確認日:2026年10月24日
アセットコルサのMODは、車やコースを追加するものと、管理・描画を支えるツールを分けて導入します。Content Managerを用意するだけですべてがそろうわけではなく、配布物ごとに配置先や必要な機能を確かめることが基本です。
対象は初代Assetto CorsaのWindows PC版です。情報の確認基準日は2026年10月24日で、ゲームへの導入や走行による検証は行っていません。
初代アセットコルサの対応範囲を確認する
MODを選ぶ前に、対象作品とゲーム本体の条件を確かめます。Assetto Corsa Competizione、Assetto Corsa EVO、Assetto Corsa Rallyは別作品なので、初代向けの配布物を同じものとして扱えません。
公式に想定される改変と対応環境
初代Assetto CorsaのSteam公式商品説明には、MODDING & CUSTOMIZATIONの項目があります。車やコースの制作・共有、開発者も使う編集ツールによる改変を想定しており、MOD利用の入口が公式に説明されています。
Steam公式商品ページはWindows向けで、本体発売日は2014年12月19日です。MOD文化が想定されていることと、すべての配布物が個別に保証されることは区別してください。
Kunos公式フォーラムには、General modding discussionやProgramming Language – Apps – GUI Themesなどの専用区画もあります。ただし、そこでの一般利用者の回答が、そのまま開発元の公式見解になるわけではありません。
CM、CSP、Shutoko Revival Projectはいずれも初代向けと説明されています。家庭用機版や別作品へPC用ファイルをコピーする方法は案内されていないため、ゲーム名の一部が同じという理由で流用しないようにします。
本体の必要版とMOD側の版を区別する
Steamの商品説明には本体v1.16の記載があり、CSP作者は必要本体をv1.16.3/4 (64-bit only)としています。これはCSPを利用するための条件であり、2026年10月24日時点の公式最新番号を表す記述ではありません。
ゲーム本体、車やコース、CSPそれぞれのバージョンは別々に確認します。コースの版が合っていても、必要なCSPの条件が満たされているかは別の判断で、更新日だけを比べても適合は分かりません。
また、作者が推奨する版と、試験的に配布する版は区別が必要です。配布欄の数字が大きいという理由だけで選ぶのではなく、recommendedなどの位置付けと、利用したいコンテンツの条件を照合してください。
作者の入手先と配布条件を見分ける
入手先は、作者・制作チームのサイト、作者自身のOverTake配布ページ、作者GitHubを基本にします。同名のファイルが見つかっても、転載された配布物と作者が管理するものを同一視しないことが大切です。
OverTakeでは、旧RaceDepartment由来のURLから転送される場合があります。サイト名の変化だけで判断せず、作者名、パック名、配布版、同梱の導入説明を確認して取得先を決めてください。
- 管理ツールはContent Managerの作者配布元で確認する
- 描画拡張はCustom Shaders Patchの作者ページで条件を確認する
- 車やコースは制作チームまたは作者の配布ページを使う
「公式にMODを想定している」という説明は、ゲーム内データを自由に転載できるという許諾ではありません。Steam掲載のEULAには私的利用や複製・配布等の制限があり、MOD対応と配布条件は別に判断します。
車の商標や、ほかのゲームから取り出したモデルについても、MOD対応という一語で権利が許諾されたことにはなりません。作者配布であることだけを、そこに含まれる第三者素材すべての包括的な利用許可と扱わないようにしてください。
LA Canyons作者は、別サイトへのアップロードや、全体・一部の変換を禁止し、配布ページへのリンクを求めています。無料部分と任意の有料追加部分があるため、追加部分を含めた再配布パックを作者の正規配布と混同しないことも必要です。
ダウンロードできることと、再配布できることは別の条件です。自分で走行するために必要な取得先を確認した後も、ファイルをほかへ渡す判断には各作者の条件を使ってください。
バックアップ後に種類別の導入手順を選ぶ
導入前にプロフィールとセーブデータのバックアップを取り、MODは一つずつ入れて動作を確かめます。車、コース、Pythonアプリ、描画拡張、天候用スクリプトは同じ手順ではないので、最初に配布物の種類を確認してください。
車とコースを手動配置する流れ
車やコースは通常、ゲームのcontent以下へ種類別に配置します。大会主催者のcaterhamracer.com Race Drivers Handbookでは、ZIP/RARを展開し、車を\content\cars\、コースを\content\tracks\へ入れる方法が説明されています。
この配置説明はKunos公式マニュアルではなく、MOD車を使う大会主催者の案内です。実際に置く際は作者の説明も確認し、配布物が車・コースのフォルダ単体なのか、contentからの階層を含むのかを見て配置先を合わせます。
インストール先はSteamライブラリの場所によって変わるため、必ずCドライブにあるとは限りません。自分のゲームの場所を基準にし、別環境の絶対パスをそのまま使わないようにしてください。
