「自分だけのオリジナルゲームを作ってみたい」「はじめてゲームプログラミングを買ったけど、どうすれば面白いゲームが作れるのかわからない」とお悩みではありませんか。
Nintendo Switchで手軽にゲーム制作が楽しめる本ソフトは、多くのユーザーから神ゲーと評価されています。
しかし、ナビつきレッスンをクリアした後、フリープログラミングで何を作ればいいのか迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、はじめてゲームプログラミングの基本情報から、神ゲーと呼ばれる作品を生み出すための具体的なテクニック、知っておくべき制限事項まで、網羅的に解説していきます。
初心者の方でも段階的にスキルアップできる手順を紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
はじめてゲームプログラミングとは?基本情報まとめ
はじめてゲームプログラミングは、任天堂が開発したNintendo Switch専用のプログラミング学習ソフトです。
正式名称は「ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング」で、2021年6月11日に発売されました。
プログラミングの知識がまったくない方でも、ゲームを作りながら楽しく学べる設計になっています。
任天堂が開発したSwitch専用プログラミングソフトの概要
本ソフトは任天堂の開発室から生まれたプログラミング学習ツールです。
「ノードン」と呼ばれる不思議な生き物をワイヤーでつなげることで、複雑なコードを書くことなくゲームを制作できます。
ノードンは全部で84体存在し、それぞれが入力、中間、出力、モノという4つのカテゴリに分類されています。
たとえば「スティックノードン」はコントローラーの入力を受け取り、「ヒトノードン」はキャラクターの動きを制御するといった具合です。
これらを組み合わせることで、シューティングゲームやレースゲーム、謎解きゲームなど、多彩なジャンルのゲームを作ることができます。
価格・対象年齢・必要な容量などの基本スペック
購入を検討している方のために、基本的なスペック情報を以下の表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パッケージ版価格 | 3,480円(税込) |
| ダウンロード版価格 | 2,980円(税込) |
| 対象年齢 | 6歳以上 |
| 必要容量(Switch) | 1.0GB |
| 必要容量(Switch 2) | 1.1GB |
| プレイ人数 | 1人(ローカル通信時2〜8人) |
| 開発・販売 | 任天堂 |
公式では6歳以上を対象としていますが、小学1年生程度から楽しめるという声が多く聞かれます。
パッケージ版には「ノードンふりかえりカード」が付属しており、各ノードンの役割を手元で確認しながら制作を進められます。
ナビつきレッスンとフリープログラミングの2つのモード
本ソフトには2つのメインモードが用意されています。
ナビつきレッスンは、ガイドキャラクター「ボブ」の指示に従いながら、7種類のゲームを制作していくモードです。
二人対戦のおにごっこバトル、コロコロボール、エイリアンシューティング、GO!GO!アスレチック、謎解きの部屋、エキサイトレーシング、3Dアスレチックワールドという段階的なレッスンが用意されています。
各レッスンの所要時間は40分程度で、全レッスンを通じて約10時間でプログラミングの基礎を習得できる構成になっています。
一方、フリープログラミングは、ナビつきレッスンで学んだ知識を活かして自由にゲームを制作するモードです。
オリジナルのテクスチャを描いたり、豊富なBGMから好みの音楽を選んだりと、創造性を発揮できる環境が整っています。
神ゲーと評価される理由は?ユーザーの評判を検証
はじめてゲームプログラミングは、Amazon評価で星5つ中4.2(約3,018件のレビュー)を獲得しています。
発売週には週間販売ランキングで首位を獲得し、2022年12月末時点で累計115万本を売り上げました。
多くのユーザーから神ゲーと呼ばれる理由を、具体的な評価ポイントから検証していきましょう。
挫折させない丁寧なナビゲーションが高評価
一般的なプログラミング学習の挫折率は約90%と言われています。
