原神の世界「テイワット」を旅していると、七神や神の心といった言葉に何度も出会います。
しかし、七神それぞれがなんの神なのか、神の心とはどういう存在なのか、そして権能とは具体的に何を指すのか、ストーリーを追うだけでは全体像をつかみにくいのが正直なところでしょう。
さらに各国のストーリーが進むにつれて新たな情報が次々と明かされ、過去の設定との関連も複雑さを増しています。
この記事では、七神の基本プロフィールから神の心の正体、各神が持つ権能の詳細、そしてプレイアブルキャラクターとしての評価まで、2026年2月時点の最新情報を踏まえて体系的にまとめています。
ストーリーの理解を深めたい方にも、ガチャで誰を引くべきか迷っている方にも、必要な情報が見つかる内容となっています。
原神の七神とは|俗世の七執政の基本を押さえる
原神における七神とは、テイワット大陸の七つの国をそれぞれ統治する神々の総称です。
正式名称は「俗世の七執政」といい、約2,000年前に終結した魔神戦争の勝者として、各地域を治める地位を得ました。
七神はそれぞれ固有の元素を司るだけでなく、各自が掲げる理念に基づいて国家を運営しているのが大きな特徴です。
たとえば風神バルバトスは「自由」を、岩神モラクスは「契約」を、雷神バアルゼブルは「永遠」をそれぞれの理念として掲げています。
こうした理念は単なるスローガンではなく、各国の文化、政治体制、そして国民の生き方に深く根付いています。
モンドが西風騎士団による自治を採用しているのは風神が自由を尊ぶからであり、璃月が商取引と法を重視するのは岩神が契約を神聖視しているからです。
七神の力の源泉は主に二つあるとされています。
一つ目は領土を直接統治すること、二つ目は民衆からの信仰です。
バルバトスがモンドを直接治めず長期間離れていたため「七神で最も弱い」と自称しているのは、この仕組みを如実に示すエピソードといえるでしょう。
初代七神の多くは比較的仲が良く、璃月に集まって酒を酌み交わしていたと伝わっています。
しかし時代を経るうちに七人のうち五人がこの世を去り、後継者に代替わりしました。
現在も初代のまま存続しているのはバルバトスとモラクスの二柱のみです。
七神一覧|各国の神と元素・理念を整理する
ここからは、七神それぞれの基本プロフィールを一覧で整理します。
なんの神なのかという元素の区分に加えて、神としての名前、理念、おおよその年齢、現在の状況までを把握しておくと、ストーリーの理解が格段に深まります。
| 国 | 元素 | 人間名 | 神名 | 理念 | 年齢 | 状況 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| モンド | 風 | ウェンティ | バルバトス | 自由 | 約2,600歳 | 生存 |
| 璃月 | 岩 | 鍾離 | モラクス | 契約 | 3,500歳以上 | 生存 |
| 稲妻 | 雷 | 影 | バアルゼブル | 永遠 | 約3,000歳 | 生存 |
| スメール | 草 | ナヒーダ | ブエル | 知恵 | 約500歳 | 生存 |
| フォンテーヌ | 水 | フリーナ | フォカロルス | 正義 | 500歳以上 | 消滅 |
| ナタ | 炎 | マーヴィカ | ハボリム | 戦争 | 500歳以上 | 生存 |
| スネージナヤ | 氷 | 不明 | 不明 | 愛 | 不明 | 生存 |
注目すべき点として、稲妻の雷神は代替わりの経緯が特殊です。
初代雷神バアルこと「眞」は500年前の災厄で命を落とし、双子の妹である「影」がバアルゼブルの名で二代目を継承しました。
影は肉体の限界を克服するため人造人形「将軍」を作成し、自身は精神世界「一心浄土」に引きこもるという独自の統治形態をとっています。
スメールの草神ナヒーダも、初代草神マハールッカデヴァータの死後に世界樹の枝から生まれた二代目であり、七神の中で最も若い存在です。
民衆からの信仰を受けていなかったナヒーダは、戦闘力が旅人以下であると自ら認めています。
フォンテーヌの水神フォカロルスは、500年の歳月をかけた壮大な計画により自らの神座を破壊し、水元素の権能を水の龍王ヌヴィレットに返還しました。
