「Clair Obscur: Expedition 33」を始めたいけれど、どの難易度を選べばいいのかわからない。
パリィや回避が難しそうで不安を感じている。
こうした悩みを持つプレイヤーは少なくありません。
本作はThe Game Awards 2025でGOTYを含む史上最多9冠を達成し、全世界で500万本以上を売り上げた大ヒットRPGです。
ターン制バトルにリアルタイムのアクション要素を融合させた革新的な戦闘システムが高く評価される一方、難易度の選び方や戦闘のコツに悩む声も多く聞かれます。
この記事では、3段階ある難易度それぞれの違いや被ダメージ倍率、パリィの仕組み、さらにはアップデートで追加されたチャレンジモディファイアまで、難易度に関するすべての情報を網羅的にお届けします。
初心者から上級者まで、自分に最適な難易度を見つけるための手がかりとしてお役立てください。
エクスペディション33の難易度は3段階から選べる
エクスペディション33には「ストーリー」「エクスペディショナー」「エキスパート」の3段階の難易度が用意されています。
ゲーム開始時に選択するほか、バトル中以外であればポーズメニューからいつでも変更できる仕様です。
難易度を変えてもストーリーの内容やエンディングの分岐に影響はなく、トロフィーや実績にも制限はかかりません。
つまり、プレイ中に「難しすぎる」「物足りない」と感じたら、その場で自由に切り替えられるということです。
この柔軟な設計のおかげで、最初の選択を深刻に考えすぎる必要はありません。
まずは気になる難易度で始めてみて、手応えに応じて調整していくのがおすすめの進め方です。
難易度ごとの違いを比較する
各難易度では、主に「被ダメージ量」と「パリィ・回避の受付時間」の2点が変化します。
与えるダメージや経験値の獲得量には差がないとされており、難易度間の違いは防御面に集中しています。
以下の表に、3つの難易度の特徴をまとめました。
| 項目 | ストーリー | エクスペディショナー | エキスパート |
|---|---|---|---|
| 想定プレイヤー | 物語を楽しみたい方 | ターン制バトルを楽しみたい方 | 高難度アクションを求める方 |
| 被ダメージ量 | 大幅に軽減 | 基準値(変更なし) | 大幅に増加 |
| パリィ受付時間 | 緩和(約0.31〜0.35秒) | 標準(約0.15秒) | 標準(約0.15秒) |
| 回避受付時間 | 緩和 | 標準 | 標準 |
| パリィ・回避の必要性 | 推奨だが必須ではない | 推奨 | ほぼ必須 |
注目すべきポイントは、エクスペディショナーとエキスパートでパリィ・回避のタイミング猶予が同一であることです。
開発元のSandfall Interactiveもインタビューで認めており、この2つの難易度の違いは純粋に被ダメージ量だけになります。
ストーリーモードを基準とした被ダメージの倍率は、エクスペディショナーで約4倍、エキスパートでは約10倍という検証報告があります。
エキスパートでは「基本的にワンパンで倒される」という声が多数を占めており、パリィや回避を使いこなせないとまともに戦闘を進められないハードな設定です。
ストーリーモードの特徴と向いているプレイヤー
ストーリーモードは、戦闘の負担を大幅に軽減して物語に集中できる難易度です。
敵から受けるダメージが大きく減少し、パリィと回避の受付時間も長めに設定されています。
アクションゲームが苦手な方や、RPGのストーリーやキャラクターを中心に楽しみたい方にとって、最も安心して選べる選択肢でしょう。
ただし、注意点がひとつあります。
ストーリーモードであっても戦闘が完全に無くなるわけではなく、パリィや回避の操作自体は求められます。
発売直後は「ストーリーモードでも苦戦する」という声が一定数あり、2025年6月のパッチ1.3.0ではパリィ・回避の受付時間が40%拡大され、被ダメージもさらに10〜50%軽減される調整が入りました。
現在のストーリーモードはパッチ適用後の緩和されたバランスになっているため、発売当初と比べてかなり遊びやすくなっています。
エクスペディショナーの特徴と向いているプレイヤー
エクスペディショナーは、本作のスタンダードにあたる難易度です。
