バイオハザード デス アイランド 時系列と見る順番を完全ガイド

バイオハザードシリーズのCG映画最新作であるデスアイランドを楽しむうえで、時系列の把握は欠かせません。

ゲーム本編との繋がりや、過去のCG映画作品との関係性が気になっている方も多いのではないでしょうか。

「デスアイランドはゲームのどの時期の話なのか」「見る前にどの作品を予習すべきか」「CG映画と実写映画はどう違うのか」といった疑問は、シリーズファンの間でも頻繁に話題に上がっています。

この記事では、バイオハザード デスアイランドの時系列上の位置づけから、ゲーム全作品を含む完全時系列表、視聴前に押さえるべき予習作品、さらには2026年の最新動向まで、知りたい情報をすべて網羅的に解説していきます。

読み終える頃には、デスアイランドをより深く楽しむための準備が整っているはずです。

目次

バイオハザード デスアイランドは時系列のどこに位置するのか

作中年代は2015年でバイオ6とバイオ7の間にあたる

バイオハザード デスアイランドの作中年代は2015年です。

ゲーム本編の時系列で見ると、バイオハザード6(作中2013年)の2年後、バイオハザード7(作中2017年)の2年前にあたります。

つまり、デスアイランドはナンバリングタイトルの6と7のちょうど間に挟まる時期のエピソードとして描かれているわけです。

なお、バイオハザード7にはミア操作時の過去パートやDLC「Daughters」など2014年10月を舞台にしたエピソードが存在します。

これらはデスアイランドよりも前の出来事にあたるため、時系列を整理する際には注意が必要でしょう。

CG映画作品の中では作中年代としても公開年としても最も新しい作品であり、映画としてのバイオハザード時系列における最新地点に位置しています。

前作ヴェンデッタから1年後の物語という繋がり

デスアイランドは、CG映画前作にあたるバイオハザード ヴェンデッタ(作中2014年)から1年後の物語です。

実はこの作品の製作当初の仮タイトルは「ヴェンデッタ2」でした。

ヴェンデッタで生き残った敵キャラクターであるマリア・ゴメスが引き続き登場し、前作で残された因縁に決着がつけられます。

また、ヴェンデッタの敵だったグレン・アリアスの組織との取引がデスアイランドの敵の計画にも深く関わっており、両作品のストーリーは密接にリンクしています。

そのため、デスアイランドを十分に楽しむには、ヴェンデッタの視聴がほぼ必須といえるでしょう。

CG映像作品シリーズ第5弾としての位置づけ

デスアイランドは、ゲーム版バイオハザードの設定を継承するフルCG映像作品シリーズの第5弾にあたります。

シリーズの歴史を振り返ると、2008年のディジェネレーションに始まり、ダムネーション、ヴェンデッタ、インフィニット ダークネスを経て、デスアイランドに至ります。

本作の大きな特徴は、レオン、クリス、ジル、クレア、レベッカという歴代主人公5人がシリーズ史上初めて一堂に会することです。

制作陣はこの集結について「バイオハザードのアベンジャーズ」的なお祭り映画と表現しており、シリーズの一つの節目となる作品として位置づけられています。

監督は海猿シリーズで知られる羽住英一郎氏、脚本はPSYCHO-PASSのシリーズ構成で知られる深見真氏が担当しました。

ゲームとCG映画を含むバイオハザード全体の時系列一覧

ゲーム本編の時系列を作中年代順に整理

バイオハザードのゲーム本編は、発売順と作中の時系列が必ずしも一致しません。

以下に、ナンバリングタイトルと主要作品を作中年代順に整理します。

作中年代 タイトル
1998年7月23日 バイオハザード0
1998年7月24日 バイオハザード(1)
1998年9月28日 バイオハザード3
1998年9月29日 バイオハザード2
1998年12月 バイオハザード CODE:Veronica
2004年秋 バイオハザード4
2005年 バイオハザード リベレーションズ
2009年 バイオハザード5
2011年 バイオハザード リベレーションズ2
2013年 バイオハザード6
2017年 バイオハザード7 レジデント イービル
2021年 バイオハザード ヴィレッジ

