GTA6(Grand Theft Auto VI)の未公開ゲームプレイ映像を相次いで公開した「CyberLeek」という名前が注目されています。
「CyberLeekは誰なのか」「個人なのかグループなのか」「すでに正体は特定されたのか」と気になっている人も多いと思います。
2026年8月18日ごろからCyberLeek名義でGTA6の未公開映像が公開され、その後も複数のゲームプレイ映像が出回りました。
一方、2026年8月25日時点で、CyberLeekの本名や正式な所在地、何人で活動しているのかは公表されていません。
Rockstar Gamesの親会社Take-Two Interactiveは、MicrosoftやDiscordに続いてXやGoogleにも関連アカウントの情報を求める手続きを進めており、CyberLeekの正体を追う動きはかなり具体的になっています。
GTA6リーク犯CyberLeekは誰?正体はまだ特定されていない
CyberLeekは、2026年8月にGTA6の未公開ゲームプレイ映像を公開した匿名の人物またはグループに使われている名称です。
PC Gamerは8月18日の時点で、CyberLeekについて「グループなのか人物なのかは明らかではない」と報じています。その後も個人名が公式に発表された事実はありません。
そのため、現時点で「GTA6のリーク犯はこの人物」と実名まで結び付けられる状態にはなっていません。
CyberLeekは個人?それともグループ?
CyberLeekが1人で活動しているのか、複数人によるグループなのかも分かっていません。
報道でも表現は分かれており、PC Gamerは「individual or group」、Game Developerも「individual or individuals」として扱っています。VarietyではCyberLeekを「hacker group」と表現していますが、構成人数やメンバーが確認されたという意味ではありません。
CyberLeek側が公開した声明では複数形を思わせる表現が使われることもありますが、匿名活動では1人がグループのように振る舞うこともあります。
現時点で分かっているのは、「CyberLeek」というオンライン上の名義を使ってGTA6の映像が継続的に公開されたことまでです。
CyberLeekはGTA6をハッキングした人物なの?
「GTA6 ハッカー」としてCyberLeekが紹介されるケースもあります。
ただ、CyberLeekがRockstar Gamesのネットワークへ直接侵入してゲームデータを盗み出したのか、それとも別の経路で開発版や映像を入手したのかは公表されていません。
Game Developerは、CyberLeekがGTA6のプレイ可能なビルドへアクセスしている可能性に触れていますが、入手経路については明らかになっていません。
そのため、「CyberLeekがRockstarをハッキングしてGTA6を盗んだ」と入手方法まで決めつけるのは、現在出ている情報より踏み込んだ話になります。
CyberLeekの正体についてネット上で出ている説は?
CyberLeekの匿名性が高いことから、ネット上では正体を推測する動きも出ています。
特に、過去に似た名前を使っていたアカウントや、CyberLeekの文章・活動時間などから人物像を推測する投稿があります。
ただ、Take-TwoやRockstar Games、捜査機関などが、それらの人物をCyberLeek本人として発表した事実はありません。
ドイツやスイスの人物ではないかという説もある
PC GamerはCyberLeekについて、以前ドイツのサイバーセキュリティ系フォーラムで似たハンドルネームが使われていたことなどから、ドイツまたはスイスに関係する人物ではないかというネット上の調査を紹介しています。
年齢についても30代ではないかという推測が出ています。
ただ、似た名前のアカウントが存在したことだけで、現在GTA6を流出させているCyberLeekと同じ人物だとは確認できません。
本名や居住国が公式に明らかになったわけではなく、現時点ではネット上で出ている人物像の一つです。
CyberLeekは声明や仮想通貨も公開している
CyberLeekは単にGTA6の映像を投稿するだけでなく、自身の主張を書いた声明も公開しています。
PC Gamerによると、CyberLeekはデジタル版の予約販売やゲーム保存など、ゲーム業界の販売方法に対する不満を主張しています。さらに「$Cyberleek」と呼ばれる暗号資産も展開し、追加リークと結び付ける動きが報じられました。
こうした活動から、単なる匿名投稿者というより、一つのブランドやペルソナとして「CyberLeek」を運用しているようにも見えます。
ただ、それだけでは中の人が1人なのか複数人なのかまでは判断できません。
CyberLeekの特定状況は?Take-Twoが法的手続きを開始
CyberLeekについて大きく状況が動いたのが、Take-Two Interactiveによる法的手続きです。
Take-Twoは2026年8月20日、ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所でMicrosoftとDiscordを対象としたDMCAに基づく召喚状の手続きを開始しました。
The VergeやForbesによると、目的はGTA6の未公開コンテンツを流出させた人物または関係者を特定するための情報を得ることです。
Take-TwoはMicrosoftに何を求めている?
Microsoftに対する要求では、CyberLeekと関係するとみられるアカウントやデータから身元につながる情報を得ようとしています。
Forbesによると、要求にはアカウントID、登録メールアドレス、IPアドレス、電話番号、接続されたアカウントなどが含まれています。また、OneDriveやGitHubに関係する記録についても対象になっています。
Xbox部門のCTOであるScott Van Vliet氏も、Take-TwoとRockstar Gamesによる知的財産保護の取り組みにMicrosoftが協力していると表明したとThe Vergeが伝えています。
こうしたデータがCyberLeek本人につながれば、匿名アカウントから実際の利用者へたどれる可能性があります。
ただ、現時点でCyberLeekの実名が判明したという発表は出ていません。
CyberLeekとDiscordの関係は?関連アカウントの情報を要求
CyberLeekの特定をめぐっては、Discordも大きなポイントになっています。
Take-Twoの手続きでは、「CYBERLEEK」のほか「CINEMATICROCKSTAR」「Surfer24k」などのアカウント名や、複数のDiscordサーバーが対象として挙げられています。
ただし、書類に名前が出たアカウントやDiscordサーバーの参加者全員がGTA6の流出元として認定されているわけではありません。
Take-Twoは、映像がどのように共有され、誰が関係していたのかを確認するための記録を求めています。
Discordはまだ情報を渡していない?
