映画「ワイルド・スピード」シリーズに登場する名車をGTA5で再現したい、と思ったことはないでしょうか。
グレーメタリックのGT-R R34、VeilSideエアロを纏ったRX-7、ブライアンの80スープラ——あの名シーンをゲームの中で走らせたいというのは、ワイスピファンにとって自然な欲求です。
GTA5およびGTAオンラインには、ワイルドスピードに登場した実車をモデルにした車両が数多く実装されており、カスタムやボディペイントを組み合わせることで驚くほど忠実な再現が可能です。
この記事では、再現できる車種の一覧からカスタムレシピの具体的な内容、注意点まで、ワイスピ再現を楽しむために知っておくべき情報を網羅的に解説します。
GTA5でワイルドスピードの車が再現できる仕組み
GTA5の車両は、現実の自動車メーカーやモデルを直接使用できないため、すべてオリジナルの架空ブランド名で登場します。
ただし、そのデザインは特定の実車に強く着想を得ており、さらにボディペイント(リバリー)のオプションとして映画のキャラクター仕様のカラーリングが収録されているケースがあります。
つまり「ワイスピ再現」には大きく二つのアプローチがあります。
ひとつは、実車に近いデザインのゲーム内車両を選び、そこにワイスピ仕様のボディペイントを当てるやり方。
もうひとつは、専用ペイントが存在しない場合でも、カスタムパーツや色の組み合わせで近づけていくやり方です。
前者のほうが再現度は高く、多くのユーザーが実際にこの方法で名場面を再現しています。
ゲーム内の架空車両ブランドと実車の対応関係を把握することが、再現カスタムの第一歩といえます。
ワイスピ再現に使える主要車両とカスタムレシピ一覧
三菱エクリプス:ブライアンの象徴的な一台
ワイスピ1作目の冒頭、ブライアンがライムグリーンのボディで登場したエクリプスは、シリーズ全体を象徴するクルマのひとつです。
GTA5では「マイバツ ペナンブラFF」がこの役を担います。
ボディペイント「次は見てろよ」を選択することで、ブライアン仕様のカラーリングに仕上がります。
以前から存在するペナンブラにも同様のペイントが用意されていますが、後から追加されたペナンブラFFのほうがエクリプスのフォルムに忠実であるため、再現度を重視するならこちらを選ぶのが定番です。
マツダRX-7 FD3S:ドミニクとハン、2つの仕様
RX-7は作品内で複数のキャラクターが搭乗しており、再現の方向も異なります。
ワイスピ1でドミニクが乗ったFDの再現には「アニス ZR350」が適しており、ボディペイント「ウィニング・イズ・ウィニング」でドミニク仕様のカラーに仕上がります。
一方、TOKYO DRIFTでハンが乗っていたVeilSideカスタムのFDは、見た目が全く異なるため「ブラヴァド バンシー900R」のペイント「黒のツートン」で対応します。
バンシー900Rのモデルはダッジ バイパーであり、厳密にはRX-7とは異なりますが、カスタムの雰囲気という意味ではハン仕様の独特の世界観を出せると、多くのユーザーから評価されています。
トヨタスープラ:ブライアンの愛車、2世代を再現
80スープラと新型GRスープラ、どちらもGTA5で再現できます。
JZA80スープラの再現には「ディンカ ジェスター レトロカスタム」を使用し、ボディペイント「10ミニッツカー」を選びます。
ワイスピ1のクライマックス、チャージャーとのドラッグレース場面を再現しようとするユーザーが多く、踏切を列車ギリギリで飛び越えるシーンの動画も数多く制作されています。
GRスープラ(A90)のほうは「ディンカ ジェスターRR」が対応しており、JETBREAK(ファイヤーブースト)でハンが乗り込んだ仕様の再現に使われます。
日産スカイラインGT-R:R33・R34・ハコスカの3世代
ワイスピシリーズに登場したGT-Rは世代をまたいで複数存在しており、GTA5でも各世代に対応した再現が可能です。
| モデル | GTA5車両 | ボディペイント |
|---|---|---|