しかし本ソフトでは、挫折させないための工夫が随所に施されています。
章の始めには必ず前回の復習と今回の達成目標が提示され、スモールステップで着実に知識を積み重ねていける設計です。
ノードンたちが個性豊かなキャラクターとして登場し、「オレは〇〇をするぜ」「アタシは〇〇をチェックするわよ」といった親しみやすい口調で機能を説明してくれます。
1ステップ完了するごとに褒めてくれる演出もあり、お子様のモチベーション維持にも効果的だという評価が多く見られます。
レッスン内容も「ジャンプできないアクションゲーム」を最初に遊ばせ、どうすれば改善できるかを体験的に学ばせるなど、理解を促進する構成になっています。
3Dゲームが手軽に作れる自由度の高さ
本ソフトの大きな特徴は、3Dゲームを手軽に制作できる点にあります。
多くのプログラミング学習ツールが2Dゲームに限定されている中、本格的な3D空間でのゲーム制作を体験できることは大きなアドバンテージです。
ステージの配置もPowerPointで図形を配置するような直感的な操作で行えます。
見えているままにデザインできるため、「何が起こっているのか理解できない」という袋小路に陥りにくい設計です。
作れるジャンルも幅広く、アクションゲーム、シューティングゲーム、レースゲーム、謎解きゲーム、音楽ゲームなど、アイデア次第で様々な作品を生み出せます。
「適切な制限の中で自由にできる」理想的なバランスが保たれているという評価が多く見られます。
他者の作品からプログラムを学べる仕組み
作成したゲームはインターネットを通じて公開でき、他のユーザーの作品をダウンロードして遊ぶことも可能です。
ダウンロードした作品は遊ぶだけでなく、裏側のプログラム構造を確認することができます。
「この機能はどうやって作っているのだろう」と疑問に思ったとき、直接プログラムを見て学べる環境が整っています。
ゲームIDと呼ばれる固有のコードを共有することで、友人や世界中のユーザーと作品を交換できます。
ファンコミュニティによるゲームID共有サイトも活発に運営されており、人気作品や話題の再現ゲームを簡単に見つけることができます。
Nintendo Switch Onlineへの加入が必要ですが、上級者の作品から技術を吸収できる点は学習効果を大きく高めてくれます。
神ゲーを作るために知っておくべきノードンの基礎知識
神ゲーと呼ばれる作品を制作するためには、ノードンの仕組みを深く理解することが不可欠です。
ノードンはプログラミングにおける「関数」や「変数」といった概念をキャラクター化したもので、それぞれが固有の役割を持っています。
ここでは、効果的なゲーム制作に必要なノードンの基礎知識を解説します。
ノードンとは?全84体の役割と4つの分類
ノードンとは、ゲームのプログラムを構成する不思議な生き物たちのことです。
全84体(プレイヤーが呼び出せないものを含めると85体)が存在し、ナビつきレッスンでは45体が登場します。
それぞれのノードンには明確な役割があり、ビジュアルを見るだけで機能が推測できるようデザインされています。
たとえばキノコのような見た目の「スティックノードン」はコントローラーのスティック入力を担当し、眉毛がりりしい「ボタンノードン」はボタン入力を受け持ちます。
すべてのノードンは入力、中間、出力、モノという4つのカテゴリに分類されており、この分類を理解することがゲーム制作の第一歩となります。
入力・中間・出力・モノ系ノードンの使い分け方
4つのカテゴリはそれぞれ異なる役割を担っています。
入力系ノードンは、プレイヤーからの操作を受け取る役割を持ちます。
定数ノードン、ボタンノードン、スティックノードン、タッチしたらノードンなどが該当し、ゲームの操作系統を構築する際に使用します。
中間系ノードンは、入力された情報を加工・処理する役割を果たします。
けいさんノードン、マッピングノードン、くらべるノードン、タイマーノードンなどがあり、ゲームロジックの核となる部分を担当します。
出力系ノードンは、処理結果を画面や音として表現する役割です。
音ノードン、エフェクトノードン、マーカー表示ノードン、ゲームきりかえノードンなどが含まれます。
モノ系ノードンは、ゲーム内に登場するオブジェクトを表現します。
ヒトノードン、クルマノードン、UFOノードン、モノノードンなど、実際にゲーム画面に表示されるキャラクターや物体を担当します。
