「バイオハザードの映画シリーズ、結局どれが一番面白いの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
実写6作品にリブート版、さらにCGアニメ作品まで含めると、シリーズは全14作品以上にのぼります。
作品数が多いだけに、どれから見ればいいのか、どの作品が本当に評価が高いのかは判断が難しいところです。
この記事では、興行収入や各種レビュースコア、視聴者の評判をもとに、バイオハザード映画の面白い順をランキング形式で紹介していきます。
各作品の特徴や注意点、初心者におすすめの視聴順、そして2026年公開予定のリブート版最新情報までまとめていますので、作品選びの参考にしてください。
バイオハザード映画シリーズ全作品の一覧と基本情報
バイオハザードの映画シリーズは、大きく「実写オリジナルシリーズ」「リブート実写版」「CGアニメ作品」「ドラマ版」の4カテゴリに分かれています。
カプコンの同名人気ゲームを原作とし、2002年の第1作から20年以上にわたって展開されてきたアクションホラー映画の一大フランチャイズです。
実写オリジナルシリーズ全6作の累計興行収入は全世界で12億ドル以上、日本国内の累計でも200億円を突破しており、ビデオゲーム原作映画シリーズとして長年にわたり最高記録を保持していました。
以下の表に、全作品の公開年と基本情報を整理しています。
| カテゴリ | 作品名 | 公開年 | 監督 |
|---|---|---|---|
| 実写オリジナル1作目 | バイオハザード | 2002年 | ポール・W・S・アンダーソン |
| 実写オリジナル2作目 | バイオハザードII アポカリプス | 2004年 | アレクサンダー・ウィット |
| 実写オリジナル3作目 | バイオハザードIII | 2007年 | ラッセル・マルケイ |
| 実写オリジナル4作目 | バイオハザードIV アフターライフ | 2010年 | ポール・W・S・アンダーソン |
| 実写オリジナル5作目 | バイオハザードV リトリビューション | 2012年 | ポール・W・S・アンダーソン |
| 実写オリジナル6作目 | バイオハザード: ザ・ファイナル | 2016年 | ポール・W・S・アンダーソン |
| リブート実写 | バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ | 2021年 | ヨハネス・ロバーツ |
| CGアニメ1作目 | バイオハザード ディジェネレーション | 2008年 | 神谷誠 |
| CGアニメ2作目 | バイオハザード ダムネーション | 2012年 | 神谷誠 |
| CGアニメ3作目 | バイオハザード ヴェンデッタ | 2017年 | 辻本貴則 |
| CGアニメドラマ | バイオハザード インフィニット ダークネス | 2021年 | 辻本貴則 |
| CGアニメ映画 | バイオハザード デスアイランド | 2023年 | 羽住英一郎 |
| 実写ドラマ | バイオハザード(Netflix版) | 2022年 | 複数 |
| リブート新作(予定) | バイオハザード(新作リブート) | 2026年9月予定 | ザック・クレッガー |
実写シリーズ、CGアニメシリーズ、リブート版はそれぞれストーリーが独立しているため、どのシリーズからでも視聴を始められます。
バイオハザード映画を面白い順にランキング【実写編】
ここからは、多くの視聴者から寄せられた評判や各種レビュースコアをもとに、実写映画7作品の面白い順を紹介します。
評価の傾向は情報源によってばらつきがありますが、複数のランキングサイトやレビュー集計で共通して見られる順位をまとめると、以下のようになります。
| 面白い順 | 作品名 | 公開年 | 100点換算総合評価 |
|---|---|---|---|
| 1位 | バイオハザード | 2002年 | 69点 |
| 2位 | バイオハザードII アポカリプス | 2004年 | 66点 |
| 3位 | バイオハザードIII | 2007年 | 64点 |
| 4位 | バイオハザード: ザ・ファイナル | 2016年 | 61点 |
| 5位 | バイオハザードIV アフターライフ | 2010年 | 59点 |
| 6位 | バイオハザードV リトリビューション | 2012年 | 58点 |
| 7位 | バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ | 2021年 | 54点 |
