リトルナイトメア2をクリアしたとき、多くのプレイヤーが衝撃を受けたのではないでしょうか。
シックスがモノの手を離すあの瞬間、そしてモノが椅子に座り変貌していくラストシーン。
しかし、このゲームにはもうひとつのエンディングが存在します。
全てのファントムを回収することで解放される隠しエンディング、いわゆる「真エンド」です。
真エンドでは、通常のエンディングでは語られなかった前作との決定的なつながりが明かされ、シリーズ全体の物語が一気に結びつきます。
この記事では、真エンドの解放条件からファントム全18体の回収方法、そしてストーリーの徹底考察まで、リトルナイトメア2のエンディングに関するあらゆる情報を網羅的にお届けします。
通常エンディングとの違いが気になる方も、ネタバレありで深く知りたい方も、ぜひ最後までお読みください。
リトルナイトメア2の真エンド(隠しエンディング)とは何か
リトルナイトメア2には、通常のストーリークリアで見られるエンディングのほかに、特定の条件を満たすことで解放される隠しエンディングが存在します。
一般的に「真エンド」と呼ばれるこのエンディングは、物語の全貌を理解するうえで欠かせない要素となっています。
ここでは、通常エンディングとの違いや追加シーンの具体的な内容について詳しく解説していきます。
通常エンディングと真エンディングの違いを比較
真エンディングは、通常エンディングの内容が根本的に変わるわけではありません。
大きな違いは、スタッフロール直前に約30秒から1分程度の追加ムービーが挿入される点にあります。
以下の表で両者の違いを整理します。
| 項目 | 通常エンディング | 真エンディング |
|---|---|---|
| 解放条件 | ストーリークリアのみ | ファントム全18体を回収してクリア |
| モノの結末 | ノッポ男へ変貌する | 同一(変更なし) |
| シックスの結末 | テレビから脱出する場面で終了 | 脱出後に追加シーンあり |
| 前作との接続 | 暗示にとどまる | 明確な伏線が提示される |
つまり、真エンドは「ストーリー分岐」ではなく、物語の理解を深める追加情報が開示される仕組みです。
通常エンドだけでも物語として完結はしていますが、真エンドを見ることで初めてシリーズ全体の構造が把握できるようになっています。
真エンドで追加されるシーンの内容をネタバレ解説
ここからは真エンドの追加シーンについて、ネタバレを含む具体的な内容を記載します。
通常エンディングでモノがノッポ男へと変貌するシーンの後、場面が切り替わります。
シックスがテレビ画面から現実世界へ脱出する様子が描かれ、直後にシックスの足元に黒い影のような存在が出現します。
これが「ダークシックス」と呼ばれる存在です。
ダークシックスは地面に落ちている一枚のチラシを指し示し、シックスはそれを見つめます。
チラシに描かれているのは、前作リトルナイトメアの舞台である海上の巨大施設「モウ(The Maw)」です。
さらに、このシーンではシックスのお腹が鳴る描写が含まれており、前作で描かれた「飽くなき飢え」の始まりを暗示しています。
前作との時系列が確定する決定的な伏線とは
真エンドの追加シーンは、シリーズの時系列を理解するうえで極めて重要な役割を果たしています。
モウのチラシが登場することで、シックスがこの後モウへ向かうことが示唆されます。
つまり、リトルナイトメア2の物語は前作リトルナイトメアよりも時系列的に前の出来事であり、本作は前日譚に位置づけられるのです。
加えて、本作のゲーム中にシックスがイエローレインコートを入手する場面があり、前作で最初から着用していたレインコートの出所が本作であることも整合性を裏付けています。
真エンドを見ることで、2つの作品が一本の線としてつながる構造が明確になるわけです。
真エンドの解放条件とファントム全18体の回収方法
リトルナイトメア2の隠しエンディングを見るための条件は、実はたったひとつだけです。
ゲーム内に存在する収集要素「ファントム」を全て集めること、これが真エンドへの唯一の鍵となります。
