エンディングEにたどり着いた瞬間、多くのプレイヤーが思わず手を止めてしまいます。
スタッフロールが流れるなかで突然始まるシューティングゲーム、失敗するたびに問いかけられる哲学的な言葉、そして最後に突きつけられる「全てのセーブデータを消してでも、見ず知らずの誰かを助けるか」という究極の選択。
NieR:Automataは2017年の発売から数年が経った今もなお、このエンディングについての考察や感想がインターネット上で語り続けられています。
「データが消えると知って怖くて先に進めない」「シューティングが難しくてクリアできない」「キャラクターたちは本当に復活するのか」——そんな疑問を抱えたまま、エンディングEの手前で止まっているプレイヤーは少なくありません。
この記事では、エンディングEの発生条件から、シューティングの攻略、データ削除の仕組みと回避方法、そして2Bたちの行方をめぐる考察まで、知っておくべきことを順番に整理しています。
データを削除する前に、ぜひ一度読んでおいてください。
エンディングEとは何か?ゲームの真エンディングを徹底解説
エンディングEの正式名称と意味を読み解く
エンディングEの正式なタイトルは「the [E]nd of YoRHa」です。
日本語に訳すと「ヨルハの終わり」。
アンドロイド部隊「ヨルハ」の全機体がブラックボックス反応を停止し、ひとつの計画が完全に幕を閉じるエンディングです。
タイトルの「E」が括弧で囲まれているのは、単なるアルファベット順の名前ではありません。
ゲームのタイトルである「NieR:[Automata]」の「[A]」と対応した意匠であり、物語の始まりと終わりが呼応する構造になっています。
エンディングの名前一つをとっても、設計の緻密さが伝わってきます。
なぜEエンドが真エンディングと呼ばれるのか
NieR:Automataには全部で26種類のエンディングが存在しますが、メインストーリーとして位置づけられているのはA〜Eの5つです。
そのなかでもEエンドだけが、ゲームの本当の結末として扱われています。
AエンドとBエンドはそれぞれ主人公の視点から見た同じ戦いの記録であり、CエンドとDエンドで初めて物語の核心が明かされます。
そしてEエンドは、CとDの後に続く「その先の答え」として設計されています。
ヨルハ計画の真相が露わになり、全てを知った上でポッドたちがとる行動——それを見届けて初めて、物語は完結します。
ゲームを「クリアした」と実感できるのは、Eエンドを体験した後だという声が多いのも、こうした設計によるものです。
A〜DエンドとEエンドの違いは何か
| エンディング | 主な内容 | プレイ主体 |
|---|---|---|
| Aエンド | 第一章の結末、人類のために戦う2BとポッドA | 2B、9S |
| Bエンド | Aエンドと同じ戦場を9S視点で描き直す | 9S |
| Cエンド | A2が2Bの意志を継ぎ戦う。9Sとの分岐点 | A2 |
| Dエンド | 9Sが全てを破壊しようとする結末 | 9S |
| Eエンド | ポッドたちが計画に反旗を翻し、3人を復活させようとする | ポッド(プレイヤー) |
AエンドからDエンドまでは、それぞれキャラクターが「人間のために戦うべき存在」として描かれています。
Eエンドでは視点が変わります。
プログラムに従うだけだったはずのポッドたちが、ヨルハ計画のデータ消去命令に反して独自の判断を下す。
その行動を、プレイヤー自身がシューティングゲームという形で担います。
A〜Dが「キャラクターの物語」であるのに対して、Eエンドは「プレイヤーとゲームが一体になる体験」として設計されている点が、最大の違いといえます。
エンディングEの発生条件と到達までの流れ
EエンドはCエンドとDエンドのクリアが必須な理由
EエンドはCエンドとDエンド、両方のクリアを確認してから初めて発生します。
どちらか一方だけでは条件を満たせません。
この設計には意味があります。
CエンドはA2の選択として、DエンドはNS視点の絶望として、それぞれ異なる「喪失」を描いています。
どちらの結末も見届けたプレイヤーだけが、Eエンドに込められた「それでも生きようとする意志」を受け取る資格を得る、という構造です。
クリアする順番はCが先でもDが先でも問いません。
両方のエンドロールを確認した後、もう一方のエンドをクリアするとエンドロールがスキップ不可になり、ポッド153が話し始めます。
ポッドの選択肢で間違えると起きること
Eエンドへの分岐は、2つの選択肢への回答で決まります。
| 質問 | 正しい選択 |
|---|---|