100点換算総合評価は、Filmarks、映画.com、IMDb、Rotten Tomatoes、Metacriticなど複数のレビューサイトのスコアを総合したものです。
第1作の評価が最も高く、公開順が進むにつれて評価が下がる傾向が見て取れます。
ただし、アクションの派手さを重視する層の間では第4作や第5作が上位に入ることもあり、何を求めるかによって「面白い順」は変動する点には注意が必要です。
第1位:バイオハザード(2002年)が最高傑作と評される理由
シリーズ第1作にして最高傑作と広く評価されている作品です。
最大の理由は、閉鎖空間を活かしたホラー演出と、テンポの良いアクションのバランスが高い水準で両立している点にあります。
舞台となるのは、巨大企業アンブレラ社の地下秘密研究所「ハイブ」。
密閉された地下空間で次々とゾンビが襲いかかる緊張感は、原作ゲームのサバイバルホラーの空気感に最も近いと言えるでしょう。
製作費はわずか3,300万ドルと、ハリウッド映画としては低予算でした。
それにもかかわらず全世界で1億200万ドルの興行収入を記録し、シリーズ化への道を切り開いています。
特に「レーザートラップ」のシーンは映画史に残る名場面として語り継がれており、多くの視聴者がシリーズで最も印象に残る場面として挙げる傾向があります。
ゲームを知らない人でも単体の映画として十分に楽しめる完成度の高さが、20年以上経った現在でも支持され続けている最大のポイントです。
第2位:バイオハザードII アポカリプス(2004年)の人気の秘密
シリーズで最も「ファン人気が高い」作品として挙がることが多いのが、第2作のアポカリプスです。
人気の秘密は、原作ゲームのキャラクターが本格的に登場する点にあります。
ゲーム版「バイオハザード3」でおなじみのジル・バレンタインや、追跡者ネメシスといった人気キャラクターが実写で再現されており、原作ファンの期待に応える内容になっています。
舞台も前作の地下研究所からラクーンシティ全体へと拡大し、スケール感のあるアクションが展開されます。
監督はアレクサンダー・ウィットに交代しましたが、脚本は引き続きポール・W・S・アンダーソンが手がけており、第1作の世界観を自然に引き継いでいます。
全世界興行収入は1億2,900万ドルと前作を上回り、シリーズの勢いを確固たるものにしました。
「シリーズ中1番人気」と評する声が複数の情報源で見られ、ゲームファンと映画ファンの双方から高い支持を集めた作品です。
第3位以下:バイオハザードIII〜ザ・ファイナルの評価と特徴
第3作以降は、作品ごとに作風が大きく変化しており、評価もはっきりと分かれます。
バイオハザードIII(2007年)は、T-ウイルスが全世界に蔓延した荒廃世界を舞台としたサバイバルアクションです。
砂漠を舞台にしたロードムービー的な展開は、閉鎖空間ホラーだった前2作とは方向性が異なり、賛否が分かれるきっかけとなりました。
バイオハザードIV アフターライフ(2010年)は、3D映像技術を全面的に導入した大作です。
日本では興行収入47億円というシリーズ最高記録を樹立しており、冒頭の渋谷シーンなど日本を舞台にした演出が日本の観客に特に支持されました。
ただし、映像の迫力に対してストーリーが薄いという指摘は少なくありません。
バイオハザードV リトリビューション(2012年)は、シリーズ中最もアクション偏重の作品です。
レオン・S・ケネディやエイダ・ウォンといったゲームキャラクターが多数登場しますが、ストーリーの展開がほぼなく、「記憶に残りにくい」という評価が一般的に見られます。
バイオハザード: ザ・ファイナル(2016年)は、全世界興行収入3億1,200万ドルというシリーズ世界最高記録を打ち立てた完結編です。
しかし、編集面での批判が非常に多い作品でもあります。
ジャンプカットと呼ばれる極端に短いカットの連続が多用されており、アクションシーンが見づらいという声が国内外で広く共有されています。
また、前作までの主要キャラクターの退場の仕方があまりに雑だという不満も根強く、ストーリー面での評価は高くありません。
リブート版「ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」の評判と課題
2021年に公開されたリブート版は、原作ゲームへの忠実さを売りにした意欲作でしたが、結果的にシリーズ最低の評価と興行成績に終わっています。
ゲーム版「バイオハザード1」と「バイオハザード2」のストーリーを1本の映画に統合するという挑戦的な構成が採用されました。
原作の名場面やロケーションの再現度は高く、ゲームファンから「小ネタの数は素晴らしい」と認められる部分もあります。
