ハデス2を進めていくなかで、暗影の松明を使いこなしたいと考えるプレイヤーは少なくないでしょう。
遠距離から安全に攻撃できる松明は、ビルド次第で誓約32すらクリアできるポテンシャルを秘めた武器です。
しかし、態ごとの特性や功徳の選び方を誤ると、火力不足に悩まされることになります。
この記事では、暗影の松明の基本性能から各態の特徴、そしてモロスの態を軸とした最強ビルドの組み方まで、実践的な情報を網羅的にお届けします。
松明で高難度攻略を目指す方も、初めて松明を手に取る方も、ここで紹介する知識がプレイの指針となるはずです。
暗影の松明とは?基本性能と特徴を解説
暗影の松明は、ハデス2に登場する冥夜の武具のひとつで、遠距離攻撃を得意とする武器です。
師匠であるヘカテが使用している武器という設定であり、移動しながら攻撃を継続できる点が最大の強みとなっています。
通常攻撃は前方に炎を放つ射撃型で、ボタンを押し続けることで連続発射が可能です。
7回目の攻撃後には自動的にΩ通常攻撃へ移行し、マナを消費しながらより強力な炎を放ちます。
特殊攻撃では自身を中心に螺旋状の軌道で火の玉を2つ放ち、Ω特殊攻撃では自身の周囲を旋回する大きな炎を生成できます。
一方で、注意すべき点もあります。
各攻撃の基礎ダメージは通常攻撃が30、特殊攻撃が1ヒット25と控えめであり、瞬間火力の低さが弱点です。
さらに、ダッシュ攻撃が存在しないため、移動中の攻撃手段が他の武器と比べて限定されます。
ただし、手数の多さを活かしたビルド構築によって弱点は十分にカバーでき、正式版では度重なるバランス調整によって実用的な武器へと進化しました。
暗影の松明の全4態を徹底比較
暗影の松明には4つの態が用意されており、それぞれプレイスタイルが大きく異なります。
態の選択はビルドの方向性を決定づける最重要の判断ですので、各態の特性をしっかり理解しておきましょう。
メリノエの態:操作がシンプルな初心者向け
メリノエの態は、通常攻撃と特殊攻撃にクリティカル発生率が加算される態です。
レベル最大時にクリティカル率が16%まで上昇しますが、態固有のメカニクスが存在しないため、他の態と比較すると火力の天井が低めです。
とはいえ、通常攻撃を押し続けるだけで戦えるシンプルさは大きな魅力でしょう。
誓約32の高難度攻略においても、操作を極限まで減らすことで被弾を抑え、安定してクリアできるという評価があります。
回避に集中しやすいため、アクションが苦手なプレイヤーにとっては有力な選択肢です。
モロスの態:爆風で殲滅する最強アスペクト
モロスの態は、多くのプレイヤーから暗影の松明の最強態と評価されているアスペクトです。
通常攻撃の火の玉が発射後6秒間その場に残り、残った火の玉に特殊攻撃が命中すると広範囲に爆風が発生します。
レベル最大時には爆風ダメージが60%増加し、複数の敵を同時に巻き込むことが可能です。
Ω特殊攻撃を展開してから通常攻撃を押し続けるだけで連続的に爆発が発生するため、基本操作はそこまで複雑ではありません。
英語圏のコミュニティでも「最もOPな松明」として広く認知されており、ティアリストでは武器全体を見てもSランクに位置づけられることが大半です。
エオスの態:設置型ダメージの隠れた実力者
エオスの態は、Ω通常攻撃を発動すると暁弾が発射され、着弾地点の周辺エリアに2秒ごとに継続ダメージを与える態です。
レベル最大時のエリアダメージは175に達し、敵を足止めする功徳と組み合わせると高い殲滅力を発揮します。
一部では1ボタンで7000ダメージを超える構成も報告されており、隠れた最強武器として再評価が進んでいる態でもあります。
地属性を集めてインフューズ功徳の「鉄の重み」や「吶喊」を発動させるビルドが主流で、属性の集め方がビルドの成否を左右します。
スーパイの態:自動攻撃で回避に専念できる隠し態