ここでは条件の詳細と、各チャプターに隠されたファントムの具体的な場所を順番にご紹介します。
隠しエンディングを見るために必要な唯一の条件
真エンドの解放条件は、チャプター1からチャプター4に点在する全18体のファントムをすべて回収した状態でチャプター5をクリアすることです。
周回プレイは必須ではなく、初回プレイ中に全て回収すれば初見でも真エンドを見ることができます。
また、一度回収したファントムの情報はセーブデータに保存されるため、クリア後やニューゲーム開始後もリセットされません。
取り逃しがあった場合は、チャプター選択画面から該当チャプターのみをやり直して個別に回収することも可能です。
なお、チャプター5にはファントムが存在しないため、全18体を揃えた後にチャプター5だけを再プレイすれば真エンドが解放されます。
チャプター1「森」のファントム4体の場所と見つけ方
チャプター1には合計4体のファントムが隠されています。
全て回収するとトロフィー「森の子供たち」を獲得可能です。
1体目は、崩れた橋の手前から下へ降り、右奥に進んだ先にある洞窟の中に潜んでいます。
2体目は、丸太を滑り降りるイベントの直後にあります。
進行方向とは逆の左側(画面手前方向)にしゃがんで進むと洞窟があり、その奥に隠れています。
3体目は、ハンターの家の母屋と離れの間にある小屋(ハートマークが描かれたトイレ)の中です。
シックスと協力して扉を開ける必要があります。
4体目は、ハンターとの追跡劇を終えて海岸に流れ着いた後、奥にあるテレビの付近で見つかります。
チャプター2「学校」のファントム6体の場所と見つけ方
チャプター2は全チャプター中で最もファントムの数が多く、合計6体が配置されています。
全て回収すると「学校の子供たち」のトロフィーが手に入ります。
5体目は、市街地でテレビを蹴り落とすエリアの階段を上がった先にある左の部屋の奥にいます。
6体目は、学校の校庭に入った後の正面入口脇です。
ゴミ箱や三輪車が置かれた校舎の内側の角を確認してください。
7体目は、蛍光灯のギロチンを回避した先の廊下にあるロッカー部屋で、左から3番目のロッカーの中に隠れています。
8体目は、エレベーター移動後の両階段エリア上階の左手にある手すり付近です。
9体目は、チェス盤パズルを解いた後、食堂へ向かう手前の食器ケースがある小部屋に潜んでいます。
10体目は、シックスを救出して学校を脱出した後の市街地で、ゴミ箱を越えた路地の先にいます。
チャプター3「病院」のファントム4体の場所と見つけ方
チャプター3には4体のファントムが隠されており、全回収で「病気の子供たち」のトロフィーを獲得できます。
11体目は、病院に入ってダクトを抜けた後、懐中電灯を入手する部屋の隣にある病室の手押し車の脇です。
12体目は、病院の広間2階で鍵を使って入った先の廊下にいます。
手足が並んだ棚がある通路の画面奥の突き当たりまで進んでください。
13体目は、患者の手が伸びてくる独房棟のエリアにある破れた鉄格子の先の小部屋に隠れています。
14体目は、シャワールームでレバーを操作した後に見つかります。
奥にある箱を動かすと隠しダクトが現れ、その先の部屋にファントムがいます。
特にこの14体目は気づきにくい場所にあるため、見逃す方が非常に多いポイントです。
チャプター4「ペイルシティ」のファントム4体の場所と見つけ方
チャプター4にも4体のファントムが配置されています。
全回収で「青ざめた子供たち」のトロフィーが解放されます。
15体目は、病院を出てすぐの市街地にあるマンホールから降りた下水道の中にいます。
飛び降りるのではなく、ハシゴを使って降りてください。
16体目は、エレベーターの天板に乗って屋根裏へ移動した後、画面手前にある木箱をどかして入る隠しダクトの先にあります。
17体目は、アパートの屋根上を進むエリアで、格子状の木枠がある壁の向こう側に窓から入れる隠し部屋にいます。
18体目は、ハンガーを使って移動した先の隣接アパートの奥側にある窓から入れる部屋に隠されています。