一方で、キャラクターの性格が原作から大きく改変されている点が最大の批判対象となっています。
特にレオン・S・ケネディの描写については、原作での頼りになるイメージとはかけ離れた「頼りない新人警官」として描かれており、多くのゲームファンの反発を招きました。
全世界興行収入はわずか4,100万ドルにとどまり、日本でも6.1億円と、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演作品の10分の1以下の数字です。
「原作に忠実」であっても「映画として面白い」とは限らないことを示す結果となり、続編計画は事実上頓挫しています。
バイオハザード映画を面白い順にランキング【CGアニメ編】
CGアニメ作品は実写シリーズとは独立した物語で、ゲーム版のキャラクターが主役を務めます。
原作ゲームの世界観に忠実であるため、ゲームファンからの評価は実写シリーズよりも総じて高い傾向にあります。
| 面白い順 | 作品名 | 公開年 | 100点換算総合評価 |
|---|---|---|---|
| 1位 | バイオハザード ヴェンデッタ | 2017年 | 70点 |
| 2位 | バイオハザード ダムネーション | 2012年 | 69点 |
| 3位 | バイオハザード ディジェネレーション | 2008年 | 65点 |
バイオハザード ヴェンデッタ(2017年)は、クリス・レッドフィールドとレオン・S・ケネディが共闘するという、ゲームファンの夢を実現した作品です。
アクションシーンの迫力も高く、CGアニメ作品の中では最も完成度が高いと評価されています。
バイオハザード ダムネーション(2012年)は、東欧の架空国家を舞台にした政治的な陰謀と生物兵器をめぐる物語です。
ゲーム版のリアリティラインを維持したシリアスな作風が支持されています。
バイオハザード ディジェネレーション(2008年)は、CGアニメシリーズの第1作として、ゲーム版の正統な続編としての位置づけで制作されました。
全体として、CGアニメ作品はゲームのキャラクター描写やストーリーラインに忠実であるため、実写シリーズに不満を感じている原作ファンにとっては満足度の高い選択肢となっています。
バイオハザード映画の興行収入ランキングと評価の逆転現象
興行収入と作品の評価が必ずしも一致しないのが、バイオハザード映画シリーズの特徴的なポイントです。
以下の表を見ると、「最も稼いだ作品」と「最も評価が高い作品」が異なることが一目でわかります。
| 作品名 | 全世界興行収入 | 日本興行収入 | 総合評価 | RT批評家スコア |
|---|---|---|---|---|
| バイオハザード(2002年) | 1.02億ドル | 23.0億円 | 69点 | 36% |
| バイオハザードII アポカリプス | 1.29億ドル | 27.0億円 | 66点 | 19% |
| バイオハザードIII | 1.47億ドル | 29.0億円 | 64点 | 24% |
| バイオハザードIV アフターライフ | 3.00億ドル | 47.0億円 | 59点 | 21% |
| バイオハザードV リトリビューション | 2.40億ドル | 38.1億円 | 58点 | 28% |
| バイオハザード: ザ・ファイナル | 3.12億ドル | 42.7億円 | 61点 | — |
| ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ | 0.41億ドル | 6.1億円 | 54点 | — |
RTはRotten Tomatoesの略です。
全世界で最も稼いだ「ザ・ファイナル」の総合評価は61点にとどまる一方、最も評価の高い第1作の興行収入はシリーズ内では最下位クラスとなっています。
Rotten Tomatoesの批評家スコアに至っては、全作品が「Fresh」評価(60%以上)に達したことが一度もありません。
にもかかわらず、シリーズ累計12億ドル以上を稼ぎ出しているのは、批評家の評価と一般観客の支持が大きく乖離していることの証拠と言えるでしょう。
日本市場での強さも特筆すべき点で、第4作の47億円をはじめ、シリーズ通じて安定した興行成績を残しています。
この数字は、日本がバイオハザード映画の世界有数のマーケットであることを示しています。
面白い順は何を基準にするかで変わる?3つの評価軸
バイオハザード映画の「面白い順」が人によって大きく異なるのは、評価の軸が複数あるためです。
代表的な3つの評価軸を理解しておくと、自分に合った作品を選びやすくなります。
