原神のスメールストーリーは、シリーズ史上最も複雑で壮大な物語として知られています。
タイムループ、世界樹の汚染、神の自己犠牲など、多くの要素が絡み合い、一度プレイしただけでは理解しきれないと感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、スメール魔神任務のあらすじを章ごとにわかりやすくまとめ、重要な謎や伏線についても徹底的に解説していきます。
ストーリーの全体像を把握したい方、考察を深めたい方、これからプレイする予定の方まで、スメール編を完全に理解するための情報をお届けします。
原神スメールストーリーの全体像をわかりやすく解説
スメールストーリーを理解するためには、まず舞台となる国の基本設定や登場人物を把握することが重要です。
ここでは、スメール編の全体像を掴むために必要な前提知識を整理していきます。
スメールはどんな国?基本設定と登場人物
スメールはテイワット七国のひとつで、草神クラクサナリデビ(ナヒーダ)を信仰する知恵の国です。
雨林と砂漠という対照的な環境が共存しており、テイワット最高峰の学術機関「教令院」を擁する学問の中心地として知られています。
モチーフはインドを中心に、古代エジプトやペルシアなど古代オリエント文明を統合した世界観となっています。
主要な登場人物は以下の通りです。
| キャラクター名 | 役割・立場 |
|---|---|
| クラクサナリデビ(ナヒーダ) | 現在の草神、500年間幽閉されていた |
| マハールッカデヴァータ | 初代草神、世界樹を守るため自らを消した |
| アルハイゼン | 教令院書記官、救出作戦の立案者 |
| セノ | 大マハマトラ、教令院の監督官 |
| ディシア | エルマイト旅団の傭兵 |
| ニィロウ | ズバイル劇場のダンサー |
| 散兵(スカラマシュ) | ファデュイ執行官、神に改造される |
| 博士(ドットーレ) | ファデュイ執行官第二位 |
魔神任務第3章の構成と所要時間の目安
スメールの魔神任務は全6幕で構成されており、歴代の3幕構成と比較してボリュームが大幅に増加しています。
各幕の所要時間の目安は以下の通りです。
| 幕 | タイトル | 所要時間 |
|---|---|---|
| 第1幕 | 煙霧のベールと暗き森を抜けて | 約3〜4.5時間 |
| 第2幕 | 黎明を告げる千の薔薇 | 約2.5〜3.5時間 |
| 第3幕 | 迷夢と虚幻と欺瞞 | 約2〜2.5時間 |
| 第4幕 | 赤砂の王と三人の巡礼者 | 約2〜3.3時間 |
| 第5幕 | 虚空の鼓動、熾盛の劫火 | 約4〜6時間 |
| 第6幕 | カリベルト | 約2〜2.5時間 |
合計で約13〜22時間程度かかるため、まとまった時間を確保してプレイすることをおすすめします。
一度ストーリーが始まると離脱しにくい場面も多いため、計画的に進めていくとよいでしょう。
ストーリーを理解するために知っておくべき用語集
スメールストーリーには独自の用語が多数登場します。
事前に把握しておくと理解がスムーズになります。
アーカーシャとは、マハールッカデヴァータが作った知識共有システムのことです。
スメールの大人たちはアーカーシャ端末を装着しており、必要な知識をここから得ています。
世界樹は、テイワット全土の記憶を保存している存在です。
草神は世界樹と繋がっているため、世界樹の状態は草神に直接影響を与えます。
禁忌の知識とは、テイワットの外(アビスの底)からもたらされた知識を指します。
この知識に触れた人は発狂したり、魔鱗病を発症したりします。
魔鱗病は、禁忌の知識の影響で発症する病気です。
