FF7リメイクプロジェクトの完結編となる3作目について、多くのファンがその発売日を心待ちにしています。
前作『FF7リバース』の壮大な物語を経て、クラウドたちの旅がどこへ向かうのか、期待は高まるばかりです。
特に、「3作目はいつ発売されるのか」「次世代機であるPS6専用タイトルになるのではないか」といった疑問が多く聞かれます。
『FF7リバース』の評価やセールス状況から、開発の中止や打ち切りの可能性を心配する声も一部ではあるようです。
この記事では、現在公開されている公式情報や開発者のインタビュー、そして市場の動向から、FF7リメイク3作目の発売時期、対応ハード、開発状況の真相、そして気になる噂について、深く掘り下げて解説していきます。
FF7リメイク3作目はいつ発売?PS6になるのか解説

FF7リメイク3作目の最新作はいつ発売される?
結論から言うと、FF7リメイク3作目の発売日は、現時点で最も有力視されているのが「2027年」です。
もちろん、これはスクウェア・エニックスからの正式な発表ではなく、様々な状況証拠から導き出された予測となります。
主な理由として、これまでの作品のリリース間隔が挙げられます。
1作目『FF7リメイク』が2020年4月に発売され、2作目である『FF7リバース』は2024年2月に登場しました。
この間隔は約3年10ヶ月です。
この開発ペースを単純に3作目に当てはめると、2027年末から2028年初頭という計算になります。
また、開発はすでに本格化しており、前2作で培った開発基盤やアセットを流用できるため、開発期間がこれまでより短縮される可能性も示唆されています。
バトルシステムやワールドマップといったゲームの根幹部分は『リバース』でほぼ完成しているため、3作目ではコンテンツの制作に集中できるという強みがあります。
これらの要因を総合的に考慮すると、「2027年」という発売予測は非常に現実味のあるスケジュールと言えるでしょう。
そもそもPS6の発売はいつになる見込み?
FF7リメイク3作目のハードを語る上で欠かせないのが、ソニーの次世代機「PlayStation 6(PS6)」の存在です。
PS6の発売時期は、3作目の対応ハードを予測する上で重要な指標となります。
こちらも公式発表はありませんが、過去のPlayStationシリーズの発売サイクルから、ある程度の時期を推測することが可能です。
ハード名 | 日本での発売日 | 次世代機までの期間 |
PlayStation | 1994年12月3日 | 約5年3ヶ月 |
PlayStation 2 | 2000年3月4日 | 約6年8ヶ月 |
PlayStation 3 | 2006年11月11日 | 約7年3ヶ月 |
PlayStation 4 | 2014年2月22日 | 約6年9ヶ月 |
PlayStation 5 | 2020年11月12日 | – |
このように、PlayStationの家庭用ゲーム機は、およそ6年から7年のサイクルで世代交代を繰り返してきました。
このパターンをPS5に当てはめると、PS6の発売は2026年後半から2028年にかけての期間が最も可能性の高い時期として考えられます。
特に多くのメディアやアナリストは「2027年」または「2028年」を最有力候補として挙げています。
もしPS6が2027年に発売されるとすれば、FF7リメイク3作目の有力な発売予測年と重なります。
これが、多くのファンが「3作目はPS6で発売されるのではないか」と考える大きな理由の一つになっているのです。
次世代機の登場は、ゲーム開発者にとっても表現の幅を大きく広げる機会となるため、大型タイトルの発売時期と密接に関連してくるのは自然な流れと言えるでしょう。
FF7リメイク3作目はPS5で完結が基本方針
「3作目はPS6専用になるのでは?」というファンの懸念に対し、開発陣は明確なメッセージを発信しています。
FF7リメイクプロジェクトのプロデューサーである北瀬佳範氏は、海外メディアとのインタビューなどで「PS5でリメイクシリーズを完結させる」という趣旨の発言を繰り返しています。
これは、PS4で『リメイク』をプレイし、PS5で『リバース』を体験したファンが、完結編を遊ぶために再び新しいハード(PS6)の購入を強いられる事態を避けたい、という開発側の配慮の表れでしょう。
ゲームハードをまたぐ三部作は、プレイヤーにとって大きな負担となり、シリーズから離脱する一因にもなりかねません。
開発チームとしては、できるだけ多くのファンに物語を最後まで見届けてほしいという強い想いがあると考えられます。
そのため、3作目が「PS6でしか遊べない」という形になる可能性は極めて低いと言えます。
ただし、注意点もあります。
前述の通り、PS6の発売時期が2027年頃と予測される中で、3作目も同時期にリリースされる場合、「PS5とPS6の両方で発売される(クロスジェネレーション対応)」という可能性は十分に考えられます。