映画単体の完成度で選ぶなら第1作が圧倒的
「1本の映画としての出来」を重視する場合、第1作(2002年)がほぼすべてのランキングで1位を獲得しています。
閉鎖空間ホラーとしてのサスペンス、適度なアクション、予想を裏切る展開がコンパクトにまとまっており、上映時間100分の中に無駄がありません。
脚本の完成度やテンポの良さは、シリーズ中で群を抜いているとされています。
続編ありきではなく、単体の物語として成立している点も高評価につながっています。
アクションの迫力重視なら第4作・第5作が上位に
アクション映画としての派手さや爽快感を求めるなら、第4作「アフターライフ」と第5作「リトリビューション」が上位に入る傾向があります。
特に第4作はジェームズ・キャメロンが開発した3Dカメラシステムで撮影されており、当時としては最先端の映像体験を提供しました。
投票型のランキングサイトではこの2作品が上位にランクインすることも珍しくなく、「頭を空っぽにして楽しむエンタメ映画」としての需要が反映されています。
一方で、ストーリーの深みを求める層からは物足りないという声も多く、評価が二極化しやすい作品群です。
原作ゲームへの忠実度で選ぶならCGアニメが最適
原作ゲームの世界観やキャラクターの再現度を重視するなら、CGアニメ作品が最も満足度の高い選択肢になります。
CGアニメシリーズでは、ゲーム版でおなじみのレオン、クリス、クレアといったキャラクターがそのままの設定で活躍し、ストーリーもゲームの時系列に沿って展開されます。
実写版のようにオリジナルキャラクターが物語の中心になることはなく、ゲームファンにとっては「自分たちが知っているバイオハザード」がそのまま映像化されている安心感があります。
実写シリーズに対して「原作と違う」という不満を感じた方は、まずCGアニメの「ヴェンデッタ」から視聴してみると良いでしょう。
バイオハザード映画のおすすめ視聴順と初心者ガイド
バイオハザード映画に初めて触れる方にとって、15作品近いラインナップは選択肢が多すぎると感じるかもしれません。
ここでは目的別のおすすめ視聴順を整理します。
初めて見るなら公開順がベスト?目的別のおすすめ視聴順
実写オリジナルシリーズ6作品は、公開順と時系列順が完全に一致しています。
そのため、第1作から順番に見ていくのが最もわかりやすく、一般的に推奨されている視聴順です。
ただし、全作品を見る時間がない場合は、以下の目的別ガイドを参考にしてください。
とにかく1本だけ見たい場合は、第1作「バイオハザード」(2002年)がおすすめです。
単体で完結した物語構成になっており、ゲームの知識がなくても楽しめます。
アクションを重視したい場合は、第1作を見た後に第4作「アフターライフ」へ飛ぶのもひとつの選択肢です。
第2作・第3作のストーリーは冒頭のダイジェストで簡単に振り返られる構成になっています。
原作ゲームが好きな方は、CGアニメの「ディジェネレーション」「ダムネーション」「ヴェンデッタ」を公開順に見るのが最善です。
ゲームの時系列に組み込まれた正統なストーリーが楽しめます。
実写とCGアニメはどちらから見るべきか
実写シリーズとCGアニメシリーズはストーリーが完全に独立しているため、どちらから見ても問題ありません。
実写シリーズの主人公はゲームに登場しないオリジナルキャラクター「アリス」であり、ゲームとは異なる独自の物語が展開されます。
一方、CGアニメシリーズの主人公はゲーム版のキャラクターそのもので、設定や世界観もゲームに準拠しています。
映画としてのエンタメ性を優先するなら実写シリーズから、原作の世界観を優先するならCGアニメシリーズからという選び方がわかりやすいでしょう。
両シリーズを交互に見る必要はなく、片方のシリーズを通して見てから、もう片方に移るのが混乱なく楽しめます。
バイオハザード映画の配信状況【2026年最新】
バイオハザード映画シリーズは、主要な動画配信サービスで広く視聴可能です。
2026年2月時点で確認できる配信状況をまとめます。
| 配信サービス | 実写シリーズ | CGアニメ | 月額料金(税込) | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|
| Amazon Prime Video | 見放題 | 一部見放題 | 600円 | 30日間 |
| U-NEXT | 見放題 | 見放題 | 2,189円 | 31日間 |
| Hulu | 見放題 | 一部見放題 | 1,026円 | なし |
| Netflix | 一部見放題 | 一部独占配信 | 790円〜 | なし |