| ポッドからの停止要請を許可しますか? | はい |
| それでも彼らの生存を望むか? | はい |
どちらかで「いいえ」を選ぶと、そのままタイトル画面に戻ります。
エンドロールが流れているあいだに操作を求められるため、映像に集中していると見逃すことがあります。
Cエンド・Dエンドの両方をクリアしたら、エンドロール中も画面から目を離さないようにしてください。
「停止要請を許可しますか?」という言葉が流れたら、すぐに「はい」を選びましょう。
到達までに必要なプレイ時間の目安
EエンドはAエンドから順に積み上げていくゲームの構造上、最短でも40〜50時間程度のプレイ時間が必要とされています。
| ルート | 目安時間 |
|---|---|
| Aエンド到達まで | 約15〜20時間 |
| Bエンド到達まで | Aから追加で5〜8時間 |
| C・Dエンド到達まで | Bから追加で10〜15時間 |
| Eエンド到達まで | C・D後すぐに発生 |
サブクエストや収集要素を丁寧に回収しながら進める場合は、100時間を超えることも珍しくありません。
「早くEエンドが見たい」という気持ちはわかりますが、途中の寄り道がEエンドの感動をより深くしてくれます。
特に「記憶喪失」のサブクエストをクリアしているかどうかで、Eエンドのキャラクターたちへの感情移入度が変わるとも言われています。
Eエンドのシューティングを攻略する方法
シューティングの基本ルールと操作方法
Eエンドのシューティングは、ゲーム本編のハッキングミニゲームと同じ操作系で行われます。
自機を動かしながら弾を発射し、上から降りてくるスタッフロールの文字を破壊していく内容です。
3回被弾するとミスになりますが、即ゲームオーバーではありません。
チェックポイントが複数設置されているため、進んだところまで戻って再挑戦できます。
L3スティックを押し込むことでロックオン射撃も可能です。
大量の文字が流れてくる場面ではロックオンを活用すると、処理しやすくなります。
難易度は序盤こそ穏やかですが、後半にかけて敵弾の量と速度が急増します。
特にSQUARE ENIXのロゴが登場する場面は、自力でのクリアが非常に困難な難易度に設計されています。
失敗時の問いかけで「いいえ」を選び続ける理由
シューティングでミスをするたびに、ポッドから問いかけが届きます。
| 回数 | 問いかけの内容 |
|---|---|
| 1回目 | ここで諦めますか? |
| 2回目 | 貴方の負けを認めますか? |
| 3回目 | 全ては無駄ですか? |
| 4回目 | ゲームなんて馬鹿げていると思いますか? |
| 5回目 | この世界に意味はないと認めますか? |
これらはゲームの進行上の質問であると同時に、プレイヤー自身への問いかけになっています。
一度でも「はい」を選ぶと、シューティングが中断されタイトル画面へ戻ります。
諦めた場合も、Eエンドの記録は残りません。
問いかけの言葉は意図的に心を揺さぶる内容になっており、何度もミスしていると思わず「はい」を選びたくなる場面もあるかもしれません。
それもゲームデザインの一部です。
最後まで「いいえ」を選び続けることが、Eエンドを体験するための条件になっています。
オンライン救援を呼ぶ条件と無敵化の仕組み
5回分の問いかけを全て「いいえ」で通過し、さらにもう一度失敗すると、他のプレイヤーから救援申し出を受信できます。
「はい」を選ぶと、オンライン上の他プレイヤーたちの機体が自分の周囲に集まり、バリアと増強弾として機能し始めます。
救援が来ている状態では被弾してもすぐに次の機体が補充されるため、実質無敵に近い状態になります。
弾の量も全員分が同時に発射されるため、前半では苦労していた大量の文字もまとめて処理できます。
この演出は、ゲームの外側にいる他のプレイヤーたちと一緒にエンディングを迎えるという体験を生み出しています。
「見ず知らずの誰かに助けられながらラストシーンを迎えた」という感想を持つプレイヤーが多いのは、この仕組みによるものです。
オフライン環境でシューティングをクリアできるのか
オフライン状態でプレイしている場合、他のプレイヤーからのメッセージも救援申し出も届きません。
シューティング開始前にオフライン環境が検知されると、オンラインにするか確認されます。
シューティング開始後であっても、数回失敗した時点でオンライン接続を促す選択肢が表示されます。
前述のSQUARE ENIXロゴの破壊については、救援なしでの突破が「ほぼ不可能」とされています。
完全オフラインでのクリアを目指した記録は存在しますが、相当な熟練度が必要です。