2026年8月24日には、Discord側から新たな説明も出ました。
VGCによると、DiscordのマーケティングディレクターRyan Rigney氏は、同日時点でTake-Twoから召喚状を正式に送達されていないと説明しています。
正式に受け取った場合は、有効性や要求範囲を確認して対応するとしています。
そのため、Take-Twoが手続きを進めていることと、DiscordからCyberLeekの個人情報がすでに提供されたことは別です。
CyberLeekが特定されたという情報も今のところ出ていません。
CyberLeekのXはどれ?偽アカウントも出ている
「CyberLeek X」でアカウントを探している人もいると思いますが、この部分は少し複雑です。
GTA6リークが広まった直後、XではCyberLeekを名乗る複数のアカウントが登場しました。
一方、後に公開された映像には「CYBERLEEK DOES NOT HAVE TWITTER」というメッセージが入っていたと報じられ、CyberLeek側がXアカウントの存在を否定したとする情報も出ています。Gameranxは8月20日、複数のCyberLeek名義のXアカウントが偽物として扱われていると報じました。
Take-TwoはXにも情報開示を求めている
CyberLeek側がXアカウントを否定している一方で、Take-TwoはX Corp.にも動いています。
8月21日に提出されたと報じられている手続きでは、「@cyberleek_ar_io」などCyberLeekと関係するとみられる複数のアカウントについて、利用者の情報を求めています。Google・YouTube側にも「CyberLeeks」「Surfer24k」「CyberLeek_ar_io」といったオンライン上の名称に関連するデータを求める手続きが報じられました。
ここで気になるのは、Take-Twoが情報を求めているXアカウントが、本当にGTA6映像を最初に入手したCyberLeek本人なのかという点です。
公開された書類だけでは、対象アカウントを「流出元本人」と判断しているのか、それとも流出映像を転載・拡散した関係者として調べているのかまでは明確ではありません。
そのため、X上でCyberLeekを名乗るアカウントを見つけても、それだけで本人とはいえません。
Take-TwoはGoogleやYouTubeからもCyberLeekを特定する?
Take-TwoによるCyberLeekの追跡はMicrosoft、Discordだけにとどまっていません。
8月21日にはGoogleとXを対象にした追加のDMCA召喚状申請が行われたと報じられています。
Google側への要求では、GTA6の流出映像がアップロードされたYouTube動画や、それに関連するとみられるチャンネルの情報が対象になっています。
YouTubeではTake-Two側の著作権申立てを受け、対象動画が削除されたケースも確認されています。
複数のサービスに残されたアカウント情報を照合できれば、同じ人物がMicrosoft、Discord、Googleなどを利用していたのかを確認する手掛かりになる可能性があります。
ただ、対象となっているハンドルネームがすべて同じ人物によって運営されていたのかも現段階では分かっていません。
GTA6リーク犯CyberLeekは逮捕された?
CyberLeekがすでに逮捕されたという公式発表は、2026年8月25日時点では確認されていません。
現在表に出ているのは、Take-Twoが著作権侵害に関係する人物の身元を確認するため、オンラインサービスへ情報開示を求める段階です。
PC Gamerが報じたTake-Twoの書類でも、目的は「alleged infringer or infringers」の身元を取得することだとされています。
つまり、まだ実名の被告が特定された裁判や、CyberLeek本人の逮捕が発表された状態ではありません。
今後、提供されたアカウント情報などから特定が進めば、状況が大きく変わる可能性があります。
2022年のGTA6リーク犯とは別人?
GTA6では2022年にも大規模な開発映像流出がありました。
このときはハッカー集団Lapsus$に関係したArion Kurtajが事件に関与したとして英国で裁判を受けています。
今回のCyberLeekについて、2022年の事件と同じ人物だという公式情報はありません。
今回の流出は2026年8月に新たに始まり、Take-TwoもCyberLeekの身元や入手経路を改めて調べています。
そのため、2022年のGTA6リーク事件とCyberLeekによる今回の流出は、現時点では別の案件として見ることになります。
GTA6リーク犯CyberLeekは誰なのかまとめ
GTA6のリーク犯として名前が広まっているCyberLeekですが、2026年8月25日時点で本名や正体は公表されていません。
CyberLeekが個人なのかグループなのかも明らかになっておらず、「GTA6 ハッカー」と呼ばれることはあるものの、どのような方法で未公開映像やゲームデータを入手したのかも分かっていません。
一方、特定に向けた動きは急速に進んでいます。
Take-TwoはMicrosoftとDiscordに関連する情報を求める手続きを開始し、さらにXやGoogle・YouTubeにも対象を広げています。
XではCyberLeekを名乗る偽アカウントも出ており、CyberLeek側自身がXアカウントを持っていないとするメッセージも報じられています。
今のところ分かっているのは、「CyberLeek」という匿名のペルソナがGTA6の未公開映像公開に使われていることと、Take-Twoが複数のプラットフォームからその背後にいる人物または関係者の情報を得ようとしていることまでです。
CyberLeekの本名が判明した、逮捕されたといった情報はまだ出ていないため、今後はMicrosoft、Discord、X、Googleを対象とした手続きが正体の特定につながるかが焦点になりそうです。

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