クロックタワー2のシザーマン徹底解説|正体から攻略法まで

1996年に発売されたPlayStation用ホラーアドベンチャー「クロックタワー2」は、巨大なハサミを持つ殺人鬼シザーマンから逃げ続ける恐怖体験で、今なお多くのファンに愛されている作品です。

しかし、シザーマンの正体や出現の仕組み、うまく逃げる方法がわからず苦戦した経験を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、クロックタワー2に登場するシザーマンの正体やストーリー上の役割から、出現パターン別の逃げ方や回避のコツ、初代との違い、さらには2026年現在の最新動向まで、あらゆる情報を網羅的にお届けします。

初めてプレイする方にも、かつて遊んだことがある方にも役立つ内容となっています。

目次

クロックタワー2とは|シザーマンが恐怖の象徴となった名作ホラー

クロックタワー2は、1996年12月13日にヒューマン株式会社から発売されたPlayStation用のホラーアドベンチャーゲームです。

1995年にスーパーファミコンで登場した初代「クロックタワー」の正統続編にあたり、ディレクターの河野一二三氏をはじめとする前作スタッフが開発に携わりました。

舞台は前作の「クロックタワー事件」から1年後のノルウェー・オスロ市で、マスコミが「シザーマン」と名づけた殺人鬼が再び姿を現し、主人公たちの日常を一瞬にして恐怖へと変えていく物語が描かれます。

ゲームの基本的な仕組みは、画面内のクリックポイントを調べながら脱出手段を探す「ポイント・アンド・クリック」方式です。

主人公には武器が与えられず、シザーマンから逃げる、隠れる、環境にあるものを使って撃退するといった行動しか取れません。

この「逃走」に特化したゲームデザインこそが、クロックタワーシリーズを他のホラーゲームと一線を画す存在にしています。

プロローグでの行動によって物語が「ジェニファー編」と「ヘレン編」に大きく分岐し、それぞれ5種類、合計10種類のマルチエンディングが用意されている点も大きな特徴です。

シザーマンとは|クロックタワーシリーズを象徴する殺人鬼の全貌

シザーマンとは、クロックタワーシリーズ全作品に形を変えて登場する、巨大なハサミを武器とする殺人鬼の総称です。

「シザーマン」という名前は、ゲームの劇中設定において、事件の生還者であるジェニファーの証言をもとにマスコミが命名したものとされています。

シリーズを通じた共通点として、巨大なハサミを凶器に使う、主人公をどこまでも執拗に追跡する、そして人間を超越した不死身の存在であるという3つの要素が挙げられます。

クロックタワー2に登場するシザーマンは、コートを身にまとい、片足を引きずりながら歩く子供のような小柄な姿をしています。

刃から柄まで全て鉄製で大きく湾曲した二枚刃の巨大なハサミを構え、「シャキーン」というリアルな金属開閉音を響かせながら主人公に迫ってくる様子は、多くのプレイヤーにトラウマ級の恐怖を植え付けました。