この部屋にはレディの銅像も置かれており、破壊するとさらに別のトロフィーが獲得可能です。
取り逃しやすいファントムと回収時の注意点
全18体の中でも、特に見逃しやすいと多くの攻略情報で指摘されているのは以下の3体です。
チャプター1の2体目は進行方向と逆に進む必要があるため、気づかずに通過しがちです。
チャプター3の14体目(シャワールーム奥)は、箱を動かすという追加操作が必要であり、存在自体に気づけないケースが多く報告されています。
チャプター4の18体目も、ハンガー移動後に別の窓へ入るという特殊なルートを辿る必要があります。
また、ファントムは近づくだけでは回収されません。
R2ボタン(PlayStation)またはZRボタン(Switch)を長押しして吸収する操作が必要です。
一部のファントムの近くには落下死のトラップがある場所も存在するため、慎重に近づくことをおすすめします。
回収状況はチャプター選択画面で確認できるため、クリア後に未回収のチャプターだけを選んでやり直すのが効率的な方法です。
通常エンディングのストーリーを徹底考察
リトルナイトメア2の通常エンディングは、多くの謎と余韻を残す衝撃的な結末となっています。
開発元のTarsier Studiosは意図的に解釈の余地を残す方針を採っており、公式に明確な「正解」を提示していません。
ここでは、ゲーム内の描写や状況証拠をもとに、コミュニティで広く議論されている主要な考察を整理します。
モノの正体はノッポ男なのか?ループ構造の謎
エンディングでは、電波塔の異空間に取り残されたモノが椅子に座り、長い年月をかけてノッポ男(Thin Man)へと変貌していく過程が描かれます。
この描写から、モノとノッポ男は同一人物であるという解釈がほぼ定説となっています。
少年モノがノッポ男になり、ノッポ男が時間を超えてシックスを捕獲し、少年モノがシックスを救うために旅に出る。
こうした因果の閉じたループ構造が形成されていることが、多くの考察で指摘されています。
チャプター1でシックスが最初に閉じ込められていた部屋には、回数を数えた跡と電波塔の落書きが壁に残されていました。
森の中にいるにもかかわらず遠くの電波塔を知っていたということは、シックスが何度もこのループを経験している可能性を示唆しています。
シックスがモノの手を離した理由に関する主要な説
エンディングで最も議論を呼ぶのが、シックスがモノの手を意図的に離した理由です。
Tarsier Studiosは公式にこの点について明言しておらず、ファンの間では複数の説が並立しています。
第一の説は、モノの素顔を見てノッポ男との類似性に気づき、恐怖から手を離したというものです。
病院ステージ以降、テレビの周波数を合わせた後にシックスがモノを怖がるような仕草を見せている点が根拠とされています。
第二の説は、大切にしていたオルゴールを破壊されたことへの怒りです。
オルゴールはシックスにとって唯一の安らぎであり、それを失ったことで抑えられていた狂気が表面化したと考えられています。
第三の説は、ノッポ男に最初にさらわれかけたとき、モノが助けようとしなかったことへの恨みです。
多くの考察では、これらの要因が単独ではなく複合的に作用した結果であると解釈されています。
オルゴールが象徴する意味とシックスの狂気の関係
オルゴールは、チャプター1とチャプター5の二度にわたって登場する重要なアイテムです。
電波塔の内部で巨大化したシックスは、巨大なオルゴールに執着しており、壊そうとするモノに対して激しく暴力的な反応を見せます。
一般的な考察では、オルゴールはシックスにとって安らぎを与え、内なる狂気を抑える装置のような役割を果たしていたとされています。
オルゴールの音色を聴くことで逃げることをやめてしまう効果があり、ノッポ男がシックスを閉じ込めるためにオルゴールを与えた可能性も指摘されています。
モノがオルゴールを破壊したことで安らぎが失われ、抑えられていた攻撃性や狂気が解放されたという見方は、エンディングでの裏切り行為とも整合性が取れるものです。
