ストリートファイター6に登場するJPは、その謎めいた存在感と圧倒的な強さで多くのプレイヤーの注目を集めています。
「JPって一体何者なの?」「ベガとの関係は?」「なぜこんなに悪役として魅力的なのか」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、JPの正体であるシャドルーとの関係性、ストーリー上で果たす役割、そして対戦における強さや評価まで、あらゆる角度から徹底的に解説していきます。
JPというキャラクターの魅力と全貌を知ることで、ストリートファイター6の世界観をより深く楽しめるようになるはずです。
JPの正体は元シャドルー金融担当の黒幕
JPの正体は、かつて悪の組織シャドルーで金融担当を務めていた元幹部です。
表向きは慈善事業に携わる紳士的な実業家として振る舞いながら、裏では数々の犯罪に手を染める黒幕として暗躍しています。
ストリートファイター6におけるメインヴィランであり、ワールドツアーモードのラスボスとしても登場する重要なキャラクターです。
表の顔は国際NGO代表の実業家
JPは国際NGO「Terra Network Partners」の代表として知られています。
多数の開発投資プロジェクトを成功させてきた敏腕実業家であり、中東圏の小国ナイシャールに現在の繁栄をもたらした立役者として称えられています。
ナイシャールで開催される神前御前試合の大会実行委員長も務めており、公の場では温厚で物腰の柔らかい老紳士として振る舞っています。
愛猫シベールを可愛がる姿からは、悪人の片鱗すら感じさせません。
しかし、この表の顔はすべて偽りの姿であり、慈善事業を装ったマネーロンダリングの隠れ蓑に過ぎないのです。
裏の顔はテロ組織アムネジアのリーダー
JPの真の姿は、国際テロ組織「アムネジア」のリーダーです。
表向きの慈善活動とは裏腹に、資金洗浄のためにプロジェクトを成功させては企画者を使い捨てにするという非情な手口を繰り返しています。
ナイシャールの急進的な近代化や神前御前試合の開催も、すべてはJPの犯罪活動を隠蔽するための手段でした。
場合によっては他人の命を弄ぶことすら躊躇しない冷酷な性格の持ち主であり、歴代のストリートファイターシリーズに登場した悪役とは一線を画す陰湿さを持っています。
JPという名前は偽名のイニシャル
「JP」という名前は本名ではなく、複数の偽名のイニシャルを取ったものです。
ロシア人として活動する際は「ヨハン・ペトロビッチ(Johan Petrovich)」、フランス人として活動する際は「ジャン・フィリップ(Jean-Philippe)」と名乗っています。
国籍を偽装しながら各国で暗躍しているため、JPの本名や出身地は現在も謎に包まれたままです。
技の名前にスラヴ神話由来のものやロシア語が多いこと、好物にロシア料理のアクローシュカが含まれていることから、ロシア語圏出身である可能性が高いと推測されています。
一方でフランス料理のテリーヌを好み、フランス由来の杖術を使いこなすなど、複数の文化に精通している点も特徴的です。
JPとベガ・シャドルーの関係を徹底解説
JPを語る上で欠かせないのが、悪の組織シャドルーとの関係性です。
シャドルーはストリートファイターシリーズにおいて長年にわたり暗躍してきた犯罪組織であり、その総帥ベガは歴代最強の悪役として知られています。
JPはこのシャドルーにおいて重要な役割を担っていました。
シャドルーで金融担当を務めていた過去
JPはシャドルーにおいて、組織の金融部門を統括する立場にありました。
戦闘員ではなく、あくまで財務を担当する非戦闘員としてベガに仕えていたのです。
シャドルーが世界規模で暗躍するためには莫大な資金が必要であり、JPはその資金調達と運用を一手に担う重要人物でした。
金融のプロフェッショナルとして組織を支えながら、サイコパワーを用いた非道な実験の数々を目の当たりにしてきた過去を持っています。
自ら志願してベガからサイコパワーを継承
JPが使用するサイコパワーは、生まれつきのものではありません。
金融担当に戦闘力は必要ないにもかかわらず、JP自身が望んでベガからサイコパワーを分け与えられたのです。
なぜ非戦闘員であるJPがサイコパワーを求めたのか、その理由について本人は「ベガのように世界を見てみたかったから…かもしれません」と語っています。
この発言がどこまで本心なのかは定かではありませんが、JPがベガに対して一定の関心や敬意を抱いていたことは間違いないでしょう。
また、JPは受け継いだサイコパワーを他者に注入する能力も持っており、ワールドツアーモードでは主人公にサイコパワーを与える場面も描かれています。
ベガ復活後の両者の関係はどうなる?
