Apex Legendsで最も人気の高いレジェンドといえば、高速移動が持ち味のオクタンです。
シーズン27スプリット2で大幅な強化を受けたことで性能が劇的に変化し、シーズン28「ブリーチ」においても全レジェンド中トップのピック率を維持しています。
一方で「地雷」と呼ばれがちなキャラクターでもあり、正しい立ち回りを知らなければ味方に迷惑をかけてしまうリスクも見逃せません。
この記事では、オクタンの基本性能から最新の強化内容、ジャンプパッドの活用法、推奨武器構成、そしてランクマッチで勝てる立ち回りまでを網羅的に解説します。
初心者からダイヤ帯以上を目指すプレイヤーまで、オクタンを使いこなすために必要な知識をすべて詰め込みました。
オクタンとは?基本プロフィールとバックストーリー
オクタン(本名:オクタビオ・シルバ)は、Apex Legendsのシーズン1で追加された最初のポストローンチレジェンドです。
ロールは「スカーミッシャー」に分類され、高速移動と素早い接敵・離脱を得意とするキャラクターとして設計されています。
アンロックにはレジェンドトークン12,000、またはApexコイン750が必要です。
オクタンのロアと人物像
オクタビオ・シルバは、大手製薬企業「Silva Pharmaceuticals」のCEOを父に持つ裕福な家庭の出身です。
幼い頃から退屈を嫌い、命知らずのスタント動画を撮影してはファンに配信する生活を送っていました。
ある日、ガントレットと呼ばれる障害物コースの記録を更新するため、自らの脚にグレネードを使用するという無謀な行動に出ます。
この結果、両脚を失うことになりましたが、幼馴染のライフライン(エイジェイ・チェ)が書類を偽造してバイオニック義足の装着を手配しました。
義足を手に入れたオクタビオは、さらなるスリルを求めてApexゲームの舞台に飛び込みます。
なお、キャラクターの元ネタはTitanfall 2の「Stim」戦術アビリティや、パイロットガントレットのスピードラン文化に由来しています。
オクタンの全アビリティ性能を徹底解説
オクタンを使いこなすうえで最も重要なのは、3つのアビリティの仕様を正確に理解することです。
それぞれの数値と仕様を細かく把握しておくことで、戦闘中の判断精度が大きく変わります。
パッシブ:高速修復(Swift Mend)
高速修復は、ダメージを6秒間受けないと自動的にHPが回復し始めるパッシブアビリティです。
シーズン27スプリット2の強化により、基礎回復量が1.5HPS(1秒あたりの回復量)から3.0HPSへと倍増しました。
さらに、HPが低い状態ほど回復量が増加する仕組みが追加され、最大で9HPSの高速回復が発動します。
この仕様変更によって、興奮剤でHPを消費するリスクに対するリターンが大幅に改善されています。
ただし、戦闘中はダメージを受け続けるため回復が発動しない点に注意が必要です。
あくまで戦闘後の回復補助と捉え、シリンジやメディキットを完全に省くことは避けましょう。
戦術アビリティ:興奮剤(Stim)
興奮剤は、HP20を消費して6秒間の移動速度ブーストを得る戦術アビリティです。
武器を持っている状態で30%、素手の状態で40%の速度上昇が適用されます。
使用すると爆発物やコースティックのガス、ワットソンのフェンスによるスロー効果を即座に除去できるのも大きなメリットです。
再使用までのクールタイムはわずか0.7秒と極めて短く、ほぼ常時スピードブーストを維持することが可能になっています。
新アビリティ:興奮剤サージ(Stim Surge)
シーズン27スプリット2で追加された新能力が興奮剤サージです。
興奮剤の効果中にもう一度戦術アビリティボタンを押すと発動し、以下の追加効果を得られます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 持続時間 | 6秒間 |
| HP消費 | なし |
| 鉄壁効果 | 被ダメージ15%軽減 |
| 被弾スロー | 無効化 |
| 高速修復 | ダメージを受けていても継続 |
| クールダウン | 20秒 |
特に注目すべきは、ダメージを受けていても高速修復が止まらない点と、被弾によるスロー効果が無効化される点です。
これによって撃ち合い中の生存力が飛躍的に向上し、多くのプレイヤーから「強すぎる」との声が上がる原因にもなっています。
