マザー3 けっかいトリオの倒し方と弱点の仕組みを完全攻略

MOTHER3の第7章「7つの針」で多くのプレイヤーが足止めを食らうボス、それが「けっかいトリオ」です。

独特のポージングで結界を張り、強力なPSI攻撃を連発してくるこの敵は、攻略法を知らないまま挑むと全滅を繰り返してしまう難所として知られています。

「強すぎて倒せない」「回復が追いつかない」「PPが枯渇してしまう」といった悩みを抱えているプレイヤーは少なくありません。

この記事では、けっかいトリオの基本データから弱点の仕組み、具体的な倒し方、事前準備のポイントまでを網羅的に解説します。

初見で詰まっている方も、低レベル攻略に挑戦したい方も、ここで紹介する知識を押さえれば確実に突破できるでしょう。

目次

けっかいトリオとは?基本情報とストーリー上の役割

けっかいトリオは、MOTHER3の第7章「7つの針」に登場するボスモンスターです。

マジプシーの一人であるミクソリディア(愛称ミッシー)が、闇のドラゴンを封印する「ハリ(針)」を守護するために作り出した存在であり、ゲーム内では「具体的な結界」と表現されています。

登場場所はタネヒネリ島の丘の頂上で、ハリに近づくと強制的に戦闘が始まります。

見た目は紫色の3体の生命体で、「けっかいくん」「けっかいちゃん」「けっかいどん」という個別の名前がありますが、外見上の区別はつきません。

戦闘では3体で1ユニットとして扱われ、HPも共有です。

「たたかいのきおく」(モンスター図鑑に相当する機能)での分類は「ふしぎせいぶつ」となっています。

ストーリー上は、7本あるハリのうち5本目を守る存在として位置づけられており、このボスを倒さなければ物語を先に進めることができません。

撃破後にはミクソリディアから「ミッシーのかたみ」と「おーいしいピクルス」を受け取り、タツマイリ村へ帰還する流れとなります。

けっかいトリオのステータスと使用技一覧

けっかいトリオの戦闘データを把握しておくことは、攻略の第一歩です。

以下に主要なステータスをまとめました。

項目 数値
レベル 48
HP 4,000
PP 999
攻撃力(OF) 145
防御力(DF) 121
IQ 70
素早さ(SP) 41
獲得経験値 12,346
獲得DP 1,538
ドロップアイテム なし
戦闘BGM つよきもの

注目すべきは、PPが999と非常に高い点です。

長期戦になっても敵のPSI攻撃が途切れにくい設計になっているため、短期決戦を狙うよりも防御を固めながら着実にダメージを与える戦略が求められます。

使用技の詳細

けっかいトリオが使用する技は多岐にわたります。

攻撃PSIとしてはPKファイアーβ/γ(全体にほのお属性ダメージ)、PKフリーズβ/γ(単体にこおり属性ダメージ、固まらせる追加効果あり)、PKサンダーβ/γ(ランダム対象に2〜3回のかみなり属性ダメージ、しびれの追加効果あり)を使い分けてきます。

補助技としては「ディフェアップΩ」で全体の防御力を上昇させるほか、結界を張る「けっかいポーズ」が最大の特徴です。

そして最も警戒すべきは、HP減少時に使用する「PKスターストーム」でしょう。

全体に約250前後のダメージを与える大技で、サイコシールドを張っていても130前後のダメージを受けます。

けっかいトリオが強すぎると言われる3つの理由

多くのプレイヤーがけっかいトリオを「強すぎる」と感じる背景には、明確な理由が3つ存在します。

PSI攻撃の火力が極めて高い

けっかいトリオの攻撃は全てPSIで構成されています。

PKファイアーγは全体に100以上のダメージを与え、PKサンダーγはランダム対象に3回ヒットするため、運が悪いと一人のキャラクターに集中して大ダメージを受ける可能性があります。

サイコシールドを張っていない状態では、2〜3ターンで壊滅状態に追い込まれることも珍しくありません。

結界ポーズによるPSI無効化

けっかいポーズを取ると、弱点属性以外のPSI攻撃が全て「かきけされる」仕様になっています。

こちらの主力攻撃手段であるクマトラのPSIが封じられるため、弱点を正確に見極めなければダメージを与える手段が大幅に制限されるのです。

さらに通常攻撃で削ろうとしても、防御力121に加えてディフェアップΩで守りを固めてくるため、一筋縄ではいきません。

タネヒネリ島到達時の過酷な状況

けっかいトリオ戦の難しさは、ボス自体の強さだけではなく、戦闘に至るまでの過程にもあります。

直前のボス「うずしおさま」を倒した後、渦潮に巻き込まれてタネヒネリ島に漂着した時点で、パーティーは全員HP1、PP0、持ち物は装備品以外すべて喪失という極限状態に陥ります。

