ドラゴンクエスト10のバージョン7「未来への扉とまどろみの少女」がリリースされ、その壮大なストーリーと多くの謎に考察が白熱しています。
特に、長年噂されてきたドラクエ9との繋がりが明確に描かれたことで、冒険者たちの興奮は最高潮に達しているのではないでしょうか。
しかし、物語が深まるにつれて「創失とは結局何なのか?」「女神ゼネシアはなぜ裏切ったのか?」「この物語はバージョン7で完結するの?」といった新たな疑問も次々と生まれています。
この記事では、「ドラクエ10バージョン7 考察」に関するあらゆる疑問に答えます。
ストーリーの核心に迫るネタバレから、ドラクエ9との関係、そして今後の展開予想まで、あなたの知りたい情報がここにあります。
【総評】ドラクエ10 バージョン7のストーリーは面白い?ひどい?

プレイヤーのリアルな評価・感想まとめ(面白い派 vs ひどい派)
バージョン7のストーリー評価は、プレイヤーの間で「面白い」と「ひどい」に大きく分かれているのが現状です。
面白いと評価する層からは、「ドラクエ9の世界を冒険できるのが嬉しい」「フィールドBGMや雰囲気が最高」「王道の冒険譚でワクワクする」といった声が多く挙がっています。
一方で、ひどいと感じる層も少なくなく、特にバージョン6のストーリー展開に不満を抱いていたプレイヤーからは厳しい意見が見受けられます。
このように評価が二分される背景には、バージョン6から続く問題点と、バージョン7で新たに追加された魅力的な要素が混在していることが挙げられます。
なぜ「ひどい」と言われる?バージョン6から続く問題点を考察
バージョン7の評価を語る上で、バージョン6の物語に対する不満点は無視できません。
特に、バージョン6で敵として登場した「ジア・クト」の脅威が十分に描かれなかったため、バージョン7で彼らが関わる展開になっても「どうせ弱いのでは」という先入観が抜けず、物語に没入しきれないという意見が多く見られます。
バージョン6のストーリーが、今後の数年間をプレイヤーに期待させる「大きな物語の始まり」として機能しなかったことが、バージョン7の評価にも影響を及ぼしていると言えるでしょう。
バージョン7の魅力とは?評価されているポイントを解説
もちろん、バージョン7には多くの魅力があります。
最大の魅力は、やはり「果ての大地ゼニアス」という新世界が、人気作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」の世界の未来であることが明かされた点です。
当時のマップが再現され、フィールドBGMにDQ9のアレンジが使われるなど、往年のファンには堪らない演出が随所に散りばめられています。
また、主人公の身近な人物が消える「創失」という現象から始まる導入部は、プレイヤーに強い当事者意識と緊張感を与え、物語への引き込みが強いと高く評価されています。
【ネタバレ考察】ドラクエ10 バージョン7のストーリーと謎の真相
まずはここから!バージョン7のあらすじと主要な登場人物
バージョン7の物語は、平和が訪れたアストルティアで、突如として人や物が「最初からいなかったかのように」消滅する怪現象「創失」が発生するところから始まります。
主人公の母・マローネまでもが創失の被害に遭い、悲しむ暇もなく、謎の少女「ポルテ」と出会います。
彼女に導かれ、創失の謎を解く鍵が眠るとされる異世界「果ての大地ゼニアス」へと旅立つのが、バージョン7の主なあらすじです。
ゼニアスでは、不思議な少年「ラキ」をはじめ、アマラーク国王「リズク」など、多くの個性的なキャラクターたちが登場し、物語を彩ります。

物語最大の謎「創失」とは何か?その正体を徹底考察
創失とは、単に存在が消えるだけでなく、人々の記憶からも完全に忘れ去られてしまう恐ろしい呪いです。
この呪いの本質は、「世界との繋がりが失われること」だと考えられます。
例えば、芸術家が作品を創り出す行為は、世界に「痕跡(=繋がり)」を残すことです。
創失とは、この世界とのあらゆる繋がり、すなわち「生きた証」そのものを無に帰す現象と言えるでしょう。
ジア・クトはこの呪いを「創生(何かを生み出す)能力を失う呪い」と誤解しているフシがあり、それが彼らの行動原理にも影響を与えている可能性があります。
ポルテと師匠の正体は?アストルティアの惑星の意思との関係
冒険の案内役となるポルテと、彼女が語る「師匠」の正体も大きな謎の一つです。
プレイヤーの間では、ポルテの師匠は「アストルティアという惑星そのものの意思」であり、ポルテはその意思から生まれた人格の一つではないか、という考察が有力視されています。
星が自らを守るために生み出した善意の存在がポルテの師匠(とポルテ)である、と解釈できます。
この説が正しければ、物語は星と星、そしてそこに住まう生命の壮大なテーマへと繋がっていくのかもしれません。
女神ゼネシアはなぜ裏切った?豹変した理由と黒幕の可能性
