2023年12月に発売されたドラクエモンスターズ3は、シリーズ25周年を記念する待望の完全新作でした。
しかし発売直後から「ストーリーがひどい」という声がSNSやレビューサイトで多数投稿され、大きな話題となっています。
DQ4のピサロを主人公にしたアナザーストーリーという期待値の高さから、その落差に失望したファンも少なくありません。
この記事では、ドラクエモンスターズ3のストーリーがなぜこれほど批判されているのか、具体的な理由を7つの観点から詳しく解説します。
あわせて、過去作との比較や購入すべきかどうかの判断材料もお伝えしますので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
ドラクエモンスターズ3のストーリーがひどいと酷評される7つの理由
ドラクエモンスターズ3のストーリーに対する批判は、発売直後から現在まで収まる気配がありません。
メタスコア69点という評価は、ドラクエシリーズとしては異例の低さです。
なぜここまで酷評されているのか、具体的な問題点を7つに分けて解説します。
ピサロが喋らない主人公になり心情が全く伝わらない
本作最大の問題点は、DQ4で明確な人格を持っていたピサロが「喋らない主人公」として描かれていることです。
ドラクエシリーズの主人公は伝統的にプレイヤーの分身として無言で描かれますが、ピサロはすでにDQ4で複雑な背景と感情を持つキャラクターとして確立されていました。
魔族の王子でありながら人間の血を引き、エルフのロザリーを愛し、復讐のために魔王となる道を選んだピサロの内面は、本来なら丁寧に描かれるべきものでした。
しかし本作では一切喋らないため、なぜ人間を滅ぼそうとしているのか、父への復讐心の根源は何なのか、プレイヤーには全く伝わりません。
気がつけば暴走し始めるピサロに対して、プレイヤーは置いてけぼりの状態で物語を眺めるしかないのです。
DQ4原作のシーンをそのままトレースして矛盾が発生
本作にはDQ4のイベントをそのまま再現したシーンが多数登場しますが、前提条件が異なるにもかかわらずセリフがそのまま流用されています。
たとえばピサロとロザリーの出会いのシーンでは、DQ4ではピサロが悪漢を殺害してロザリーを助けました。
しかし本作では「火をつけて追い払う」という表現に変更されています。
それにもかかわらず、ロザリーは原作と同じく「あんなに苦しませて、人間に酷いことをするなんてかわいそう」と言い出します。
助けてくれた相手にお礼も言わず非難するロザリーの言動は、前提が変わったことで完全に意味不明になってしまいました。
このような「DQ4のトレースありき」の姿勢が、物語全体の整合性を破綻させています。
ロザリーの言動が原作の博愛キャラと真逆でサイコパス化
DQ4のロザリーは、自分を虐げた人間に対しても命を奪うことを非難する博愛主義者として描かれていました。
しかし本作のロザリーは、魔物の親友と共に旅をしながら目の前で魔物の命が失われても眉一つ動かしません。
その一方で、人間やエルフが少しでも傷つけられると大袈裟に悲しみます。
終盤のイベントでは「今まで倒してきたストーンマンは、呪いで姿を変えられたエルフだった」と告げられ、ロザリーは大きなショックを受けます。
しかしプレイヤーからすれば「ストーンマンなら何匹殺しても問題ないと思っていたのか」という疑問が浮かびます。
作中では普通に会話するストーンマンのNPCも登場しており、魔物の命を軽視する姿勢との矛盾が際立っています。
ベネットの窃盗行為が咎められず倫理観が崩壊
本作のオリジナルキャラクターであるベネットは、公式サイトでも「ちょっと手クセの悪い」と紹介されている盗人キャラです。
通常、味方側に盗みを働くキャラがいる場合は、悪党からしか盗まない義賊タイプか、やむを得ない事情がある不本意タイプとして描かれます。
しかしベネットはそのどちらでもありません。
単に倫理観が欠如しており、盗みを悪いことだと認識していないだけです。
