『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』本編で語られた100年前の大厄災を描く作品です。ただし、単なる前日譚として敗北までをなぞる物語ではありません。
物語は、厄災ガノン復活の予言を受けたハイラル王国から始まります。ゼルダ、リンク、4人の英傑、四神獣が大厄災に備える流れはブレワイ本編の過去とつながっていますが、小さなガーディアンの介入によって、本来の歴史とは異なる道へ進みます。
そのため本作は、「ブレワイの100年前を描く物語」でありながら、「悲劇へ向かう正史の再現」ではなく、「希望へ分岐したもう一つの大厄災」として読むと、終盤の展開や英傑たちの運命が自然につながります。
以降の内容には、テラコの役割、英傑たちの運命、ゼルダの覚醒、厄災ガノンとの決戦、DLC「追憶の守護者」に関するネタバレが含まれます。
- 『厄災の黙示録』は、ブレワイ本編で語られた100年前の大厄災を出発点にした物語です。
- 序盤は前日譚として進みますが、後半は小さなガーディアンの介入で別の未来へ分岐します。
- リンク、ゼルダ、4英傑、四神獣がハイラルを守るために戦います。
- 未来から来る助っ人によって、ブレワイ本編とは違う英傑たちの運命が描かれます。
- DLC「追憶の守護者」では、テラコやスッパ、イーガ団側の描写が補われます。
本作の核心には、テラコの正体、英傑たちの生存、ゼルダの覚醒、厄災ガノンとの最終決戦に関わる展開が含まれます。ブレワイ本編の100年前と違う結末になる点も、ストーリー理解に直結します。
ゼルダ無双厄災の黙示録のストーリー全体像
『ゼルダ無双 厄災の黙示録』のストーリーは、ハイラル王国に厄災ガノン復活の予言が下るところから始まります。王国は古代技術と四神獣の力を使い、100年前の大厄災に立ち向かおうとします。
中心になるのは、退魔の剣を持つリンク、封印の力を受け継ぐゼルダ、そして四神獣の繰り手となる4人の英傑です。ブレワイ本編では過去の記憶として語られた人物たちが、本作では実際に戦場で動きます。
序盤の流れは、ブレワイ本編の前日譚に近い構成です。ゼルダは封印の力が目覚めない苦しみを抱え、リンクは騎士として力を示し、英傑たちはそれぞれの土地で神獣の繰り手として選ばれていきます。
しかし、本作には未来から来た小さなガーディアン、テラコが登場します。この存在が物語の分岐点です。テラコが過去へ戻ったことで、ブレワイ本編で語られた100年前とは異なる出来事が起こります。
後半では、英傑たちが本来たどるはずだった悲劇に、未来の仲間たちが介入します。その結果、ブレワイ本編では失われた英傑たちが救われ、ハイラル全体が厄災ガノンへ反撃する流れになります。
100年前の大厄災を描くが結末は同じではない
ブレワイ本編の100年前は、厄災ガノンによってハイラル王国が滅びる悲劇です。四神獣は乗っ取られ、英傑たちはカースガノンに敗れ、リンクは瀕死の状態で回生の祠へ運ばれます。
『厄災の黙示録』は、その100年前を出発点にしながら、同じ結末には進みません。テラコが過去へ戻ったことで、未来の仲間たちが過去に干渉し、英傑たちの運命が変わります。
この違いがあるため、本作は「ブレワイ本編の正史をそのまま遊べる作品」というより、「ブレワイの過去を土台にした分岐の物語」としての性格が強い作品です。
希望へ分岐するもう一つの大厄災
『厄災の黙示録』の大きな魅力は、ブレワイ本編で救えなかった過去に別の結末が用意されていることです。
英傑たちが生きて戦い、ゼルダが仲間と共に覚醒し、リンクが孤独ではなく多くの味方と共に厄災ガノンへ向かう流れは、ブレワイ本編とは対照的です。
ブレワイ本編が「失われた100年前を背負って目覚める物語」だとすれば、『厄災の黙示録』は「失われるはずだった100年前を救い直す物語」です。
