『Hollow Knight: Silksong(ホロウナイト シルクソング)』の中盤に立ちはだかる雪山エリア「フェイの山」は、多くのプレイヤーが苦戦する難関として知られています。
時間制限付きの寒さダメージに追われながら山頂を目指すアスレチックは、本作屈指の高難度です。
「登れない」「何度やっても途中で凍え死ぬ」といった声がSNSやコミュニティに絶えず投稿されており、ここでゲームを中断してしまうケースも少なくありません。
この記事では、フェイの山への行き方から寒さ対策のコツ、山頂で手に入る二段ジャンプ「フェイのクローク」の入手手順、さらに第3章で再訪する際の要素まで、すべてを網羅的に解説していきます。
仮面の欠片やノミといった収集要素の場所も含め、フェイの山で取りこぼしのない完全攻略を目指しましょう。
フェイの山とは?シルクソング中盤の最難関エリア
フェイの山(Mount Fay)は、シルクソングの第2章(Act 2)で訪れることになる雪山エリアです。
ゲームの進行上、必ず攻略しなければならないエリアであり、山頂で入手できる「フェイのクローク」がなければ第3章に進むことができません。
最大の特徴は、エリア全体を覆う「寒さギミック」です。
熱源(灯りや炎)から離れるとおよそ15秒で凍傷状態に陥り、その後はHPが急速に減少し続けます。
つまり、立ち止まって考える余裕がなく、素早いプラットフォーミングを次々とこなしていく必要があるわけです。
前作『ホロウナイト』の白の宮殿と比較されることが多く、「時間制限がある分、精神的なプレッシャーがさらに大きい」と感じるプレイヤーが大半を占めています。
一方で、フェイのクロークを入手すれば寒さが完全に無効化されるため、後からゆっくり探索できる設計になっている点は救いといえるでしょう。
フェイの山への行き方と事前準備
フェイの山へのアクセスルート
フェイの山には、合唱の間から巨石の牢を経由してアクセスします。
具体的なルートは、合唱の間のシタデルスパベンチから西へ向かい、巨石の牢を通り抜けた先にある入口から進入する流れです。
巨石の牢に入ったらレバーを攻撃して扉を開け、ロザリー50個を支払って鐘脈の獣を解放すると、左側にフェイの山への通路が開通します。
初めて訪れる際は、合唱の間のベンチで必ずセーブしてから向かいましょう。
必須アビリティ「シルクの銛(Clawline)」の入手
フェイの山を攻略するには、アンセストラルアーツ「シルクの銛」を事前に習得しておくことが絶対条件です。
シルクの銛がないと、浮遊リングや敵に掴まって上昇する動作ができず、山を登ること自体が不可能になります。
入手ルートは2通りあり、合唱の間でトロッビオを撃破するか、ソングクレイヴのホワイトキーを使って進むかのどちらかで「大釜(The Cauldron)」に到達し、そこでシルクの銛を獲得できます。
攻略前に用意しておきたいもの
ロザリーは最低でも130個程度を持っておくと安心です。
内訳は、地図購入に40個、最初のベンチ解放に90個となっています。
また、後述するフリントスレートを深層の港で事前に入手しておくと、寒さへの猶予時間が延長され、攻略の難易度が大きく下がります。
体力回復のためのシルク(糸巻き)も余裕を持って確保しておきましょう。
寒さダメージの仕組みと3つの対処法
15秒タイマーの基本ルール
フェイの山では、熱源から離れた瞬間に寒さタイマーが始動します。
およそ15秒が経過すると凍傷状態になり、その後はHPが高速で減り続ける仕組みです。
再び熱源に近づけばタイマーはリセットされ、体温が回復します。
熱源となるのは焚き火、松明、紡ぐ者が残した古代の光源装置「ウィーヴァーライト」などで、マップ上に点在しています。
攻略の基本は「熱源から熱源へ素早く移動すること」であり、途中で迷ったりミスをした場合は、無理に先へ進まず直前の熱源へ引き返す判断が重要です。
フリントスレートによる猶予時間の延長
深層の港でシンプルキーを使って進入できるエリアに、赤道具「フリントスレート」があります。
フリントスレートを使用すると武器に火が灯り、寒さによるダメージ発生までの猶予がおよそ3秒間延長されます。
ただし注意点として、15秒のタイマー自体がリセットされるわけではありません。
あくまで「あと少しで次の熱源に届きそう」という場面での保険的な使い方が最も効果的です。
フェイの山に挑む前に入手しておくことを強くおすすめします。
クローク入手後は寒さが完全無効化
山頂でフェイのクロークを手に入れると、フェイの山全域で寒さダメージを一切受けなくなります。
つまり、初回登頂時は最低限のルートで山頂を目指し、クローク入手後にじっくり探索するのが最も効率的な攻略法です。
