龍が如く5のストーリーが「ひどい」と批判される7つの理由

龍が如く5は、シリーズ史上最大のボリュームを誇る意欲作として2012年に発売されました。

5つの都市と5人の主人公という壮大なスケールで展開される本作ですが、ストーリー面では「ひどい」という評価が少なくありません。

一方で、シリーズ最高傑作と称賛する声も存在し、賛否両論の作品として知られています。

この記事では、龍が如く5のストーリーがなぜ批判されるのか、具体的な理由を7つに整理して解説します。

また、評価されている点や他作品との比較、プレイ前に知っておくべき注意点まで網羅的にお伝えします。

これから龍が如く5をプレイしようと考えている方、すでにクリアして他のプレイヤーの感想が気になる方の参考になれば幸いです。

目次

龍が如く5のストーリーが「ひどい」と批判される7つの理由

龍が如く5のストーリーが批判される理由は、大きく分けて7つあります。

前半で広げた伏線の回収不足、ラスボスの説得力欠如、遥編のトーンの違いなど、複数の要因が重なって「ひどい」という評価につながっています。

ここでは、プレイヤーから特に指摘されている問題点を具体的に見ていきましょう。

ラスボス相澤聖人に威厳がない・桐生との因縁不足

龍が如く5の最大の批判点は、ラスボスである相澤聖人のキャラクター設定にあります。

相澤は東城会の下っ端として物語序盤から登場しますが、「気が利かないヤクザ」という印象が強く、ラスボスとしてのカリスマ性や存在感が圧倒的に不足しています。

さらに深刻な問題として、桐生と相澤の間にドラマや因縁がほとんど描かれていない点が挙げられます。

歴代シリーズのラスボスは、主人公との間に深い因縁や対立構造が存在していました。

しかし相澤の場合、ゲーム全体を通じて桐生との絡みがほぼなく、最終決戦で突然対峙する展開となっています。

プレイヤーからは「なぜ彼がラスボスなのか理解できない」という声が多く上がっており、物語のクライマックスとして大きな不満を残す結果となりました。

前半で広げた伏線が回収されない尻すぼみ展開

龍が如く5は、前半部分で非常に多くの伏線や謎を提示します。

堂島大吾の失踪、真島吾朗の死亡ニュース、東城会と近江連合の緊張関係など、スケールの大きな展開が次々と繰り広げられます。

ところが、後半に進むにつれてこれらの伏線が十分に回収されないまま物語が収束していきます。

説明不足な箇所があまりにも多く、プレイヤーは多くの疑問を抱えたままエンディングを迎えることになります。

「シナリオを描く人が5人いるのではないかと思うほど、整合性とまとまりがない」という厳しい指摘もあり、尻すぼみ感を強く感じるプレイヤーが多いようです。

遥のアイドル編がシリーズのトーンと合わない

第3部で描かれる澤村遥のアイドル編は、シリーズのトーンと大きく異なることから賛否が分かれています。

龍が如くシリーズは、極道の世界を舞台にしたハードボイルドなアクションゲームとして知られています。

そんな中、突然アイドル活動を軸にしたリズムゲーム要素が登場することに違和感を覚えるプレイヤーが少なくありません。

「ヤクザのアクションゲームがしたくて龍が如くをプレイしているのに、なぜリズムゲームをやらされるのか」という不満の声が多く聞かれます。

製作陣もこの反応を想定していたようで、ダンスバトルは敗北してもストーリーが進行する仕様になっています。

それでも、敗北で進めるのは気持ちの良いものではないと感じるプレイヤーが多いでしょう。

朴美麗のキャラクターへの強い反発

遥編に登場する芸能事務所社長の朴美麗は、プレイヤーから非常に強い反発を受けているキャラクターです。

朴美麗は遥をアイドルとしてスカウトしますが、その方法が乱暴だったことが批判の原因となっています。

桐生がアサガオ(孤児院)を離れることを条件に、遥をアイドルにするという交換条件を持ちかけました。

結果として、シリーズを通じて築かれてきた桐生と遥の家族のような関係が引き裂かれることになります。

さらに、トレーナーへの給料未払い、契約書の書き換え、遥を治安の悪い蒼天堀のボロアパートで一人暮らしさせるなど、危機管理の欠如も問題視されています。

「女の子には母親がいないとね」という発言で母親面をする場面は、桐生が必死に遥を守ってきた過去を知るプレイヤーにとって、到底受け入れられないものでした。

最終章のカタルシス不足と後日談の欠如

龍が如くシリーズの魅力は、感動的なクライマックスと熱い人間ドラマにあります。

しかし龍が如く5の最終章は、多くのプレイヤーに「不完全燃焼」を感じさせる結果となりました。