| GT-R R33(レオン仕様) | アニス エレジー レトロカスタム | 宇宙の彼方へ |
| GT-R R34(ブライアン仕様) | アニス エレジー レトロカスタム | ミッドナイトレーサー |
| ハコスカ(MEGA MAX) | ボルカー ウォーレナー | — |
ブライアンのR34はグレーメタリックにブルーのアクセントが特徴的で、C-WEST製エアロを纏った姿は2000年代前半のJDMカスタムを象徴するスタイルです。
GTA5内でもこの再現度は高く評価されており、ワイスピ再現の中でも特に人気の高い組み合わせとなっています。
三菱ランサーエボリューション:ショーンとブライアンの2仕様
エボリューションの再現には「カリン サルタンRS」を使います。
ワイスピ2でブライアンが乗ったエボ7はイエロー系のカラーが特徴で、ボディペイント「青のパワー・ストライプ」が近いとされています。
TOKYO DRIFTでショーンが練習用に使ったエボ9の赤黒仕様は、ボディペイント「ストリート・ドリフター」が対応します。
こちらは劇中でもドリフトの練習シーンが印象的で、土屋圭市がスタントを担当したことでも知られています。
サルタンRS自体がカスタムの自由度が高い車両であるため、エボ再現の中でも特にオリジナルアレンジを楽しみやすい一台です。
日産フェアレディZとホンダS2000:TOKYO DRIFT組
フェアレディZ Z33はGTAオンラインへのユーロス追加により再現が一気に充実しました。
DKのスコーピオンカラーや、モリモトのZ33カラーがボディペイントとして収録されており、TOKYO DRIFTの世界観をそのまま楽しめます。
ホンダS2000の再現には「ディンカ RT3000」を使用します。
ワイスピ2冒頭のレースで登場したキャンディピンクのS2000は、RT3000が持つ痛車ペイントの一種を組み合わせることで近い雰囲気を出せます。
ダッジチャージャー:ドミニクの魂
ドミニクが何度も乗り込み、「俺にとって特別な存在だ」と語ったチャージャーはワイスピのアイコン的存在です。
GTA5での再現には「インポンテ ピーターデュークス」が最適です。
デュークスの上位版として後から追加されたこの車両は、ボンネットのインテークが実際に稼働するギミックを持ち、カスタムの選択肢も豊富です。
ドミニク仕様に非常に近い仕上がりになると評判で、ワイスピ再現コミュニティではチャージャー再現の決定版として扱われています。
ダッジチャレンジャーとフォードマスタング:アメ車2選
ワイスピ2でブライアンとローマンが手に入れた初代チャレンジャーは「ブラヴァド ガントレット レトロ」で再現できます。
このガントレットレトロは再現度の高さで知られており、塗り分けやボディワークが実車に驚くほど近い仕上がりになっています。
TOKYO DRIFTのラストバトルでショーンが使ったマスタングは「ヴァピッド ドミネーター GTT」で対応。
父親のマスタングにハンのシルビアのエンジンを積んだという劇中設定も含め、日米カーカルチャーのミックスという点でワイスピらしさが詰まった一台です。
大型アップデートによる再現の進化
ロスサントス・チューナーズがワイスピ再現を変えた
2021年夏に実装された「ロスサントス・チューナーズ」アップデートは、ワイスピ再現環境を大きく塗り替えました。
フェアレディZ(ユーロス)、GRスープラ(ジェスターRR)、S2000(RT3000)、NSX(ジェスター)など、ワイスピシリーズの主要な日本車が一気に追加されたためです。
ローグリップタイヤも同時に導入されており、TOKYO DRIFTのようなドリフトシーンを再現しやすくなった点も見逃せません。
車両の完成度が高いだけでなく、ボディペイントにワイスピ対応のリバリーが豊富に収録されていたことから、このアップデートを機にワイスピ再現への関心が高まったと言われています。
ヒルズの隠れ家アップデートでドリフト文化がさらに深化
2024〜2025年にかけての「ヒルズの隠れ家」アップデートでは、既存車両へのドリフトチューニングの適用が拡大されました。