スーパイの態は、正式版で追加された隠し態で、悪魔の火花の効果によって疾走の功徳も強化されるという独自の特性を持ちます。
武具が自動的に敵へ攻撃を飛ばしてくれるため、プレイヤーは回避だけに専念できるのが最大のメリットです。
走り回るだけで敵を倒せるプレイスタイルは、松明の中でも操作負荷が最も少ないといえるでしょう。
解放するには、暗影の松明の通常3態を全て解放したうえでいずれか1つをランク5まで強化し、十字路でモロスと会話して覚醒フレーズを入手する必要があります。
態別おすすめ度ランキングと選び方
4つの態にはそれぞれ異なる強みがあり、プレイヤーの目的や操作スキルに応じた選択が重要です。
以下のランキングは、複数の攻略サイトやコミュニティの評価を総合したものです。
| 順位 | 態 | 総合評価 | 操作難度 | 向いているプレイヤー |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | モロスの態 | S | やや高い | 爆風メカニクスを楽しみたい方 |
| 2位 | スーパイの態 | S | 低い | 操作を最小限にしたい方 |
| 3位 | エオスの態 | A | 低い | 設置型の戦術が好きな方 |
| 4位 | メリノエの態 | C〜D | 最低 | 初心者・入門用途 |
モロスの態が頭ひとつ抜けた評価を受けていますが、スーパイの態も隠し態にふさわしい高性能を誇ります。
初めて松明を使う場合は、まずメリノエの態で武器の特性に慣れてから、モロスの態やエオスの態へ移行するのがスムーズです。
モロスの態の最強ビルドを構築する方法
モロスの態で高難度をクリアするには、功徳の選択とダイダロスの槌による強化が鍵となります。
ここでは、誓約32クリアを視野に入れた実践的なビルド構築のポイントを解説します。
核となる功徳の組み合わせ
モロスの態のビルドは、大きく分けて2つの方向性があります。
ひとつはヘラのレジェンダリー功徳「全元素」を軸に四属性を集めてインフューズ功徳を大量獲得する方法です。
もうひとつはヘスティアの炭化とデメテルの凍結を組み合わせ、デュオ功徳「凍傷」で瞬間火力を補う方法です。
全元素ビルドでは、1面の賜物にヘラの「虹色の扇」を選択し、ヘラの「誓いの一撃」を通常攻撃に付与するところから始めます。
全元素の発動には「誓いの一撃」「非凡な気品」「禍根の世襲」など複数の前提功徳が必要なため、できるだけ早い段階でヘラの功徳を集中的に取得することが重要です。
マナ回復手段の確保が最優先
暗影の松明はΩ攻撃を多用するためマナ消費が激しく、マナ回復手段の確保はビルドの生命線です。
ヘスティアの「心の臓の漲り」は通常攻撃や特殊攻撃でダメージを与えるたびにマナが回復するため、手数の多い松明との相性が抜群です。
ヘスティアが出現しない夜には、ヘラの「生得の張り」やアレスのマナ回復功徳で代用できます。
いずれの場合も、2面終了までにはマナ回復手段を確定させておくのが理想的です。
ダイダロスの槌で優先すべき強化
ダイダロスの槌による武具強化は、態によって優先度が変わります。
モロスの態では、通常攻撃で敵を吹き飛ばせる「ヘビーブレイズ」が最優先です。
接近してくる敵を吹き飛ばすことで、爆風を当てやすい距離を維持できるためです。
次点では通常攻撃の射程とダメージを強化する「メガブレイズ」、特殊攻撃でアーマーを完全破壊する「メルトオービット」が有力な選択肢となります。
Ω攻撃の強化系ハンマーも有効ですが、通常攻撃の強化を優先したほうがビルド全体の安定性は高まります。
魔陣と降月術の選び方
松明ビルドでは攻撃枠に注目が集まりがちですが、魔陣と降月術の選択も攻略の安定性に大きく影響します。
魔陣は足止め効果を重視する
松明は遠距離から攻撃する武器であるため、敵との距離を保つことが戦略の基本です。