この音が遠くから徐々に近づいてくる音響演出は、本作の恐怖表現の核心と言えるでしょう。

シザーマンの正体を徹底解説|エドワードとダン・バロウズの真実

ここからはクロックタワー2のストーリーにおける重大なネタバレを含みます。

エドワードの正体はダン・バロウズ

クロックタワー2におけるシザーマンの正体は、エドワードと呼ばれていた金髪碧眼の美少年です。

エドワードは前作のクロックタワー事件の現場から救出されたもう一人の生存者として登場し、記憶を失ったまま孤児院に引き取られていました。

しかし、その本当の名は「ダン・バロウズ」であり、前作でシザーマンとして主人公を襲ったボビィ・バロウズの双子の兄にあたります。

ダンはバロウズ家が代々信仰してきた邪教の「偉大なる父の使徒」として生を受けた存在で、前作では「さなぎ」と呼ばれる巨大な胎児の姿で地下洞窟に潜んでいました。

前作のラストでジェニファーが偶然落とした灯油缶の爆発による熱で「羽化」が促進され、普通の人間の少年と変わらない姿へと成長したのです。

その後、記憶を失った生存者を装って救助され、孤児院の教師ケイから「エドワード」という仮の名前を与えられていました。

共犯者の存在|バートン教授とハリスの関与

ダンが単独で一連の事件を起こしたわけではありません。

共犯者として、バートン教授とハリス・チャップマンの2人が物語に深く関わっています。

ハリスはジェニファーに対して歪んだ愛情を抱いており、ダンはその弱みにつけ込んで脅迫し、シザーマンの模倣犯として殺人を実行させていました。

一方、バートン教授はクロックタワー事件への強い関心からダンに唆され、凶行に加担する形となります。

ヘレン編では、バートン教授自身がシザーマンのマスクをかぶって主人公を襲う衝撃的な展開も用意されています。

さらに、孤児院教師のケイもエドワードの正体を知りながら、ダンの人心掌握能力によって隷属的な立場に追いやられ、事件に加担させられていたことが明かされます。

ダン・バロウズの超常的な能力

ダン・バロウズは通常の人間とは異なる、強力な超能力を持っています。

念動力を使って家具を浮遊させて人にぶつけたり、停電中にもかかわらずパソコンの画面に脅迫文を表示したりする場面がゲーム中に描かれます。

透視能力も備えており、電源の切れたファクシミリで予告状を送りつける、犬を操って飼い主を襲わせるなど、プレイヤーの想像を超える手段で恐怖を演出してきます。

小説版の設定によれば、前作の屋敷内で発生していた怪奇現象もダンの能力によって引き起こされていたとされています。

ゲーム中でシザーマンが反撃を受けて簡単に倒れるように見えるのは、実は演技であると小説版では説明されています。

殺人を遊びとして楽しむダンは、相手に十分な恐怖を与えるためにあえて逃げる余地を残しているというのが、その理由です。

シザーマンの出現パターンと仕組みを完全解説

クロックタワー2のシザーマンには、3つの異なる出現パターンが存在します。

これらを理解することが、ゲームを攻略するうえでの第一歩となります。

イベント出現

ストーリー上の固定イベントとしてシザーマンが登場するパターンです。

特定の場面に到達すると必ず出現するため、回避することはできません。

初回プレイでは予測が難しいものの、一度経験すれば展開を予想できるようになります。

ランダム出現

シザーマンを撃退した後、約2分程度の時間が経過すると確率抽選によって再び出現するパターンです。

探索中に徐々にBGMがフェードインしてくる演出は、プレイヤーの緊張感を否応なしに高めてきます。

安全な通常状態がいつまでも続くわけではないという点が、本作の恐怖の根幹にあると言えるでしょう。

トラップ出現

特定のクリックポイントを調べた際に出現するパターンです。

一見すると有用そうに見えるオブジェクトを調べたら、突然シザーマンが飛び出してくるという仕掛けが随所に用意されています。

中にはダミーの回避ポイント、つまり隠れても必ず見つかってしまう罠も存在するため、どの場所が安全かを見極める判断力が問われます。

シザーマンからの逃げ方と回避のコツ|生き残るための実践テクニック

シザーマンに追われた際に生き残るためには、逃げ方と回避の仕組みを正しく理解しておくことが不可欠です。

逃走状態の基本的な仕組み

シザーマンが出現してBGMが鳴り響くと、ゲームは「逃走状態」に移行します。

この状態では、シザーマンの撃退や回避に有効なクリックポイントしか反応しなくなり、通常の探索は一切行えません。

何らかの手段でシザーマンを完全に撃退または回避しない限り、逃走状態は解除されない仕組みになっています。

RSIシステム|ボタン連打による緊急回避

シザーマンに接近されると「パニック状態」に陥り、カーソルが激しく点滅します。

この状態で×ボタンを規定回数以上連打することで、体力の減少と引き換えに危機を脱することができます。