現在フォンテーヌには水神が存在せず、七神の秩序に亀裂が入った状態となっています。
神の心(グノーシス)とは何か|正体と機能を解説
神の心の基本的な定義と外観
神の心とは、七神だけが保有する特別な魔力器官で、一般の人間が持つ「神の目」の上位に位置する存在です。
チェスの駒に似た形状をしているのが外観上の特徴で、天空の島セレスティアと直接共鳴する機能を持っています。
英語では「Gnosis(グノーシス)」と呼ばれており、ギリシャ語で「知識」「認識」を意味する言葉に由来します。
中国語版では「神之心」と表記され、人間用の「神之眼(神の目)」と対になる呼称が採用されています。
七神のステータスを象徴するアイテムであると同時に、元素力を増幅する実用的な機能も兼ね備えているのが神の心の大きな特徴です。
第三降臨者の遺骨という衝撃の正体
フォンテーヌ編の魔神任務第四章第五幕「罪人の円舞曲」において、タルタリヤの師匠スカークが神の心の正体を明かしました。
神の心は「第三降臨者の遺骨」から作られたものだったのです。
テイワットの外からやってきた存在を「降臨者」と呼びますが、第一降臨者が天理、第四降臨者が旅人であることは判明しています。
第二降臨者と第三降臨者の詳細は未だ謎に包まれていますが、少なくとも第三降臨者の亡骸が七つの神の心へ加工されたという事実は、テイワットの歴史における最大級の秘密のひとつです。
天理ともう一人の後継者がこの遺骨を利用して神の心を生成し、新たな秩序の礎としたとされています。
元素に対する極めて高い適応力や元素力の増幅機能は、第三降臨者が本来持っていた力に由来すると考察されています。
神の目との違いを正しく理解する
神の心と神の目は名前が似ているため混同されがちですが、本質的にまったく異なる存在です。
神の目は、天空の島から選ばれた一部の人間に授けられる外付けの魔力器官であり、一つの元素を扱う能力を与えます。
一方の神の心は、七神だけに許された上位の制御中枢で、セレスティアとの直接通信、元素力の大幅な増幅、そして神固有の権能を行使するための基盤として機能します。
重要なのは、神の目の配布を七神がコントロールしているわけではないという点です。
雷神でさえ神の目を誰に授けるか決められないことがストーリー内で明かされており、神の目と神の心は発生メカニズム自体が異なることがうかがえます。
なお、プレイアブル化されている七神キャラクターが身に着けている神の目はすべて偽物で、人間に紛れて生活する際に元素力を使っても怪しまれないためのカモフラージュです。
本物の神の目は特定の鉱石に近づくと光る性質がありますが、偽物にはこの反応がないという見分け方がゲーム内に存在します。
神の心が持つ権能とは|七神の力の源泉に迫る
権能の仕組み|神座と龍王の関係
七神の権能を理解するうえで欠かせないのが「神座」と「七王(龍王)」の関係です。
太古の時代、テイワットは七体の元素龍王が支配していました。
天理(第一降臨者パネース)がこの龍王たちを打ち破り、七元素の権能を奪い取って「神座」という形に再構成したのです。
七神はこの神座に縛られることで、対応する元素の権威を与えられています。
つまり七神が持つ権能のオリジナルは龍王たちにあり、神は力を間借りしている状態ともいえます。
神座を破壊するには膨大なエネルギーが必要で、神座に拘束された七神が死亡することで初めて権能が元の龍王へ返還される仕組みです。
フォンテーヌ編でフォカロルスが自らを犠牲にして水の神座を破壊し、水元素の権能が水の龍王ヌヴィレットに返ったのは、まさにこのメカニズムの実例でした。
各七神の権能の詳細
権能は神の心を通じて行使されるものが多く、神ごとに固有の能力として現れます。
以下に判明している各神の権能をまとめます。
岩神モラクスの権能として最も有名なのは、テイワット全土で流通する通貨「モラ」の製造です。
神の心を使って大量のモラを生み出していましたが、神の心を手放した後は大量製造ができなくなっています。
雷神の神の心には、天空からのエネルギー供給装置としての可能性がありました。