2024年のYear 2アップデートでベガがプレイアブルキャラクターとして復活参戦しました。
死んだはずのシャドルー総帥が記憶の一部を失った状態で蘇ったことで、JPとベガの関係性がどうなるのか注目が集まっています。
両者は師弟関係とも後継者関係とも言える複雑な立場にあり、今後のストーリー展開でどのような絡みが描かれるのか、多くのファンが期待を寄せています。
シャドルー復活をめぐる展開の中で、JPがベガと協力するのか対立するのかは、ストリートファイター6の物語における大きな見どころとなるでしょう。
JPが犯した悪事とストーリー上の役割
JPはストリートファイター6のストーリーにおいて、数々の悪事を働いています。
その陰湿で計算高い手口は、これまでのシリーズに登場した悪役とは一線を画するものです。
ここでは、JPがストーリー上で犯した主な悪事について詳しく見ていきます。
ケン・マスターズを冤罪に陥れた張本人
JPが犯した最も大きな悪事の一つが、ケン・マスターズを陥れた事件です。
かつてJPとケンはビジネスパートナーとして良好な関係にありました。
ケンはナイシャールの発展に貢献するJPを称賛し、マスターズ財団を通じて出資も行っていたのです。
しかしJPは、テロリスト集団アムネジアの犯行をケンに着せるという陰謀を企てました。
息子のメルを誘拐してケンを脅迫し、爆弾を起爆させるかメルを見殺しにするかという究極の選択を迫ったのです。
この事件によりケンは世間からテロリストの疑いをかけられ、家族とも離れて身を隠しながら建設会社で働くことを余儀なくされました。
キンバリーの叔父の死への関与
新キャラクターであるキンバリーがJPを追う理由も、JPの悪事に関係しています。
キンバリーの叔父アルバート・ジャクソンは、JPが関与する事件で命を落としたと示唆されています。
マスターズ財団への出資に関わっていたSiRN社の社員だったキンバリーの叔父は、JPの陰謀に巻き込まれた犠牲者の一人でした。
キンバリーは真相を追求するためにJPに接触し、叔父に何が起きたのかを問い詰めます。
しかしJPは慇懃無礼な態度で質問をはぐらかし、キンバリーの怒りを煽るような言動を繰り返すのです。
ワールドツアーのラスボスとして主人公を否定
ワールドツアーモードにおいて、JPは物語の最終盤に登場するラスボスとして描かれています。
主人公であるアバターキャラクターは「強さって何だろう?」という問いの答えを探す旅を続けてきました。
様々な格闘家との出会いを通じて成長してきた主人公に対し、JPは「強さには意味がない」という冷酷な言葉を投げかけます。
「格闘とは不合理なもの」「人を倒したいなら他にいくらでも方法がある」というJPの主張は、主人公の旅の目的そのものを否定するものでした。
JPを倒した後も「あなたは私を倒した。
それで?あなたにとってこれは何です?」と問いかけ、主人公に明確な答えを出させないまま物語は幕を閉じます。
この後味の悪いエンディングこそが、JPというキャラクターの本質を表していると言えるでしょう。
JPの基本プロフィールとキャラクター設定
JPはストリートファイター6で初登場した新キャラクターです。
謎めいた設定と独特の存在感を持つJPについて、公式に明かされているプロフィール情報を整理していきます。
身長・体重・誕生日などの基本データ
JPの基本的なプロフィールは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 誕生日 | 5月1日 |
| 出身地 | 不明 |
| 身長 | 191cm |
| 体重 | 97kg |
| 血液型 | 不明 |
| 職業 | 実業家 |
| 好きなもの | チェスプロブレム、掃除、地方の郷土料理 |
| 嫌いなもの | 服につく汚れ、睡眠 |
| 好きな食べ物 | テリーヌ・ド・カナール、ジビエ料理、アクローシュカ |
| 嫌いな食べ物 | なし |
191cmという長身と97kgの体重が示す通り、年齢を感じさせない屈強な体躯の持ち主です。
出身地や血液型が不明とされている点は、複数の偽名を使い分けるJPらしい設定と言えます。
声優は杉田智和が担当
日本語版のJPを演じているのは、人気声優の杉田智和さんです。
英語版はWally Wingertさんが担当しています。
杉田さんが老人の悪役を演じるのは珍しく、慇懃無礼で冷酷な演技が高い評価を受けています。
実は杉田さんは当初、ルークのオーディションを受けていました。
その際にJPのイラストを見て「こちらのおじいちゃんを受けてもいいですか?」と自ら志願したことが、ディレクターの中山貴之氏によって明かされています。