このシステムは開発チームによって「RSI」と名づけられました。

「Renda Sezuniwa Irarenai(連打せずにはいられない)」の頭文字を取ったもので、遊び心のあるネーミングです。

ただし、重要な注意点があります。

階段の下など、シザーマンが主人公よりも高い位置にいる状況でパニック状態に陥ると、ボタン連打に関係なく即死してしまいます。

これはジェニファーとヘレンが下方に回避行動を取る仕様に起因しており、男性キャラのノランやゴッツはハサミを受け止めて殴り飛ばすため、この制限を受けません。

体力管理の重要性

主人公の体力は3段階に分かれており、カーソルの色で判別できます。

白が最大、オレンジと白の明滅が中間、赤が最低の状態を示しています。

体力が最低の赤い状態でパニック状態に入ると、連打の有無にかかわらずゲームオーバーが確定します。

体力は通常状態(シザーマンが出現していない時間帯)でのみ時間経過によって回復するため、追われている間に体力を回復する手段はありません。

仮にゲームオーバーになっても、コンティニュー時に体力が1段階回復した状態で再開されるため、完全に詰んでしまうことはない設計です。

撃退ポイントの活用法

室内にある物品を使ってシザーマンを撃退できるポイントが各マップに配置されています。

洋服掛けを倒したり、棚の上の物を落としたりと、環境を活かした撃退手段が用意されていますが、基本的に一度使うと再利用はできません。

撃退ポイントにはランダム性が強く、同じオブジェクトでも撃退か回避のいずれかにランダムで変化する場合や、シザーマンの侵入方向によって使えない場合もあります。

シナリオ開始時にランダム配置されるポイントも存在し、配置されない周回が発生する可能性もあるため注意が必要です。

確実な回避ポイントの存在

各シナリオには、何度でも確実にシザーマンをやり過ごせる安全なポイントが最低1箇所は存在します。

このポイントを把握しておけば、どうしても追い詰められた際の最後の手段として活用できます。

一方で、安全ポイントに頼りすぎると緊張感が薄れてしまうというデメリットもあります。

特に探索すべき範囲が広い最終章では、安全ポイントへの往復が作業的になりやすい点が指摘されています。

知っておくと役立つ小技

部屋に入った直後、扉の前から一歩も動かなければシザーマンは侵入してきません。

同様に、クリックポイントに向かってキャラクターが移動している最中も侵入は発生しない仕組みです。

焦って動き回るよりも、落ち着いて状況を判断してから行動する方がシザーマンへの対処はしやすくなります。

また、ネット上では「逃走状態で生存者のいる部屋に入ると死亡扱いになる」という情報が見られることがありますが、これは誤情報です。

逃走状態か否かは生存判定に影響しないことが確認されています。

初代クロックタワーとの違い|シザーマンはどう進化したか

クロックタワー2のシザーマンは、初代から多くの面で進化を遂げています。

両作品の違いを理解することで、シリーズとしての魅力をより深く味わうことができるでしょう。

グラフィックとカメラワークの変化

初代はスーパーファミコンの2Dドット絵で描かれていましたが、クロックタワー2ではPlayStationの3Dポリゴンへと進化しました。

モーションキャプチャーが取り入れられたことでキャラクターの動きがリアルになり、カメラワークによる映画的な臨場感が格段に増しています。

一方で、3D化に伴う操作性の変化には賛否があります。

カメラの移動によって方向感覚を失いやすい点や、ダッシュ中にクリックボタンを押すとキャラクターが立ち止まってしまう点は、初代にはなかったストレス要素として知られています。

追跡システムの強化

初代ではシザーマンが部屋に侵入してこない安全地帯が多数あり、扉に出入りすることで仕切り直しが可能でした。

クロックタワー2ではシザーマンがリアルタイムで追跡してくるようになり、安全地帯はほぼ消滅しています。

じっとしているとすぐに追い詰められてしまうため、常に移動しながら対処法を考える必要が生まれました。

この変更により、緊張感は大幅に向上した一方で、最終章のように長時間の探索が必要な場面では煩わしさにつながるという声もあります。

シザーマンの外見と恐怖演出

初代のシザーマン(ボビィ)は子供サイズの体躯に植木バサミ風のデザインの凶器を持つ姿でした。

クロックタワー2のシザーマン(ダン)はコートを着込み、巨大で湾曲した鉄製の二枚刃ハサミを構えた姿へと変わっています。

ハサミの開閉音もリアルな金属音となり、シザーマンの接近に伴って遠くから徐々に音が大きくなってくる演出が新たに追加されました。

死亡描写も大きく変化しています。

初代ではハードの制約からぼかした表現が中心でしたが、クロックタワー2ではハサミで串刺しにされるシーンが克明に描かれるなど、直接的でグロテスクな表現が増えています。

