Five Nights at Freddy’sシリーズに登場するゴールデンフレディは、10年以上にわたってファンを悩ませ続けている最大の謎の一つです。
「ゴールデンフレディに宿っている魂は誰なのか」「フレッドベアとの違いは何か」「なぜゲームをクラッシュさせる力を持っているのか」など、多くの疑問が今なお解明されていません。
この記事では、ゴールデンフレディの基本情報から、キャシディ説や泣いている子供説といった主要理論、メディアごとの設定の違い、そして最新作での動向まで、あらゆる情報を網羅的に解説していきます。
FNAFの物語を深く理解したい方や、ゴールデンフレディの正体について自分なりの考察を深めたい方にとって、有益な情報をお届けします。
ゴールデンフレディとは何者か?基本情報まとめ
ゴールデンフレディは、Five Nights at Freddy’sシリーズにおいて最も謎めいた存在として知られています。
初代FNAFから登場しているにもかかわらず、公式には正体が明かされておらず、ファンの間で様々な考察が行われてきました。
まずは、ゴールデンフレディの基本的な情報を整理していきましょう。
ゴールデンフレディの初登場と外見の特徴
ゴールデンフレディは、2014年にリリースされた初代Five Nights at Freddy’sで初めて登場しました。
ゲームファイル内では「Yellow Bear(黄色いクマ)」という名前で保存されていましたが、ファンの間で「ゴールデンフレディ」という呼び名が定着し、後にFNAF2のカスタムナイト画面で公式名称として採用されました。
外見はフレディ・ファズベアとフレッドベアの中間のような姿をしています。
錆びた金色のボディを持ち、黒いシルクハットと蝶ネクタイを身につけているのが特徴です。
最も不気味な点は、目のソケットが空洞になっていることでしょう。
ただし、よく観察すると小さな白い点のような瞳が見えることがあります。
体は常にぐったりとした姿勢で座っており、まるで電源が入っていないか、あるいは死んでいるかのような印象を与えます。
右手にはマイクが置かれており、フレディと同様にエンターテイナーとしての役割を持っていたことが示唆されています。
ゲーム内での出現条件と行動パターン
ゴールデンフレディは、他のアニマトロニクスとは全く異なる出現方法を持っています。
初代FNAFでは、CAM 2B(West Hall Corner)のポスターを確認した際に、約1/32,768の確率でゴールデンフレディの顔がアップで表示されることがあります。
このポスターを見てしまった後にカメラを下げると、オフィス内にゴールデンフレディが出現します。
出現すると同時に、少女の笑い声が聞こえ、画面には「IT’S ME」という文字や不気味な画像がフラッシュします。
数秒間何もしないでいると、ゴールデンフレディがジャンプスケアを行い、ゲームが強制終了してしまいます。
回避方法は、出現したらすぐにカメラを上げることです。
これにより、ゴールデンフレディは消え去ります。
FNAF2では、ナイト6以降に活動を開始し、廊下に頭部だけが浮かんで出現したり、オフィス内に座って現れたりします。
フレディマスクを被るか、すぐにカメラを上げることで撃退できます。
「IT’S ME」の意味とゴールデンフレディの能力
ゴールデンフレディが出現する際に表示される「IT’S ME(私だ)」というメッセージは、FNAFシリーズ全体を通して重要な意味を持っています。
このメッセージが誰に向けられたものなのかについては、複数の解釈が存在します。
一つの説では、ゴールデンフレディに宿る魂が、兄であるマイケル・アフトンに向けて発しているメッセージだと考えられています。
別の説では、プレイヤーをウィリアム・アフトンと誤認し、復讐のメッセージとして発しているとも解釈されています。
ゴールデンフレディの最大の特徴は、超自然的な能力を持っていることです。
通常のアニマトロニクスは物理的に移動しますが、ゴールデンフレディは瞬間移動したり、閉じたドアをすり抜けて出現したりすることができます。
さらに、ジャンプスケア時にゲームそのものをクラッシュさせる能力を持っているのは、ゴールデンフレディとシャドウボニーだけです。
これらの能力から、ゴールデンフレディは単なるアニマトロニクスではなく、幽霊のような超自然的な存在であると考えられています。
ゴールデンフレディの正体は誰?主要理論を比較