| Lemino | 見放題 | 一部見放題 | 990円 | 初月無料 |
シリーズ全体を網羅的に視聴したい場合は、U-NEXTまたはAmazon Prime Videoが選択肢として挙がることが多いです。
CGアニメドラマ「インフィニット ダークネス」はNetflixでの独占配信となっているため、この作品だけを見たい場合はNetflixが必要になります。
配信状況は随時変動するため、視聴前に各サービスで最新情報を確認することをおすすめします。
バイオハザード映画がひどいと言われる理由と注意点
バイオハザード映画シリーズは商業的な大成功を収めている一方で、「ひどい」という声も根強く存在しています。
事前に知っておくべきポイントを解説します。
原作ゲームファンが不満を感じやすいポイント
実写シリーズに対するゲームファンの不満は、大きく3つに集約されます。
1つ目は、映画オリジナルキャラクター「アリス」が物語の中心であり、ゲームの人気キャラクターが脇役扱いになる点です。
ジル・バレンタインやレオン・S・ケネディといったゲームの象徴的なキャラクターは登場するものの、あくまでアリスを引き立てる役割にとどまっています。
2つ目は、ゲームの持つサバイバルホラーとしての緊張感が、シリーズが進むにつれてアクション偏重の作風に変わっていった点です。
第1作では限られた弾薬や密閉空間での恐怖が再現されていましたが、後半の作品ではアリスが超能力を駆使する「無敵のヒーロー」となり、ホラー要素はほぼ消滅しています。
3つ目は、前作の結末が次回作で無視されたり矛盾する展開が繰り返された点です。
クリフハンガー(次回への引き)で終わりながら、次作の冒頭で状況が一変しているケースが複数あり、ストーリーの一貫性を重視する層からは強い批判を受けています。
シリーズ後半で評価が下がる具体的な理由
第3作以降は、作品を重ねるごとに評価スコアが低下していく傾向が数値でも裏付けられています。
特に指摘が集中しているのが、第6作「ザ・ファイナル」の編集の問題です。
アクションシーンにおいてジャンプカット(極端に短いカットの切り替え)が多用されており、何が起きているか把握しづらいという不満が国内外で共有されています。
英語圏のコミュニティでは「映画史上最悪級の編集」とまで評されるほどです。
加えて、シリーズ完結作でありながら、前作までの人気キャラクターが雑に退場させられる展開も不評の大きな要因となっています。
第5作「リトリビューション」についても、ストーリーの展開がほとんどなく「アクションの連続だけで構成されている」という評価が一般的で、シリーズ中で最も印象に残りにくい作品とされています。
Netflix版ドラマが打ち切りになった経緯
2022年7月にNetflixで配信された実写ドラマ版「バイオハザード」は、わずか1シーズン(全8話)で打ち切りとなりました。
Rotten Tomatoesでは批評家評価54%、視聴者評価27%という極めて低いスコアを記録しています。
主な批判は、原作ゲームとの乖離が大きい点、ティーン向けドラマのような展開、そしてバイオハザードらしさの欠如に集中しました。
配信開始から約1ヶ月半後の2022年8月に打ち切りが発表されており、シーズン2の制作は行われていません。
「もはやバイオハザードではない」という厳しい評価が複数の大手メディアでも報じられ、映像化作品における原作再現の難しさを改めて浮き彫りにしました。
2026年公開予定のリブート版バイオハザード映画の最新情報
2026年9月18日の全米公開が予定されているリブート版は、シリーズの「完全な再出発」として注目を集めています。
過去の失敗を踏まえ、これまでとはまったく異なるアプローチが採用されている点が最大の特徴です。
監督ザック・クレッガーの実績と新作への期待
監督を務めるザック・クレッガーは、2022年公開の「バーバリアン」で一躍注目を浴びたホラー映画の新鋭です。
2025年公開の「WEAPONS/ウェポンズ」でも高い評価を受けており、ホラージャンルにおける実力は折り紙付きといえます。
特筆すべきは、クレッガー監督が「過去のバイオハザード映画を一度も観たことがない」と公言している点です。
これは既存の映画シリーズに引きずられず、原作ゲームの世界観を一から映像化するという意思の表れと捉えられています。
クレッガー監督自身はゲーム版の大ファンであり、特に「バイオハザード2」「バイオハザード3」「バイオハザード4」から強い影響を受けていると語っています。
自身の作品を「死霊のはらわしII」に例える発言もあり、ホラーの恐怖と独特のテンションの融合が予想されます。
