マイクラのインベントリをまとめて整理したい場合は、Inventory Profiles Next(IPN)が候補になります。キーや画面のボタンで持ち物を並べ替え、置き場所を残したい枠は固定できます。まずは整理する側と、動かしたくないスロットを決めてから使うと、意図しない移動を確認しやすくなります。
この記事ではblackdによるMinecraft Java版1.21.1・Fabric向け通常版2.2.6を扱います。2026年10月17日に正規配布情報と同版の作者資料を確認しました。実機での整理・補充・マルチ接続は検証していません。旧Inventory Profilesや別作者のBackportとは区別します。
IPNは持ち物の並べ替えと移動を補助する
作者の正規配布ページは、インベントリの整理、チェストへの移動、スロット固定、道具の交換などを案内しています。持ち物の種類や配置をまとめたいときに使う、クライアント側のMODです。
並べ替えは、すでに持っているアイテムを対象にします。インベントリの収納枠そのものを増やすMODではありません。整理、別の収納への移動、自動補充は異なる機能なので、最初からすべてを同じ操作として覚える必要はありません。
作者は、Inventory Tweaksのファイルをそのまま置き換えて同じ操作になるものではないとも説明しています。以前のMODのキーを前提にせず、IPNの現在の設定を確認してください。まず少量のアイテムで並べ替えを使い、次に固定枠や移動機能を試すと違いをつかみやすくなります。
1.21.1用の本体と三つの必須MODをそろえる
今回の対象はFabric用1.21.1・2.2.6の通常配布ファイルです。ファイル名はInventoryProfilesNext-fabric-1.21.1-2.2.6.jarです。対応するゲーム版とFabricを選び、Forge・NeoForge用ファイルと混ぜないようにします。
| 用意するもの | 今回確認した構成例 | 導入時の扱い |
|---|---|---|
| IPN本体 | Fabric用1.21.1・2.2.6 | 通常JARを使う |
| Fabric API | 0.116.17+1.21.1 | 必須。ローダー本体とは別 |
| Fabric Language Kotlin | 1.13.10+kotlin.2.3.20 | 必須。対象環境に対応する版を使う |
| libIPN | Fabric用1.21.1・6.6.3 | 必須。整理機能の本体とは別 |
| Mod Menu | 1.21.1用の対応版 | 設定への別の入口として任意 |
libIPN 6.6.3の正規配布と、Fabric Language Kotlinの対象ファイルを確認しました。libIPNだけを入れてもIPNの整理機能は一式追加されません。本体と三つの必須MODをそろえます。
作者の一般的な紹介文にはMod Menuも並んでいますが、今回の配布ファイルはoptionalと区別しています。一方、古い導入Wikiだけを見るとKotlinやlibIPNの記載が不足するため、選択ファイルの依存欄を基準にしてください。
ゲームはJava版1.21.1に合わせ、Java 21の環境を使います。Fabric Loaderの安定版0.19.5も構成例として確認しました。MODパックではその指定を優先し、例の一式をあらゆるパックで実機確認したとは扱いません。Minecraft公式の1.21.1情報と各MODの対応条件を分けて確認します。
起動するFabric構成のmodsへ導入する
ゲームを終了し、ワールド、mods、configと版の記録を保存します。既存のIPN設定を使っている場合は、整理ルールや固定枠の記録もまとめて保管してください。最初はコピーしたワールドと少量のアイテムで操作を確認します。
Fabric公式のMOD導入手順に沿って、実際に起動する1.21.1用Fabric構成のmodsへ、本体とFabric API・Fabric Language Kotlin・libIPNを入れます。Windowsの標準構成は%appdata%.minecraft\modsが目安ですが、保存先を変えたプロファイルでは、そのゲームディレクトリのmodsを使います。
通常のJARは展開せずに置きます。同じMODの古いJARはmodsの外へ保管し、新旧を重複させないようにします。ソース用のZIPを入れたり、JARを個別にダブルクリックして実行したりする作業ではありません。
起動できたら、まず通常のインベントリで確認します。libIPNの読み込みだけを成功基準にせず、IPN本体が入り、設定画面や整理操作を使えるかを確認してください。ほかの操作MODを併用する場合は、同じキーやマウス操作の重複も調べます。
Rキーと整理ボタンで対象側を確認する
対象版の設定定義では、整理の初期キーはRです。インベントリやチェストなどの対応画面を開き、並べ替えたい側へカーソルを合わせて使います。通常のインベントリだけを開いた場合は、自分の持ち物を対象に確認できます。
初期状態ではカーソル位置を使う設定が有効です。対象版の整理処理は、持ち物側か収納側かを分けて扱います。チェストを開いているときは、両側をまとめて同じものとして整理するのではなく、どちらを動かすかを確認してください。