ノードンをつなぐワイヤーの基本ルール
ノードン同士はワイヤーと呼ばれる線でつなぐことで、情報のやり取りを行います。
ワイヤーは1ゲームあたり1024本までという制限があるため、効率的な配線を心がける必要があります。
基本的なルールとして、ワイヤーは入力側の「出力ポート」から出力側の「入力ポート」へとつなぎます。
たとえば「スティックノードン」の出力ポートと「ヒトノードン」の入力ポートをつなぐと、スティックを倒したときにヒトが動くようになります。
複数のノードンを直列につなぐ場合は17個まで、並列につなぐ場合は8個までという連結制限も存在します。
これらの制限を把握しておくことで、複雑なゲームを設計する際のトラブルを未然に防ぐことができます。
神ゲーの作り方の手順を初心者向けにわかりやすく解説
神ゲーと呼ばれる作品を生み出すためには、段階的なスキルアップが欠かせません。
いきなり複雑なゲームを作ろうとすると挫折しやすいため、着実にステップを踏んでいくことが重要です。
ここでは、初心者の方でも実践できる具体的な手順を4つのステップに分けて解説します。
ステップ1:まずはナビつきレッスン7本を完全クリア
最初に取り組むべきは、ナビつきレッスンの全7本を完全にクリアすることです。
レッスン1の「おにごっこバトル」では、キャラクターの移動やステージの配置、リトライ機能といった基本的なゲーム構造を学びます。
レッスン2以降では、ボールの物理演算、シューティングの弾発射、複雑なステージ設計、謎解き要素、レースゲームの視点切り替えなど、応用的なテクニックが登場します。
すべてのレッスンを終えると、ゲーム制作に必要な基礎知識が一通り身につきます。
この段階を飛ばしてフリープログラミングに進むと、基本的な操作でつまずいてしまう可能性が高まります。
急がば回れの精神で、まずはナビつきレッスンを丁寧にクリアしていきましょう。
ステップ2:チェックポイントで知識を定着させる
各レッスンの後には「チェックポイント」と呼ばれる復習問題が用意されています。
パズル形式で学んだ知識を確認でき、プログラミングでよくあるミスや勘違いを体験的に学べます。
たとえば「ステージが固定されているのは当たり前」と思いがちですが、実際には個別に落ちないようプログラムする必要があることを、チェックポイントを通じて理解できます。
一見簡単そうに見えても、意外と歯ごたえのある問題が出題されます。
ここでつまずいた箇所は、実際のゲーム制作でもミスしやすいポイントです。
チェックポイントを繰り返し解くことで、知識を確実に定着させていきましょう。
ステップ3:人気作品をダウンロードしてプログラムを分析
ナビつきレッスンとチェックポイントを終えたら、他のユーザーが作成した人気作品をダウンロードしてみましょう。
ゲームID共有サイトでは、マリオ風やカービィ風の再現作品、音楽ゲーム、レースゲームなど、多彩なジャンルの作品が公開されています。
ダウンロードした作品は、プログラム画面で裏側の構造を確認することができます。
「この敵の動きはどうやって実現しているのだろう」「このエフェクトはどのノードンを使っているのだろう」といった疑問を、実際のプログラムを見ながら解決できます。
上級者の作品には、ナビつきレッスンでは紹介されない高度なテクニックが詰まっています。
プログラムを分析し、使えそうな技術を自分の引き出しに加えていきましょう。
ステップ4:小さなオリジナルゲームから制作開始
十分な知識を蓄えたら、いよいよオリジナルゲームの制作に挑戦します。
最初から大作を目指すのではなく、シンプルで小さなゲームから始めることが成功の秘訣です。
たとえば「ボールを転がしてゴールを目指すだけ」「敵を避けながらアイテムを集めるだけ」といった、単純なルールのゲームがおすすめです。
小さなゲームを完成させる経験を積むことで、制作の流れや注意点を体得できます。
何度か完成させた後に、徐々に複雑な要素を追加していくアプローチが効果的です。
完成したゲームはインターネットで公開し、他のユーザーからのフィードバックを受けることで、さらなる成長につなげましょう。
上級者が実践する神ゲー制作テクニックとコツ
基礎を習得した後は、より高品質な作品を目指してテクニックを磨いていく段階に入ります。
神ゲーと呼ばれる作品には、細部まで計算された設計と工夫が施されています。
ここでは、上級者が実践している具体的なテクニックとコツを紹介します。