杉田さんの演技が非常に素晴らしかったため、そのままJP役に決定したというエピソードは、ファンの間でも有名な話です。
愛猫シベールとの関係
JPは「シベール」という名前の猫を飼っています。
子供の頃からの付き合いだという設定ですが、シベールがかつて自分の尻尾を追いかけ回した末に噛みちぎった様子を見ていたというエピソードが語られています。
この残酷な光景を淡々と見ていたという描写は、JPの冷酷な性格を暗示するものです。
「シベール(Cybele)」という名前は、ギリシャ神話に登場する女神キュベレーに由来しています。
ゲーム中では戦闘前の演出などでシベールが登場し、JPの数少ない「人間らしい」一面を垣間見せています。
技名の由来はスラヴ神話とロシア語
JPが使用する技の多くは、スラヴ神話の神々やロシア語から名前が付けられています。
代表的な技である「トリグラフ」はスラヴ神話の三面神、「ストリボーグ」は風の神の名前です。
「トルバラン」「ヴィーハト」「アムネジア」といった技名も、スラヴ系言語や神話に由来しています。
これらの命名からも、JPがロシアや東欧圏と深い関わりを持つキャラクターであることが示唆されています。
また、ザンギエフへの勝利台詞で「あなたを見ているとモソロフの鉄工場を思い出す」と発言している点も、ロシア文化への造詣の深さを感じさせる要素です。
JPの戦闘スタイルとサイコパワーの特徴
JPは他のストリートファイターキャラクターとは一線を画す、独特の戦闘スタイルを持っています。
杖術とサイコパワーを組み合わせた遠距離戦を得意とし、相手を寄せ付けずに一方的に攻撃する戦い方が特徴です。
バリツ(杖術)とサイコパワーの融合
JPの戦闘スタイルは「バリツ」と呼ばれる杖術をベースにしています。
バリツとは、19世紀末のイギリスで生まれた護身術で、シャーロック・ホームズの物語にも登場することで知られています。
開発陣によると、ドラマ版シャーロック・ホームズで杖を使って戦うシーンからインスピレーションを得てJPのキャラクターが生まれたとのことです。
JPは利き手に杖を持ち、もう片方の手を背中に隠してサイコパワーを溜めています。
この構えは、表の顔と裏の顔を持つJPの二面性を象徴するデザインとなっています。
杖による打撃と、サイコパワーから生み出される飛び道具や設置技を組み合わせた多彩な攻撃が可能です。
格闘は不合理という独自の思想
JPは「格闘とはそもそも不合理なもの」という独自の思想を持っています。
近づいて殴り合うことの非効率さを説き、相手を倒したいのであれば他にいくらでも方法があると主張します。
この考え方は、強さを求めて修行を積む他の格闘家たちとは真逆のものです。
リュウや豪鬼のように純粋に強さを追求する者に対しても、JPは否定的な態度を崩しません。
「強さには意味がない」と断言するJPの姿勢は、格闘ゲームというジャンルそのものへのアンチテーゼとも解釈できます。
この思想がゲームプレイにも反映されており、JPは相手を近づけさせずに遠距離から一方的に攻撃する戦術を得意としています。
遠距離制圧型の戦い方
JPはストリートファイターシリーズでも類を見ない遠距離特化型のファイターです。
「トリグラフ」は離れた場所の足元から棘を突き立てる技で、相手の接近を阻止します。
「トルバラン」は分身が飛んでいって攻撃する飛び道具で、中段と下段の択を迫ることができます。
「ヴィーハト」は時間差で攻撃判定が発生する罠を設置し、相手の行動を制限します。
さらに「アブニマーチ」という離れた相手を掴むコマンド投げまで所持しており、遠距離でも崩しの手段を持っています。
これらの技を駆使して相手を寄せ付けず、一方的に攻撃を仕掛けるのがJPの基本戦術です。
一度ダウンを奪えば、設置技と飛び道具を組み合わせた圧倒的な制圧力で相手を封殺できます。
対戦で使う場合のJPの強さと評価
JPは発売当初から強キャラとして認知されており、対戦シーンでも大きな存在感を示してきました。
ここでは、現在のJPの評価やこれまでの調整履歴について解説します。
現在のキャラランクはSランク最上位
2026年2月現在、JPは多くのキャラランキングでSランクに位置付けられています。
エド、舞、ブランカと並ぶ4強の一角として評価されており、プロシーンでも高い使用率を誇ります。
遠距離からの一方的な攻撃能力、投げも取れる高リターンな当て身技「ODアムネジア」、コマンド投げによる崩し性能など、強力な要素が揃っています。
特に相手をバーンアウト状態に追い込んだ後の制圧力は最強クラスと評されています。
一方で、使いこなすには専門的な知識が必要であり、他のキャラとは異なる独特の立ち回りが求められる点も特徴です。
シーズン1からシーズン3までの調整履歴
JPは発売以降、複数回のバランス調整を受けてきました。
