「ファイナルファンタジーVII」(FF7)に登場するシド・ハイウインドは、豪快な性格と確固たる信念で多くのファンを魅了する人気キャラクターです。
彼の年齢が32歳という設定は、初めて知った多くのプレイヤーを驚かせます。
本記事では、「ff7 シド 年齢」というテーマに焦点を当て、彼の基本的なプロフィールから、なぜ「老けすぎ」と言われるのか、バレットとの意外な年齢差、そしてFF7リバースでの新たな一面まで、あらゆる情報を網羅して徹底的に解説します。
シドのかっこよさの源泉や、物語における彼の重要性を再発見していきましょう。
FF7シドの年齢は32歳!プロフィールとキャラクター像
シド・ハイウインドの年齢と詳しいプロフィール
シド・ハイウインドは、FF7の物語における主要なパーティメンバーの一人で、その年齢は32歳に設定されています。
伝説的な飛空艇のパイロットであり、かつては神羅カンパニーの宇宙開発計画の中心人物でした。
しかし、打ち上げ失敗により計画は頓挫し、以降はロケット村で宇宙への夢を燻らせながら暮らしています。
シドの人物像をより深く理解するために、まずは彼の基本的なプロフィール情報を確認しましょう。
項目 | 詳細 |
フルネーム | シド・ハイウインド |
年齢 | 32歳 |
誕生日 | 2月22日 |
身長 | 178cm |
血液型 | B型 |
使用武器 | 槍 |
職業 | パイロット |
出身地 | ロケット村 |
声優 | 山路和弘 |
このように、シドは職人気質で江戸っ子のようなべらんめえ口調が特徴的ながら、パーティのまとめ役を担うほどのリーダーシップも兼ね備えています。
その人間的な魅力と、竜騎士を彷彿とさせる槍を駆使した戦闘スタイルが、彼をFFシリーズの中でも特に記憶に残るキャラクターにしています。
32歳に見えない?FF7シドが老けすぎと言われる理由
シド・ハイウインドの年齢が32歳であることは、多くのプレイヤーにとって大きな驚きでした。
その理由は、彼の見た目や言動が、設定年齢よりもはるかに年上に見えるためです。
ヘビースモーカーで常にタバコをくわえ、無精髭に作業着というスタイル、そして腹を突き出して走る「おっさん走り」は、彼を「オヤジ」キャラクターとして強く印象付けています。
この「老けすぎ」問題には、実は開発上の興味深い背景が存在します。
キャラクターデザイナーである野村哲也氏が、FF7開発当時はまだ20代であり、「30代はかなり大人」というイメージを持っていたため、意図せずシドを老けたデザインにしてしまったと後に語っています。
野村氏自身がシドの年齢を追い越してからは、30代はまだまだ若いと感じるようになり、その後の作品でシドを描く際には少しずつ若返らせる微調整を行っているとのことです。
このエピソードは、シドというキャラクターがどのようにして生まれたかを知る上で非常に面白いポイントと言えるでしょう。
実は年下!FF7バレットとの年齢差
FF7のパーティメンバーの中で、シドと同じく「オヤジ」的なポジションを担うキャラクターにバレット・ウォーレスがいます。
リーダーシップを発揮し、豪快な性格であるバレットは、多くの人がシドよりも年上だと感じがちです。
しかし、実際にはバレットの年齢は35歳であり、シドの方が3歳年下という事実は、多くのファンを驚かせました。
この年齢設定の面白さは、物語の特定の場面でより際立ちます。
例えば、クラウドとティファがパーティを離脱した際、バレットは自らリーダーの座をシドに託します。
普通に考えれば年長者であるバレットがリーダーを続けそうですが、彼はシドの持つカリスマ性や的確な判断力を見込んで、この大役を任せたのです。
このイベントは、シドが決してただの口が悪い職人オヤジではなく、仲間から深く信頼されるリーダーの資質を持った人物であることを示しています。
見た目の印象と実際の年齢のギャップが、キャラクターの深みを一層増している好例と言えるでしょう。
FF7シドのかっこいい魅力とは?
