バイオハザード ヴェンデッタはひどい?映画とスロット両方の真相を解説

「バイオハザード ヴェンデッタ ひどい」と検索すると、映画とスロットの両方に関するネガティブな声が数多くヒットします。

2017年に公開されたフルCG映画は、レビューサイトで賛否が大きく分かれました。

さらに2023年に導入されたスマスロ版も、導入台数の多さに反して厳しい評価を受けています。

この記事では、バイオハザード ヴェンデッタがなぜ「ひどい」と言われるのか、映画版・スロット版それぞれの具体的な理由を整理しました。

あわせて、作品の基本情報や良い点、CG映画シリーズ内での比較、視聴・遊技時に知っておきたい注意点まで、多角的に解説していきます。

目次

バイオハザード ヴェンデッタとは?作品の基本情報

バイオハザード ヴェンデッタは、カプコンの人気ゲーム「バイオハザード」シリーズを原作としたフルCGアニメーション映画です。

2017年5月27日に日本で公開され、上映時間は97分となっています。

監督は辻本貴則、脚本は深見真が担当しました。

製作はカプコンの小林裕幸が務め、製作総指揮にはホラー映画「呪怨」で知られる清水崇が名を連ねています。

制作会社はセガグループのマーザ・アニメーションプラネットで、日本ではKADOKAWA、海外ではソニー・ピクチャーズが配給を担当しました。

音楽は「攻殻機動隊」シリーズなどで知られる川井憲次が手がけています。

ゲーム版の正史(カノン)に組み込まれた作品であり、時系列上はバイオハザード6とバイオハザード7の間にあたる2014年が舞台です。

CG映画シリーズとしては、ディジェネレーション(2008年)、ダムネーション(2012年)に続く第3作目にあたります。

タイトルの「ヴェンデッタ」はイタリア語で「復讐」を意味し、物語の核となるテーマを示しています。

バイオハザード ヴェンデッタのあらすじと登場キャラクター

物語は、対バイオテロ組織BSAAの北米支部隊長であるクリス・レッドフィールドが、国際指名手配犯の武器商人グレン・アリアスを追うところから始まります。

クリスはメキシコにあるアリアスのアジトに潜入しますが、罠にはめられて部隊が壊滅してしまいます。

4か月後、クリスの元同僚でシカゴ大学教授のレベッカ・チェンバースが、全米で蔓延するゾンビ化病の原因ウイルスを発見し、ワクチン開発に着手します。

しかし、アリアスの襲撃によって研究成果を破壊されてしまいます。

ウイルスの特性がかつてのプラーガと類似していたことから、クリスとレベッカはDSOエージェントのレオン・S・ケネディに協力を要請します。

レオンは過去の任務で仲間を失い酒に溺れていましたが、再起して3人でニューヨークでのバイオテロ阻止に挑みます。

悪役のアリアスは元CIA工作員で、自身の結婚式を政府の空爆で破壊された過去を持ち、全人類への復讐を企てるという設定です。

日本語版の声優は、クリスを東地宏樹、レオンを森川智之、レベッカを小清水亜美、アリアスを桐本拓哉が演じています。

バイオハザード ヴェンデッタの各レビューサイト評価スコア

バイオハザード ヴェンデッタは、レビューサイトによって評価がかなり分かれています。

以下に、主要サイトでのスコアをまとめました。

レビューサイト スコア 備考
IMDb 6.2/10 約17,000件の評価に基づく
Metacritic(ユーザー) Positive 68% 114件中、Mixed 16%、Negative 16%
Filmarks(日本) 約3.5/5.0 レビュー数は約8,800件超
映画.com(日本) 3.6/5.0 レビュー77件
IGN Movies 4.5/10 脚本とペースの悪さを指摘

Filmarksでは公開初日の満足度スコアが3.80(5点満点)を記録し、公開週の映画初日満足度ランキングで1位を獲得しました。

一方で、海外のIGN Moviesは4.5/10と厳しい評価をつけ、脚本と展開の退屈さを主な理由に挙げています。

全体的に見ると「映像やアクションは高評価だが、ストーリーの質に不満がある」という傾向が読み取れます。

バイオハザード ヴェンデッタの映画がひどいと言われる理由

バイオハザード ヴェンデッタの映画に対して「ひどい」との声が上がる背景には、いくつかの明確な要因があります。

アクション映画としての完成度は認められつつも、バイオハザードシリーズの映画としては期待外れだったという意見が多数を占めています。

脚本が凡庸でストーリーが予測しやすい

多くの視聴者から最も多く指摘されているのが、脚本の質に関する問題です。

悪役が復讐のためにウイルスをばらまき、主人公チームがそれを阻止するという構図は、バイオハザードシリーズの過去作と類似しており、目新しさに欠けるとの見方が一般的です。