影はこの改造を試みましたが失敗しており、カーンルイアの技術を扱える雷神ですら神の心の完全な解析には至っていません。
草神の権能には、世界樹からの知恵の獲得、意識上での会話、夢境の操作が含まれます。
スメール教令院が開発した「アーカーシャ端末」は、草神の権能を技術的に再現したものでした。
炎神の権能は、アビスの浸食を遠ざける聖火の維持に使われています。
マーヴィカは自身の権能を削りながら聖火を燃やし続けており、全力で使えばアビスの浸食を遮断する網で国を覆えるものの、ナタの魂の力をすべて消費するという甚大な代償が伴います。
このほか、共通の権能としてエネルギー供給機能が確認されており、人間側の技術でも四つの元素までは扱えることが判明しています。
天候操作については、スカラマシュが雷の神の心を取り込んで「正機の神」となった際に実行しています。
神の心を失うと七神はどうなるのか
神の心を失った場合の影響について、多くのユーザーが疑問を抱いています。
まず明確に言えるのは、元素力そのものは失われないという点です。
バルバトスは神の心を奪われた後も風を操れますし、雷電影は神の心なしで稲妻全土に嵐と落雷を引き起こしています。
元素力は神本人に帰属するものであり、神の心とは別の能力だからです。
一方で、神固有の権能は失われるか、使用に莫大な消耗を伴うようになります。
鍾離がモラの大量製造をできなくなったのはこの影響の典型例です。
もうひとつ見落とされがちなのが、野心の喪失リスクです。
神の心には使用者の野心や執着を保持する機能があるため、手放すことで意志の力が弱まる可能性が示唆されています。
さらにセレスティアとの共鳴が断たれることで、天理との直接的なつながりも失われます。
ただし裏を返せば、天理の監視から逃れるという側面もあり、ナヒーダが博士に神の心を引き渡した判断には、そうした戦略的な意図も含まれていたと考えられています。
七つの神の心の行方|各国で何が起きたのか
風の神の心|シニョーラによる強奪
モンド編の序章で、バルバトスが保有していた風の神の心はファデュイ執行官「淑女」シニョーラによって闇討ちの末に強奪されました。
風魔龍トワリンの騒動に乗じて正体を暴かれたバルバトスは、負傷状態でシニョーラの攻撃を受け、為すすべなく神の心を奪われています。
回復にはモンドの英雄の象徴である巨大な木の力を借りる必要がありました。
岩の神の心|契約に基づく譲渡
璃月編で明かされたのは、モラクスが以前から氷の女皇と契約を交わしていたという事実です。
鍾離が神の座を降りることを決意し、契約の条件が満たされたことで、後腐れなくシニョーラに神の心を引き渡しました。
風神のケースとは異なり、岩神は自らの意志で手放した点が大きな違いです。
この結果、テイワット全土で流通する通貨モラの大量製造が不可能となり、経済への長期的な影響が懸念されています。
雷の神の心|複雑な変遷を経て
雷の神の心は、テイワットで最も複雑な経路をたどった神の心です。
初代雷神バアルから影へ、影から八重神子への預託、八重神子から散兵スカラマシュへの引き渡し、スカラマシュの「正機の神」化、ナヒーダによる回収、そして博士への譲渡と、実に六度もの所有者変更が記録されています。
特にスカラマシュが神の心を取り込んで正機の神となり、天候操作や世界樹の改変まで行ったエピソードは、神の心の潜在能力の高さを示す象徴的な出来事でした。
草の神の心|知恵との引き換え
草の神の心は初代草神マハールッカデヴァータから二代目ナヒーダへと受け継がれました。
500年もの間、この神の心のエネルギーによってアーカーシャ端末が運用されていたのです。
ナヒーダは博士との交渉において、世界の真相に関する「真理」の情報と引き換えに神の心を引き渡しました。
知恵の神として、単なる力の器である神の心よりも知るべき真実のほうが重要だという判断がその背景にあります。
水の神の心|無意味化した上での譲渡
水の神の心は、フォカロルスの計画成就によって最も特殊な結末を迎えました。
フォカロルスが自らを犠牲にして水神の神座を破壊した結果、水の神の心は機能を失い、完全に意味のないアイテムとなったのです。