身体機能が徐々に麻痺していく不治の病として恐れられています。
花神誕祭は、草神の誕生を祝う祭りです。
ストーリー序盤のタイムループはこの祭りの日が繰り返される形で展開されます。
スメール魔神任務のあらすじを章ごとにわかりやすくまとめ
ここからは、スメール魔神任務の各幕のあらすじを順番に解説していきます。
複雑な展開も時系列に沿って整理することで、物語の流れを把握しやすくなるはずです。
第1幕「煙霧のベールと暗き森を抜けて」のあらすじ
旅人とパイモンがスメールに到着するところから物語は始まります。
草神クラクサナリデビに会うため、二人はスメールシティを目指して旅を続けます。
道中で森の巡林官ティナリやコレイと出会い、スメールの現状を知ることになります。
驚くべきことに、現在の草神クラクサナリデビは教令院の賢者たちによって軽視されていました。
500年前に初代草神マハールッカデヴァータが姿を消した際、新たに発見されたクラクサナリデビは子供程度の知能しか持っていなかったのです。
失望した賢者たちは彼女をスラサタンナ聖処に幽閉し、教令院がスメールを統治する道を選びました。
旅人はスメールシティでアーカーシャ端末を受け取り、草神に会う方法を探し始めます。
そこで出会ったのが、草神を敬愛するドニアザードと、踊り子のニィロウでした。
彼女たちは草神の誕生を祝う「花神誕祭」を開こうとしていたのです。
第2幕「黎明を告げる千の薔薇」タイムループの謎
花神誕祭の当日、旅人は奇妙なデジャヴに襲われます。
同じ日が何度も繰り返されているような感覚に気づいた旅人の前に、ナヒーダという謎の少女が現れます。
彼女によると、旅人たちは花神誕祭の一日を何度も繰り返し過ごしているとのことでした。
調査を重ねた結果、旅人たちが「夢の中にいる」ことが判明します。
教令院はアーカーシャ端末を通じて人々を強制的に眠らせ、その夢を収穫していたのです。
人々の夢のエネルギーを集めることで、アーカーシャの出力を最大化しようとしていました。
ループは実に168回も繰り返されていました。
夢の持ち主はニィロウであり、旅人たちは彼女にこれが夢であると自覚させることで、ようやくループから脱出することに成功します。
第3幕「迷夢と虚幻と欺瞞」教令院の陰謀が明らかに
夢から覚醒した旅人は、教令院の陰謀の全容を知ることになります。
大賢者アザールらはファデュイの執行官第二位「博士」ドットーレと結託し、散兵(スカラマシュ)を神にする計画を進めていたのです。
散兵は雷電影が雷電将軍を作る前に生み出したプロトタイプの人形でした。
神の器としての機能を備えていたため、神の心を使えば新たな神に仕立て上げることができると考えられていました。
教令院が夢を収穫したのは、この神作り計画のためでした。
集めた夢のエネルギーでアーカーシャの出力を上げ、博士が持ってきた神の心から力を抽出して「神のコア」を生成しようとしていたのです。
旅人は教令院に属しながらも賢者の動きに不信感を抱く書記官アルハイゼン、監督官セノ、傭兵ディシアと合流します。
草神ナヒーダを救出するための作戦が動き出しました。
第4幕「赤砂の王と三人の巡礼者」砂漠の真実
物語の舞台は砂漠へと移ります。
砂漠に住む人々は、かつてスメールを統治していた神「キングデシェレト(アモン)」がマハールッカデヴァータに裏切られたと信じており、現代でも彼を崇拝していました。
この対立が砂漠の民と雨林の人々の間に軋轢を生んでいたのです。
しかし、旅人たちが砂漠の遺跡で発見した太古の記録は、歴史の真実を明らかにしました。
千年前、キングデシェレトの国が禁忌の知識による疫病で窮地に立たされた際、マハールッカデヴァータは自らの力を使って砂漠の民を救っていたのです。