バージョン7のストーリーで最も衝撃的な展開の一つが、慈悲深い女神であったはずの「ゼネシア」の裏切りです。
彼女は妹である女神ルティアナへの劣等感や嫉妬から、過ちを犯したと語られています。
しかし、多くのプレイヤーは「劣等感だけでここまでのことをするだろうか」「実は誰かに操られているのでは?」という疑問を抱いています。
ゼネシアが敵対する際も、その名前は「悪神」などではなく「女神ゼネシア」のままでした。
これは、彼女が完全には闇堕ちしておらず、改心する可能性が残されていることを示唆しているのかもしれません。
「創失を招くもの」の正体とは?ポルテの陰の存在なのか
ゼネシアの裏切りと共に現れた、謎の存在「創失を招くもの」。
その正体については、ポルテの師匠が「惑星の善意」であるならば、その対極である「惑星の悪意」が生み出した存在ではないか、という考察があります。
また、ポルテが時渡りをした際に、彼女の「陰」の部分として付いてきてしまった存在、という説も考えられます。
いずれにせよ、アストルティアとゼニアス、二つの世界にとって最大の脅威となることは間違いないでしょう。
【最重要考察】ドラクエ9との繋がりは?ゼニアスの謎を解き明かす
バージョン7の舞台「ゼニアス」はドラクエ9の世界で確定?マップを徹底比較
結論から言うと、バージョン7の舞台「ゼニアス」は、ドラクエ9の世界の数万年後の姿であることはほぼ確定しています。
これは、ゼニアスのマップとドラクエ9の世界地図を比較すると一目瞭然です。
ドラクエ10 Ver.7の地名 | ドラクエ9の地名(と推測) |
ウォルド地方 | ウォルロ地方 |
アマラーク城下町 | セントシュタイン城下町 |
メネト村 | エラフィタ村 |
ムニエカの町 | ベクセリア |
このように、地名の響きや地理的な位置関係が酷似しており、開発陣が意図的に繋げていることは明らかです。
ドラクエ9をプレイした人にとっては、懐かしさと新たな発見に満ちた冒険が待っています。
なぜグランゼニスは二人いるのか?ルティアナとの関係を考察
ドラクエ10には、アストルティアを創造した七種族神の一柱「グランゼニス」と、バージョン7で登場したゼニアスの主神「グランゼニス」の二人が存在します。
これは、女神ルティアナが、父である主神グランゼニスの名を、自らがアストルティアで生み出した息子(七種族神)にも付けたためと考えられます。
故郷ゼニアスへの帰還を願っていたルティアナが、アストルティアの民がゼニアスの神をすんなりと受け入れられるように、という配慮から同じ名前にしたのかもしれません。
ジア・クトの侵略と「創失の呪い」の真実
ゼニアスの歴史を紐解くと、ドラクエ9の物語(エルギオスとの戦い)が終わった後、宇宙からジア・クトが侵略してきたことが分かります。
主神グランゼニスは、ジア・クトを退けるための苦肉の策として、諸刃の剣である「創失の呪い」を発動しました。
この呪いによりジア・クトは撃退できたものの、ゼニアス自体も呪いの影響で深く傷つき、荒廃してしまったのです。
そして、この創失の呪いが、数万年の時を経てアストルティアにまで影響を及ぼし始めたのが、バージョン7の物語の発端となります。
ドラクエ9のキャラクターや設定は今後も登場する?
これだけ深い繋がりが描かれた以上、ドラクエ9のキャラクターが何らかの形で再登場する可能性は十分に考えられます。
例えば、グレイナルやバルボロスといったキャラクターや、ギャル妖精サンディ、天使界といった設定が、今後のストーリーに絡んでくるかもしれません。
特にドラクエ9の主人公は、ルティアナと共にゼニアスを脱出した可能性が示唆されており、今後の展開から目が離せません。
ドラクエ10はバージョン7で完結する?今後の展開を大予想

バージョン7で物語は完結しない?残された伏線を考察
現時点(2025年8月)で、ドラクエ10がバージョン7で完結するという公式発表はありません。
むしろ、物語には未回収の伏線が多数残されています。
- ムニエカの町を襲った大災害の詳細
- 人形師エドアルドの過去と「彼女」の正体
- フーラズーラの正体と取り込まれた人間の意識
- ラキの行動が制限されている理由
これらの謎がすべてバージョン7内で解決するとは考えにくく、物語はバージョン8、あるいはそれ以降も続いていく可能性が高いでしょう。
ジア・クトは再登場する?バージョン6のストーリーは壮大な伏線だったのか
バージョン6での描写に不満の声が多かったジア・クトですが、このまま終わるとは考えにくいです。
一つの壮大な考察として、「創失を招くもの」を倒した時、創失の呪いの効果が弱まり、かつて創失によって消滅していた「真のジア・クト大軍勢」が復活するのではないか、という説があります。
もしそうなれば、バージョン6の物語は「真の絶望」を描くための壮大な伏線だったということになり、物語は一気に熱を帯びることになるでしょう。
タイトルロゴにある「未来への扉」が意味するものとは?