多くの攻略情報でも「探索は後回しにして、まず山頂へ」という方針が推奨されています。
フェイの山攻略チャート:山頂までの最短ルート
シャクラから地図を購入する
フェイの山に入ってすぐの場所で、NPC「シャクラ」が焚き火のそばにいます。
ロザリー40個を支払ってフェイの山の地図を購入しましょう。
地図がなければ自分の現在地を把握できず、迷子になるリスクが格段に上がります。
購入後はその場のベンチで休息し、セーブを取っておくと安心です。
前半:左下ベンチまでの道のり
シャクラの場所から右の壁をシルクの銛で登り、まずは高度を稼いでいきます。
崩れやすいプラットフォームや浮遊敵「ドリフトリン」を足場にしながら上昇していく区間では、飛び移りに失敗しても焦らず、直前の熱源に戻ってやり直すのがコツです。
ドリフトリンは一定時間後に再出現するため、何度でもチャレンジできます。
中腹まで到達したら、左のエリアへ向かい壁を壊して進むと、ロザリー90個でベンチを解放できる部屋に着きます。
ここが前半の中間セーブ地点です。
中盤:ケーブルカーエリアの攻略
ベンチの部屋から上へ登ると、凍結して動かなくなったケーブルカーが並ぶ大きなエリアに出ます。
ここがフェイの山で最も多くのプレイヤーが苦戦する区間です。
ケーブルカーの屋根をプラットフォームとして利用し、間を飛ぶドリフトリンにシルクの銛を掛けながら上昇していきます。
4台目のケーブルカーに到達したら、すぐに左上の壁へジャンプして熱源のある足場に移りましょう。
ここで一度タイマーをリセットできます。
この区間で意識すべきは「シルクの銛で敵に掴まる際の入力方向」です。
移動入力をニュートラル(何も押さない)にすると上昇量が最大になり、方向を入れてしまうと高さが足りず落下しやすくなります。
後半:山頂への最終アプローチ
ケーブルカーエリアを突破した後は、洞窟内部を通過するルートに入ります。
氷の湖の上を浮遊敵を渡り歩いて進む区間や、天井からぶら下がる岩を攻撃して落とし足場にする区間など、ギミックの種類が増えていきます。
2つ目のベンチは、外に出てから壁を攻撃して破壊すると解放できます。
ここからは再び外に出て壁を登り、洞窟を抜け、最後に上昇気流に乗って一気に山頂まで運ばれます。
山頂にある巨大な音叉のような「古代の調律装置」に近づき、ニードリンを弾くとフェイのクロークの入手イベントが始まります。
フェイのクローク(二段ジャンプ)の性能と注意点
二段ジャンプで行動範囲が一気に拡大
フェイのクロークは、空中でもう一度ジャンプできる「二段ジャンプ」を可能にするアンセストラルアーツです。
入手と同時にフェイの山での寒さが無効化される効果も付与されます。
二段ジャンプが解放されると、それまで届かなかった高所や遠方のプラットフォームにアクセスできるようになり、過去エリアで取れなかったアイテムの回収が一気に可能になります。
第3章への進行にも必須であるため、ゲーム全体の転換点といえるアビリティです。
取り外し不可という仕様のデメリット
フェイのクロークは一度入手すると取り外しができません。
常に二段ジャンプが有効な状態になるため、戦闘中のジャンプ操作感がそれまでと変化します。
具体的には、ジャンプボタンを素早く2回押してしまい意図しない二段ジャンプが発生するケースが報告されており、特にボス戦で慣れるまで戸惑うプレイヤーが一定数います。
とはいえ、多くのプレイヤーは数時間のプレイで適応しており、「メリットがデメリットを大幅に上回る」というのが一般的な評価です。
なお、パッチ1.0.28891で「フェイダウンクローク装備後の下入力+ジャンプによるフロートオーバーライド入力」が削除されています。
フェイの山で入手できる全アイテム一覧
第2章で入手可能なアイテム
フェイの山を第2章で訪れた際に回収できるアイテムは以下のとおりです。
| アイテム名 | 種別 | 入手場所・条件 |
|---|---|---|
| フェイの山の地図 | 地図 | シャクラから40ロザリーで購入 |
| フェイのクローク | アンセストラルアーツ | 山頂の古代の調律装置でニードリンを弾く |
| 記憶の水晶 | 青道具 | 左下ベンチの右壁を破壊した先の隠し部屋 |
| シルクショット | 赤道具 | 山頂付近の作業台で壊れた道具を修理 |
| 仮面の欠片(1個目) | 収集アイテム | 左下ベンチ外の石柱内部(二段ジャンプ必要) |
| 迷子のノミ | 収集アイテム | 山中腹の隠し通路を壁ジャンプで上昇 |
記憶の水晶は、ダメージを受けた際に記憶が水晶として実体化し、敵が触れると砕けてダメージを与えるユニークな性能を持っています。