シーズン1の2023年では、誰もが認める最上位キャラとして君臨していました。
遠距離からの圧倒的な制圧力と高いコンボ火力を併せ持ち、競技シーンでも猛威を振るいました。
シーズン2の2024年には大幅な弱体化が実施されます。
飛び道具を使ったコンボの火力低下、スーパーアーツ2「ラヴーシュカ」の全体動作増加、しゃがみ強パンチの弱体化など、多くの技が下方修正されました。
この調整により、一時期はBランク程度まで評価を落とす時期もありました。
しかしシーズン3の2025年以降、対空の安定性向上などの強化を受けて再びトップティアに返り咲いています。
カプコンによる継続的な調整を受けながらも、常に注目され続けるキャラクターであることは間違いありません。
JPの長所と短所を比較
JPの性能における長所と短所を整理すると、以下のようになります。
| 長所 | 短所 |
|---|---|
| 遠距離から一方的に攻撃できる | 使いこなすのが難しい |
| 投げも取れる高リターンな当て身 | 技の隙が大きい |
| コマンド投げでガード崩しが可能 | 移動速度が全体的に遅い |
| 通常技のリーチが長い | 画面端に追い詰められやすい |
| バーンアウト後の制圧力が最強 | 接近されると対処が難しい |
JPは明確な強みを持つ一方で、弱点も存在するキャラクターです。
相手の対策レベルによって強さの体感が大きく変わるため、知識戦の側面が強いと言えます。
JPが嫌われる理由と対策の重要性
JPは強キャラとして評価される一方で、対戦相手から嫌われやすいキャラクターでもあります。
なぜJPが敬遠されるのか、そしてどのように対策すればよいのかを解説します。
初心者が苦戦する遠距離戦の理不尽さ
JPが嫌われる最大の理由は、遠距離から一方的に攻撃される戦い方にあります。
対策を知らない初心者や中級者にとって、JPの飛び道具と設置技の嵐は非常にストレスフルです。
「トリグラフ」で足止めされ、「トルバラン」で中下段の択を迫られ、近づこうとすれば「ヴィーハト」に引っかかる。
何もできないまま体力を削られていく体験は、格闘ゲームを始めたばかりのプレイヤーにとって挫折の原因になりかねません。
実際に「初心者がやめる原因になるキャラ」という声も少なくありません。
ガイルやダルシムといった従来の遠距離キャラと比べても、JPの制圧力は群を抜いていると感じるプレイヤーが多いのです。
ODアムネジアへの不満の声
JPの当て身技「ODアムネジア」に対する不満の声も根強く存在します。
通常の当て身技は打撃を取るものですが、ODアムネジアは通常投げやコマンド投げまで取ることができます。
発生1フレームで中下段すべての攻撃に対応するため、攻め込んだ側が逆に大ダメージを受けるリスクを常に背負うことになります。
プロゲーマーのウメハラ選手も「当身だけはちょっとどうにかしてほしい」とコメントしており、上級者からも調整を求める声が上がっています。
この技の存在により、JPに対しては慎重な攻めが求められ、対戦のテンポが遅くなりがちです。
対策を知れば勝てるキャラでもある
JPは確かに強力なキャラクターですが、対策次第で十分に戦えます。
「トルバラン」はドライブラッシュや突進技で一定以上の速度があればすり抜けることが可能です。
「トリグラフ」は攻撃判定の高さが限られているため、タイミング次第で飛び越えられます。
相手がパリィを多用するなら、飛び道具を読んでドライブラッシュで接近するのが有効です。
マスター帯以上の上級者が相手になると、基本的な対策は当たり前にできているため、JPの一方的な制圧は難しくなります。
JPを苦手に感じる方は、まず各技の特性を理解し、どの行動で対処できるのかを学ぶことが重要です。
知識を身につければ、JPは決して無敵のキャラクターではないことが分かるでしょう。
JPを使う際の注意点と初心者向けアドバイス
JPに興味を持ち、自分で使ってみたいと考えている方も多いでしょう。
ここでは、JPを使い始める際の注意点と、初心者向けのアドバイスを紹介します。
初心者には難しいキャラと言われる理由
JPは初心者にとって難易度の高いキャラクターとして知られています。
複数の飛び道具や設置技により多彩な攻めが展開できる一方で、その特殊性ゆえに他のキャラとは異なる立ち回りが要求されるためです。
中距離での駆け引きや、接近されたときの対処には専門的な知識が必要となります。
また、モダンタイプで使用する場合でも半数の必殺技はコマンド入力が必須であり、ワンボタンだけでは本来の性能を発揮できません。
技の隙が大きいため、読み合いに負けると大きなリスクを背負うことになる点も初心者には厳しい要素です。
クラシックとモダンどちらが使いやすい?
