『ホロウナイト シルクソング』を進めていると、迷いの霧を抜けた先に突如現れる不気味なエリア「朽ちたオルガン」。
マップが表示されない独特の構造に戸惑い、蒸気トラップに阻まれ、ボス部屋までたどり着けないまま立ち往生しているプレイヤーは少なくありません。
実はこのエリアは、攻略の順序と仕組みさえ理解すれば効率的にクリアできる設計になっています。
この記事では、朽ちたオルガンへの行き方から迷いの霧の抜け方、エリア内の全アイテム回収、ボス「ファントム」の倒し方、さらには物語の背景まで、必要な情報をすべて網羅して解説します。
朽ちたオルガンとは?シルクソングにおける位置づけと概要
朽ちたオルガンは、シルクソングの第1章終盤に位置するエリアで、英語名は「Exhaust Organ」です。
胆液の沼(Bilewater)リージョンに属しており、シタデルから排出される廃棄シルクや排気ガスを処理する施設という設定になっています。
ゲーム進行上の重要な中継地点であり、ここでボス「ファントム」を撃破することでパリィ系シルクスキル「クロススティッチ」を習得できます。
このスキルは以降の攻略で非常に役立つため、朽ちたオルガンの攻略は第1章クリアにおいて避けて通れないステップといえるでしょう。
エリア全体は縦方向に構成された比較的コンパクトな空間ですが、有害な蒸気が噴出するギミックや、マップが初期状態では非表示という特徴があり、初見では構造の把握に苦労する場面が多いことで知られています。
朽ちたオルガンへの行き方|迷いの霧の抜け方を徹底解説
朽ちたオルガンに到達するには、罪深き者の道(Sinner’s Road)の先にある「迷いの霧(The Mist)」を突破する必要があります。
この迷いの霧がシルクソング序盤最大の関門のひとつであり、正しい抜け方を知らないと延々と同じ部屋をループしてしまいます。
迷いの霧を確実に突破するコツ
迷いの霧を攻略するカギは、エリア内に点在する光る蝶(幽霊蝶)の存在です。
蝶の近くでニードリンを奏でると、蝶が正しい出口の方向へ飛んでいきます。
この蝶が示す出口を5部屋ほど連続で正解すると、朽ちたオルガンのあるチャペルに到達できる仕組みです。
よくある失敗として、蝶がいるだけで安心してしまい、ニードリンを使わずにランダムな出口を選んでしまうケースが報告されています。
必ず蝶の近くで立ち止まり、ニードリンを使用してから移動するようにしてください。
迷いの霧は再訪不可
一度迷いの霧を踏破すると、胆液の沼と朽ちたオルガンが直接つながる通路に変化し、迷いの霧自体は二度と出現しなくなります。
つまり、迷いの霧で苦労するのは初回限りです。
ただし裏を返せば、迷いの霧内部に取り逃したものがあっても戻れないため、通過時に周囲をよく確認しておくことをおすすめします。
罪深き者の道のルート選択について
罪深き者の道には左右2つのルートが存在します。
左ルートは迷いの霧を通過する正規ルートですが、右ルートを選べば迷いの霧を経由せずに胆液の沼へ入ることも可能です。
ただし、ファントム撃破によるクロススティッチ取得が目的であれば、最終的に朽ちたオルガンへ向かう必要があるため、左ルートで直接到達する方が効率的でしょう。
朽ちたオルガンのマップ構造とベンチの場所
朽ちたオルガンに到着したら、まず把握すべきなのがベンチの位置です。
このエリアではマップがファントム撃破後にならないと表示されないため、初見プレイでは手探りで進むことになります。
ベンチの場所と開放方法
ベンチは朽ちたオルガンの入口付近から上に登った左上の部屋に設置されています。
ただし、ベンチはシルクの繭で覆われた状態になっているため、針で数回攻撃して解放する必要があります。
攻撃してシルクを除去すれば通常通り休憩できるようになるので、到着直後に確保しておきましょう。
エリア内の基本構造
朽ちたオルガンは縦長の筒状構造をしており、蒸気が定期的に噴出する狭い通路を上へ上へと登っていく設計です。
蒸気には安全地帯が設けられており、噴出のタイミングを見極めて安全地帯から安全地帯へ移動するパターンを繰り返します。
出現する敵はドレープフライ(Drapefly)やドレープマイト(Drapemite)で、いずれも攻撃パターンがシンプルなため、蒸気のタイミングさえ注意すれば大きな脅威にはなりません。
ショートカットの開通
シルクイーターを取得した後、近くにある朽ちた構造物を攻撃して破壊すると、中央エリアへのショートカットが開通します。
このショートカットはファントム戦で敗北した際の再挑戦を大幅に楽にしてくれるため、ボス戦に挑む前に必ず開通させておいてください。
朽ちたオルガンで入手できる全アイテムとスキル
朽ちたオルガンには複数の重要アイテムやスキルが隠されています。
100%クリアを目指すプレイヤーにとっては見逃せない要素ばかりです。
| アイテム名 | 種類 | 入手方法 |
