2025年9月4日に発売された「Hollow Knight: Silksong(ホロウナイト シルクソング)」は、前作を凌駕するボリュームと歯応えのある戦闘で世界中のプレイヤーを熱狂させています。
しかし、全43体以上のボスが登場する本作では、どのボスが必須でどのボスが任意なのか、どの順番で挑むべきなのか、迷ってしまうことも少なくありません。
この記事では、シルクソングに登場する全ボスの一覧をAct別に整理し、難易度の傾向や攻略に役立つ装備選びまで幅広くカバーしています。
初めてプレイする方はもちろん、100%達成を目指すやりこみ勢にとっても参考になる情報をまとめました。
ホロウナイトシルクソングのボス総数と基本仕様
シルクソングに登場するボスは、再戦を除くユニーク数で43体、再戦を含めると47体です。
一部の海外メディアでは48体とカウントしているケースもありますが、これはAct 3で再登場するコケママを別カウントに含めるかどうかの違いによるものです。
ストーリーは全3幕(Act 1〜Act 3)で構成されており、各幕にメインストーリー上必須のボスと任意のボスが配置されています。
メインストーリーのクリアだけを目指す場合、倒さなければならないボスは最低5体とされています。
一方で、真エンディングを迎えるにはAct 3の必須ボスも加わるため、実際に戦う数は大幅に増えることになります。
ボスとの遭遇時には画面上に名前が表示され、専用の戦闘BGMが流れる演出が用意されています。
唯一の例外はプラスミザンゴ(Plasmified Zango)で、ゲーム内で唯一戦闘BGMが再生されないボスとして知られています。
Act 1のボス一覧と出現エリア
Act 1はゲーム序盤にあたり、基本操作を覚えながら徐々に難易度が上がっていくパートです。
以下の表に、Act 1で戦えるボスを出現順の目安とともにまとめています。
| ボス名 | 出現エリア | 必須/任意 |
|---|---|---|
| コケママ(Moss Mother) | 苔の洞窟 | 必須 |
| 鐘脈の獣(Bell Beast) | 脊髄の道 | 任意 |
| レース 1回目(Lace) | 深層の港 | 任意 |
| 第四の合唱者(Fourth Chorus) | 遠景の地 | 必須 |
| オオケモノバエ(Savage Beastfly) | 捕食者の狩場 | 任意 |
| アマエダモドキ(Sister Splinter) | 殻木の森 | 必須 |
| オオズガイ(Skull Tyrant)×2戦 | 脊髄の道 / 苔の洞窟 | 任意 |
| ヌレガラス(Moorwing) | 灰色の丘陵 | 任意 |
| ウィドウ(Widow) | ベルハート | 必須 |
| コケママ×2体戦 | Weavenest Atla | 任意 |
| オオケモノバエ 2戦目 | 遠景の地 | 任意 |
| オオホラガイバエ(Great Conchflies) | 暴風の石段 | 任意 |
| 最後の審判者(Last Judge) | 暴風の石段 | 必須 |
| ファントム(Phantom) | 朽ちたオルガン | 秘密・任意 |
最初に戦うコケママはチュートリアル的な役割を果たしており、与えてくるダメージも1と控えめです。
一方で、Act 1のラスボスにあたる最後の審判者はフェーズ2で攻撃パターンが完全に切り替わるため、序盤の山場として多くのプレイヤーを苦しめています。
ファントムは朽ちたオルガンに隠された秘密ボスで、シタデルへ向かう別ルートを開放してくれます。
つまり、最後の審判者を倒せない場合の迂回路としても機能する設計になっているわけです。
Act 2のボス一覧と出現エリア
Act 2は爪線(Clawline)やフェイダウンクロークといった新たな移動能力を活用する段階で、ボスの攻撃パターンもより複雑になります。
| ボス名 | 出現エリア | 必須/任意 |
|---|---|---|
| カラクリの舞踏者(Cogwork Dancers) | カラクリの核 | 必須 |
| トロッビオ(Trobbio) | 囁きの貯蔵庫 | 任意 |
| ガーモンド&ザザ | ソングクレイブ | 任意 |
| シグニス&グロン | 深層の港 | 必須 |
| 糸解かれし者(The Unravelled) | ホワイトワード | 秘密・任意 |
| 穢れた調理師ルゴリ | 罪人の道 | 任意 |
| 業炎の父(Father of the Flame) | 鬼火の茂み | 任意 |
| 偉大なるグロウル(Groal the Great) | 胆液の沼 | 任意 |
| パチパチニア(Voltvyrm) | カラクの砂 | 任意 |
