仁王3を友人と一緒に遊びたいと考えたとき、まず気になるのが「PS5とPC(Steam)でクロスプレイはできるのか」という点ではないでしょうか。
結論から言えば、仁王3は異なるプラットフォーム間でのクロスプレイに対応していません。
この仕様を知らずに、友人と別々の機種でソフトを購入してしまうと、一緒にマルチプレイを楽しむことができないという事態に陥ります。
本記事では、仁王3のクロスプレイに関する公式情報をはじめ、今後の対応予定、PS5版とSteam版の違い、マルチプレイの仕組み、さらには同ジャンルタイトルとの比較まで、機種選びで後悔しないために知っておくべき情報を網羅的に解説していきます。
仁王3はクロスプレイに対応しているのか【結論】
仁王3は、2026年2月6日にPS5とPC(Steam)の2プラットフォームで同時発売されました。
しかし、異なる機種間でのオンライン協力プレイ、いわゆるクロスプレイには対応していません。
ここでは、公式が明言している内容を正確に整理します。
PS5とSteam(PC)間のクロスプレイは非対応と公式が明言
開発元であるTeam NINJAは、公式サイトの協力プレイに関するページにおいて、クロスプラットフォームでのマルチプレイには対応しないことを明記しています。
つまり、PS5版のプレイヤーはPS5版同士でしかマッチングできず、Steam版のプレイヤーもSteam版同士でしか一緒に遊べません。
友人とオンラインで協力プレイを予定している場合は、必ず同じプラットフォームでソフトを購入する必要があります。
クロスセーブにも非対応でセーブデータの共有は不可
クロスプレイだけでなく、クロスセーブにも仁王3は対応していません。
クロスセーブとは、一方のプラットフォームで進めたセーブデータを別の機種に引き継いで遊べる機能のことです。
仮にPS5版とSteam版の両方を購入したとしても、キャラクターデータや進行状況を共有することはできないため注意が必要です。
仁王1・仁王2でもクロスプラットフォーム対応はなかった
仁王シリーズにおけるクロスプレイ非対応は、今作に始まったことではありません。
2017年発売の初代仁王、2020年発売の仁王2でも、異なるプラットフォーム間での協力プレイは最後まで実装されませんでした。
シリーズ全体を通して、クロスプラットフォーム対応には消極的な姿勢が続いているのが現状です。
今後のアップデートでクロスプレイが追加される可能性はあるか
発売後のアップデートで対応されるのではと期待する声は少なくありません。
しかし、2026年2月時点での状況を踏まえると、実現の見通しは厳しいと言わざるを得ません。
2026年2月時点で公式から対応予定の告知は一切なし
Team NINJAは発売後にVer1.03.01、Ver1.03.02といった修正パッチを配信していますが、いずれも不具合修正が中心となっています。
クロスプレイの追加に関する言及や、ロードマップ上での予告は一切確認できていません。
公式Xアカウントやプレスリリースにおいても、この機能に触れた発信は行われていない状況です。
DLCやシーズンパスで追加される見込みも確認できず
仁王3では2つの大型DLCが予定されており、第1弾は2026年9月末、第2弾は2027年2月末までに配信されるとアナウンスされています。
ただし、これらDLCの内容はストーリーやコンテンツの追加が主体であり、クロスプレイの実装を示唆する情報は含まれていません。
シーズンパスの紹介ページにもオンライン機能の拡張に関する記述は見当たりません。
コミュニティの要望は強いが実現のハードルは高い
Steam Communityには「We need Crossplay」と題されたスレッドが作成されており、多くのユーザーが対応を求める書き込みを行っています。
海外掲示板のRedditでも同様に、クロスプレイ要望のスレッドが複数立ち上がっている状況です。
しかし、シリーズ過去作で一度も実装されなかった経緯、そして発売後のアップデートに何の言及もないことから、一般的に追加される可能性は低いと見られています。
クロスプレイ非対応が実際のマルチプレイに与える影響
クロスプレイに対応していないことは、単に「友人と遊べるかどうか」だけの問題ではありません。
プレイヤー人口やマッチング環境にも直接的な影響を及ぼします。
機種間でフレンドと一緒に遊べない最大のデメリット
最も大きなデメリットは、異なる機種のフレンドとは一切協力プレイができないという点です。
仁王3のマルチプレイは最大3人で遊べる設計になっていますが、一人がPS5、もう一人がSteamという組み合わせでは絶対にマッチングしません。
購入後に気づいても取り返しがつかないため、事前の確認が極めて重要になります。
Steam版はPS5版と比べてマッチング人口が少なくなりやすい
クロスプレイが存在しないということは、各プラットフォームごとにプレイヤープールが完全に分かれることを意味します。