操作説明をゲーム画面に表示する設計術
初めてプレイするユーザーが迷わないよう、操作説明をゲーム画面内に表示することは重要なテクニックです。
「Aボタンでジャンプ」「スティックで移動」といった基本操作を、ゲーム開始時に画面上に表示させましょう。
ことばつきモノノードンを使えば、テキストをゲーム内に配置できます。
ただし8個までという制限があるため、必要最小限の情報に絞り込む工夫が求められます。
操作説明だけでなく、ゲームのルールや目標も簡潔に伝えることで、プレイヤーの没入感を高められます。
優れた神ゲーは、マニュアルを読まなくても遊び方が直感的にわかる設計になっています。
ノードン節約テクニックで512体の壁を突破する方法
複雑なゲームを制作していると、ノードン512体という上限に達してしまうことがあります。
この壁を乗り越えるためには、ノードンを効率的に使用するテクニックが必要です。
まず、同じ機能を持つノードンを複数配置している場合は、1つのノードンで複数の処理を行えないか検討しましょう。
けいさんノードンやマッピングノードンを活用することで、複数のノードンを1つにまとめられるケースがあります。
また、使用していないノードンや、テスト用に配置したまま残っているノードンがないか確認することも大切です。
定期的にプログラムを見直し、不要なノードンを削除する習慣をつけましょう。
範囲選択機能を使えば、複数のノードンをまとめて移動、複製、削除できるため、整理作業の効率が上がります。
テクスチャでアニメーションを表現する裏技
静止画だけでなく、アニメーションを取り入れることでゲームの魅力は大きく向上します。
本ソフトでは、テクスチャを切り替えることでアニメーションを表現するテクニックが使えます。
複数のテクスチャを用意し、タイマーノードンやカウンターノードンと組み合わせて順番に切り替えることで、歩行アニメーションや攻撃モーションを実現できます。
また、モノの位置や角度を連続的に変化させることで、滑らかな動きを表現することも可能です。
フラグノードンを活用すれば、特定の条件でアニメーションを開始したり停止したりする制御もできます。
これらのテクニックを組み合わせることで、より本格的なゲーム演出を実現しましょう。
追いかけてくる敵の作り方と応用パターン
プレイヤーを追いかけてくる敵は、ゲームに緊張感を与える重要な要素です。
基本的な作り方は、敵キャラクターとプレイヤーの位置を比較し、その差に応じて敵を移動させる方法です。
位置センサーノードンでプレイヤーと敵の座標を取得し、けいさんノードンで差を計算します。
その結果をモノノードンの移動入力につなげることで、プレイヤーに向かって移動する敵が完成します。
応用として、一定距離まで近づいたら追跡を開始する、障害物があったら回り込む、複数の敵が連携して追いかけるといったパターンも実現可能です。
くらべるノードンやフラグノードンを組み合わせることで、より知的な敵の行動を設計できます。
人気の神ゲー作品ジャンルとゲームIDの探し方
はじめてゲームプログラミングのコミュニティでは、様々なジャンルの作品が日々公開されています。
人気作品を研究することは、自身のゲーム制作スキルを向上させる近道となります。
ここでは、特に人気の高いジャンルと、優れた作品を見つける方法を紹介します。
マリオ風・カービィ風など再現系パロディ作品が人気
コミュニティで特に人気が高いのは、有名ゲームを再現したパロディ作品です。
マリオ風の横スクロールアクション、カービィ風の吸い込みアクション、ゼルダ風の謎解きアドベンチャーなど、様々な再現作品が公開されています。
これらの作品は、原作の特徴的な動きやシステムをどのようにノードンで再現しているかという点で、非常に学びが多いジャンルです。
たとえばカービィの吸い込み機能を再現した作品では、当たり判定と状態管理の高度なテクニックが使われています。
再現系作品のプログラムを分析することで、複雑なゲームシステムの構築方法を学ぶことができます。
ただし、再現作品を公開する際は、著作権への配慮も忘れないようにしましょう。
音ゲー・レースゲーム・パズルなど多彩なジャンル
再現系以外にも、オリジナリティあふれる作品が多数存在します。
音楽ゲームは、タイミングに合わせてボタンを押すシステムをノードンで実現した人気ジャンルです。