| 怒れるオオホラガイバエ | カラクの砂 | 任意 |
| 最初の罪に問われし者(First Sinner) | 巨石の牢 | 秘密・任意 |
| 排卵の母(Broodmother) | 巨石の牢 | 任意 |
| 第二の歩哨(Second Sentinel) | 高き広間 | 任意 |
| シャクラ(Shakra) | 灰色の丘陵 | 任意 |
| レース 2回目 | ゆりかご | 必須 |
| グランドマザー・シルク | ゆりかご | 必須 |
カラクリの舞踏者は接触するだけで2ダメージを受けるため、位置取りの精度が求められる戦いです。
Act 2のクライマックスであるレース2回目とグランドマザー・シルクを倒すと、最初のエンディングを迎えることができます。
なお、シャクラとガーモンド&ザザはAct 3に入ると二度と戦えなくなります。
100%達成を狙う場合は、Act 2の段階で忘れずに討伐しておく必要があるため注意してください。
Act 3のボス一覧と出現エリア
Act 3は真エンディングに向けた最終パートであり、ゲーム全体で最も高い難易度のボスが集中しています。
| ボス名 | 出現エリア | 必須/任意 |
|---|---|---|
| 鐘を喰らう者(Bell Eater) | 合唱の間 | 任意 |
| コケママ(再登場) | 苔の洞窟 | 任意 |
| 漆黒のガーモンド(Lost Garmond) | 暴風の石段 | 任意 |
| ボロガワの父(Crawfather) | 灰色の丘陵 | 任意 |
| プラスミザンゴ(Plasmified Zango) | 虫道 | 任意 |
| 境界の監視者(Watcher at the Edge) | カラクの砂 | 任意 |
| 蒼白のスタグ(Palestag) | ヴェルダニア | 任意 |
| クローバーの舞踏者(Clover Dancers) | ヴェルダニア | 任意 |
| 追放されしグルル(Gurr the Outcast) | 遠景の地 | 任意 |
| 苦痛にさいなまれしトロッビオ | 囁きの貯蔵庫 | 任意 |
| ピンの女傑(Pinstress) | フェイ山 | 任意 |
| 聖堂の守護者セス | 殻木の森 | 必須 |
| ニュレス(Nyleth) | 大門 | 必須 |
| カーメリタ(Skarrsinger Karmelita) | 遠景の地 | 必須 |
| 珊瑚殻の王カーン | カラクの砂 | 必須 |
| 召喚されし救世主(Summoned Saviour) | 苔の洞窟 | 必須 |
| 漆黒のレース(Lost Lace) | アビス | 必須 |
Act 3では、それまでに倒していなかった一部のボスが「Black-Threading(黒い糸)」によって強化された状態で再登場します。
対象となるのはヌレガラスやオオケモノバエ、オオズガイ(脊髄の道版)、穢れた調理師ルゴリなどで、攻撃パターンが変化し、より手強い戦闘を強いられます。
真エンディングの最終ボスである漆黒のレースは、多くのプレイヤーから本作で最も難しいボスと評価されており、コミュニティの投票調査でも圧倒的に1位を獲得しています。
メインストーリーで必須のボスだけを整理
シルクソングにはAct別に必須ボスが設定されていますが、自由度の高い探索によってルートが分岐するため、実際に必須となるボスの数は攻略ルートで変わります。
ここでは、最低限倒す必要があるボスを幕ごとに整理します。
Act 1の必須ボスは、コケママ、第四の合唱者、アマエダモドキ、ウィドウ、最後の審判者の5体です。
ただし、ファントムを倒すルートを選べば最後の審判者はスキップ可能とする分析もあり、厳密な必須数はコミュニティでも議論が分かれています。
Act 2では、カラクリの舞踏者、シグニス&グロン、レース2回目、グランドマザー・シルクの4体が必須です。
Act 3では、聖堂の守護者セス、ニュレス、カーメリタ、珊瑚殻の王カーン、召喚されし救世主、漆黒のレースの6体を倒さなければ真エンディングに到達できません。
つまり、通常エンディングだけなら約9体、真エンディングまで目指すなら約15体の必須ボスが存在することになります。
残りの30体近くは任意ですが、100%達成にはすべて撃破する必要があります。
全ボスの強さランキングとコミュニティ評価
シルクソングのボスの強さランキングは、Redditなどのコミュニティで大規模な投票調査が行われており、290票以上を集めた難易度ティアリストが公開されています。
ここでは、一般的に語られている強さの傾向を紹介します。
最難関とされているのは漆黒のレースです。
虚空に堕ちた状態のレースは超高速移動と頻繁なテレポート、さらに新たな虚空属性攻撃を繰り出してくるため、初見で倒すのは至難の業といえます。