電波塔(シグナルタワー)に潜む目玉の怪物の正体
電波塔はリトルナイトメア2の世界を狂わせている元凶とされる場所です。
塔が発する怪電波により、ペイルシティの住人たちはテレビに依存し、正常な判断力を失っています。
電波塔の最深部には、無数の目玉が蠢く不気味な空間が広がっています。
この目玉の存在は「電波塔そのものが生物である」という説や、「ノーウェアという悪夢の世界を維持するための装置である」という説など、様々な解釈が提示されています。
ノッポ男は電波塔の番人のような存在であり、モノが持つテレビを通じたワープ能力は電波塔との親和性を示しているとされています。
最終的にモノが電波塔に取り込まれてノッポ男になるという構造は、電波塔が新たな番人を必要としていたためだという考察も有力です。
真エンドのネタバレ考察と前作へつながる伏線
真エンドの追加シーンには、わずかな映像の中に前作へとつながる重大な伏線が凝縮されています。
ここでは各要素をひとつずつ掘り下げ、シリーズ全体を俯瞰した考察をお伝えします。
ダークシックス(黒い影)の正体と暴食の起源
真エンドで出現するダークシックスは、シックスの影の中に現れる黒い人型の存在です。
有力な説として、ノッポ男がシックスを捕獲した際に魂の一部が分離し、それがダークシックスとして残留したというものがあります。
ゲーム中に回収する18体のファントムも同様に、ノッポ男に魂を奪われた子どもたちの残滓であると考えられています。
真エンドではダークシックスがモウのチラシを指し示す直前に、シックスのお腹が鳴る描写が挿入されます。
これは前作リトルナイトメアで描かれたシックスの異常な飢え、いわゆる「暴食」の始まりを暗示するものです。
モノを見捨てたことで内なる狂気がさらに増大し、ダークシックスがシックスの食欲を際限なく膨張させたという見方が広く支持されています。
モウのチラシが示す前作リトルナイトメアへの導線
追加シーンでダークシックスが指し示すチラシには、前作の舞台であるモウの姿が描かれています。
モウとは海上に浮かぶ巨大な船のような施設で、前作ではグロテスクな客たちが異常な量の食事を摂り続ける場所として描かれていました。
真エンドのこの描写によって、シックスがテレビから脱出した後にモウへ向かい、前作の物語が始まるという流れが確定的になります。
前作でシックスが最初から身につけていたイエローレインコートも、本作の途中で入手したものであることがゲーム内で描かれており、時系列の整合性は完全に取れています。
つまり、真エンドはリトルナイトメア2と前作を結ぶ架け橋としての役割を果たしているのです。
ノッポ男と前作の首吊り男は同一人物なのか
前作リトルナイトメアの冒頭付近には、天井から吊り下がった長身の男が登場します。
この「首吊り男」とノッポ男の関連性は、多くの考察で取り上げられてきました。
首吊り男の足の長さや靴の形状はノッポ男と酷似しており、真下に置かれた椅子はリトルナイトメア2のラストでモノが座っていた椅子と同じデザインです。
こうした類似点から、ループが止まったことで助けが来なくなり、絶望したノッポ男が自ら命を絶ったというのが一般的な解釈となっています。
ただし、椅子が倒れていないことや、電波塔からモウまでどのように移動したのかという疑問は残されており、完全な確証には至っていません。
シリーズ全体の時系列を整理して分かること
シリーズの時系列については、多くの考察で以下の順序が支持されています。
| 順序 | タイトル | 概要 |
|---|---|---|
| 1 | Very Little Nightmares | モバイル版スピンオフ、シックスの過去 |
| 2 | リトルナイトメア2 | 本作(モノとシックスの物語) |
| 3 | リトルナイトメア DLC「Secrets of the Maw」 | モウの裏側を描く追加ストーリー |
| 4 | リトルナイトメア(初代) | シックスがモウから脱出する物語 |