デメテルの「凍てつく環」は魔陣内の敵を凍結させるため、松明との相性が非常に良好です。
さらにヘスティアの「赤熱の炭火」を取得すると、魔陣を遠距離に設置できるようになり、安全な位置から凍結と炭化を同時に付与する動きが可能になります。
アフロディテの魔陣も腕力低下で被ダメージを抑えられるため、生存力を高めたい場合に有効です。
降月術は手軽なダメージ系がおすすめ
モロスの態は素の火力が高いため、降月術の重要性はそこまで高くありません。
チャージが溜まるたびに気軽に使える「月影」や「銀狼の遠吠え」のような短時間で効果が完結するものが扱いやすいでしょう。
「月明かり」は必要チャージが少なく高ダメージですが、発動中は移動できない点に注意が必要です。
メリノエの態のビルドでは「夜花」を選択し、復活した敵を盾にして被弾を抑える戦術も有効だと報告されています。
松明ビルドの注意点とデメリット
暗影の松明は万能な武器ではなく、運用にあたって知っておくべき弱点があります。
事前に理解しておくことで、ビルド構築時のミスを防ぐことができるでしょう。
序盤の火力不足に耐える必要がある
松明の基礎ダメージは全武器中でも低い部類に入ります。
ビルドが整う前の序盤は、敵を倒すのに時間がかかる場面が多く発生します。
特にモロスの態で全元素ビルドを目指す場合、核となるレジェンダリー功徳が揃うまでは我慢の時間帯が続くことを想定しておきましょう。
賜物で功徳の出現率を操作し、なるべく早い段階でビルドの軸を確定させることが攻略のコツです。
相性が悪い功徳に注意する
すべての功徳が松明と好相性というわけではありません。
代表的な例として、ポセイドンの追撃系功徳は松明の特殊攻撃と噛み合いにくいことが検証されています。
松明の特殊攻撃はヒット間隔が非常に短いため、ポセイドンの追撃にはわずかなクールタイムが存在し、追撃が発生しない場合があるのです。
功徳を選ぶ際は、手数の多さを活かせるゼウスの「静電気」やヘスティアの炭化系功徳を優先したほうが安定します。
長時間プレイでの指への負担
松明ビルドの多くは通常攻撃の長押しを前提としているため、物理的に指が疲れやすいという問題があります。
連射ホールド機能付きのコントローラーを使用すれば、回避操作に100%集中できるため生存率が大幅に向上するとの声が多く見られます。
特にSwitch 2の携帯モードでプレイする場合は、ボタンの消耗やバッテリー消費にも気を配りたいところです。
他の武器と比較した松明の立ち位置
暗影の松明が全武器中でどのような位置づけにあるのかを把握しておくと、武器選びの判断材料になります。
武器全体での評価
日本語圏のプレイヤー間では、武器の総合評価は「姉妹刃 ≧ 月長斧 > 魔女の杖 > 銀白の頭骨 = 暗影の松明」という序列で語られることが多い傾向にあります。
英語圏のティアリストでも、武器全体としてはBティア前後の評価を受けるサイトが見られます。
ただし、態単位で評価すると状況は一変します。
モロスの態は単体でSティアに位置づけられるサイトが大半であり、姉妹刃のファンの態や杖のキルケの態と並ぶ最上位グループに入ります。
松明ならではの強みとは
他の近接武器と比較して、松明が最も優れている点は「安全な距離を保ちながら戦える」ことです。
姉妹刃や月長斧は一撃の火力は高いものの、敵に接近する必要があるため被弾リスクが伴います。
松明は射程の端から攻撃を続けられるため、高難度の誓約においても被弾を最小限に抑えた安定攻略が実現します。
護りの冥約で敵にバリアが付与されても、松明の手数の多さで即座に剥がせるため、事実上ノーリスクで誓約を積めるのも見逃せないメリットです。
パッチ履歴から見る松明の進化
暗影の松明は、早期アクセスの段階から正式版に至るまで複数回のバランス調整を受けており、その評価は大きく変化してきました。