ゴールデンフレディに宿っている魂の正体は、FNAFシリーズ最大の謎として、10年以上にわたって議論されてきました。
現在までに複数の有力な理論が提唱されており、それぞれに根拠となる証拠が存在します。
ここでは、主要な理論を詳しく比較していきます。
キャシディ説とは?MCI5人目の犠牲者の証拠
キャシディ説は、ゴールデンフレディに宿る魂が「キャシディ」という名前の少女であるという理論です。
この説を支持する最も有力な証拠は、Five Nights at Freddy’s: Survival Logbookに隠された暗号から発見された名前です。
ログブック内の特定のページで、アルファベットの文字を拾い集めると「CASSIDY」という名前が浮かび上がります。
キャシディは、ウィリアム・アフトンによって引き起こされた「行方不明の子供たち事件(Missing Children Incident)」の5人目の犠牲者とされています。
小説版「The Fourth Closet」でも、キャシディという名前の黒髪の少女が登場しており、行方不明の子供の一人として描かれています。
Ultimate Custom Nightでは、「復讐心に燃える魂(Vengeful Spirit)」の声が少女のものであることが確認されており、これがキャシディだと考えられています。
キャシディの外見は、長い黒髪を持つ少女とされています。
金髪ではないという点は、一部の考察で重要な区別点となっています。
泣いている子供説とは?83年噛みつき事件との関係
泣いている子供説は、FNAF4の主人公である「泣いている子供(Crying Child / Bite Victim)」がゴールデンフレディに宿っているという理論です。
泣いている子供は、1983年に起きた「噛みつき事件(Bite of ’83)」の被害者です。
兄とその友人たちにいじめられ、フレッドベアの口の中に頭を入れられた結果、フレッドベアの顎が閉じて頭部を噛まれ、後に病院で死亡しました。
この説を支持する証拠として、FNAF3のミニゲームで見られる「Happiest Day」の演出があります。
Happiest Dayのレイアウトは、FNAF4でBite of ’83が起きた場所と酷似しており、泣いている子供にとっての「最も幸せな日」を再現していると解釈されています。
また、泣いている子供はウィリアム・アフトンの息子であるとされており、フレッドベアのぬいぐるみ(Fredbear Plush)と特別な関係を持っていました。
このぬいぐるみは何らかの超自然的な力で少年に語りかけており、死後もその繋がりが続いている可能性があります。
泣いている子供の名前については「エヴァン(Evan)」という説が有力ですが、公式には確定していません。
GoldenDuo説が最有力とされる理由
GoldenDuo説は、キャシディと泣いている子供の両方がゴールデンフレディに宿っているという理論であり、現在最も広く支持されています。
この理論の最大の根拠は、Survival Logbookの中で2つの異なる「声」が会話しているように読み取れる点です。
一方の声は通常のインクで書かれた質問を投げかけ、もう一方の声は文字を改変したり、薄れたテキストで返答したりしています。
これらの会話は、「パーティーは君のためだった」「彼はまだ君に話しかけてくる?」「私には見えない」「怖い」といった内容を含んでおり、キャシディと泣いている子供の対話として解釈されています。
さらに、Fazbear Frightsシリーズに登場する「Stitchwraith」は、2つの魂(ジェイクとアンドリュー)が宿るアニマトロニクスとして描かれています。
このStitchwraithがゴールデンフレディのパラレル的存在であるとすれば、ゴールデンフレディにも複数の魂が宿っているという解釈が成り立ちます。
GoldenDuo説では、キャシディが頭部を制御し、泣いている子供が体を制御しているとも言われています。
ゴールデンフレディのジャンプスケアが頭部のみで行われることが、この解釈を裏付ける証拠として挙げられています。
その他の理論一覧と信憑性の評価
ゴールデンフレディの正体に関しては、上記以外にも多くの理論が提唱されています。
以下の表で主要な理論を整理します。
| 理論名 | 内容 | 信憑性 |
|---|---|---|