真エンドを踏まえると、シックスはリトルナイトメア2で魂の一部を失い、ダークシックスに導かれてモウへ向かい、前作の物語が展開されるという流れになります。
ただし、開発元はこの時系列を公式に確定させていないため、あくまでゲーム内の証拠に基づくファンの有力な解釈である点は押さえておく必要があります。
リトルナイトメア2の隠しエンディングに対するユーザーの評価
リトルナイトメア2のエンディングは、発売直後から現在に至るまで活発な議論が続いています。
隠しエンディングを含め、このゲームの結末に対するユーザーの反応は非常に多様です。
多くのプレイヤーが衝撃を受けたエンディングへの反応
初見プレイ時に「裏切られた」「衝撃的だった」と感じたプレイヤーは圧倒的に多いとされています。
シックスに対して怒りを覚えたという声は海外コミュニティでも数多く見られ、動画配信者のリアクション映像が大きな話題となりました。
一方で、時間が経つにつれ「シックスの行動にも彼女なりの理由がある」と理解を示す層が増加する傾向にあります。
コミュニティは大きく「モノに同情してシックスを非難する派」と「シックスの立場を理解する派」に分かれており、この議論はシリーズの魅力のひとつとなっています。
「エンディングが衝撃的で印象に深く残った」「後から振り返ると伏線の張り方が巧みだった」という評価が一般的な傾向です。
ファントム全回収の手間に対する報酬は見合うのか
真エンドを見るために必要なファントム全18体の回収には、攻略情報なしでは相当の探索時間を要します。
追加される映像は約30秒から1分程度と決して長くはないため、「手間に対して報酬が物足りない」という意見も一部に存在しています。
しかしながら、短い映像の中に詰め込まれた情報の密度は極めて高く、前作との関連性が一気に明らかになる点を評価する声の方が多数を占めています。
「真エンドを見て初めてこのゲームの物語が完成する」という認識が、プレイヤーの間では主流となっているようです。
ファントム回収の過程で、通常プレイでは見逃していた隠し部屋や環境演出を発見できるという副次的な楽しみもあります。
「救いがない結末」に賛否が分かれる理由
リトルナイトメア2には、通常エンドでも真エンドでもモノとシックスが一緒に脱出するハッピーエンドは用意されていません。
この「救いのなさ」がシリーズの持ち味として評価される一方、不満を感じるプレイヤーも存在します。
Steamの否定的なレビューでは、エンディングが前作と比べてすっきりしないという声も見受けられます。
肯定派は、悪夢をテーマにしたダークな世界観にふさわしい結末であり、考察の余地が残されていること自体が作品の深みにつながっていると主張しています。
否定派の意見としては、プレイ中にモノとシックスの絆を感じた分だけ裏切りのダメージが大きく、感情的に受け入れがたいという心情が根底にあるようです。
いずれの立場においても、エンディングが強い感情を喚起する作品であることは共通しています。
真エンドを最大限に楽しむために知っておきたい予備知識
リトルナイトメア2の真エンドは、事前知識の有無によって受け取る情報量が大きく変わります。
ここでは、プレイ前に知っておくと真エンドの感動や衝撃がより深まるポイントをまとめます。
前作を先にプレイすべきかどうかの判断基準
リトルナイトメア2は単体でもストーリーが成立する作品ですが、真エンドの追加シーンは前作の舞台「モウ」を直接的に示すものです。
そのため、前作をプレイ済みであるほうが真エンドの衝撃と感動は格段に大きくなります。
プレイ順としては、発売順に前作を先にクリアしてから本作に取り組むのが一般的に推奨されています。
時系列としては本作が前日譚にあたりますが、真エンドで「あのモウにつながるのか」という驚きを味わうには、先にモウの恐ろしさを体験しておく方が効果的です。
前作のクリア時間は3〜4時間程度と短いため、両作品をセットでプレイするのが理想的でしょう。
プレイ時間の目安とやり込み要素のボリューム