迷子のノミは全30匹の救出対象のひとつで、すべて集めると第3章のタスク「終末の恍惚」の受注条件を満たせます。
第3章で追加されるアイテム
第3章に入ると、フェイの山にはさらに複数の要素が追加されます。
| アイテム名 | 種別 | 入手場所・条件 |
|---|---|---|
| ピンバッジ | 道具 | タスク「命を賭した決着」でピンの女傑を撃破 |
| 仮面の欠片(2個目) | 収集アイテム | 隠しエリア「光輝の壁」最奥(シルクの跳躍必要) |
ピンバッジは強針撃のチャージ時間を短縮する効果があり、攻撃速度を重視するプレイスタイルとの相性が良好です。
仮面の欠片は4枚で体力が1つ増えるため、フェイの山だけで合計2個手に入る貴重なエリアとなっています。
シルクショットはどれを選ぶべき?3種類の性能比較
壊れた道具は1つのセーブデータにつき1個しか入手できず、どこで修理するかによって完成するシルクショットの性能が変わる取り返しのつかない要素です。
慎重に選びましょう。
| 修理場所 | 弾の性能 | 装填数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 深層の港(炉の娘) | 単発の中威力弾 | 標準 | クセがなく扱いやすい万能タイプ |
| カラクリの中枢(設計者) | 3方向に分裂する弾 | 標準 | 複数の敵がいる場面で優秀 |
| フェイの山 | 貫通性能を持つ弾 | 8発 | 唯一の貫通弾で複数体を貫ける |
フェイの山で修理したシルクショットだけが貫通性能を持っており、一列に並んだ複数の敵をまとめて攻撃できます。
汎用性の高さから「迷ったらフェイの山版を選ぶべき」という評価が主流です。
一方で、3方向分裂の設計者版も乱戦では高い性能を発揮するため、プレイスタイルに合わせて判断するのがよいでしょう。
どのバージョンも極端な性能差があるわけではないため、好みで選んでも大きな問題はありません。
ボス攻略:ピンの女傑の倒し方
ピンの女傑の出現条件
ピンの女傑との戦闘は、第3章でベルハートの掲示板からタスク「命を賭した決着」を受注した後に発生します。
受注後にフェイの山の中腹へ向かうと、凍えて倒れているピンの女傑を発見できます。
攻撃して起こすと、ボス戦が開始されます。
攻撃パターンと対処法
ピンの女傑には大きく分けて3つの攻撃パターンがあります。
突き攻撃はリーチが非常に長く、地上でダッシュ回避しようとすると被弾しやすいため、ジャンプで上から避けるのが安全です。
3方向ピン投げは、上・中・下にピンが飛んでくるため、隙間を縫うように位置取りしましょう。
地上から投げてきた場合はジャンプで回避し、空中から投げてきた場合はダッシュで下をくぐるのが有効です。
溜め斬りは予備動作が分かりやすいため、距離を取って回避した後に一気にダッシュで詰めて反撃する絶好のチャンスとなります。
撃破するとピンバッジが手に入ります。
第3章の隠しエリア「光輝の壁」への行き方
光輝の壁(Brightvein)は、フェイの山の内部に隠された高難度サブエリアです。
第3章でアビスから「シルクの跳躍(Silk Soar)」を習得した後、フェイの山の中央部からシルクの跳躍を使うことで初めてアクセスできます。
入口はフェイの山中央の洞窟内にあり、通常のジャンプや二段ジャンプでは届かない高所に位置しています。
光輝の壁の内部は、フェイの山のギミックを凝縮したような構成になっており、壊しても復活する岩や、浮遊敵を連続で掴んで上昇する区間が続きます。
最奥にはこのエリア2個目の仮面の欠片が配置されており、100%達成を目指すなら必ず回収が必要です。
なお、光輝の壁の入口付近には磁鉄鉱の岩(マグネタイト)があり、これを目印にすると迷いにくくなるでしょう。
フェイの山の隠し要素とロア(物語的背景)
仮面を作る者との会話
山頂付近の北西に位置する小さな洞窟には、前作にも登場したNPC「仮面を作る者(Mask Maker)」がいます。
通常の会話では「顔を持たぬ者のために仮面を彫り続ける」という趣旨の発言をしますが、溜め攻撃で仮面を叩き落とすと素顔が露わになり、より踏み込んだ内容の対話が可能になります。
ファールームの秘密やホーネットの真の目的、さらにフェイのクロークを授けた巨大生物「フェイの獣」についての情報が語られるため、ストーリーの理解を深めたい方はぜひ試してみてください。
仮面を剥がしても怒らないので安心です。
フェイの獣(Fayforn)の正体
山頂でニードリンを弾くと、巨大な翼を持つ神秘的な生物が姿を現します。
