ゲーム「バイオハザード」シリーズをプレイしていると、様々なウィルスが登場することに気づくでしょう。
始祖ウィルスから派生したT-ウィルスやG-ウィルス、さらには最新作に登場する脅威まで、シリーズを重ねるごとに新たなウィルスが生まれてきました。
「バイオハザードのウィルスは全部で何種類あるのか」「それぞれのウィルスにはどんな違いがあるのか」といった疑問を持つファンは少なくありません。
この記事では、バイオハザードシリーズに登場する全13種類のウィルスについて、開発経緯から特徴、感染による変異、登場作品まで詳しく解説します。
各ウィルスの系統関係や危険度ランキングも紹介しますので、シリーズの世界観をより深く理解する参考としてお役立てください。
バイオハザードに登場するウィルスとは何か
すべての元凶となった始祖ウィルスの正体
始祖ウィルスは、バイオハザードシリーズに登場するすべてのウィルスの原型となった存在です。
アフリカの古代遺跡の深奥部に咲く「始祖花」から発見されたRNAウイルスの一種であり、現地では「太陽の階段」と呼ばれていました。
アンブレラ社創設者のオズウェル・E・スペンサー、エドワード・アシュフォード、ジェームス・マーカスらによって研究が開始されています。
このウィルスは適合する遺伝子を持つ生物の遺伝子構造を劇的に変化させ、優れた身体構造に作り替える性質を持っています。
ただし、非常に毒性が強く、適合しない生物はたちまち死亡してしまうという危険な特性があります。
始祖花は発見された土地以外では活性を失うという特性があったため、研究者たちはブランドン・ベイリーを現地に派遣し、ウィルスを抽出して送り届けさせる形で研究を進めました。
この始祖ウィルスの発見がアンブレラ社設立のきっかけとなり、後のT-ウィルスやG-ウィルスなど様々なウィルスの開発へとつながっていきます。
ウィルスの系統と分類方法
バイオハザードシリーズに登場するウィルスは、大きく3つの系統に分類できます。
第一の系統は始祖ウィルス直系の「T-ウィルス系統」です。
T-ウィルス、t-Veronica、t-Abyss、t-Phobosなどが含まれており、シリーズで最も多くの派生型を生み出しています。
第二の系統は「G-ウィルス系統」で、T-ウィルスとは異なる進化を遂げた独自のウィルスとなっています。
第三の系統は「複合ウィルス系統」で、C-ウィルスやt+G-ウィルスなど複数のウィルスを融合させて開発されたものが該当します。
また、ウロボロス・ウィルスやA-ウィルスなど、独自の開発経緯を持つウィルスも存在します。
これらのウィルスは、いずれも始祖ウィルスを起源としながらも、それぞれ異なる特性と危険性を持っているのが特徴です。
ウィルスとプラーガや特異菌の違い
バイオハザードシリーズには、ウィルス以外にも脅威となる生物兵器が登場します。
代表的なものが「プラーガ」と「特異菌(カビ)」です。
プラーガはバイオハザード4と5に登場する寄生虫で、宿主の神経系を乗っ取り、知能を保ったまま操ることができます。
特異菌はバイオハザード7と8に登場する菌類で、感染者の肉体を再構築し、異常な再生能力を与えます。
これらはウィルスとは根本的に異なる性質を持っており、感染メカニズムや変異のプロセスも大きく異なります。
| 種類 | 分類 | 特徴 | 登場作品 |
|---|---|---|---|
| ウィルス | 微生物 | 遺伝子レベルで変異を引き起こす | シリーズ全般 |
| プラーガ | 寄生虫 | 神経系を乗っ取り宿主を支配 | 4、5 |
| 特異菌 | 菌類 | 細胞の融合と再構築 | 7、8 |
ウィルスは主に遺伝子レベルで生物を変異させるのに対し、プラーガは寄生による支配、特異菌は細胞の融合と再構築という方法で宿主を変化させます。
T-ウィルスの特徴と感染メカニズム
T-ウィルスの開発経緯と正式名称
T-ウィルスの正式名称は「Tyrant Virus(タイラント・ウィルス)」で、「暴君」を意味する名前が付けられています。
1978年2月13日、ジェームス・マーカスがアークレイ山地の幹部養成所で始祖ウィルスをヒルに投与する実験を行いました。
ヒルの体内で始祖ウィルスとヒルのDNAが組み合わさった変異体が生まれ、これがT-ウィルスの第1号となっています。
マーカスはヒルが寄生や捕食、繁殖を繰り返す生物であることに着目し、生物兵器として優れていると考えました。