遥がコンサート後に桐生のもとへ駆けつけるシーンで物語が終わりますが、その後の展開やキャラクターたちの結末が描かれません。

「夢」や「絆」をテーマに掲げながら、夢が叶ったのか、キャラクターたちがどうなったのかが曖昧なまま幕を閉じます。

「後日談ムービーが欲しかった」という声は非常に多く、シリーズの醍醐味である「熱い結末」が弱かったことは大きな批判点となっています。

5人の主人公を使いこなせていない散漫な構成

龍が如く5は、桐生一馬、冴島大河、秋山駿、品田辰雄、澤村遥という5人の主人公を採用しています。

この野心的な試みは、ストーリーに多様性をもたらす一方で、散漫な印象を与える原因にもなりました。

各主人公の物語が独立して展開されるため、全体としての一貫性が損なわれています。

登場人物の数が非常に多く、それぞれのキャラクターを十分に掘り下げる時間がありません。

「全然登場人物を使いこなせていない」という指摘があるように、せっかくの魅力的なキャラクターが消化不良のまま終わってしまう場面が目立ちます。

品田編が最終章に絡む必然性がない

新キャラクターとして登場する品田辰雄のストーリーは、単体としては面白いと評価されています。

元プロ野球選手という設定や、過去のトラウマと向き合う姿は新鮮で、やりごたえのあるシナリオに仕上がっています。

しかし問題は、品田のストーリーが自分の章でほぼ完結してしまい、最終章に絡む必然性が薄い点です。

主人公の一人である以上、最後にバトルを持ってこなければならないという都合で、無理やり参加させられた印象が否めません。

品田自身も桐生や冴島ほど人間離れしていない一般的な価値観を持つキャラクターであり、極道の抗争に巻き込まれることへの違和感が残ります。

相澤聖人がラスボスとして批判される具体的な理由

相澤聖人に対する批判は、龍が如く5のストーリー評価を大きく下げている要因の一つです。

ここでは、なぜ相澤がラスボスとして不評なのか、より詳しく掘り下げていきます。

本編で既に2回敗北しており格落ち感がある

相澤がラスボスとして批判される最大の理由は、本編中で既にプレイヤーの操作するキャラクターに2回敗北している点です。

特に冴島編での敗北は印象的で、簡単に倒されてしまう相手という認識がプレイヤーに植え付けられます。

にもかかわらず、最終決戦では桐生一馬と互角に戦う展開となります。

この急激な強化に対する説明や描写がほとんどなく、「なぜ急に強くなったのか」という疑問が解消されません。

YouTube上では「シリーズ史上最低のラスボス」と題する動画が投稿されるほど、相澤の扱いには厳しい評価が下されています。

桐生との絡みやドラマがほぼ存在しない

歴代シリーズのラスボスは、主人公との間に深い因縁が存在していました。

龍が如く1の錦山彰は桐生の義兄弟であり、龍が如く3の峯義孝は桐生の生き様に影響を受けた人物でした。

こうした因縁があるからこそ、最終決戦には重みと感動が生まれます。

しかし相澤の場合、桐生との直接的な絡みやドラマがゲーム全体を通じてほぼ存在しません。

最終決戦で突然対峙する形となり、「この人と戦う理由が分からない」という感想を抱くプレイヤーが多数派を占めています。

黒澤翼の方がラスボスに適任だったという声

多くのプレイヤーが指摘するのは、黒幕である黒澤翼の方がラスボスとしてふさわしかったのではないかという点です。

黒澤は一連のクーデターの首謀者であり、物語の核心に深く関わる人物です。

彼との決着こそが、プレイヤーが求めていたクライマックスだったと言えるでしょう。

ところが実際のラスボスは相澤であり、黒澤との対決は別の形で処理されます。

「まだ黒澤の方が納得できた」という声は非常に多く、ラスボスの人選ミスが龍が如く5の評価を大きく下げる要因となりました。

遥のアイドル編はなぜ不評なのか

遥のアイドル編は、龍が如く5の中でも特に賛否が分かれるパートです。

シリーズ初のプレイアブル化という挑戦は評価できるものの、多くの問題点が指摘されています。

極2でスカウトを断った遥が5で急にアイドルを選ぶ矛盾

龍が如く極2のサブストーリーで、遥は一度アイドルのスカウトを受けています。

そのときの遥は興味が薄く、桐生とともに過ごす日々を選択しました。

カラオケではアイドルソングを好んで歌うことから、憧れが皆無というわけではありませんでした。

しかし、家族のような存在である桐生との生活を優先する姿勢は明確でした。

にもかかわらず龍が如く5では、朴美麗のスカウトを受けてアイドルの道を選びます。

