マイクラでMobや中身入りのチェストを移動したい場合は、Carry Onが候補になります。対象を手で持ち上げ、歩いて運び、別の場所へ置くMODです。基本操作はスニークしながらの右クリックですが、メインハンドとオフハンドの両方を空にすることが重要です。
この記事ではTschipp・PurpliciousCowによるMinecraft Java版1.21.1・Fabric向け通常版2.2.6を扱います。配布ファイル名は2.2.6.13です。2026年10月17日に正規配布情報と同版の作者資料を確認しました。実機での導入・運搬・マルチ接続は検証していません。
Carry OnはMobと単一ブロックの収納を運べる
作者の正規配布ページは、チェストやかまどなどの単一ブロックの設備と、小さなMobを持ち上げて運べる機能を紹介しています。専用の道具をクラフトせず、空の手で操作します。
持ち上げた対象はプレイヤーが抱えて移動する扱いです。収納を壊して中身を散らす方法や、Mobをインベントリ内のアイテムとして何体も保管する方法とは異なります。一度に運ぶ基本単位は一つで、元の対象を複製する操作でもありません。
ブロックやMobのデータを保持して戻す仕組みがありますが、あらゆるMODの設備を一括移設できるとは判断しません。対象の許可設定や大きさによる制限があり、複数ブロックでできた機械や建物全体を抱える機能ではありません。最初は通常の小さな動物や、自分の簡単な収納で操作を確認します。
1.21.1・Fabric用の本体とAPIを確認する
今回の対象は1.21.1用の通常配布ファイルです。配布上の版番号は2.2.6、ファイル名はcarryon-fabric-1.21.1-2.2.6.13.jarです。Forge・NeoForge用の同名ファイルと混ぜないようにします。
| 構成 | 今回の対象・条件 | 確認すること |
|---|---|---|
| ゲーム | Minecraft Java版1.21.1 | 統合版のアドオンと区別する |
| Java | Java 21以降 | 実際の起動環境を確認する |
| ローダー | Fabric Loader 0.18.4以降 | パック側の要求も合わせる |
| 本体 | Fabric用2.2.6、ファイル末尾は2.2.6.13 | 対象版の通常JARを選ぶ |
| 外部の必須API | Fabric API | 1.21.1用を別途そろえる |
| マルチ | クライアントとサーバー双方 | 管理者と構成を合わせる |
配布APIの依存一覧が空でも、Fabric APIまで不要とは判断できません。対象版の実行依存定義と作者のビルド設定を照合し、Fabric APIとJavaの条件を確認しました。Loaderの下限も、対象版で展開される値を確認しています。
1.21.1向けの構成例として、Fabric Loader安定版0.19.5とFabric API 0.116.17+1.21.1を確認しました。MODパックを使う場合は、その指定を優先します。併用環境全体を実機で動作確認した例ではありません。
Minecraft公式の1.21.1情報と、使いたいMODの対応版を合わせます。別のゲーム版向けのAPIや、ソース用ファイルを本体の代わりに選ばないようにしてください。
バックアップ後に双方のmodsへ導入する
ゲームとサーバーを終了し、ワールド全体、プレイヤーデータ、mods、configと使用版を保存します。普段の環境と分けたゲームディレクトリや、コピーしたワールドで最初の運搬を確認すると、元の状態を残せます。
Fabric公式のMOD導入手順に沿って、実際に起動する1.21.1用Fabric構成のmodsへ、Carry On本体とFabric APIを入れます。Windowsの標準構成では%appdata%.minecraft\modsが目安ですが、保存先を変更したプロファイルでは、そのゲームディレクトリのmodsが対象です。
通常のJARは展開せずに置きます。旧版の本体があればmodsの外へ保管し、新旧を重複させないようにします。JARを個別にダブルクリックして実行したり、ソースコードのZIPを入れたりする手順ではありません。
マルチではサーバーと参加者の双方に対応する構成が必要です。自分だけに導入して、未対応のサーバーでMob運搬を有効にする方法ではありません。サーバー側は管理者が、そのサーバーのmodsと設定を確認して準備します。
両手を空けてスニーク右クリックで持ち上げる
まずメインハンドの道具を外し、オフハンドの盾や松明も外します。空のホットバースロットを選んだだけでは、反対の手にアイテムが残っている場合があります。すでに別の対象を抱えていないことも確認してください。
対象に近づき、照準を合わせ、スニークしながら右クリックします。標準のキー割り当てならShiftを使います。スニーク操作やCarry Onの専用キーを変更している場合は、現在の割り当てに合わせます。