海外のレビューサイトでも「見栄えは非常に良いが、独創性や興奮に欠ける凡庸な作品」とまとめられています。

悪役アリアスの動機は「結婚式を破壊されたことへの復讐」ですが、人物描写の掘り下げが不十分で、過去のウェスカーやサドラーといった名悪役と比較すると印象が薄いとされています。

物語の展開が序盤から読めてしまうため、最後まで緊張感を維持できないという点も、不評の大きな要因となっています。

アクション偏重でホラー要素が薄い

バイオハザードシリーズの魅力のひとつは、サバイバルホラーとしての緊張感です。

しかしヴェンデッタでは、ガン・フー(銃撃格闘)やバイクチェイスなど、アクション映画さながらの演出が前面に押し出されています。

この方向転換には制作上の経緯があります。

製作総指揮の清水崇は「元々ホラー部分の強化を求められていたが、アクション系の辻本貴則が監督に就任したためアクション路線に転換した」と公式に明かしています。

レオンがバイクに乗りながら高速でゾンビを射撃するシーンや、クリスがプロレス技で敵を倒すシーンは、視覚的な迫力こそあるものの「バイオハザードらしさがない」との声が少なくありません。

公開当時、ゲーム本編はバイオハザード7でホラー路線に回帰していたため、映画の方向性との温度差が際立ったことも不評の背景にあります。

ワクチンでゾンビが治る設定への批判

本作で導入された「ワクチンを散布するとゾンビ化した人間が元に戻る」という設定は、多くのファンから疑問視されています。

従来のバイオハザードシリーズでは、ウイルスによるゾンビ化はほぼ不可逆的なものとして描かれてきました。

一度感染した者は人間に戻ることはないという前提が、物語の恐怖と緊張感を支えていたのです。

ヴェンデッタではレベッカが開発したワクチンによってゾンビ化の治療が可能になりますが、具体的な研究過程の描写はほとんどありません。

「ゾンビになっても治せる」という設定が成立すると、ウイルス感染の脅威が根本的に薄れてしまいます。

シリーズの根幹であるサバイバルホラーの醍醐味を損ねているとして、長年のファンほど厳しい反応を示す傾向が見られます。

主人公が強すぎて緊張感がない

クリス、レオン、レベッカの3名が主人公として登場しますが、いずれも物語を通じて本気で命の危険にさらされる場面がほとんどありません。

特にクリスとレオンの戦闘能力は圧倒的で、ゾンビの群れを次々と薙ぎ倒していきます。

海外のファンコミュニティでは「スパイダーマンのような動きでタイラントと戦うレオン」「プロレス技を連発するクリス」に対して、「もはやバイオハザードではなくスーパーヒーロー映画」との批判が見られます。

主人公が無敵に近い状態では、観客は「どうせ全員助かる」と予測してしまいます。

サスペンスが生まれないことは、ホラー映画やアクション映画において致命的な弱点と言えるでしょう。

レベッカの扱いが「囚われのヒロイン」止まり

レベッカ・チェンバースはバイオハザード0以来の久々の登場とあって、ファンの期待が高かったキャラクターです。

序盤では研究者としてワクチン開発に取り組む姿が描かれますが、後半ではアリアスに拉致されてしまいます。

研究者としての能力を活かした活躍が限定的にとどまり、結局は「助けを待つヒロイン」の役割になってしまった点に対して、不満の声が一定数上がっています。

クリスとレオンに比べて見せ場が少なく、せっかくの復帰が十分に活かされなかったとの見方が一般的です。

バイオハザード ヴェンデッタの映画の良い点・評価されているポイント

「ひどい」との声がある一方で、バイオハザード ヴェンデッタを高く評価する意見も確かに存在します。

特にアクションシーンの質とファンサービスの充実度については、多くの視聴者が肯定的な評価を示しています。

CG映画シリーズ随一のアクションクオリティ

本作のアクションシーンは、CG映画シリーズ4作品の中でも群を抜いています。

レオンがドゥカティのバイクを操りながらゾンビ犬と戦うシーンや、クリスとレオンがニューヨークの高層ビルでゾンビの大群を相次いで倒していくシーンは、CG映画ならではのダイナミックな演出として広く称賛されています。

ジョン・ウィックを彷彿とさせるガン・フー(銃撃格闘)スタイルのアクションは、バイオハザードのゲームで銃撃と格闘を組み合わせて戦う感覚に近く、ゲームファンの間で好評を博しました。