| 区分 | 主な出来事 | 物語上の意味 |
|---|---|---|
| 序盤 | 厄災復活の予言、ゼルダとリンクの旅立ち、英傑集結 | ブレワイ本編の100年前を描く導入 |
| 中盤 | 神獣をめぐる戦い、イーガ団との衝突、ハイラル城の危機 | 大厄災が本格化し、戦況が悪化する |
| 転換点 | テラコの介入、未来からの救援、英傑の運命の変化 | ブレワイ本編で語られた悲劇とは違う流れに入る |
| 終盤 | ゼルダの覚醒、ハイラル総力戦、厄災封印戦 | 仲間たちが力を合わせて未来を切り拓く |
| DLC | テラコ、イーガ団、スッパ側の補足 | 本編で描かれなかった余白が補われる |
プロローグは厄災復活の予言から始まる
物語のプロローグでは、ハイラル王国に厄災ガノン復活の予言がもたらされます。ハイラル王は、古代の伝承に従い、退魔の剣、封印の力、四神獣の力を集めてガノンに備えようとします。
ゼルダは王女として、封印の力を目覚めさせる使命を背負っています。しかし、祈りや修行を重ねても力は目覚めず、彼女は自分の役割と現実の間で苦しみます。
リンクは、ハイラルの騎士として戦場で頭角を現します。戦いの中で退魔の剣を持つ存在へ近づいていくリンクは、ゼルダにとって頼もしい存在である一方、自分の力が目覚めない焦りを強める存在にもなります。
この序盤は、ブレワイ本編の記憶で語られるゼルダとリンクの関係に深くつながっています。ゼルダはリンクに複雑な感情を抱きながらも、戦いを通して少しずつ信頼を重ねていきます。
ゼルダは封印の力を求めて苦しむ
ゼルダの苦しみは、本作の感情面を支える大きな軸です。彼女は学問や古代技術に強い関心を持ち、遺物やガーディアンの研究に取り組みます。
一方で、王女として求められているのは、厄災ガノンを封印する力です。ゼルダの研究心は決して無意味ではありませんが、周囲からは封印の力が目覚めない焦りと結びつけられます。
父であるハイラル王とのすれ違いも、ゼルダの孤独を強めます。国を守る使命、王家の血筋、封印の力への期待が、彼女を追い詰めていきます。
リンクは騎士としてゼルダのそばに立つ
リンクは多くを語らない人物ですが、戦場では確かな実力を見せます。ゼルダの護衛として行動し、厄災への備えが進む中で重要な存在になっていきます。
ゼルダから見ると、リンクは選ばれた騎士です。自分の力が目覚めない中で、剣士として認められていくリンクの姿は、ゼルダに焦りを与えます。
それでも、戦いを重ねるうちに2人の関係は変わります。ゼルダはリンクをただの護衛ではなく、共にハイラルを守る仲間として受け止めていきます。
小さなガーディアンが物語を分岐させる
小さなガーディアンであるテラコは、『厄災の黙示録』の物語を大きく変える存在です。テラコは未来から過去へ戻り、100年前のハイラルに本来なかった可能性を持ち込みます。
ブレワイ本編の過去には、未来から来る小さなガーディアンや、未来の仲間たちによる介入はありません。テラコの存在があるからこそ、本作はブレワイ本編の過去とは違う流れへ進みます。
テラコは、ゼルダにとって単なる機械ではありません。幼い頃のゼルダと関わり、彼女の記憶や感情にも深く結びついています。そのため、終盤でテラコが背負う役割は、ゼルダの成長とも強くつながります。
テラコは未来から過去へ戻る存在
テラコは、未来の危機を受けて過去へ戻った存在として描かれます。過去に戻ったことで、ゼルダたちが本来知るはずのない流れが生まれます。
テラコの行動は、100年前の戦いそのものを変えていきます。ゼルダたちを導き、未来の仲間たちが過去へ現れる流れにもつながります。
物語上のテラコは、単なる案内役ではありません。ブレワイ本編では救われなかった過去に、別の選択肢を生む中心的な存在です。