2025年には週間ドリフトイベントが複数回開催されており、ドリフト文化とワイスピ再現は密接に結びついた状態が続いています。
TOKYO DRIFTファンにとっては、再現したランエボやFDでドリフトイベントに参加できる環境が整ったといえます。
PC版MODによる完全再現という選択肢
GTAオンラインでは著作権上の制約があり、実車そのものを登場させることはできません。
PC版のMOD環境では実車データを直接インポートしたワイスピ再現MODが公開されており、ドムのアイスチャージャーなど劇中の特殊仕様まで対応したものも存在します。
ただし、MODはオフラインプレイ専用であり、GTAオンラインでの使用はBANの対象となる可能性が高い点を理解しておく必要があります。
ワイスピ車再現の注意点とデメリット
「完全再現」ではなくあくまで「近似再現」
GTA5の車両は架空ブランドのため、実車と完全に一致するわけではありません。
バンシー900Rのようにモデル元の実車(ダッジ バイパー)と、再現対象の映画内車両(RX-7)が異なるケースも珍しくなく、あくまでカスタムの雰囲気と色で近づけていく作業になります。
ディテールにこだわると限界を感じる場面もありますが、それも含めてGTA5流の再現遊びの醍醐味といえます。
ボディペイント解放に条件が必要なものがある
フェアレディZ(ユーロス)のDKカラーやモリモトカラーは、ロスサントス・カーミーティングの名声レベルを一定以上まで上げないと使用できません。
ストリートレースへの参加や会場への滞在を繰り返してレベルを上げる必要があるため、すぐに使えるわけではない点は知っておきましょう。
色の再現に限界があるケースも
ランエボのゴールドに近いイエロー、VeilSideカラーのGRスープラなど、劇中のカラーニュアンスに完全に合致するペイントが用意されていないケースがあります。
「惜しい仕上がりになってしまう」と感じるユーザーもおり、完璧を求めると難しい場面も出てきます。
色の調整に時間をかけるか、近似値で妥協するかはプレイヤーの判断に委ねられています。
オープンカー仕様の再現はできない
ローマンのエクリプス スパイダーはオープンカーですが、対応するペナンブラFFはルーフが固定構造です。
細部にこだわる場合は、このような構造上の制約が再現の壁になることもあります。
FAST X公開時のようにコミュニティが活性化するタイミングがある
2023年のFAST X公開時には、ドミニク関連の再現レシピ動画が多数投稿され、コミュニティが一気に盛り上がりました。
映画の新作公開に合わせてワイスピ再現の需要が高まる傾向があり、そのタイミングに合わせてカスタム情報を探すと良質な情報が集まりやすいです。
まとめ:GTA5でワイルドスピードの車を再現するための完全ガイド
- GTA5のワイスピ再現は「架空車両のデザイン」と「ボディペイント」の組み合わせで行う
- ブライアンのエクリプス再現にはペナンブラFF、ボディペイント「次は見てろよ」が定番
- ドミニクのチャージャー再現はピーターデュークスが再現度・カスタム自由度ともに最適
- RX-7はドミニク仕様がZR350、ハン仕様がバンシー900Rと、キャラクターごとに使い分ける
- GT-R R34のブライアン仕様はエレジー レトロカスタムのミッドナイトレーサーが鉄板
- 2021年ロスサントス・チューナーズ以降、フェアレディZやGRスープラなど日本車の再現環境が大幅に向上した
- TOKYO DRIFT再現にはドリフト対応チューニングとローグリップタイヤの活用が有効
- フェアレディZ(ユーロス)のDK・モリモトカラーはLSCMの名声レベル解放が必要
- PC版MODは完全再現が可能だが、GTAオンラインでの使用はBANリスクがあり、オフライン専用
- 映画の新作公開タイミングに合わせてコミュニティが活性化し、最新レシピ情報が集まりやすい

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