クロックタワーの魔像を徹底解説|入手から活用まで完全攻略

1995年にスーパーファミコンで発売されたホラーゲーム「クロックタワー」は、巨大なハサミを持つ殺人鬼シザーマンから逃げ延びるサバイバルホラーの金字塔です。

ゲームを進めるうえで避けて通れないのが、儀式の部屋で地下通路を開くためのキーアイテム「小さな魔像」の存在でしょう。

しかし魔像はランダムで出現するルートでしか入手できず、入手場所や使い方、もう一つのアイテム「杖」との違いに戸惑うプレイヤーは少なくありません。

この記事では、初代クロックタワーにおける魔像の入手条件から儀式の部屋での使い方、続編での役割、さらに2024年発売のリワインド版での変更点まで、魔像にまつわる情報を網羅的にお伝えします。

上位エンディングを目指すうえで欠かせない知識を、ここでしっかり押さえておきましょう。

目次

クロックタワーにおける魔像とは何か

クロックタワーの魔像とは、ゲーム内で「小さな魔像」と表記されるキーアイテムのことです。

バロウズ家が信仰していた邪教の儀式に用いられた祭具であり、儀式の部屋で地下洞窟への隠し通路を開くために必要になります。

この魔像はプレイするたびにランダムで出現が決まる「魔像ルート」でのみ入手可能で、もう一方の「杖ルート」では代わりに「杖」が同じ役割を果たします。

つまり、1回のプレイではどちらか片方しか手に入りません。

魔像はバロウズ家の暗い歴史と深く結びついたアイテムであり、続編のクロックタワー2でも物語の核心に関わる重要オブジェクトとして再登場します。

シリーズ全体を通じて「血の宿命」や「家系の呪い」を象徴する存在といえるでしょう。

魔像ルートと杖ルートの判定方法

ルート判定はランダムで決まる

魔像ルートになるか杖ルートになるかは、プレイヤーが自分で選ぶことはできません。

ゲーム開始時にランダムで自動決定される仕組みになっています。

そのため、同じ手順で進めていても前回とは異なるルートになることがあり、毎回の攻略体験に変化が生まれるよう設計されているのです。

見分け方は銀色の鍵の部屋

どちらのルートに当たったかを確認する方法は明確です。

東館にある「銀色の鍵」で開く部屋に入った際、本棚が倒れていれば魔像ルート、本棚が立っていれば杖ルートと判別できます。

この確認を怠ると、必要なフラグを立てないまま進んでしまい、攻略が行き詰まる原因になりかねません。

西館の探索に入る前に、必ずこの部屋で状況を確認しておきましょう。

魔像の入手場所と具体的な手順

魔像はどこにあるのか

小さな魔像は、西館2階の廊下に並ぶ銅像群のなかに隠されています。

具体的には、左から2番目の銅像を調べると入手できます。

ただし、ただ銅像を調べるだけでは魔像は見つかりません。

事前に「魔像の情報」と呼ばれるフラグを立てておくことが絶対条件となっています。

魔像の情報を先に入手する

魔像を手に入れるには、秘密の部屋Bまたは書庫にある本棚の右側を調べて、紙切れを入手する必要があります。

紙切れには「像は像達の中に」と記されており、この情報を得て初めて銅像から魔像を取り出せるようになるのです。

書庫や秘密の部屋の配置はプレイごとにランダムで変化するため、見つけにくい場合もあるでしょう。

西館の鍵を使って西館に入ったあと、書庫を見つけたらまず右端の本棚を忘れずに調べてください。

入手までの流れを整理

魔像入手の手順を改めてまとめると、以下のようになります。

  1. 銀色の鍵の部屋で本棚が倒れていることを確認する
  2. 秘密の部屋Bまたは書庫の右端の本棚で紙切れ(魔像の情報)を入手する
  3. 西館2階の廊下にある左から2番目の銅像を調べる
  4. 小さな魔像を入手する