戦術アビリティボタンの長押しで興奮剤サージを自動準備できるため、操作面の負担も軽い仕様です。
アルティメット:ジャンプパッド(Launch Pad)
ジャンプパッドは、踏んだプレイヤーを空中に打ち上げるパッドを設置するアルティメットアビリティです。
シーズン27スプリット2の強化により、以前はアップグレードで解放されていた機能がベースキットに統合されました。
現在は2回分のチャージを保持できるため、攻めと逃げの両方に1つずつ温存する運用が可能です。
ジャンプパッドの基本仕様は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 耐久値 | 200HP |
| 同時設置上限 | マップ上に最大4個 |
| チャージ数 | 2回分保持可能 |
| 立ち状態での使用 | 高い弧で飛ぶ |
| しゃがみ/スライド状態 | 低く遠い弧で飛ぶ |
| 空中操作 | ダブルジャンプ可能 |
敵味方を問わず踏めば発動する仕組みのため、設置場所には細心の注意を払う必要があります。
また、使用音がかなり遠くまで聞こえるため、敵に位置を知らせてしまうデメリットも覚えておきましょう。
シーズン27〜28の強化内容と調整履歴
オクタンはシーズン27スプリット2からシーズン28にかけて、複数回のバランス調整を受けています。
強化と弱体化の経緯を時系列で整理して確認しておきましょう。
シーズン27スプリット2の大幅強化(2026年1月6日)
この日に実施されたミッドシーズンアップデートは、オクタン史上最大規模の強化でした。
パッシブの回復量が倍増し、HP残量に応じた可変回復システムが導入されました。
新アビリティの興奮剤サージが追加され、鉄壁効果と被弾スロー無効という強力な防御オプションが加わっています。
興奮剤の再使用時間が1.8秒から0.7秒へ短縮され、速度ボーナスも5%上乗せされました。
アルティメットのジャンプパッドは2チャージ制に変更され、ダブルジャンプとエアリアルアジリティーがベースキットに統合されています。
さらに4種類の新レジェンドアップグレードが追加され、トリプルジャンプやスクワッドラッシュといった選択肢が生まれました。
ミッドシーズンの弱体化(2026年1月25日頃)
大幅強化後にオクタンの性能が「過度」と判断され、パッシブの自動回復にナーフが入りました。
全快までにかかる時間が約30秒に延長されたとされ、回復の安定感がやや低下しています。
シーズン28「ブリーチ」での追加調整(2026年2月9日)
シーズン28のパッチノートでは、レジェンドアップグレード「デアデビル」の最大持続時間延長が6秒から3秒へ短縮されました。
開発者は「デアデビルの時間延長により、オクタンが意図したよりも長く連続した戦闘を続けていた」とコメントしています。
なお、興奮剤サージの鉄壁効果や基本的な速度性能には手が加えられておらず、依然として高い戦闘力を維持しています。
シーズン28でのティアランクとピック率データ
オクタンがシーズン28の環境でどのような立ち位置にあるのか、客観的なデータを基に確認していきます。
海外ティアリストでの評価
複数の海外メディアが公開しているシーズン28のレジェンドティアリストにおいて、オクタンは最上位のSティアに分類されています。
一般的な評価の傾向を表にまとめると、以下のようになります。
| ティア | 代表的なレジェンド |
|---|---|
| S | オクタン、ヒューズ、ライフライン、オルター |
| A | ブラッドハウンド、カタリスト、ニューキャッスル、ホライゾン、レヴナント、バンガロール、ヴァルキリー |
| B | コースティック、パスファインダー、マッドマギー、レイス、クリプト、ワットソン |
| C以下 | アッシュ、シア、ヴァンテージ、バリスティック、ジブラルタル |
「シーズン28で最も影響力のあるレジェンド」と広く評価されており、ピック率と実戦効果の両面でトップの座を維持している状況です。
ピック率・勝率の推移
Apex Legends Statusの約3,230万プレイヤーのデータベースに基づくと、オクタンの全ランク帯ピック率は2026年3月時点で約15.1〜15.5%を記録しています。
2位のマッドマギー(約8.2%)以下を大きく引き離しており、圧倒的な使用率が見て取れます。
推移を時系列で整理すると以下の通りです。