| 行いたいこと | 初期操作・入口 | 先に見ること |
|---|---|---|
| 持ち物を整理する | 対応画面でR・整理ボタン | カーソルが持ち物側にあるか |
| チェスト側を整理する | 収納側のR・整理ボタン | 対象収納と現在の並べ替え順 |
| 設定を開く | ワールド内でRを押しながらC | ほかの画面を閉じ、割り当てを確認 |
| 行・列で並べる | 対応する別の整理ボタン | 固定枠や残りの枠の形状 |
画面の整理ボタンにも、現在の並べ替え順などの説明があります。ボタンへカーソルを合わせ、ツールチップを見てから使ってください。ほかのMODの画面では配置や対応が変わるため、全画面で同じ座標にボタンがあるとは限りません。
チェストへの移動では、すでに収納にある種類だけを移す操作と、全体を移す操作を分けます。初期状態の移動ボタンは同じ種類の移動を基準にし、追加キーや設定で対象が変わります。ホットバーを含めるかも別なので、ボタンの説明と移動方向を確認します。
Rを押しながらCで開くIPNの設定画面では、ホットキーも変更できます。初期キーが使えない場合は、現在の割り当てと競合を確認します。まず通常の整理を使い、行・列や独自ルールは、必要な並びが決まってから追加すると確認しやすくなります。
左Altで枠を固定し自動補充を調整する
位置を残したい持ち物側の枠は、初期設定なら左Altを押しながら左クリックして固定します。固定の印を確認し、解除するときも同じ操作を使います。キーを変えた場合は、IPNのロックスロット設定に合わせてください。
固定した枠は整理の対象から除外できます。ただし、これは共有チェストに他人が触れないよう鍵を掛ける機能ではありません。手動操作まで禁止する設定や、自動補充でどう扱うかは別の項目です。固定すれば、あらゆる操作から中身が必ず守られるとは判断しません。
固定枠の記録をワールド・サーバー別に扱う設定もあります。同じワールド名や接続先の構成によって記録の分かれ方が変わる場合があるため、別の環境へ移ったら印と配置を確認します。行・列での整理は、固定していない残りの枠の形にも影響されます。
自動補充は、使い切ったスタックへの補充や、壊れかけの道具の交換を補助します。予備のアイテムを持ち物に用意し、設定した一致条件を満たすか確認します。道具の耐久値を修理する処理ではなく、予備へ持ち替える仕組みです。
対象版は自動補充も初期状態で有効です。勝手に持ち替わるように感じる場合は、固定枠を増やす前にAuto Refillの有効状態を確認してください。道具の交換までに待つ設定やサーバーの状況も関わるため、導入すれば道具が絶対に壊れないという保証にはしません。
動かない場合とマルチ・更新削除前の確認
整理できない場合は、読み込みと操作の条件を分けます。起動できているなら、画面、対象側、機能の有効状態、固定枠を順に確認します。
| 困っていること | 先に確認するもの | 切り分け方 |
|---|---|---|
| 起動時に前提不足が出る | 本体・三つの必須MOD・対応版 | 実際に起動するmodsを確認する |
| Rで並びが変わらない | 対応画面・割り当て・整理の有効状態 | 通常の持ち物で少量を使う |
| 違う側が整理される | カーソル位置と対象設定 | 持ち物と収納を分ける |
| 一部だけ位置が残る | 固定枠の印 | 必要なら対象枠を解除して確認する |
| 特定MODの画面だけ動かない | その画面の対応とボタン表示 | 通常インベントリの結果と比べる |
| 意図せず持ち替わる | Auto Refill・補充対象の設定 | 整理やロックと別に調整する |
IPNはクライアント側のMODで、サーバーへ本体を入れることを基本利用の条件にはしません。マルチでは参加先の利用ルールを確認し、整理や自動操作が許される範囲で使います。特定のサーバーや独自画面での動作を、すべて同じとは扱わないようにします。
更新前はゲームを終了し、ワールド、MOD、config内のIPN設定・整理ルール・固定枠などを保存します。設定画面のフォルダーを開く項目も使い、現在の保存先を確認してください。対象版の主設定ファイル名はinventoryprofiles.jsonです。本体だけでなく、libIPN・Kotlin・Fabric APIの対応も合わせます。
削除する場合は、設定と元の構成を残し、本体JARを特定してmodsの外へ保管します。libIPNやKotlin、Fabric APIをほかのMODが使っている場合は残します。削除すれば以前の並びへ自動で巻き戻るとは考えず、普段の環境へ反映する前にコピー環境で通常操作を確認してください。
まとめ:整理する側と固定する枠を決めて使う
IPNは、持ち物の並べ替えと移動、固定枠、自動補充を補助するMODです。今回の1.21.1・Fabric用2.2.6では、本体に加えてFabric API・Fabric Language Kotlin・libIPNをそろえます。
Rで整理する側を確認し、左Altと左クリックで残したい枠を固定します。設定はRを押しながらCで開き、自動補充も別に調整してください。更新・削除前は、ワールドと設定・元のMOD構成をまとめて保存します。

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