特に注目すべきは、バイオハザード2と3の関係です。

発売順では2が先ですが、作中の時系列では3のほうが1日早い1998年9月28日から始まります。

また、バイオハザード0は発売が2002年と後発でありながら、作中ではシリーズ最初のエピソードとして位置づけられています。

CG映画5作品の時系列を作中年代順に整理

CG映画作品も公開順と作中年代が異なるケースがあります。

以下に両方の情報をまとめました。

公開年 タイトル 作中年代
2008年 ディジェネレーション 2005年
2012年 ダムネーション 2011年
2017年 ヴェンデッタ 2014年
2021年 インフィニット ダークネス(Netflix連続ドラマ) 2006年
2023年 デスアイランド 2015年

ここで注意したいのが、2021年にNetflixで配信されたインフィニット ダークネスの位置づけです。

公開年では最も新しい部類に入りますが、作中年代は2006年とかなり早い時期が舞台になっています。

時系列順に見ると、ディジェネレーション(2005年)のすぐ後に位置し、バイオハザード5(2009年)よりも前の出来事という点を押さえておきましょう。

ゲームとCG映画を統合した完全時系列表

ゲーム本編とCG映画をすべて統合した時系列表は以下の通りです。

作中年代 タイトル 種別
1998年7月 バイオハザード0 ゲーム
1998年7月 バイオハザード(1) ゲーム
1998年9月 バイオハザード3 ゲーム
1998年9月 バイオハザード2 ゲーム
1998年12月 バイオハザード CODE:Veronica ゲーム
2004年 バイオハザード4 ゲーム
2005年 ディジェネレーション CG映画
2005年 リベレーションズ ゲーム
2006年 インフィニット ダークネス CGドラマ
2009年 バイオハザード5 ゲーム
2011年 リベレーションズ2 ゲーム
2011年 ダムネーション CG映画
2013年 バイオハザード6 ゲーム
2014年 ヴェンデッタ CG映画
2015年 デスアイランド CG映画
2017年 バイオハザード7 ゲーム
2021年 バイオハザード ヴィレッジ ゲーム

この表からわかるように、デスアイランドはゲーム版6と7の間に位置し、CG映画としてはシリーズの最新エピソードとなっています。

バイオハザードの世界観を時系列で追いたい場合は、この表を参考にするとストーリーの流れが掴みやすくなるでしょう。

デスアイランドを見る前に必要な予習作品はどれか

最低限見ておくべきはヴェンデッタとバイオ5

デスアイランドの視聴前に最低限押さえておきたい作品は、CG映画のヴェンデッタとゲームのバイオハザード5です。

ヴェンデッタが必須である理由は、デスアイランドが直接的な続編として制作されているためです。

敵キャラクターのマリア・ゴメスやグレン・アリアスの組織との繋がりが本作の重要な要素になっており、ヴェンデッタを見ていないとストーリーの背景が理解しにくくなります。

バイオハザード5が推奨される理由は、ジル・バレンタインの扱いにあります。

デスアイランドではジルが6年間のリハビリを経て前線復帰する姿が描かれますが、リハビリが必要になった原因であるウェスカーによる洗脳と救出のエピソードはバイオハザード5で語られています。

海外のファンコミュニティでも「ヴェンデッタ、5、6のクリス編を押さえておけば十分」という意見が一般的に共有されています。

より深く楽しむために押さえたいゲーム作品

最低限の予習に加えて、より深くデスアイランドを楽しみたい場合に押さえておくと良い作品があります。

まず、バイオハザード1(洋館事件)は、クリス・ジル・レベッカの3人が初登場し、シリーズの原点となる事件が描かれる作品です。

デスアイランドの敵であるディラン・ブレイクの動機も1998年のラクーン事件に端を発しており、洋館事件の知識があると物語の深みが増します。

次に、バイオハザード2はレオンとクレアの初登場作品であり、二人の原点を知ることができます。

バイオハザード6はデスアイランドの直前に位置する大規模バイオテロ事件であり、特にクリス編はデスアイランドでのクリスの精神状態を理解する助けになるでしょう。

脚本を担当した深見真氏も「バイオ6の大きな事件を経た直後なので、レオンとクリスは疲れている設定にした」と語っています。

CG映画シリーズは公開順と時系列順どちらで見るべきか

CG映画シリーズを視聴する際は、公開順で見ることが一般的に推奨されています。

理由は、後に公開された作品ほど前作への言及や伏線回収が含まれているためです。

特にデスアイランドはヴェンデッタの直接的な続編であるため、この2作品の順番は絶対に守るべきです。

ただし、時系列順で見る場合の順番も参考として紹介します。

公開順ではディジェネレーション、ダムネーション、ヴェンデッタ、インフィニット ダークネス、デスアイランドの順番になります。

一方、時系列順ではディジェネレーション、インフィニット ダークネス、ダムネーション、ヴェンデッタ、デスアイランドとなり、インフィニット ダークネスの位置が大きく変わります。