幻覚キノコを食べてHP/PPを回復し、ミクソリディアの家でアイテムを取り戻してから挑むことになりますが、事前準備が不十分だと取り返しのつかない状況に追い込まれかねません。

けっかいトリオの弱点と結界ポーズの仕組み

けっかいトリオの攻略において最も重要なのが、結界ポーズの仕組みと弱点属性の関係を正しく理解することです。

けっかいトリオは戦闘中に「けっかいポーズ」を発動し、背面を向きます。

このとき、3体のうち誰の呼びかけでポーズを取ったかによって、有効な属性が変化します。

呼びかけるキャラ 弱点になる属性 有効なPSI例 無効化される属性
けっかいくん ほのお PKファイアー こおり、かみなり
けっかいちゃん こおり PKフリーズ ほのお、かみなり
けっかいどん かみなり PKサンダー ほのお、こおり

弱点属性を特定するには、ボニーの特技「においをかぐ」を使うのが確実です。

戦闘メッセージに表示される呼びかけキャラの名前を確認し、対応する属性のPSIで攻撃すればダメージを与えられます。

ここで覚えておきたい重要な仕様があります。

リュカのPKカッコイイもの(PKLOVE)は無属性扱いのため、結界ポーズの影響を一切受けません。

どの結界パターンであっても安定してダメージが通るため、PKLOVEγであれば約500前後のダメージを叩き出せます。

PPの消費は大きいものの、弱点判別に手間取る場面ではこちらを主力にする戦略も有効でしょう。

けっかいトリオの倒し方:正攻法の手順

ここからは、具体的な倒し方を手順に沿って解説していきます。

ステップ1:サイコシールドを最優先で展開する

戦闘が始まったら、リュカは最優先でサイコシールドΩをパーティー全員に張りましょう。

けっかいトリオの攻撃は全てPSIであるため、PSIダメージを半減させるサイコシールドがあるかないかで生存率が劇的に変わります。

4人全員にかけ終わるまでは、攻撃よりも防御の確立を優先してください。

途中でシールドが剥がれた仲間がいれば、すぐにかけ直すことも忘れてはいけません。

ステップ2:ディフェダウン戦術で敵の行動を制限する

けっかいトリオの攻略で最も重要なテクニックが、ディフェダウン戦術です。

クマトラの「ディフェダウンα」とダスターの特技「くすぐりぼう」を使って、敵の防御力を継続的に下げ続けます。

けっかいトリオには防御力を下げられると高い確率で「ディフェアップΩ」で修復しようとする行動パターンが設定されています。

ここがポイントで、敵は1ターンに1回しか行動できないため、ディフェアップに行動を消費させることで攻撃PSIの使用頻度を大幅に減らせるのです。

防御力は最大3段階まで下げられるため、クマトラとダスターの2人で交互にディフェダウンを維持することで、敵の攻撃ターンを実質的に半減させることが可能になります。

ステップ3:PKLOVEを主力にしてダメージを蓄積する

サイコシールドの展開が完了したら、リュカはPKLOVEγで攻撃に転じます。

前述の通り、PKLOVEは無属性であるため結界ポーズの影響を受けず、安定して高ダメージを与え続けられます。

クマトラはディフェダウンの合間に、弱点属性のPSIで追撃を行うと効率的です。

ボニーはにおいをかいで弱点を判別する役割のほか、回復アイテムの使用やPP回復アイテムの供給を担当します。

リュカのPP消費が激しいため、マジックタルトなどのPP回復アイテムを惜しみなく使いましょう。

ステップ4:PKスターストームを耐え抜く

HP4,000のうちかなりの割合を削ると、けっかいトリオは正面を向いて「コンセントレーション」を行います。

コンセントレーションの次のターンに「PKスターストーム」が飛んでくるため、コンセントレーションを確認したらすぐにパーティー全員のHPを回復し、サイコシールドが張られているか再確認してください。