ハービンジャーガノンとの関係が終盤に響く
テラコが希望を運ぶ存在である一方、ガノン側の怨念も過去に影響を及ぼします。その流れで、ハービンジャーガノンという脅威が生まれます。
テラコはゼルダたちに未来を変える可能性をもたらしますが、その行動はガノン側にも反応を起こします。希望と厄災が同じ時間の流れに入り込むことで、本作の戦いはブレワイ本編とは違う緊張感を持ちます。
終盤では、テラコの存在がゼルダの覚醒や厄災ガノンとの決戦に強く結びつきます。テラコの役割を知ることで、本作の結末が単なる勝利ではなく、ゼルダの過去と未来をつなぐ物語として見えてきます。
リンクと英傑たちがハイラルの戦いを支える
『厄災の黙示録』では、リンクと4人の英傑が物語の戦闘面を大きく支えます。ブレワイ本編では記憶や魂として登場した英傑たちが、本作では生きた英雄として戦場に立ちます。
ミファー、ダルケル、リーバル、ウルボザは、それぞれの種族を代表する人物です。四神獣の繰り手として選ばれるだけでなく、ゼルダやリンクとの関係を通して100年前のハイラルを彩ります。
リンクは、英傑たちと並んで戦うことで、退魔の剣を持つ勇者としての存在感を強めていきます。ゼルダにとっても、リンクはただ強い騎士ではなく、最後まで隣で戦う仲間になります。
ミファーは優しさと覚悟を持つゾーラの英傑
ミファーは、ゾーラ族の姫であり、神獣ヴァ・ルッタの繰り手です。リンクへの想いと、民を守る責任を抱えた人物として描かれます。
戦場では癒やしの力と槍さばきで仲間を支えます。ブレワイ本編で語られた悲しい運命を知っていると、本作でミファーが生きて戦う姿には特別な重みがあります。
ダルケルは豪快さと仲間思いが光る英傑
ダルケルは、ゴロン族の英傑であり、神獣ヴァ・ルーダニアの繰り手です。豪快な性格と頼もしさを持ち、仲間たちを力強く支えます。
彼の明るさは、厄災へ向かう重い空気の中でも安心感を与えます。防御力と力強い攻撃で前線を支える姿は、ハイラル側の反撃を象徴する存在でもあります。
リーバルは誇り高いリトの英傑
リーバルは、リト族の英傑であり、神獣ヴァ・メドーの繰り手です。リンクに対して強い対抗心を見せる一方、実力は本物です。
上空から戦場を制圧するリーバルの姿は、四英傑の中でも独特の存在感があります。素直ではない態度の裏に、英傑としての誇りと責任が見えます。
ウルボザはゼルダを見守るゲルドの英傑
ウルボザは、ゲルド族の族長であり、神獣ヴァ・ナボリスの繰り手です。雷を操る戦士としての強さと、ゼルダを見守る大人の優しさをあわせ持っています。
ゼルダが抱える苦しみを理解し、彼女に寄り添う存在としても印象的です。ウルボザの言葉や態度は、ゼルダが自分を取り戻していく流れにも関わります。
ハイラル城陥落の危機が物語を大きく変える
ストーリー中盤から後半にかけて、ハイラル城の危機が大きな転換点になります。厄災ガノンの力が本格化し、ハイラル王国は一気に追い詰められます。
それまで準備を進めていた王国は、厄災の力によって守りを崩されます。古代兵器や神獣も安全な切り札ではなくなり、ガノンに利用される危険を抱えます。
この展開は、ブレワイ本編で語られた100年前の悲劇を強く思わせます。ハイラル城が危機に陥り、ゼルダたちが追い詰められることで、物語は敗北へ向かうかのような緊張感を帯びます。
大厄災の発生で戦況が一気に悪化する
大厄災が始まると、ハイラル各地で魔物の軍勢が増え、戦況は一気に悪化します。王国が用意していた防衛策も、ガノンの力によって崩されていきます。
ブレワイ本編を知っていると、この場面は英傑の敗北、王国の崩壊、リンクの敗走へつながる流れに見えます。本作はその既知の悲劇を利用して、強い不安を作り出しています。
しかし、本作ではそのまま敗北へ進みません。テラコによって生まれた分岐が、ここから本格的に意味を持ち始めます。