|---|---|---|
| クロススティッチ | シルクスキル | ファントム撃破報酬 |
| シルクイーター | 消費アイテム | エリア右下の角で取得 |
| メモリーロケット | 装備品 | ファントム撃破後、リフトで上昇し左方向の隠し壁の奥 |
| 迷子のノミ(Lost Flea) | 収集要素 | エリア上部の隠し部屋から外に出た先 |
クロススティッチの性能と使い方
クロススティッチはファントム撃破で習得できるパリィ系のシルクスキルです。
シルクを巻き付けた針で敵の攻撃をいなし、瞬時に反撃を繰り出す効果があります。
使いこなせれば非常に強力なスキルですが、パリィの受付時間がやや短めに設定されている点には注意が必要です。
多くのプレイヤーの間では「敵の予備動作をしっかり見極めないと成功しにくい」と評価されており、ボスごとの攻撃タイミングを覚えることが習熟のカギとなります。
迷子のノミの救出手順
ノミの場所は、朽ちたオルガン内部の上方に存在する隠し部屋がポイントです。
ベンチへのショートカットを開放した後、最上部の列から左奥へ進むと隠し通路が見つかります。
隠し通路を抜けて建物の外に出たら、左方向へプラットフォームを渡っていくと、壁に閉じ込められたノミを発見できます。
壁を破壊して救出すれば回収完了です。
メモリーロケットの取得ルート
ファントムを撃破した後、ボス部屋の左側にあるリフトに乗って上昇します。
最上部で左へ進み、複数のレバーを操作しながら奥へ進んでいくと、天井にレバーがある部屋に到達します。
レバーの左側に破壊可能な壁があり、その奥にメモリーロケットが配置されています。
見落としやすいため、ファントム撃破後は忘れずに探索してください。
ファントムの攻略法|攻撃パターンと立ち回りのコツ
ファントムは朽ちたオルガンの最上部に待ち構えるボスで、ホーネットの暗黒版ともいえる存在です。
ホーネットと似た針を使った高速の戦闘スタイルが特徴で、中難易度のボスとして位置づけられています。
ファントムの主要攻撃パターン
ファントムの攻撃は大きく分けて5種類です。
まず最も頻度が高いのが「針投げ+ワープ」で、針を前方に投げた後、針の位置を超えた地点にワープして攻撃してきます。
次に「ジャンプ針投げ」があり、空中から針を投げてプレイヤーの位置を狙います。
「三連突き」は針で3回連続突きながら前進する攻撃で、リーチが長い点に注意が必要です。
「左右三連斬り」は針で左右に3回切りつける近距離技です。
そして最も危険な「消失+急降下」は、姿を消した後に上空から大きな光とともに急降下する大技で、後半になるほどテンポが加速します。
最も効率的なダメージの与え方
ファントム戦で最も安定してダメージを与えられるのは、針投げ+ワープ時のポゴ攻撃(空中下突き)です。
ファントムが針を投げたら、針を飛び越えてから着地点付近で下方向に攻撃を繰り出します。
ファントムは投げた針の位置を超えた地点にワープしてくるため、針の軌道よりも奥側で待ち構えるのがポイントです。
この一連の動作を繰り返すだけで、戦闘の大部分をカバーできます。
後半戦の対処法
戦闘が進むとファントムは霧の中に隠れて突如出現するようになり、動きの読みが格段に難しくなります。
さらに一定のダメージを与えると「三連急降下」を繰り出し、連続で地面を叩きつけてきます。
この三連急降下は被弾しやすいため、攻撃を欲張らず回避に専念するのが賢明です。
多くのプレイヤーが三連急降下直後に焦ってミスをする傾向があるため、急降下が終わったタイミングで一度ゲームをポーズし、リラックスしてから再開する方法も有効だと広く共有されています。
ファントム戦におすすめの装備
クレスト(紋章)の選択が戦闘の快適さを大きく左右します。
リーパークレストを装備すると攻撃速度は低下しますが、ダメージが上昇しポゴ攻撃の判定が広がるため、ファントムに当てやすくなります。
ビーストクレストはホーミング性能のあるポゴ攻撃が使えるようになり、画面中央からでも端にいるファントムに届くほどの水平方向のリーチを得られます。
回復のタイミングは比較的作りやすく、ファントムが地上技を出している間にジャンプして空中で回復するのが安全です。
シルクスキルについては、発動に要する一瞬の隙がファントムの反撃を招くリスクがあるため、慣れないうちは使用を控えた方が安定するという意見が多く見られます。
ファントムのロアと鏡の隠し演出
朽ちたオルガンにはボス戦だけでなく、シルクソングの物語を深く理解するための重要なロア要素が複数隠されています。
鏡のニードリン演出
エリア中央付近の左角に鏡が設置されており、ニードリンを使用すると過去の記憶が映し出されます。
この演出では、レースとファントムと思しき2体の姉妹が会話する場面が再生されます。
この鏡のシーンは、ファントムがかつてシタデルの一員として存在していたことを示す貴重な手がかりです。