戦闘にはならず、古代の調律装置を破壊した後にフェイのクロークを授けてくれるという穏やかな存在です。
山の中腹に残された紡ぐ者(Weaver)のロアタブレットには、この生物との交感を勧める記述があり、かつて紡ぐ者たちがフェイの山を拠点として利用していたことが示唆されています。
マスター・マッシュルームの出現
第3章でタスク「時代の流れ(Passing of the Age)」を進行中の場合、フェイの獣がいる山頂付近にマスター・マッシュルームが出現します。
話しかけるとタスクが更新されるため、見落とさないよう注意しましょう。
よくある失敗パターンと実践的な攻略のコツ
多くのプレイヤーがつまずく5つのポイント
フェイの山で特に報告の多い失敗パターンを整理しました。
1つ目は、シルクの銛を入手せずにエリアに来てしまい、何もできないケースです。
必ず大釜でシルクの銛を取得してから訪れましょう。
2つ目は、ベンチ解放用のロザリーが足りないパターンです。
最低130個は持っていきたいところです。
3つ目は、焦ってシルクの銛の入力方向をミスし、上昇量が足りず落下する失敗です。
前述のとおり、掴まる際はニュートラル入力を意識してください。
4つ目は、ケーブルカー区間の4台目から左上の壁へのジャンプ失敗です。
ここは二段ジャンプがまだ使えない時点で挑む最難関箇所であり、ドリフトリンとリングを正確に使い分ける必要があります。
5つ目は、凍傷ダメージ中にシルクを使い切ってしまい、回復も道具使用もできなくなる事態です。
シルクの残量には常に気を配りましょう。
「登れない」と感じたときの対処法
何度挑戦しても進めない場合は、まず装備を見直すことが大切です。
フリントスレートを持っていない場合は、一度深層の港に戻って入手することで、攻略の成功率が格段に上がります。
また、失敗した際に「そのまま先へ進もうとする」のではなく「直前の熱源まで引き返す」判断を徹底するだけで、デスの回数が大幅に減ります。
ドリフトリンは時間が経てば必ず再出現するので、安全な場所で待ってから再チャレンジしましょう。
フェイの山と他の高難度エリアとの比較
シルクソングには複数の高難度アスレチックエリアが存在しますが、フェイの山はその中でも独自の位置づけにあります。
| 比較項目 | フェイの山 | カラクリの中枢 | 前作・苦痛の道 |
|---|---|---|---|
| 時間制限 | あり(寒さ15秒) | なし | なし |
| 要求されるスキル | 銛・滑空・壁ジャンプ | 精密なジャンプ操作 | 精密なジャンプ操作 |
| 中間セーブ | ベンチ2か所あり | あり | なし |
| 報酬 | 二段ジャンプ(必須) | メロディ(必須) | 装飾品(任意) |
| ゲーム進行への影響 | 第3章解禁に必須 | 第3章解禁に必須 | 完全に任意 |
カラクリの中枢は時間制限がない代わりに、純粋なアクション精度を高いレベルで要求されるエリアです。
フェイの山は操作精度に加えて時間管理というプレッシャーがのしかかるため、「精神的な難易度が高い」という評価が多数を占めています。
前作の苦痛の道との比較では、「苦痛の道ほど極端ではないが、時間制限の存在が体感難度を押し上げている」という意見が一般的です。
いずれにしても、フェイの山の攻略は二段ジャンプ入手後に過去エリアの再探索を可能にする転換点であり、乗り越えた先の達成感は格別なものがあるでしょう。
まとめ:シルクソングのフェイの山を攻略して二段ジャンプを手に入れよう
- フェイの山は第2章で訪れる雪山エリアで、第3章への進行に攻略が必須である
- 事前に「シルクの銛」の習得とロザリー130個以上の確保が必要である
- 熱源を離れると約15秒で凍傷ダメージが発生し、熱源間を素早く移動する立ち回りが基本となる
- 赤道具「フリントスレート」を事前に入手すると寒さの猶予が約3秒延長される
- 初回登頂時は探索を後回しにし、最短ルートで山頂を目指すのが鉄則である
- 山頂の古代の調律装置でニードリンを弾くとフェイのクローク(二段ジャンプ+寒さ無効)を入手できる
- フェイのクロークは取り外し不可で戦闘中の操作感が変わるが、慣れればメリットが圧倒的に大きい
- 壊れた道具をフェイの山で修理すると貫通性能付きシルクショットが完成し、汎用性で最も推奨される
- 第3章ではピンの女傑戦や隠しエリア「光輝の壁」での仮面の欠片回収といった追加要素がある
- 仮面を作る者やフェイの獣など物語上の重要なロアがこのエリアに集中している

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