この場合、PS5版をベースに開発しつつ、PS6版ではより高いフレームレートや解像度、高速なロードといった次世代機ならではの恩恵を受けられる、といった形になるかもしれません。
いずれにしても、PS5を持っていれば完結編が遊べなくなる、という事態にはならない見込みです。
原作30周年が発売の鍵?2027年説が最有力な理由
2027年が発売時期として有力視される最大の理由は、FF7という作品にとって、そしてスクウェア・エニックスという企業にとって、その年が非常に特別な意味を持つからです。
1997年1月31日に発売されたオリジナル版『ファイナルファンタジーVII』は、2027年に記念すべき「30周年」を迎えます。
ゲーム史に名を刻んだ金字塔の30周年という大きな節目に、リメイクプロジェクトの完結編をリリースすることは、マーケティング戦略としてこれ以上ないほど効果的です。
ファンのお祝いムードが最高潮に達するタイミングで完結編を世に送り出せば、大きな話題を呼び、販売促進に絶大な効果が期待できるでしょう。
さらに、スクウェア・エニックスにとって2027年はもう一つの記念イヤーになる可能性があります。
シリーズの原点である初代『ファイナルファンタジー』が発売されたのが1987年。
つまり、2027年はFFシリーズ全体にとっても「40周年」という大きな節目にあたるのです。
このダブルアニバーサリーイヤーに、シリーズの中でも特に人気の高いFF7のリメイク完結編を投入することは、企業戦略としても極めて理にかなっています。
過去にもスクウェア・エニックスは、シリーズの節目に合わせて記念作品や大型タイトルをリリースする傾向がありました。
これらの背景から、開発チームが2027年の発売を大きな目標として設定している可能性は非常に高いと考えられます。
開発期間や技術的な課題など、乗り越えるべきハードルは存在するでしょうが、この記念すべき年に向けてプロジェクトが進行していると見るのが自然な見方です。
FF7リメイク3作目の開発状況とPS6を待つ必要性

FF7の3作目は飛空艇で自由に探索可能に!
完結編となる3作目のゲーム内容について、ファンが最も期待する要素の一つが「飛空艇」の存在でしょう。
この期待に対し、開発陣は力強いコメントで応えています。
『FF7リバース』のディレクターを務める浜口直樹氏は、ゲームイベント「G-STAR 2024」の講演にて、3作目の開発に言及しました。
その中で、原作では物語後半の移動手段として登場する飛空艇「ハイウインド」について、「システムでごまかすことはなく、マップ中を自由に飛び回れるよう、真っ向勝負で挑戦します」と明言しました。
これは、単にマップ上のアイコンが移動するような簡略的な表現ではなく、プレイヤー自身がハイウインドを操縦し、広大なワールドマップを空から自由に探索できる体験を目指していることを意味します。
『リバース』で実現した広大な地上マップの探索に続き、3作目では空からの視点が加わることで、世界の広がりと冒険の自由度は格段に向上するはずです。
山々を越え、海を渡り、これまで行けなかった場所へ到達する……。
原作で多くのプレイヤーが感じた、あの冒険のロマンと高揚感が、現代の技術でどのように再現され、進化するのか。
開発チームが「真っ向勝負」と表現するほどの覚悟で挑む飛空艇の実装は、3作目のゲーム体験の中核をなす、最大の目玉要素となるに違いありません。
FF7の三作目のタイトルはどうなる?
FF7リメイクプロジェクトは、そのサブタイトルもファンの間で大きな注目と考察の対象となってきました。
1作目の『REMAKE』(リメイク:作り直す)、2作目の『REBIRTH』(リバース:再生、生まれ変わり)と、いずれも物語のテーマを象徴する「RE」で始まる単語が採用されています。
この流れを踏襲するならば、3作目も「RE」から始まる単語がタイトルになる可能性が非常に高いでしょう。
現在、ファンやメディアの間で最も有力な候補として囁かれているのが『REUNION』(リユニオン)です。
「リユニオン」は、原作において極めて重要なキーワードであり、「再集結」や「再会」を意味します。
作中では、ジェノバ細胞を持つ者たちが、セフィロスのもとへと引き寄せられ集結する現象を指す言葉として使われました。
リメイク版では、セフィロスが「リユニオン…世界は交わり融合する」と語るシーンもあり、単なるジェノバ細胞の集結だけでなく、分裂した世界線や運命が一つに収束していく、より壮大な事象を示唆している可能性があります。
物語の完結編で、全ての謎や伏線が一つに「再集結」し、クラウドたちがセフィロスと最後の「再会」を果たす。
そう考えると、『REUNION』は三部作の締めくくりとして、これ以上なく相応しいタイトルと言えるかもしれません。
もちろん、これはあくまで考察の一つであり、開発陣が全く新しい、意表を突くタイトルを用意している可能性も十分にあります。
正式なタイトルが発表されるその日まで、様々な予想を巡らせるのも、ファンにとっての楽しみの一つと言えるでしょう。
FF7リメイク続編の打ち切りや中止の可能性は?