この順番を飛ばすと魔像が出現しないため、攻略において最も注意すべきポイントの一つです。

儀式の鍵と儀式の部屋での魔像の使い方

儀式の鍵の入手場所

儀式の部屋に入るには、先に「儀式の鍵」を手に入れなければなりません。

儀式の鍵は子供部屋で入手できます。

子供部屋では鍵を取った瞬間に人形が襲いかかってくるイベントが発生するため、ボタン連打(RSIシステム)で切り抜ける準備をしておきましょう。

儀式の部屋での操作手順

儀式の鍵を使って儀式の部屋に入ったら、いよいよ小さな魔像の出番です。

魔像ルートの場合、部屋の左側にあるロウソクが並ぶ祭壇の上に小さな魔像をセットします。

注意が必要なのは、セットできるポイントのカーソルが周囲のクリックポイントと重なり合っている点です。

多くの攻略情報でも「分かりづらい」と指摘されている箇所なので、カーソルを慎重に動かして正確な位置を探してください。

魔像を正しくセットすると、床に隠し通路が開き、地下洞窟へ進めるようになります。

杖ルートとの操作の違い

杖ルートの場合は、儀式の部屋の右奥にある花瓶(壺)に杖をセットすることで同じ隠し通路が開きます。

魔像は祭壇、杖は花瓶と、使用する場所がそれぞれ異なる点を覚えておくとよいでしょう。

なお、どちらのルートでも隠し通路が開いたあとの展開は共通です。

魔像ルートと杖ルートの違いを比較

二つのルートにはいくつかの違いがあります。

以下の表で整理してみましょう。

比較項目 魔像ルート 杖ルート
判定条件 本棚が倒れている 本棚が立っている
情報入手先 書庫の右端の本棚(紙切れ) 銀色の鍵の部屋の壁画
アイテム入手場所 西館2階廊下の銅像 音楽室(ピアノ室)のカーテン奥
儀式の部屋での使用場所 左側の祭壇 右奥の花瓶
手順の多さ 比較的シンプル やや多い
シザーマン遭遇リスク 銅像調査後に出現の可能性 音楽室で出現の可能性
エンディングへの影響 SランクAランクとも到達可能 SランクAランクとも到達可能