| 時期 | ピック率 | 備考 |
|---|---|---|
| シーズン27スプリット2強化直後 | 約8.9% | 2年ぶりの使用率1位返り咲き |
| シーズン28開幕時 | 約16.7〜17.3% | 過去最高水準に到達 |
| 2026年3月上旬 | 約15.1〜15.5% | 弱体化後もわずかな低下にとどまる |
トッププレイヤー帯のメタデータでは、勝率51.6%、ピック率30.1%と極めて高い数値を記録しています。
プレマス帯では「3人に1人はオクタンがいる」環境とも報じられており、その影響力の大きさがうかがえます。
他の機動力キャラとの比較|オクタンを選ぶべき場面とは
Apex Legendsには機動力に優れたレジェンドが複数存在します。
オクタンとよく比較される3キャラクターとの違いを整理して、使い分けの判断材料を提供します。
オクタン vs レイス
レイスの最大の武器は、ポータルによるチーム全員の安全な移動手段です。
攻めだけでなく退路の確保にも使えるため、チーム戦略の幅が広がります。
一方、オクタンは個人の突破力に優れ、興奮剤で瞬時に距離を詰めたり離脱したりする性能ではレイスを上回ります。
ただし現環境では、オルターがレイスのポータル役を大きく代替しており、レイスのピック率は4.6%まで低下しています。
個人の機動力を重視するならオクタン、チーム全体の安全な再配置を重視するならオルターやレイスという選択が一般的です。
オクタン vs ヴァルキリー
ヴァルキリーは垂直方向の機動力とリコン機能を兼ね備えたレジェンドです。
アルティメットでチーム全員が空中から再配置できるため、不利な位置取りからのリカバリーに優れています。
オクタンは水平方向の高速移動に特化しており、地上での接敵速度ではヴァルキリーを圧倒します。
シーズン28のピック率はヴァルキリー6.5%に対しオクタン15.2%で、カジュアルからランクまでの幅広い人気ではオクタンが大差をつけています。
オクタン vs パスファインダー
パスファインダーはグラップルによる瞬間的な機動力に優れ、高低差のある地形での立ち回りが得意です。
ただし、ジップラインはチーム移動に使えるものの、ジャンプパッドと比較すると柔軟性ではやや劣ります。
オクタンのジャンプパッドは2チャージ制で使い勝手が良く、高所取りから逃げまで幅広い用途に対応できます。
パスファインダーはヒットボックスが大きいという弱点も抱えており、近距離戦ではオクタンの方が生存率が高い傾向にあります。
ジャンプパッドの活用テクニック集
オクタンのアルティメットであるジャンプパッドは、チーム全員に影響を与える汎用性の高いアビリティです。
使い方次第で攻守両面の局面を大きく左右するため、代表的な活用テクニックを把握しておきましょう。
攻め:チーム一斉突撃
ジャンプパッドをチームの進行方向に投げて全員で一斉に飛び乗る、最もスタンダードな攻撃パターンです。
スライドしながら乗ると低く遠い弧で飛べるため、敵の頭上を通過するのではなく、素早く距離を詰める形になります。
レベル2アップグレードの「スクワッドラッシュ」を選択していれば、ジャンプパッドを使用した味方全員に興奮剤の効果が付与されます。
着地直後のスピード優位を活かして一気に相手を畳みかける動きが有効です。
逃げ:緊急離脱
不利な戦闘から撤退する際にも、ジャンプパッドは極めて有効です。
2チャージ制のため、攻め用に1つ使ったあとでも離脱用の在庫を残しておけます。
足元に投げて即座に高く飛び上がれば、地上の敵との距離を一瞬で確保できます。
ダウンした味方をジャンプパッドに乗せて安全な場所まで飛ばし、そこで蘇生するという応用テクニックも実用的です。
高所取りとポジショニング
建物の屋上や崖の上など、通常のルートでは到達しにくい場所へジャンプパッドで一気にアクセスできます。
有利な射線を確保する目的でのジャンプパッド使用は、ランクマッチで特に重要な戦略です。
ただし、ジャンプパッドの使用音はかなり遠くまで聞こえるため、位置がバレるリスクを常に念頭に置いてください。
タップストレイフとの組み合わせ(PC限定)
PCのキーボード&マウス環境では、マウスホイールに「前進」を割り当てることでタップストレイフが可能です。
ジャンプパッドで飛び上がった直後にタップストレイフを入力すると、空中で急激に方向を変えられます。