実験体のヒルは肉体の肥大化、知能の向上、集団による捕食やマーカスの姿への擬態といった変化を起こしています。
T-ウィルスはその後、ウィリアム・バーキンやアルバート・ウェスカーらによって量産・改良が進められました。
ウィルスの色は緑色で、映画版では青色として描かれています。
アンブレラ社はこのウィルスを使って強力な生物兵器(B.O.W.)を開発し、軍需産業で巨大な利益を上げることを目論んでいたのです。
T-ウィルスの感染経路と発症過程
T-ウィルスは非常に強力な感染力を持ち、経口感染、血液感染、空気感染など複数の経路で拡散します。
ただし、変異性が高く広がっていくうちに感染力が弱まる傾向にあります。
基本的に空気感染を起こすのはウィルスが拡散した初期段階であり、生物に感染した後は血液感染など感染者の体液が血液内に入ることで感染を広げていきます。
爪で引っかかれるなどの微量なかすり傷でも感染するため、注意が必要です。
感染初期の症状は全身の皮膚掻痒感、発熱、意識レベルの低下などです。
その後、大脳新皮質の壊死が始まり、知性や記憶の欠落、代謝異常による急激な食欲増進が引き起こされます。
ゲーム内で登場した「飼育員の日記」では、感染者が「かゆい かゆい スコットー きた」「かゆい うま」と記すなど、知性の欠如が如実に表現されています。
発症までの時間は個人差が大きく、感染者の肉体が衰弱しているほどウィルスの活動が活発化し、発症が早まります。
ゾンビ化とV-ACTによる変異
T-ウィルスに感染した人間は、知能の低下と代謝促進による飢餓感から、食欲を中心とした本能的行動をとるようになります。
この状態が「ゾンビ」と呼ばれるもので、体内の全細胞が活性化し、死滅した細胞でさえも再生するため、異常な耐久性を持つようになります。
さらにT-ウィルスの変種体は、宿主が意識を喪失して休眠状態に陥ると、体組織の再構築を行います。
この現象は研究員により「V-ACT」と命名されました。
V-ACTが発生したゾンビは「クリムゾン・ヘッド」と呼ばれる凶暴な変異種となり、俊敏性が向上します。
クリムゾン・ヘッドの最も恐ろしい性質は、「敵」と認識した者を完全に排除するまでどこまでも追跡し続けることです。
V-ACTの発生を防ぐ方法は、頭部を破壊するか、休眠状態中に全身を焼却することだけとなっています。
T-ウィルスの抗体を持つ人間の存在
遺伝子による相性が原因で、T-ウィルスに対する完全な抗体を持った人間が10人に1人の割合で存在します。
この性質はどんなに遺伝子研究を進めても改変することが不可能であると立証されています。
ゲーム本編の主人公たちがワクチンを投与していないにもかかわらず、ゾンビなどの攻撃を受けても感染しないのは、この抗体を持っているためです。
「バイオハザード0」のイベントシーンでも、マーカスのヒルに襲われた犠牲者が高確率でゾンビ化する中、レベッカは同じように襲われても感染しませんでした。
ただし、抗体を持つ人間でもジルのように濃度の高いT-ウィルスを直接体内に送り込まれると感染する場合があります。
さらに、1000万人に1人の割合でT-ウィルスに完全に適応する者も存在します。
作中ではセルゲイ・ウラジミールが該当しており、脳に障害を及ぼすことなく肉体の強化が可能で、自身の意志で劇的な形状変化も可能となっています。
G-ウィルスの特徴と進化する恐怖
G-ウィルスの発見と開発経緯
G-ウィルスは、ウィリアム・バーキン博士が発見・開発したウィルスです。
始祖ウィルスを改良した試作段階ウィルスの被験者であるリサ・トレヴァーの体内から、未知のウィルスが発見されました。
バーキン博士はこのウィルスをベースにして研究や実験、改良を繰り返した結果、G-ウィルスを誕生させています。
「G」は「Generation(世代)」を意味しており、感染生物が全く新しい生命体に進化することを表しています。
T-ウィルスとG-ウィルスを区別する根本的な点は、感染生物が全く新しい生命体に進化することにあります。
T-ウィルスは単世代の突然変異体しか生成しませんが、G-ウィルスは繁殖可能な「Gクリーチャー」を生成する力を持っています。
G-ウィルス感染者の変異過程
G-ウィルスに感染した生命体は、外的要因を必要とせず自発的な突然変異を続けます。
死ぬまで予測不能な進化を繰り返すようになり、多大なダメージによる生命危機からの超回復の過程でも進化が起こります。