| GoldenCassidy | キャシディ単独説 | 高い |
| GoldenVictim | 泣いている子供単独説 | 中程度 |
| GoldenDuo | キャシディ+泣いている子供 | 最も高い |
| GoldenAndrew | アンドリュー(Fazbear Frights) | 映画版では有力 |
| GoldenBrooks | マイケル・ブルックス(小説版) | 小説限定 |
| GoldenTrifecta | キャシディ+泣いている子供+金髪の子供 | 低い |
| GoldenPhone | 電話の男(Phone Guy) | 非常に低い |
GoldenAndrew説は、Fazbear Frightsシリーズに登場するアンドリューという少年がゴールデンフレディに宿っているという理論です。
アンドリューは黒い巻き毛を持つ少年で、ウィリアム・アフトンの魂に取り憑いて永遠の苦しみを与え続けたとされています。
ただし、アンドリューが被っているのはワニのマスクであり、ゴールデンフレディとの直接的な繋がりは薄いと考える向きもあります。
GoldenTrifecta説は、3つの魂が宿っているという理論ですが、証拠が限定的であり、支持者は少数です。
ゴールデンフレディとフレッドベアの違いは?
ゴールデンフレディとフレッドベアは、しばしば同一視されることがありますが、厳密には異なる存在として扱われることが多いです。
両者の関係性を正しく理解することは、ゴールデンフレディの正体を考察する上で非常に重要です。
フレッドベアの正体と歴史的背景
フレッドベアは、Fredbear’s Family Dinerで使用されていたオリジナルのアニマトロニクスです。
Fredbear’s Family Dinerは、Freddy Fazbear’s Pizzaよりも前に存在したレストランであり、FNAFシリーズの物語における最初期の舞台となっています。
フレッドベアはスプリングロックスーツと呼ばれる特殊な機構を持っており、アニマトロニクスとしても、人間が中に入って着用するスーツとしても使用できる設計でした。
1983年、フレッドベアは「噛みつき事件」を引き起こし、泣いている子供の頭部を噛んでしまいました。
この事件の後、フレッドベアはバックルームに保管され、使用されなくなったとされています。
フレッドベアには相棒としてスプリングボニーが存在しており、両者でステージショーを行っていました。
外見・設定の違いを徹底比較
フレッドベアとゴールデンフレディには、いくつかの明確な違いがあります。
| 特徴 | フレッドベア | ゴールデンフレディ |
|---|---|---|
| 帽子・蝶ネクタイの色 | 紫色 | 黒色 |
| 指の本数 | 5本 | 4本 |
| 存在形態 | 物理的なスーツ | 幽霊的な存在 |
| 活動状態 | 電源で動作 | 超自然的な能力で出現 |
| 目 | 通常のアニマトロニクスの目 | 空洞(時折白い瞳) |
フレッドベアは物理的に存在するスプリングロックスーツであり、実際に触れることができます。
一方、ゴールデンフレディは幽霊のような存在であり、ドアをすり抜けたり、瞬間移動したりする能力を持っています。
この違いから、ゴールデンフレディはフレッドベアの姿を借りた霊的な存在であると解釈されることが多いです。
同一説と別個体説のどちらが正しいのか
The Freddy Filesという公式ガイドブックでは、ゴールデンフレディとフレッドベアが同一の存在であると記載されています。
しかし、このガイドブックには他にも誤りが含まれていることが知られており、この記述が正確かどうかは議論の余地があります。
同一説を支持する根拠としては、両者が黄色い熊のアニマトロニクスであること、そしてゴールデンフレディがFredbear’s Family Dinerと関連していることが挙げられます。
別個体説を支持する根拠としては、前述の外見の違いに加えて、Fredbear’s Family Dinerのポスターにゴールデンフレディの姿が確認できることがあります。
これは、フレッドベアとゴールデンフレディが同時に存在していた可能性を示唆しています。
現在の最も有力な解釈は、「ゴールデンフレディはフレッドベアをベースにした幻影的な姿であり、物理的には関連があるが、厳密には別の存在である」というものです。
キャシディと泣いている子供はどっちが正体?