リトルナイトメア2の初見クリア時間は、ストーリーのみで約5〜7時間です。
前作の約3〜4時間と比較すると、ボリュームはおよそ1.5〜2倍に増加しています。
ファントムや帽子の全回収を含むやり込みプレイでは8.5〜10時間程度、トロフィーのコンプリートを目指す場合は9〜12時間ほどかかります。
「価格の割にボリュームが少ない」という声がある一方で、「短いからこそ密度が高く、無駄がない」という評価も同程度に見られます。
真エンドを見るためにはファントム全回収が必須であるため、最低でも8時間程度のプレイ時間は見込んでおくとよいでしょう。
Enhanced Editionの違いとおすすめのプレイ環境
2021年8月にリリースされたEnhanced Editionは、PS5やXbox Series X|S、PC向けに無償で提供されたアップグレード版です。
PS4版やXbox One版を所有している方は、追加費用なしで次世代版へアップグレードできます。
Enhanced Editionでは2つの表示モードが選択可能です。
パフォーマンスモードは4Kダイナミック解像度かつ60fpsで動作し、レイトレーシングにも対応しています。
ビューティモードは4K固定解像度かつ30fpsで、最適化されたレイトレーシングによる高画質描写を楽しめます。
暗い場面や細かなディテールが重要な本作では、Enhanced Editionの恩恵を強く感じられるため、対応環境をお持ちであればアップグレード版でのプレイをおすすめします。
なお、2025年7月以降はXbox Game Passにも追加されており、加入者は追加費用なしでプレイ可能です。
リトルナイトメア3との関連性と今後のシリーズ展望
2025年10月10日に発売されたリトルナイトメア3は、シリーズの最新作として大きな注目を集めました。
リトルナイトメア2の真エンドで提示された伏線がどう扱われたのか、そしてシリーズの今後について整理します。
リトルナイトメア3に真エンドの伏線は回収されたのか
リトルナイトメア3では、新たな主人公「ロー(Low)」と「アローン(Alone)」の二人が冒険を繰り広げます。
舞台は同じ「ノーウェア」の世界ですが、モノやシックスは直接登場しません。
リトルナイトメア2の真エンドで示されたシックスのモウ行きの伏線は、前作(初代リトルナイトメア)で既に回収済みという位置づけであり、リトルナイトメア3で新たに掘り下げられてはいません。
また、リトルナイトメア3にはリトルナイトメア2のような隠しエンディングが存在しないことが、コミュニティで広く報告されています。
シリーズの世界観は共有されているものの、直接的なストーリーの続きではない独立した物語として設計されています。
開発会社の交代がストーリーに与えた影響
リトルナイトメアの1作目と2作目を開発したのはスウェーデンのTarsier Studiosですが、3作目はSupermassive Gamesが手がけています。
この開発会社の交代は、シリーズのファンの間で大きな話題となりました。
リトルナイトメアのIP(知的財産権)はバンダイナムコエンターテインメントが保有しており、Tarsier Studiosは自らの意志でシリーズを「卒業」しています。
リトルナイトメア3に対しては、「1・2とは雰囲気が変わった」「ストーリーの深みが薄れた」という厳しい意見も見られます。
IGNのレビューでは6点という評価がつくなど、メディアスコアにおいても前2作ほどの高評価には達していません。
一方で、新たなプレイヤー層にアプローチするオンライン協力プレイの導入など、シリーズの進化を評価する声もあります。
Tarsier Studiosの新作と今後のシリーズの行方
リトルナイトメアシリーズを生み出したTarsier Studiosは、新作ホラーアドベンチャー「REANIMAL」を開発しました。
2026年2月13日にPC、PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2向けにリリースされており、リトルナイトメアに通じるダークな雰囲気のゲームとして注目されています。