真実を知ったエルマイト旅団は旅人たちに協力することを決意します。
一行は大賢者アザールを欺き、ナヒーダの解放に成功しました。
しかし、その時すでにスカラマシュは神としてほぼ完成していたのです。
第5幕「虚空の鼓動、熾盛の劫火」クライマックスの激闘
神の権能と躯体を得たスカラマシュは「七葉寂照秘密主」として覚醒しました。
彼はナヒーダの心臓を貫き、神の心を奪おうとします。
しかし、それはナヒーダが作り出した夢の世界での出来事でした。
168回のタイムループで蓄積された戦闘データをもとに、旅人はスカラマシュを撃破します。
ナヒーダは彼から雷の神の心を奪還し、その力を借りて500年前の世界樹の記憶へとアクセスしました。
そこで明らかになったのは、衝撃的な真実でした。
マハールッカデヴァータは500年前のカーンルイア動乱で、禁忌の知識から世界樹を守るために戦い続けました。
アーカーシャを開発して禁忌の知識をほぼ駆逐することに成功しましたが、最前線で戦った彼女自身も汚染されていたのです。
草神は世界樹と繋がる存在です。
汚染されたマハールッカデヴァータの記憶が世界樹に記録されている限り、世界樹の汚染は永遠に続きます。
彼女は自らを消すため、世界樹の枝を折って新たな草神クラクサナリデビを誕生させました。
「世界が、私をどうか忘れてくれますように」
マハールッカデヴァータの願いを聞いたナヒーダは、世界樹から彼女に関する記憶を完全に消去します。
こうしてテイワットの人々はマハールッカデヴァータを忘れ、魔鱗病などの被害も終息に向かいました。
第6幕「カリベルト」アビス教団の起源
スメール編の最終章は、物語の視点を大きく変えます。
旅人はアビスの影響を受けて、双子の兄妹の古い記憶を見ることになります。
その記憶は、アビス教団の創立者コロタール・アルベリヒに関するものでした。
コロタールは元カーンルイア王室の貴族で、ダインスレイヴと同じく不死の呪いを受けていました。
彼は怪物に変わり果てた息子カリベルトを治すため、「罪人」と呼ばれる神秘的存在の力を頼り、やがてアビスに魅入られていきます。
旅人の双子の兄妹がなぜコロタールに協力したのか、その理由は明かされないまま物語は幕を閉じます。
この謎は今後のストーリー展開への重要な伏線となっています。
スメールストーリーの重要な謎と伏線を徹底解説
スメール編では多くの謎と伏線が提示されました。
ここでは、特に重要なポイントについて詳しく解説していきます。
マハールッカデヴァータはなぜ消えることを望んだのか
マハールッカデヴァータが自らの存在を消すことを望んだ理由は、世界樹の仕組みにあります。
世界樹はテイワット全土の記憶を保存しており、草神の意識は世界樹と繋がっています。
500年前のカーンルイア動乱で禁忌の知識と戦ったマハールッカデヴァータは、自らも汚染されてしまいました。
問題は、彼女の汚染された記憶が世界樹に記録されていることでした。
マハールッカデヴァータが存在し続ける限り、彼女の記憶を通じて禁忌の知識が世界樹に残り続けます。
これが魔鱗病などの被害を引き起こし続けていたのです。
しかし、自分で自分を消すことはできません。
そこで彼女は世界樹の純粋な枝を折り、新たな草神クラクサナリデビを誕生させました。
いつか後継者が世界樹からマハールッカデヴァータの記憶を消してくれることを願って。
「スメールの民よ、さようなら。今宵、素敵な夢があなたたちに訪れますように」
これが彼女の最後の言葉でした。
クラクサナリデビとマハールッカデヴァータの関係とは
クラクサナリデビとマハールッカデヴァータは、同一人物ではありませんが深い繋がりがあります。
クラクサナリデビは、マハールッカデヴァータが世界樹の最も純粋な枝から作り出した存在です。