敵の視界から一瞬で消えたり、予想外の角度から攻撃を仕掛けたりできるため、オクタンの代名詞的なテクニックとして知られています。
コントローラーではタップストレイフを実行できないため、キーマウとPADで操作の上限に差が出る点は留意しておきましょう。
おすすめ武器構成とパークの選び方
オクタンの機動力を最大限に活かすには、武器構成とレジェンドアップグレードの選択が重要です。
プレイスタイル別に推奨される組み合わせを整理します。
武器構成:万能型
最も多くのガイドで推奨されている構成は、アサルトライフルとサブマシンガンの組み合わせです。
中距離ではアサルトライフル(R-301やフラットライン、ネメシスなど)でダメージを入れ、興奮剤で一気に距離を詰めてサブマシンガン(R-99やボルト、CARなど)で仕留める流れが基本になります。
シーズン28では特にR-99とネメシス(またはハボック)の組み合わせが最適解として挙げられる傾向にあります。
武器構成:アグレッシブ型
近距離戦闘に自信があるプレイヤーは、サブマシンガンとショットガンの二本持ちも選択肢に入ります。
シーズン28ではショットガンが全体的に強化されており、ジャンプパッドで飛び込んだ直後にピースキーパーやマスティフを叩き込む動きが有効になっています。
EVA-8はダブルタップトリガーのホップアップが追加され、バースト射撃モードによる瞬間火力が上がりました。
レジェンドアップグレードの選び方
シーズン27スプリット2で刷新された4つのアップグレードは、プレイスタイルに応じた使い分けが推奨されています。
| レベル | パーク名 | 効果 | おすすめプレイスタイル |
|---|---|---|---|
| Lv.2 | ストロングスキン | 興奮剤のHP消費が10減少 | 安定志向、体力管理を重視 |
| Lv.2 | スクワッドラッシュ | ジャンプパッド使用者全員に興奮剤効果付与 | チームプレイ重視 |
| Lv.3 | デアデビル | シールド破壊時に高速リロード+HP低下で興奮剤サージ延長 | 近距離ファイター向け |
| Lv.3 | トリプルジャンプ | ジャンプパッドから3回目のジャンプを取得 | ポジショニング・ルート作り重視 |
レベル2では「スクワッドラッシュ」がチーム全体の突撃力を底上げするため、ランクマッチで特に人気があります。
レベル3では「デアデビル」がSMGやショットガンとの相性に優れており、攻め継続を重視するプレイヤーに支持されています。
一方、「トリプルジャンプ」は逃げや詰めの選択肢を大幅に増やせるため、立ち回りの柔軟性を重視する場合に有効です。
ランクマッチでの立ち回り|勝率を上げるポイント
オクタンはピック率こそ圧倒的ですが、「地雷キャラ」という不名誉なレッテルを貼られがちなレジェンドでもあります。
ここでは、ランクマッチで信頼されるオクタンになるための立ち回りの原則を解説します。
味方との距離感を常に意識する
オクタンが地雷と呼ばれる最大の原因は、味方から離れて単独突撃してしまうことです。
興奮剤の速さに任せて1人で敵陣に突入すると、1対3の不利な状況を自ら作り出してしまいます。
どれだけ速く走れても、味方のカバーが届く範囲内で戦うことが大前提です。
具体的には、味方が5秒以内に駆けつけられる距離を目安にして、それ以上離れないように心がけましょう。
詰めるタイミングの見極め
興奮剤の速度は、適切なタイミングで使えば圧倒的な強さを発揮します。
詰めるべきタイミングは「敵のアーマーを割った瞬間」や「敵が回復中のタイミング」です。
逆に、敵が体制を整えて待ち構えている状況で正面から突撃するのは、オクタンであっても無謀な行動になります。
味方がダメージを入れてから詰める、あるいは自分がダメージを入れてから味方と合流して仕留めるという連携が理想です。
ジャンプパッドはチームのために使う
ジャンプパッドはオクタン個人のアビリティではなく、チーム全体の移動手段として機能します。
自分だけが使って逃げたり、味方が準備できていないタイミングで設置したりする行為は避けるべきです。
設置前にピンを打って「ここから飛ぶ」という意思を示すだけで、味方との連携精度は大きく向上します。
また、ジャンプパッドは敵にも利用される可能性があるため、建物の入り口に設置して侵入を阻止するといった防御的な使い方も覚えておきましょう。