シドの魅力は、単に口が悪くて豪快な「オヤジ」という点だけではありません。
彼の言動の根底には、熱い魂と仲間を思う優しさがあり、そのギャップこそが「かっこいい」と評される最大の理由です。
シドのかっこよさは、特に物語の重要な局面で発揮されます。
夢を追い続ける純粋さ
神羅に見捨てられてもなお、宇宙へ行くという壮大な夢を諦めずにロケットの整備を続ける姿は、彼の信念の強さを物語っています。
ただ面白いからという理由でクラウドたちの旅に同行するなど、いくつになっても少年の心を忘れない純粋さも彼の魅力の一つです。
仲間を鼓舞するリーダーシップ
前述の通り、彼は一時的にパーティのリーダーを務めますが、その際に見せるリーダーシップは圧巻です。
特にメテオ破壊作戦が失敗し、仲間たちが絶望に打ちひしがれる中、シドは「うじうじしてんじゃねえ!」と一喝し、力強い言葉で全員を奮い立たせます。
このシーンは、シドがただのパイロットではなく、精神的な支柱にもなれる人物であることを証明しており、多くのプレイヤーの心に深く刻まれました。
彼のテーマ曲「シドのテーマ」が流れるタイミングも絶妙で、彼の魅力を最大限に引き立てています。
FF7シドの年齢に関する疑問と派生作品での活躍
FF7シドの最強武器と入手方法を解説
FF7のオリジナル版において、シドは竜騎士的な役割を担い、その戦闘能力は非常に高いです。
彼のポテンシャルを最大限に引き出すのが、最強武器(最終武器)である「ビーナスゴスペル」です。
この武器は非常に強力でありながら、入手方法が比較的簡単なため、ぜひ手に入れておきたい装備です。
順位 | 武器名 | 入手方法 | 特徴 |
1位 | ビーナスゴスペル | ロケット村でロケットを見上げている老人に3回話しかける | 残りMPが多いほど攻撃力が上昇する。マテリア穴も多く非常に優秀。 |
2位 | 方天画戟 | ゴールドソーサーの景品(スピードスクェア) | 純粋な基礎攻撃力が非常に高い。 |
3位 | 青龍偃月刀 | 大空洞の宝箱 | マテリア成長率が3倍で、育成に最適。 |
最強武器「ビーナスゴスペル」は、物語の終盤、ヒュージマテリアを巡るイベントが終わった後にロケット村を訪れ、ロケットを見上げている男性に3回話しかけるだけで入手できます。
この手軽さとは裏腹に、MPを高く保てば絶大なダメージを叩き出せるため、シドを最終パーティの主力として使う際には必須の武器と言えるでしょう。
一方で、マテリアを育てたい場合はマテリア成長率が最高の「青龍偃月刀」を使うなど、目的に応じて武器を使い分けるのがおすすめです。
FF7シドの声優は山路和弘さん
シドのキャラクター性を語る上で欠かせないのが、その声です。
シドの声を担当しているのは、ベテラン声優の山路和弘さんです。
オリジナル版のFF7にはボイスがありませんでしたが、続編の映像作品「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」以降、すべての関連作品で山路さんがシド役を務めています。
山路さんの深みのある声と、江戸っ子気質のべらんめえ口調の演技は、シドの「豪快で人情もろいオヤジ」というイメージに完璧にマッチしています。
「うるっっっせぇなぁ、ジャンプしろジャンプ!」といったアドベントチルドレンでの名台詞は、山路さんの演技によってさらに印象深いものとなりました。
ちなみに、山路さんは他にも以下のような有名キャラクターを演じており、その実力は折り紙付きです。
- 進撃の巨人(ケニー・アッカーマン)
- ONE PIECE(ギルド・テゾーロ)
- ワンパンマン(シルバーファング)
- PSYCHO-PASS サイコパス(雑賀譲二)
様々な役柄を演じ分ける山路さんですが、シド役は特にはまり役の一つとして、ファンの間で高く評価されています。
FF7リバースでのシドの役割とイファルナとの関係
FF7リメイクプロジェクトの第2作目「ファイナルファンタジーVII リバース」では、シドはゴンガガエリアの終盤で初登場します。
今作ではまだプレイアブルキャラクターではなく、愛機タイニーブロンコを駆る凄腕のパイロットとして、クラウドたちの移動を助ける重要な役割を担います。
リバースで最も注目すべき点は、シドの過去に新たな設定が加えられたことです。
それは、彼が若い頃にミッドガルで技術屋見習いをしており、エアリスの母である「イファルナ」と面識があったという事実です。
この新設定により、シドはエアリスに対して特別な親近感を抱いており、彼女の母の死を聞いた際には、彼らしい不器用ながらも温かい言葉で励ますシーンが描かれます。
「そう思って元気に生きろい!それがなによりの親孝行だ」というセリフは、シドの人間性を象徴する名言として、プレイヤーに新たな感動を与えました。
この変更は、原作ではパーティへの加入がやや唐突だったシドと、クラウドたちとの絆をより自然に、そして深く描くための効果的なアレンジと言えるでしょう。
FF7リバースでシドはプレイアブル化する?
前述の通り、「FF7リバース」の時点では、シドはプレイヤーが操作できるプレイアブルキャラクターではありません。
彼は物語に仲間として加わりますが、戦闘には参加せず、主に飛空艇での移動手段を提供するサポート役に徹しています。
では、今後シドがプレイアブル化する可能性はあるのでしょうか。
結論から言えば、その可能性は極めて高いと考えられます。
FF7リメイクプロジェクトは三部作で完結することが明言されており、リバースで描かれたのは原作ディスク1の終盤までです。
原作のストーリーを追うならば、次作(第3作目)でシドが本格的に戦闘に参加する場面が必ず訪れます。
彼がプレイアブル化する際には、原作同様、槍を武器とし、「ジャンプ」などの竜騎士を彷彿とさせるアビリティを持つキャラクターになることが予想されます。
リメイク版の美麗なグラフィックで、シドが空高く跳躍し、強力なリミット技を繰り出す姿を見られる日を、多くのファンが心待ちにしています。
まとめ:FF7シドの年齢と知られざる魅力を再確認
- FF7のシド・ハイウインドの年齢は32歳である
- 伝説的なパイロットで、宇宙に行くという大きな夢を持つ
- 見た目や言動から32歳より老けて見えるとよく言われる
- 老け顔のデザインは、開発者の当時の年齢観が影響している
- パーティメンバーのバレット(35歳)よりも年下である
- 口は悪いが仲間思いで、強い信念を持つかっこよさが魅力だ
- 声優は映像作品以降、一貫して山路和弘が担当している
- FF7リバースではノンプレイアブルだが、移動を助ける重要キャラとして登場する
- リバースではエアリスの母イファルナと面識があったという新設定が追加された
- リメイクプロジェクトの次作でプレイアブル化される可能性が非常に高い
コメント