対象版のクライアント処理では、持ち運びキーが未割り当てならスニーク状態を使います。Fabricで専用キーが空欄でも、そのことだけで導入失敗とは判断しません。専用キーを割り当てた場合は、そのキーの状態が確認に使われます。
| 操作前の確認 | 持ち上げるための基本条件 | 確認例 |
|---|---|---|
| 手の状態 | メイン・オフハンドの両方が空 | 盾や松明も外す |
| 入力 | スニーク、または割り当てた持ち運びキー | 押した状態で右クリックする |
| 距離 | 対象へ近づいて操作する | 遠くからの回収を前提にしない |
| 対象 | 許可されたMob・ブロック | 小さな通常動物や自分の収納で確認 |
| 現在の運搬 | 別の物を抱えていない | 先に安全な場所へ置く |
持ち上げられたら、移動先まで歩いて運びます。運搬中は移動が遅くなり、ほかの行動にも制限があります。収納の中身やMobの大きさなどが重さに関わるため、普通の歩行速度のまま運べるとは限りません。
Mobやチェストを移動先へ置く
移動前に、Mobを戻す囲いや、収納を置く空間を用意します。着いたら適切な地面や設置面へ照準を合わせて右クリックし、運んだ対象が配置されたことを確認します。Mobがすぐ逃げたり、狭い場所に押し込まれたりしないよう、十分な空間を選んでください。
作者の配置処理では、ブロックの置き場所、置換可能な空間、設置条件や干渉などを確認します。何もないように見えても、対象ブロックが成立しない場所や、設置が許可されていない場所では置けない場合があります。
チェストを運んだら、置いた後に開いて中身を確認します。ブロックの向きや周囲との接続は、移動先で更新される場合があります。水没状態なども含め、元の見た目と状態がすべてそのまま固定されるという保証として扱わないでください。ラージチェストの両側を一度に一つとして運ぶ前提にもせず、コピー環境で対象を確認します。
Mob同士を重ねる機能もありますが、対象の大きさ、許可リスト、重ねる上限などの条件があります。最初の確認は地面へ戻す操作で行うと、どこへ配置されたかを確認しやすくなります。
拾えない原因と設定・更新削除前の確認
反応しないときは、両手、キー、距離、対象の制限を順に見ます。対象版の設定定義では、サバイバルで敵対Mobを拾う設定は初期値が無効です。すべての敵や大型Mobをそのまま抱えられるとは判断しません。
| 拾えない状況 | 確認すること | 対処の方向 |
|---|---|---|
| 普通の動物にも反応しない | 両手・キー・距離 | 小さな対象へ近づいて確認する |
| 敵や大きなMobだけ拾えない | 敵対Mobの許可・サイズ・禁止対象 | 標準の制限と不具合を分ける |
| 他人のペットを拾えない | 飼い主の条件 | 自分の動物と同一視しない |
| 土などの普通のブロックを拾えない | 全ブロックを許可する設定 | 初期状態の対象範囲を確認する |
| 特定の設備だけ拾えない | 禁止対象・ロック・設置形状 | 無理に制限を外さない |
対象版には幅・高さの上限があり、初期値は幅1.5、高さ2.5です。プレイヤーのスケールを考慮する設定もあるため、見た目だけで「あらゆる環境でこのMobは拾える」と決めないようにします。ブロックやMobの禁止リスト、MODパック独自の条件も確認します。
Fabric版では、共通設定はconfig/carryon-common.json、腕の描画などのクライアント設定はconfig/carryon-client.jsonです。設定を直接変える場合は終了して元のファイルを保管し、再起動後に確認します。他ローダーの設定名をそのまま流用せず、共有環境の許可は管理者に合わせてください。
更新・削除前は、参加者全員が運搬中のMobやブロックをいったん置き、中身と配置を確認してから保存します。抱えたままMODを外しても、元の場所へ必ず戻るとは扱いません。置けない場合は空間と対象条件を調べ、データ消去で片付けず、元の構成を残して管理者と確認します。
その後、ゲームとサーバーを停止し、ワールド・プレイヤーデータ・MOD・設定を一組で保管します。更新は本体とFabric APIの対応を合わせ、削除は本体JARを特定してmodsの外へ移します。Fabric APIをほかのMODも必要としている場合は残します。
まとめ:両手と対象条件を確認してから運ぶ
Carry Onは、対応するMobや単一ブロックの収納を抱えて移動するMODです。今回の1.21.1・Fabric用では、本体とFabric APIを双方の環境へ導入し、両手を空けてスニーク右クリックで持ち上げます。
運べない場合は、距離、キー、大きさ、敵対Mobや禁止対象の条件を確認します。移動先の空間を先に確保し、更新・削除前は全員の荷物を置いてから、ワールドと元の構成を保存してください。

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