ゼルダとリンクが城の危機に向き合う
ハイラル城の危機は、ゼルダとリンクにとって大きな試練です。ゼルダは王女としてハイラルを背負い、リンクは彼女を守る騎士として戦います。
この段階のゼルダは、まだ封印の力に完全には届いていません。目の前で国が崩れかけ、仲間たちが危機に陥ることで、彼女の心は限界まで追い込まれていきます。
リンクは言葉ではなく行動でゼルダを支えます。ハイラル城の危機は、2人の関係が単なる護衛と王女ではなく、同じ未来を守る仲間へ変わる場面でもあります。
未来から来る助っ人が英傑たちの運命を変える
本作の分岐を象徴するのが、未来から現れるシド、ユン坊、テバ、ルージュです。彼らはブレワイ本編の時代で英傑の意志を受け継ぐ人物たちです。
この4人が100年前の戦いに現れることで、英傑たちは本来の敗北から救われます。過去の英雄を未来の世代が助ける構図は、本作ならではの大きな見せ場です。
ブレワイ本編では、英傑たちはすでに失われた存在でした。本作では、その英傑たちが未来の仲間たちと直接出会い、共に戦います。
シドはミファーを救う未来のゾーラ王子
シドは、ブレワイ本編でミファーの弟として登場したゾーラ族の王子です。本作では未来から過去へ現れ、ミファーの危機に介入します。
ミファーにとって、成長したシドとの共闘は本来ありえない出来事です。未来の弟が過去の姉を救う流れは、ブレワイ本編の喪失感を知っているほど強く響きます。
ユン坊はダルケルを支える未来のゴロン族
ユン坊は、ブレワイ本編でダルケルの力を受け継ぐ存在として描かれました。本作では、未来から現れたユン坊がダルケルの窮地に加わります。
臆病さを抱えながらも仲間のために踏み出すユン坊と、豪快に支えるダルケルの組み合わせは、過去と未来のゴロン族のつながりを感じさせます。
テバはリーバルと肩を並べる未来の戦士
テバは、ブレワイ本編でリト族の戦士として登場します。本作では未来から過去へ現れ、リーバルと共に戦います。
誇り高いリーバルにとって、未来のリト族の戦士と並ぶ展開は、彼の実力や影響が未来へ続いていることを示す場面でもあります。
ルージュはウルボザの意志を継ぐゲルド族長
ルージュは、ブレワイ本編の時代でゲルド族長として登場します。本作では未来から現れ、ウルボザと出会います。
ウルボザはゼルダを見守る存在であり、ゲルドの誇りを背負う人物です。ルージュとの共闘は、その誇りと意志が未来へ受け継がれていることを示します。
ゼルダの覚醒が反撃の流れを作る
ゼルダの覚醒は、『厄災の黙示録』の中でも特に大きな転換点です。封印の力に届かず苦しんできたゼルダが、仲間を守る思いによって力を発揮します。
ゼルダは自分の使命を果たせないことに苦しみ、王家の血筋や周囲の期待に押しつぶされそうになっていました。しかし、彼女の力は責任感だけではなく、誰かを守りたいという強い感情によって目覚めます。
この覚醒によって、物語は一気に反撃へ向かいます。ゼルダは守られる存在から、仲間と共に厄災ガノンへ立ち向かう存在へ変わります。
封印の力に届かない苦しみが描かれる
ゼルダは、古代技術への理解や研究能力に優れています。ガーディアンや神獣への関心も強く、ハイラルを守るために自分なりの方法で動いています。
それでも、王女として求められるのは封印の力です。力が目覚めないことは、ゼルダにとって自分の存在価値に関わる苦しみになっています。
ブレワイ本編でも描かれたこの葛藤が、本作では戦いの中でより直接的に描かれます。ゼルダの覚醒が感動的に映るのは、そこに至るまでの苦しみが積み重ねられているためです。
仲間を守る思いが覚醒へつながる
ゼルダの力は、形式的な祈りや義務感だけで目覚めるものではありません。リンクや仲間たちを失いたくないという思いが、彼女の力を引き出します。