初めてシリーズに触れる場合は、迷わず公開順を選ぶのが安心でしょう。

CG映画と実写映画とゲームの関係性を整理

CG映画シリーズはゲーム正史として扱われている

バイオハザードのCG映画シリーズは、ゲーム本編の正史(カノン)として公式に位置づけられています。

カプコンの原作監修担当者がすべてのCG映画作品に関与し、ゲームとの設定や時系列に矛盾が生じないよう徹底的に管理してきました。

長年この役割を担っていたのは、1996年の初代バイオハザードから制作に関わってきた小林裕幸氏です。

小林氏が2023年3月にカプコンを退職した後は、バイオハザード7のプロデューサーである川田将央氏が引き継いでいます。

CG映画の登場人物はゲームと同じキャラクターであり、ゲーム内で起きた出来事を前提にストーリーが展開されます。

PlayStationの公式サイトでもバイオハザードのCG映像作品はゲームの歴史年表に組み込まれて紹介されており、ゲームファンにとっては正統なシリーズ体験の一部といえるでしょう。

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写映画との違い

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写映画バイオハザードシリーズ(全6作、2002年~2016年)は、ゲーム本編とは独立した別のストーリーラインです。

実写映画ではオリジナルキャラクターの「アリス」が主人公を務めており、ゲーム版のキャラクターは脇役として登場するに留まります。

ゲームの正史とは物語の設定や結末が大きく異なるため、時系列上の繋がりはありません。

一方でCG映画シリーズは、ゲーム版のキャラクターがそのまま主役を務め、ゲームの世界観と完全に地続きになっています。

実写映画はアクション映画としての娯楽性が高く、日本では全6作で累計興行収入が非常に高い人気シリーズでした。

ただし、ゲームのコアファンからは「原作との乖離が大きい」との声もあり、CG映画シリーズはそうした層のニーズに応える形で展開されてきた経緯があります。

ウェルカム・トゥ・ラクーンシティとの繋がりはあるのか

2021年に公開された実写映画「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」は、ゲームのバイオハザード1と2のシナリオを再現したリブート作品です。

しかし、ゲーム本編の正史との直接的な繋がりはなく、CG映画シリーズのデスアイランドとも無関係です。

あくまでゲームのストーリーを実写で再構築した独立した映像作品という位置づけになります。

バイオハザードの映像作品は「CG映画シリーズ(ゲーム正史)」「ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写シリーズ」「リブート実写映画」「Netflix実写ドラマ」と複数の系統が存在しています。

時系列を考える際には、ゲーム正史と繋がっているのはCG映画シリーズのみであるという点をしっかり区別しておくことが大切です。

デスアイランドの登場人物と時系列上の背景

ジル・バレンタインがバイオ5以降初めて復帰した理由

ジル・バレンタインは、ゲーム版バイオハザード5(作中2009年)以降、正史の時系列上で約6年間前線に姿を見せていませんでした。

デスアイランド(作中2015年)は、ジルがCG映像作品で初めて登場を果たした記念すべき作品です。

長期不在の理由は、バイオハザード5で描かれたウェスカーによる洗脳の後遺症にあります。

T-ウイルスの投薬実験を受けた副作用により精神的後遺症が長引き、6年間にわたるリハビリと経過観察が必要でした。

副作用にはもう一つ特筆すべき影響があり、細胞分裂に変化が生じたことで肉体の老化が抑えられています。

作中で40歳であるにもかかわらず外見が若々しい理由は、この設定によるものです。

カプコンの川田将央氏によると、CG映画第5弾というタイミングでジルを加入させることは「シリーズをもう一段盛り上げるための戦略」でもあったと語られています。

レオンやクリスなど歴代主人公5人が集結した経緯

デスアイランドでは、レオン・S・ケネディ(38歳)、クリス・レッドフィールド(42歳)、ジル・バレンタイン(40歳)、クレア・レッドフィールド(36歳)、レベッカ・チェンバース(35歳)の5人が集結します。