サイコシールドがあれば約130ダメージ、なければ約250ダメージと大きな差が出ます。

実はけっかいトリオのPKスターストームは1回分のPPしか残されていません。

最初の一撃さえ凌げば、2回目は不発に終わります。

「もえつきた けっかいトリオは さいごのけっかいポーズをとった!」というメッセージの後、「すてきだった。

」と表示されて戦闘は終了です。

別解法:サイマグネット戦術による安全攻略

正攻法以外にも、クマトラの「サイマグネットα」を活用した別の倒し方が存在します。

サイマグネットαは敵のPPを吸収する技で、けっかいトリオに連射し続けることでPP999を徐々に削り取ることができます。

PPが枯渇すればPSI攻撃を使えなくなるため、最終的には安全に倒せる状態に持ち込めるのです。

この方法は正攻法に比べて戦闘時間が長くなる欠点がありますが、被ダメージを最小限に抑えられるため安定性は抜群です。

特に低レベル攻略や縛りプレイに挑戦するプレイヤーの間では、有効な選択肢として知られています。

サイマグネットで吸収したPPはクマトラ自身の回復に充てられるため、PP管理の面でも優れた戦術といえるでしょう。

けっかいトリオ戦に向けた事前準備チェックリスト

けっかいトリオとの戦いは、事前準備の段階でほぼ勝敗が決まるといっても過言ではありません。

以下のポイントを確認してから挑みましょう。

推奨レベルと必須PSI

リュカの推奨レベルは最低でも45です。

レベル45になると「サイコシールドΩ」を習得でき、パーティー全員にPSIダメージ半減のシールドを一度にかけられるようになります。

サイコシールドΩなしでこのボスに挑むのは非常にリスクが高く、Q&Aサイトでも「倒せない」という相談の多くがこのPSIを未習得のケースです。

タネヒネリ島に向かう前に、必要であればレベル上げをしておくことを強く推奨します。

装備品の最適化

海底ダンジョンで入手できる「サンダーペンダント」や「ほのおのペンダント」は、けっかいトリオのPSI攻撃による属性ダメージを軽減してくれます。

サイコシールドを貫通してくる属性ダメージへの備えとして、これらのペンダントを装備しておくと安心です。

タネヒネリ島の洞窟内では「マンボのリズム」というクマトラ専用の武器も入手できるため、見落とさないようにしましょう。

回復アイテムとPP回復アイテムの確保

うずしおさま戦後にアイテムが一時的に全て失われますが、ミクソリディアの家でハチから返却されます。

つまり、うずしおさま戦に挑む前の段階でPP回復アイテム(マジックタルト、マジックプリンなど)を多めに持っておくことが極めて重要です。

いのちのうどんなどのHP回復アイテムも十分な数を確保しておけば、PKスターストームへの備えとして心強い味方になります。

第7章の他のボスとの難易度比較

けっかいトリオが登場する第7章は、MOTHER3全体を通じて最も長く、ボス戦の数も多い章です。

主なボスの特徴を比較してみましょう。

ボス名 HP 攻撃タイプ 難所ポイント
ニューヨクバ 約3,118 物理+PSI混合 高い攻撃力と多彩な行動パターン
うずしおさま 約2,568 物理連続攻撃 撃破後の渦潮でアイテム全喪失
けっかいトリオ 4,000 PSI専門 結界ポーズとPKスターストーム
かめんのおとこ 5,000 PSI+電撃 直前のブタマスクたいさとの連戦

一般的に「ニューヨクバ」と「けっかいトリオ」が第7章の二大難所として認識されています。

ニューヨクバは物理とPSIの混合型であるため総合的な対策が必要ですが、けっかいトリオはPSI専門という特殊な構成のため、サイコシールドとディフェダウンという明確な対策があるかないかで体感難易度が劇的に変わるのが特徴です。

かめんのおとこはHP5,000と数値だけ見れば手強いものの、シールドキラー後のPKカッコイイもので攻撃してくるパターンが読みやすく、フランクリンバッヂで電撃を反射できるため、攻略法さえ知っていればけっかいトリオほどの苦戦はしないでしょう。

海外ファンコミュニティのボス難易度ランキングでも、けっかいトリオは上位に位置づけられることが多く、MOTHER3全体を通じて屈指の強敵として広く認知されています。

けっかいトリオの演出と「すてきだった。」の意味

けっかいトリオは戦闘の強さだけでなく、撃破時の演出でも多くのプレイヤーの記憶に刻まれるボスです。

戦闘終了時、「もえつきた けっかいトリオは さいごのけっかいポーズをとった!」というメッセージが表示された後、画面にはただ一言「すてきだった。

」と表示されます。

この演出には特別なゲーム的効果は何もなく、けっかいトリオはそのまま倒れます。

しかし、全力で戦い抜いたボスが最後に見せるポーズと、たった一言だけの台詞という組み合わせは、MOTHER3らしいユーモアと哀愁が入り混じった名場面として語り継がれています。

