ホグワーツレガシーをプレイしていると、主人公の正体について多くの疑問が湧いてくるのではないでしょうか。
なぜ5年生から入学したのか、両親や過去はどうなっているのか、そして原作ハリー・ポッターシリーズで一切言及されない理由は何なのか。
この記事では、ホグワーツレガシーの主人公に関するあらゆる謎を解き明かします。
古代魔術の秘密から、イシドーラやダンブルドアとの関係、さらには続編での登場可能性まで、主人公の正体に迫る情報を網羅的にお届けします。
ホグワーツレガシー主人公の正体と基本設定
ホグワーツレガシーの主人公は、1890年にホグワーツ魔法魔術学校へ5年生として途中入学した魔女または魔法使いです。
約400年ぶりに覚醒した「古代魔術」を感知し使用できる極めて稀な能力を持っており、物語の核心に深く関わっていきます。
公式の呼称は「氏名不詳の19世紀のホグワーツの学生」とされており、プレイヤーの選択によってさまざまな姿を取ることができます。
主人公は1890年に5年生で入学した謎の魔法使い
主人公は1874年から1875年頃に生まれたとされ、15歳から16歳の年齢でホグワーツに入学しました。
通常、ホグワーツ魔法魔術学校には11歳で1年生として入学するのが慣例です。
しかし主人公は5年生からの途中入学という異例の形を取っており、ゲーム開始時点から周囲の注目を集める存在として描かれています。
入学前にはエリエザー・フィグ教授から魔法の基礎を学び、ホグワーツへ向かう馬車の中でドラゴンの襲撃を受けるという衝撃的な体験をすることになります。
この事件を経て、主人公は「正体不明の事件の生還者」としてホグワーツでたちまち有名になりました。
名前・性別・外見はすべてプレイヤーが自由に設定できる
ホグワーツレガシーの主人公には、あらかじめ決められた名前や設定が存在しません。
プレイヤーは以下の要素を自由にカスタマイズできます。
| カスタマイズ項目 | 選択肢 |
|---|---|
| 名前 | 任意の名前を設定可能 |
| 性別 | 男性・女性から選択 |
| 外見 | 顔立ち、肌の色、髪型など多数のオプション |
| 声 | 男声・女声から選択 |
| 所属寮 | グリフィンドール、スリザリン、レイブンクロー、ハッフルパフ |
開発責任者のチャンドラー・ウッド氏は「プレイヤー自身がキャラクターのバックストーリーを埋められるよう、意図的に空白にしている」とコメントしています。
この設計思想により、主人公はプレイヤー自身の分身として物語に没入できる存在となっています。
日本語版と英語版の声優キャスト一覧
主人公の声を担当する声優は、日本語版と英語版でそれぞれ異なるキャストが起用されています。
| 言語 | 男性主人公 | 女性主人公 |
|---|---|---|
| 日本語版 | 野田てつろう | 秋乃 |
| 英語版 | セバスチャン・クロフト | アメリア・ゲッチング |
どちらの声優も、冒険に臨む若き魔法使いの感情を豊かに表現しており、プレイヤーの没入感を高める演技を見せています。
なぜ主人公は5年生から入学したのか?