バイオハザード2に登場したウィリアム・バーキンの変異過程を例に挙げると、以下のように進行しました。
第1形態では人間の姿を保っているものの、右肩に巨大な目玉が生成され、腕が肥大化します。
第2形態では頭部が別のものに置き換わり、脇腹の部分から新しい腕が生えます。
第3形態では4本の腕を持った外見に変化し、人間の姿はほとんど失われます。
第4形態では四足歩行のクリーチャーへと変異します。
第5形態(最終形態)では、触手を持つ巨大な肉塊の生物となりました。
G-ウィルス感染者は繁殖本能にしたがって「胚」の植え付けによる繁殖を行うようになり、知能も自我もほとんど失ってしまいます。
T-ウィルスとG-ウィルスの違い
T-ウィルスとG-ウィルスには、感染後の変異において決定的な違いがあります。
| 比較項目 | T-ウィルス | G-ウィルス |
|---|---|---|
| 変異の特徴 | 単世代の突然変異 | 継続的な進化 |
| 繁殖能力 | なし | 胚の植え付けによる繁殖可能 |
| 知能 | 著しく低下 | ほぼ消失 |
| 制御可能性 | 一定程度可能 | 不可能 |
| 変異の予測 | ある程度予測可能 | 完全に予測不能 |
G-ウィルスはT-ウィルスを完全に無効化し、影響を一切受けないという特性も持っています。
G生物化したウィリアム・バーキンは「T」の入ったアンプルを踏み躙り、それ以降は見向きさえしませんでした。
これはG-ウィルスがT-ウィルスに対して上位に位置することを示しています。
t-Veronicaウィルスの特徴と適合条件
t-Veronicaの開発者と名前の由来
t-Veronicaウィルスは、アレクシア・アシュフォードによって開発されました。
名前の由来は、アシュフォード家の始祖であるベロニカ・アシュフォードにちなんでいます。
始祖ウィルスに女王アリと植物の遺伝子を組み合わせて作られており、1983年に開発が完了しています。
T-ウィルスの開発が1978年であることを考えると、t-Veronicaはそれよりも5年後に完成したことになります。
アレクシアは自らの肉体を実験に使用し、ウィルスとの完全適合を目指しました。
適合には15年もの冷凍睡眠が必要であり、アレクシアは長い眠りについています。
t-Veronica感染者の変異と能力
t-Veronicaウィルスに感染した場合、適合の有無によって結果が大きく異なります。
完全適合した場合は、人間としての自我や知能に異常を来すことなく、人の姿を保ったままで肉体を強化できます。
さらに、血液を発火させて新たな攻撃手段とすることが可能になります。
作中ではアレクシアが完全適合を果たし、炎を操る能力を獲得しました。
一方、適合しなかった場合は脳に浸食後破壊され、自我や知能を失います。
残るものは攻撃本能のみとなり、T-ウィルス汚染生物以上に危険な怪物と化してしまいます。
バイオハザード CODE:Veronicaに登場したスティーブは完全適合とまではいかず凶暴な怪物となりましたが、適合率自体は高かったために最後に自我を取り戻しています。
t-Veronicaの適合に必要な条件
t-Veronicaウィルスとの完全適合には、非常に特殊な条件が必要です。
アレクシアの研究によると、ウィルスを投与した後に15年間の冷凍睡眠を行うことで、ゆっくりと体内でウィルスを適合させることができます。
急激な投与では脳が破壊されてしまうため、時間をかけて徐々に適合させる必要があるのです。
この方法により、アレクシアは人間としての知性を保ったまま超人的な能力を獲得することに成功しました。
ただし、この適合条件は非常に厳しく、実用的な生物兵器としての利用は困難でした。
マヌエラ・ヒダルゴもt-Veronicaに感染していましたが、定期的な臓器移植によって進行を抑えるという別の方法で適合を維持していました。
t+G-ウィルスとC-ウィルスの特徴
t+G-ウィルスの開発目的と特性
t+G-ウィルスは、文字通りT-ウィルスとG-ウィルスを組み合わせて開発されたウィルスです。
バイオハザード ガンサバイバー4に登場し、色は淡い緑色をしています。
このウィルスを投与された生物が適合すると、電気を発生させる作用を有するようになります。
さらに、生物をメス化させる作用も持っています。