タイマーノードンとくらべるノードンを駆使して、判定タイミングを設定する技術が求められます。
レースゲームは、ナビつきレッスンでも扱われるジャンルで、視点切り替えやコース設計のテクニックを応用した作品が多く見られます。
マリオカート風のアイテムシステムを取り入れた作品も人気です。
パズルゲームは、ノードン数を比較的抑えながらも奥深いゲーム性を実現できるジャンルとして注目されています。
ぷよぷよ風の落ちものパズルや、倉庫番風のパズルなど、様々なタイプが公開されています。
ゲームID共有サイトで話題作を見つける方法
優れた作品を効率的に見つけるには、ファンコミュニティが運営するゲームID共有サイトの活用がおすすめです。
「はじカミ」や「ひげぱいん」といったサイトでは、ユーザーが投稿した作品がジャンル別やタグ別に整理されています。
人気ランキングやおすすめ作品のピックアップ機能を使えば、話題の神ゲーをすぐに見つけることができます。
各作品には紹介文やスクリーンショットが掲載されており、ダウンロード前に内容を確認できます。
SNSのハッシュタグ「#はじめてゲームプログラミング」や「#GameBuilderGarage」でも、新作情報や話題作の情報が日々共有されています。
気になる作品を見つけたら、ゲームIDをメモしてソフト内で検索してダウンロードしましょう。
知っておくべき制限事項とデメリット
神ゲーを制作するためには、ソフトの制限事項を正しく理解しておくことが重要です。
制限を知らずに制作を進めると、途中で行き詰まってしまう可能性があります。
ここでは、制作前に把握しておくべき制限事項とデメリットを解説します。
ノードン512体・ワイヤー1024本の上限に注意
本ソフトでは、1つのゲームで使用できるノードン数に上限が設定されています。
ノードンは512体まで、ワイヤーは1024本までという制限があり、この数を超えることはできません。
シンプルなゲームであれば問題になりませんが、複雑なシステムや広大なステージを持つゲームでは、この制限が大きな壁となります。
使用中のノードン数とワイヤー数は、ポーズメニューから確認できます。
制作の早い段階から定期的に確認し、残り数を意識しながら設計を進めることが大切です。
上限に近づいた場合は、前述のノードン節約テクニックを活用して対処しましょう。
ことばつきモノノードンは8個までの制約
ゲーム内にテキストを表示するための「ことばつきモノノードン」は、8個までしか配置できません。
この制限は、操作説明やストーリーテキストを多用するゲームにとって大きな制約となります。
8個という数は、ゲームのルール説明、操作方法、目標表示などの基本情報を表示するだけで使い切ってしまう可能性があります。
対策として、1つのことばつきモノノードンに複数の情報をまとめる工夫が必要です。
また、テキストに頼らずアイコンやビジュアルで情報を伝える設計を心がけることも有効です。
文字だけを表示したい場合は、数つきモノノードンの文字のみ表示機能を活用する方法もあります。
フリープログラミングへの移行が難しいという声も
ナビつきレッスンは非常に丁寧な設計ですが、その親切さが逆にフリープログラミングへの移行を難しくしているという声もあります。
レッスンでは指示通りに進めれば完成するため、自分で考えてゼロから設計する経験が積みにくいという側面があります。
フリープログラミングに移行した途端、何を作ればいいかわからなくなるユーザーも少なくありません。
この課題を克服するためには、レッスン中も「なぜこのノードンを使うのか」「別の方法はないか」と考えながら進めることが重要です。
チェックポイントやノードンガイドを繰り返し活用し、各ノードンの役割を深く理解しましょう。
他者の作品を分析する習慣をつけることも、フリープログラミングへのスムーズな移行に役立ちます。
マリオメーカー2との違いは?どっちを買うべきか比較
ゲーム制作ができるSwitchソフトとして、スーパーマリオメーカー2と比較検討される方も多いでしょう。
両者は似ているようで、実は大きく異なる特徴を持っています。
目的に応じた最適な選択ができるよう、詳しく比較していきます。
制作できるゲームジャンルの幅広さで比較
両ソフトの最も大きな違いは、制作できるゲームのジャンルです。
スーパーマリオメーカー2は、マリオシリーズスタイルの2D横スクロールアクションゲームに特化しています。