展開したファイルを配置した後は、そのコンテンツの作者が指定する確認・有効化を行います。すべての種類をまとめる共通のMods画面があるという公式説明は確認できないため、車やコースの手順をPythonアプリへ当てはめないでください。
Content Managerを使う場合の例外
Content Managerにはコンテンツの導入機能がありますが、すべての配布物をドラッグ&ドロップで入れる方式ではありません。LA Canyons作者はこの導入方法を明確に禁止し、一時フォルダへ展開して同梱ガイドに従うよう案内しています。
一般的な配置先が分かっていても、配布物固有の手順があればそちらを優先します。特に本体部分と追加部分が分かれるパックでは、必要なものが先にそろっているかを導入ガイドで照合してください。
無効化や削除についても、全種類に共通する操作は確認できません。導入時に選んだ方式と作者の説明を基準に扱い、別種類のMODの除去方法を流用しないことが、構成を把握するうえで重要です。
Content ManagerとCSPの役割・設定を分ける
Content Managerは管理・起動、Custom Shaders Patchは描画や機能の拡張を担います。両者は別プロジェクトで、CMを入れた時点でCSPも必要な版になったと判断することはできません。
Content Managerは代替ランチャー
Content Manager作者ページでは、作者・連絡名としてx4fabが掲載されています。初代Assetto CorsaをインストールしたWindows環境が対象で、本体や.NETなど必要な実行環境の一覧があります。
CMはゲームを起動する代替ランチャー兼コンテンツ管理ツールです。車、塗装、天候の管理、コンテンツの導入、古い車MODの修復、オンラインサーバー表示などの機能を備えます。
Lite版は無料で、開発中機能などには支援キーを使う仕組みが案内されています。ただし、管理対象の車やコースがすべて同梱されるわけではなく、遊びたいコンテンツは別に確認する必要があります。
作者によるAssettoCorsa.clubの案内は、CSPが別プロジェクトであること、CSPの利用にCMが必須ではないことも説明しています。CMの現行版番号と公開日は配布ページで確認し、過去の紹介にある番号を最新として扱わないでください。
CSPは描画と追加機能の基盤
Custom Shaders Patch作者ページでは、推奨版としてv0.2.11 (recommended version)を掲載しています。本体の必要版に加え、Visual C++ Redistributableなどの実行環境も作者の条件に含まれます。
CSPは動的な照明から発展した拡張で、Lighting FX、Weather FX、Extra FX、粒子表現、車両灯火、最適化などを追加します。コースそのものではなく、ほかのMODが利用する機能の基盤になる場合もあります。
ダウンロード一覧にはrecommended、untested、buggyの表示があるため、数字だけで選ばないことが重要です。利用するコースや車が必要とする版と、作者の推奨・試験的な配布の区別を合わせて確認します。
雨についてはCM作者ページがPatreonのpreview buildsへ案内しています。無料公開版ならどれでも同じ雨機能が使えるとは限らないため、天候表現を目的にする場合は必要な配布形態を確認してください。
- CMの役割は起動と管理で、追加コースそのものではない
- CSPの必要版は本体やコンテンツの条件と別々に確認する
- 天候や雨の機能は公開版・preview buildsの違いも見る
首都高・公道・ドリフトの代表MODを選ぶ
走行する場所を増やすならコース、車の選択肢を増やすなら車パックが候補になります。アセットコルサの首都高MODやドリフトMODを探すときも、パック名と配布版まで区別すると、必要条件を照合しやすくなります。
| 目的・配布名 | 配布表示 | 前提・確認点 |
|---|---|---|
| 首都高:Shutoko Revival Project | 安定版0.9.3、試験版0.9.4 PTB1 | 現行のCSP最低版とDLC条件は作者側で確認 |
| 山間道路:LA Canyons | 1.2 | Mainと任意のVIP追加部分を区別 |
| ドリフト:Enjoy Pack v3 | Enjoy Pack (v3.02) | Custom Shaders Patch v0.2.0 or later |
| ドリフト入門:WDT Street Car Pack | Version 1.1 (23.02.2020) | 前提CSP・DLCの最新条件を確認 |
Shutoko Revival Project公式サイトは、東京の首都高速道路を題材にする初代専用コースを配布しています。多くのサーバーで安定版が必要と説明されているため、試験版の番号が大きいという理由だけで接続先に合うとは判断できません。
SRPの0.9.1はサポート終了で削除され、Overload Layoutは0.9.3からMain Layoutへ改称されています。古い動画やサーバー案内に以前の名前が出ていても、名前の違いだけで別コースと考えず、版との関係を確認してください。
作者の導入動画は2022年4月24日公開で、CM・CSP・Sol・コース・車・接続を分けて説明しています。ただし説明には以前必要だったNSXが現在不要という訂正もあり、古い必要条件を現行版へそのまま適用しないようにします。