作中のモーフィアス・D・デュバルは体型が女性のようになり、口調も女性的に変化しました。
足先もハイヒールを履いたかのような形に変化し、片腕が肥大化して鋭い爪を有する姿になっています。
t+G-ウィルスは爆発的なバイオハザードが起きない「兵器としての制御しやすさ」がメリットだったと考えられています。
C-ウィルスの開発経緯と特徴
C-ウィルスは、バイオハザード6に登場したウィルスです。
「C」は「Chrysalis(サナギ)」を意味しており、感染者の変異過程に由来しています。
始祖ウィルスの特性にT-ウィルス、G-ウィルス、t-Veronicaの要素を融合させて誕生しました。
元となったウィルスは始祖ウィルス、G-ウィルス、t-Veronicaという、シリーズでの危険度トップ3のラインナップです。
C-ウィルスに感染した者は、変異の過程でサナギ化し一旦活動を停止します。
サナギの中では激しい変異が繰り返されており、その後「完全変異種」と呼ばれる姿となってサナギを破り出てきます。
知能の低下や自我の消失はなく、肉体の強化のみが起こるのが特徴です。
空気感染した場合はゾンビとなりますが、T-ウィルスのゾンビと違って知能があまり低下しないため、道具を使ったり走ったりすることが可能です。
C-ウィルスの変異パターンと危険性
C-ウィルスは投与方法や感染者の状態によって、様々な変異パターンを示します。
直接投与の場合はサナギ化を経て完全変異種となり、空気感染の場合は知能を保ったゾンビとなります。
完全変異種には複数の個体タイプが確認されており、それぞれ異なる能力を持っています。
また、生命活動が停止した際は体が燃え上がり灰化するという特性があります。
C-ウィルスは感染力、変異の多様性、感染者の知能維持という点で、歴代ウィルスの中でも最も危険度が高いと評価されています。
多くのファンからは、シリーズ最強クラスのウィルスとして認識されています。
ウロボロス・ウィルスとt-Abyssの特徴
ウロボロス・ウィルスの開発目的
ウロボロス・ウィルスは、バイオハザード5に登場したウィルスです。
名前は「完全な世界」「死と再生」「不老不死」「無限」の意味を持つギリシャ語の、尻尾を咥えた龍「ウロボロス」に由来しています。
アルバート・ウェスカーが開発し、人類を「選別」するという目的で使用されました。
このウィルスは人間の遺伝子に作用し、適合すれば投与された者の精神や外観を損ねることなく知性的、肉体的な超強化を及ぼします。
しかし非常に毒性が強く、初期の頃は被験者をたちどころに死亡させてしまい、効果を確認することすら困難でした。
開発にはジルの体内で生成された強力なT-ウィルス抗体が利用されています。
この抗体は始祖ウィルスの毒性を抑えるほどの効力を発揮し、ウロボロス・ウィルスの完成に貢献しました。
ウロボロス感染者の適合と不適合
ウロボロス・ウィルスは、適合者と不適合者で全く異なる結果をもたらします。
適合した場合は知能や自我に影響を与えず、肉体のみを強化できます。
作中で完全適合したのはアルバート・ウェスカーのみでした。
適合しなかった場合は、体中から無数の黒い触手を生やした不定形のクリーチャーへと変質してしまいます。
感染力、汚染力共に非常に強力で、適合できなかった感染者はありとあらゆる有機物を吸収して増殖し続けます。
新たな増殖の源を求めて非感染者に容赦なく襲い掛かるため、一度感染者が外に出ると世界中に拡がりかねない危険な存在となります。
この特性を利用して、人間の死体を金属等の無機物と一緒につなぎ合わせた「レヴェナント」などのB.O.W.が製造されています。
t-Abyssウィルスの特徴と脅威
t-Abyssウィルスは、バイオハザード リベレーションズに登場したウィルスです。
「Abyss」は「深淵」を意味しており、深海に関連するウィルスであることを示しています。
T-ウィルスと深海魚から発見された「ジ・アビス」ウイルスを組み合わせて開発されました。
感染者の細胞膜と融合すると、変異のため過剰に水分を吸収させた後に浸透圧で異常に膨れ上がらせます。
やがて周囲の細胞膜と溶けるように融合を続け、このプロセスを全身で繰り返すことで感染者を変貌させていきます。
t-Abyssの最も恐ろしい特性は、その汚染力です。
海にばら撒けば海洋生物やバクテリアを通じてウィルスは爆発的に増殖を続け、最終的には地球上の海全域が汚染されるという計算が出ています。