こだわりがない限り、シューティング前にオンライン接続を確認しておくことを強くすすめます。
セーブデータの削除は必須か?仕組みと選択肢を整理
データを削除するとゲームは実際にどうなるのか
シューティングをクリアした後、ポッドから7つの問いかけが届きます。
| 順番 | 問いかけの内容 |
|---|---|
| 1 | 君に、弱き者達を助ける意思はあるか? |
| 2 | 全てのセーブデータを代償にしても、見ず知らずの誰かを助けたいと願うか? |
| 3 | その誰かが嫌いな人間であっても助けるか? |
| 4 | デバッグモードやチャプターセレクトが使えなくなってでも助けたいと願うか? |
| 5 | 偽善と呼ばれても誰かを助けたいと願うか? |
| 6 | 本当に……本当にそれで良いのか? |
| 7 | (最終確認) |
最後まで「はい」を選び続けると、全てのセーブデータが削除されます。
削除されたデータは、他のプレイヤーがシューティングでピンチになった際の救援機体として機能します。
自分の100時間のデータが、見知らぬ誰かのEエンドを支える——この仕組みこそが、Eエンドのメッセージの核心です。
データ削除後は、タイトル画面の背景が特別なバージョンに変化します。
それ以外に実害はなく、ゲームをもう一度最初から始めることは可能です。
削除せずにEエンドを達成する方法はあるか
削除は義務ではありません。
問いかけの途中で「いいえ」を選べば、そのままタイトルへ戻ります。
Eエンドのクリア記録と、トロフィー「未来への意思」は、シューティングのクリア時点で取得済みです。
その後のデータ削除の選択肢に答えなくても、エンディングEを見たという事実は残ります。
「データは消したくないけれど、エンディングEはきちんと体験したい」という場合は、シューティングをクリアして最終ムービーを見た後、問いかけで「いいえ」を選ぶ方法が最もシンプルです。
データ削除前にやっておくべき準備とバックアップ方法
どうしてもデータを消したくない場合は、事前にセーブデータをバックアップする方法があります。
PlayStation版であれば、PS Plusのオンラインストレージや、USBメモリへのコピーが利用できます。
セーブデータをバックアップしてからEエンドを進め、削除を実行した後、バックアップデータを本体に戻すことで、タイトル画面が削除後バージョンに変化した状態でデータを持ち続けることができます。
ただし、「削除した」という記録はシステムデータ側に保存されているため、セーブデータを復元してもタイトル画面の変化は維持されます。
削除前に確認しておきたいポイントをまとめます。
- 全ての武器を入手しているか
- 全てのサブクエストをクリアしているか
- 実績・トロフィーを全て回収しているか
- チャプターセレクトを使いたいコンテンツが残っていないか
データ削除後のタイトル画面の変化と復元の可否
全データを削除すると、ゲームを起動した際のタイトル画面が専用の背景に切り替わります。
これは「削除を選択した」証として機能するもので、削除後にしか見られない演出です。
前述の通り、バックアップからデータを復元しても、タイトル画面の変化は元には戻りません。
削除の記録はシステムデータに刻まれているためです。
また、削除後は本当にデータがゼロの状態になるため、再び全ての収集要素を集め直すところから始まります。
「やり残したことがある」と感じている場合は、削除の前に必ず確認してください。
2Bと9Sの復活は本当に起きるのか?エンディングの意味を考察
最終ムービーで描かれるキャラクターたちの行方
Eエンドの最終ムービーでは、ポッドたちが収集したデータを用いて2B・9S・A2の再生を試みる場面が描かれます。
三者のブラックボックスデータを組み合わせ、義体を再構成し、記憶と人格を復元するという行程です。
映像の終盤で目を覚ますシーンが示唆されており、三人が新たな形で存在を続けられることが描かれています。
ただし、映像は象徴的な表現も含んでおり、「完全に元通りの状態で生き返る」と断言できる表現にはなっていません。
この曖昧さが、Eエンドを語る上での最大の論点になっています。
ハッピーエンドなのか悲劇なのか?解釈が分かれる理由
Eエンドをハッピーエンドと受け取るプレイヤーと、そうでないと感じるプレイヤーがいます。
ハッピーエンドとする解釈では、「ヨルハ計画という嘘に縛られていたアンドロイドたちが解放され、自らの意志で生きることを選べるようになった」という点を重視します。