さらに問題なのは、ロザリーがベネットの窃盗を全く咎めず、むしろ「心の清い人間」として評価する点です。
ピサロが盗みに否定的な姿勢を示すと、逆にピサロの方が特殊な思想を持っているかのように描かれます。
偽ロザリー選択イベントでプレイヤーの選択が無意味化
物語の重要な転換点として、人間に攫われたロザリーを救うイベントが用意されています。
このシーンでは「自力で逃げてきた」と主張するロザリーと、「そいつは偽物だ」と主張するベネットのどちらを信じるか選択を迫られます。
マスタードラゴンから「真実を見極めろ」と煽られるため、プレイヤーの判断力が試される重要な場面に見えます。
しかし実際にはどちらを選んでも一度は騙される強制展開が待っています。
ベネットを信じても、偽ロザリーがルビーの涙を流したことでピサロは翻意し、結局騙されてしまうのです。
最終的にはベネットが盗品の「ときのすな」で時間を巻き戻して事態を収拾するため、プレイヤーの選択は完全に無意味化されています。
設定が使い捨てられ伏線が全く回収されない
本作では多くの設定が登場しますが、その大半が使い捨てられて回収されません。
「エルフは呪いを解くのが得意」という設定はロザリーの加入理由として語られますが、以降は全く触れられません。
ロザリーが「興奮すると訛りが出る」という設定も、その場面以降は二度と出てきません。
ベネットの「魔法素材を探しに魔界に来た」という設定も同様です。
こうした思いつきの設定が放置されることで、物語に一貫性がなくなり、キャラクターの行動原理も曖昧になっています。
シナリオ途中で方針変更があったのではないかと推測する声もあります。
冒頭の展開が駆け足すぎて感情移入できない
物語の冒頭では、ピサロの生い立ちや幼馴染との関係が描かれます。
しかし展開があまりにも駆け足で、感情移入する暇がありません。
村で見知らぬ少年と仲良くなったと思ったら、次のシーンでその少年の父親が殺されます。
プロットをそのまま読んでいるような感覚で、設定だけが淡々と頭に入ってくる状態です。
チャップリンの言葉を借りれば「人生は近くで見れば悲劇だが遠くから見れば喜劇」であり、当事者として没入できなければ悲劇も茶番に見えてしまいます。
本作のストーリーは、まさにその状態に陥っています。
ストーリー批判の詳細分析|具体的にどこがダメなのか
前章で挙げた7つの理由をさらに深掘りし、なぜこのような問題が発生したのか分析します。
表面的な批判だけでなく、構造的な問題点を理解することで、本作の評価をより正確に判断できるでしょう。
キャラクターの行動に動機や説得力がない問題
本作のキャラクターは、行動の動機が明確でないまま物語を進めていきます。
ピサロはいつの間にか「人間を滅ぼす」と決意していますが、その心理的プロセスが描かれません。
初対面のキャラを理由なく信じたり疑ったりする場面も多く、一貫性がありません。
DQ4の勇者ソロも登場しますが、なぜピサロを助けに来るのか理由が示されないまま去っていきます。
こうした動機の欠如は、シナリオの各場面に深刻な影響を与えています。
読者・プレイヤーが感情移入するためには、キャラクターが「なぜそうするのか」を理解できる必要があります。
本作はその基本的な要件を満たしていません。
モンスターズのゲーム性とDQ4スピンオフの不整合
本作は「モンスターズシリーズのナンバリング作品」であると同時に「DQ4のスピンオフ」でもあります。
しかしこの2つの要素には一切のシナジーがありません。
ピサロは魔物に攻撃できない呪いをかけられているため、戦闘はすべてモンスターズのシステムで行われます。
ドラマチックなイベントがあっても、いつも通り連れているモンスターで戦うだけです。
ロザリーとベネットはラスボス戦まで同行しますが、おしゃべりするだけで戦闘には一切関与しません。
ピサロの呪いを解く見せ場もロザリーではなくピサロ自身が担当するため、仲間キャラクターの存在意義が薄れています。