輪廻転生のような形で誕生した後継者であり、両者は別人格ですが同じ「草神ブエル」という神格を共有しています。
世界樹の記憶が改変された後、テイワットの歴史も書き換わりました。
人々の記憶の中では「マハールッカデヴァータ」という存在は初めから存在せず、草神ブエルは最初からクラクサナリデビただ一人だったことになっています。
500年前に力を使い果たして記憶と力を失ったため、教令院に冷遇されていた、という設定に変わったのです。
禁忌の知識と世界樹の汚染の仕組み
禁忌の知識とは、テイワットの外からもたらされた知識のことです。
具体的には、アビスの底から流入してきたものとされています。
テイワットの人間がこの知識に触れると、発狂したり魔鱗病を発症したりします。
また、テイワットの防衛機能は様々な手段で禁忌の知識を排除しようとします。
世界樹の汚染は、この禁忌の知識によって引き起こされました。
太古の時代、砂漠の神キングデシェレト(アモン)がナブ・マリカッタの助けを借りて禁忌の知識をテイワットに招いてしまったことが発端です。
その後、アモンの自己犠牲によって一度は収まりましたが、500年前のカーンルイア動乱で再び禁忌の知識が溢れ出しました。
マハールッカデヴァータはアーカーシャを使って禁忌の知識を駆逐しましたが、彼女自身も汚染されていたため、根本的な解決には自らを消す必要があったのです。
旅人だけがマハールッカデヴァータを覚えている理由
世界樹の記憶改変後、マハールッカデヴァータを覚えているのは旅人だけです。
その理由は、旅人がテイワット出身ではないからです。
世界樹が保存・管理しているのはテイワットの記憶です。
旅人は外来の存在であるため、その記憶は世界樹の管轄下にありません。
だからこそ、改変の影響を受けずにマハールッカデヴァータのことを覚えていられるのです。
これは旅人が「第四降臨者」と呼ばれる特別な存在であることとも関連しています。
パイモンも同様に覚えている可能性がありますが、パイモンの正体についてはまだ明らかになっていません。
第四降臨者とは何か?旅人の正体に迫る
ナヒーダは旅人のことを「第四降臨者」と呼びました。
降臨者とは、テイワットに属さない外来の存在を指す言葉です。
ファデュイの情報によると、第一降臨者は「天理」であるとされています。
旅人は第四降臨者ということは、天理以外にも二人の外来的存在がテイワットにいることを意味します。
興味深いのは、旅人と同じく外の世界から来たはずの双子の兄妹が、降臨者に含まれていない点です。
彼女(彼)は世界樹に記録があり、カーンルイアに突如として現れたという記録が残っています。
災厄の後にテイワット各国を巡る旅に出たものの、旅の終わりの記録はぼやけており、何者かによって隠されているとナヒーダは語っています。
なぜ双子の兄妹だけが降臨者ではないのか、この謎は今後の物語で重要な意味を持つことになるでしょう。
博士との取引と神の心の行方
スメール編のクライマックスでは、ナヒーダと博士の間で重要な取引が交わされました。
この取引は今後の物語に大きな影響を与える可能性があります。
ナヒーダと博士の交渉内容まとめ
スカラマシュを倒した後、ナヒーダは博士ドットーレと直接対峙しました。
博士は武力でナヒーダに勝てる確信を持っており、神の心を渡すよう迫ります。
ナヒーダによると、ファデュイの執行官第三位以上は神に匹敵する実力を持っているとのことです。
しかし、ナヒーダには切り札がありました。
スカラマシュから取り出した神の心を破壊すれば、「天理」が行動を起こす可能性があったのです。
ナヒーダはこれを交渉材料として使い、博士との取引を成立させました。
雷と草の神の心はどうなった?