主人公が5年生から入学した理由は、古代魔術の能力が特殊な覚醒パターンを持つためです。
この謎はゲームを進める中で徐々に明らかになっていきます。
古代魔術の能力は15歳頃に覚醒する特殊な性質
古代魔術を扱える能力は、通常の魔法とは異なる発現パターンを示します。
一般的な魔法使いの才能は幼少期から兆候が見られますが、古代魔術の能力は10代半ば、具体的には15歳前後まで休眠状態にあるとされています。
この特殊な性質により、古代魔術の素質を持つ者は幼少期には魔法の才能が検出されず、通常の入学年齢である11歳の時点ではホグワーツへの入学許可が下りません。
能力が覚醒して初めて魔法界に認識され、遅れて入学することになるのです。
11歳で魔法が発現しなかった遅咲きの魔法使い
主人公は11歳の時点で魔法の才能を示すことができなかったため、ホグワーツへの入学が認められませんでした。
しかし主人公自身は魔法界の存在を知っており、長年ホグワーツへの入学を夢見ていたことがゲーム中で語られています。
15歳になって古代魔術の能力が覚醒したことで、ようやくホグワーツの入学許可証を受け取ることができました。
ロンドンのビッグベン付近でフクロウから入学許可証が届けられ、主人公の魔法使いとしての人生が始まります。
魔法界ではこうした遅くに才能が発現する者を「レイトブルーマー(遅咲き)」と呼ぶことがあります。
過去の古代魔術使いも同じく5年生で転入していた
興味深いことに、主人公と同じ古代魔術の能力を持っていた過去の人物たちも、同様に5年生でホグワーツへ転入していました。
守護者の一人であるパーシバル・ラッカム教授は、かつて自身も5年生からホグワーツに入学したことを主人公に明かしています。
また、物語の重要人物であるイシドーラ・モーガナークも、主人公と同じく5年生での転入者でした。
この共通点は、古代魔術の能力と入学時期に明確な関連性があることを示しています。
古代魔術の覚醒が15歳前後に起こるという性質上、5年生での転入は避けられない運命だったと言えるでしょう。
主人公の過去と出自が明かされない理由
ホグワーツレガシーの主人公には、両親や幼少期の経験など、バックストーリーに関する情報がほとんど明かされていません。
これは開発者による意図的な設計であり、ゲームの重要なコンセプトと深く関わっています。
開発者が意図的にバックストーリーを空白に設定
主人公の過去が不明なのは、バグや説明不足ではなく、開発チームによる明確な意図に基づいています。
開発責任者のチャンドラー・ウッド氏は「あなた自身がキャラクターのバックストーリーを埋めることができるよう、意図的に空白のままにしている。
私たちはあなたの主人公をあらかじめ定義しないので、これがあなたのレガシー(遺産)になることができる」と説明しています。
つまり「ホグワーツ・レガシー」というタイトルには、プレイヤー自身が主人公の物語を紡いでいくという意味が込められているのです。
プレイヤー自身がキャラクターを作り上げる設計思想
この空白の設計により、プレイヤーは自分だけのオリジナルストーリーを想像しながらゲームを楽しめます。
主人公が純血の魔法使いなのか、混血なのか、マグル生まれなのかも明示されていません。
スリザリン寮を含むすべての寮に入れることから、純血である可能性も示唆されていますが、これもプレイヤーの解釈に委ねられています。
ロールプレイングゲームの本質である「自分自身の物語を作る」という体験を最大限に活かすための設計思想と言えるでしょう。
両親や家族構成は公式でも一切不明のまま
主人公の両親については、ゲーム内で一切の情報が提供されていません。
家族構成、出身地、幼少期にどのような生活を送っていたのか、なぜ魔法界の存在を知っていたのかなど、多くの疑問が残されたままです。
ファンの間では様々な推測が飛び交っています。
マグル生まれで魔法界を夢見ていた説、魔法使いの家系だが古代魔術の覚醒が遅れた説、何らかの事情で魔法界から隔離されていた説など、多様な解釈が可能です。
公式がこれらの謎を明かす予定があるかは不明ですが、現時点では意図的に空白のまま維持されています。
主人公だけが持つ古代魔術の能力とは?