犠牲者の死体を発見した際に主人公が嘔吐する演出など、リアクションも細かく作り込まれています。

主人公と物語の拡張

初代の操作キャラがジェニファー1人だったのに対し、クロックタワー2ではジェニファーとヘレンの2人が主人公として用意されています。

プロローグでの行動によって物語が分岐し、同じステージでもストーリー展開や謎解きの手順が異なるため、実質的に2本分のゲーム体験を楽しめる構成です。

サブキャラクターを操作するシナリオも含めると、操作可能なキャラクターは全部で5人に上ります。

エンディングも初代の8種類から10種類に増加し、最終章では多くの登場人物の生死がプレイヤーの行動に委ねられるという、より複雑で奥深い構造が実現されました。

比較項目 初代クロックタワー(1995年) クロックタワー2(1996年)
ハード スーパーファミコン PlayStation
グラフィック 2Dドット絵 3Dポリゴン
シザーマンの正体 ボビィ・バロウズ(9歳) ダン・バロウズ(ボビィの双子の兄)
追跡方式 安全地帯あり、仕切り直し可能 リアルタイム追跡、安全地帯ほぼ消滅
操作キャラ ジェニファーのみ 計5人(主人公2人+サブ3人)
エンディング数 8種類 10種類(各編5種類)
セーブ機能 オートセーブ 任意セーブ3枠
ハサミのデザイン 植木バサミ風 巨大な湾曲鉄製二枚刃

クロックタワー2の評価|高く評価される点と指摘される問題点

ゲーム情報のまとめサイト等において、クロックタワー2は「良作」と位置づけられています。

発売から約30年が経過した現在でも根強い人気を保っている理由と、プレイにあたって知っておくべき注意点を整理します。

多くのユーザーに評価されているポイント

シザーマンのビジュアル面の恐怖感が前作から大幅に向上した点は、広く高い評価を受けています。

3D化によって実現した多彩なカメラアングルからの演出、無音とBGMの対比が生み出す緊張感、そしてハサミの金属音が近づいてくる音響設計は、ホラーゲームの演出として一級品と言われています。

ホラー映画全般からモチーフやキャラクターのイメージを取り入れた作風も評価ポイントの一つです。

ダリオ・アルジェント監督のイタリアンホラーを下敷きにしたゴシック調の世界観から、サイコサスペンス調へと移行した本作は、ホラー映画ファンをも唸らせる要素が散りばめられています。

主人公が2人に増えたことで、同じステージを異なる視点と謎解きで二度楽しめる構成も好評です。

ジェニファー編ではろうそくや短剣といったゴシック調のアイテムが中心となる一方、ヘレン編では懐中電灯や拳銃を活用するなど、主人公ごとの個性が謎解きにも反映されています。

指摘されている問題点と注意点

最も多く指摘されるのは、ストーリーの描写不足です。

バロウズ家の闇の歴史やシザーマンの出生にまつわる設定は奥深いものの、ゲーム内の描写だけでは断片的で全容を理解しにくい構成になっています。

ディレクターの河野氏は「あえて語らなかった」とコメントしていますが、物語を完全に把握するには小説版の一読が事実上必須とされているのが実情です。

周回プレイの単調さも課題として挙げられます。

初代にはアイテムや部屋の配置にランダム性がありましたが、クロックタワー2ではアイテムの入手場所や方法がほぼ固定されているため、手順を覚えた後の繰り返しプレイは消化試合になりがちです。

