ポケモンSVとポケモンホームの連携完全ガイド

ポケモンスカーレット・バイオレット(以下SV)を遊んでいると、「過去作で育てたポケモンを連れてきたい」「もっとたくさんのポケモンを管理したい」と感じる場面は少なくありません。

そんなときに欠かせないのが、クラウドサービス「Pokémon HOME(ポケモンホーム)」です。

ただし、ポケモンホームには無料プランと有料プランの違いがあり、送れるポケモンにも制限があるなど、事前に把握しておきたいポイントが数多く存在します。

この記事では、ポケモンSVとポケモンホームの連携方法から、解禁ポケモンの一覧、料金プランの選び方、知っておくべき注意点まで、必要な情報をすべて網羅して解説していきます。

目次

ポケモンホームとは?基本の仕組みを解説

ポケモンホームは、2020年2月にサービスを開始したクラウド型のポケモン管理サービスです。

「すべてのポケモンが集まる場所」をコンセプトに掲げており、Nintendo Switchとスマートフォンのどちらからでもアクセスできます。

最大の特徴は、異なるソフト間でポケモンを移動できる「ハブ」としての役割を担っている点にあります。

たとえば、ポケモン剣盾で育てたポケモンをポケモンホーム経由でSVに送ったり、ポケモンGOで捕まえたポケモンをSwitch作品に持ち込んだりすることが可能です。

ポケモンの預け入れや引き出しだけでなく、GTS(条件指定交換)やミラクルボックス(ランダム交換)、全国図鑑の登録機能など、多彩なコンテンツが用意されています。

Switch版とスマートフォン版で利用できる機能に一部差があり、交換系の機能はスマートフォン版限定となっている点は覚えておくとよいでしょう。

ポケモンSVとポケモンホームの連携方法

連携の開始時期と前提条件

ポケモンSVとポケモンホームの連携は、2023年5月30日のアップデート(Ver.3.0.0)で解禁されました。

連携を行うためには、まずNintendo Switch本体にポケモンホームのアプリをダウンロードし、ニンテンドーアカウントとの紐付けを完了させておく必要があります。

スマートフォン版のポケモンホームも併用する場合は、同じニンテンドーアカウントでログインすることで、Switch版と同期した状態で利用できます。

なお、ポケモンSV側にはとくに進行条件は設けられておらず、ゲームを開始していれば連携が可能です。

Switch版での具体的な連携手順

連携の手順はシンプルで、以下の流れで完了します。

まず、ポケモンSVのセーブデータが入ったNintendo Switchを用意してください。

次に、ニンテンドーeショップからポケモンホームをダウンロードし、起動します。

メインメニューから「ポケモン」を選択し、連動したいソフト(スカーレットまたはバイオレット)を選びましょう。

すると、ポケモンホームのボックスとゲーム内のボックスが左右に表示され、ドラッグ操作でポケモンを自由に移動できるようになります。

Switch版のポケモンホームでなければソフトとの直接連携はできないため、スマートフォン版だけでは預け入れ・引き出しが行えない点に注意が必要です。

ポケモンホームの無料プランと有料プランの違い

ポケモンホームには、フリープラン(無料)とプレミアムプラン(有料)の2種類が用意されています。

両プランの主な違いを、以下の表にまとめました。

機能 フリープラン(無料) プレミアムプラン(有料)
預けられるポケモン数 30匹 6,000匹
ジャッジ機能 利用不可 利用可
ポケモンバンクからの引っ越し 利用不可 利用可
ミラクルボックス同時預け入れ 3匹 10匹
GTS同時出品数 1匹 3匹
グループ交換 参加のみ 作成・参加

プレミアムプランの料金体系は、1か月(30日)370円、3か月(90日)610円、12か月(365日)1,960円となっています(税込・Switch版基準)。

年間プランで契約すれば月あたり約163円で利用できるため、長期的に使う予定がある場合は12か月プランが圧倒的にお得です。

フリープランの30匹という上限は、ソフト間の一時的な中継としてはぎりぎり使えるものの、本格的なポケモン管理には不足します。

過去作から大量のポケモンを移動させたい場合や、ジャッジ機能で個体値を確認したい場合は、プレミアムプランへの加入がほぼ必須といえるでしょう。

ポケモンホーム経由でSVに送れる解禁ポケモン一覧

HOME連携で追加されたポケモンの概要

ポケモンSVにはパルデア地方の図鑑に載っているポケモンしか本来は登場しませんが、ポケモンホームとの連携により、パルデア図鑑に含まれない一部のポケモンも送れるようになりました。

