エルデンリングの「ちいかわ」とは?なぜそう呼ばれるか解説

フロム・ソフトウェアが開発した大人気アクションRPG『エルデンリング』。

その過酷な世界観とは裏腹に、なぜか「ちいかわ」という可愛らしい愛称で呼ばれる武器が存在することをご存知でしょうか。

この記事では、多くのプレイヤーが疑問に思う「エルデンリングのちいかわ」の正体、つまり武器「屍山血河(しざんけつが)」がなぜそう呼ばれるのか、その由来から性能の変遷、現在の評価までを徹底的に解説します。

目次

【結論】エルデンリングの武器「屍山血河」が「ちいかわ」と呼ばれる理由

「屍山血河(しざんけつが)」の後半「血河」が「ちかわ」と読めるから

この愛称が生まれた最も直接的な理由は、武器の名称である「屍山血河」の漢字の読みにあります。

「血河」の部分を音読みの「けつが」ではなく、訓読みのように「ちかわ」と読むことで、「ちいかわ」という響きに結びついたものです。

Twitterや5chなどネットミームが発端の愛称・略称

この呼び方は、一部のプレイヤーが使い始めたことからインターネット上で自然発生的に広まった、いわゆるネットミームです。

特に有名な巨大匿名掲示板「5ちゃんねる」での書き込みが初出とされ、その後Twitter(現X)などで爆発的に拡散し、多くのプレイヤーに愛称として定着しました。

ナガノ氏の漫画『ちいかわ』との公式な関係・コラボは一切なし

非常に重要な点として、この愛称はあくまでプレイヤー間で生まれたものであり、イラストレーター・ナガノ氏による人気漫画『ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)』とは一切関係ありません。

エルデンリングと漫画『ちいかわ』の間で、公式なコラボレーションが行われた事実はなく、完全に非公式の愛称です。

愛称の元になった武器「屍山血河」とは?性能や入手方法を解説

屍山血河の正式な読み方は「しざんけつが」

愛称の元となったこの武器の正式名称は「屍山血河」と書いて「しざんけつが」と読みます。

ゲームの世界観を色濃く反映した、非常に物々しい名前が付けられています。

性能は?出血効果を持つ炎属性の刀

屍山血河は、「刀」カテゴリに分類される武器です。

物理攻撃力と炎攻撃力を併せ持ち、さらに敵に連続で攻撃を当てることで大ダメージを与える状態異常「出血」を蓄積させる効果が付帯しています。

専用戦技である「死屍累々」は、血の刃を伴う素早い連続攻撃を繰り出す強力な技です。

どこで手に入る?入手場所と時期

屍山血河は、ゲーム終盤のエリア「巨人たちの山嶺」にある「安息教会」で侵入してくる敵対NPC「翁」を倒すことで入手できます。

そのため、手に入れることができるのは物語がかなり進んでからとなります。

本来の四字熟語「屍山血河」が持つ意味

「屍山血河」は、もともと実在する四字熟語です。

その意味は「死体が山のように積み重なり、流れた血が川のようになる」という、激しい戦闘の後の凄惨な光景を表す言葉です。

武器の背景や性能にぴったりの言葉と言えるでしょう。

「ちいかわ」呼びはいつから?元ネタと流行の経緯

元ネタは5ちゃんねるのスレッドという説が有力

提供された情報によると、「ちいかわ」呼びの初出は、2022年3月17日に「5ちゃんねる」に書き込まれた「屍山血河(しざんちいかわ)な 二度と間違えるな」というレスである可能性が高いです。

このユニークな読み方が、一部のユーザーの間で面白がられたのが始まりでした。

アプデ後にTwitter(現X)でトレンド入りし愛称として定着

この愛称が広く知られるきっかけとなったのは、ゲームのアップデートです。

当時、猛威を振るっていた別の戦技「霜踏み」が弱体化されたことで、代替となる強力な武器として屍山血河に注目が集まりました。

その結果、多くのプレイヤーが屍山血河を使い始め、同時に「ちいかわ」という愛称もTwitterなどで急速に広まり、トレンド入りするまでに至ったのです。

見た目の物々しさと名前の可愛さのギャップがウケた?