キャシディと泣いている子供のどちらがゴールデンフレディの正体なのかという問題は、FNAFコミュニティで最も激しく議論されているテーマの一つです。
両者の特徴を詳しく見ていきましょう。
キャシディの性別と名前の由来
キャシディは女性であることが複数の情報源から確認されています。
小説版「The Fourth Closet」では、キャシディは黒髪の少女として描かれています。
Survival Logbookの隠し暗号から発見された名前「CASSIDY」も、一般的に女性名として認識されています。
Ultimate Custom Nightで聞こえる「復讐心に燃える魂」の声は、明らかに少女のものです。
この声は、声優のTabatha Skanesが担当しています。
ゲーム内の隠し画像として表示される子供の顔も、女の子のように見えます。
キャシディという名前の由来については、開発者のScott Cawthonから公式な説明はありません。
ファンの間では、「Cassidy」という名前が持つ意味(アイルランド語で「巻き毛」を意味する)と、小説版でのキャシディの描写(黒い巻き毛の少女)との関連が指摘されています。
泣いている子供の名前はエヴァン?根拠を検証
泣いている子供の本名については、「エヴァン(Evan)」という説が有力視されています。
この説の根拠は、Survival Logbookに掲載されている「Foxy Grid」と呼ばれるワードパズルです。
特定のルールに従って文字を拾い集めると、「EVAN」という名前が浮かび上がるとされています。
ただし、このパズルの解読方法については異論も多く、公式に確定した名前ではありません。
2025年に公開された考察動画では、「デイブ(Dave)」という名前の可能性も提唱されています。
また、一部の理論では「キャシディ=泣いている子供」であり、同一人物であるという説も存在します。
この理論は「Dual Process Theory」として知られており、Game TheoryのMatPatが取り上げたことで注目を集めました。
泣いている子供がウィリアム・アフトンの息子であることは、ゲーム内の描写からほぼ確定しています。
兄のマイケル・アフトンにいじめられていた描写や、家族との関係性が物語の重要な要素となっています。
2つの魂が宿っている証拠とは
GoldenDuo説を支持する証拠は複数存在します。
Survival Logbookでは、2つの異なるコミュニケーション方法が確認されています。
一つは薄れたテキストで書かれた質問であり、もう一つは通常のテキストを改変した返答です。
薄れたテキストで書かれた質問には以下のようなものがあります。
「パーティーは君のためだった」「彼はまだ君に話しかけてくる?」「何が見える?」「夢を見る?」
改変されたテキストによる返答には以下のようなものがあります。
「私のためだった」「音が聞こえる」「見えない」「怖い」
これらの会話は、キャシディが泣いている子供に語りかけ、泣いている子供が返答しているように読み取れます。
FNAF1のゴールデンフレディ出現時に聞こえる少女の笑い声(キャシディ)と、「IT’S ME」というメッセージ(泣いている子供がマイケルに向けて発している)の組み合わせも、2つの魂の存在を示唆しています。
Fazbear FrightsシリーズのStitchwraithが2つの魂を持つ存在として描かれていることも、GoldenDuo説を裏付ける間接的な証拠となっています。
Ultimate Custom Nightと復讐心に燃える魂の謎
Ultimate Custom Night(UCN)は、2018年にリリースされた作品であり、ゴールデンフレディの物語において非常に重要な位置を占めています。
UCNの真の意味を理解することで、ゴールデンフレディの正体に関する考察がより深まります。
UCNはゴールデンフレディが作った煉獄なのか
Ultimate Custom Nightは、プレイヤーが操作するキャラクターがウィリアム・アフトンであり、彼が死後に送り込まれた「煉獄」であるという説が有力です。
この煉獄を作り出したのは、ゴールデンフレディに宿る「復讐心に燃える魂」であると考えられています。
UCN内では、50体以上のアニマトロニクスがウィリアムを襲い続け、永遠に終わらない苦しみを与えます。
ウィリアムが死んでも、すぐに復活してまた苦しめられるという、まさに地獄のような状況が続きます。
この設定は、「復讐心に燃える魂」がウィリアムに対して抱いている深い憎しみを表現しています。