作品のディレクターも、Eエンドについてハッピーエンドであるとするコメントを残しています。
一方、「復活した三人が生きていける世界の保証がない」「嘘の上に成り立っていた戦いの傷は消えない」という観点から、手放しで喜べないと感じるプレイヤーも多くいます。
どちらの解釈も間違いではなく、答えが一つに収まらない余白こそがこの作品の特性です。
Eエンドまで体験した後に何を感じるかは、プレイヤーがゲームを通じて積み上げてきた体験によって変わってきます。
舞台「Farewell」を見るとEエンドの意味はどう変わるか
ニーアシリーズには舞台作品「Farewell」があり、ゲームのEエンド後の世界が描かれています。
舞台では、復活した2Bたちがヨルハ計画の呪縛から完全に解放された後の生き方が描かれており、ゲーム単体では曖昧だった「その後」に答えが与えられています。
海外のニーアコミュニティでは、「Farewell」を踏まえた上でEエンドを「公式エンディング」と位置づける議論が活発に行われており、ゲームと舞台を合わせて一つの完成形と捉える見方が広がっています。
ゲームのEエンドだけで物語を完結させるか、舞台まで追うかで、キャラクターたちの行方への理解が大きく変わります。
他プレイヤーとつながるEエンド独自のオンライン要素
救援機体の正体は何か?オンラインの仕組みを解説
Eエンドのシューティングで届く救援機体は、過去にEエンドのデータを削除した他のプレイヤーのセーブデータです。
誰かのゲームデータがサーバーに保存され、別のプレイヤーがシューティングでピンチになった際に呼び出される——という仕組みになっています。
つまり、自分が助けを呼んでいるとき、世界のどこかで「自分のデータが誰かのゲームに参加している」ことになります。
削除を選んだプレイヤーが「自分のデータが誰かを助けているかもしれない」と感じる構造は、ゲームのテーマである「誰かのために生きること」とそのまま重なっています。
メッセージを残す機能とその使い方
シューティングをクリアした後、ポッドから「クリアできずに苦しんでいる者達に何か言葉はあるか?」と尋ねられます。
「伝えたいことがある」を選ぶと、プリセットのメッセージ一覧から言葉を選んで残せます。
残したメッセージは、他のプレイヤーがシューティングで失敗し続けた際に届くメッセージとして表示されます。
5回目の問いかけ「この世界に意味はないと認めますか?」の後に他プレイヤーのメッセージが表示される演出があり、見知らぬ誰かからの励ましがゲーム内に届く体験になっています。
データを削除しなかった場合でも、メッセージだけを残すことは可能です。
自分のデータが誰かの救援に使われる仕組み
データ削除を選択した後、自分のセーブデータはオンラインサーバーに送られます。
別のプレイヤーがシューティングで救援を申請した際、登録済みのデータが機体として召喚される仕組みです。
自分がプレイした痕跡が、ゲームを終えた後も誰かのゲームに存在し続ける。
この体験を「ゲームを引退するキャラクターが、次の誰かのために力を残す」という文脈で語るプレイヤーも多くいます。
NieR:Automataがゲームというメディアで唯一実現できた体験の一つとして、長年語り継がれているのはこのオンライン要素の存在が大きいといえます。
Eエンドにまつわる隠し要素と最新の発見
発売から4年後に判明した「最後の秘密」とは何か
2021年1月、NieR:Automataにひっそりと隠されていた要素が明らかになりました。
ゲームデータのリバースエンジニアリングを専門とする研究者が、数百時間をかけた解析の末に発見したもので、ニーアシリーズの公式PRアカウントも同年1月にこの事実を公認しています。
発売から約4年が経過した後に判明したことで、当時のゲームコミュニティに大きな衝撃を与えました。
「まだ隠されたものがあったのか」という驚きとともに、開発チームの遊び心と執念を称える声が多数上がりました。
ゲーム序盤からEエンドへ直行できるチートコードの詳細
発見された隠し要素の内容は、ゲーム最序盤の特定の場所で決まったコマンドを入力することで、そのままEエンドに直行できるというものです。
発動タイミングはゲーム序盤のボス「マルクスのアーム」撃破後で、マップ内の特定の位置に移動し、コマンドを素早く入力する必要があります。
このコードはバグや改造ツールによるものではなく、ゲームのプログラム内に正規の形で組み込まれていました。
本来は開発テスト用のコードと考えられていますが、製品版にそのまま残されていたことが判明しています。
通常は40〜50時間かかるEエンドへの道のりを、数分で体験できるこのコードは、発見後も多くのプレイヤーに試されました。