初回の連携解禁時には約81匹のポケモンが追加対象となり、DLC「碧の仮面」「藍の円盤」の配信に合わせてさらに追加が行われています。

ただし、過去作に登場する全ポケモンが送れるわけではなく、SVのプログラム内に実装されているポケモンに限定される点は理解しておく必要があります。

送れるポケモンの主なカテゴリ

HOME経由で送れるポケモンは、大きく分けて以下のカテゴリに分類されます。

ヒスイ地方のリージョンフォーム(ヒスイゾロアーク、ヒスイダイケンキなど)は、LEGENDS アルセウスからHOME経由で送ることが可能です。

伝説・準伝説ポケモンについては、ミュウツーやルギア、ホウオウといった歴代の人気ポケモンが対象に含まれています。

幻のポケモンに関しても、ジラーチやデオキシスなど一部が解禁されており、過去に配布で入手した個体をSVで活躍させることができます。

SVに送れないポケモンの代表例

一方で、SVに未実装のポケモンはHOME経由でも送れません。

代表例としてはメルタンとメルメタルが挙げられます。

これらはポケモンGOやLet’s GOピカチュウ・イーブイ限定のポケモンであり、SVのプログラムに含まれていないため転送の対象外となっています。

送る前に対象かどうかを確認しておかないと、HOME内で行き場を失うことになりかねません。

攻略サイトなどで公開されている解禁ポケモン一覧を事前にチェックすることをおすすめします。

SV連携の初回特典と色違い幻ポケモンの入手方法

初回連携でもらえる夢特性の御三家ポケモン

ポケモンSVとポケモンホームを初めて連携すると、特別な御三家ポケモンが3匹プレゼントされます。

もらえるのは、夢特性を持つニャオハ(へんげんじざい)、ホゲータ(てんねん)、クワッス(じしんかじょう)です。

通常のプレイでは入手が難しい夢特性を持った個体が手に入るため、対戦で使いたい方にとって非常にありがたい特典といえます。

受け取りはスマートフォン版のポケモンホーム内「ふしぎなおくりもの」から行ってください。

ソフト図鑑完成で手に入る色違いの幻ポケモン

ポケモンホームには「ソフト図鑑」という独自の機能があり、各ソフトからHOMEに送ったポケモンを図鑑に登録できます。

対象のソフト図鑑を完成させると、報酬として色違いの幻ポケモンが入手可能です。

現在入手できる色違い幻ポケモンは以下の5種類です。

色違いポケモン 完成が必要なソフト図鑑 必要な対応ソフト
ケルディオ ガラル図鑑・ヨロイ島図鑑・カンムリ雪原図鑑 ソード/シールド
メルタン カントー図鑑(150種) Let’s GOピカチュウ/イーブイ
マナフィ シンオウ図鑑(150種) ブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール
ラブトロス ヒスイ図鑑(242種) LEGENDS アルセウスほか
メロエッタ パルデア図鑑・キタカミ図鑑・ブルーベリー図鑑 スカーレット/バイオレット

なお、色違いメルタンはSVに送ることができないため、ピカブイなどの対応ソフトでの利用に限られます。

メロエッタの入手にはSVのDLCを含む3つの図鑑をすべて完成させる必要があるため、かなりのやり込みが求められるでしょう。

過去作からポケモンを送るときの仕様と変化

テラスタイプは元のタイプに基づいて決まる

過去作からSVに送ったポケモンには、自動的にテラスタイプが付与されます。

テラスタイプはポケモンの元のタイプに基づいて決定されるため、たとえばほのおタイプのポケモンであればテラスタイプもほのおになります。

別のテラスタイプに変更したい場合は、SV内でテラピースを使用して変更手続きを行う必要があります。

技がSVで覚えられるものに自動変更される

注意が必要なのは、HOMEからSVに引き出すタイミングで、覚えている技がSVで習得可能な技に自動的に書き換えられる点です。

過去作でしか覚えられない限定技を持っていた場合、SVに送った瞬間に失われてしまいます。

対戦で重要な過去作限定技を持つポケモンについては、本当にSVに送って問題ないか慎重に判断してください。

オヤブンのあかしやリボンが引き継がれる

LEGENDS アルセウスで捕まえたオヤブン個体には「オヤブンのあかし」が付与されており、SVに送った後もそのまま引き継がれます。

過去作で取得したリボンやあかしは基本的に保持されるため、コレクション要素としても価値がある仕様です。

ストレンジボールの存在

過去作で使用したボールの種類がSVに存在しない場合、ボールの表示が「ストレンジボール」に変わります。

見た目にこだわるプレイヤーにとっては気になるポイントかもしれませんが、ポケモンの性能自体に影響はありません。

ポケモンホームの便利な機能一覧

GTS(グローバルトレードシステム)

