ボーダーランズ3のストーリーがひどい理由7選と購入前の注意点

「ボーダーランズ3のストーリーがひどい」という声を耳にして、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。

2019年に発売された本作は、発売5日間で500万本を突破し、シリーズ最高の売上を記録しました。

しかし、Metacriticのユーザースコアは5.6点と低迷し、多くのプレイヤーからストーリー面での厳しい批判を受けています。

一方で、ゲームプレイ自体は「シリーズ最高傑作」と評価されるなど、矛盾した評判が存在します。

この記事では、なぜボーダーランズ3のストーリーが批判されているのか、その具体的な理由を7つに整理して解説します。

前作ボーダーランズ2との比較、DLCの評価、そしてこれから購入を検討している方への注意点まで、網羅的にお伝えしていきます。

目次

ボーダーランズ3のストーリーがひどいと批判される理由

ボーダーランズ3のストーリーが批判される最大の理由は、魅力的な悪役の不在と、既存キャラクターの扱いの悪さにあります。

多くのプレイヤーが指摘する問題点を、具体的に見ていきましょう。

悪役カリプソ・ツインズがハンサム・ジャックに遠く及ばない

本作の悪役であるカリプソ・ツインズ(タイリーンとトロイ)は、前作のハンサム・ジャックと比較して圧倒的に魅力に欠けると評価されています。

カリプソ・ツインズは「悪質なストリーマー」というコンセプトで設計されました。

しかし、明確な目標や動機が見えにくく、単にプレイヤーを煽るだけの存在に留まってしまいました。

海外メディアThe Vergeは「退屈な悪役YouTuber」と評し、「ゲームは良い悪役なしでも成立するが、本作ではその存在が駆動力になるはずだった」と批判しています。

ハンサム・ジャックには娘エンジェルへの歪んだ愛情という人間的な動機がありました。

一方、カリプソ・ツインズには「神になりたい」という漠然とした野望しかなく、感情移入できる要素がほとんどありません。

通信で頻繁に割り込んでくる演出も、プレイヤーのストレスを増大させる要因となっています。

エヴァ(Ava)がシリーズ史上最も嫌われるキャラになった経緯

エヴァはマヤの弟子として登場する少女ですが、シリーズで最も嫌われるキャラクターの一人となってしまいました。

問題の核心は、マヤの死後の行動にあります。

戦闘能力もないのに命令を無視してついてきた結果、マヤを危険にさらしました。

さらに、マヤの死をリリスのせいだと責め立てるシーンが、多くのプレイヤーの怒りを買いました。

Redditでは「アヴァを削除することは物語にとって良いことしかない」「彼女は何も貢献していない」といった辛辣なコメントが多数投稿されています。

開発者は後のDLC「ディレクターズ・カット」で、エヴァの印象を改善するシーンを追加しましたが、それが意図的にカットされていたことが判明し、さらなる批判を招きました。