取引の結果、二つの神の心は博士の手に渡りました。
まず、雷神の神の心については、博士が保有していた全ての複製体(分身)を消去させることを条件に引き渡されました。
博士は様々な年齢の自分を分身として保存していましたが、ナヒーダの要求でこれらを全て消去することに同意したのです。
次に、草神の神の心については、ファデュイが持つテイワットの秘密に関する知識と引き換えに差し出されました。
結果として、ファデュイの氷の女皇ツァリーツァは、モンド、璃月、稲妻、スメールの四つの神の心を手に入れたことになります。
神の心を集める目的がまだ明らかになっていないため、今後の展開が注目されます。
ファデュイ執行官の強さと今後の展開
スメール編では、ファデュイ執行官の強さについて重要な情報が明かされました。
ナヒーダの発言によると、ファデュイ執行官の第三位より上の者たちは神に匹敵する実力を持っているとのことです。
現時点で判明している執行官の序列は以下の通りです。
| 序列 | 名前 | 登場状況 |
|---|---|---|
| 第一位 | 道化 | カーンルイアの元宮廷魔術師 |
| 第二位 | 博士(ドットーレ) | スメール編で登場 |
| 第三位 | 少女(コロンビーナ) | 未詳 |
| 第六位 | 散兵(元) | 離脱、放浪者となる |
| 第八位 | 淑女(シニョーラ) | 稲妻編で死亡 |
| 第十一位 | タルタリヤ | 璃月編などで登場 |
博士の複製体が本当に全て消去されたのかは不明であり、今後再登場する可能性も残されています。
また、道化が旅人の双子の兄妹と関わりを持っていたことも判明しており、ファデュイと旅人の関係は今後さらに複雑になっていくでしょう。
スメールストーリーの評価と感想まとめ
スメール編は多くのプレイヤーから高い評価を受けています。
一方で、批判的な意見も存在します。
ここでは両面から評価を整理していきます。
プレイヤーから高評価されているポイント
スメール編が高く評価されている最大の理由は、ストーリーの完成度の高さです。
タイムループという斬新な展開、謎解き要素の面白さ、そしてマハールッカデヴァータの自己犠牲という感動的なエンディングが、多くのプレイヤーの心を掴みました。
各国の魔神任務ランキングでは、スメール編を1位に挙げる声が非常に多く見られます。
特に第2幕のループ展開は「映画を一本観たような満足感」と評されるほどの完成度でした。
キャラクターの魅力も評価ポイントのひとつです。
アルハイゼン、セノ、ディシア、ニィロウといった味方キャラクターはそれぞれが有能で、救出作戦がなるべくしてなったという説得力がありました。
また、デジタル端末への依存という現代的なテーマを、アーカーシャ端末という形で物語に組み込んだ点も、ゲームならではの社会風刺として高く評価されています。
批判されている点・デメリット
一方で、スメール編にはいくつかの批判的な意見もあります。
最も多い批判は「尺が長すぎる」という点です。
歴代の魔神任務が3幕構成だったのに対し、スメール編は5幕構成(第6幕を含めると6幕)となっています。
内容が濃いかと思いきや、従来通りの尺に収まるような話も多く、「薄めすぎた」という印象を持つプレイヤーもいます。
長いことで栞を挟む回数が増え、これまでのあらすじを忘れてしまうという声も聞かれます。
また、NPCからNPCへ移動して説明を聞く展開が多い点も批判の対象となっています。
物語の語り方として、もう少し工夫があっても良かったという意見です。
味方キャラクターに隙がなさすぎるという指摘もあります。
特にアルハイゼンは有能すぎて緊張感に欠けるため、もう少し予想外の状況を作って振り回した方が良かったという声があります。
さらに、過去の期間限定イベントや公式YouTube動画の情報がないと完全には理解できない点も問題視されています。
散兵の初登場はver1.1の期間限定イベントであり、魔神任務だけでは十分な情報が得られない状況になっているのです。
他の国のストーリーとの比較評価
原神の各国ストーリーと比較した場合、スメール編の評価はどうでしょうか。
多くのプレイヤーのランキングでは、以下のような順位付けが見られます。
「1位スメール、2位ナタ、3位フォンテーヌ」という評価が多い一方で、「1位フォンテーヌ、2位スメール」という意見も存在します。
モンドや璃月と比較すると、スメール以降の魔神任務はボリュームが大幅に増加し、ストーリーの没入感も向上しています。
稲妻編と比較した場合、スメール編の方が物語の整合性や伏線回収の面で優れているという評価が一般的です。
ただし、好みは人それぞれであり、シンプルな勧善懲悪を好む人にとってはスメール編は複雑すぎると感じる場合もあるでしょう。
スメールストーリー攻略の注意点とおすすめの進め方
スメールストーリーを最大限に楽しむために、攻略上の注意点とおすすめの進め方を解説します。
魔神任務の推奨攻略順番
スメールの魔神任務を開始するための条件は、冒険ランク35以上かつ魔神任務第二章第四幕「淵底に響くレクイエム」のクリアです。
推奨される攻略順番は以下の通りです。
まず、魔神任務を第1幕から第5幕まで順番にクリアしましょう。
ストーリーの流れを正しく理解するためには、順番通りに進めることが重要です。
第5幕をクリアした後、間章第三幕「伽藍に落ちて」に進みます。
この間章では放浪者(元散兵)のストーリーが描かれ、スカラマシュの過去と世界樹の改変について深く掘り下げられます。
最後に第六幕「カリベルト」をプレイしてください。
アビス教団の起源という重要な情報が明かされ、今後の展開への伏線が張られます。
プレイ前に知っておくべき注意点
スメールストーリーをプレイする前に、いくつかの注意点を把握しておきましょう。
まず、所要時間についてです。
第5幕「虚空の鼓動、熾盛の劫火」は最長で約6時間かかります。
一度ストーリーが始まると離脱しにくい場面が多いため、まとまった時間を確保してからプレイすることをおすすめします。
次に、花神誕祭のループ中の注意点です。
第2幕でタイムループに入った状態でスメールシティを離れようとすると、警告が表示されます。
ループ中は基本的にストーリーに集中した方がよいでしょう。
また、スメールの評判任務は第二幕クリアと同時に追加される世界任務「『三十人団』の人員募集」を完了すると解放されます。
デイリー任務をスメール固定にするには、第三幕冒頭の「凱旋した英雄のように」もクリアする必要があります。
世界任務「森林書」は先にやるべき?