これはバイオハザードシリーズの歴史上初めての出来事です。

5人がアルカトラズ島に集まる経緯はそれぞれ異なります。

レオンはDSO(大統領直属のエージェント組織)の任務でアントニオ・テイラーの追跡中に島へ向かいます。

クリスとジルはBSAA(対バイオテロ組織)の任務として、感染経路不明のゾンビ発生事件の調査でアルカトラズ島を目指します。

クレアはテラセイブ(NGO団体)の活動でシャチの死骸を調査する過程で事件に巻き込まれ、レベッカはBSAAのアドバイザーとしてクリスたちに同行します。

脚本の深見真氏は、5人の組み合わせについて「ジルとレオンの初絡み」「クリスとクレアの兄妹行動」など、ファンが見たい組み合わせを意識して決めたと明かしています。

敵キャラのディラン・ブレイクとラクーン事件の因縁

デスアイランドのメインヴィランであるディラン・ブレイクは、1998年のラクーン事件に深い因縁を持つ人物です。

ディランはかつてアンブレラ社の下請けである民間軍事会社に所属する武装義勇兵でした。

ラクーンシティの境界線に派遣された際、政府高官やアンブレラの役員だけが脱出を許され、一般市民は暴力で追い返される光景を目の当たりにします。

さらに友人のJJがT-ウイルスに感染し、本部からは「感染者がいる限り救援は送れない」と見捨てられてしまいます。

疑心暗鬼に陥ったJJとの争いの末にJJを殺害してしまい、この経験が既存の権力構造への強い怒りと絶望に変わりました。

モスキート・バイオドローンと改良型T-ウイルスを用いて世界中の権力者だけを狙い撃ちするという計画は、単なるバイオテロではなく、不平等な世界構造への復讐という側面を持っています。

子安武人氏が日本語吹替を担当しており、存在感のある演技も話題となりました。

デスアイランドのストーリーと時系列上の重要ポイント

サンフランシスコとアルカトラズ島で何が起きたのか

デスアイランドの舞台は、サンフランシスコとアルカトラズ島です。

2015年、サンフランシスコを中心に感染経路が不明なゾンビ発生事件が多発します。

BSAAのクリスたちが調査を進めると、ゾンビ化した被害者全員がアルカトラズ島を最近訪れていたことが判明しました。

同時期に、サンフランシスコ沖の浜辺に打ち上げられたシャチの死骸からT-ウイルスが検出されます。

テラセイブのクレアがこの調査を担当し、シャチの噛み傷から検出されたT-ウイルスの型がゾンビ事件のものと一致することが明らかになりました。

これらの手がかりから、事件の鍵はアルカトラズ島にあると判断され、主人公たちが島に集結していきます。

実はこれらの事件はすべてディランが仕組んだ罠であり、BSAAやDSOを島へおびき寄せるための策略でした。

改良型T-ウイルスとモスキート・バイオドローンの脅威

デスアイランドで登場する新たな脅威が、改良型T-ウイルスとモスキート・バイオドローンの組み合わせです。

改良型T-ウイルスは、DARPA(国防高等研究計画局)の研究員であるアントニオ・テイラーがディランの指示のもとで開発したものです。

従来のT-ウイルスと比較すると、感染者の俊敏性が大幅に向上しており、監獄の鉄格子を飛び跳ねながらよじ登るほどの身体能力を持つゾンビが誕生します。

一方で、従来のT-ウイルスにあった経皮感染の特徴が失われており、ゾンビに噛まれてもウイルスには感染しません。

モスキート・バイオドローンは蚊型のB.O.W.で、バイオドローン・ネットワークによるコンピュータ制御が可能です。

狙った対象のみを刺してウイルスに感染させ、発症のタイミングも自由にコントロールできるという点が、従来のバイオテロとは一線を画しています。

ディランはこの技術を使い、世界中の権力者を選択的に感染させる計画を立てていました。

ヴェンデッタから引き継がれたマリア・ゴメスとの決着

デスアイランドでは、前作ヴェンデッタで生き残ったマリア・ゴメスとの決着が描かれます。

マリアはヴェンデッタの敵であるグレン・アリアスの側近だった女性で、過去の爆撃で大怪我を負い、父のディエゴとともに肉体改造を受けた結果、人間的な感情が薄れた存在になっています。

