕地帯から花が咲き誇る森、文字通り地平線まで続く砂漠まで、ロケーションが極めて多彩です。
200時間以上プレイしても未踏の地が残るほどのスケールであり、探索に夢中になればなるほどクリア時間は伸びていきます。
ただし、この探索の楽しさこそが本作の核心とも言える部分であり、急いで通り過ぎるにはもったいない魅力が詰まっています。
キャラクター強化の計画性
キャラクターの強化には「アビスアーティファクト」という貴重なアイテムが必要です。
基礎能力の向上、スキルの習得、装備の強化など、あらゆる場面でこのアイテムを消費するため、やみくもに使うと後半で行き詰まるリスクがあります。
計画的にリソースを配分できるプレイヤーはスムーズに進行できますが、試行錯誤を繰り返す場合はその分だけ時間がかかることになるでしょう。
紅の砂漠のクリア時間に対する評判と口コミ
紅の砂漠のクリア時間やボリュームに対する評判は、発売直後から大きく変化しています。
Steamのユーザーレビューは、発売初日の「賛否両論」(好評率約57%)から、わずか10日で「非常に好評」にまで改善されました。
この急激な評価向上の背景にあるのが、「遊べば遊ぶほど味が出る」というスルメゲーとしての特性です。
多くのプレイヤーが「最初の10時間は正直つらかったが、そこを越えてからは沼のようにハマった」と語っており、この体験がSteamレビューの改善に如実に表れています。
一方で、序盤の段階で見切りをつけてしまったプレイヤーからは、「不親切すぎる」「UIがわかりにくい」「説明不足でストレスが溜まる」といった否定的な意見も根強く残っています。
海外のメディアレビューでもこの二面性は共通しており、MetacriticのPC版スコアは78点と、高評価と低評価の振れ幅が大きい状態です。
100点満点をつけたメディアが「ゲーム史上最も過酷なボス戦と、新たな金字塔」と絶賛する一方、70点台のメディアは「コンテンツ量で空虚さを補おうとしている」と冷静な評価を下しています。
総じて、「このゲームの真価を知るには長時間プレイが前提」というのが、現時点でのコミュニティの共通認識と言えるでしょう。
紅の砂漠のクリア時間を他のオープンワールド作品と比較
紅の砂漠のボリューム感をより具体的に把握するために、他の大型オープンワールド作品とクリア時間を比較してみましょう。
| タイトル | メインストーリー | やり込み含む |
|---|---|---|
| 紅の砂漠 | 75〜95時間 | 200〜400時間以上 |
| エルデンリング | 50〜60時間 | 100〜150時間 |
| ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム | 40〜50時間 | 100〜200時間 |
| ウィッチャー3(DLC含む) | 50〜70時間 | 150〜200時間 |
表を見ると、紅の砂漠のメインストーリーだけでも他作品のやり込みプレイに匹敵する時間が必要であることがわかります。
やり込み要素まで含めると400時間を超える可能性がある点は、同ジャンルの中でも突出した数値です。
Pearl Abyssが『黒い砂漠』というMMORPGの開発で培ったコンテンツ量を、シングルプレイヤーの買い切り型タイトルに詰め込んだ結果、こうした圧倒的なスケールが実現されています。
ただし、ボリュームが大きいことが必ずしもプラスとは限りません。
「ゲームに費やせる時間が限られている」というプレイヤーにとっては、メインストーリーだけで75時間以上という数字はハードルが高く感じられるかもしれません。
紅の砂漠を効率よくクリアするためのポイント
クリア時間を少しでも短縮したい場合に意識すべきポイントがいくつかあります。
まず最優先すべきは、サブクエストを通じたインベントリの拡張です。
大半のサブクエストがクリア報酬としてインベントリ3枠の追加を提供しているため、序盤からコツコツとこなしておくことでアイテム管理のストレスを大幅に軽減できます。
次に重要なのが、アビスアーティファクトの計画的な配分です。
基礎能力をまんべんなく上げるよりも、回避と攻撃に関連するスキルを優先して習得した方が、中盤以降のボス戦で苦労しにくくなります。
段階が進むにつれて必要なアーティファクトの量が増えるため、序盤で浪費しすぎないよう注意が必要です。
回復アイテムの確保も見逃せません。
料理による回復アイテムを潤沢に用意できれば、ボス戦でのリトライ回数が減り、結果的にプレイ時間の短縮につながります。
スローライフ要素を充実させることが遠回りのようで実は最短ルートになるという、本作ならではの構造を理解しておくとよいでしょう。
探索時にはランタンのギミック反応を活用することも効率化のカギです。
L1ボタンでランタンを灯して周囲を照らすと、ファストトラベルポイントやアビスの入り口が光って反応するため、目的地を探す手間を大幅に省けます。
紅の砂漠の序盤で挫折しないための注意点
紅の砂漠の最大の課題として、多くのプレイヤーやメディアが口を揃えて指摘しているのが「序盤10時間の壁」です。
チュートリアルの説明が不足しており、UIも直感的とは言い難い設計のため、最初の数時間は何をすればよいかわからずストレスを感じやすいのが実情です。
Steamの返金期限である2時間以内が最もストレスのピークだとも言われており、ここで見切りをつけてしまうプレイヤーが少なくありません。
しかし、開発元のPearl Abyss自身も序盤の導入部分の弱さを認めており、アップデートによる改善が進められています。
実際に、個人倉庫の追加やバグ修正など、発売後わずか数日で複数のアップデートが配信されました。
このスピード感のある対応が、Steamレビューの急速な評価改善に直結していると考えられます。
序盤を乗り越えるためのコツとして、以下の点を意識してみてください。
操作はボタンの長押しが多用される独特の仕様で、最初は面倒に感じますが、慣れてくると複数アイテムの一括取得やメニューの素早い呼び出しなど、むしろ便利に感じる場面が増えてきます。
また、メインストーリーだけを急いで進めようとせず、序盤から積極的にサブクエストをこなしてキャラクターの地力を高めておくことが、中盤以降のスムーズな進行につながります。
まとめ:紅の砂漠のクリア時間と攻略のすべて
- 紅の砂漠のメインストーリーのクリア時間は75〜95時間が目安である
- サブコンテンツを含めた標準プレイでは100〜130時間が一般的である
- 100%コンプリートには200〜400時間以上が必要と推定される
- ストーリーはプロローグからエピローグまで全14章で構成されている
- サブクエスト500以上、アビス40種類、ミニゲーム16種類と圧倒的なボリュームを誇る
- ボス戦の高難度により、サブクエストでのキャラ強化が事実上必須である
- 序盤10時間の不親切さが最大のハードルだが、乗り越えれば評価が一変する
- Steamレビューは発売10日で「賛否両論」から「非常に好評」へ急改善した
- Pearl Abyssの発売後アップデートが素早く、継続的な改善が進んでいる
- 公式発表の「50〜80時間」より実際のクリア時間は長くなる傾向があるため、時間に余裕を持って臨むべきである

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