加えて、全エンディングで流れるスタッフロールがスキップ不可である点も、10種類のエンディング回収を目指す際の煩わしさにつながっています。

シナリオ2の図書館編がジェニファー編とヘレン編で完全に同一の内容である点も、ボリュームの水増し感として指摘されることがあります。

最終章ではやるべきことが一気に増え、何度もシザーマンに追われるうちに恐怖よりもうっとうしさを感じるようになるという声も見られます。

クロックタワー2のメディアミックス展開|小説版・ドラマCDの魅力

クロックタワー2はゲーム本編だけでなく、小説やドラマCDといったメディアミックスで物語の世界が大きく広がっています。

小説版|ストーリーを補完する重要資料

牧野修氏による小説版は「クロックタワー2 アドベンチャーノベル ジェニファー編」と「同 ヘレン編」の2冊が、アスペクトノベルズから刊行されました。

ゲームを模したマルチエンディング形式を採用しており、読者自身が選択肢を選んで物語を進める構成になっています。

この小説版は単なるノベライズにとどまらず、バロウズ家の闇の歴史、初代城主セオドール・バロウズの邪教崇拝、「偉大なる父の使徒」の出生にまつわる秘密など、ゲーム内では語られなかった詳細な設定を補完する重要な資料です。

ノランの妹がクロックタワー事件で亡くなっていたという裏設定や、ダンの念動力でジェニファーを自殺させようとした過去など、ゲームだけでは知り得ない情報が数多く収録されています。

現在は絶版となっており、入手が困難な状態です。

ドラマCD|声で聴くシザーマンの恐怖

1997年5月にドラマCDが発売されました。

ゲーム版とは声優キャストが異なり、ジェニファー役に西村ちなみ氏、ヘレン役に鶴ひろみ氏、バートン教授役に大塚明夫氏、ノラン役に真殿光昭氏、エドワード役にくまいもとこ氏という豪華な布陣が起用されています。

特筆すべきは、ゲーム中では台詞を持たないシザーマンが言葉を発する場面が収録されている点です。

ハサミの音がリアルに再現された音響演出と合わせて、ゲームとはまた違った恐怖体験を提供しています。

クロックタワー2を今プレイする方法|入手手段と注意点

2026年現在、クロックタワー2をプレイするにはいくつかの方法がありますが、それぞれに制約があります。

PlayStation版(ディスク)

PS1のディスク版は、通常版と1998年3月発売の廉価版「PlayStation the Best」の2種類が中古市場に流通しています。

プレイするには、PS1本体またはPS1ディスクに対応したPS2本体が必要です。

プレイステーションマウスにも対応しており、対応機器を使えばカーソル操作の快適性が向上します。

ゲームアーカイブス版

2012年2月よりPS3、PSP、PS Vita向けにダウンロード版が配信されていました。

価格は617円(税込)と手頃でしたが、旧世代機向けのストアの販売状況は変動する可能性があるため、購入可否を事前に確認する必要があります。

現行機向けのリメイクは未発売

2024年10月31日にサン電子から発売された「クロックタワー・リワインド」は、あくまで初代クロックタワーのみを対象とした復刻版です。

クロックタワー2のリワインド版やリメイクは、2026年3月時点で公式に発表されていません。

ファンの間では「クロックタワー2もリワインドで出してほしい」という声が根強く上がっていますが、実現の見通しは立っていない状況です。

海外版タイトルの混乱に注意

海外でのナンバリングは日本と異なるため、購入時に混乱しないよう注意が必要です。

日本の「クロックタワー2」は海外では「Clock Tower」(無印)として発売されており、逆に海外の「Clock Tower II: The Struggle Within」は日本の「クロックタワーゴーストヘッド」に相当します。