負の感情表現だけが強調され感謝や喜びが省略される
本作のシナリオでは、「ひどい」「ごめんよ」といった負の感情を表すセリフは明確に描かれます。
しかし感謝や喜びの表現は省略されることが多いです。
先述の出会いのシーンでも、ロザリーは助けてくれたピサロにお礼を言わないまま非難を始めます。
ロザリーのお供であるミンミも、ピサロへの感謝を口にしません。
こうした傾向が積み重なることで、キャラクターは「文句しか言わない」という印象を与えてしまいます。
シナリオライターは「言わなくても伝わる」と考えたのかもしれませんが、明確に描写されない感情はプレイヤーには伝わりません。
シナリオ途中変更の痕跡と矛盾点の数々
本作のシナリオには、途中で方針変更があったのではないかと思わせる痕跡が多数あります。
モンスターズ3本来のシナリオとDQ4本編のシナリオを無理やり同じ時間軸にしたことで、誰も納得できない展開が生まれているとの分析もあります。
ピサロの年齢設定も曖昧です。
本作のピサロは少年の姿で描かれていますが、DQ4やドラゴンクエストヒーローズでは長身の青年として登場していました。
作中ではDQ4本編で見慣れた姿の勇者一行が登場するため、時間軸はDQ4と同じはずですが、ピサロだけが幼い姿をしている理由は説明されません。
こうした矛盾は、シナリオの整合性確認が不十分だったことを示唆しています。
ドラクエモンスターズ3の基本情報とスペック
ストーリーへの批判が目立つ本作ですが、まずは基本的な情報を整理しておきましょう。
購入を検討する際の参考になる、価格や対応機種などのスペックをまとめます。
発売日・価格・対応機種の一覧
ドラクエモンスターズ3の基本情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅 |
| 発売日(Switch) | 2023年12月1日 |
| 発売日(スマホ/Steam) | 2024年9月12日 |
| 価格(通常版) | 7,678円 |
| 価格(マスターズ版) | 11,198円 |
| 対応機種 | Nintendo Switch、iOS、Android、Steam |
| 対象年齢 | CERO B(12歳以上) |
| ジャンル | RPG(モンスター育成) |
通常版とマスターズ版の違いは、DLCの有無です。
マスターズ版には配合や育成を便利にする追加コンテンツが含まれています。
開発元トーセとシナリオ担当ストーリーノートとは
本作の開発はトーセが担当しています。
トーセはドラクエシリーズの外伝作品を数多く手がけてきた実績のある会社です。
シナリオは株式会社ストーリーノートが担当しました。
代表の藤澤仁氏はDQ7からDQ10バージョン1までのシナリオを手がけた人物です。
ストーリーノートは「日本のエンタメ作品のストーリー水準を向上させる」を企業理念として掲げています。
しかし本作の評価を見る限り、その理念と実際の出来栄えには大きな乖離があったと言わざるを得ません。
ゲーム音楽は2021年9月に逝去したすぎやまこういち氏が生前に制作したものを再利用しています。
売上本数100万本突破も評価は賛否両論の実態
本作は発売から約1ヶ月半で全世界累計100万本を突破しました。
初週のパッケージ版売上は34万6583本で、FF16の国内初週を超える好調なスタートでした。
しかし売上の好調さとは裏腹に、評価は賛否両論となっています。
メタスコアは69点で、ドラクエシリーズとしては異例の低さです。
一般的に75点以上が「良ゲー」とされる中、69点は「凡ゲー」「賛否両論」と判断される水準です。
Amazonレビューでも発売直後は厳しい評価が並びました。
アップデートも発売から約5ヶ月後の2024年4月18日で終了しており、サポート期間の短さも批判の対象となっています。
ストーリー以外の評価ポイント|配合システムは面白い?