被ダメージは基準値そのままで、パリィや回避を使いこなすことが推奨されますが、必須ではありません。
多くの攻略サイトが初回プレイの推奨難易度としてエクスペディショナーを挙げています。
戦闘にやりがいがありつつ、ストーリーもしっかり楽しめるバランスに仕上がっているのが理由でしょう。
ターン制RPGの経験がある方であれば、この難易度から始めるのが最も満足度の高い体験になる可能性が高いです。
パリィのタイミング猶予は約0.15秒と短めですが、回避はパリィよりも受付時間が長いため、初見の攻撃は回避で凌ぎ、パターンを覚えてからパリィに挑戦するというステップアップが有効です。
なお、エクスペディショナーで物足りなくなった場合、エキスパートへ変更してもパリィのタイミングは変わらないため、移行の敷居は被ダメージ増加への対応のみとなります。
エキスパートの特徴と向いているプレイヤー
エキスパートは、本作の最高難易度として設定されたハードモードです。
被ダメージが大幅に増加し、パリィと回避を使いこなすことが事実上の必須条件になります。
アクションゲームやソウル系タイトルで鍛えたプレイヤーからは「エキスパートでも十分対応できる」という声が多い一方、アクション操作に自信がない方にとっては非常に厳しい体験となるでしょう。
エキスパートの特筆すべき点は、敵の攻撃一発で致命的なダメージを受ける緊張感にあります。
パリィを成功させればAPが回復し、カウンターで大ダメージを与えられるため、リスクとリターンの駆け引きが最も色濃く味わえる難易度です。
アクションゲームのような反射神経と集中力が求められるため、RPGとしてだけでなくアクションゲームとしての達成感を味わいたい方に向いています。
難易度変更のやり方と仕組み
難易度の変更は、ポーズメニューの「設定」から「ゲームプレイ」タブを開き、一番上に表示される項目で行えます。
バトル中は変更できませんが、フィールド探索中やイベントシーン中であればいつでも切り替え可能です。
変更による即時効果として被ダメージ量とパリィ・回避のタイミングが反映されるため、特定のボスで詰まった場合に一時的に難易度を下げるといった使い方も有効でしょう。
注意しておきたいのは、難易度を変えてもセーブデータに「どの難易度でクリアしたか」が記録されるわけではないという点です。
トロフィーや実績に難易度の条件は一切設けられていないため、戦闘が辛ければ遠慮なく下げて問題ありません。
逆に簡単すぎると感じたらエキスパートに上げてみることで、同じボス戦でもまったく異なる体験が得られます。
パリィの難しさと具体的な攻略のコツ
本作の難易度を語るうえで避けて通れないのが、パリィシステムの存在です。
エクスペディション33の戦闘では、敵の攻撃に対してタイミングよくボタンを押すことでダメージを無効化し、さらにカウンター攻撃を発動させることができます。
パリィの受付時間はエクスペディショナー以上の難易度で約0.15秒と短く、一般的に「難しいが成功すると圧倒的に有利になる」と評価されています。
敵によっては12回連続で攻撃を繰り出すパターンもあり、すべてをパリィで受け流す場面も存在します。
有効な攻略法として多くのプレイヤーに推奨されているのは、初見の敵にはまず回避で対処し、攻撃パターンを覚えてからパリィに切り替えるアプローチです。
回避はパリィよりも受付時間が長いため、安全に敵のモーションを観察できます。
また、グラディエントカウンターと呼ばれるR2ボタンで発動する特殊なカウンター技は、通常のパリィとは異なるタイミング体系を持っています。
パリィが苦手な場合でも、グラディエントカウンターを活用すれば大きなダメージを与えるチャンスを確保できるでしょう。
属性の弱点を突いて火力で押し切るビルドを構築すれば、パリィに頼らないプレイスタイルも不可能ではありません。
ステータスの振り方やピクトス(装備アイテム)の選択次第で、戦闘スタイルの幅は大きく広がります。
ゲーム進行に伴う難易度カーブの変化
エクスペディション33の難易度は、ゲームの進行に応じて大きく変化します。
この難易度カーブを事前に把握しておくことで、詰まりやすいポイントへの心構えができるでしょう。
序盤(プロローグ〜Act1)が最も苦戦しやすい
多くのプレイヤーが口を揃えて指摘するのが「序盤の10時間が最も難しい」という点です。