自分を殺した男を、永遠に苦しめ続けることで復讐を果たそうとしているのです。
一部のボイスラインでは、「私はあなたを離さない」「私はあなたを逃がさない」といったメッセージが確認でき、この解釈を裏付けています。
「The One You Shouldn’t Have Killed」の正体
「The One You Shouldn’t Have Killed(殺してはいけなかった者)」は、UCNに登場する復讐心に燃える魂を指す表現です。
このフレーズは、ウィリアム・アフトンが殺した多くの犠牲者の中でも、特に手を出してはいけなかった存在がいたことを示唆しています。
最も有力な候補はキャシディです。
UCNでの復讐心に燃える魂の声が女性であること、そしてゴールデンフレディがUCNにおいて特別な役割を果たしていることが、この説を支持しています。
一方で、「殺してはいけなかった者」が泣いている子供である可能性も指摘されています。
泣いている子供はウィリアム・アフトンの息子であるとされており、「自分の子供を殺した」という意味で「殺してはいけなかった」と解釈できるからです。
ただし、泣いている子供が直接ウィリアムに殺されたのではなく、事故で死亡したという点で、この解釈には異論もあります。
Old Man Consequencesのメッセージの意味
Old Man Consequencesは、UCNに登場する謎めいたキャラクターです。
釣りをしている赤いワニのような姿で描かれ、特定の条件を満たすと出現します。
Old Man Consequencesは、プレイヤー(復讐心に燃える魂)に向かって「彼を残していけ。
悪魔を安らかに眠らせよ」と語りかけます。
このメッセージは、キャシディ(または泣いている子供)に対して、ウィリアムへの復讐を諦め、成仏するように諭しているものと解釈されています。
Old Man Consequencesのミニゲームで湖に飛び込むと、ゲームがクラッシュします。
このクラッシュは、ゴールデンフレディと同様に超自然的な力によるものであり、復讐心に燃える魂がOld Man Consequencesの忠告を無視して復讐を続けることを選んだことを示しているとも解釈できます。
UCN以降の作品で、ウィリアム・アフトンがGlitchtrapとして復活したことは、キャシディが彼を手放さなかったことが逆効果となり、アフトンに逃げる機会を与えてしまった可能性を示唆しています。
メディア別ゴールデンフレディの正体まとめ
FNAFシリーズは、ゲーム、小説、映画など複数のメディアで展開されています。
各メディアでゴールデンフレディの正体は異なる設定となっており、これが混乱の原因の一つとなっています。
ゲーム版の正体と公式設定
ゲーム版では、ゴールデンフレディに宿る魂は「キャシディ」であるとする解釈が最も一般的です。
ただし、前述の通り「GoldenDuo説」により、泣いている子供も同時に宿っているという理論も広く支持されています。
公式には、Scott Cawthonがゴールデンフレディの正体について明確な回答を出したことはありません。
Survival Logbook、Ultimate Custom Night、各ゲームのミニゲームなどで断片的なヒントは与えられていますが、決定的な答えは意図的に隠されています。
ゲーム版のゴールデンフレディは、行方不明の子供たち事件(Missing Children Incident)と深く関わっており、ウィリアム・アフトンによって殺された5人の子供のうちの1人(または複数人)が宿っていることはほぼ確定しています。
小説版マイケル・ブルックスとは誰か
小説版「The Silver Eyes」三部作では、ゴールデンフレディに宿っている魂はマイケル・ブルックスという少年です。
マイケル・ブルックスは、行方不明の子供たち事件の犠牲者の一人として描かれています。
主人公のチャーリーの幼なじみであり、他の犠牲者たちと共にフレディ・ファズベアーズ・ピザで殺されました。
小説版のマイケル・ブルックスは男の子であり、ゲーム版のキャシディが女の子であることと矛盾しています。
これは、小説版とゲーム版が別の世界線(パラレルワールド)であることを示しています。
Scott Cawthonは、小説版について「ゲームの正史とは異なるが、ゲームの謎を解くヒントが含まれている」と述べています。
つまり、小説版の設定をそのままゲームに当てはめることはできませんが、物語のテーマや構造を理解する上で参考になるということです。
映画版ゴールデンフレディはアンドリュー?