ストーリーへの批判が多い本作ですが、ゲームシステムの評価はどうでしょうか。
モンスターズシリーズの核である配合システムを中心に、ストーリー以外の要素を検証します。
配合システム自体は従来通り楽しめるという声
本作の配合システムは、従来のモンスターズシリーズと同様に楽しめるという評価が多いです。
2匹のモンスターを掛け合わせて新しいモンスターを生み出すワクワク感は健在です。
育成の自由度も高く、スキルの継承や特性の選択によって戦略の幅が広がります。
戦闘はターン制でテンポが良く、オート機能もあるため育成に集中しやすい構成になっています。
「ストーリーは酷いが、配合自体は楽しいので総評としては面白かった」という意見も少なくありません。
モンスターズシリーズのファンであれば、ストーリーを割り切って遊ぶことでそれなりに楽しめる可能性があります。
モンスター数523種は過去作と比べてどうなのか
本作に登場するモンスターは523種です。
過去作と比較すると以下のようになります。
| タイトル | 登場モンスター数 |
|---|---|
| DQM3 | 523種 |
| ジョーカー3 | 548種 |
| イルルカ3D | 約800種 |
ジョーカー3とほぼ同等の数ですが、イルルカ3Dには大きく劣ります。
ハードがSwitchに移行したことを考慮すれば悪くない数字ですが、25周年記念作品としては物足りないという声もあります。
過去作からのモンスター引き継ぎには対応していないため、ゼロから育成を始める必要があります。
UI・UXや処理落ちなどシステム面の不満点
ストーリー以外にも、システム面での不満点が多数報告されています。
モンスター預かり所のNPCに話しかけると、毎回無駄な会話を挟んでから本題に入る仕様が不評です。
モンスターを捕まえるたびに名前入力画面が表示されますが、画面呼び出しにラグがあります。
多くのプレイヤーは名付けをスキップするため、このラグは無駄なストレスになっています。
処理落ちやフリーズの報告も発売当初は多く、アップデートで一部改善されましたが完全ではありません。
塔の構造が複雑で迷いやすいという声もあり、全体的にUI・UXの作り込みが甘いという印象です。
アップデート終了が早すぎる問題
本作のアップデートは2024年4月18日で終了しました。
発売から約5ヶ月という短さは、多くのプレイヤーの不満を招いています。
公式大会も一切開催されておらず、オンライン対戦機能があるにもかかわらず活用されていません。
ローカル通信にも対応していないため、友人との対戦はオンライン経由に限られます。
25周年記念作品としてはサポート体制が貧弱であり、長期的に遊び続けるモチベーションが維持しにくい状況です。
今後プロフェッショナル版が発売されることを期待する声もありますが、公式からの発表はありません。
過去作との比較|イルルカやジョーカー3とどっちがおすすめ?
モンスターズシリーズには複数の人気作品があります。
本作と過去作を比較し、どれを選ぶべきか判断材料を提供します。
イルルカSPとDQM3を徹底比較した結論
イルルカSP(ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SP)は、スマートフォンで遊べるリメイク版です。
配合を楽しみたいならイルルカSPの方が圧倒的に優れています。
登場モンスター数は約800種で、DQM3の523種を大きく上回ります。
ストーリーも評価が高く、キャラクターへの愛着が湧きやすい構成になっています。
ただしイルルカSPは2025年1月23日に「いろんな人と対戦」サービスが終了しました。
オンライン対戦を重視する場合は注意が必要です。
純粋に配合とストーリーを楽しみたい場合は、イルルカSPの方がおすすめできます。
ジョーカー3プロフェッショナルとの違いと選び方
ジョーカー3プロフェッショナルは3DS向けに発売された作品で、システムの複雑さとやり込み要素に定評があります。
登場モンスター数は548種で、DQM3とほぼ同等です。
しかしやり込み要素の充実度ではジョーカー3プロフェッショナルが上回っています。