一般的に、仁王シリーズはPlayStation向けタイトルとして長く展開されてきた経緯があり、PS5版の方がプレイヤー人口が多い傾向にあると認識されています。
Steam版は発売初週にピーク同時接続約88,000人を記録したものの、PS5版と比較するとマッチングの安定性に差が出る場面も指摘されています。
時間経過によるPC版の過疎リスクと長期的な懸念
過去作のSteam版では、発売からしばらく経つと同時接続プレイヤー数が大きく減少した実績があります。
初代仁王のSteam版ピーク同時接続は約10,600人、仁王2でも同程度の水準でした。
仁王3はシリーズ初のPC同時発売で大幅に状況が改善されていますが、クロスプレイ非対応である以上、時間が経つにつれてSteam版の協力プレイ環境が厳しくなるリスクは否定できません。
PS5版とSteam版はどっちを選ぶべきか【比較と判断基準】
クロスプレイに対応していない以上、どちらのプラットフォームを選ぶかは非常に大きな決断となります。
ここでは両者の違いを具体的に比較し、判断材料を整理します。
価格とオンライン費用の違いを比較
ソフト本体の価格は、PS5版・Steam版ともに通常版が9,680円(税込)、Digital Deluxe Editionが15,180円(税込)と同一です。
ただし、オンラインプレイを楽しむ際のランニングコストに差があります。
| 項目 | PS5版 | Steam版 |
|---|---|---|
| 通常版価格 | 9,680円 | 9,680円 |
| Digital Deluxe Edition | 15,180円 | 15,180円 |
| オンラインプレイの追加費用 | PS Plus加入が必須(有料) | 追加費用なし |
| パッケージ版 | あり | なし(ダウンロードのみ) |
長期的に見ると、Steam版の方がオンラインプレイのコストを抑えられる点は見逃せません。
PS5版の強みはDualSense対応と安定したプレイヤー人口
PS5版には、DualSenseコントローラーのハプティックフィードバックやアダプティブトリガーへの対応という独自の利点があります。
刀を振る感触や妖怪からの一撃をコントローラー越しに体感でき、没入感が大きく向上します。
さらにPS5 Pro Enhancedにも対応しており、映像面での恩恵も受けられます。
何より、プレイヤー人口の多さはマルチプレイの快適さに直結するため、安定したマッチング環境を求めるならPS5版に分があるでしょう。
PC版の強みは追加費用なしのオンラインと高画質設定
Steam版最大の強みは、オンラインマルチプレイに一切の追加費用がかからないことです。
PS5版ではPS Plusの契約が必要になるため、年間で数千円の維持費が発生しますが、Steam版にはそうした負担がありません。
加えて、PCのスペック次第ではPS5を上回る画質やフレームレートでプレイすることも可能です。
グラフィック設定を細かく調整できる自由度の高さは、PC版ならではの魅力と言えます。
迷ったら「誰と遊ぶか」でプラットフォームを決めるのが正解
ソロプレイ中心であれば、自分の遊びやすい環境やスペックに応じて選べば問題ありません。
しかし、友人との協力プレイを少しでも視野に入れている場合は、プラットフォームの選択が最優先事項になります。
クロスプレイ非対応という仕様上、「友人がどの機種で遊ぶか」に合わせるのが最も確実な判断基準です。
購入前に友人と相談しておくだけで、後から買い直すような失敗を防げるでしょう。
PS5版でオンラインマルチプレイを始めるために必要な条件
PS5版を選んだ場合、オンラインで協力プレイを楽しむにはいくつかの前提条件があります。
購入後にスムーズにマルチプレイへ移行するためにも、事前に確認しておきましょう。
製品版ではPS Plusへの加入が必須
PS5版の仁王3で常世同行やまれびと招喚といったオンライン機能を利用するには、PlayStation Plusへの加入が必須となります。
PS Plusに未加入の状態では、一人でのオフラインプレイのみが可能です。
体験版の段階ではPS Plusなしでもマルチプレイが開放されていたため、製品版でも同様に遊べると誤解しているケースが見受けられますが、製品版では確実に加入が求められます。
体験版と製品版の間ではマルチプレイができない点に注意
Steam版においては、体験版と製品版の間でのマルチプレイが非対応であることが公式に明記されています。
つまり、友人の一人が体験版のまま、もう一人が製品版を購入した状態では一緒に遊ぶことができません。
協力プレイを楽しむ場合は、全員が製品版を所持している必要がある点を覚えておいてください。
Steam版を選ぶ場合に知っておくべき注意点
オンラインプレイの追加費用がかからず、高画質設定も魅力的なSteam版ですが、選択にあたっていくつか知っておくべき点があります。