古代魔術は、ホグワーツレガシーの物語において最も重要な要素の一つです。
主人公が持つこの特殊な能力は、通常の魔法とは一線を画す強大な力を秘めています。
約400年ぶりに覚醒した希少な古代魔術の力
古代魔術は、魔法界で長らく忘れ去られていた強力な魔法体系です。
守護者(キーパーズ)と呼ばれる4人の魔法使いたちの時代以降、約400年間もの間、古代魔術を使える者は現れませんでした。
19世紀の時点では、ホグワーツの教師ですらこの魔法の存在を知らないほど、完全に失伝していたのです。
主人公は、この長い空白期間を経て古代魔術を扱える能力を持って生まれた、極めて稀な存在です。
フィグ教授の妻ミリアムは古代魔術の研究を行っていましたが、その秘密を解き明かす前に謎の死を遂げており、古代魔術がいかに危険で秘匿された存在であるかがうかがえます。
古代魔術の痕跡を視覚的に認識できる特殊能力
主人公の最も特徴的な能力は、古代魔術の「痕跡」を視覚的に認識できることです。
通常の魔法使いには見えない、古代魔術が使用された場所や物に残る特殊な光の軌跡を、主人公は自然に知覚することができます。
この能力により、主人公は以下のことが可能になります。
守護者たちが残した古代の仕掛けや扉を発見し、開くことができます。
ペンシーブ(憂いの篩)に封じられた過去の記憶にアクセスし、守護者たちの歴史を知ることができます。
古代魔術が秘められた場所や物品を探し出すことができます。
パーシバル・ラッカム教授も同様の能力を持っており、この力は古代魔術使いに共通する特徴とされています。
天候操作から強力な攻撃魔法まで使える万能性
古代魔術は非常に多様な効果を発揮できる、万能とも言える魔法体系です。
過去の守護者たちは、古代魔術を使って干ばつに苦しむ村に雨を降らせ、人々を救ったことがペンシーブの記憶で描かれています。
建造物を創出したり、部屋全体を広げたりする建設能力も確認されています。
一方で、主人公がゲーム中で使用する古代魔術は、主に戦闘向けの破壊的な効果を持っています。
敵を地面に叩きつけたり、強力な衝撃波を放ったりと、通常の呪文を遥かに凌ぐ威力を発揮します。
古代魔術の本来の用途は平和的なものだったとされますが、主人公の使い方は戦闘に特化している点が、ファンの間で議論を呼んでいます。
主人公とイシドーラ・モーガナークの関係性
イシドーラ・モーガナークは、ホグワーツレガシーのストーリーにおいて極めて重要な人物です。
主人公との多くの共通点を持ちながら、異なる運命を辿った彼女の存在は、物語に深い意味を与えています。
両者に共通する古代魔術使いとしての特徴
イシドーラと主人公には、驚くほど多くの共通点が存在します。
両者とも古代魔術の痕跡を見る能力を持っています。
どちらも5年生からホグワーツに転入しています。
守護者たちと深く関わり、古代魔術の秘密を知ることになります。
イシドーラは主人公より数百年前に生きた人物ですが、古代魔術使いとしての特性は驚くほど類似しています。
この共通点は、古代魔術の能力が特定のパターンで発現することを示唆しており、主人公とイシドーラが同じ系譜に属する存在であることを暗示しています。
イシドーラが闇堕ちした過去と主人公への警告
イシドーラは当初、古代魔術を善のために使おうとした純粋な魔女でした。
父親が戦争のトラウマで精神的に苦しんでいたことから、イシドーラは古代魔術を使って人々の苦痛を取り除く方法を研究し始めます。
しかし、彼女が編み出した方法は、人々から感情そのものを抜き取るという危険なものでした。
守護者たちはイシドーラの行為を危険視し、彼女を止めようとしましたが、イシドーラは聞き入れませんでした。
最終的にイシドーラは闇に堕ち、抜き取った感情を「最終貯蔵庫」に封じ込めることになります。
この歴史は、古代魔術の危険性と、善意から始まった行為が闇に転じる可能性を主人公に警告しています。
同じ運命を辿るか異なる道を選ぶかの選択
ホグワーツレガシーのストーリーは、主人公がイシドーラと同じ道を辿るか、異なる選択をするかという問いかけを軸に展開されます。