パリィと回避のシステムに慣れるまでの学習コストが高く、操作に不慣れな状態で戦闘を繰り返すことになります。
序盤で挫折しそうになったら、一時的にストーリーモードに変更してシステムを習得し、慣れてから難易度を戻すのが賢明です。
Act2で訪れる難易度スパイク
Act2に入ると敵の攻撃パターンが複雑化し、若干の難易度スパイクが発生するとされています。
Act2開始時の推奨レベルは25〜30程度で、フィールド上にはレベル帯に合わないオプション戦闘も存在します。
そうした強敵はAct3以降に再挑戦する前提の配置になっているため、無理に倒そうとせず先へ進むのが得策でしょう。
なお、Act2は全3幕の中で最もボリュームが大きいとされています。
Act3のパワーインフレ問題
Act3に到達するとプレイヤーのビルドが完成に近づき、数百万から数千万のダメージを叩き出せるようになります。
このパワーインフレにより、通常戦闘が一瞬で終わってしまうケースが多く報告されており、発売当初から「Act3のバランス調整が不十分ではないか」という議論が続いています。
一方、Act3の一部オプション敵は準備なしで挑むと即死レベルの強さを持っており、メインストーリーとサイドコンテンツの難易度落差が激しい点は留意しておくべきでしょう。
パッチ1.3.0で追加されたチャレンジモディファイア
2025年6月に配信されたパッチ1.3.0では、Act3以降で使用できるチャレンジモディファイアが実装されました。
この機能により、3段階の難易度設定とは別に、さらに細かい難易度のカスタマイズが可能になっています。
具体的には、以下のオプションが選択できます。
| モディファイア | 内容 |
|---|---|
| 敵HP倍率変更 | ×2、×5、×10、×20、×50、×100 の6段階 |
| プレイヤー最大ダメージ制限 | スキルダメージの上限を99,999に設定 |
| ダメージキャップ解除 | 通常の上限9,999を撤廃 |
敵のHPを最大100倍にまで引き上げられるため、Act3のパワーインフレを自分で調整し、歯ごたえのある戦闘を取り戻すことが可能です。
また同パッチでは、最強ボスの一人であるシモンとの再戦機能も追加されました。
チャレンジモディファイアと組み合わせることで、やり込み派のプレイヤーにとって長く遊べるエンドコンテンツとして機能しています。
ニューゲーム+(2周目以降)の難易度はどう変わるのか
メインストーリーをクリアすると、レベルや装備を引き継いでニューゲーム+を開始できます。
2周目以降は敵のステータスが大幅に強化され、1周目とはまったく異なる戦闘体験が待っています。
周回ごとの変化をまとめると、以下のようになります。
| 周回 | 敵の変化 | 追加要素 |
|---|---|---|
| 2周目 | 攻撃力・HP強化、ドロップ装備レベル+20 | 上位クロマカタリストが入手しやすくなる |
| 3周目以降 | さらに強化(具体的な倍率は非公開) | 1周目未登場の敵や装備が出現する可能性あり |
1周目のクリア時平均レベルは約90前後とされており、2周目では最序盤のドロップ装備レベルが21からスタートします。
ビルドを最適化していれば2周目でもほとんどの敵を瞬殺できるという報告がある一方、育成が不十分な状態でニューゲーム+に突入すると非常に苦しい展開になるため、1周目のうちに十分な育成を済ませておくことが推奨されています。
隠しボス・裏ボスの難易度は別格
メインストーリーとは一線を画す難易度を持つのが、隠しボス(裏ボス)の存在です。
一般的に「メインストーリーは平均的なスキルがあればクリアできるが、隠しボスは別格の準備と技術が必要」と評価されています。
隠しボスに挑む際の推奨レベルは80以上です。
中でも最強と名高いシモンは、戦闘開始と同時にパーティ全員のHPを1にする特殊能力を持ち、その後も苛烈な攻撃を矢継ぎ早に繰り出してきます。
ゴルグラはレベル95というゲーム内屈指の高レベルボスで、最終盤のやり込みコンテンツとして位置づけられています。
隠しボスの難易度はストーリーモードに設定していても相当の歯ごたえがあるため、ステータスの振り方やピクトスの構成を吟味したうえで挑戦することが重要です。