世界任務「森林書」は、スメールの固有NPC「アランナラ」に焦点を当てた大型の世界任務シリーズです。
全4章構成で、所要時間は探索を含めると10〜50時間にも及びます。
結論から言うと、魔神任務を先に進めたい場合は「森林書」を後回しにしても問題ありません。
ただし、森林書をプレイするとスメールの世界観や歴史についての理解が深まるため、時間に余裕がある場合は並行して進めるのもおすすめです。
注意点として、キノコンに囲まれて困っている女性「ラナ」を助けると森林書の任務が本格的に開始されます。
魔神任務を優先したい場合は、彼女に近づかないようにしましょう。
森林書では、アランナラがマハールッカデヴァータによって作られた存在であることや、500年前の漆黒の災いでヴァナラーナがどのように襲撃されたかなど、魔神任務の背景となる情報が多く語られます。
見逃しやすい要素と取り返しのつかない要素
スメールストーリーには、見逃すと取り返しのつかない要素がいくつかあります。
最も重要なのは、秘境内の宝箱です。
魔神任務中に入る秘境の中には、任務完了後に再入場できない場所があります。
秘境内で宝箱を見つけたら、必ずその場で回収するようにしましょう。
また、第1幕の任務「間近に迫った目標」では、缶詰知識を使用するイベントがあります。
この時に缶詰知識を使用すると、旅人の基礎攻撃力が永久に+3されます。
任務の流れで自動的に使用することになりますが、知っておくと安心です。
ナヒーダの元素スキルで心の声を聞ける機能は、幕によって対象が異なります。
第1幕〜第4幕ではモブのみ、第5幕と間章第3幕ではプレイアブルキャラも対象になり、第6幕では使用できません。
心の声を聞きたいキャラクターがいる場合は、対応する幕でプレイしているときにスキャンしておきましょう。
スメールの歴史と世界観を深掘り考察
スメールストーリーをより深く理解するために、スメールの歴史と世界観について詳しく見ていきましょう。
三神時代とナブ・マリカッタの悲劇
魔神戦争の時代、スメールには三柱の神が存在していました。
砂漠の神アモン(キングデシェレト)、知恵の神マハールッカデヴァータ、そして花の神ナブ・マリカッタです。
三柱の神々は友情を誓い、王権を共有していました。
ナブ・マリカッタは元々「天の使い」と呼ばれる存在で、統一文明の時代に天空に見捨てられて荒地を流浪していました。
彼女の踵から流れ出た泉の水によって緑の園が生まれ、精霊ジンニーたちが誕生したとされています。
しかし、ある夜、アモンはナブ・マリカッタに天空と深淵の秘密を見せてほしいと願いました。
彼女は警告しましたが、最終的にはアモンを秘密の通路へと導きました。
そして彼女は自身を橋とし、オアシスを代償として、親友の願いを叶えるために烈日の光に消えていったのです。
ナブ・マリカッタの死後、アモンとマハールッカデヴァータは異なる道を歩み始めました。
三神の統べる楽園「オアシス」は一柱の神を失い、やがて砂嵐に飲み込まれていきます。
砂漠の神アモンと禁忌の知識の災い
アモンは「禁忌の知識」をテイワットに招いてしまった神です。
ナブ・マリカッタの助けを借りて天空と深淵の秘密を覗いた結果、この世ならざる知識がテイワットに流入してしまいました。
禁忌の知識の侵食は砂漠の民を狂気に陥らせ、魔鱗病を蔓延させました。
アモンは自らの野望、すなわち幾千万の凡人の知恵をひとつに束ねる試みを実現しようとしましたが、結果として禁忌の知識を民に拡散することになってしまったのです。