ただし、通常プレイを経ずに体験するEエンドは、物語への感情的な蓄積がないため、感動の深さが変わると語るプレイヤーがほとんどです。
NieR Replicantのエンディングとの共通点と違い
NieR Replicantにも「エンディングE」が存在します。
Replicant版のEエンドはDエンドでデータが削除された後、新たにゲームを起動することで発生します。
少年期の途中、ヒロインであるカイネが仲間に加わるタイミングで物語が分岐し、DエンドとEエンドの出来事が重なり合う構造になっています。
共通しているのは、「消えたはずの存在が戻る」というテーマ、そして「データの削除を経た後に新しい始まりが訪れる」という設計思想です。
Automataのように直接的なシューティングはなく、物語の流れに沿った演出でEエンドが展開されます。
同じシリーズでありながら、アプローチが異なる点に、各作品の個性が表れています。
エンディングEを体験する前に知っておくべき注意点まとめ
取り返しのつかない操作ミスを防ぐための確認リスト
Eエンドに向かう前に確認しておきたい点をまとめます。
- エンドロール中の選択肢は「はい・はい」で進めること
- シューティングの失敗後の問いかけは全て「いいえ」を選ぶこと
- オンライン接続をシューティング前に確認しておくこと
- データ削除の問いかけ中に誤って「はい」を連打しないこと
- データを残す場合は、問いかけの最初か途中で「いいえ」を選ぶこと
特に注意が必要なのは、失敗後の問いかけと削除確認の問いかけが似た構造になっているという点です。
「いいえ」を連続して選んでいたリズムのまま、データ削除の確認まで「はい」を選んでしまったというミスも報告されています。
問いかけの内容を一度立ち止まって確認するクセをつけておくと安心です。
やり込み要素はデータ削除の前に済ませるべきか
データを削除すると、チャプターセレクトとデバッグモードが使用不可になります。
これは削除確認の問いかけのなかで事前に明示されており、了承した上で削除が実行されます。
回収できていないサブクエスト、武器、トロフィーなどが残っている場合は、Eエンドのデータ削除を実行する前に済ませておきましょう。
削除後でも新しくゲームをゼロから始めることは可能ですが、チャプターセレクトなしで全コンテンツを回収し直すのは相当な手間がかかります。
「データを消す前に全部集めた」という体験そのものが、Eエンドへの感情的な準備にもなっています。
初めてプレイする人がEエンドで失敗しやすいポイント
初めてEエンドを体験するプレイヤーがつまずきやすい点を整理します。
まず、エンドロールがスキップできないことに気づかず、飛ばそうとして時間をかけてしまうケース。
続いて、シューティングの難易度の急上昇に驚き、後半で諦めの選択肢に「はい」を押してしまうケース。
そして最も多いのが、データ削除の仕組みを知らずに進めてしまい、意図せずデータが消えてしまうケースです。
「いつでも止められる」という認識でいれば、慌てずに対処できます。
問いかけのたびに「いまどの段階にいるか」を把握しながら進むことが、Eエンドを後悔なく体験するための一番の準備です。
まとめ:ニーアオートマタ エンディングEの全体像
- エンディングEの正式名称は「the [E]nd of YoRHa」であり、ヨルハ計画の終焉を意味する真エンディングである
- 発生条件はCエンドとDエンド両方のクリアで、エンドロール中の選択肢に「はい」を選ぶことで移行する
- シューティングゲームとしてスタッフロールを破壊する体験は、ゲームというメディアにしかできない演出として高く評価されている
- 失敗時の問いかけは全て「いいえ」で通過する必要があり、一度でも「はい」を選ぶとタイトルへ戻される
- 6回失敗後にオンライン救援が呼べるようになり、他プレイヤーの機体が無敵化と火力増強をもたらす
- セーブデータの削除は任意であり、シューティングクリアだけでトロフィーとEエンド達成記録は取得できる
- データを削除する前に、チャプターセレクトが必要なコンテンツをすべて回収しておくことを強く推奨する
- 他プレイヤーのセーブデータが救援機体として届く仕組みは、ゲームのテーマである「誰かのために生きること」と直結している
- 発売から4年後の2021年に、ゲーム序盤からEエンドへ直行できるチートコードが正規プログラム内に発見された
- NieR ReplicantにもEエンドが存在し、データ削除を経た後に新しい始まりが訪れるという共通のテーマが貫かれている

コメント