守護者たちは、主人公が古代魔術の試練を乗り越える資質があるかを試し、イシドーラのような過ちを繰り返さないことを願っています。
ゲーム終盤で主人公は、最終貯蔵庫に封じられた古代魔術をどう扱うかの選択を迫られます。
古代魔術を封印して守護者の一員となる道と、自らに吸収してより強大な力を得る道の二つが用意されています。
この選択は、主人公がイシドーラとは異なる存在であることを証明するか、あるいは同じ闇に堕ちるかを決定づける重要な分岐点となります。
主人公とダンブルドアの関係は?先輩後輩説を検証
ホグワーツレガシーの時代設定から、主人公とアルバス・ダンブルドアの関係性についてファンの間で活発な議論が行われています。
主人公の活動時期とダンブルドア入学時期の比較
主人公がホグワーツで活躍するのは1890年から1891年にかけてです。
一方、アルバス・ダンブルドアは1881年生まれで、1892年にホグワーツへ入学しました。
つまり、主人公の5年生時代とダンブルドアの入学時期は1年から2年ほどずれています。
| 人物 | 生年 | ホグワーツ入学年 |
|---|---|---|
| 主人公 | 1874〜1875年頃 | 1890年(5年生として) |
| アルバス・ダンブルドア | 1881年 | 1892年(1年生として) |
この時系列から、主人公がホグワーツに在学中にダンブルドアと直接出会う可能性は低いことがわかります。
ただし、魔法界は長寿の者が多いため、卒業後に出会った可能性は否定できません。
ファンの間で人気の先輩後輩概念とは
時系列的な接点がないにもかかわらず、ファンコミュニティでは「主人公=ダンブルドアの先輩」という概念が大きな人気を集めています。
この概念は、主人公がホグワーツの英雄として名を残し、後にダンブルドアがその伝説を聞いて育ったという想像から生まれました。
二次創作では、主人公の活躍がダンブルドアに影響を与えたというストーリーや、後年に二人が出会うシナリオなどが多数創作されています。
特に、主人公がダンブルドアの才能を見抜くという設定や、師弟関係を結ぶという展開が人気です。
日本のファンの間では「ダンブルドアの先輩概念」として親しまれ、動画や創作物が多数投稿されています。
二次創作で広がる不老不死説の考察
ファンの間では、主人公が古代魔術の影響で不老不死または極めて長寿になったという説も広がっています。
この説に基づく二次創作では、主人公がハリー・ポッターの時代まで生き続け、ダンブルドアと長年にわたる交流を持つというストーリーが展開されます。
古代魔術を吸収するエンディングを選んだ場合、主人公が通常の魔法使いを超える存在になる可能性が示唆されており、この設定が不老不死説の根拠となっています。
公式設定ではこのような展開は示されていませんが、主人公の正体が意図的に曖昧にされているため、ファンは自由に想像を膨らませることができます。
主人公が原作ハリー・ポッターで語られない理由
ホグワーツレガシーの主人公は、魔法界を救うほどの偉業を成し遂げたにもかかわらず、原作ハリー・ポッターシリーズでは一切言及されていません。
この謎についても、さまざまな解釈が存在します。
ホグワーツレガシーは原作の正史に含まれない
最も直接的な理由は、ホグワーツレガシーがハリー・ポッター原作小説の「正史」には含まれないゲームオリジナル作品であるという点です。
J.K.ローリングが執筆した原作小説がハリー・ポッター世界の公式な歴史であり、派生作品であるゲームのストーリーは別の扱いとなります。
したがって、主人公の存在や活躍が原作に記述されていないのは、設定上の矛盾ではなく、そもそも別の物語体系に属しているためです。
古代魔術の記録が意図的に消された可能性
ゲーム内の設定として解釈する場合、古代魔術に関する記録が意図的に消された、または秘匿された可能性が考えられます。
守護者たちは古代魔術の力が悪用されることを恐れ、その存在を秘密にしていました。
主人公もまた守護者の一員となった場合、古代魔術の秘密を守る責任を引き継ぐことになります。