リトルナイトメアの「精神的後継作」として期待する声も多く、Tarsier Studiosならではの世界観構築力に再び触れられる機会となっています。
リトルナイトメアシリーズ自体は、バンダイナムコが引き続きIPを保有しているため、今後も新作が展開される可能性はあります。
ただし、Tarsier Studiosが関わらない体制でシリーズをどう発展させるかは、3作目の評価も踏まえて今後の判断になるでしょう。
リトルナイトメア2の真エンドに関するよくある質問
ここでは、リトルナイトメア2の真エンドについて多くのプレイヤーが抱く疑問に対し、端的にお答えします。
ハッピーエンドは存在するのか
リトルナイトメア2には、モノとシックスが二人で無事に脱出できるハッピーエンドは存在しません。
通常エンドでも真エンドでもモノは電波塔に取り残され、ノッポ男へと変貌する結末は変わりません。
シックスは脱出こそしますが、魂の一部を失った状態でモウへ向かうことになり、どちらの主人公にとっても救いのある結末とは言えないのがこの作品の特徴です。
初回プレイでも真エンドは見られるのか
初回プレイであっても、全18体のファントムを回収した状態でチャプター5をクリアすれば真エンドを見ることが可能です。
周回プレイやニューゲームは必須条件ではありません。
ただし、ファントムの場所は分かりにくい場所に隠されているものが多いため、攻略情報を参照しながらプレイするのが現実的でしょう。
ファントムを取り逃した場合はやり直しが必要か
最初からやり直す必要はありません。
回収済みのファントム情報はセーブデータに保存されるため、チャプター選択画面から未回収のチャプターだけを選んで再プレイすれば問題なく回収できます。
全18体が揃った後にチャプター5をクリアすれば、真エンドが解放されます。
七つの大罪とエンディングの関係はあるのか
リトルナイトメアシリーズは、キリスト教における「七つの大罪」との関連性がファンの間で広く考察されています。
前作では暴食(グラトニー)が最も明確なテーマとして描かれ、各ボスキャラクターが異なる大罪を象徴しているという説が有力です。
本作においても、電波塔に囚われた住民たちの「怠惰」や、モノのシックスへの「執着」、シックスの「傲慢」や「憤怒」など、七つの大罪的な要素を読み取る考察が存在します。
ただし、開発元がこのテーマを公式に認めているわけではなく、あくまでファンによる解釈のひとつとして捉えるのが適切でしょう。
まとめ:リトルナイトメア2の真エンドが示す物語の全貌
- リトルナイトメア2の真エンドは、ファントム全18体を回収してチャプター5をクリアすることで解放される隠しエンディングである
- 通常エンディングの内容は変わらず、スタッフロール直前に追加のムービーシーンが挿入される形式である
- 追加シーンではダークシックスの出現、モウのチラシ、シックスの空腹描写という3つの重要な要素が提示される
- 真エンドによってリトルナイトメア2が前作の前日譚であることがほぼ確定的となる
- モノ=ノッポ男というループ構造は通常エンディングで示され、真エンドはシックス側の後日を補完する役割を担う
- シックスがモノの手を離した理由は公式に明言されておらず、恐怖・怒り・恨みなど複数の説が並立している
- ファントムの回収データはセーブに保存されるため、取り逃しがあってもチャプター選択からやり直しが可能である
- Enhanced Editionでは4K・60fps・レイトレーシング対応となり、Xbox Game Passでもプレイ可能である
- リトルナイトメア3は開発会社が交代し、2の真エンドの伏線を直接回収する内容ではない
- Tarsier Studiosは新作REANIMALをリリースしており、リトルナイトメアの精神的後継作として注目されている

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