2023年に公開された映画「Five Nights at Freddy’s」でも、ゴールデンフレディは重要な役割を果たしています。
映画版では、ゴールデンフレディに宿る魂が「アンドリュー」であるという説が有力視されています。
アンドリューは、Fazbear Frightsシリーズに登場するキャラクターであり、ウィリアム・アフトンに殺された少年です。
映画版のゴールデンフレディは、主人公マイクの妹アビーと友好的な関係を築きます。
これは、ゲーム版のゴールデンフレディが敵対的な存在として描かれることが多いのとは対照的です。
映画版は独自の世界観を持っており、ゲームや小説とは異なる解釈がなされています。
2025年12月に公開された続編「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2」では、ゴールデンフレディの役割がさらに拡大している可能性があります。
最新作での動向と今後の展開予想
FNAFシリーズは現在も新作がリリースされ続けており、ゴールデンフレディに関する新たな情報が明らかになる可能性があります。
最新の動向を確認していきましょう。
Security BreachとRuinでの伏線
2021年にリリースされたFive Nights at Freddy’s: Security Breachには、ゴールデンフレディに関する伏線が複数含まれています。
ゲーム内に登場する「Princess Quest」というアーケードゲームでは、金色のプリンセスが登場します。
この金色のプリンセスがキャシディを象徴しているという説が有力です。
Princess Questをクリアすることで、キャシディがGlitchtrap(ウィリアム・アフトンのデジタル化された魂)を打ち負かすエンディングに到達できます。
2023年にリリースされたDLC「Ruin」では、新たな主人公キャシーが登場します。
キャシーという名前がキャシディに似ていることから、「GoldenReincarnate」理論(キャシディがキャシーとして転生した)が提唱されています。
同様に、Security Breachの主人公グレゴリーが、泣いている子供の転生であるという説もあります。
これらの理論は、ゴールデンフレディの物語が新たな形で続いていることを示唆しています。
映画第2作でのゴールデンフレディの役割
映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2」は、2025年12月5日にアメリカで公開されました。
日本でも2026年2月時点で公開中です。
映画第2作では、ゴールデンフレディの役割がどのように描かれるのか、多くのファンが注目しています。
第1作でアビーと友好的な関係を築いたゴールデンフレディが、続編でどのような立ち位置になるのかは重要なポイントです。
また、映画版独自のストーリーラインにおいて、ゴールデンフレディの正体がより明確に描かれる可能性もあります。
映画第2作の情報は、公開に伴い今後さらに明らかになっていくでしょう。
Secret of the Mimicで明かされる可能性
2025年にリリースされた「Five Nights at Freddy’s: Secret of the Mimic」は、FNAFシリーズの最新ゲームです。
このゲームでは「The Mimic」というキャラクターが中心的な役割を果たしています。
The Mimicは、Fazbear Frightsシリーズで登場したキャラクターであり、人間の行動を模倣する能力を持つアニマトロニクスです。
Secret of the Mimicでは、ゴールデンフレディに関する新たな情報が明かされる可能性があります。
特に、The MimicとGlitchtrap、そしてゴールデンフレディの関係性について、新たな考察が生まれることが期待されています。
最新作の情報は、YouTubeやRedditなどのコミュニティで活発に議論されています。