「屍山血河」という恐ろしい名前と血に濡れた刀身、そして強力すぎる性能に対して、「ちいかわ」というあまりにも可愛らしい愛称のギャップが、多くのプレイヤーの心をつかみました。

このユーモアのある対比が、ミームとして定着した大きな要因と考えられます。

屍山血河(ちいかわ)は弱体化した?現在の強さと評価

実装当時は最強武器の一角として猛威を振るった

屍山血河が注目され始めた当初は、専用戦技「死屍累々」の性能が非常に高く、威力、リーチ、出血蓄積値の全てがトップクラスでした。

戦技を連打しているだけで多くのボスを簡単に倒せてしまうほどの強さから、最強武器の一角として広く認識されていました。

アップデートによる弱体化(ナーフ)の歴史

その圧倒的な性能から、特に対人戦(PvP)でのバランスを問題視する声が高まりました。

その結果、後のアップデートによって弱体化(ナーフ)が実施されます。

具体的には、戦技「死屍累々」の血刃部分のダメージと出血蓄積値が大幅に低下し、刀身を直接当てなければ本来の性能を発揮できなくなりました。

今の評価は?攻略(PvE)では今でも強力

弱体化されたとはいえ、屍山血河が完全に使えない武器になったわけではありません。

特にストーリー攻略などのPvEコンテンツにおいては、刀身をしっかりと当てることを意識すれば、出血と炎による高いダメージは健在です。

出血が有効なボスに対しては、今なお最強クラスの選択肢の一つとして挙げられます。

対人(PvP)での評価は落ち着いている

一方で、対人戦(PvP)においては、全盛期のような圧倒的な支配力は失われました。

リーチの長い血刃部分の性能が低下したことで、以前のように遠距離から一方的に攻撃することが難しくなったためです。

現在は、多くのユニーク武器と同様に、使いどころを見極める必要があるバランスの取れた性能に落ち着いています。

派生作品『エルデンリング:ナイトレイン』での屍山血河

『ナイトレイン』では弱体化前の性能に近い強武器

『エルデンリング』本編とは別に、『エルデンリング:ナイトレイン』という作品にも屍山血河は登場します。

こちらでは本編での弱体化前の性能に近く、レア武器として非常に高い性能を誇ります。

出血が有効な相手には絶大な効果を発揮するため、入手できれば攻略が非常に楽になるでしょう。

本編と『ナイトレイン』での性能比較

本編ではアップデートにより性能が調整されましたが、『ナイトレイン』ではその調整が入る前の、いわゆる全盛期に近い強さを体験できます。

特に、本編では弱体化された血刃部分のダメージと出血効果が強力で、よりアグレッシブな戦闘が可能です。

エルデンリングと「ちいかわ」に関するQ&A

公式コラボの予定はある?

2025年10月現在、フロム・ソフトウェアと漫画『ちいかわ』の公式コラボレーションに関する発表は一切ありません。

「ちいかわ」という愛称は、あくまでプレイヤーコミュニティから生まれた非公式なものです。

「ちいかわ」ビルドにおすすめの左手武器や装備は?

屍山血河をメインで使う、いわゆる「ちいかわビルド」では、出血効果を高める装備が推奨されます。

出血発生時に攻撃力が上がる頭防具「白面」やタリスマン「血の君主の歓喜」は定番です。

また、左手に神秘派生させた別の刀や、祈祷「蝿たかり」を使用するための聖印「竜餐の印」を装備するのも良いでしょう。

屍山血河以外に愛称で呼ばれる武器はある?

エルデンリングには、プレイヤーによって様々な愛称が付けられた武器やアイテムが存在します。

例えば、同じフロム・ソフトウェアの別作品に登場するボス「血に渇いた獣」も、その名前から「ちいかわ」と呼ばれることがあり、ファンの間で親しまれています。

まとめ:エルデンリングのちいかわと呼ばれる理由と武器の今

  • エルデンリングの「ちいかわ」は武器「屍山血河」の愛称である
  • 「血河(けつが)」を「ちかわ」と読んだことが由来
  • 漫画『ちいかわ』との公式な関係は一切ない
  • 元ネタは5ちゃんねるの書き込みで、Twitterで拡散されたネットミームである
  • 武器の正式名称は「屍山血河(しざんけつが)」と読む
  • 炎属性と出血効果を持つ刀で、専用戦技「死屍累й」が特徴
  • かつては最強武器の一角だったが、アップデートで弱体化された
  • 現在でも攻略(PvE)では非常に強力な武器として評価されている
  • 対人(PvP)での性能は、バランスの取れたものに落ち着いている
  • 派生作品『ナイトレイン』では弱体化前の性能に近い強さを誇る
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