この選択の変化に対する説明が不十分なため、遥のキャラクター像と矛盾していると感じるプレイヤーが多いのです。

ダンスバトルというリズムゲームへの違和感

遥は戦闘能力を持たないため、通常のバトルではなく「ダンスバトル」というリズムゲーム形式で戦います。

このシステム変更は、シリーズファンに大きな違和感を与えました。

「リズムゲームがしたくて龍が如くシリーズをプレイしているのではない」という意見は非常に多く聞かれます。

リズムゲームが苦手なプレイヤーにとっては、遥編全体がストレスの原因となってしまいます。

敗北してもストーリーは進行する救済措置がありますが、それでも気持ちの良いものではないでしょう。

繰り返しのミニゲームによる水増し感

遥編のお仕事ミッションは、ボリュームが多くレパートリーも豊富です。

しかしその反面、握手会やライブなど同じ内容を何度もやらされることになります。

業界の再現といえばそれまでですが、水増し感を覚えるプレイヤーは少なくありません。

また新人という設定上、楽曲の種類も少なく、ダンスバトルやライブは飽きやすい内容となっています。

お仕事ミッションは再挑戦ができない仕様のため、失敗すると体力と経験値が減少し、相応のリスクを伴います。

桐生やアサガオを離れる判断への疑問

遥がアイドルになることを選んだ理由の一つは、アサガオに暮らす子供たちを経済的に支援するためでした。

しかし、その結果として桐生やアサガオの家族と離れ離れになります。

シリーズを通じて築かれてきた「家族」の絆を、遥自身が断ち切る形となっているのです。

義理や人情を重んじる桐生に育てられた遥が、自己中心的とも取れる行動をすることに違和感を覚えるプレイヤーは多いでしょう。

「今の平穏な生活を守ることが夢じゃダメなのか」という疑問は、遥編への批判の核心を突いています。

各主人公パート別の評価と問題点

龍が如く5は5人の主人公がそれぞれ異なる都市で物語を展開します。

各パートにはそれぞれ特徴があり、評価も異なります。

桐生編は比較的好評だがタクシー要素に賛否

桐生編は、5つのパートの中では比較的好評を得ています。

偽名を使ってタクシー会社で働く桐生の姿は、シリーズファンにとってシュールで面白い光景です。

職員たちとの交流や、その中で発生する事件への対処など、見どころも多くあります。

バトルも熱い展開や演出が多く、ゲームを盛り上げてくれます。

ただし、アナザードラマのタクシー関連ミニゲームについては「ダルい」という声もあります。

穏やかで平和な始まりは好評ですが、中盤以降の展開には賛否が分かれます。

冴島編は狩猟パートで失速するという声

冴島編は、刑務所からの脱獄という緊張感のある展開で幕を開けます。

雪山でのサバイバルやマタギとしての生活は、シリーズに新たな風を吹き込む試みとして評価されています。

冴島の人間味溢れるキャラクターがストーリーを引き立て、素晴らしいスタートを切りました。

しかし、狩猟エリアに入ると失速するという指摘があります。

「囚人が妄想の中でキャバクラ遊びをする」「急にマタギゲームがはじまる」といった点が不評を買うこともあります。

また、冴島パートが長すぎるという声も聞かれます。

品田編は単体では面白いが本筋との繋がりが薄い

品田辰雄は、龍が如く5で初登場する新キャラクターです。

現在は借金まみれの「ダメ人間」に落ちぶれていますが、実は野球界における天才だったという設定です。

堕落した理由にはれっきとした背景があり、過去と向き合う姿は見応えがあります。

桐生や冴島など、どんどん人間離れが加速している主人公たちの中で、唯一一般的な価値観を持つキャラクターです。

そのため共感しやすいという意見もあります。

ただし前述の通り、品田のストーリーは自分の章でほぼ完結しており、最終章との繋がりが薄い点が問題視されています。

秋山にアナザードラマがなく金策に苦労

秋山駿は龍が如く4から登場している人気キャラクターです。

しかし龍が如く5では、他の主人公と比べて扱いに差があります。

最大の問題は、秋山だけアナザードラマが用意されていない点です。

桐生、冴島、遥は仕事を通じて報酬を得やすい環境にありますが、秋山のサブストーリーは金貸しとしてのイベントばかりで儲けられません。

キャバクラで500万円が必要になる場面もあり、金策に苦労するプレイヤーが続出しました。

主人公たちが集まってアイテムや資金を共有するシーンで、秋山が品田を「金がなさそうなヤツ」と皮肉る場面がありますが、実際は秋山の方が所持金が少ない場合もあり得ます。