DQM3はクリア後のコンテンツが過去作より貧弱という評価が多いです。
一方で、ジョーカー3は3DSという旧世代ハードであるため、今から始めるにはハードル高いです。
グラフィックの美しさや携帯性を重視するならDQM3、やり込み要素を重視するならジョーカー3プロフェッショナルという選択になります。
配合重視ならイルルカ・やり込みならジョーカー3が正解
結論として、モンスターズシリーズの選び方は以下のようになります。
配合の楽しさを重視するならイルルカSPが最もおすすめです。
やり込み要素を重視するならジョーカー3プロフェッショナルが適しています。
DQ4のスピンオフとして楽しみたいならDQM3ですが、ストーリーへの期待は捨てる必要があります。
最新のグラフィックでモンスターズを遊びたい場合もDQM3が選択肢に入りますが、処理落ちやUIの問題は覚悟しておくべきでしょう。
どの作品も一長一短があるため、自分が何を重視するかで判断してください。
ドラクエモンスターズ3は買うべき?購入前の注意点5つ
本作を購入するかどうか迷っている方に向けて、購入前に知っておくべき注意点を5つお伝えします。
後悔しない選択をするための判断材料としてお役立てください。
ストーリー重視の人は購入を避けるべき理由
本作はストーリーを重視する人にはおすすめできません。
発売前のプロモーションではストーリーを前面に押し出していたにもかかわらず、実際の出来栄えは期待を大きく下回りました。
キャラクターの言動に一貫性がなく、感情移入できないという声が大多数です。
「プロットをそのまま読んでいる」ような感覚で、物語としての没入感がありません。
ストーリーを楽しみたいなら、過去作のイルルカやテリーのワンダーランドの方が満足度は高いでしょう。
本作のストーリーは「おまけ程度」と割り切れる人でなければ、購入後に強い不満を感じる可能性が高いです。
DQ4ファンほど失望する可能性が高い
本作はDQ4のアナザーストーリーとして、ピサロの視点から物語を描いています。
そのためDQ4に思い入れのあるファンほど、本作のストーリーに失望する傾向があります。
DQ4のロザリーは博愛主義者として描かれていましたが、本作では魔物の命を軽視するキャラに変貌しています。
ピサロも既存キャラとしての魅力が損なわれ、「喋らない主人公」として描かれることで個性が失われました。
「DQ4を冒涜している」という厳しい批判もあります。
DQ4が好きだからこそ本作に興味を持った方は、購入前にレビューを十分に確認することをおすすめします。
DLC未購入だと配合作業が苦行になる
通常版のみで遊ぶ場合、配合作業がかなりの苦行になります。
マスターズ版に含まれるDLCは、配合素材の確保や育成効率を大幅に改善するコンテンツです。
特に「追憶のモグダンジョン」では過去に配合したモンスターを何度でも捕まえられるため、高ランクモンスターの作成が格段に楽になります。
通常版だけでは同じ配合素材を集めるために膨大な時間がかかり、「労働」のような感覚になるという声もあります。
本作を本格的に遊ぶ予定なら、最初からマスターズ版を購入するか、後からDLCを追加購入することを検討してください。
中古価格が大幅下落中|今なら2000円台で購入可能
本作は中古市場で大幅に値下がりしています。
発売時の定価は7,678円(通常版)でしたが、現在は中古で2,000円台、場合によっては1,000円台で購入可能です。
オークションサイトでの平均落札価格は約1,700円〜2,500円程度です。
この価格帯であれば、ストーリーに期待せず配合システムだけを楽しむ目的で購入しても、大きな損失にはなりません。
新品にこだわりがなければ、中古での購入を検討する価値があります。
ただし中古市場の価格は変動するため、購入時に最新の相場を確認してください。
スマホ版とSwitch版どちらを選ぶべきか
2024年9月にはスマホ版(iOS/Android)とSteam版も発売されました。
どのプラットフォームを選ぶべきかは、プレイスタイルによって異なります。
