ホロウナイトシルクソングのクリア時間を徹底解説

2025年9月4日に発売された「Hollow Knight: Silksong(ホロウナイト シルクソング)」は、前作から約8年の歳月を経て登場したメトロイドヴァニアの大型続編です。

発売直後からSNSやゲームコミュニティでは「思ったより長い」「難しすぎてクリアできない」「前作と比べてボリュームがすごい」といった声が飛び交いました。

実際のところ、クリアまでに何時間かかるのか、プレイスタイルごとの目安はどうなっているのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、エンディングの種類別・章ごとの所要時間から、前作との比較、やりこみ要素の全体像、さらに難易度がクリア時間に与える影響まで、あらゆる角度から掘り下げていきます。

これから購入を検討している方も、すでにプレイ中で先の見通しを知りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ホロウナイトシルクソングのクリア時間は約28〜65時間が目安

ホロウナイト シルクソングのクリア時間は、プレイスタイルによって約28時間から65時間以上と大きな幅があります。

ユーザーのプレイデータを集計しているHowLongToBeat.comによると、メインストーリーに集中した場合の平均は約28時間です。

一方で、すべての収集要素を回収して達成度を100パーセントにする場合は、約64時間が目安とされています。

前作のホロウナイトがメインクリアで約25時間前後だったことを踏まえると、シルクソングは全体のボリュームが確実に増加していることがわかります。

ただし、この数値はあくまで平均であり、アクションゲームの得意・不得意やメトロイドヴァニアの経験値によって、実際のプレイ時間は大きく変動します。

前作の経験者であれば30時間前後でメインストーリーを終えるケースが多い一方、アクションが苦手な方は50時間以上かかったという報告も珍しくありません。

クリア時間をエンディング別に解説

通常エンディングは約18〜25時間で到達可能

シルクソングには複数のエンディングが用意されており、最も早く到達できる通常エンディングまでの所要時間は約18〜25時間です。

通常エンディングは、第2章のラスボスを撃破することで迎えられます。

探索を最小限に抑え、メインルートを中心に進めた場合は18時間程度で到達した報告もあります。

一方で、各エリアをじっくり探索しながら進めた場合は25時間前後かかるのが一般的です。

この段階では物語の全貌は明かされないため、多くのプレイヤーが通常エンディングを「折り返し地点」と捉えています。

真エンディング到達には約30〜55時間が必要

物語の核心に迫る真エンディングに到達するためには、第3章「アビス」まで進める必要があり、所要時間は約30〜55時間です。

真エンディングでは、裏ボスである「漆黒のレース」を撃破するという高難度の条件が課されます。

第3章には追加のダンジョンやボスが多数配置されており、通常エンディングから真エンディングまでの間にプレイ時間がほぼ倍増するケースも少なくありません。

ゲーム内時間で約30時間前後という攻略サイトの目安は、アクションゲームに慣れたプレイヤーを想定した数値です。

苦手な方の場合、真エンディング到達までに90時間近くかかったという声もあり、個人差が非常に大きい区間といえます。

全エンディング回収には約45〜55時間

シルクソングのエンディングは全部で3種類あり、そのすべてを回収するには約45〜55時間が目安です。

エンディングの分岐はラスボス戦の直前で発生するため、それまでのプレイ内容で条件を満たしておく必要があります。

注意すべきは、第3章に進行すると第2章のボスであるシルクとの再戦ができなくなる点です。

これは取り返しのつかない要素であり、特定の実績を逃した場合は新規セーブデータで最初からやり直す必要があります。

全エンディングの回収を目指す場合は、第2章の段階で分岐条件を確認しておくことが強く推奨されます。

章(Act)ごとのプレイ時間を詳しく紹介

Act 1:Pharloomの所要時間は約10〜22時間

第1章「Pharloom」は、主人公ホーネットが見知らぬ王国に囚われるところから始まるオープニング章です。

最短ルートで進めた場合は約10時間で第1章のボスを撃破できますが、エリア全体をしっかり探索すると20時間以上を費やすこともあります。

この章では基本的な移動アビリティを獲得していくため、探索範囲が徐々に広がっていく構造になっています。

初めてプレイするメトロイドヴァニアがシルクソングだという方は、操作に慣れるための時間も含めて15〜20時間を見込んでおくとよいでしょう。

Act 2:Citadel of Songは約10〜15時間

第2章「Citadel of Song」では、物語が本格的に動き出し、ボスの質と量がともに向上します。

所要時間の目安は約10〜15時間ですが、第1章で取りこぼした探索要素を回収しながら進めるプレイヤーが多いため、実際にはもう少し長くなる傾向があります。

第2章のラスボスを撃破すると通常エンディングを迎えられるため、ここがひとつの大きな区切りとなります。