ゴールデンフレディの正体が解明されない理由
10年以上にわたってゴールデンフレディの正体が確定しない理由には、いくつかの要因があります。
この謎がなぜ解けないのかを分析してみましょう。
Scott Cawthonが意図的に曖昧にしている説
FNAFシリーズの開発者であるScott Cawthonは、ゴールデンフレディの正体について公式な回答を出していません。
これは意図的なものであると考えられています。
Scott Cawthonは、プレイヤーに謎を解く楽しみを与えるために、物語の核心部分を曖昧にしているという見方があります。
実際に、彼は過去のインタビューで「すべての答えを与えてしまうと、謎解きの楽しみがなくなる」という趣旨の発言をしています。
一方で、コミュニティの一部からは「謎は解かれるべきものなのに、FNAFの謎は解決不可能に設計されている」という批判も上がっています。
Scott Cawthonが引退を表明した後も、この状況は変わっておらず、今後公式な回答が出る可能性は低いとも言われています。
矛盾する設定と未回収の伏線
ゴールデンフレディの正体が解明されない理由の一つに、シリーズ内での設定の矛盾があります。
FNAFシリーズは10年以上にわたって展開されており、その間に多くの作品がリリースされました。
初期の作品で提示された設定と、後の作品で追加された設定が矛盾することがあります。
例えば、ゴールデンフレディとフレッドベアの関係性については、作品によって異なる描写がなされています。
また、キャシディが女性であるという設定と、UCNの「The One You Shouldn’t Have Killed」が男性的に描かれることがある点も矛盾として指摘されています。
未回収の伏線も多く存在します。
FNAF4で登場した謎の箱や、Survival Logbookの完全な解読など、まだ明らかになっていない要素がゴールデンフレディの正体と関連している可能性があります。
コミュニティで議論が続く理由
FNAFコミュニティでは、ゴールデンフレディの正体について常に活発な議論が行われています。
その理由の一つは、証拠の解釈が多様であることです。
同じ証拠を見ても、人によって異なる結論に達することがあります。
例えば、Survival Logbookの暗号については、複数の解読方法が提案されており、どれが正しいかについて合意が形成されていません。
また、FNAFの物語は複数のメディアにまたがって展開されているため、情報の整理が難しいという問題もあります。
ゲーム、小説、映画、そしてFazbear Frightsシリーズなど、それぞれで設定が異なることが混乱を招いています。
議論が続くこと自体がコミュニティの活性化につながっており、ファンにとってはこの謎解きの過程こそが楽しみの一つとなっています。
ゴールデンフレディの正体に関するよくある質問
ゴールデンフレディについて、多くのファンが抱く疑問に答えていきます。
ゴールデンフレディは幽霊なのかアニマトロニクスなのか
ゴールデンフレディは、物理的なアニマトロニクスではなく、幽霊のような超自然的な存在であると考えられています。
その根拠として、以下の点が挙げられます。
まず、ゴールデンフレディは閉じたドアをすり抜けてオフィス内に出現することができます。
これは物理的な存在には不可能な行動です。
また、瞬間移動や、カメラを上げるだけで消えてしまうという特性も、幽霊的な存在であることを示しています。
FNAF2では、ゴールデンフレディの頭部だけが浮遊して出現することがあります。
これも物理法則を無視した現象です。
公式ガイドブック「Five Nights at Freddy’s: The Ultimate Guide」では、ゴールデンフレディについて「非機能的に見える黄色いクマのアニマトロニクス」と記載されていますが、同時に「真の起源は不明」とも述べられています。
最も一般的な解釈は、ゴールデンフレディはかつて存在した物理的なスーツ(おそらくフレッドベア)に、殺された子供の魂が取り憑いて幽霊的な姿を取っているというものです。