ワクチンの開発は必須であり、迅速に行わなければ制御不可能な状態になりかねないレベルの危険性を持っています。
t-PhobosとA-ウィルスの特徴
t-Phobosウィルスの開発目的と特性
t-Phobosウィルスは、バイオハザード リベレーションズ2に登場したウィルスです。
「Phobos」は「恐怖」を意味するギリシャ語に由来しています。
始祖ウィルスから派生したレトロウイルスで、副作用のない超人を作り出すことを目的に開発されました。
このウィルスの最大の特徴は、感染者の恐怖心によって活性化するという点です。
感染者が強い恐怖を感じると、ウィルスが活性化して変異が始まります。
逆に、恐怖を克服できれば変異を抑えることが可能です。
G-ウィルスの要素も含まれており、変異の過程で予測不能な進化を遂げる可能性があります。
作中ではこの特性を利用した実験が行われ、被験者たちは恐怖に耐えることを強いられました。
A-ウィルスの特徴と感染メカニズム
A-ウィルスは、バイオハザード3に登場したウィルスです。
「A」は「Animality(動物性)」を意味しています。
このウィルスは2種類の生物の遺伝子を組み合わせることで作られました。
A-ウィルス感染者は、人間の姿を保ちながらも動物的な特性を獲得します。
感染初期は目立った変化がありませんが、徐々に攻撃性が増していきます。
最終的には完全に人間性を失い、凶暴なクリーチャーへと変貌します。
A-ウィルスは他のウィルスと比較すると登場作品が限られており、詳細な情報は少ないのが現状です。
ただし、人間と動物の特性を融合させるという点で、独自の位置づけを持つウィルスとなっています。
その他の派生ウィルスと試作段階のウィルス
バイオハザードシリーズには、上記以外にも様々な派生ウィルスや試作段階のウィルスが存在します。
強化型C-ウィルスは、C-ウィルスをさらに改良したもので、バイオハザード6に登場しています。
通常のC-ウィルスよりも強力な変異を引き起こし、より危険なクリーチャーを生み出すことができます。
また、シリーズ通じて様々な試作段階のウィルスが研究されており、実用化に至らなかったものも数多く存在します。
これらの試作ウィルスは、主にゲーム内の文書ファイルなどで言及されています。
アンブレラ社をはじめとする組織が、いかに多くのウィルス研究を行っていたかを示す証拠となっています。
バイオハザード ウィルス 種類の危険度ランキング
感染力で比較するウィルスランキング
各ウィルスの感染力を比較すると、以下のようなランキングになります。
| 順位 | ウィルス名 | 感染力の特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | C-ウィルス | 空気感染可能、多様な感染経路 |
| 2位 | t-Abyss | 海洋全域を汚染可能な驚異的拡散力 |
| 3位 | T-ウィルス | 経口・血液・空気など複数経路 |
| 4位 | ウロボロス | 有機物を吸収して増殖 |
| 5位 | G-ウィルス | 胚の植え付けによる繁殖 |
C-ウィルスは空気感染が可能であり、感染者が知能を保つため二次感染のリスクも高くなっています。
t-Abyssは海洋生物を通じた爆発的な拡散が可能であり、一度流出すれば地球規模の災害につながります。
T-ウィルスは複数の感染経路を持ちますが、時間経過とともに感染力が弱まる傾向があります。
変異の危険度で比較するランキング
変異の危険度という観点では、異なるランキングとなります。
| 順位 | ウィルス名 | 変異の危険度 |
|---|---|---|
| 1位 | G-ウィルス | 予測不能な継続的進化 |
| 2位 | C-ウィルス | 多様な変異パターン |
| 3位 | t-Veronica | 完全適合時の強力な能力 |
| 4位 | ウロボロス | 不適合時の暴走 |
| 5位 | T-ウィルス | V-ACTによる二次変異 |
G-ウィルスは死ぬまで予測不能な進化を続けるため、対処が極めて困難です。
C-ウィルスは投与方法や感染者の状態によって変異パターンが異なり、多様なクリーチャーを生み出します。
t-Veronicaは完全適合した場合の能力が非常に強力ですが、適合条件が厳しいという特徴があります。
総合的な脅威度ランキング
感染力、変異の危険度、制御の困難さなどを総合的に評価すると、以下のランキングとなります。