この場面によって、ゼルダは王女としての使命だけでなく、一人の人間として大切なものを守る存在になります。彼女の覚醒は、ハイラル全体の反撃を始める合図にもなります。
ブレワイ本編では、ゼルダの力は長い孤独な戦いへつながりました。本作では、その力が仲間と共に未来を変える流れへつながります。
厄災ガノンとの決戦は総力戦として描かれる
終盤では、厄災ガノンとの決戦が描かれます。ここまでに集まったリンク、ゼルダ、4英傑、未来の助っ人、ハイラル各地の仲間たちが、一つの戦いへ向かいます。
ブレワイ本編で語られた100年前は、ハイラルが厄災に飲み込まれていく歴史でした。『厄災の黙示録』では、同じ大厄災を相手にしながら、仲間がそろった状態で最後まで戦います。
この違いが、結末の印象を大きく変えます。孤独な敗北ではなく、時代を越えた仲間たちによる総力戦として大厄災が描かれます。
テラコとハービンジャーガノンが終盤の鍵になる
終盤では、テラコとハービンジャーガノンの関係が物語の核心に入ります。テラコは未来を変える希望の存在ですが、ガノンの怨念もまた過去へ影響を与えています。
ハービンジャーガノンは、その厄災側の影響を象徴する存在です。テラコがもたらす希望と、ガノンの怨念が生む脅威がぶつかることで、最終決戦の緊張感が高まります。
テラコの存在は、ゼルダの感情にも深く関わります。ゼルダにとってテラコは、過去の思い出と未来への希望をつなぐ存在です。
厄災封印戦で描かれる別の結末
厄災封印戦では、ゼルダの封印の力、リンクの退魔の剣、英傑たちと神獣の力、未来の仲間たちの助力が集まります。
ブレワイ本編の過去では届かなかった勝利へ、本作のハイラルは進みます。英傑が救われ、ゼルダが孤独ではなく仲間と共に戦い、厄災ガノンへ立ち向かう結末です。
テラコの犠牲や、その後の修復につながる流れも含めて、本作のラストは「失われた過去を取り戻す」印象を残します。
ブレワイ正史との違いは英傑の運命に表れる
『厄災の黙示録』とブレワイ本編の大きな違いは、英傑たちの運命です。ブレワイ本編では、4人の英傑は100年前に命を落とし、魂だけが神獣に残っています。
本作では、未来から来た助っ人たちが英傑を救います。これにより、ブレワイ本編で確定していた悲劇とは違う歴史が生まれます。
この違いは、作品の受け取り方にも影響します。ブレワイ本編の過去をそのまま知りたい人にとっては途中から分岐に驚く展開ですが、英傑たちを救いたかった人にとっては強い救済の物語になります。
| 比較項目 | ブレワイ本編で語られる100年前 | 厄災の黙示録 |
|---|---|---|
| 英傑の運命 | カースガノンに敗れ、命を落とす | 未来からの救援で運命が変わる |
| ハイラル王国 | 大厄災によって滅びる | 総力戦で厄災に立ち向かう |
| ゼルダの覚醒 | リンクを守る場面で力が目覚める | 仲間を守る思いが反撃の流れにつながる |
| 未来からの介入 | 描かれない | テラコと未来の仲間たちが介入する |
| 結末の印象 | 喪失と孤独を背負う過去 | 仲間と共に未来を変える結末 |
ブレワイ本編では失われた過去として描かれる
ブレワイ本編における100年前は、すでに取り返せない過去です。リンクは記憶を失い、ゼルダは100年間ガノンを抑え続け、英傑たちは魂として神獣に残っています。
プレイヤーは、各地の記憶や英傑の言葉を通して、かつて何が起きたのかを知っていきます。そこには喪失感と静かな悲しみがあります。
ブレワイ本編の魅力は、この失われた過去を背負いながら、リンクが現在のハイラルを歩く点にもあります。
厄災の黙示録では救われる過去として描かれる
『厄災の黙示録』では、同じ100年前が「救われる可能性のある過去」として描かれます。テラコの介入により、未来の仲間たちが過去へ現れ、英傑たちの敗北を変えます。