早期アクセス時代は「最弱」の評価も
2024年5月の早期アクセス開始当初、暗影の松明は一部のコミュニティで「最弱武器」と評されていました。
各攻撃のダメージが低く、ビルドが成立しにくいという声が多かったのです。
しかし、2024年6月のPatch 2で各態に大幅なリワークが施され、特にモロスの態の爆風メカニクスが強化されたことで評価が一転しました。
この時期から「松明がクソ強くなった」という反応がコミュニティで急速に広まっています。
正式版までの強化の道のり
2025年6月のUnseen Updateでは隠し態のスーパイの態が追加され、自動攻撃という新しいプレイスタイルが生まれました。
同年7月のUpdate 11では特殊攻撃の速度と弾サイズがさらにバフされ、使い勝手が向上しています。
そして2025年9月25日の正式リリースを経て、松明は「十分に戦える武器」としての地位を確立しました。
初期からプレイしているユーザーの間では「初期に比べてめっちゃ強くなった」という評価が一般的です。
誓約32クリアに向けた実践的なアドバイス
高難度の誓約32に挑戦する際、松明ビルドで意識すべきポイントをまとめます。
賜物のローテーションを計画する
各エリアで装備する賜物を事前に計画しておくと、ビルドの完成度が格段に上がります。
1面ではヘラの「虹色の扇」またはヘスティアの「ついえぬ残り火」で核となる功徳の出現率を高め、2面では足りない枠を補います。
3面では生存力を高めるヘパイストスの「アダマントの欠片」やカオスの「超越の胚」が候補になります。
最終面ではオデュッセウスの「ナックルボーン」を装備し、番人のHPと被ダメージを軽減するのが定石です。
使い魔はガラが安定する
松明は遠距離武器とはいえ、高難度では被弾がゼロにはなりません。
使い魔のガラはエリアごとに3回まで被ダメージを無効化してくれるため、安定感が大幅に増します。
マナ不足が気になる場合はヘカテも有効ですが、総合的な安全性ではガラに軍配が上がるでしょう。
誓約の選択で松明の手数を活かす
誓約を選ぶ際は、敵の量やHP・攻撃力を直接増やすものを避け、影響の小さい項目を優先するのが基本方針です。
前述の通り、護りの冥約は松明の手数でバリアを即座に剥がせるため実質ノーペナルティです。
剥奪の冥約でエリア最初の功徳が赤玉葱になっても、松明ビルドではほぼ影響がないと報告されています。
敵が倒しにくくなるほどリスクが上がるため、被弾リスクを最小限に抑える誓約構成を心がけましょう。
まとめ:ハデス2の松明ビルドを極めるポイント
- 暗影の松明は遠距離から安全に攻撃できる武器で、移動しながら継続的にダメージを与えられる
- 態は4種類あり、最強評価はモロスの態で、爆風メカニクスによる広範囲高火力が特徴である
- スーパイの態は自動攻撃が可能な隠し態で、回避に専念できるため操作負荷が最も少ない
- エオスの態は設置型ダメージで再評価が進んでおり、足止め功徳との組み合わせが鍵となる
- メリノエの態は態固有のメカニクスが弱いが、通常攻撃だけで完結する操作のシンプルさが魅力である
- マナ回復手段の確保はすべての態で最優先事項であり、ヘスティアの「心の臓の漲り」が最適解である
- ポセイドンの追撃系功徳は松明の特殊攻撃と相性が悪いため、功徳選択時には注意が必要である
- ダイダロスの槌はモロスの態なら「ヘビーブレイズ」、メリノエの態なら「メガブレイズ」を最優先で取る
- 早期アクセス時の最弱評価から度重なるバフを経て、正式版では十分に戦える武器へ進化した
- 高難度攻略では護りの冥約が実質ノーペナルティとなる点を活かし、誓約構成で松明の手数を最大限に利用する

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