1位はC-ウィルスです。
感染力、変異の多様性、感染者の知能維持という点で、最も危険なウィルスと評価されています。
2位はt-Abyssウィルスです。
海洋汚染という地球規模の脅威を持ち、一度流出すれば取り返しがつかない事態を招きます。
3位はウロボロス・ウィルスです。
適合率の低さと不適合時の暴走により、制御が極めて困難なウィルスとなっています。
4位はG-ウィルスです。
予測不能な進化と繁殖能力を持ちますが、感染経路が限定的である点が評価に影響しています。
5位はT-ウィルスです。
シリーズの基礎となるウィルスですが、他のウィルスと比較すると制御しやすい部類に入ります。
最新作に登場するウィルスと今後の展開
バイオハザード7・8の特異菌とウィルスの関係
バイオハザード7と8では、ウィルスではなく「特異菌(カビ)」が脅威の中心となっています。
特異菌は菌類に分類され、ウィルスとは根本的に異なる性質を持っています。
感染者の肉体を再構築し、異常な再生能力を与えるという特徴があります。
ただし、特異菌の研究にはアンブレラ社の流れを汲む組織が関わっており、過去のウィルス研究との関連性も示唆されています。
特異菌に感染したイーサン・ウィンターズは、驚異的な再生能力を獲得しました。
腕や足を切断されても再接合が可能であり、従来のウィルス感染者とは異なる特性を示しています。
バイオハザード8では、特異菌の研究がさらに発展し、様々な変異体が登場しています。
バイオハザード レクイエムで予想される新たな脅威
2026年2月27日発売予定の「バイオハザード レクイエム」では、ラクーンシティが舞台となることが発表されています。
最新トレーラーでは、懐かしい場所であるR.P.D.(ラクーン市警察署)の内部も確認できます。
ラクーンシティはT-ウィルスによるバイオハザードが発生した象徴的な場所であり、T-ウィルス関連の脅威が登場する可能性が高いでしょう。
新たなウィルスや変異体の登場も予想されており、ファンの間で様々な考察が行われています。
シリーズ30周年を迎える2026年にふさわしい作品として、これまでのウィルスの集大成となる内容が期待されています。
シリーズ全体で見るウィルスの進化と傾向
バイオハザードシリーズを通じて、ウィルスは徐々に複雑化・強力化してきました。
初期のT-ウィルスから始まり、G-ウィルス、t-Veronica、C-ウィルスと、世代を追うごとに新たな特性が追加されています。
複数のウィルスを融合させる技術も発展し、C-ウィルスのような複合型ウィルスが登場するようになりました。
一方で、バイオハザード7以降は特異菌という新たな脅威が登場し、ウィルスとは異なるアプローチの生物災害が描かれています。
今後のシリーズでは、ウィルスと特異菌の両方が登場する可能性もあり、さらに複雑な脅威が生まれることが予想されます。
シリーズのファンとしては、新たなウィルスや生物兵器の登場を楽しみにしつつ、これまでの設定との整合性にも注目したいところです。
まとめ:バイオハザード ウィルス 種類の完全ガイド
- 始祖ウィルスはアフリカの「始祖花」から発見された、すべてのウィルスの原型となるRNAウイルスである
- T-ウィルスは1978年にジェームス・マーカスがヒルを使った実験で開発した、シリーズの基礎となるウィルスである
- G-ウィルスは感染者が死ぬまで予測不能な進化を続け、繁殖能力も持つ危険なウィルスである
- t-Veronicaは完全適合に15年の冷凍睡眠が必要だが、成功すれば知性を保ったまま超人的能力を獲得できる
- C-ウィルスは始祖・G・t-Veronicaを融合させた複合型で、シリーズ最強クラスの脅威度を持つ
- ウロボロス・ウィルスは適合率が極めて低く、不適合者は黒い触手を持つ不定形のクリーチャーと化す
- t-Abyssは海洋全域を汚染可能な感染力を持ち、地球規模の災害を引き起こしうる
- t-Phobosは感染者の恐怖心によって活性化するという独特の特性を持つ
- T-ウィルスの抗体を持つ人間は10人に1人、完全適応者は1000万人に1人の割合で存在する
- バイオハザード7以降は特異菌という新たな脅威が登場し、ウィルスとは異なる生物災害が描かれている

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