龍が如く5のストーリーを評価する声もある

批判が多い龍が如く5ですが、ストーリーを高く評価する声も確実に存在します。

シリーズ最高傑作と称賛するファンもおり、一面的な評価だけでは本作の魅力は語れません。

各主人公の個別ストーリーは濃厚で面白い

龍が如く5の強みは、各主人公の個別ストーリーが濃厚で面白い点にあります。

桐生がカタギのサラリーマンとして働く姿、冴島の雪山サバイバル、品田の過去との対峙など、それぞれが独立した作品として楽しめるボリュームがあります。

複数主人公制を活かした多角的な視点は、物語に多様性と奥行きを与えています。

5つの都市を巡る旅は、まるで壮大な群像劇のようであり、ちょっとした旅行気分で遊べるという評価もあります。

最終章での収束に不満があっても、個別のストーリーは十分に楽しめたというプレイヤーは多いでしょう。

ラスボス戦の演出面は歴代最高との評価

相澤聖人というキャラクター自体への批判は多いものの、ラスボス戦の演出面については高く評価されています。

戦闘自体が非常に映画的で、迫力のあるバトルが展開されます。

物語的には意味不明だと感じるプレイヤーでも、バトルの盛り上がりは認めざるを得ないという意見があります。

また、イメージソング兼ラスボス曲の「The Battle For The Dream」は、シリーズの中でも特に評価が高い楽曲です。

氷室京介がオープニング曲を担当していることもあり、音楽面での満足度は非常に高い作品となっています。

馬場と品田のエピソードは感動的

最終章で描かれる馬場と品田のやりとりは、多くのプレイヤーに感動を与えたエピソードです。

裏切りと友情の間で揺れる人間関係が丁寧に描かれ、涙を誘う場面として高く評価されています。

龍が如くシリーズの真骨頂である「人間ドラマ」が、このエピソードには凝縮されています。

桐生編で登場するまゆみとのエピソードも、シリーズらしい切ないドラマとして心に残るものでした。

ストーリー全体への不満があっても、こうした個別のエピソードには救われたというプレイヤーも少なくありません。

IGN Japanはシリーズ最高傑作と評価

龍が如く5のストーリー評価は賛否両論ですが、IGN Japanはシリーズ最高傑作として高く評価しています。

その理由は、極道の壮大な物語やド派手なバトルだけではありません。

各都市の個性、アナザードラマの充実度、サブストーリーの面白さなど、総合的なゲーム体験として優れているという評価です。

「巷で言われるよりはシナリオの整合性等は取れている」という意見もあり、主題や演出の意図への理解を示す声もあります。

ストーリーの評価は主観的な要素が強く、プレイヤーによって受け止め方が大きく異なる作品と言えるでしょう。

龍が如く5と6のストーリー比較

龍が如く5と6は、どちらもストーリー面で賛否両論の作品として知られています。

両作品を比較することで、シリーズ全体の中での龍が如く5の位置づけがより明確になります。

5は散漫だが6は遥関連で炎上した

龍が如く5のストーリー批判は、主に「散漫さ」に集中しています。

5人の主人公と5つの都市を扱うスケールが大きすぎて、一貫性が損なわれているという指摘です。

一方、龍が如く6のストーリー批判は、遥に関連する展開で大きな炎上を引き起こしました。

桐生一馬が刑務所に入っている間に、遥がヤクザの組員との間に子供を作っていたという展開が、多くのファンの反発を買いました。

シリーズを通じて遥を守ってきた桐生の姿を見てきたプレイヤーにとって、この展開は到底受け入れられないものだったのです。