ヴェンデッタでアリアスたちを失った後、デスアイランドではディランの仲間に加わりました。

レオンたちへの復讐という目的がディランと一致したためです。

劇中ではレオンを執拗に追い詰める姿が描かれ、激しい戦闘の末に命を落とすことになります。

このマリアとの決着は、製作当初の仮タイトルが「ヴェンデッタ2」だったことからもわかるように、デスアイランドの重要な物語軸の一つでした。

ヴェンデッタを視聴していると、マリアの行動原理や感情がより深く理解でき、決着シーンへの没入感が格段に高まるでしょう。

デスアイランドの評判とホラー作品としての注意点

オールスター集結のお祭り感が高く評価されている

デスアイランドに対する評価として最も多く見られるのが、歴代主人公5人が集結するオールスター感への称賛です。

ゲームでは実現していなかったジルとレオンの共闘や、クリスとクレアの兄妹行動など、ファンが長年待ち望んでいた組み合わせが実現しています。

CGクオリティの進化も高く評価されている点の一つです。

特に水の表現には制作陣が相当な労力を注いでおり、クライマックスのアルカトラズ島周辺での水中バトルシーンは見応えがあります。

CG制作を担当したQuebicoは、ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンを手がけたスタッフの系譜を引いており、その技術力がデスアイランドの映像美に反映されています。

91分というコンパクトな上映時間も「テンポが良く飽きずに見られる」と好意的に受け止められている傾向があります。

ホラー要素が薄いという指摘とその理由

一方で、バイオハザード作品としてはホラー要素が薄いという指摘も少なくありません。

この点については、脚本を担当した深見真氏自身が制作意図を明確に語っています。

「この5人が集まったら強すぎる」「ファンはメインキャラクターが死ぬわけがないと思っている」という前提に立ち、ホラーであることにこだわりすぎないという判断をしたとのことです。

監督の羽住英一郎氏も、本作はアベンジャーズのようなお祭り感が必要なイベントムービーだと捉えていたと述べています。

ただし、冒頭でジルがサンフランシスコを単身で調査するシーンなど、ホラー要素がゼロというわけではありません。

従来のバイオハザードらしい恐怖を期待して視聴すると物足りなさを感じる可能性がありますが、アクション映画として割り切れば十分に楽しめる作品といえるでしょう。

ゲーム未経験者にはハードルが高いのか

ゲーム未経験者がデスアイランドを楽しめるかどうかは、多くの方が気にするポイントです。

率直に言えば、バイオハザード6までの歴代ストーリーを知らないと、登場人物の背景や感情の機微が伝わりにくい部分があります。

ジルの「復帰」が持つ重みは、ウェスカーに洗脳されていた過去を知ってこそ感じられるものですし、ディランの怒りの根源であるラクーン事件も予備知識なしでは理解が浅くなります。

しかし、アクション映画としてのエンターテインメント性は高く、キャラクターの関係性を雰囲気で感じ取りながら楽しむことは十分に可能です。

もしゲーム未経験の状態で見る場合は、最低限ヴェンデッタだけでも事前に視聴しておくと、物語の骨格が掴みやすくなります。

バイオハザードの世界に初めて触れるきっかけとして、デスアイランドから入ることも一つの選択肢でしょう。

デスアイランドの視聴方法と配信サービス一覧

見放題で視聴できるサブスク配信サービスはどこか

2026年2月時点で、バイオハザード デスアイランドを見放題で配信している主なサービスは以下の通りです。

配信サービス 配信形態 月額料金(税込)
Amazon Prime Video 見放題 600円~
Hulu 見放題 1,026円~
U-NEXT 見放題 2,189円
FOD 見放題(独占) 1,320円
Lemino 見放題 990円
ABEMAプレミアム 見放題 960円

FODでは独占見放題配信として特に注力して取り上げられています。

レンタルや購入で視聴したい場合は、Apple TV、Google Play、TELASAなどでも配信されています。

配信状況は変更される場合があるため、視聴前に各サービスの最新情報を確認することをおすすめします。

Blu-rayとDVDの種類や日本語吹替版の注意点

デスアイランドのパッケージ版は、2023年10月25日に4K UHD、Blu-ray、DVDの3種類が発売されました。

ここで注意すべき点は、劇場公開時には英語音声・日本語字幕のみで上映されたということです。

日本語吹替版はBlu-ray・DVDに初めて収録された形となっており、吹替で見たい方はパッケージ版かデジタル配信版を利用する必要があります。

日本語吹替版のキャストは、ジル役に湯屋敦子氏、レオン役に森川智之氏、クリス役に東地宏樹氏、クレア役に甲斐田裕子氏、レベッカ役に小清水亜美氏と、ゲームの日本語版でお馴染みの声優陣が起用されています。