マヤの死亡シーンが雑すぎるとファンが激怒した理由

ボーダーランズ2のプレイアブルキャラクターであったマヤの死は、多くのファンにとって衝撃的でした。

しかし、その描写があまりにも雑だったことが、批判の的となっています。

前作でローランドが死亡した際は、プレイヤーの怒りが敵であるハンサム・ジャックに向かうよう巧みに演出されていました。

一方、マヤの死は足手まといの小娘を守った結果という形になり、敵へのヘイトが向かない構造になっています。

さらに、NPCキャラクターからの反応も薄く、前作プレイアブルキャラクターの死としては扱いが不十分だと感じるプレイヤーが続出しました。

「また過去作のプレイアブルキャラクターが死亡かよ」という声や、「ファンへの配慮がない」という批判が相次いでいます。

プレイヤーがカットシーンに登場せず傍観者になる問題

ボーダーランズ3では、重要なカットシーンにプレイヤーキャラクターがほとんど登場しません。

プレイヤーは激しい戦闘をこなしているにもかかわらず、ストーリー上では「まるで駒のよう」で「リリスに利用されているだけ」という印象を受けます。

戦いの中で何の存在感もなく、物語に関与している実感が得られません。

これにより、プレイヤーとストーリーの間に大きな断絶が生まれています。

自分が主人公として活躍している感覚がないため、ストーリーへの没入感が著しく損なわれています。

イベントシーンがスキップできないストレス

本作では、長いイベントシーンやセリフをスキップすることができません。

1周目であればまだ我慢できるかもしれませんが、2周目以降のプレイでは大きなストレスとなります。

特に「True Vault Hunterモード」で再度ストーリーを進める際、同じ長いセリフを強制的に聞かされることになります。

この仕様が、本作のリプレイ性を著しく下げている要因の一つです。

多くのプレイヤーが「キャンペーンモードをもう一度やりたいとは思わない」と語っており、エンドコンテンツへのモチベーション低下にもつながっています。

ボーダーランズ2と3のストーリー比較で見える決定的な差

ボーダーランズ3のストーリー批判を理解するには、前作ボーダーランズ2との比較が欠かせません。

なぜこれほどまでに評価が分かれたのか、具体的な違いを見ていきましょう。

メインライター交代がもたらした脚本の質の変化

ボーダーランズ2のメインライターであったアンソニー・バーチは、2015年にGearbox Softwareを退社しました。

バーチはHuluのコメディ番組制作のためロサンゼルスへ移り、その後「God of War: Ragnarok」などの大作にも携わっています。

ボーダーランズ3のシナリオは、ダニー・ホーマンが担当しました。

ライターの交代により、シリーズ特有のユーモアやキャラクターの魅力が薄れたと感じるプレイヤーが多くいます。

「前作スタッフがほとんど残っていない」という指摘もあり、脚本の質の変化はライター交代が大きな要因と考えられています。

ハンサム・ジャックとカリプソ・ツインズの悪役としての魅力差

ハンサム・ジャックは、ゲーム史上最も魅力的な悪役の一人として広く認知されています。

彼には娘エンジェルへの歪んだ愛情、過去のトラウマ、そして「自分こそが正義」という歪んだ信念がありました。

プレイヤーは彼を憎みながらも、どこか惹かれる複雑な感情を抱きました。

一方、カリプソ・ツインズは単に「うざい」「イライラする」だけの存在です。

以下の表で両者の違いを整理します。

項目 ハンサム・ジャック カリプソ・ツインズ
動機 娘への愛情と支配欲 神になりたいという漠然とした野望
キャラクターの深み 過去のトラウマや複雑な心理描写あり 表面的な煽り行為のみ
プレイヤーへの印象 憎いが魅力的 単にうざい
記憶に残る名言 多数 ほぼなし

この差が、ストーリー評価の決定的な違いを生んでいます。

ローランドの死とマヤの死の演出の違い

ボーダーランズ2でローランドが死亡した際、プレイヤーの怒りは明確にハンサム・ジャックへ向かいました。

ジャックがローランドを殺害し、リリスを捕らえるという展開は、プレイヤーに強い復讐心を抱かせました。

ストーリー上の緊張感が一気に高まり、クライマックスへの期待が膨らみました。

一方、マヤの死はエヴァの軽率な行動が原因という印象が強く、敵であるトロイへの怒りよりも、エヴァへの苛立ちが勝ってしまいます。

さらに、エヴァがリリスを責めるシーンにより、プレイヤーの感情は完全に混乱します。

「敵を倒したい」という動機づけが弱いため、ストーリー後半のモチベーション維持が難しくなっています。

ボーダーランズ3のストーリー評価とスコアまとめ

ボーダーランズ3の評価は、批評家とユーザーの間で大きく分かれています。

具体的なスコアと評判を見ていきましょう。

Metacriticのユーザースコアが5.6点と低い理由

Metacriticにおけるボーダーランズ3の評価は以下の通りです。

評価タイプ スコア 評価
批評家スコア 81点 概ね好評
ユーザースコア 5.6点 賛否両論

批評家スコアが81点と比較的高いのに対し、ユーザースコアは5.6点と大きな乖離があります。

批評家はゲームプレイの進化や武器の多様性を高く評価しました。

一方、ユーザーはストーリーの質、キャラクターの扱い、そして発売後のナーフ(弱体化)連発に強い不満を示しました。

特に、発売前のインタビューで「ナーフは基本的にしない」と発言していたにもかかわらず、発売直後から強キャラや強武器が次々と弱体化されたことへの反発が大きかったです。