物資の先漁りを控える
移動速度が速いオクタンは、味方より先にアイテムを確保できてしまう場面が多く発生します。
これはコミュニティで最も嫌われる行為の一つであり、チームの戦力バランスを崩す原因にもなります。
降下直後やエリア移動時には、味方と別のエリアを漁るように意識し、同じ場所のアイテムを先取りしないよう注意しましょう。
オクタンの強みとメリット
オクタンが長年にわたって高い人気を誇る理由は、明確な強みが複数存在するからです。
主なメリットを整理します。
全レジェンド最速の地上移動
興奮剤による速度上昇は、地上移動において全レジェンド中トップクラスです。
再使用まで0.7秒という極めて短いクールタイムにより、ほぼ切れ目なく高速状態を維持できます。
逃げにも攻めにも使える汎用性の高さが、あらゆるランク帯で支持される理由です。
自動回復による持久力
高速修復パッシブによって、戦闘後の回復を自然に行えます。
HP残量が少ないほど回復速度が上がる仕組みのおかげで、興奮剤のHP消費リスクを自力でカバーできるようになりました。
シリンジやメディキットの消費を抑えられる点は、物資が限られるバトルロイヤルにおいて大きなアドバンテージです。
初心者でも扱いやすいシンプルな設計
3つのアビリティはいずれも直感的で、特別な知識や準備なしに効果を発揮できます。
戦術アビリティはボタンを押すだけで速くなり、パッシブは自動で回復し、アルティメットは投げるだけでチーム全員が使えます。
複雑なコンボや前準備を必要としないため、Apex Legendsを始めたばかりのプレイヤーにも適したレジェンドです。
オクタンの弱みとデメリット
高い人気の裏には、無視できない弱点も存在します。
メリットだけでなくデメリットも把握しておくことで、対策や立ち回りの改善に役立ちます。
興奮剤によるHP消費リスク
興奮剤を1回使うごとにHPを20失うため、連続使用すると体力が危険域に達します。
不意に撃たれた際に一撃でダウンするリスクが高まるのは、オクタン固有の弱点です。
興奮剤サージはHP消費なしで発動できますが、通常の興奮剤との使い分けを意識しないと体力管理が破綻します。
チームへの直接的な支援手段がない
ジャンプパッドを除くと、味方のHPを回復したりシールドを付与したりする手段をオクタンは一切持っていません。
リコン能力もゼロであり、敵の位置情報を収集して共有するといった情報面での貢献もできません。
そのため、チーム構成の中でオクタンが担えるのは「アタッカー」の役割に限定されます。
ヒットボックスが見た目より大きい
オクタンのヒットボックス、特に頭部の当たり判定は見た目以上に大きいことが広く指摘されています。
興奮剤で高速移動していても、正確なエイムを持つ相手には頭を撃ち抜かれるリスクが残ります。
レイスのように極端に小さなヒットボックスを持つキャラクターと比べると、被弾率ではやや不利です。
孤立しやすい構造的な問題
速度差によって味方との距離が自然に開いてしまうのは、オクタンの最も根本的な弱点です。
この問題は意識的に距離感をコントロールしない限り解消されず、結果として「地雷オクタン」という評価につながります。
競技シーンとプレマス帯での評価
カジュアルからランクまで圧倒的な人気を誇るオクタンですが、競技シーンでの位置付けは少し異なります。
ALGS(プロリーグ)での採用状況
ALGSなどの公式競技シーンでは、チーム全体の移動手段やリコン能力、防衛力が重視される傾向にあります。
そのため、ヴァルキリーやバンガロール、ホライゾンといったレジェンドが優先的に採用されてきた歴史があります。
ただし、シーズン27〜28の大幅強化以降、競技シーンでもオクタンの採用率が上昇傾向にあるとの報告が出ています。
プレデター・マスター帯のメタ
2026年2月下旬時点のプレマス帯データでは、ホライゾン(18.7%)、バンガロール(16.9%)、ヴァルキリー(14.8%)が上位3キャラとする報告もあります。
最上位ランクでは全体ピック率ほどオクタンが圧倒的ではなく、チーム構成のバランスを考慮した選択が行われていることがわかります。
それでも一定の使用率は保っており、「個人の打開力」を求める場面ではプレマス帯でも有力な選択肢です。
よくある疑問Q&A
オクタンに関して多くのプレイヤーが抱く疑問をQ&A形式で整理します。
初心者にオクタンは向いている?