海外の一部レビューでは「とにかく最高に楽しい」と5点中4点の高評価がつけられたケースもあります。

シリーズファンへの豊富なファンサービス

クリス・レオン・レベッカという人気キャラクター3名がCG映画で初めて共演した点は、シリーズファンにとって大きな魅力となりました。

クリスの使用武器がコルトM4A1にM203グレネードランチャー、レオンがセンチネルナインとデザートイーグルといった具合に、銃器の描写にも細かいこだわりが見られます。

実写映画版と異なり、ゲーム版と同じ世界観・設定を共有している点を評価する声も多く、「ポール・W・S・アンダーソン監督の実写版より断然良い」という意見も根強くあります。

CG映画シリーズ全4作品との比較でわかるヴェンデッタの立ち位置

バイオハザードのCG映画は、2008年から2023年までに4作品が公開されています。

ヴェンデッタをシリーズ全体の中で位置づけると、長所と短所がより明確になります。

作品名 公開年 主な特徴 一般的な評価傾向
ディジェネレーション 2008年 ホラー寄りの堅実な作り CGは古いがストーリーは好評
ダムネーション 2012年 政治サスペンスの要素あり シリーズ最高評価の傾向
ヴェンデッタ 2017年 アクション全振りの路線 映像は最高峰、脚本は最低評価
デスアイランド 2023年 5大キャラ集結のファンサ映画 CG品質低下の声もあり

海外のファンコミュニティでは、ダムネーションを最上位に推す意見が多数派です。

ダムネーションはストーリーテリング、アクション、キャラクター描写、ペース配分のバランスに優れていると評価されています。

ヴェンデッタは「アクションならシリーズ最強、ストーリーならシリーズ最弱」という評価が一般的であり、好みによって大きく評価が分かれる作品と言えるでしょう。

なお、前作ダムネーションまでの制作会社はデジタル・フロンティアでしたが、ヴェンデッタからマーザ・アニメーションプラネット(セガグループ)に変更されており、この制作体制の刷新が作風の変化に影響を与えたとも指摘されています。

バイオハザード ヴェンデッタのスロット(スマスロ版)がひどいと言われる理由

映画に加えて、2023年7月に導入されたスマスロ版バイオハザード ヴェンデッタも「ひどい」との評価を受けています。

サミー(ロデオ)が開発した本機は、純増2枚 or 4枚のAT機で、設定6の機械割は約112%です。

2023年のスマスロ導入台数ランキングでは約31,800台で第4位に入る大型導入でしたが、稼働は急速に低下しました。

通常時が虚無すぎる演出問題

スマスロ版で最も多くのプレイヤーから不満が寄せられているのが、通常時の演出の単調さです。

液晶画面ではキャラクターが暗い建物の中を徘徊するだけの映像が延々と続きます。

過去のバイオシリーズ機では、5号機バイオ5の「小役履歴による抽選」、バイオ6の「チャンスゾーンまで転落なし」、RE:2の「リプレイによるモードアップ」といった仕組みがあり、通常時にも期待感を持てるゲーム性が備わっていました。

ヴェンデッタにはこうした通常時を楽しませるシステムが不足しており、弱レア役を引いても画面が赤くなるだけ、強レア役でも文字が迫って消える演出の繰り返しという単調さが指摘されています。

天井は最大810G+α(「バ(8)イ(1)オ(0)」の語呂合わせ)に設定されているため、通常時の退屈さに長時間耐えなければならないケースが発生しやすい構造となっています。

AT中のチャンス不発がストレスになる仕様

AT(アシストタイム)に突入した後のゲーム性にも課題があります。

本機のATはハズレの連続やレア役からチャンスが訪れ、押し順ベルの第1停止を液晶の指示とシンクロさせることでバトルに発展する仕様です。

ガンアクションをモチーフにした演出自体は評価されているものの、「チャンスが頻繁に来るのに活かしきれない」というストレスが発生しやすい構造になっています。

一般的なAT機で「レア役を引けずにあっさり終了した」場合は自分の運の問題として納得しやすいとされますが、ヴェンデッタでは何度もチャンスが来ては不発という展開が繰り返されるため、精神的な消耗が大きいとの声が多くあがっています。