両作とも遥の扱いが批判の的になった

興味深いことに、龍が如く5と6はどちらも遥の扱いが批判の中心となっています。

5では遥のアイドル編がシリーズのトーンと合わないことや、朴美麗のキャラクターへの反発がありました。

6では遥の妊娠という衝撃的な展開が、ファンを大きく落胆させました。

シリーズ通して「遥がでてくるとつまらない」とまで言われるほど、遥関連のシナリオは評価が低い傾向にあります。

これは遥というキャラクター自体の問題というより、遥を取り巻くストーリー展開の描き方に課題があると言えるでしょう。

シリーズ全体でのストーリー評価ランキング

龍が如くシリーズ全体の中で、ストーリー評価のランキングを見ると、龍が如く5の位置づけがわかります。

一般的に最も高く評価されているのは龍が如く0で、シリーズ最高傑作との呼び声が高い作品です。

龍が如く7も、主人公交代という大きな変化にもかかわらず、ストーリー面で高い評価を得ています。

龍が如く5は「ストーリーはシリーズで一番悪いかもしれない」という評価がある一方で、「ゲームとしては龍シリーズで1番好き」という声もあります。

ストーリー単体では厳しい評価を受けていますが、総合的なゲーム体験としては高く評価されるという、複雑な立ち位置にある作品です。

龍が如く5をプレイする前に知っておくべき注意点

龍が如く5をこれからプレイする方に向けて、事前に知っておくべき注意点をお伝えします。

心構えを整えておくことで、より楽しくプレイできるでしょう。

クリアまで40〜50時間かかるシリーズ最長作品

龍が如く5は、シリーズの中でダントツで長いゲームです。

メインストーリーをクリアするだけでも40〜50時間程度かかります。

サブストーリーやアナザードラマを含めると、60〜70時間以上のプレイ時間が必要になることも珍しくありません。

5人の主人公それぞれにストーリーがあり、各都市でのサブ要素も充実しているため、このボリュームとなっています。

長時間のゲームが苦手な方は、ペース配分を考えながらプレイすることをおすすめします。

一気にクリアしようとすると疲れてしまう可能性があるため、各主人公のパートごとに区切りながら進めると良いでしょう。

ストーリーの整合性より勢いを楽しむ心構えが必要

龍が如く5のストーリーには、整合性の問題や伏線回収の不足があることは事実です。

細かい矛盾や強引な展開が気になる方にとっては、ストレスの原因となる可能性があります。

しかし、龍が如くシリーズはもともと「勢い」で見せる部分が大きい作品です。

細部の整合性を追求するよりも、各エピソードの熱さや人間ドラマを楽しむ姿勢で臨むと、より満足度の高いプレイ体験が得られるでしょう。

「ストーリーの粗に寛容になれる人には最適」という評価があるように、ある程度の割り切りが必要な作品です。

遥編はリズムゲームが苦手でも敗北で進行可能

遥編のダンスバトルは、リズムゲームが苦手な方にとって大きなハードルとなります。

しかし製作陣もこの点を考慮しており、ダンスバトルは敗北してもストーリー自体は進行するようになっています。

お仕事ミッションも、中断しても達成扱いにできる仕様が用意されています。

ただし、敗北や中断で進めると経験値やアイテムが得られないなど、相応のデメリットはあります。

完璧にこなそうとせず、ストーリーを進めることを優先するという選択も一つの手段です。

リズムゲームが得意な方は、遥編ならではのユニークなゲーム体験を楽しめるでしょう。

龍が如く5はこんな人におすすめ・おすすめしない