海外版ソフトを探す場合は、タイトル名だけでなく内容をよく確認してから購入するようにしましょう。

2026年最新の動向|クロックタワー2とシザーマンの現在

クロックタワー2とシザーマンは、発売から約30年が経った現在も話題を集め続けています。

シリーズ30周年と再注目の動き

2025年9月14日に初代クロックタワーが発売30周年を迎え、大手ゲームメディアで特集記事が組まれました。

シザーマンの恐怖が改めてクローズアップされ、シリーズ全体への関心が再燃するきっかけとなっています。

実況配信による新たなファン層の獲得

2025年末から2026年にかけて、大手VTuberやゲーム配信者によるクロックタワー2の実況プレイが相次いで行われています。

レトロホラーゲームのリバイバルブームの一環として、初めてシザーマンの恐怖を体験する新しい世代のファンが増加している状況です。

クロックタワー・リワインドの波及効果

2024年10月に発売された初代の復刻版「クロックタワー・リワインド」は、Nintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、PCの幅広いプラットフォームで展開されました。

定期的にセールも行われており、2025年8月には40%オフの1,980円、2025年3月にはSwitch版が30%オフの2,310円で販売された実績があります。

この復刻版の成功が、クロックタワー2の現行機向け移植への期待をさらに高めているのは間違いないでしょう。

精神的続編「NightCry」との関係

クロックタワーシリーズの生みの親である河野一二三氏は、2016年に精神的続編となる「NightCry」をPC向けにリリースしています。

ホラー映画「呪怨」の清水崇監督がCo-Creatorとして参加したこの作品は、豪華客船を舞台に「Scissor Walker」というハサミ型の敵が登場し、クロックタワーのDNAを受け継いだポイント・アンド・クリック型のホラーゲームとなっています。

隠し要素とおまけ|全エンディング制覇後の楽しみ

クロックタワー2にはクリア後にアンロックされる隠し要素が複数用意されており、やり込み要素としてファンに親しまれています。

隠しコスチューム

Aランクのエンディングを達成した後、2Pコントローラーを接続してオープニング画面で特定の操作を行うと、キャラクターの衣装を変更できます。

ジェニファーはウエイトレス服やセーラー服など複数のコスチュームが用意されており、シザーマンのコートも黒に変化します。

ゴッツ警部補のコスチュームには漢字の当て字が書かれているなど、遊び心あふれる仕上がりです。

ぶよぶよモード

全10種類のエンディングをコンプリートすると、「BUYO BUYO MODE」が解放されます。

キャラクターがぶよぶよと変形しながら動くシュールなモードで、ホラーゲームとは思えないコミカルな光景が展開されます。

恐怖に満ちた本編とのギャップが大きく、シリーズの隠れた名物要素として語り継がれています。

その他のおまけ

コンセプトアートの閲覧やBGMの視聴モード、字幕の表示方法を変更できる隠しオプションなども用意されています。

全エンディングのムービーはスタートメニューのエンディングリストからいつでも閲覧可能で、コレクション要素としての満足感も確保されています。

まとめ:クロックタワー2のシザーマンを徹底的に知るために

  • クロックタワー2は1996年発売のPS用ホラーアドベンチャーで、シザーマンから逃げ続ける恐怖体験が最大の特徴である
  • シザーマンの正体はエドワード(本名ダン・バロウズ)で、前作シザーマン=ボビィの双子の兄にあたる
  • ダンは念動力や透視能力といった超常的な力を持ち、バートン教授やハリスを操って事件を引き起こした
  • シザーマンの出現パターンはイベント出現・ランダム出現・トラップ出現の3種類が存在する
  • 逃げ方の基本はRSIシステムによるボタン連打だが、段差のある場所では位置関係に注意しないと即死する
  • 初代からの進化点として、リアルタイム追跡の導入、ハサミの金属音による音響演出の強化、3Dカメラワークによる映画的臨場感が挙げられる
  • ストーリーの全容を把握するには、絶版となった小説版やドラマCDの情報が事実上不可欠である
  • 2026年3月時点でクロックタワー2の現行機向けリメイクや移植は未発表であり、プレイ手段はPS1ディスクかゲームアーカイブスに限られる
  • 海外版はタイトルのナンバリングが日本と異なるため、購入時に内容の確認が必要である
  • 2025年の30周年特集やリワインド効果、実況配信ブームにより、シザーマンの恐怖は新世代にも受け継がれている
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