ゲームメディアの特集「MOTHER3の歴史に残りそうなほど奇妙な敵キャラ10選」にも選出されており、独特なポージングから繰り出される強力なPSI、そして最後のオチまで含めた一連の流れが高く評価されているのです。

MOTHERシリーズの名セリフを挙げるファン投票やスレッドにおいても、「すてきだった。

」は頻繁に言及される台詞の一つとなっています。

戦闘BGMの「つよきもの」も、変拍子のドラムパートが特徴的な楽曲としてゲーム音楽ファンの間で高い評価を受けており、けっかいトリオ戦の緊張感を演出する重要な要素です。

たたかいのきおく登録時の注意点

けっかいトリオをたたかいのきおく(モンスター図鑑)に登録すること自体は、撃破すれば自動的に行われるため問題ありません。

注意が必要なのは、タネヒネリ島の道中に出現する他のモンスターの登録です。

タネヒネリ島では幻覚キノコの影響で全てのモンスターが「ぶきみなわらい」という姿に変化しています。

幻覚状態で倒したモンスターは「ぶきみなわらい」としてしか記録されず、本来のモンスター名では登録されません。

図鑑のコンプリートを目指す場合は、ミクソリディアに幻覚を解いてもらった後に島内を再探索し、元の姿のモンスターを改めて倒す必要があります。

特に「ゾンビダケ」は一度倒すと復活しないモンスターです。

たたかいのきおくに登録するためには、キノコを食べる前の段階でセーブし、ゾンビダケと戦闘して登録した後に全滅し、セーブデータからやり直すという手順が必要になります。

けっかいトリオの攻略とは直接関係しませんが、図鑑コンプリートを視野に入れているプレイヤーはタネヒネリ島に到着した時点で意識しておくとよいでしょう。

Nintendo Switch Onlineでの配信と新規プレイヤーの増加

MOTHER3は2006年4月20日にゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されましたが、2024年2月21日から「ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online」の配信タイトルとして追加されました。

Nintendo Switch Online+追加パックに加入すれば、GBA実機やソフトを持っていなくてもプレイ可能になったのです。

この配信開始以降、MOTHER3に初めて触れる新規プレイヤーが大幅に増加しました。

SNSやブログでは2024年以降も継続的に新規プレイ日記が投稿されており、その中でけっかいトリオは「苦戦した」「ここで詰みかけた」というボスとして特に多く言及されています。

一方で、公式の英語版ローカライズは2026年2月現在も実現しておらず、海外のMOTHERファンコミュニティでは引き続き公式英語化を求める活動が続いています。

ファン有志による英語翻訳パッチ(v1.3)が広く利用されている状況ではありますが、任天堂による正式対応への期待は根強いものがあります。

まとめ:マザー3けっかいトリオの攻略と弱点を振り返る

  • けっかいトリオはMOTHER3第7章のタネヒネリ島に登場するボスで、マジプシーのミクソリディアがハリを守るために作った「具体的な結界」である
  • HP4,000、PP999を誇り、攻撃は全てPSIで構成されているため、サイコシールドΩの有無が生死を分ける
  • 結界ポーズの弱点属性は呼びかけるキャラによって変化し、けっかいくんがほのお、けっかいちゃんがこおり、けっかいどんがかみなりである
  • リュカのPKLOVE(PKカッコイイもの)は無属性のため結界ポーズを無視してダメージを与えられる主力技である
  • ディフェダウンとくすぐりぼうで防御力を下げ続けると、敵がディフェアップΩの使用に行動を消費し、攻撃頻度を大幅に減らせる
  • PKスターストームは全体約250ダメージの大技だが、PP不足により実質1回しか撃てないため、その一撃さえ凌げば勝利が確定する
  • サイマグネットα連射で敵のPPを枯渇させる安全な別解法も存在し、低レベル攻略や縛りプレイで活用されている
  • 推奨レベルは最低45で、サイコシールドΩ未習得のまま挑むと極めて高い確率で詰む
  • うずしおさま戦後にアイテムが全喪失するため、事前にPP回復アイテムを多めに確保しておくことが攻略の鍵となる
  • 撃破時の「すてきだった。」の演出はMOTHER3を代表する名場面として広く語り継がれている
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