GTSは、交換に出すポケモンと欲しいポケモンを条件として設定しておくと、世界中のプレイヤーと自動でマッチング交換してくれる機能です。

自分の全国図鑑に未登録のポケモンも指定できるため、図鑑埋めに非常に役立ちます。

スマートフォン版限定の機能である点には注意してください。

ミラクルボックス

ミラクルボックスにポケモンを預けておくと、世界中の誰かとランダムに交換が行われます。

アプリを閉じていても自動で交換が進むため、手軽に利用できるのが魅力です。

思いがけない珍しいポケモンが届くこともあり、ゲームの楽しみを広げてくれる機能といえるでしょう。

全国図鑑とジャッジ機能

ポケモンを預けると自動的にHOME内の全国図鑑に登録されます。

スマートフォン版では、各ポケモンの技や特性まで確認できるため、データベースとしても活用できます。

プレミアムプラン限定のジャッジ機能を使えば、預けたポケモンの個体値を簡単にチェックでき、厳選作業の効率が大きく向上します。

HOMEポイントとLPへの変換

ポケモンをHOMEに預けると、種類や数に応じてHOMEポイントが貯まります。

貯まったポイントはSV内のLP(リーグペイ)に変換できるため、アイテム購入や技マシン作成に役立てることが可能です。

ポケモンホーム利用時の注意点とデメリット

プレミアムプランの期限切れに関する挙動

プレミアムプランの有効期限が切れても、預けたポケモンが消えることはありません。

ただし、最初の1ボックス(30匹)以外のポケモンは引き出しや移動ができなくなります。

再びプレミアムプランに加入すれば、すべてのポケモンにアクセスできるようになりますが、長期間放置するとポケモンが「人質」のような状態になるリスクがあります。

ポケモンバンクからの移動は一方通行

3DS版のポケモンバンクからポケモンホームへの引っ越しは、一方通行です。

一度HOMEに移動させたポケモンは、二度とポケモンバンクに戻すことができません。

3DS作品で引き続き使いたいポケモンがいる場合は、移動前に十分確認してください。

ピカブイとの連携における制限

Let’s GOピカチュウ・イーブイのポケモンは、HOME以外のソフト(剣盾やSVなど)に一度でも預けると、ピカブイに戻せなくなります。

ピカブイで再度使う可能性があるポケモンは、安易に他のソフトへ送らないよう気をつけましょう。

改造ポケモンの流通リスク

GTSやミラクルボックスを利用する際、改造されたポケモンを受け取ってしまう可能性がゼロではありません。

親名がURL形式になっている個体や、本来覚えられない技を持っている個体は改造が疑われます。

改造ポケモンをオンライン対戦で使用するとBAN(利用停止)の対象になりうるため、不審な個体を受け取った場合は速やかに逃がすのが安全です。

2026年春のZA連携と今後の展開

LEGENDS Z-Aとの連携が2026年春に開始

2026年2月27日の「Pokémon Presents」にて、『Pokémon LEGENDS Z-A』とポケモンホームの連携が2026年春に開始されることが正式発表されました。

LEGENDS Z-Aは2025年10月16日に発売されたタイトルであり、連携開始後はSVと同様にHOME経由でポケモンの移動が可能になります。

初回連携特典として、オヤブンのチコリータ、ポカブ、ワニノコがプレゼントされることも明らかになっています。

ZAに送ったポケモンは他ソフトに戻せない

LEGENDS Z-Aとの連携で最も注意すべき点は、一度Z-Aに送ったポケモンはポケモンホームには戻せるものの、SV・剣盾・BDSPなどの他のソフトには再転送できないという制限です。

別のセーブデータのZ-Aへ送ることは可能ですが、SVに戻すことは不可能になるため、送る際は十分に検討してください。

ポケモンホームの今後の対応タイトル

ポケモンホームは今後も新作タイトルとの連携が期待されています。

2026年3月5日に発売された「ぽこ あ ポケモン」との連携については、現時点では公式発表がありません。

新しい情報が入り次第、公式サイトやPokémon Presentsでアナウンスされる可能性が高いでしょう。

まとめ:ポケモンSVとポケモンホームを最大限活用するために

  • ポケモンホームは「すべてのポケモンが集まる場所」をコンセプトとした、Nintendo Switch・スマートフォン対応のクラウドサービスである
  • ポケモンSVとの連携は2023年5月30日のアップデートで解禁され、過去作のポケモンをSVに送れるようになった
  • フリープラン(無料)では30匹まで、プレミアムプラン(有料)では最大6,000匹までポケモンを預けられる
  • プレミアムプランの年額は1,960円で、月あたり約163円とコストパフォーマンスが高い
  • 初回連携特典として夢特性を持つニャオハ・ホゲータ・クワッスの3匹がもらえる
  • ソフト図鑑を完成させると色違いのケルディオ・メルタン・マナフィ・ラブトロス・メロエッタが入手できる
  • SVに送れるのはSV内に実装されているポケモンのみで、メルタンやメルメタルなどは対象外である
  • 過去作から送ったポケモンの技はSVで覚えられるものに自動変更され、限定技は失われる
  • GTSやミラクルボックスでの改造ポケモン受け取りリスクがあり、不審な個体は逃がすのが安全である
  • 2026年春にはLEGENDS Z-Aとの連携が開始予定だが、Z-Aに送ったポケモンはSV等の他ソフトに再転送できない
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