ハリー・ポッター原作において、分霊箱についての知識が意図的に隠蔽されていたように、古代魔術についても同様の措置が取られた可能性があります。
危険な知識は後世に伝えるべきではないという判断から、主人公の記録も歴史から抹消されたと解釈できます。
歴史から消されたとするファン考察まとめ
ファンコミュニティでは、主人公が歴史に残らない理由について様々な考察が行われています。
主な説としては以下のものがあります。
主人公が危険すぎる存在と判断され、魔法省によって記録が抹消されたという説があります。
フィグ先生の功績として扱われ、主人公の名前が記録に残らなかったという説もあります。
活躍期間が5年生の1年間のみと短く、歴史に名を残すほどの知名度を得られなかったという解釈も存在します。
ネット上では「ヤバすぎて歴史から消された」「名前を残してはいけないあの人」というネタも広まっており、主人公の強大な力を皮肉る形でユーモラスに語られることもあります。
主人公の強さはどれくらい?原作キャラとの比較
ホグワーツレガシーの主人公は、ゲーム中で驚異的な戦闘能力を発揮します。
原作キャラクターと比較した場合、どの程度の強さなのかを検証します。
15歳でドラゴン化したランロクを撃破する実力
主人公の戦闘力を最も端的に示すのが、ラスボスであるランロクとの最終決戦です。
ランロクは最終貯蔵庫の古代魔術を吸収してドラゴンに変身し、圧倒的な力で主人公に襲いかかります。
しかし主人公は、5年生という若さでありながらこの強大な敵を単独で撃破することに成功します。
さらに、ゲーム終盤に至るまでの道のりでも、主人公は数えきれないほどの敵と戦っています。
アッシュワインダーズと呼ばれる闇の魔法使い集団、ランロクに従うゴブリンの軍勢、トロールやドラゴンなどの危険な魔法生物を次々と打倒してきました。
5年生の生徒がこれほどの戦闘経験を積むこと自体が異例であり、主人公の潜在能力の高さを物語っています。
許されざる呪いを3つとも習得可能な才能
原作ハリー・ポッターにおいて、許されざる呪いは魔法界で最も邪悪とされる3つの呪文です。
死の呪文「アバダ・ケダブラ」、磔の呪い「クルーシオ」、服従の呪文「インペリオ」の使用は厳しく禁じられており、人間に対して使用すると終身刑となります。
しかしホグワーツレガシーの主人公は、ストーリーの選択次第でこれら3つの呪文をすべて習得することが可能です。
特にクルーシオについては、原作で「効果をしっかり発揮させるには、敵の苦しむ姿を楽しむくらい本気でかけなければならない」と説明されています。
主人公が放つクルーシオが効果的に機能している点から、「そういった才能がある」と皮肉交じりに指摘されることもあります。
ヴォルデモートやハリーより強いのか徹底検証
ファンコミュニティでは、主人公の強さを原作の主要キャラクターと比較する議論が活発に行われています。
主人公の強さを示す要素としては、以下の点が挙げられます。
15歳で数十人の闘の魔法使いと同時に戦える戦闘力を持っています。
ゲームプレイ次第では数百人規模の敵を倒すことになります。
古代魔術という、ヴォルデモートやダンブルドアでさえ使えない特殊な力を持っています。
ドラゴン化した敵を単独で撃破する実績があります。
これらの点から「マッドアイ・ムーディより強い」「ヴォルデモートより殺傷能力が高い」という評価もあります。
ただし、ゲームシステム上の誇張という側面もあり、物語設定としての正確な強さを測ることは難しいです。
また、ハリー・ポッターは分霊箱の破壊という特殊な使命を持っており、単純な戦闘力だけでは比較できない部分もあります。
主人公が強すぎ・チートと批判される理由
ホグワーツレガシーの主人公は、その圧倒的な強さからファンの間で「強すぎる」「チート」という声が上がることがあります。
この批判の背景と具体的な内容を解説します。
メアリー・スー問題と完璧すぎるキャラクター性
「メアリー・スー」とは、欠点や弱点がほとんどなく、都合良く困難を乗り越えてしまうキャラクターを指す批判的な用語です。