なお、5時間以内クリアのスピードラン実績は、この第2章のボス撃破が判定基準になっています。

Act 3:Abyssは約10〜30時間と個人差が最大

第3章「Abyss」は、追加のダンジョンや高難度ボスが集中する最終章であり、プレイヤーによって所要時間が最も大きく変動します。

手際よく進めれば10時間程度で真エンディングに到達できますが、裏ボスやアリーナ系の挑戦コンテンツに挑む場合は30時間以上かかることもあります。

第3章に含まれるボスは14体以上とされており、そのうち少なくとも2体はミニボス級です。

難易度も全章を通じて最も高く、ここで挫折してしまうプレイヤーも一定数存在します。

前作ホロウナイトとクリア時間を比較

シルクソングのボリュームを正確に把握するためには、前作との比較が非常にわかりやすい指標となります。

以下の表に主要な項目を整理しました。

比較項目 前作 Hollow Knight シルクソング
メインクリア 約20〜28時間 約25〜30時間
真エンディング 約32時間 約30〜55時間
コンプリート 約55〜65時間(112%) 約60〜65時間(100%)
ボス総数 約47体 約48体(再戦含む)
スピードラン実績 5時間以内 5時間以内
高速コンプリート実績 20時間以内で112% 30時間以内で100%

Steam実績の構成を分析したゲームメディアの報道によると、シルクソングは前作に比べて約50パーセントのボリューム増加が見込まれるとされています。

メインストーリーだけでも約25パーセント長くなっており、特に真エンディング以降のやりこみ要素で大きな差が生まれています。

前作ではDLCを含めて追加3時間程度の上乗せでしたが、シルクソングでは真エンドから全エンディング回収までの道のりが非常に長く、実質的な後半戦が存在する構造です。

やりこみ要素と達成度100パーセントの条件

達成度100パーセントに必要な収集要素は11カテゴリ

シルクソングの達成度を100パーセントにするためには、全11カテゴリの収集・強化を完了する必要があります。

具体的には、道具、クレスト、針の強化、仮面の欠片、糸巻の破片、シルクスキル、シルクの心、道具ポーチとキット、ノミ全30匹、蒼白の油による強化、エヴァの取り込みが対象です。

意外なことに、ボスの撃破数やマップの探索率は達成度に含まれていません。

また、狩猟の書の完成やウィッシュサイドクエストの達成も100パーセントの条件には入っていませんが、一部は他の収集物を入手するために完了が必要です。

達成率を確認できるのは第3章中盤以降で、「アビス」で入手する「遠視眼」をベルハートの自宅に設置して初めて表示されるようになります。

この確認手段の解放が遅い点は、多くのプレイヤーから不便だという指摘が出ています。

クリア後のやりこみ要素でさらに数十時間遊べる

達成度100パーセントを達成した後も、やりこみ要素は豊富に残されています。

トロフィーの全解除を目指す場合は、達成度100パーセントでは不要だった狩猟の書の完成や、高難度のスティールソウルモードのクリアなどが求められます。

スティールソウルモードは一度の死亡でセーブデータが消去されるという極めてシビアなルールで、Steam実績の達成率はわずか2.5パーセントです。

スピードラン実績には5時間以内クリアと30時間以内での100パーセントクリアの2種類があり、後者の達成率は3.2パーセントとなっています。

加えて、2026年内に無料配信が予定されている拡張パック「Sea of Sorrow」では、新エリア、新ボス、新ツールが追加されるため、やりこみのボリュームはさらに拡大する見込みです。

難易度がクリア時間に与える影響は大きい

チェックポイントの遠さがプレイ時間を膨張させる

シルクソングでクリア時間が大幅に伸びる最大の要因は、チェックポイントとなる「椅子」の配置が遠いことです。

前作のホロウナイトにおける「ベンチ」に相当するこの椅子は、ボス戦の直前ではなく攻略区間の開始地点に置かれていることが多く、ボスに敗北するたびに道中のザコ敵やアスレチックをやり直す必要があります。

大手ゲームメディアでは「懲罰的な遠さ」と評されるほどで、開発者の意図する「攻略区間全体を冒険として楽しむ設計」と、プレイヤーが求める「ボス直前からの即リトライ」との間に大きなギャップが存在しています。

さらに、一部のエリアには座ると壊れる偽物の椅子や、使用回数に制限がある椅子も配置されています。

こうした仕様がストレスを生み、リトライのたびに数分のロスが積み重なることで、トータルのプレイ時間が数時間から十数時間単位で増加するケースがあります。

敵の高火力と初期体力の低さが初心者の壁に

シルクソングでは多くの敵が一撃で2ダメージを与える攻撃を持っており、ボスに至っては2ダメージ攻撃がほぼ標準装備です。

初期体力が5であることを考えると、通常の敵から4回耐えられるところを2回しか耐えられない計算になります。

この仕様により、ボス戦でのリトライ回数が前作に比べて大幅に増加し、クリア時間に直接的な影響を与えています。

ツールと呼ばれる装備を適切に活用すれば難易度を下げることは可能ですが、ツールの入手が任意探索に委ねられているため、存在に気づかないまま苦戦し続けるプレイヤーも少なくありません。