オンラインプレイは無料だがチートやMOD使用者に遭遇するリスク
Steam版ではマルチプレイに追加費用がかからない反面、チートツールやMODを使用したプレイヤーと協力プレイ中に遭遇するリスクが存在します。
前作の仁王2でも、Steam版の協力プレイにおいてチーター問題は一定数報告されていました。
仁王3に専用のアンチチート機能が搭載されているかどうかについて、公式からの明確な説明は確認されていません。
ソロプレイやフレンド限定のマルチプレイであれば影響は少ないものの、野良マッチングでは注意が必要です。
推奨スペックを満たさないPCでは快適なプレイが難しい
Steam版を快適に動作させるには、相応のPCスペックが求められます。
推奨環境としてCPUはIntel Core i5-10600KまたはAMD Ryzen 5 5600X以上、GPUはNVIDIA GeForce RTX 3060 TiまたはAMD Radeon RX 6700 XT以上、メモリは16GB以上が挙げられています。
これらを下回る環境ではフレームレートの低下やカクつきが発生する可能性があり、特にマルチプレイ中のラグは体験に大きく影響します。
購入前に自分のPC環境が推奨スペックを満たしているか、必ず確認しておきましょう。
PS4には非対応でSteam版のみがPC唯一の選択肢
仁王3の対応プラットフォームはPS5とPC(Steam)のみです。
PS4版は存在せず、Xbox版も発売されていないため、コンソールでプレイする場合はPS5一択となります。
PC版についても、Epic Games StoreやMicrosoft Storeでの配信はなく、Steamが唯一の購入先です。
「どの機種で買えるか」という選択肢自体がかなり限定されていることは、あらかじめ理解しておく必要があるでしょう。
仁王3のマルチプレイの仕組みと遊び方
クロスプレイの有無を理解した上で、実際にどのような形でマルチプレイが楽しめるのかを確認しておきましょう。
仁王3では、同一プラットフォーム内で最大3人の協力プレイが可能です。
常世同行で最大3人のオープンフィールド探索が可能
仁王3のメインとなるマルチプレイ機能が「常世同行(とこよどうこう)」です。
フィールド上にある社(セーブポイント)の「協力」メニューから開始でき、ホストプレイヤーがルームを作成して参加者を募る形式になっています。
常世同行にはオープンフィールドを自由に探索できるモードと、特定のミッションに挑むモードの2種類が用意されています。
プレイ中は救援ゲージが共有され、誰かが落命するとゲージが減少し、ゲージが尽きると全員が全滅となる緊張感のある設計です。
まれびと招喚で助っ人を呼ぶ・助けに行くシステム
「まれびと招喚」は、難所やボス戦で他のプレイヤーを助っ人として呼び出せる機能です。
逆に自分が他のプレイヤーの世界に赴いて助けに行くこともでき、仁王シリーズおなじみのシステムとなっています。
常世同行と異なり、一時的な協力を手軽に行える点が特徴で、ソロプレイ中心のプレイヤーにも利用しやすい仕組みです。
このほか、他プレイヤーの死亡地点にAIとして現れる「義刃塚」という間接的なオンライン要素も用意されています。
発売直後に報告された接続エラーやマッチング不具合の現状
発売直後から、常世同行やまれびと招喚における接続エラーの報告がPS5・Steamの両プラットフォームで相次ぎました。
具体的には、フレンドとマッチングできない、クイックマッチでエラーが発生するとゲームが操作を受け付けなくなる、マルチプレイ中に敵の表示が同期されないといった症状が確認されています。
NAT設定がNAT3の場合に接続が不安定になるケースも報告されており、ルーターの設定見直しで改善することがあります。
Team NINJAはVer1.03.01(2月13日配信)およびVer1.03.02で複数のオンライン関連不具合を修正しており、パッチ適用後は改善傾向にあるものの、一部の症状はなお継続しているという声も見られます。
同ジャンルの競合タイトルとクロスプレイ対応状況を比較
仁王3と同じアクションRPGジャンルの主要タイトルは、クロスプレイにどのように対応しているのでしょうか。
他タイトルとの比較を通じて、仁王3の立ち位置を客観的に把握しておきましょう。
モンスターハンターワイルズは全機種間のクロスプレイに対応
2025年に発売されたモンスターハンターワイルズは、PS5・Xbox Series X|S・PC(Steam)の全プラットフォーム間でクロスプレイに対応しています。
ゲーム内のオプションからクロスプレイの有効・無効を切り替えられる仕様で、プレイヤーの自由に委ねられている点も好評を得ています。
協力プレイを主軸としたタイトルにおいて、クロスプレイ対応がユーザー体験にどれほど大きな影響を与えるかを示す好例と言えるでしょう。
エルデンリングやナイトレインもクロスプラットフォームは非対応