Switch版は携帯モードとTVモードの両方で遊べる利便性があります。
スマホ版はどこでも手軽に遊べますが、Switch版同様に処理落ちの報告があります。
内容は基本的に同じで、プラットフォーム間でのセーブデータ共有はできません。
すでにSwitchを持っているならSwitch版、スマートフォンでの手軽さを重視するならスマホ版という選択になるでしょう。
価格やセールのタイミングも考慮して判断してください。
ドラクエモンスターズ3を楽しむためのコツと攻略ポイント
本作を購入した場合、どうすれば少しでも楽しめるのでしょうか。
ストーリーの問題を乗り越えて本作を楽しむためのコツと、効率的な攻略ポイントを紹介します。
ストーリーは期待せずゲームシステムを楽しむ心構え
本作を楽しむ最大のコツは、ストーリーへの期待を完全に捨てることです。
「DQ4のアナザーストーリー」ではなく「DQ4の世界観を借りたモンスター育成ゲーム」と割り切りましょう。
ムービーシーンは淡々と見流し、配合と育成に集中することでストレスを軽減できます。
イベントシーンでキャラクターの言動に違和感を覚えても、深く考えないことが大切です。
「モンスターズとしては面白い」という評価が多いのも事実なので、ゲームシステム部分に注力すれば楽しめる可能性は十分にあります。
ストーリーの矛盾点を探すよりも、強いモンスターを作る楽しさに没頭してください。
効率的な配合とレベル上げの方法
配合を効率的に進めるには、系統ごとの特徴を理解することが重要です。
同じ系統同士の配合では、その系統のより強いモンスターが生まれやすい傾向があります。
レベル上げはメタル系モンスターを狩るのが最も効率的です。
メタルスライムやはぐれメタルが出現するダンジョンを周回することで、短時間でレベルを上げられます。
DLCの「エビ師範の修練迷宮」を購入していれば、さらに効率的なレベル上げが可能です。
スキルポイントは振り直しができないため、事前に攻略サイトで最適な振り分けを確認してから割り振ることをおすすめします。
クリア後のやり込み要素と隠しボス攻略
メインストーリーをクリアした後も、いくつかのやり込み要素が用意されています。
隠しボスとして「エスターク・ジュマ」が登場し、クリア後の世界で決着をつけることになります。
高難易度の対戦相手と戦う闘技場も、クリア後の楽しみの一つです。
ただし過去作と比較すると、やり込み要素のボリュームは控えめです。
クリア後に長く遊び続けたい場合は、オンライン対戦でモチベーションを維持するか、図鑑コンプリートを目指すことになります。
DLCコンテンツを活用すれば、多少はやり込みの幅が広がります。
まとめ:ドラクエモンスターズ3のストーリー評価と購入判断
本記事では、ドラクエモンスターズ3のストーリーがなぜ「ひどい」と言われるのか、7つの理由を中心に詳しく解説しました。
購入を検討している方は、以下のポイントを参考に判断してください。
- ピサロの「喋らない主人公化」により、心情や動機がプレイヤーに伝わらない構造的欠陥がある
- DQ4のシーンをそのままトレースした結果、前提条件の違いから多数の矛盾が発生している
- ロザリーやベネットなどメインキャラクターの言動が原作と乖離し、倫理観が崩壊している
- 偽ロザリー選択イベントではどちらを選んでも一度は騙される強制展開でプレイヤーの選択が無意味化
- 配合システム自体は従来通り楽しめるため、ゲームシステム重視なら購入価値はある
- 過去作と比較した場合、配合重視ならイルルカSP、やり込み重視ならジョーカー3プロフェッショナルが優位
- DQ4ファンほど本作のストーリーに失望する可能性が高いため、購入前にレビューの確認を推奨
- 中古価格は2,000円台まで下落しており、低リスクでの購入が可能になっている
- DLC未購入の場合は配合作業が苦行になるため、本格的に遊ぶならマスターズ版を推奨
- ストーリーへの期待を捨て、モンスター育成ゲームとして割り切れば十分に楽しめる余地はある

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