バージョン7のサブタイトル「未来への扉とまどろみの少女」の「未来への扉」も重要なキーワードです。
これは、エテーネルキューブによる時渡りとは異なる、新たな時間移動手段の登場を示唆しているのかもしれません。
一部のファンからは、ドラクエ10の初代からタイトルロゴに描かれ続けている「あの扉」こそが、未来への扉の正体ではないか、という熱い考察も出ています。
バージョン8への展望とストーリー予想
バージョン7でゼニアスとアストルティアの繋がりが描かれた今、バージョン8では、両世界の民が手を取り合って、ジア・クトや「創失を招くもの」といった共通の脅威に立ち向かう展開が予想されます。
あるいは、ゼニアスが「天の頂」を意味することから、さらにその上の「大空の世界」へと冒険の舞台が広がる可能性も秘めています。
いずれにせよ、ドラクエ10の物語はまだまだ終わりそうにありません。
ドラクエ10 バージョン7の考察をもっと楽しむための情報
他のプレイヤーの考察はどこで読める?(おはなし感想広場・考察スレなど)
自分だけでなく、他のプレイヤーの考察に触れることで、物語をより多角的に楽しむことができます。
公式のプレイヤーサイト「冒険者の広場」内にある「おはなし感想広場」では、日夜多くのプレイヤーが熱心な感想や考察を投稿しています。
また、「5ちゃんねる」などの掲示板にある「ストーリー考察スレ」を覗いてみるのも良いでしょう。
思わぬ視点や深い洞察に触れられるかもしれません。
ストーリーをより深く理解するためにドラクエ9はプレイすべき?
バージョン7のストーリーを120%楽しみたいのであれば、ドラクエ9をプレイしておくことを強くおすすめします。
必須ではありませんが、ゼニアスの元となった世界の歴史や文化、神々の背景を知っていると、キャラクターのセリフ一つ一つの重みが変わり、物語への没入感が格段に増すはずです。
現在、リメイク版などの情報はありませんが、ニンテンドーDS版をプレイする機会があれば、ぜひ冒険してみてください。
バージョン7のストーリー攻略チャート(考察の前提知識として)
考察を楽しむためには、まず物語の流れを正確に把握しておくことが重要です。
ここでは、バージョン7.0序盤の攻略の流れを簡潔にご紹介します。
- 王都キィンベルでメレアーデと会話後、パドレア邸で母マローネと話す。
- パーティの最中に「創失」が発生し、マローネが消滅。
- ガートラント城でグロズナー王に報告し、異世界への調査隊を結成する。
- アンルシアや他の仲間たちと合流し、バカンウグレ遺跡へ向かう。
- 遺跡の最奥にある転送装置を起動し、果ての大地ゼニアスへと旅立つ。
この後のゼニアスでの冒険が、壮大な考察の始まりとなります。
まとめ:ドラクエ10バージョン7 考察の完全ガイド
- バージョン7の評価は、DQ9との繋がりを喜ぶ声とV6からの不満が混在する
- 物語の核心である「創失」とは、世界との繋がりそのものを消し去る呪いである
- 謎の少女ポルテは、アストルティアという惑星の意思から生まれた存在という説が有力
- 女神ゼネシアの裏切りは、劣等感だけでなく更なる黒幕の存在も示唆される
- 舞台となる「ゼニアス」は、ドラクエ9の世界の数万年後の姿でほぼ確定
- アストルティアとゼニアスに存在する二人の「グランゼニス」は親子関係の可能性が高い
- バージョン7で物語が完結する可能性は低く、多くの伏線が残されている
- 今後の展開として、真のジア・クト軍勢の復活という壮大な考察も存在する
- 物語を深く楽しむなら、ドラクエ9をプレイしておくことが推奨される
- プレイヤーの考察は「おはなし感想広場」などで活発に議論されている
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