完全オリジナルストーリーで描かれる新たなバイオハザード
今回のリブート版では、レオンやクリスといったゲームの既存キャラクターは登場しません。
クレッガー監督は「レオンの物語はゲームで語られている。
それを映画で繰り返す必要はない」と明言しており、バイオハザードの世界観を舞台にしたまったく新しいオリジナルストーリーが描かれます。
主演のオースティン・エイブラムスが演じるのは「ブライアン」という医療配送員のキャラクターです。
共演にはポール・ウォルター・ハウザー、「セヴェランス」のザック・チェリー、「トゥルー・ディテクティブ」のカリ・レイスなど実力派が名を連ねています。
撮影は2025年10月からチェコ・プラハで行われており、撮影監督には「プロメテウス」「オデッセイ」で知られるダリウス・ウォルスキーが起用されています。
制作面でも、Warner Bros.やNetflixを含む4スタジオによる配給権争いが起きた結果、最終的にSony Pictures(Columbia Pictures名義)が獲得するなど、業界の期待の高さがうかがえます。
IMAX上映も予定されており、大作としての扱いを受けていることがわかります。
バイオハザード映画に関するよくある質問
読者から特に多く寄せられる疑問について、簡潔に回答します。
ゲーム未プレイでも映画は楽しめる?
実写オリジナルシリーズ(第1作〜第6作)は、ゲーム未プレイでも問題なく楽しめます。
主人公のアリスは映画オリジナルキャラクターであり、ゲームの前提知識がなくても物語を理解できる構成になっています。
一方、CGアニメシリーズはゲーム版のキャラクターと設定がそのまま使われているため、ゲームの基本的な知識があるとより楽しめるでしょう。
2021年のリブート版「ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」はゲーム版のシナリオを忠実に再現しているため、ゲーム経験者のほうが深く楽しめる作品です。
子どもと一緒に見ても大丈夫?
バイオハザード映画シリーズは、全作品がR指定(またはそれに準ずるレーティング)を受けています。
ゾンビによるゴア表現(残虐描写)が含まれるため、小さな子どもとの視聴には注意が必要です。
日本では映画ごとにPG12やR15+などのレーティングが設定されていますので、視聴前に確認することをおすすめします。
比較的マイルドなのは第1作で、ゴア描写は控えめながら緊張感のあるホラー演出が中心となっています。
日本でバイオハザード映画が特に人気が高いのはなぜ?
バイオハザード映画シリーズは、日本市場で世界的に見ても突出した人気を誇っています。
第4作「アフターライフ」の日本での興行収入47億円は、同作の全世界興行収入の約15%を占めるほどです。
この背景には、原作ゲームが日本生まれのIPであることに加え、ミラ・ジョヴォヴィッチの日本での高い人気、そして邦画と比較してもインパクトの強いアクション演出が日本の観客の好みに合致していたことがあると考えられています。
シリーズを通じて日本での大規模なプロモーションが行われ、第4作では渋谷のスクランブル交差点、第5作では中島美嘉や李冰冰の起用など、日本・アジア市場を意識したキャスティングや演出が積極的に取り入れられていた点も影響しているでしょう。
まとめ:バイオハザード映画の面白い順と作品選びのポイント
- 実写シリーズの面白い順で最も高い評価を得ているのは2002年の第1作である
- 第2作「アポカリプス」はゲームキャラクターの登場によりファン人気がシリーズ中最も高い
- シリーズ後半(第3作以降)はアクション偏重となり、ホラー要素が薄れていく
- 第6作「ザ・ファイナル」は興行収入シリーズ最高だが、編集面への批判が非常に多い
- リブート版「ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」は原作再現度は高いがキャラ改変で不評を買った
- CGアニメ作品はゲーム版に忠実で、原作ファンの満足度は実写シリーズより高い傾向にある
- 面白い順は「映画の完成度」「アクションの派手さ」「原作への忠実度」のどれを重視するかで変わる
- 初心者は実写シリーズを公開順に見るのが最もわかりやすい視聴方法である
- 2026年9月にザック・クレッガー監督による完全新作リブートが公開予定である
- 配信サービスではAmazon Prime Video、U-NEXT、Huluがシリーズ視聴に適している

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