JPを使う場合、クラシックタイプとモダンタイプのどちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。
一般的な意見としては、JPはクラシックタイプの方が相対的に使いやすいとされています。
モダンタイプでは「トルバラン」など一部の重要な技がコマンド入力でしか出せず、技の使い分けに制限がかかります。
また、「ストリボーグ」は必殺技ボタン限定となるため、強度の使い分けができずコンボの発展性で劣ってしまいます。
クラシックタイプであれば、複雑な入力が要求される箇所が他キャラより少ないため、逆に扱いやすいという声もあります。
ただし、これはあくまで傾向の話であり、最終的には自分に合った操作タイプを選ぶことが大切です。
まず覚えるべき基本の立ち回り
JPを始める際にまず覚えるべきなのは、1コンボでダウンを取る基本的な流れです。
ラウンド開始時は、しゃがみ中キックやしゃがみ中パンチ、弱ストリボーグの先端当てなど、リスクの低い技で牽制しましょう。
カウンターヒットすればコンボに移行できるため、まずは1回のダウンを奪うことを目標にします。
ダウンを取ったら「ヴィーハト」を設置し、相手の行動を制限してください。
中ヴィーハトを設置して様子を見ながら、攻撃が発生するタイミングで攻め込むと安全に択をかけられます。
距離が離れたら「トルバラン」と「トリグラフ」を使い分けて制圧していきましょう。
接近されたときはODアムネジアで切り返すのが基本です。
焦らずに遠距離を維持し、相手のミスを確実に咎める戦い方がJPの真骨頂と言えます。
悪役としてのJPの魅力と他キャラとの比較
JPはストリートファイターシリーズにおいて、新しいタイプの悪役として高い評価を得ています。
歴代の悪役キャラクターと比較しながら、JPの魅力を掘り下げていきます。
ベガとは異なる陰湿な悪の美学
歴代最強の悪役であるベガと比較すると、JPの悪役としての在り方は対照的です。
ベガは力に固執し、世界征服という野望を隠すことなく追求する直接的な悪役でした。
混乱を楽しみ、悪に溺れることを躊躇しない姿は、ある意味で分かりやすい「王道の悪」と言えます。
一方JPは、表では慈善活動に従事する紳士を演じながら、裏で陰謀を巡らせる陰湿な悪役です。
力への執着を見せず、「強さに意味はない」と主張するJPは、格闘家としての誇りすら持ち合わせていません。
他者の苦痛に対して冷淡な無関心を示し、必要とあらば命すら弄ぶ非情さは、ベガとは異なる恐ろしさを感じさせます。
慇懃無礼な物腰で相手の怒りを煽りながら、決して本心を見せない狡猾さこそがJPの悪役としての魅力です。
豪鬼との思想的対立が面白い
JPと対照的な存在として、豪鬼との関係性も興味深いものがあります。
豪鬼は禁断の力である殺意の波動に手を染めてまで強さを求める、修羅道を歩む格闘家です。
全てを捨てて「天」を目指す豪鬼に対し、JPは「強さに意味はない」と真っ向から否定します。
両者の勝利メッセージにも、この思想的対立が如実に表れています。
JPが勝利した場合は「天ですか?お望みになるのは勝手ですが、大したものではないと思いますよ」と嘲笑します。
豪鬼が勝利した場合は「力を玩弄するか、下衆!」と激昂します。
現実の格ゲープレイヤーに例えるなら、全てを賭けて世界大会優勝を目指す者に対して「たかがゲームだろ」と冷笑するようなものでしょう。
この絶対に分かり合えない関係性が、キャラクターとしての深みを生み出しています。
史上最も完成された格ゲーヴィランの評価
海外のファンコミュニティでは、JPを「ストリートファイター史上最もよく考えられた悪役」と評する声があります。
ベガほど象徴的な存在ではないものの、物語の中での立ち位置やキャラクター設計の完成度は高く評価されています。