ホグワーツレガシーの主人公がこれに該当するのではないかという議論があります。
批判の主なポイントとしては、以下が挙げられます。
5年生から入学したにもかかわらず、呪文の習得が異常に早い点が指摘されています。
ゲーム中で明確な失敗や挫折をほとんど経験しません。
周囲のキャラクターから常に称賛され、特別扱いを受けます。
古代魔術という「選ばれし者」としての設定が与えられています。
一方で、古代魔術という特殊能力があるため単なるチートではないという反論もあります。
また、プレイヤーが主体的に物語に関わるゲームの設計上、主人公が活躍するのは当然だという擁護意見も存在します。
闇の戦闘狂としてネットミーム化した経緯
主人公の暴力的な振る舞いは、発売後すぐにネットミームとして広まりました。
ゲームメディアAUTOMATONは「本作主人公は暴力や殺人を気軽におこなうなど、恐ろしい言動を見せる」「殺戮慣れした戦闘狂扱いされている」と報じています。
具体的に問題視されている言動としては、以下のものがあります。
敵を倒した後に「こうなったのはランロクのせいだからね」と責任を転嫁するセリフがあります。
変身術で敵を爆薬樽に変えて別の敵に投げつけるなど、残酷な戦闘スタイルが可能です。
引き寄せの呪文で敵を崖から突き落とすプレイが広まりました。
古代魔術の攻撃が敵をボロ雑巾のように地面に叩きつける演出を含みます。
日本では「薩摩ホグワーツ」というパワー型戦闘狂のネットミームとも結びつき、主人公の戦闘スタイルがユーモラスに揶揄されるようになりました。
許されざる呪いにペナルティがない問題点
ホグワーツレガシーでは、許されざる呪いを使用してもゲーム上のペナルティが発生しません。
原作設定では人間に対して使用すると終身刑となるはずの呪文を、主人公は自由に使い続けることができます。
この点について、ゲームシステムとしての問題を指摘する声があります。
道徳的な選択に重大な結果が伴わないため、善悪の区別が曖昧になりがちです。
闇堕ちエンドを選んでもゲーム進行に大きな影響がないため、選択の重みが感じられません。
オープンワールドゲームとしては悪行へのペナルティが軽いという評価もあります。
一方で、原作のハリー・ポッターシリーズ自体が恐ろしい悪意や死、壮絶な戦いを描いた作品であり、ホグワーツレガシーのテイストは原作を継承しているという擁護意見もあります。
エンディング選択で変わる主人公の運命
ホグワーツレガシーには複数のエンディングが用意されており、プレイヤーの選択によって主人公の運命が変わります。
古代魔術を封印する守護者ルートの結末
ノーマルエンドとも呼ばれるこのルートでは、主人公は最終貯蔵庫に封じられた古代魔術を封印することを選びます。
ラスボス戦の直前、フィグ先生との会話で「古代魔術を守り続ける」という選択肢を選ぶことでこのエンディングに進みます。
この選択をした主人公は、かつての守護者たちと同じ道を歩むことになります。
古代魔術の秘密を守り、その力が悪用されないように見守る責任を引き継ぐのです。
イシドーラとは異なり、古代魔術の誘惑に打ち勝った主人公として、守護者たちから認められる形でストーリーが締めくくられます。
古代魔術を吸収する闇堕ちルートの結末
バッドエンドまたは闇堕ちエンドと呼ばれるこのルートでは、主人公は最終貯蔵庫の古代魔術を自らに吸収することを選びます。
「古代魔術を自分のものにする」という選択肢を選ぶことで、このエンディングに進みます。
この選択は、かつてイシドーラが辿った道と同じです。
より強大な力を手に入れる代わりに、闇の道に踏み込むことを意味します。
エンディングムービーでは、主人公の表情や雰囲気が暗く変化し、危険な存在となったことが示唆されます。
守護者たちが恐れていた事態が現実となり、新たな脅威が魔法界に生まれたことを暗示する結末です。
どちらを選んでもストーリーに影響しない理由
興味深いことに、どちらのエンディングを選んでもクリア後のゲームプレイには大きな影響がありません。