残された神の心はヌヴィレットが受け取りましたが、防災への助力に対する外交的な礼としてファデュイ執行官「召使」アルレッキーノに引き渡されています。
炎の神の心|唯一ファデュイ未回収
2026年2月時点で、炎の神の心は七つの中で唯一ファデュイに渡っていません。
ファデュイ執行官第1位「隊長」カピターノがナタで回収を試みましたが、マーヴィカとの戦闘に敗れ、最終的にはナタの民を救うために自らの命を聖火に捧げて死亡しました。
炎の神の心は引き続きマーヴィカが保有しており、聖火競技場のアビス浸食防止に使用されています。
カピターノの死後、氷の女皇が別の執行官を派遣する可能性がストーリー上で示唆されており、今後の展開に注目が集まっています。
氷の女皇の目的|神の心を集める理由
六つの神の心(自身の氷を含む)を手にした氷の女皇が何を企図しているのか、その全貌はまだ明かされていません。
ファデュイ執行官の集結PVで「道化」が語った「旧世界を焼き払う」という言葉が最大のヒントです。
500年前のカーンルイア滅亡事件で人格が大きく変化した女皇は、天理つまりセレスティアへの対抗を最終目標にしていると一般的に推察されています。
七つの神の心が揃った時に何が起こるのかは原神最大の伏線であり、第三降臨者の復活説やセレスティアへの進攻手段説など、さまざまな考察が展開されています。
神の心とチェスの駒|隠された対応関係
神の心がチェスの駒の形状をしていることは、物語全体を貫く重要なモチーフのひとつです。
現時点で外見が確認されている神の心の対応関係を整理すると、風の神の心はポーン、岩の神の心はルーク、雷の神の心はビショップ、炎の神の心はキングに相当するとされています。
一方で、草・水・氷の神の心は画面に外見が映っていないか、引き渡しシーンが描写されなかったため、対応するチェス駒は未確定のままです。
興味深いのは、チェスの駒が6種類(キング・クイーン・ルーク・ビショップ・ナイト・ポーン)であるのに対し、神の心は7つ存在する点です。
この不一致は「いずれかの駒が重複している」もしくは「ポーンが複数ある」といった解釈で議論されています。
幕間PV「冬夜の戯劇」ではチェス盤の上に神の心が配置される演出があり、風がクイーンの位置、岩がルークの位置に置かれていました。
この配置にストーリー上の意味があるのかどうかも、コミュニティで活発に考察されているテーマです。
チェスは二人のプレイヤーが駒を動かす対局ゲームですが、原神の世界において「盤面を動かしている二人」が誰なのかという問いは、物語の核心に直結する可能性を秘めています。
七神の設定上の強さ比較|最強は誰なのか
七神の設定上の強さは、プレイヤー間で最も議論が盛り上がるテーマのひとつです。
公式による明確なランキングは存在しませんが、ストーリーや資料集の描写から、おおよその序列が推定されています。
最強候補として最も多くの支持を集めているのは岩神モラクスです。
3,500年以上を生きる最古の神であり、魔神戦争で数多の敵を打ち倒した実績を持ちます。
璃月の地形そのものを岩槍で創造し、巨大な島々を切り裂いた逸話は、テイワット随一の破壊力を物語っています。
次に名前が挙がるのは雷電影です。
雷霆の化身とされ、一太刀で巨大な島を両断した実績があります。
約3,000年の戦闘経験と、不滅の人形「将軍」を造り出す技術力を併せ持つ点も評価の理由です。
炎神マーヴィカはナタ最強の戦士であり、偽りの空を突き破ったという前代未聞の偉業で注目されました。
一方でバルバトスは自ら「七神で最も弱い」と公言しており、モンドを離れて統治を放棄していたことが力の低下につながっています。
ナヒーダは知恵の権能に特化しており、直接的な戦闘力は旅人以下と明言されていますが、草元素を介した情報戦や精神干渉においては他の神を凌駕する場面もありました。
なお、水の龍王ヌヴィレットは権能返還後に七神を超える存在となったとされ、比較対象からは外されることが多いです。
七神のプレイアブル性能比較|引くべきキャラは誰か
2026年2月時点の確保優先度
ストーリー上の設定とは別に、プレイアブルキャラクターとしての性能も七神選びの重要な判断材料です。