なぜゲームをクラッシュさせる力があるのか
ゴールデンフレディがゲームをクラッシュさせる能力を持っている理由については、複数の解釈があります。
ゲーム内の設定として考えると、ゴールデンフレディの持つ超自然的な力が強すぎて、現実世界(プレイヤーの世界)にまで影響を及ぼしていると解釈できます。
これは、ゴールデンフレディが他のアニマトロニクスとは比較にならないほど強力な存在であることを示しています。
メタ的な解釈としては、開発者のScott Cawthonがゴールデンフレディを特別な存在として印象づけるために、この演出を採用したと考えられます。
ゲームがクラッシュするという予想外の事態は、プレイヤーに強烈なインパクトを与えます。
初代FNAFがリリースされた2014年当時、このような演出は非常に斬新であり、ゴールデンフレディの神秘性を高める効果がありました。
シリーズが進むにつれて、この能力はゴールデンフレディのトレードマークとなり、彼が特別な存在であることの象徴となっています。
Happiest Dayで成仏したのかしていないのか
FNAF3のミニゲーム「Happiest Day」では、ゴールデンフレディを含む5人の子供たちが成仏する様子が描かれています。
しかし、ゴールデンフレディが本当に成仏したのかについては、議論があります。
Happiest Dayでは、5人の子供たちがマスクを外し、姿を消していきます。
これは魂が解放され、成仏したことを示していると一般的に解釈されています。
しかし、Ultimate Custom Nightでは、ゴールデンフレディに宿る「復讐心に燃える魂」がまだ存在していることが示されています。
この復讐心に燃える魂は、ウィリアム・アフトンを永遠に苦しめ続けており、成仏を拒否しているように見えます。
GoldenDuo説に基づいて解釈すると、Happiest Dayで成仏したのは泣いている子供であり、キャシディは成仏せずに残ったという考え方ができます。
泣いている子供にとって、Happiest Dayは「最も幸せな日」であり、彼は安らかに旅立つことができました。
しかし、キャシディの怒りと憎しみはあまりにも深く、復讐を果たすまで成仏することを拒んだのです。
UCNの「Yellowbear」カットシーンでは、暗闇の中でゴールデンフレディが痙攣している姿が描かれており、これはキャシディがまだ囚われていることを示唆しています。
まとめ:FNAFゴールデンフレディの正体を徹底解説
- ゴールデンフレディは初代FNAFから登場する謎のアニマトロニクスで、ゲームファイル内では「Yellow Bear」と呼ばれていた
- 外見は金色のボディに黒いシルクハットと蝶ネクタイを持ち、目は空洞で幽霊のような存在である
- 宿っている魂の正体については、キャシディ説、泣いている子供説、GoldenDuo説の3つが主要な理論として議論されている
- GoldenDuo説が現在最も有力であり、キャシディと泣いている子供の2つの魂が同時に宿っているとされる
- キャシディは黒髪の少女で、行方不明の子供たち事件の5人目の犠牲者である
- 泣いている子供は1983年の噛みつき事件の被害者で、ウィリアム・アフトンの息子とされる
- フレッドベアとゴールデンフレディは関連があるが、帽子の色や指の本数など外見の違いから別の存在として扱われることが多い
- Ultimate Custom Nightは、ゴールデンフレディに宿る復讐心に燃える魂がウィリアム・アフトンのために作った煉獄である
- ゲーム版、小説版、映画版でそれぞれ異なる設定があり、小説版ではマイケル・ブルックス、映画版ではアンドリューが正体とされる
- 10年以上経った現在も公式な正体は明かされておらず、FNAFシリーズ最大の謎として議論が続いている

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