2024年2月に発売された『FF7リバース』は、世界中のメディアから極めて高い評価を受け、メタスコア(海外レビューの平均点)では90点を超える高得点を記録しました。
しかしその一方で、パッケージ版の販売本数に目を向けると、発売初週の売上は前作『FF7リメイク』の初週実績を下回る結果となりました。
このセールス状況から、一部のインターネット上では「売上が振るわないので、3作目の開発が中止されたり、規模が縮小されたりするのではないか」といった、いわゆる「打ち切り」を懸念する声が上がりました。
結論から申し上げますと、そのような可能性は限りなくゼロに近いと言えます。
まず、開発陣は様々なインタビューで「開発は順調に進んでいる」「シナリオはすでに完成している」と繰り返し公言しています。
2025年1月の時点では、すでに本格的な作り込みのフェーズに入っているとの情報もあり、プロジェクトが計画通りに進行していることは明らかです。
セールスに関しても、初週のパッケージ販売本数だけで判断するのは早計です。
近年はダウンロード版の販売比率が世界的に高まっており、パッケージ版の売上だけでは全体の販売規模を正確に測ることはできません。
スクウェア・エニックスは全世界での累計販売本数をまだ公表していませんが、最終的には着実に数字を伸ばしているものと推測されます。
何よりも、FF7リメイクは同社にとって最重要プロジェクトの一つです。
すでに莫大な開発費と人員を投じ、物語の完結までを計画して進めてきたプロジェクトを、途中で中止することは考えられません。
ファンの不安な気持ちは理解できますが、公式からのポジティブな発信を信じ、安心して完結編の登場を待つのが賢明です。
売上不振による3作目の中止は考えにくい理由
前述の通り、『FF7リバース』の売上を理由に3作目の中止を心配する必要はまずありません。
その理由を、ビジネス的な観点からも補足しておきましょう。
1. 莫大な投資とプロジェクトの継続性
FF7リメイクは、1作目の企画段階から三部作で完結させることが決定していた、極めて大規模かつ長期的なプロジェクトです。
これまでに投じられた開発費やマーケティング費用は、一般的なゲームタイトルの比ではありません。
企業として、これほどの巨大プロジェクトを道半ばで頓挫させることは、投じた資金を回収できなくなることを意味し、経営的に見てあり得ない判断です。
物語を完結させて三部作をパッケージとして完成させることで、初めてプロジェクト全体の価値が最大化されるのです。
2. シナリオと開発計画の先行
開発者のコメントからも明らかなように、3作目のメインシナリオは『リバース』の開発と並行して、かなり早い段階で完成しています。
物語の終着点が見えているだけでなく、どのようなゲーム体験を目指すかのコンセプトも固まり、すでに開発チームが本格的に稼働しています。
ここまで進んだプロジェクトを止めるという判断は、現実的ではありません。
3. ブランド価値の維持
「ファイナルファンタジー」、特に「FF7」は、スクウェア・エニックスが世界に誇る最も価値のあるIP(知的財産)の一つです。
その看板タイトルであるリメイクプロジェクトを途中で打ち切るようなことがあれば、ファンからの信頼を大きく損ない、企業全体のブランドイメージに計り知れないダメージを与えることになります。
長期的な視点で見ても、物語をきっちりと完結させることのメリットは計り知れません。
4. プラットフォームの普及状況
『リバース』がPS5専用タイトルであったのに対し、『リメイク』はPS4で発売されました。
『リバース』発売時点では、PS5の普及台数がまだ十分でなかったことも、初動セールスに影響した一因と考えられます。
3作目が発売されるであろう2027年頃には、PS5はさらに普及しているはずです。
より多くの潜在顧客がいる市場で発売される完結編は、セールス面でも再び大きな成功を収めるポテンシャルを秘めています。
これらの理由から、売上に関する一部のネガティブな情報に惑わされることなく、壮大な物語のフィナーレが届けられることを確信して良いでしょう。
まとめ:FF7リメイク3作目はいつ?PS6になる?最新情報を総括
- FF7リメイク3作目の発売日は2027年が最有力である
- 原作FF7の30周年とFFシリーズ40周年の記念イヤーにあたるためである
- 対応ハードはPS5が基本方針で、PS6専用になる可能性は低い
- PS6自体の発売が2027年頃のため、PS5/PS6の縦マルチの可能性はある
- 開発は順調に進行しており、メインシナリオは既に完成している
- 一部で噂された開発中止や打ち切りの可能性は限りなく低い
- 飛空艇「ハイウインド」でワールドマップを自由に探索できる要素が実装される
- 3作目のタイトルは作中用語でもある「REUNION(リユニオン)」が有力視されている
- シドとヴィンセントがプレイアブルキャラクターとして登場する見込みである
- 物語は原作のディスク2以降を描き、全ての謎が回収され完結する
コメント