全体的に見ると、魔像ルートのほうが手順が少なく、一般的にはシンプルだと言われています。

杖ルートは壁画の確認、音楽室への移動、花瓶への設置と工程が増えるため、手間がかかる印象を受けるプレイヤーが多いようです。

ただし、最終的なエンディング分岐には影響しないため、どちらのルートでも最高ランクの達成は可能です。

Sランクエンディングと魔像の関係

Sランク到達に魔像は必須か

Sランクエンディングはクロックタワーにおける最高到達点であり、隠しエンディングとも呼ばれています。

Sランクの達成には、魔像ルートでも杖ルートでもどちらでも問題ありません。

ルートの違いがSランクの可否に影響することはないのです。

Sランクに必要な真の条件

Sランクを達成するために重要なのは、魔像や杖の種類ではなく、以下のような別の条件を満たすことです。

まず、白骨死体の正体に関する情報を入手していること。

そして、序盤でカラスを檻から解放していること。

この二つのフラグが、SランクとAランクを分ける決定的な要素となっています。

魔像そのものはあくまで地下通路を開くためのアイテムであり、Sランク専用の条件ではない点を理解しておきましょう。

クロックタワー2で魔像が果たす役割

続編では物語の核心に関わるアイテムへ

1996年にPlayStationで発売されたクロックタワー2では、魔像は初代以上に重要な位置づけを与えられています。

前作の事件現場であるバロウズ邸から発見された呪物として登場し、シザーマン事件の真相を解き明かす鍵となるのです。

プロローグでの選択が魔像の所在を決める

クロックタワー2のプロローグでは、バートン教授を操作する場面で「ハリスに魔像を持っていくよう頼むか」という選択を迫られます。

YESと答えると魔像はリック邸に保管され、NOと答えると市立図書館に保管されます。

この選択はシナリオ2のステージ分岐に直結するため、非常に重要な判断となります。

魔像を回収しないと最低エンドが確定する

クロックタワー2において最も注意すべき点は、シナリオ2終了時までに魔像を回収しなかった場合、ランクE(最低ランク)エンディングしか迎えられなくなることです。

この仕様は取り返しがつかず、多くのプレイヤーが初見で陥る罠として広く知られています。

魔像の回収は、上位エンディングを目指すうえで絶対に外せない最優先タスクだと覚えておいてください。

最終シナリオでの魔像の使われ方

バロウズ城を舞台とするラストシナリオでは、エドワード(正体はダン・バロウズ)が魔像と「扉を開く言葉」を用いて次元の扉を開こうとします。

最良のAエンドでは、ゴッツの銃撃によりエドワードが次元の扉に吸い込まれ、バロウズ家の呪いに終止符が打たれる展開を迎えます。

魔像はシリーズを通じて「邪悪な力の依り代」という一貫した役割を担っているのです。

クロックタワー・リワインド版での魔像関連の変更点

リワインド版でも魔像ルートの分岐は健在

2024年10月31日に発売されたクロックタワー・リワインドでは、オリジナル版の魔像ルートと杖ルートの分岐システムがそのまま引き継がれています。

判定方法や入手手順に根本的な変更はありません。

魔像入手時の演出と難易度が変化

リワインド版で注目すべき変更点は、シザーマンの出現ルールです。

オリジナル版ではシザーマンは特定のイベント時にしか登場しませんでしたが、リワインド版では時間経過による再出現が追加されました。

さらに、オリジナル版でシザーマンが侵入してこなかった「安全な部屋」の一部が削除されています。

これにより、魔像の情報集めや銅像の探索中にもシザーマンに追われるリスクが増大しており、全体的な難易度は上がっていると言えるでしょう。

手動セーブ機能で快適性が向上

オリジナル版では部屋の出入りごとにオートセーブされる仕様だったため、フラグの立て忘れに気づいても手遅れになるケースがありました。

リワインド版では手動セーブ機能が追加されたことで、魔像ルートか杖ルートかを確認した時点でセーブしておき、好みのルートが出るまでやり直すことも可能になっています。

この改善は多くのプレイヤーから歓迎されているポイントです。

リワインド版の2つのモード

リワインド版には「オリジナルモード」と「リワインドモード」の2種類が収録されています。

オリジナルモードはSFC版をそのまま再現したもので、リワインドモードはPS1版の追加要素(動くミイラなど)や前述のシザーマン再出現、UIの改善が含まれた拡張版です。

初めてプレイする場合はリワインドモード、当時の雰囲気をそのまま味わいたい場合はオリジナルモードを選ぶとよいでしょう。

魔像にまつわる攻略上の注意点とよくある失敗

紙切れを取り忘れる

最も多い失敗は、魔像の情報となる紙切れを見落としてしまうケースです。

書庫や秘密の部屋の配置はランダムで変わるため、毎回必ず探索する習慣をつけておく必要があります。

紙切れなしで銅像を調べても何も起きないので、この手順は絶対に飛ばせません。

儀式の部屋でセット位置が分からない

儀式の部屋では、魔像をセットする祭壇のクリックポイントが他のポイントと重なり合っています。

カーソルを少しずつ動かして反応する箇所を丁寧に探すことが大切です。

焦ってクリックを繰り返すと、意図しないポイントを調べてしまうことがあるので注意しましょう。

クロックタワー2での取り返しのつかないミス

続編のクロックタワー2では、シナリオ2の終了時点で魔像を回収していないとEエンドが確定します。

プロローグでのハリスへの選択やシナリオ2でのステージ選びが、魔像入手の可否に影響するため、序盤の行動から計画的に進めることが重要です。

初見プレイでは特に見落としやすいポイントなので、攻略情報を事前に確認しておくことをおすすめします。

シリーズ全体での魔像系アイテムの位置づけ

クロックタワーシリーズでは、魔像に類似した呪物が各作品に登場しています。

以下の表で整理してみましょう。

作品名 アイテム名 主な役割 未入手時の影響
初代クロックタワー 小さな魔像 儀式の部屋で地下通路を開く 杖ルートなら不要
クロックタワー2 魔像 次元の扉を開くキーアイテム Eエンド(最低)確定
ゴーストヘッド 黄金像(黄金の偶像) 幻覚ガス装置の依り代 ストーリー固定のため選択肢なし

いずれの作品でも、呪われた家系の邪悪な力を象徴する存在として描かれている点が共通しています。

初代では地下儀式場への鍵、2では異界への扉を開く道具、ゴーストヘッドでは狂気を引き起こす装置と、形を変えながらもシリーズの闇の核として機能し続けているのです。

まとめ:クロックタワーの魔像を理解して攻略に活かそう

  • 魔像とは、バロウズ家の邪教儀式に用いられた呪物であり、儀式の部屋で地下通路を開くキーアイテムである
  • 魔像ルートか杖ルートかはプレイ開始時にランダムで決定され、プレイヤーが自分で選ぶことはできない
  • 銀色の鍵の部屋に入った際、本棚が倒れていれば魔像ルート、立っていれば杖ルートと判別できる
  • 魔像を入手するには、先に書庫や秘密の部屋で紙切れ(魔像の情報)を取得しておく必要がある
  • 魔像の入手場所は西館2階廊下の左から2番目の銅像で、紙切れなしでは出現しない
  • 儀式の部屋では左側の祭壇に魔像をセットするが、カーソルが重なり合って分かりづらいため注意が必要である
  • 魔像ルートと杖ルートでエンディング分岐に差はなく、どちらでもSランクやAランクの達成が可能である
  • クロックタワー2では魔像の回収を怠ると最低ランクのEエンドしか迎えられない致命的な仕様がある
  • リワインド版ではシザーマンの時間経過再出現や安全部屋の削減により、魔像探索中の難易度が上がっている
  • リワインド版の手動セーブ機能を活用すれば、好みのルート判定が出るまでやり直すことも容易になった
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