Steam日本語レビューで見るリアルな評判

Steam日本語レビューでは、辛辣な意見が目立ちます。

「開発はボダラン3をもってブランドを自ら壊してしまった。

そう言い切れる位に酷い」という評価も見られます。

具体的な批判点として挙げられているのは以下の通りです。

ストーリーが前作に比べて明らかに劣っていること、悪役に魅力がないこと、前作キャラクターの扱いが雑なこと、ナーフの連発でゲームバランスが崩れたことなどです。

一方で、「ゲームプレイは最高」「武器の種類が豊富で飽きない」という肯定的な意見も多く、ストーリー以外の要素は高く評価されています。

海外プレイヤーの批判コメント傾向

Redditを中心とした海外コミュニティでは、より詳細な批判が展開されています。

「ストーリーは出来が悪くて、プレイヤーはほとんど関与しない」「新しいキャラの中にはイライラするのもいた」といった声が多数あります。

「ゲームプレイはすごいけど、ストーリーがマジで酷い」「なぜかリプレイする気になれない」という意見も頻繁に見られます。

海外プレイヤーの間では「BL3のストーリーが悪い」という認識がほぼコンセンサスとなっており、擁護する声は少数派です。

ただし、「DLCのストーリーは本編より良い」という評価も広く共有されています。

ストーリーはひどいがゲームプレイは最高評価という矛盾

ボーダーランズ3の評価における最大の特徴は、ストーリーとゲームプレイの評価が真逆であることです。

この矛盾した状況を詳しく見ていきましょう。

戦闘システムと武器の多様性はシリーズ最高峰

ボーダーランズ3のゲームプレイは、シリーズ史上最高との評価を受けています。

武器の種類は10億種類以上と公称されており、実際にプレイしても飽きることがありません。

IGNは「本作に詰め込まれている重火器の多様性は比類なきもので、戦闘を単調に感じることなく遊び続けることができる」と評価しています。

弾薬のオート回収、段差の乗り越え、ダッシュスライディングなど、前作で不便だった点が大幅に改善されました。

ファストトラベルの簡易化も好評で、ゲームプレイの快適性は格段に向上しています。

30時間以上プレイしたレビュアーでも「戦闘で飽きたと感じる瞬間はなかった」と述べるほど、アクション部分の出来は素晴らしいです。

ストーリーを無視すれば神ゲーになれる理由

多くのプレイヤーが「ストーリーを無視すれば神ゲー」と評価しています。

ボーダーランズシリーズは本来、ハクスラ(ハック&スラッシュ)要素が魅力のゲームです。

敵を倒し、レアな武器を集め、キャラクターを強化していく楽しさが本質にあります。

ストーリーへの期待値を下げ、純粋にシューティングRPGとして楽しめば、非常に満足度の高い体験が得られます。

「頭空っぽにしてヒャッハーできる」というシリーズの持ち味は健在です。

協力プレイも好評で、友人と一緒にプレイすることでストーリーの不満を忘れられるという声もあります。

リプレイ性が低いと言われる本当の原因

ボーダーランズ2では数百時間プレイするユーザーが多かったのに対し、3では1周で終わる人が続出しています。

リプレイ性が低い原因は、ストーリーのスキップ不可という仕様にあります。

True Vault Hunterモードでキャンペーンをやり直す際、長いイベントシーンを再び見なければなりません。

「あの胸糞悪いストーリーをもう一度見たくない」という心理が、リプレイへのモチベーションを大きく下げています。

また、Eden-6のストーリー部分が長すぎるという指摘も多く、中盤でのテンポの悪さがプレイヤーを疲れさせています。

DLCのストーリーは本編より面白いのか

ボーダーランズ3のDLCは、本編とは対照的に高い評価を受けています。

DLCの評判と選び方を詳しく解説します。

シーズンパス1の4つのDLCが高評価な理由

シーズンパス1に含まれる4つのキャンペーンDLCは、いずれも本編のメインストーリーより高く評価されています。

Redditでは「どれもマジで良い。

本編のメインストーリーより全然良い」という声が多数見られます。

DLCが高評価な理由は、以下の点にあります。

開発期間に余裕があったため、ストーリーの完成度が高いこと、本編で突出していた建築物やロケーションデザインがさらに磨かれていること、既存キャラクターの掘り下げが丁寧に行われていることなどです。

「本編で微妙だと思った人間こそDLCをやるべき」という意見も多く、本編のストーリーに失望したプレイヤーにも推奨されています。

おすすめDLCランキングと選び方

ユーザー評価を基にしたDLCランキングは以下の通りです。

順位 DLC名 特徴
1位 Guns, Love, and Tentacles 宇宙ホラーテーマ、ユニークなキャラクター多数
2位 モクシィのハンサム・ジャックポット乗っ取り大作戦 ボーダーランズらしさ全開、復刻武器も登場
3位 Bounty of Blood 西部劇風、本編より良いとの評価
4位 サイコクリーグと恐怖のファンタズム 評価が分かれる、好みが出る