一方で、フロム・ソフトウェアのエルデンリングも異なるプラットフォーム間でのクロスプレイには対応していません。
2025年発売の協力型スピンオフであるエルデンリング ナイトレインについても、PS5とPS4の間では協力プレイが可能であるものの、PlayStation系とPC・Xbox系をまたいだクロスプレイは実現されていません。
死にゲー・ソウルライク系のジャンルでは、クロスプレイ非対応がまだ珍しくない状況であることがわかります。
| タイトル | クロスプレイ対応 | 対応プラットフォーム |
|---|---|---|
| 仁王3 | 非対応 | PS5 / Steam |
| モンスターハンターワイルズ | 対応 | PS5 / Xbox / Steam |
| エルデンリング | 非対応 | PS / Xbox / Steam |
| エルデンリング ナイトレイン | 非対応(同メーカー同世代機間のみ) | PS5 / PS4 / Xbox / Steam |
業界全体でクロスプレイ対応が標準化しつつある流れ
モンスターハンターワイルズの成功が示すように、マルチプレイを重視するタイトルにおいてクロスプレイ対応は業界のスタンダードになりつつあります。
2026年の時点で、多くのユーザーが「クロスプレイは当然あるもの」と認識し始めているため、非対応のタイトルに対する風当たりは以前よりも強くなっています。
仁王3が2つのプラットフォームしかない中でクロスプレイに対応しなかったことは、海外メディアのレビューでも繰り返し短所として取り上げられました。
ただし、クロスプレイ非対応がゲーム内容自体の評価を下げているわけではなく、仁王3はMetacriticメタスコア86点、Steamでは「非常に好評」のステータスを獲得しています。
仁王3のクロスプレイに関するよくある質問まとめ
ここまでの内容を踏まえつつ、仁王3のクロスプレイやプラットフォーム選択について、多くのユーザーが疑問に感じやすいポイントをQ&A形式で整理します。
Xbox版が今後発売される予定はあるのか
2026年2月時点で、仁王3のXbox版に関する公式発表は確認されていません。
対応プラットフォームはPS5とPC(Steam)のみで、Xbox Series X|SやNintendo Switch向けのリリース予定もアナウンスされていない状況です。
仁王シリーズは初代からPlayStationを中心に展開されてきた経緯があるため、Xbox版が実現するかどうかは不透明と言わざるを得ません。
PS5とPCで同じアカウントのデータを使い回せるか
前述の通り、仁王3はクロスセーブに非対応です。
PS5版で作成したキャラクターやストーリーの進行状況をSteam版に引き継ぐことはできず、逆もまた同様です。
両プラットフォームで遊ぶ場合は、それぞれ最初からプレイし直す必要があります。
なお、体験版のセーブデータについては、同じプラットフォームの製品版に限り引き継ぎが可能となっています。
クロスプレイ非対応でも十分に楽しめるのか
クロスプレイに対応していないことは確かにデメリットですが、ゲームそのものの完成度は非常に高く評価されています。
発売からわずか2週間でシリーズ最速となる全世界100万本の売上を達成しており、PS5・Steamともにプレイヤーは活発に活動しています。
同じプラットフォーム内であればマッチング環境も十分に機能しているため、プラットフォームさえ揃えておけば協力プレイは問題なく楽しめるでしょう。
ソロプレイにおいては、そもそもクロスプレイの有無が影響しないため、一人でじっくり攻略を進めたいプレイヤーにとっては全く障壁にはなりません。
まとめ:仁王3のクロスプレイ事情と後悔しない機種の選び方
- 仁王3はPS5とSteam間のクロスプレイに非対応で、異なる機種間での協力プレイは不可である
- クロスセーブにも対応しておらず、セーブデータの機種間共有はできない
- 仁王1・仁王2でもクロスプレイは実装されず、シリーズ共通の仕様となっている
- 2026年2月時点でクロスプレイ追加のアップデート予定は公式から一切告知されていない
- DLCやシーズンパスの内容にもクロスプレイ対応を示す情報は含まれていない
- PS5版はプレイヤー人口が多くマッチングが安定しやすいが、PS Plusへの加入が必須である
- Steam版はオンラインプレイが無料で高画質設定も可能だが、チート遭遇や将来的な過疎リスクがある
- 友人とマルチプレイを楽しむなら、購入前にプラットフォームを合わせることが最優先の判断基準である
- モンスターハンターワイルズのように全機種間クロスプレイに対応するタイトルもあり、業界全体で標準化の流れが進んでいる
- クロスプレイ非対応でもゲーム自体の完成度は高く、同一プラットフォーム内であればマルチプレイは十分に楽しめる

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