2025年2月5日には、スペシャル・プライス版のBlu-rayが1,650円(税込)で発売されており、手頃な価格で入手可能です。

コミカライズ版もCOMICHuにて全9話で連載完結済みのため、映画とあわせて楽しむのも良いでしょう。

デスアイランド以降のバイオハザード最新動向

新作ゲーム バイオハザード レクイエムとの時系列上の関係

2026年2月27日に発売予定のバイオハザード レクイエムは、ナンバリング9作目にあたる新作ゲームです。

対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2、PCで、主人公はグレース・アッシュクロフトとレオン・S・ケネディの二人です。

舞台はラクーンシティとなっており、開発者は「レクイエムの前にバイオ2とバイオ3をプレイすべき」と発言しています。

デスアイランドとの直接的な時系列上の繋がりは現時点では明らかになっていません。

ただし、レオンが引き続き登場することや、ラクーンシティという原点の舞台が選ばれていることから、シリーズ全体の時系列を意識した作品であることは間違いないでしょう。

デスアイランドでは「キャラクターの世代交代」が示唆されており、レクイエムで新主人公グレースが登場する流れは、この方向性と合致しています。

2026年公開予定の実写リブート映画の最新情報

バイオハザードの実写映画リブート版が、2026年9月18日に全米公開予定として発表されています。

監督はバーバリアンで評価を受けたザック・クレッガー氏が務め、ゲームに忠実な原点回帰が目標に掲げられています。

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のシリーズやウェルカム・トゥ・ラクーンシティとは異なる、完全新規のリブート作品です。

このリブート映画はCG映画シリーズとは別系統の映像展開であり、デスアイランドの時系列とは無関係になります。

ポール・ウォルター・ハウザーの出演も報じられており、キャスト面でも注目を集めています。

バイオハザードの映像展開は、CG映画シリーズ、実写リブート映画、ゲーム本編と複数の軸で同時に進行している状況です。

CG映画シリーズの続編は今後あるのか

2026年2月時点で、デスアイランドの直接的な続編は正式に発表されていません。

制作関係者の発言からは、デスアイランドがシリーズにとっての「節目」であるとの認識が繰り返し示されています。

カプコンで長年CG映画の原作監修を務めてきた小林裕幸氏が退職し、本作が小林氏が関わった最後のバイオハザード作品となったことも、節目としての性質を強めています。

歴代主人公5人が全員集結するオールスター構成は「完全燃焼」の意味合いがあったと考えられており、同じメンバーでのCG映画が今後も続くかは不透明な状況です。

ゲーム側でもバイオハザード ヴィレッジでイーサン・ウィンターズの物語が完結し、レクイエムでは新主人公が導入されています。

ゲームとCG映画の双方で世代交代が進む中、CG映画シリーズが新たな形で展開される可能性は十分にあるでしょう。

今後の公式発表に注目していきたいところです。

まとめ:バイオハザード デスアイランドの時系列を理解して楽しもう

  • デスアイランドの作中年代は2015年で、ゲーム版バイオ6(2013年)とバイオ7(2017年)の間に位置する
  • CG映画前作ヴェンデッタ(作中2014年)の1年後を描いた直接的な続編である
  • CG映画シリーズ全5作品はゲーム本編の正史として扱われ、時系列に組み込まれている
  • ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写映画やリブート作品はゲーム正史とは無関係の別系統である
  • 視聴前の最低限の予習はCG映画ヴェンデッタとゲームのバイオハザード5が推奨される
  • CG映画シリーズは公開順での視聴が基本で、時系列順で見る場合はインフィニット ダークネスの位置が変わる
  • ジル・バレンタインがバイオ5以降約6年ぶりに復帰し、実質的な主人公として描かれている
  • 歴代主人公5人がシリーズ史上初めて集結したオールスター作品である
  • ホラー要素よりアクション映画としてのお祭り感を重視した作風になっている
  • 2026年にはゲーム新作レクイエムの発売や実写リブート映画の公開が予定されており、シリーズは世代交代の時期を迎えている
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