マリオの世界観やキャラクター、ギミックを使った本格的なステージ制作が楽しめます。
一方、はじめてゲームプログラミングは、ジャンルの制限がありません。
アクション、シューティング、レース、パズル、謎解き、音楽ゲームなど、アイデア次第で様々なタイプのゲームを制作できます。
さらに3Dゲームにも対応しているため、表現の幅が格段に広がります。
特定のジャンルを極めたいならマリオメーカー2、多彩なジャンルに挑戦したいならはじめてゲームプログラミングが向いています。
プログラミング学習効果の違い
教育的な観点からも、両ソフトには明確な違いがあります。
マリオメーカー2は、パーツを配置してステージを構成するスタイルで、直感的に操作できる反面、プログラミングの概念を学ぶ機会は限定的です。
はじめてゲームプログラミングは、ノードンをつなげる過程で「入力→処理→出力」というプログラミングの基本構造を体験的に学べます。
条件分岐、変数、ループといったプログラミングの概念が、ゲーム制作を通じて自然と身につきます。
将来的に本格的なプログラミングを学ぶ際の入門として活用したい場合は、はじめてゲームプログラミングの方が適しています。
ただし、純粋にゲーム制作を楽しみたいだけであれば、マリオメーカー2の方が手軽に始められます。
目的別のおすすめの選び方
最終的な選択は、何を目的とするかによって変わります。
マリオシリーズが好きで、マリオスタイルのステージを作って友人と共有したいなら、マリオメーカー2がおすすめです。
豊富なマリオ素材を使って、すぐに本格的なステージを作り始めることができます。
プログラミングの仕組みを学びながら、オリジナリティのあるゲームを作りたいなら、はじめてゲームプログラミングがおすすめです。
お子様のプログラミング教育を目的とする場合も、体系的に学べる本ソフトが適しています。
両方購入して使い分けるという選択肢もあります。
マリオメーカー2で創作の楽しさを知り、はじめてゲームプログラミングでプログラミングの基礎を学ぶという併用も効果的です。
Nintendo Switch 2対応など最新情報とアップデート
本ソフトは発売から数年が経過していますが、継続的なアップデートが行われています。
特に2025年以降は、Nintendo Switch 2への対応が大きなトピックとなりました。
最新の動向を把握して、快適なゲーム制作環境を整えましょう。
Switch 2向け無料アップデートの内容と変更点
2025年6月、Nintendo Switch 2向けの無料アップデートが配信開始されました。
このアップデートにより、Switch 2の高解像度ディスプレイに対応し、よりくっきりとした表示でゲーム制作が楽しめるようになりました。
2025年8月6日には、Ver.1.1.1が配信され、Switch 2でプレイした際のシステム挙動に関する不具合が修正されています。
体験版でも同様のアップデートが適用されており、購入前に最新環境で試すことができます。
Switch 2をお持ちの方は、本体をインターネットに接続して最新バージョンに更新しておきましょう。
従来のSwitch版で作成したゲームIDは、Switch 2でもそのままダウンロードして遊ぶことができます。
Joy-Con関連の注意点とSwitch Liteでの制限
本ソフトには、使用する本体によって一部制限が生じる機能があります。
Nintendo Switch Lite本体でプレイする場合、フリープログラミングモードの一部機能でJoy-Conセットが必要になります。
これは、Joy-Conの傾きセンサーやIRカメラを使用する機能に関連しています。
Nintendo Switch 2本体でプレイする場合も、フリープログラミングモードの一部機能で初代SwitchのJoy-Conセットが必要です。
Switch 2付属のJoy-Con 2では対応できない機能があるため、注意が必要です。
TVモード使用時には市販のUSBマウスを接続でき、パソコン感覚で操作できる点は便利な機能として残されています。
購入前に、自分の使用環境でどの機能が利用可能か確認しておくことをおすすめします。
はじめてゲームプログラミングに関するよくある質問
ここでは、購入を検討している方や、すでにプレイ中の方からよく寄せられる質問にお答えします。
疑問点を解消して、より充実したゲーム制作体験につなげてください。
何歳から遊べる?子供でも神ゲーは作れる?