このため、ブレワイ本編とは違う感情が生まれます。ミファー、ダルケル、リーバル、ウルボザが生き残り、ゼルダやリンクと共に厄災ガノンへ向かう姿は、本作ならではの救済です。
正史というより、ブレワイの世界を土台にしたもう一つの大厄災として受け取ると、本作の結末は自然に楽しめます。
DLC追憶の守護者は本編の余白を補う
DLC第2弾「追憶の守護者」は、本編の大筋を置き換えるものではなく、本編で描かれなかった場面や人物の余白を補う追加ストーリーです。
本編だけでも、大厄災の始まり、英傑の救援、ゼルダの覚醒、厄災ガノンとの決戦まで描かれます。DLCは、その周囲で起きていた出来事や、テラコに関する感情面を深める内容です。
特に、スッパやイーガ団側の描写が加わることで、敵側にも別のドラマがあったことが伝わります。
DLC第2弾「追憶の守護者」は本編の余白を補う内容で、本編の大筋はDLCなしでも追えます。スッパの詳しい描写は、DLC側の内容を含みます。
テラコに関する感情面が深まる
DLCでは、テラコに関する補足が入り、本編の結末に込められた感情がより強くなります。ゼルダにとってテラコがどのような存在だったのか、なぜ彼女の心に深く関わるのかが伝わりやすくなります。
テラコは小さなガーディアンでありながら、ゼルダの過去、未来の分岐、厄災ガノンとの決戦をつなぐ存在です。DLCを含めると、その役割はさらに大きく見えます。
スッパとイーガ団側の見せ場が増える
スッパは、本作に登場するイーガ団幹部です。本編ではリンクたちの敵として立ちはだかりますが、DLCではイーガ団側の危機やスッパの信念が補われます。
スッパはただの敵幹部ではなく、コーガ様やイーガ団への忠義を持つ人物として描かれます。敵側の人物にも守ろうとするものがあるため、イーガ団の見え方も変わります。
イーガ団はブレワイ本編ではコミカルな印象も強い組織ですが、『厄災の黙示録』では厄災をめぐる戦いの中で危機に巻き込まれる勢力としても描かれます。
アストルと敵側の動きも補足される
アストルは、厄災ガノン復活に関わる謎めいた人物として登場します。イーガ団やガノン側の動きに関わり、ハイラル側を追い詰める存在です。
DLC側の補足を含めると、敵側も一枚岩ではなく、それぞれの思惑や危機を抱えていることが見えます。スッパの描写は、その敵側の厚みを出す役割を持っています。
本編の主役はゼルダたちですが、敵側の補足があることで、大厄災の裏で何が起きていたのかも広がります。
ゼルダ無双厄災の黙示録のストーリーを楽しむ順番
『厄災の黙示録』の物語は、ブレワイ本編の100年前、テラコによる分岐、DLCによる補足という三つの層でできています。
まず、プロローグで厄災ガノン復活の予言と英傑集結を追うと、ブレワイ本編の過去とつながる部分が見えてきます。次に、小さなガーディアンによる分岐を受け止めると、英傑たちの運命が変わる意味が見えてきます。
最後にDLC「追憶の守護者」まで触れると、テラコ、スッパ、イーガ団側の補足が加わり、本編の余白が広がります。
- 厄災ガノン復活の予言を受けて、ゼルダたちが対抗準備を始めます。
- ゼルダとリンクが、神獣の繰り手となる4人の英傑を探します。
- 小さなガーディアンのテラコが現れ、100年前の戦いに別の流れが生まれます。
- 英傑たちが神獣を操り、ガノンの軍勢と戦います。
- ハイラル城の危機によって、大厄災が本格化します。
- 未来からの救援によって、英傑たちの運命が変わります。
- ゼルダの覚醒が反撃の流れを作ります。
- 厄災ガノンとの決戦で、ブレワイ本編とは異なる結末へ進みます。
- DLCでは、テラコやイーガ団側の余白が補われます。
FAQ
- ゼルダ無双厄災の黙示録はどんなストーリーですか?