クリア率のデータから見るリアルな難易度

Steamの実績データは、シルクソングの難易度を客観的に示す貴重な指標です。

2026年1月時点の統計を以下にまとめました。

実績内容 Steam達成率
最初の本格ボス「Bell Beast」撃破 87%
何らかのエンディング到達 約30%
真エンディング到達 約4%
達成度100パーセント 10%未満
30時間以内に100パーセントクリア 3.2%
スティールソウルモードクリア 2.5%

最初のボスは87パーセントのプレイヤーが突破しているものの、何らかのエンディングに到達した割合は約30パーセントにとどまっています。

つまり、購入者の約70パーセントがエンディングを見る前にプレイを中断している計算です。

2,300円という手頃な価格設定やXbox Game Passでの配信による衝動買い層の影響もありますが、難易度の高さがクリア率を押し下げている側面は否定できません。

真エンディングに至っては約4パーセントという数値であり、ゲーム全体を通して高い壁が存在していることが数字から読み取れます。

5時間以内のスピードランを達成するコツ

5時間以内にゲームをクリアすると「スピードラン」実績が解除されます。

判定基準は第2章のボス撃破であり、第3章に進む必要はありません。

重要な注意点として、ポーズ画面中もゲーム内時間が経過し続ける仕様があります。

攻略チャートを参照しながら進める場合でも、できるだけ素早く確認を済ませることが求められます。

推奨されるのは2〜3周目での挑戦です。

1周目でルートと主要ボスのパターンを把握してから臨むことで、無駄な寄り道を排除できます。

熟練プレイヤーのガイドでは3時間24分での完走記録が報告されており、ルートさえ覚えれば時間に余裕を持って達成できる難度です。

基本的な戦略として、地図の購入はシタデルのみに限定し、不要な装備の購入を避け、二段ジャンプの取得タイミングを最適化することがポイントとされています。

一部のボスはスプリントジャンプやバインドを活用したテクニカルなスキップが可能で、スピードラン研究が日々進行しています。

購入前に知っておきたい注意点

難易度選択機能は搭載されていない

シルクソングにはイージーモードやアシスト機能が存在しません。

すべてのプレイヤーが同じ難易度でゲームに挑む必要があり、アクションゲームが極端に苦手な方にとっては高いハードルとなります。

前述のチェックポイントの遠さや敵の高火力も相まって、投げ出してしまうリスクはゼロではありません。

購入前に前作のホロウナイトをプレイして操作感覚や難易度の傾向をつかんでおくことは、非常に有効な準備となります。

第3章進入時に取り返しのつかない要素がある

第3章「アビス」に進行すると、第2章のボスとの再戦が不可能になります。

特定の実績やエンディング分岐に関わる条件を第2章の間に満たしておかないと、新規セーブデータでの最初からのプレイが必要になってしまいます。

全エンディングの回収や全実績の解除を目指す場合は、第3章に進む前に攻略情報を確認しておくことを強くおすすめします。

最新動向:無料DLCでさらにボリューム拡大へ

2025年12月、開発元のTeam Cherryは無料拡張パック「Sea of Sorrow」の存在を公式ブログで発表しました。

配信時期は2026年内を予定しており、塩に蝕まれた海を舞台にした新エリア、新ボス、新ツールが追加される予定です。

すべてのプレイヤーに無料で提供されるこの拡張パックにより、コンプリートに必要な時間がさらに増加することは確実です。

現時点で達成度100パーセントに約60〜65時間かかることを考えると、DLC実装後は70時間を超える可能性も十分にあります。

また、前作ホロウナイトのNintendo Switch 2向けアップグレード版も配信が決定しており、シリーズ全体の展開が活発化しています。

発売からわずか3か月で販売本数700万本を突破し、Xbox Game Passのプレイヤーを含めるとさらに多くのユーザーがプレイしているシルクソングは、今後も長期にわたってコンテンツが拡充されていく作品といえるでしょう。

まとめ:ホロウナイトシルクソングのクリア時間を把握して計画的に楽しもう

  • メインストーリーの平均クリア時間はHowLongToBeat.comの集計で約28時間である
  • 通常エンディングは第2章ボス撃破で約18〜25時間、真エンディングは第3章クリアで約30〜55時間が目安である
  • エンディングは全3種類あり、すべての回収には約45〜55時間を要する
  • 達成度100パーセントには全11カテゴリの収集・強化が必要で、約60〜65時間かかる
  • 前作と比較してボリュームは約50パーセント増加しており、特に真エンド以降のやりこみ部分で差が顕著である
  • チェックポイントの遠さと敵の高火力が難易度を押し上げ、プレイ時間を大幅に伸ばす要因となっている
  • Steamデータではエンディング到達率が約30パーセント、真エンディング到達率は約4パーセントにとどまる
  • 5時間以内スピードラン実績は第2章ボス撃破が判定基準で、2〜3周目での挑戦が推奨される
  • 第3章進入後は取り返しのつかない要素があるため、事前に攻略情報を確認しておくべきである
  • 2026年内配信予定の無料DLC「Sea of Sorrow」により、コンプリート時間はさらに拡大する見込みである
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