最後に、龍が如く5がどのような人に向いているか、向いていないかを整理します。

プレイするかどうかの判断材料にしてください。

サブ要素やボリュームを重視する人には最適

龍が如く5は、サブ要素やボリュームを重視する人には最適な作品です。

5つの都市は神室町と同等に細部まで作り込まれており、店へのアクセスから店内でできる遊びの要素まで、過去作とは比較にならない水準になっています。

ミニゲームは30種類以上用意されており、バーチャファイター2や太鼓の達人など本格的なものも含まれています。

各主人公のアナザードラマ(タクシーレース、狩猟、ダンス、野球)も充実しており、本編とは異なる楽しさを提供してくれます。

サブストーリーは75本と大量で、ギャグからシリアスまで幅広いジャンルが用意されています。

「色んなものが詰まった超豪華なゲーム」という評価は、まさに龍が如く5を的確に表現しています。

整合性のあるストーリーを求める人には不向き

一方で、整合性のあるストーリーを求める人には不向きな作品と言えます。

前述の通り、伏線の回収不足、ラスボスの説得力欠如、キャラクターの扱いなど、ストーリー面での問題点は多くあります。

シリーズキャラクターの扱いに厳しい人、特に真島吾朗や遥の描写にこだわりがある人は、不満を感じる可能性が高いでしょう。

カタルシスのある結末を期待する人も、最終章の展開には物足りなさを感じるかもしれません。

ストーリー重視でプレイしたい方は、龍が如く0や龍が如く7など、ストーリー評価の高い作品を先にプレイすることをおすすめします。

シリーズファンなら賛否を自分で確かめる価値あり

龍が如くシリーズのファンであれば、賛否両論の本作を自分の目で確かめる価値は十分にあります。

批判点を理解した上でプレイすれば、良い部分もより明確に見えてくるでしょう。

桐生編の新鮮な設定、冴島の人間味、品田の成長物語など、個別のエピソードには見どころが多くあります。

馬場と品田のエピソードや、各都市のサブストーリーなど、心に残る場面も数多く存在します。

「ひどい」という評価だけを信じてプレイしないのは、もったいないと言えるかもしれません。

自分自身でプレイして、龍が如く5のストーリーが「ひどい」のか「素晴らしい」のかを判断してみてください。

まとめ:龍が如く5のストーリー評価と賛否両論の真相

  • 龍が如く5のストーリー批判は、ラスボス相澤の威厳のなさと桐生との因縁不足が最大の要因である
  • 前半で広げた伏線が回収されず、尻すぼみ展開と説明不足が目立つ
  • 遥のアイドル編はシリーズのトーンと合わず、リズムゲーム要素に違和感を覚えるプレイヤーが多い
  • 朴美麗のキャラクターへの反発は非常に強く、桐生と遥の関係を引き裂いた張本人として批判される
  • 最終章はカタルシス不足で、後日談やキャラクターの結末が描かれない不完全燃焼感がある
  • 各主人公の個別ストーリーは濃厚で面白く、特に桐生編と品田編は高評価を得ている
  • ラスボス戦の演出面とBGMは歴代最高との評価もあり、戦闘自体の満足度は高い
  • シリーズ最長の40〜50時間のボリュームがあり、サブ要素も30種類以上と充実している
  • 龍が如く6と同様に遥の扱いが批判の的となり、シリーズ通して遥関連のシナリオ評価は低い傾向にある
  • 賛否両論の作品であり、ストーリーの粗に寛容になれる人やボリューム重視の人には価値ある一作である
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