-
ブレワイ本編で語られた100年前の大厄災を出発点にしながら、小さなガーディアンの介入で別の未来へ分岐する物語です。ゼルダ、リンク、4英傑、四神獣が厄災ガノンに立ち向かいます。
- 厄災の黙示録はブレワイ本編の正史ですか?
-
本作はブレワイ本編の世界観と100年前の大厄災を土台にしています。ただし、後半はテラコの介入によってブレワイ本編で語られた過去とは違う展開になり、もう一つの100年前として描かれます。
- 英傑たちはストーリーで死亡しますか?
-
ブレワイ本編では英傑たちの死が過去として語られます。『厄災の黙示録』では未来からの助っ人によって英傑たちの運命が変わり、ブレワイ本編とは異なる結末へ進みます。
- 小さなガーディアンのテラコは何者ですか?
-
テラコはゼルダと深い関わりを持つ小さなガーディアンです。未来から過去へ戻り、100年前の戦いに別の可能性を持ち込みます。英傑たちの運命が変わる流れにも関わります。
- ゼルダはどのように覚醒しますか?
-
ゼルダは封印の力が目覚めず苦しみ続けますが、仲間を守りたいという強い思いによって力を発揮します。この覚醒が、ハイラル側の反撃へつながります。
- DLC追憶の守護者は本編に関係ありますか?
-
DLC第2弾「追憶の守護者」は、本編の余白を補う追加ストーリーです。本編の大筋はDLCなしでも完結しますが、テラコやスッパ、イーガ団側の描写が深まります。
まとめ:ゼルダ無双厄災の黙示録は希望へ分岐する100年前の物語
- 『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は、ブレワイ本編で語られた100年前の大厄災を出発点にした物語です。
- 序盤は前日譚として、ゼルダ、リンク、4英傑が厄災ガノン復活に備える流れで進みます。
- 小さなガーディアンのテラコが過去へ戻ることで、100年前の戦いに別の可能性が生まれます。
- ミファー、ダルケル、リーバル、ウルボザは神獣の繰り手として、ハイラルを守る戦いに加わります。
- ハイラル城陥落の危機は、大厄災が本格化する大きな転換点です。
- 未来から現れるシド、ユン坊、テバ、ルージュによって、英傑たちの運命はブレワイ本編とは違う方向へ進みます。
- ゼルダの封印の力は、仲間を守る思いとともに覚醒し、反撃の流れを作ります。
- 厄災ガノンとの決戦は、ゼルダ、リンク、英傑、未来の助っ人たちによる総力戦として描かれます。
- ブレワイ本編の100年前が喪失の過去なら、本作の100年前は救済と希望へ分岐する過去です。
- DLC「追憶の守護者」では、テラコ、スッパ、イーガ団側の描写が補われ、本編の余白が広がります。

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