特に注目すべきは、JPが「ゲームプレイヤーにとっての敵」を体現しているという点です。
「強さに意味はない」という主張は、ゲーム内の主人公だけでなく、格闘ゲームに熱中する現実のプレイヤーにも向けられています。
「ゲームが上手くなって何になるの?」という現実でも耳にする批判を、キャラクターとして具現化したのがJPなのです。
このメタ的な視点を持ったヴィランは、ストリートファイターシリーズでは初めての試みと言えるでしょう。
ゲームの世界だけでなく、プレイヤー自身の価値観にまで問いかけてくるJPは、まさに「格闘ゲームの悪役として完成されたキャラクター」と呼ぶにふさわしい存在です。
JPの正体に関するよくある質問
JPについて、プレイヤーからよく寄せられる疑問に回答していきます。
JPの本名は判明している?
現時点で、JPの本名は公式には明かされていません。
「ヨハン・ペトロビッチ」や「ジャン・フィリップ」といった名前は全て偽名であり、本当の名前や経歴は謎に包まれたままです。
出身地も不明とされており、複数の国籍を偽装しながら活動しているため、真実を知る術はありません。
今後のストーリー展開で本名が明かされる可能性はありますが、現状では推測の域を出ない状況です。
JPはベガの後継者なのか?
JPはベガからサイコパワーを直接分け与えられた数少ない存在であり、ある意味では後継者と呼べる立場にあります。
ただし、JPがベガの野望を引き継いでいるかというと、必ずしもそうとは言い切れません。
ベガが力と世界征服に固執したのに対し、JPは「強さに意味はない」と主張しており、両者の思想は異なっています。
シャドルー復活やベガの復活後の展開においても、JPが従順な後継者となるのか、あるいは独自の道を歩むのかは不透明です。
JPがベガの意志を継ぐ存在なのか、それとも全く別の目的を持っているのか、今後の物語で明らかになることが期待されます。
今後のストーリーでJPはどうなる?
ストリートファイター6のストーリーは現在も進行中であり、JPの今後については様々な予想が飛び交っています。
ベガの復活により、シャドルー関連のキャラクターであるJP、A.K.I.、エドらとの関係性がどう描かれるかは大きな注目ポイントです。
一説には、シャドルーの完全復活を阻止するためにJPがヒーロー側と一時的に手を組むという展開も予想されています。
ワールドツアーモードでは主人公にサイコパワーを注入する場面もあり、JPの真意がどこにあるのかは依然として謎のままです。
Year 3以降のアップデートで、JPを巡るストーリーがさらに展開される可能性は高いでしょう。
悪役として魅力的なJPが今後どのような役割を果たすのか、注目していきたいところです。
まとめ:ストリートファイター6 JPの正体を知って楽しもう
- JPの正体は元シャドルー金融担当であり、テロ組織アムネジアのリーダーである
- 表の顔は国際NGO代表の慈善家だが、裏ではマネーロンダリングを行う黒幕である
- JPという名前はヨハン・ペトロビッチやジャン・フィリップなど偽名のイニシャルである
- 自ら志願してベガからサイコパワーを分け与えられた数少ない存在である
- ケン・マスターズを冤罪に陥れ、キンバリーの叔父の死にも関与している
- ワールドツアーモードのラスボスとして「強さに意味はない」と主人公を否定する
- バリツ(杖術)とサイコパワーを融合した遠距離制圧型の戦闘スタイルを持つ
- 現在のキャラランクはSランクで、エド・舞・ブランカと並ぶ4強の一角である
- ODアムネジアや遠距離戦の理不尽さから対戦相手に嫌われやすいキャラである
- ベガとは異なる陰湿な悪役として「史上最も完成された格ゲーヴィラン」と評価されている

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