レベルが足りない場合は素直にレベル上げを行い、各ボスの攻撃パターンを把握してから再戦するのが現実的な攻略法でしょう。
アクセシビリティ機能の現状と限界
エクスペディション33には、攻撃時のQTE(クイックタイムイベント)を自動化するオプションが実装されています。
しかし、防御側のパリィや回避については自動化機能が存在しません。
この仕様に対しては、コミュニティから「パリィ・回避の受付時間の緩和を難易度設定とは独立したアクセシビリティオプションにすべき」という要望が根強く寄せられています。
現状ではパリィ受付時間の緩和はストーリーモードのみに紐づいており、被ダメージも同時に下がってしまうため、「戦闘の歯ごたえは維持したいがパリィだけ緩和したい」というニーズには対応できていません。
PC版であれば、Nexus Modsなどで公開されているサードパーティ製のパリィ受付時間拡大MODを導入するという選択肢があります。
ただしMODの利用は自己責任となり、アップデートとの互換性にも注意が必要です。
トロフィーコンプリートと難易度の関係
トロフィーやXbox実績の取得に、難易度の条件は一切関係ありません。
全56個のトロフィー(ブロンズ48、シルバー5、ゴールド2、プラチナ1)はすべて、どの難易度でも取得可能です。
トロフィーコンプリートの所要時間は約50〜60時間、難易度は10段階中5程度と一般的に評価されています。
収集系のトロフィーが多く、ダンジョンにはマップ機能が無いため、攻略情報を参照しながら進めるのが効率的です。
唯一の作業系トロフィーとされるレベル99到達も、1〜2時間程度のレベル上げで達成可能と報告されています。
メインストーリーのクリア後はセーブデータのロードでエンディング直前の状態に戻れるほか、遠征隊の旗からニューゲーム+を選択すればレベルと装備を引き継いで周回が可能です。
1周目で取り逃したトロフィーも2周目以降で回収できるため、初回プレイでは気負わずストーリーを楽しむことをおすすめします。
「Thank You」アップデートで追加された高難度コンテンツ
2025年12月12日、GOTY受賞を記念した大型無料アップデート「Thank You」が全プラットフォーム向けに配信されました。
このアップデートでは難易度に関連する重要な追加要素が含まれています。
まず、新エリア「ヴェルソのドラフト」が追加されました。
Act3でエスキーの潜水能力を解放した後にアクセスできる絵本のようなステージで、新たな探索と戦闘が楽しめます。
さらに、エンドコンテンツ「終わりなき塔」に高難度の新ボスが追加され、終盤のやり込みが一層充実しました。
そのほか、フォトモードの実装、戦闘放棄オプションの追加、新コスチュームや新楽曲の収録など、多岐にわたるコンテンツが盛り込まれています。
なお、今後の追加DLCの予定は現時点で発表されておらず、開発元の次回作は同じ「Clair Obscur」の世界観を舞台にした別作品になるとの見方が一般的です。
まとめ:エクスペディション33の難易度選びで後悔しないために
- エクスペディション33の難易度は「ストーリー」「エクスペディショナー」「エキスパート」の3段階で構成されている
- バトル中以外ならポーズメニューからいつでも難易度変更が可能である
- 難易度間の違いは主に被ダメージ量とパリィ・回避の受付時間であり、与ダメージや経験値には差がない
- エクスペディショナーとエキスパートのパリィ受付時間は同一で、差は被ダメージ量のみである
- 被ダメージ倍率はストーリー基準でエクスペディショナー約4倍、エキスパート約10倍と報告されている
- パッチ1.3.0でストーリーモードのパリィ・回避受付時間が40%拡大され、被ダメージもさらに軽減された
- Act3以降で使えるチャレンジモディファイアにより敵HPを最大100倍に設定できる
- 序盤の10時間が最も難しく、Act3ではパワーインフレが起きやすい難易度カーブを持つ
- 隠しボスはメインストーリーとは別格の難易度で推奨レベル80以上が目安である
- トロフィーに難易度条件は一切なく、初回は好みの難易度で気負わずプレイするのが最善である

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