深境螺旋の使用率データや主要な攻略サイトのTier評価を総合すると、2026年2月時点の確保優先度は以下のようになります。
| 優先度 | キャラ | 武器/元素 | 主な役割 | 無凸での完成度 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | フリーナ | 片手剣/水 | ダメージバフ全般 | 極めて高い |
| 2位 | ナヒーダ | 法器/草 | 草元素付着と熟知バフ | 極めて高い |
| 3位 | マーヴィカ | 両手剣/炎 | メインアタッカー | 極めて高い |
| 4位 | 鍾離 | 長柄武器/岩 | シールドと耐性低下 | 極めて高い |
| 5位 | 雷電将軍 | 長柄武器/雷 | アタッカー兼バッテリー | やや低い |
| 6位 | ヴェンティ | 弓/風 | 集敵と元素拡散 | 高い |
フリーナが最優先とされる理由は、HP変動量に応じたダメージバフという唯一無二の仕組みにあります。
深境螺旋12層での使用率は複数期にわたって50パーセントを超えており、あらゆるパーティに組み込める汎用性の高さが圧倒的です。
ナヒーダは草元素反応パーティの中核であり、開花・超開花・激化といった反応をすべて高水準で運用できます。
マーヴィカはVer5.3で実装された炎アタッカーで、バイク形態による広範囲攻撃と高い瞬間火力が持ち味です。
各キャラクターの注意点とデメリット
七神キャラクターにも、引く前に知っておくべき弱点や注意点があります。
フリーナはHP管理が前提の設計であるため、白朮や珊瑚宮心海などのヒーラーとの併用がほぼ必須です。
単体では真価を発揮できず、パーティ全体でHPの増減サイクルを意識する必要があります。
ナヒーダは草元素反応を使わない凍結パーティや物理パーティでは出番がほとんどありません。
汎用的に見えて、実際は編成コンセプトへの依存度が高いキャラクターです。
マーヴィカのバイク形態は通常の近接攻撃とは操作感がまったく異なるため、慣れるまでに時間がかかります。
既に胡桃や宵宮といった炎アタッカーを育成済みの場合、優先度は相対的に下がるでしょう。
鍾離は初心者に最もおすすめできるシールドキャラクターですが、近年のコンテンツではシールドを貫通するギミックが増加しています。
上級者からは「シールドに頼ると回避技術が育たない」「火力枠を一つ犠牲にしている」という指摘もあります。
雷電将軍は無凸と2凸で火力差が約1.5倍にもなるため、アタッカーとして本格運用するなら2凸が事実上のスタートラインです。
原石のコストが非常に高く、無凸で完成するフリーナやナヒーダと比べるとコストパフォーマンスに難があります。
ヴェンティは小型・中型の敵を集めて拘束する能力では唯一無二ですが、大型のボスには集敵が効きません。
風元素サポーターとしては楓原万葉という強力な競合が存在し、元素ダメージバフの面では万葉に軍配が上がることが多いとされています。
初心者と上級者で異なるおすすめ
プレイヤーの進行度によって、確保優先度の考え方は変わります。
冒険ランク50以下の初心者であれば、まず鍾離を確保してシールドの安全性を手に入れるのが最も効率的です。
次にナヒーダを加えれば、草元素反応を軸にした攻略基盤が整います。
深境螺旋12層を攻略する上級者にとっては、フリーナの優先度が最も高くなります。
続いてナヒーダとマーヴィカを揃えることで、草反応パーティと炎アタッカーパーティの両方を高水準で運用できるようになるでしょう。
グノーシス主義と原神の世界観|神の心の思想的背景
原神の世界設定には、古代の宗教思想「グノーシス主義」が色濃く反映されています。
神の心の英語名がGnosis(知識・認識)であること、七神の英語名がArchon(アルコン=支配者)であることからも、その影響は明らかです。
グノーシス主義の核心は「物質世界は偽りの神(デミウルゴス)が作った牢獄であり、真の至高神は別に存在する」という考え方にあります。
この構造はテイワットの世界観と驚くほど符合しています。