LA Canyons作者配布ページの作者はPhoenix77で、最終ファイル更新日は2020年2月2日です。カリフォルニアの山間道路を題材とし、無料のMainと任意のVIP追加部分を分け、マルチプレイも想定されています。
World Drift Tour公式サイトはEnjoy Pack v3とWDT Street Car Packを別のパックとして掲載しています。Enjoy PackはBMW E36、Nissan 350Z、Nissan Silvia S13等を含み、v3.02の変更点としてタイヤの加熱とターボスクリプトの修正を挙げています。
WDT Street Car Packは11台のStreet Legal Classのパックで、作者は入門向けにも扱える車群と説明しています。更新日は2020年2月23日で、Enjoy PackのCSP条件をこの別パックにも共通する条件として流用しないようにしてください。
ラリー向けの候補は、作者・現行版・導入条件を確かめてから選んでください。初代向けのラリーコースを探すことと、別作品Assetto Corsa Rallyを導入対象にすることは異なります。
動かない症状に合わせて確認箇所を絞る
問題が起きた場合は、コンテンツの不足、描画設定、アプリの干渉を分けて確認します。作者が特定のコース向けに示す対処を、どのMODにも共通する修復方法として使わないことが大切です。
LA Canyonsの不足ファイルと描画警告
TRACK NOT FOUNDが出る場合、作者はVIP Extrasの前にLA Canyons 1.2 - Mainが導入・有効化されているかを確認するよう案内しています。追加部分だけを用意しても本体部分の代わりにはならないため、まずMainとの関係を照合します。
KN5欠落の警告には、CSPのGeneral Patch SettingsにあるNew KN5 Loaderを切る選択肢が示されています。これは当該症状についての作者案内で、警告が出ていない環境でも一律に変更する設定ではありません。
Trackdayで交通が止まる場合には、AI車両を増やしすぎないことや、燃料消費を切ることなどが案内されています。同じ「走れない」という状況でも原因が違うため、表示された警告や停止の状況に合う項目を確認してください。
更新・組み合わせ・アプリの確認
MODは対応する本体や基盤ツールの条件を持ち、更新後に動かなくなる場合があります。他のMODとの組み合わせや読み込み関係の指定もあるため、利用中の版と作者が指定する版を照らし合わせます。
サーバー管理ツール作者のFAQには、接続中の画面左下のエラー表示、サーバーログ、Pythonアプリを無効にした比較が案内されています。すべての設定を初めから削除するのではなく、エラーや干渉の候補を確かめるための手順です。
共通の読み込み順が確認できない種類では、別ゲームのような固定一覧を作って当てはめないでください。車とコースの配置だけでなく、CSPやアプリの有効化が必要かを各作者の説明で確認することが、症状に合う対処につながります。
オンラインはサーバー指定との一致を確認する
オンラインで使う場合は、車とコースのファイルをサーバー指定に合わせます。手元でコンテンツを選べることと、接続先と同じデータを持っていることは別なので、パック名だけでなく版や内容も確認してください。
Server Manager作者FAQは、Can't compare checksumを必要ファイルの不足など、Checksum failed. Kicked from raceを内容不一致などに関連するエラーとして説明しています。表示が異なる場合は、不足を探すのか、内容の違いを探すのかも変わります。
サーバー管理者向けには、ログで対象ファイルを確認し、案内する配布リンクとサーバー側データを一致させる手順があります。参加する側も接続先が指定する配布物を確認し、同名の別パックや違う版を混在させないようにします。
このFAQはKunosの公式文書ではなく、サーバー管理ツール作者の案内です。ページ編集日は2022年4月24日、リポジトリには2026年8月21日のアーカイブ表示があるため、古いCSP推奨番号を現在の推奨として使わないでください。
- エラー表示から不足か不一致かを確かめる
- 接続先が指定する車・コース・版を照合する
- サーバーログで示される対象と配布リンクを確認する
SRPで多くのサーバーが安定版を必要とするという案内も、接続先の条件確認が必要になる例です。最新らしい番号を自分だけで選ぶのではなく、実際に参加するサーバーが求める構成を基準にしてください。
MODがSteam実績やキャリア記録へ与える影響について、すべてに共通する公式説明は確認できません。記録を重視する場合も、個別の配布ページや公式の案内に明記があるかを確認し、影響がないと断定しないようにします。
まとめ
アセットコルサのMODは、初代のWindows PC版を対象に、車・コース・管理ツール・描画拡張を分けて選ぶことが基本です。Content ManagerとCSPは別の役割を持つため、遊びたいコンテンツに必要な条件をそれぞれ確認してください。
導入前にはプロフィールとセーブをバックアップし、作者のガイドに従って一つずつ確かめます。車とコースの一般的な配置先だけで判断せず、LA Canyonsのような導入方法の例外にも従うことが大切です。
首都高やドリフトのパックは、目的、配布版、CSPなどの前提を合わせて選びます。不具合は症状に対応する作者の確認点を使い、オンラインではサーバー指定と手元の車・コースが一致しているかを確認してください。

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