エンディング後も自由に探索やサイドクエストを続けることができ、世界の状態に変化はありません。
この点については批判もあります。
選択の結果が実感しにくく、物語への没入感が損なわれるという意見があります。
闇堕ちを選んでも特にデメリットがないため、選択の重みがないという指摘もあります。
一方で、ゲームとしてはどちらを選んでも楽しめる設計という見方もできます。
二周目のプレイで異なる選択を試すことができ、両方の結末を見たいプレイヤーのニーズに応えています。
主人公のその後と続編での登場可能性
ゲームクリア後の主人公がどうなったのか、そして続編で再び登場する可能性があるのかは、多くのファンが気になるポイントです。
ゲームクリア後の主人公に関するファン考察
ホグワーツレガシー本編では、5年生の出来事しか描かれておらず、主人公のその後は不明のままです。
ファンの間では様々な考察が行われています。
守護者ルートを選んだ場合、主人公は古代魔術の秘密を守りながらホグワーツを卒業し、魔法界で活躍したと想像されています。
闇堕ちルートを選んだ場合、新たな闇の魔法使いとして脅威となったか、あるいはどこかで改心したかなど、様々な可能性が議論されています。
一部のファンは、主人公が卒業後に闇の魔術に対する防衛術の教師になったという設定や、オーラー(闇祓い)として活躍したという設定で二次創作を楽しんでいます。
ホグワーツレガシー2の開発状況と最新情報
2024年、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの最高財務責任者が続編の開発を示唆しました。
開発元のAvalanche Softwareは「オンラインRPG」関連の求人を複数公開しており、続編がオンラインマルチプレイに対応する可能性が報じられています。
2024年11月の報道では、続編のストーリーが2026年放送予定のHBOハリー・ポッターTVドラマシリーズと調整中であることが伝えられました。
発売時期は2026年から2027年頃と予想されていますが、公式発表はまだありません。
また、ファンの間では「シングルプレイを維持してほしい」という声も強く、オンライン化に対する嘆願書が提出されるなどの動きも見られます。
続編で同じ主人公が登場する可能性はあるか
続編でホグワーツレガシーの主人公が再登場するかどうかは、現時点では不明です。
可能性として考えられるシナリオはいくつかあります。
同じ主人公の6年生以降の物語として続編が作られる可能性があります。
完全に新しい主人公と時代設定で、別の物語が展開される可能性もあります。
前作の主人公がNPCとして登場し、新主人公と関わる形も考えられます。
前作の主人公がプレイヤーごとに異なる設定であるため、続編で同じキャラクターを扱うことには技術的・物語的な課題があります。
どのような形で続編が展開されるか、公式発表を待つ必要があります。
まとめ:ホグワーツレガシー主人公の正体を徹底解説
- ホグワーツレガシーの主人公は1890年に5年生として入学した謎の魔法使いである
- 古代魔術の能力は15歳頃に覚醒するため、通常より遅い入学となった
- 開発者は意図的にバックストーリーを空白にし、プレイヤーが自由に設定できる設計にしている
- 両親や出自、純血かどうかなどの情報は公式でも一切明かされていない
- 約400年ぶりに覚醒した古代魔術を扱える極めて稀な存在である
- イシドーラ・モーガナークと同じ特性を持ち、同じ運命を辿るか異なる道を選ぶかが物語の核心となる
- 原作ハリー・ポッターシリーズでは言及されないのは、ゲームが正史に含まれないためである
- エンディングは守護者ルートと闇堕ちルートの2種類が存在する
- 続編ホグワーツレガシー2は開発中とされ、2026年から2027年頃の発売が予想されている
- 主人公の強さや暴力的な振る舞いについては賛否両論がある

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