天理が敷いた秩序のもとで七神が統治するテイワットが「偽りの世界」であり、セレスティアの向こう側に真の世界があるのではないかという考察は、コミュニティで広く支持されている仮説です。
さらに七神のゴエティア名(神としての名前)がソロモン72柱の悪魔に由来している点も見逃せません。
バルバトスは地獄の公爵、モラクスは地獄の総裁、バアルは地獄の最初の王と、いずれも悪魔学上の称号を持っています。
「神」が悪魔の名を冠するという逆説は、グノーシス主義における「アルコン=物質世界の偽りの支配者」というモチーフと重なり合っており、原神のストーリー全体に通底するテーマとして機能しています。
最新動向|ナドクライ編完結とスネージナヤへの道
空月の歌の完結とコロンビーナの実装
2025年のVer6.0から約1年にわたって展開された魔神任務「空月の歌」は、2026年1月のLuna IV(Ver6.3相当)にて完結しました。
舞台はスネージナヤ南端の自治領域「ナドクライ」で、七つの元素よりも古い歴史を持つ特殊な地域です。
この章ではファデュイ執行官第3位「少女」コロンビーナがプレイアブルキャラクターとして実装されました。
コロンビーナは水属性のサブアタッカー兼サポーターとして、「月反応」という新しい元素反応系統をゲームに導入しています。
月感電、月開花、月結晶といった新反応により、従来の元素反応の組み合わせに新たな選択肢が加わりました。
コロンビーナはフリーナとの併用で水元素編成の火力をさらに引き上げることが可能であり、結果としてフリーナの価値を間接的に高める環境変化が生まれています。
スネージナヤ本国の実装はいつか
スネージナヤ本国はVer7.0で実装される可能性が高いとされています。
氷の女皇のプレイアブル実装は未発表であり、七神が全員揃うタイミングはまだ先になる見込みです。
スネージナヤ編では氷の女皇が集めた神の心の使途が明かされるとともに、天理やセレスティアとの最終対決に向けた展開が期待されています。
七つの神の心が揃った時に第三降臨者が復活するのか、それとも天理への進攻手段となるのか。
パイモンの正体が第三降臨者やイスタロトと関連するのではないかという考察も根強く、ストーリーの核心部分はスネージナヤ編以降に集中的に回収されると見られています。
ヴェンティの上方修正という新潮流
Luna III(Ver6.2前後)において、ヴェンティにアタッカー方向の性能調整が実施されました。
これは既存の七神キャラクターにも環境に合わせた調整が入り得ることを示す重要な前例です。
現時点の性能評価だけでなく、将来的な上方修正の可能性も加味してガチャの判断を行うことが、長期的な戦力構築には有効な考え方となるでしょう。
まとめ:原神の七神と神の心の権能を理解する完全ガイド
- 七神とはテイワット七つの国を統治する「俗世の七執政」の略称で、約2,000年前の魔神戦争の勝者に由来する
- 各七神は固有の元素と理念を持ち、国家運営の方針から国民の生き方にまで影響を及ぼしている
- 神の心(Gnosis)は七神のみが持つ上位の魔力器官で、正体は「第三降臨者の遺骨」であることがフォンテーヌ編で判明した
- 神の心を失っても元素力自体は失われないが、モラ製造や聖火維持といった神固有の権能は失われるか大幅に弱体化する
- 七神の権能の根源は古代の七龍王にあり、天理が龍王から奪った力を神座として七神に付与した構造になっている
- 2026年2月時点でファデュイに回収されていないのは炎の神の心のみで、残る六つは氷の女皇の手中にある
- 氷の女皇が神の心を集める目的は「旧世界を焼き払う」こと、すなわち天理への対抗と推察されている
- プレイアブル性能ではフリーナが確保優先度1位とされ、無凸での完成度と汎用性の高さが突出している
- 初心者は鍾離のシールドを最優先に確保し、上級者はフリーナを軸としたパーティ構築が推奨される
- スネージナヤ本国はVer7.0で実装見込みであり、七つの神の心が揃った際に何が起こるかが原神最大の未解明テーマである

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