さらに、クリーチャーバトルでマシンガンを獲得した際のボタン長押し演出で敵にダメージが入らない仕様も、ストレスの要因として広く不評です。

完走しないと出玉が伸びにくい出玉構造

本機はエンディング到達条件として「有利区間の残り差枚が128枚以下になる」か「一撃で約3,000枚獲得」の2パターンが存在します。

エンディング後は50%の確率で上位ATに突入し、純増と継続率がアップする仕組みです。

しかし、この構造は完走できなければ出玉が大きく伸びないことを意味します。

70枚程度の獲得でATが終了するケースも珍しくなく、中途半端な当選が続くと投資額だけが膨らんでいく状況に陥りやすいのです。

業界内では「過去のバイオシリーズが持っていた大量出玉までの経緯の面白さが失われた」との分析がなされています。

ホール関係者も予想外だった期待とのギャップ

導入前の段階では、ホール関係者の間でもバイオの後継機として高い期待が寄せられていました。

メーカーでの試打ではATの爽快感が体験できたため、多くのホールが自信を持って大量導入に踏み切っています。

しかし、試打の段階では低設定の通常時を長時間打つ機会がないため、実際にユーザーが遭遇する退屈さが事前に認識されませんでした。

「スマスロ初のバイオ」というブランドへの過大な期待が、ホール・ユーザー双方の落胆をより大きくしたとされています。

一部のスロット情報サイトのクソ台ランキングでは、2023年導入機種の中でワースト上位にランクインしているケースも確認されています。

バイオハザード ヴェンデッタの映画はどこで見れる?配信情報

バイオハザード ヴェンデッタは、複数の動画配信サービスで視聴が可能です。

見放題配信を行っているサービスとしては、U-NEXTとHuluが挙げられます。

Netflixでも配信されており、Amazon Prime Videoではレンタルおよび購入が可能です。

Apple TVでもレンタル視聴に対応しています。

パッケージ版としては、4K Ultra HD Blu-ray版が既に発売されているほか、ソニー・ピクチャーズからスペシャル・プライス版DVD(1,320円税込)が2026年2月25日に発売予定です。

視聴前の注意点として、2023年公開の続編「バイオハザード:デスアイランド」はヴェンデッタの直接的な続編にあたるため、デスアイランドを観る予定がある場合はヴェンデッタを先に視聴することをおすすめします。

バイオハザード ヴェンデッタは結局観るべき?見る前に知っておきたい注意点

「ひどい」という評判を知ったうえで、ヴェンデッタを観るべきかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。

判断材料として、本作が向いている人と向いていない人を整理します。

楽しめる可能性が高い人の特徴

バイオハザードシリーズのゲームを複数プレイしており、クリス・レオン・レベッカといったキャラクターに愛着がある方であれば、ファンサービスの充実度だけでも楽しめる要素は十分にあります。

派手なアクション映画が好きで、ストーリーの深みよりも視覚的な迫力を重視する方にも向いています。

また、CG映画シリーズを全作品観たい方にとっては、デスアイランドとの繋がりがあるため視聴は不可欠です。

不満を感じやすい人の特徴

バイオハザードにサバイバルホラーとしての恐怖体験を求めている方にとっては、本作のアクション路線は期待外れになる可能性が高いでしょう。

シリーズ未経験者にとっても、キャラクターの背景知識がないと登場人物への感情移入が難しく、楽しめる幅が狭まります。

脚本の質やストーリーの独自性を重視する方は、凡庸な展開に物足りなさを感じるかもしれません。

小説版と併せると評価が変わる場合がある

映画の脚本を手がけた深見真自身がノベライズを担当した小説版(角川ホラー文庫)も存在します。

小説版では映画で描かれなかったレオンの事件前の経緯や、キャラクターの内面がより丁寧に補完されています。

ただし、映画版と小説版の間にはレオンの任務内容など一部設定の違いがあるため、両方に触れる場合はその点を把握しておくとよいでしょう。

映画単体では薄く感じるストーリーも、小説版を読むことで理解が深まるとの声が一般的に見られます。

まとめ:バイオハザード ヴェンデッタがひどいと言われる理由と評価の全体像

  • 映画版は2017年公開のフルCGアニメーションで、日本国内興行収入は約1億5,000万円にとどまった
  • 「ひどい」との声は映画とスマスロの両方に対して上がっている
  • 映画の最大の問題点は脚本の凡庸さと予測可能なストーリー展開である
  • 制作方針がホラーからアクションに転換されたことで、シリーズ特有の緊張感が失われた
  • ワクチンでゾンビが治るという設定がサバイバルホラーの根幹を揺るがすと広く批判されている
  • アクションシーンの質はCG映画シリーズ4作品中で最も高いと評価されている
  • CG映画シリーズ内では前作ダムネーションの方がストーリー面で高い評価を得ている
  • スマスロ版は約31,800台が導入されたが、通常時の単調さとAT中のストレス構造が不評の原因である
  • 映画はU-NEXT、Hulu、Netflixなどで視聴可能で、続編デスアイランドの予習として視聴する価値がある
  • シリーズファンであればアクションとファンサービスを楽しめるが、ホラーを期待すると裏切られる作品である
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