DLCを購入する際は、シーズンパス1をまとめて購入することをおすすめします。

個別に購入するより割安で、4つすべてが高品質なためです。

サイコクリーグDLCだけ評価が分かれる理由

4つ目のDLC「サイコクリーグと恐怖のファンタズム」は、他の3つと比べて評価が分かれています。

コロナ禍の影響で開発期間に制約があったとされ、ボリュームが他のDLCより薄いと感じるプレイヤーがいます。

ただし、ストーリー自体は他のDLCと同様に質が高いという意見もあります。

シーズンパス2については、ストーリー重視のプレイヤーには不要という声が多いです。

バトルコンテンツ中心で、新スキルツリーを買わせるための弱体化調整への批判もあります。

ボーダーランズ3を今から買う人への注意点

ボーダーランズ3を今から購入する場合、いくつかの注意点があります。

事前に知っておくべき情報を整理します。

購入前にストーリーへの期待値を下げるべき理由

ボーダーランズ3を購入する際は、ストーリーへの期待値を意識的に下げることをおすすめします。

「面白いと思ったのは序盤だけ」「全体の3分の1がピーク」という評価が多いためです。

ストーリー重視でゲームを選ぶ方には、本作は向いていない可能性があります。

一方、ハクスラ要素や協力プレイ、武器収集を楽しみたい方には、非常におすすめできます。

ゲームプレイの面白さだけで十分に元が取れる内容です。

購入前にSHiFTコードサービスに登録しておくと、無料で特典を獲得できます。

ナーフ祭りと呼ばれたバランス調整問題の経緯

発売直後、ボーダーランズ3は「ナーフ祭り」と呼ばれる事態に陥りました。

FL4Kやモズといった強キャラが狙い撃ちで弱体化され、人気武器も次々と弱体化されました。

発売前に「例外を除いてナーフは基本的にしない」と発言していたことから、プレイヤーの反発は大きくなりました。

現在はバランス調整も落ち着いており、発売当時ほどの混乱はありません。

ただし、PvEのゲームでありながら頻繁な弱体化が行われた歴史は、開発への信頼を損ねる結果となりました。

シリーズ未経験者は2からプレイすべきか

ボーダーランズシリーズ未経験者が3から始めることは可能ですが、2からプレイすることをおすすめします。

理由は以下の通りです。

ハンサム・ジャックの魅力を知らないと、3の悪役の物足りなさが理解しにくいこと、マヤやゼロなど2のキャラクターへの思い入れがないと、3での扱いに対する感情が薄れること、2のストーリーは高く評価されており、シリーズの面白さを正しく体験できることなどです。

時間に余裕がない場合は、3から始めても問題なくストーリーは理解できます。

ただし、前作キャラクターへの思い入れがないと、感動が半減する可能性があります。

ボーダーランズ4でストーリーは改善されたのか

2025年9月にボーダーランズ4が発売され、シリーズの今後が注目されています。

ストーリー面での改善状況を見ていきましょう。

開発元Gearboxの売却とシリーズの今後

2024年3月、Gearbox SoftwareはEmbracerグループから4億6000万ドルで売却されました。

現在は2K Games、およびその親会社であるテイクツー・インタラクティブの傘下となっています。

経営体制の変更がシリーズにどのような影響を与えるかは、今後注視が必要です。

ボーダーランズシリーズ全体の累計販売本数は9300万本を突破しており、2Kにとって重要なIPであることは間違いありません。

ボーダーランズ4の評価と3からの変化

ボーダーランズ4は「戦闘と報酬」の満足感が大きく向上したと評価されています。

エンドコンテンツは史上最大規模となり、UVHMの難易度変更システムも改善されました。

一方で、「3で改善された部分を4でまた悪化させている」という指摘もあります。

ストーリーが冗長との批判は3と同様に存在し、完全な改善には至っていないようです。

AUTOMATONのレビューでは「探索要素やストーリーの構造に問題を抱えつつも、銃の海に溺れるルーターシューターとしての快感は健在」と評価されています。

ファンが次回作に求めるストーリーの改善点

ファンが次回作に求めるストーリーの改善点として、以下の声が挙がっています。

魅力的な悪役の復活、プレイヤーがストーリーに関与できる構造、前作キャラクターの丁寧な扱い、イベントシーンのスキップ機能、マヤの復活を望む声もあります。

ボーダーランズシリーズの魅力は、ハクスラ要素とストーリーの両立にあります。

ゲームプレイの進化は続いているため、ストーリー面での改善が実現すれば、シリーズはさらなる高みに到達できるでしょう。

まとめ:ボーダーランズ3のストーリー評価を総括

  • ボーダーランズ3のストーリーは悪役の魅力不足とキャラクター扱いの悪さで批判を受けている
  • カリプソ・ツインズはハンサム・ジャックと比較して圧倒的に魅力に欠ける
  • エヴァは軽率な行動とマヤ死後の態度でシリーズ最も嫌われるキャラとなった
  • マヤの死亡シーンは演出が雑で、敵へのヘイトが向かない構造になっている
  • メインライターのアンソニー・バーチ退社が脚本の質に影響を与えた可能性がある
  • Metacriticユーザースコア5.6点と批評家スコア81点の乖離がストーリー評価の低さを示している
  • ゲームプレイと戦闘システムはシリーズ最高峰と評価されている
  • DLCのストーリーは本編より高評価で、シーズンパス1は購入推奨である
  • イベントシーンのスキップ不可がリプレイ性を著しく低下させている
  • ストーリーへの期待値を下げ、ハクスラとして楽しめば十分に満足できるゲームである
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