次いでカーメリタが2番目に難しいと多くのプレイヤーに認識されています。
多彩な攻撃パターンと高い与ダメージが特徴で、道具を惜しみなく使うことが攻略のカギとなります。
グランドマザー・シルクはAct 2の最終ボスとして、過去のボスたちの攻撃を織り交ぜた複合的な戦闘が展開されます。
ファールーム全体の集大成ともいえる戦いで、圧倒的な存在感を放っているのが印象的でしょう。
反対に、比較的倒しやすいボスとしてはコケママ、パチパチニア、追放されしグルルが挙げられます。
パチパチニアは攻撃が2パターンしかなく読みやすいため、多くのプレイヤーが苦戦せずに突破しています。
中ボス的な位置づけのオオケモノバエやオオホラガイバエも、スキルをうまく使えば比較的短期間で決着がつきます。
ただし、強さランキングはプレイスタイルや装備によって大きく変わるため、あくまで一般的な傾向として捉えるのがよいでしょう。
前作ホロウナイトとのボス比較
シルクソングのボスは前作と比べていくつかの明確な違いがあります。
プレイを始める前に、前作との差を理解しておくとスムーズに適応できるはずです。
まずボスの総数ですが、前作はDLC4つを含めて約47体、シルクソングはDLC未配信の状態で43体(再戦込み47体)です。
数字だけを見ると同程度に思えますが、前作は長期間にわたるDLC追加で積み上げた数である点を考慮すると、ベースゲームとしてのボリュームはシルクソングの方が充実しています。
難易度面で最も大きな変化は、2ダメージ攻撃の標準化です。
前作ではほとんどの攻撃が1ダメージでしたが、シルクソングではボスの攻撃の大半が2ダメージを与えてきます。
初期体力が5であることを考えると、わずか2〜3回の被弾で倒されてしまう計算になり、慎重な立ち回りが求められます。
戦闘システムにも大きな変更が加えられました。
前作の「ソウル」は「シルク」に、「チャーム」は「クレスト」と「道具」の組み合わせに置き換わっています。
特にクレストはホーネットの基本攻撃モーション自体を変える仕組みで、選択するクレストによってプレイ感が根本的に変わるのが特徴です。
また、前作で重要だった下斬り(ポゴ)の挙動もクレストごとに異なるため、自分に合ったクレスト選びがボス攻略の成否を分けるといっても過言ではありません。
ボス攻略におすすめのクレストと道具構成
シルクソングのボス戦では、クレストと道具の組み合わせが勝敗を大きく左右します。
全7種あるクレストの中から、ボス戦に適したものを把握しておくことが攻略の近道です。
汎用的に高く評価されているのは収奪者(Reaper)のクレストです。
攻撃リーチが長く、戦闘・探索の両面で安定した性能を発揮します。
多くの攻略情報でも「迷ったら収奪者」と推薦されており、真エンディングまで一つのクレストで通すならば有力な選択肢となるでしょう。
ただし攻撃速度がやや遅いため、手数で押したいプレイヤーには放浪者(Wanderer)が向いています。
放浪者は高速攻撃と軽快な動きが特徴で、前作のプレイ感覚に最も近いとされています。
ボスの攻撃の合間に素早く複数回攻撃を差し込めるため、アグレッシブなプレイスタイルと好相性です。
狩猟者(Hunter)のクレストは癖のないバランス型ですが、強化版(進化)を入手すると評価が大幅に上がります。
進化版の狩猟者に青道具の「ドルイドの眼」と「紡ぎの光」を組み合わせると、シルクゲージの回復効率が飛躍的に向上し、長期戦に強い構成が実現します。
道具の構成については、赤道具(攻撃系)の三連ピンとスティングシャードが汎用的に優秀です。
さらに青道具のポリップのポーチを装備すると道具に毒を付与でき、攻撃力が底上げされます。
業炎の父や最後の審判者のフェーズ2といった炎属性の攻撃をしてくるボスには、マグマの鈴を持ち込むことで被ダメージを軽減できるため覚えておくとよいでしょう。
ボス戦で注意すべきポイントとデメリット
シルクソングのボス戦には多くの魅力がある一方で、プレイヤーから広く指摘されている注意点やデメリットも存在します。
最も多く挙がっている問題が、ベンチ(チェックポイント)からボスまでの距離が遠いケースがあることです。
敗北するたびに長い道中を走り戻る「ランバック」が発生するため、特に強敵戦では繰り返しの挑戦がストレスになるという声が少なくありません。
ボス戦前に雑魚ラッシュが挿入される構成も議論の対象となっています。
全ボスの約3割にあたる13体が、ボス前の雑魚連戦またはボス戦中の雑魚召喚を伴います。
「ボス単体の強さではなく、道中の消耗込みで難しくしている」という点に対し、賛否が分かれているのが実情です。