王都は崩壊し、大地は死域に覆われました。
そこにマハールッカデヴァータが馳せ参じ、神力を注いで大地を救いました。
彼女は力を使い果たして幼子のような姿となりました。
アモンは災いを鎮めるために自己犠牲を選び、禁忌の知識の流入は止まりました。
アモンの遺民は砂漠に散り、その後も彼を崇拝し続けることになります。
500年前のカーンルイア動乱で何が起きたか
500年前、カーンルイアで大災厄が勃発しました。
この時、スメールも多くの魔獣に襲われています。
漆黒の魔獣と機械の群れがアランナラの村ヴァナラーナを襲撃し、多くのアランナラが命を落としました。
生き残ったアランナラたちは身を守るため、新しいヴァナラーナを夢の世界に隠しました。
森林王と近侍の少女シンナモンは森の子供たちを率いて災難と戦いましたが、最後の森林王は死亡しました。
一方、禁忌の知識が再び溢れ出し、マハールッカデヴァータは世界樹を守る使命を担いました。
彼女はアーカーシャを開発し、禁忌の知識を世界樹から取り除くことに成功します。
しかし、最前線で戦い続けた彼女自身も禁忌の知識に侵蝕されていました。
自らの存在が世界樹を汚染し続けることに気づいたマハールッカデヴァータは、後継者クラクサナリデビを誕生させ、自らを消す計画を立てたのです。
今後の物語につながる伏線まとめ
スメール編では、今後の物語に繋がる多くの伏線が張られました。
「テイワットの星空は偽りである」という噂が語られています。
これはテイワットの世界の根幹に関わる秘密を示唆しており、今後の展開で重要な意味を持つ可能性があります。
旅人の双子の兄妹がカーンルイアに降臨していたことも判明しました。
当時の宮廷魔術師であったファデュイ執行官「道化」と関わりを持っていたようですが、詳細は不明です。
アビス教団の創立者コロタール・アルベリヒの存在も明らかになりました。
「罪人」と呼ばれる神秘的存在の力を頼ったことで、アビスに魅入られていったとされています。
旅人の双子の兄妹がなぜ降臨者に含まれないのか、彼女(彼)の旅の終わりの記録がなぜぼやけているのかなど、未解決の謎は今後のストーリーで徐々に明かされていくでしょう。
まとめ:原神スメールストーリーの魅力を総括
- スメールはテイワット七国のひとつで、草神クラクサナリデビを信仰する知恵の国である
- 魔神任務第3章は全6幕構成で、合計約13〜22時間のボリュームがある
- タイムループ、世界樹の汚染、神の自己犠牲という複数の要素が絡み合う複雑なストーリー展開である
- マハールッカデヴァータは禁忌の知識の汚染を止めるため、自らの存在を消すことを選んだ
- クラクサナリデビはマハールッカデヴァータが世界樹の枝から作り出した後継者である
- 旅人は「第四降臨者」と呼ばれ、テイワットの外から来た存在であるため世界樹の改変の影響を受けない
- 博士との取引で雷と草の神の心がファデュイの手に渡った
- 多くのプレイヤーから原神史上最高のストーリーと評価される一方、尺の長さへの批判もある
- 世界任務「森林書」は魔神任務の背景理解に役立つが、後回しにしても支障はない
- 今後の物語に繋がる「第四降臨者」「テイワットの星空」「アビス教団の起源」などの伏線が張られている
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