はい、複数の攻略メディアで「初心者おすすめキャラ」に挙げられています。
アビリティが直感的で、自動回復により回復アイテムの管理負担が軽い点が初心者に適しています。
ただし、味方から離れすぎない意識だけは初心者のうちから身につけておくことが重要です。
PAD(コントローラー)でも強い?
強いです。
興奮剤による速度上昇やジャンプパッドの基本的な使い方はPADでもキーマウでも同じです。
ただし、タップストレイフが使えないため、ジャンプパッドの応用力には差が生じます。
PADプレイヤーはダブルジャンプの方向制御を練習することで、タップストレイフに代わる空中機動力を高められます。
今後さらに弱体化される可能性は?
ピック率がトップを独走している現状を踏まえると、追加の調整が入る可能性は高いと一般的に予想されています。
開発者はパッチごとにデータを監視し、問題のある不満点に対して迅速にバランス調整を行う姿勢を明確にしています。
特に興奮剤サージの鉄壁効果に対しては「強すぎる」というフィードバックがコミュニティで根強く残っているため、今後のミッドシーズンアップデートで手が入る可能性は十分にあるでしょう。
ソロランクに向いている?
機動力による自力生存能力が高いため、ソロランクとの相性は良い部類に入ります。
ただし、味方と連携せずに単独行動を繰り返すと勝率は確実に下がります。
ソロランクこそ味方のカバー範囲内で戦うことを徹底し、ジャンプパッドをチーム全体の利益のために使う意識が求められます。
今後の動向とメタの展望
シーズン28の環境変化がオクタンに与えている影響と、今後の展望を整理します。
「ブリーチ」メタとオクタンの相性
シーズン28で導入された「硬質光メッシュ」は、建物の窓に設置された破壊可能なバリアです。
この新要素により、建物内にこもる防衛戦法が弱体化し、攻撃的なプレイスタイルが環境的に有利になっています。
高速で敵陣に突撃するオクタンにとって、ブリーチメタは明確な追い風です。
ヒューズリワークとの相乗効果
シーズン28ではヒューズが大幅なリワークを受け、アルティメットで遮蔽物を貫通する爆撃が可能になりました。
ヒューズが建物内の敵を爆撃で追い出し、オクタンが興奮剤で一気に詰めるという組み合わせが新たなメタとして注目されています。
「爆発で炙り出し、スピードで仕留める」という攻撃的なチーム構成が、ブリーチメタの象徴になりつつあります。
追加弱体化の可能性
前述の通り、オクタンのピック率は弱体化を経ても15%台を維持しており、大幅な人気低下は起きていません。
開発者は過去の事例(シーズン26のピースキーパー問題やアッシュの長期支配など)を教訓に、問題のあるバランスには素早く対応する方針を打ち出しています。
今後のスプリット切り替えやミッドシーズンパッチで、興奮剤サージの効果時間やパッシブ回復量に追加調整が入る可能性は十分に考えられます。
まとめ:Apexオクタンの強化内容・立ち回り・最新環境の要点
- オクタンはシーズン1で実装された最古参の追加レジェンドで、スカーミッシャーロールに分類される高速移動キャラクターである
- シーズン27スプリット2でパッシブ回復倍増、興奮剤サージ追加、ジャンプパッド2チャージ化という史上最大規模の強化を受けた
- 興奮剤サージは鉄壁(被ダメ15%軽減+被弾スロー無効)を付与し、ダメージ中も高速修復が継続する強力なアビリティである
- シーズン28では「デアデビル」パークの持続時間延長が6秒から3秒にナーフされたが、基本性能への影響は限定的である
- 2026年3月時点の全ランク帯ピック率は約15%で全レジェンド中1位を独走し、複数の海外ティアリストでSティア評価を獲得している
- おすすめ武器構成はアサルトライフル+サブマシンガンが基本で、シーズン28ではR-99+ネメシスの組み合わせが広く推奨されている
- レベル2パークは「スクワッドラッシュ」、レベル3パークは「デアデビル」または「トリプルジャンプ」がプレイスタイルに応じて使い分けられる
- 地雷と呼ばれる最大の原因は味方から離れた単独突撃であり、味方のカバー範囲内で戦う意識が最も重要な立ち回りの原則である
- チームへの直接支援能力やリコン能力がゼロである点は明確な弱みであり、チーム構成のバランスを考慮したピックが求められる
- 硬質光メッシュ導入による攻撃的メタの到来はオクタンに追い風だが、ピック率独走が続く限り今後も追加のバランス調整が予想される

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