偉大なるグロウル戦は特にこの傾向が顕著で、胆液の沼の長い道中と雑魚ガントレットをくぐり抜けた末にようやくボスと対面する設計になっています。
ボスを倒した際の報酬が薄いという指摘もあります。
コミュニティの検証によると、多くのボスは撃破しても直接的なアイテムやロザリー(通貨)をほとんど落とさず、最高額でも220ロザリー程度に留まります。
「達成感こそが最大の報酬」という設計思想は理解できるものの、目に見える対価が乏しい点は好みが分かれるところでしょう。
難易度設定が用意されていないことも留意すべき点です。
アクションが苦手なプレイヤーに対する公式の救済オプションはなく、装備やルートの工夫で難所を乗り越える必要があります。
発売直後の2025年9月にはパッチでヌレガラスとアマエダモドキの難易度が微調整されましたが、抜本的な緩和ではないため、覚悟を持って臨むことが大切です。
発売後のアップデートとDLCの最新動向
シルクソングは発売後もTeam Cherryによる継続的なサポートが予定されています。
2025年9月9日にリリースされた最初のパッチ(バージョン1.0.28470)では、序盤ボスのヌレガラスとアマエダモドキに対する小規模な難易度緩和が行われました。
フェイダウンクローク取得後の浮遊バグの修正など、ゲームプレイに影響する不具合への対処も含まれています。
最大の注目トピックは、2025年12月15日のThe Game Awardsで発表された無料拡張コンテンツ「Sea of Sorrow(悲嘆の海)」です。
Team Cherry公式ブログによると、「塩に蝕まれた海を渡る冒険」をテーマとした新エリア、新ボス、新ツールが追加されるとのことです。
配信時期は2026年中とされていますが、2026年2月時点で具体的な日付は公開されておらず、コミュニティでは発表を待ち望む声が高まっています。
全プレイヤーに無料で提供される点も大きなポイントでしょう。
加えて、Kickstarter支援者がデザインしたボスのうち1体「Steel Assassin Sharpe」が本編からカットされていますが、Team Cherryは「すべてのKickstarter義務を果たす」と明言しています。
Sea of Sorrowを含む将来のコンテンツでの実装が期待されており、ボスの総数は今後さらに増える可能性があります。
メタスコアとユーザー評価の動向
シルクソングは専門メディアからもプレイヤーからも高い評価を獲得しているタイトルです。
Metacriticでは発売直後に史上初の100点満点でデビューし、大きな話題となりました。
レビュー数の増加に伴いスコアは徐々に調整され、最終的には92点前後で安定しています。
OpenCriticでも100点満点を達成し、オールタイムベストゲームリストの1位に輝いた実績があります。
ユーザースコアはMetacriticで8.9/10と高水準を維持しており、約6,600件以上のレビューのうち86%が好評です。
ただし、Steamの簡体字中国語レビューでは好評率39%と低い数値が出ています。
これはゲーム内容への不満ではなく、簡体字中国語ローカライズの品質に対する問題が主因とされています。
難易度に関する論争は一部で評価を押し下げる要因となりましたが、多くのメディアは「厳しくも公平な難易度が前作の魅力を正統に進化させている」と評価しています。
2025年のGame of the Year候補としても頻繁に名前が挙がったタイトルであり、ゲーム史に残るインディーゲームの一つとして広く認知されているといえるでしょう。
まとめ:ホロウナイトシルクソングのボス一覧を完全攻略
- シルクソングにはユニークボスが43体、再戦を含めると47体が登場する
- ストーリーは全3幕構成で、各幕に必須ボスと任意ボスが配置されている
- 通常エンディングだけなら必須ボスは約9体、真エンディングまで含めると約15体が必要である
- コミュニティの強さランキングでは漆黒のレースが最難関、カーメリタが次点と評価されている
- 前作との最大の違いは2ダメージ攻撃の標準化とクレストによる戦闘スタイルの多様化である
- ボス戦には収奪者または放浪者のクレストが汎用的に推薦されている
- Act 3ではBlack-Threading化により未討伐ボスが強化されて再登場する
- シャクラとガーモンド&ザザはAct 3に入ると戦えなくなるため早めの撃破が必要である
- 2026年配信予定の無料DLC「Sea of Sorrow」で新ボスの追加が予告されている
- Metacritic 92点・OpenCritic 100点を記録し、歴史的高評価を獲得したタイトルである

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