公式の対象年齢は6歳以上となっており、小学1年生程度から楽しめる設計です。
ナビつきレッスンは非常に丁寧なガイドが付いているため、文字が読めるお子様であれば、保護者のサポートなしでも進められます。
ただし、年少のお子様(5歳以下)の場合、レッスン3以降で難易度が上がり、挫折するケースも報告されています。
神ゲーと呼ばれるような高品質な作品を子供だけで作るのは難しいかもしれません。
しかし、親子で一緒に取り組むことで、より複雑な作品にも挑戦できるようになります。
お子様の興味や習熟度に合わせて、無理のないペースで進めることが大切です。
大人やプログラミング経験者でも楽しめる?
本ソフトは、プログラミング経験のある大人からも高い評価を受けています。
ナビつきレッスンは初心者向けの丁寧な説明が続きますが、フリープログラミングに移行すれば、かなり本格的なゲーム制作に挑戦できます。
512体のノードンと1024本のワイヤーという制限の中で、いかに複雑なシステムを実現するかという点に、パズル的な面白さを感じる方も多いようです。
職業プログラマーの方からは「プログラミング教材として」「デザイン教材として」「数学教材として」の3つの側面で学びがあるという評価も見られます。
本格的なプログラミング言語への直接的な橋渡しにはなりませんが、論理的思考やゲーム設計の基礎を楽しく学べる点は、年齢を問わず価値があります。
パッケージ版とダウンロード版はどちらがおすすめ?
両者の最大の違いは、価格と付属品です。
パッケージ版は3,480円(税込)で、「ノードンふりかえりカード」が付属しています。
ダウンロード版は2,980円(税込)で、付属品はありません。
初心者やお子様には、カードを手元に置きながら制作できるパッケージ版がおすすめです。
84体のノードンの役割を覚えるのは大変なため、カードがあると便利な場面が多くあります。
すでにプログラミングに慣れている方や、複数のソフトをダウンロード版で管理したい方には、500円安いダウンロード版が向いています。
なお、ノードンふりかえりカードは単体でも購入可能なため、後からカードだけ追加することもできます。
作ったゲームをインターネットに公開する方法は?
ゲームを公開するには、Nintendo Switch Online(有料)への加入が必要です。
加入後、ゲーム内の「公開する・もらう」機能から、作成したゲームをインターネット上に公開できます。
公開すると、そのゲーム固有の「ゲームID」が発行されます。
このゲームIDを友人やSNSで共有することで、誰でもあなたの作品をダウンロードして遊べるようになります。
同様に、他のユーザーが公開しているゲームも、ゲームIDを入力することでダウンロードできます。
ダウンロードした作品は遊ぶだけでなく、プログラムの中身を確認することも可能です。
公開・共有機能を活用して、世界中のユーザーと作品を通じた交流を楽しみましょう。
まとめ:はじめてゲームプログラミングで神ゲーを作ろう
- はじめてゲームプログラミングは任天堂が開発したSwitch専用のプログラミング学習ソフトである
- ノードンと呼ばれる84体のキャラクターをつなげてゲームを制作する仕組みである
- ナビつきレッスン7本を完全クリアすることが神ゲー制作の第一歩となる
- ノードンは512体、ワイヤーは1024本という上限があるため効率的な設計が必要である
- 他者の作品をダウンロードしてプログラムを分析することでスキルアップできる
- 操作説明の表示やノードン節約テクニックが上級者の必須スキルである
- マリオメーカー2と異なり多彩なジャンルの3Dゲームも制作可能である
- ゲームID共有サイトを活用すれば人気の神ゲーを簡単に見つけられる
- Nintendo Switch 2にも無料アップデートで対応済みである
- パッケージ版にはノードンふりかえりカードが付属し初心者におすすめである

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