ファントムとレースの関係
ファントムの正体は、Grand Mother Silk(偉大なるシルクの母)がシルクを素材に作り出した人工生物の初期プロトタイプです。
レースもまた同じくGrand Mother Silkが生み出した人工生物であり、ファントムはレースの「姉」にあたる存在とされています。
しかしファントムは不完全な存在と見なされ、シタデルの廃棄物処理施設である朽ちたオルガンに一人きりで配置されました。
長年の放置によって体は朽ち始めており、名誉ある最期を求めてホーネットに戦いを挑むという悲しい背景を持っています。
ファントムの存在は、レースが恐れる「母に見捨てられた場合の自分の姿」を体現しているとも解釈されており、シルクソングの中でも特に悲劇的なボスとして多くのプレイヤーの印象に残っています。
朽ちたオルガンから第2章への接続とルート分岐
朽ちたオルガンは第1章と第2章をつなぐ分岐点としての役割も果たしています。
第2章「唱歌のシタデル」への進み方
第1章で朽ちたオルガンに到達しファントムを撃破した後、エリア最奥のレバーを操作すると合唱の間(Choral Chambers)の大鐘楼道(Grand Bellway)へ通じるルートが開きます。
ここからシタデルの裏口ルートを経由して第2章が始まる流れになります。
一方、朽ちたオルガンの左側の道を進むと罪深き者の道へ戻ることもでき、第1章でやり残した探索を行うことも可能です。
スピードラン時のスキップについて
5時間以内クリアの実績を目指すスピードランプレイでは、迷いの霧と朽ちたオルガンを経由せずに第2章へ進むルートが存在することが知られています。
ただし通常プレイではクロススティッチの習得が攻略上有利に働くため、よほど慣れたプレイヤーでない限り、朽ちたオルガンの攻略を経由する正規ルートが推奨されます。
シルクソング全体の評価と朽ちたオルガンへの反応
朽ちたオルガンの評価を正しく理解するためには、シルクソング全体に対するプレイヤーの反応を把握しておくことも重要です。
ゲーム全体の評価
シルクソングはMetacriticでメタスコア平均92点を獲得し、Steamアワード2025ではゲームオブザイヤー賞と高難易度のベストゲーム賞の2冠を達成しました。
一方でSteamの日本語レビューでは発売当初「賛否両論」の評価がつき、特に難易度の高さに関する批判が目立ちました。
全体のSteamレビューでは約83%が好評(英語圏)、日本語レビューでは74%が好評という数値で、前作の圧倒的高評価と比較すると賛否が分かれている状況です。
難易度に関する賛否
シルクソングでは多くの敵が一撃で体力を2削る攻撃を持ち、初期体力が5であることから、序盤は特に被ダメージの痛さが際立ちます。
朽ちたオルガンは第1章終盤のエリアであるため、この高難度設計がプレイヤーに与える影響がピークに達する地点ともいえます。
ベンチの配置間隔やボスまでの道のりの長さに対して「不親切」と感じるプレイヤーがいる一方、「歯ごたえのある挑戦こそがシリーズの魅力」と肯定する声も根強く存在します。
朽ちたオルガンに対する一般的な評価
朽ちたオルガンについては、エリア自体のコンパクトさと蒸気ギミックの緊張感、そしてファントム戦のBGMの素晴らしさを評価する声が多く見られます。
「ファントム戦の曲が雰囲気抜群」「ボスの物語背景が切ない」といった反応が多数を占めています。
一方で、マップが表示されない状態でのボス部屋探しに迷う報告や、迷いの霧での詰まりに対する不満も一定数確認されています。
まとめ:シルクソング朽ちたオルガンを確実に攻略するために
- 朽ちたオルガンは第1章終盤に位置する胆液の沼リージョン内のエリアで、英語名はExhaust Organである
- 到達には迷いの霧を突破する必要があり、光る蝶にニードリンを使って正しい出口を示させるのが攻略のカギである
- 迷いの霧は一度踏破すると消滅し二度と出現しないため、再訪は不可能である
- エリアのマップはファントム撃破後に初めて表示されるため、初見では手探りの探索が必要になる
- ベンチは入口付近の左上の部屋にあり、シルクの繭を針で攻撃して解放する必要がある
- ボス「ファントム」はレースの姉にあたる人工生物で、Grand Mother Silkに見捨てられた悲劇的な存在である
- ファントム戦では針投げ+ワープ時のポゴ攻撃が最も安定したダメージ源となる
- 撃破報酬のクロススティッチはパリィ系シルクスキルで、受付時間がシビアなため敵の予備動作の把握が重要である
- ファントム撃破後はメモリーロケットの回収と合唱の間への接続レバー操作を忘れずに行うべきである
- 朽ちたオルガン経由のルートはクロススティッチ取得の面で通常プレイにおいて最も効率的な第2章への進行経路である

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