FF9エクスカリバー2はいらない?最強育成を優先する攻略法

ファイナルファンタジーIX(FF9)をプレイする上で、多くのプレイヤーが一度は耳にする伝説の武器「エクスカリバーII」。

しかし、その入手条件の厳しさから「エクスカリバー2はいらない」という声も多く聞かれます。

特に、キャラクターを極限まで育てる「最強育成」を目指す場合、エクスカリバーIIの取得は大きな壁となるのが実情です。

この記事では、エクスカリバーIIを狙わないプレイスタイルに焦点を当て、その理由や代替案となる最強育成の方法、さらには成長ボーナスを気にしない楽しみ方まで、網羅的に解説していきます。

エクスカリバーIIを取得すべきか、それとも他のやり込み要素を優先すべきか、あなたのプレイスタイルに合った答えを見つける手助けとなれば幸いです。

目次

結論:FF9でエクスカリバーIIは無理に狙わなくても良い

FF9のやり込み要素において、エクスカリバーIIの取得は必須ではありません。

むしろ、最強育成やアイテムコンプリートといった他の深いやり込み要素を最大限に楽しむためには、エクスカリバーIIを諦める選択が合理的と言えるでしょう。

なぜエクスカリバーIIは「いらない」と言われるのか?3つの理由

エクスカリバーIIが「いらない」とされる主な理由は3つあります。

第一に、入手条件である「プレイ時間12時間以内に最終ダンジョン深部に到達する」という時間制限が極めて厳しいことです。

次に、この時間制限をクリアするためには、ストーリー中のイベントやアイテム回収、ミニゲームといったFF9の魅力の多くを犠牲にしなければならない点が挙げられます。

最後に、スタイナーの武器としてエクスカリバーIIがなくても、他の武器(ラグナロクなど)で十分カンストダメージを狙えるため、苦労に見合った性能差を実感しにくいという実情もあります。

取得で犠牲になるやり込み要素一覧(最強育成・アイテムコンプなど)

エクスカリバーIIの取得を目指す場合、以下のような多くのやり込み要素が犠牲になります。

  • 最強育成: レベルアップ時の装備品による成長ボーナスを最大化するための低レベル攻略や、マーカスを利用したエーコの育成などが時間的に不可能になります。
  • アイテムコンプリート: 各地で入手できるアイテムや、合成でしか作れない装備品などをじっくり集める時間がありません。
  • ミニゲーム: 縄跳びやここほれ!チョコボといった、時間を要するミニゲームのコンプリートは困難です。
  • ATE(アクティブタイムイベント): 世界の裏側で起きている出来事を楽しむATEを全て見る余裕もなくなります。

スタイナーの最強武器はラグナロクでも十分?性能を比較

エクスカリバーIIを諦めた場合、スタイナーの最強武器候補となるのは「ラグナロク」です。

エクスカリバーIIの攻撃力は108とFF9の全武器中で最高数値を誇りますが、ラグナロクでもスタイナーのレベルやアビリティ構成次第では、十分に9999のカンストダメージを達成可能です。

特に「いつでもヘイスト」や「MP消費攻撃」といったアビリティを組み合わせれば、攻撃力そのものの差はほとんど問題にならなくなります。

エクスカリバーIIの入手はどれくらい難しい?取得条件と時間目安

エクスカリバーIIの取得は、FFシリーズの中でも屈指の難易度を誇るやり込み要素の一つです。

その最大の要因は、非常にシビアな時間制限にあります。

最大の壁は「プレイ時間12時間以内」という条件

エクスカリバーIIを入手するためには、ゲーム内のプレイ時間カウンターが12時間を超える前に、最終ダンジョンである「記憶の場所」の深部に到達し、特定の場所を調べる必要があります。

これは、ムービーやイベント、戦闘、移動など、ゲーム内のあらゆる行動が時間経過に含まれるため、効率を極めたプレイが求められます。

寄り道は一切許されず、常に最短ルートを進み続ける必要があるのです。

リマスター版のブースト機能を使えば簡単になる?

PS4やSwitch、Steamなどで発売されているリマスター版では、ゲームプレイを補助する「ブースト機能」が搭載されています。

特に「高速モード」や「エンカウント無し」といった機能は、エクスカリバーII取得の難易度を大幅に下げてくれます。

高速モードを使ってもゲーム内時間は通常速度で進むため、移動や戦闘時間を大幅に短縮でき、12時間という制限にかなりの余裕が生まれます。

これから挑戦する方は、リマスター版でのプレイがおすすめです。

PS版で目指した場合の各ディスクごとの時間配分の目安

オリジナルのPS版でエクスカリバーIIを目指す場合、より緻密な計画が必要になります。

やり込みプレイヤーによって確立された、完全プレイを目指す際の各ディスク終了時点での時間目安は以下の通りです。

ディスククリア時間目安
DISC103:30:00
DISC207:30:00
DISC311:15:00

このタイムスケジュールは、低レベル攻略やアイテム回収なども含めた極めて高難易度なプレイングを前提としており、いかにPS版での取得が困難であるかを示しています。

エクスカリバーIIを諦めて「最強育成」に専念する方法

エクスカリバーIIを諦めることで、FF9のもう一つの大きなやり込み要素である「最強育成」への道が開けます。

キャラクターの能力値を極限まで高めるこの育成は、時間をかければ誰でも挑戦可能です。

FF9の育成システムの基本:装備品による成長ボーナスとは?

FF9では、キャラクターがレベルアップした際に装備していた武器や防具のステータス補正値が、成長ボーナスとして能力値に加算されるという特殊なシステムがあります。

このボーナスを最大化するためには、強力なステータス補正を持つ装備品が手に入るゲーム終盤まで、意図的にレベルを1のまま維持する「低レベル攻略」が必要不可欠となります。

最強育成の最重要ポイント「パンデモニウム3連戦」の経験値は誰に?

低レベル攻略を進める上で最大の障害となるのが、DISC3終盤のパンデモニウムで発生する、経験値の獲得が避けられない強制戦闘3連戦です。

ここで得られる大量の経験値をどのキャラクターに引き受けさせるかが、最強育成の鍵を握ります。

育成に必要な装備がDISC4に集中しているジタンやサラマンダーは避け、代替装備が優秀な「フライヤ」に経験値を担当させるのが、ステータスの犠牲を最小限に抑えるための最善策とされています。

【キャラ別】エクスカリバーIIなし前提の最強育成パターンまとめ

各キャラクターの個性を最大限に活かすための育成方針は様々です。

例えば、ジタンは盗賊刀のダメージ計算式((力+気力)/2)を考慮し、力と気力をバランス良く育てます。

ビビやダガーといった魔法系キャラクターは魔力を最優先にし、サラマンダーは力を特化させることで唯一HP9999を目指せます。

このように、最終的な装備や役割を見据えて育成計画を立てることが重要です。

究極のやり込み「最強エーコ」育成はどれくらい時間がかかる?

FF9の最強育成の中でも、特に時間と手間がかかるのが「最強エーコ」の育成です。

エーコは、ストーリー序盤で一時的に仲間になるマーカスの成長ボーナスを引き継ぐという特性を持っています。

そのため、マーカスがパーティにいる間に彼のレベルを99まで上げることで、エーコの能力値を他のキャラクターとは比較にならないほど高めることができます。

ただし、マーカスのレベルを99にするには、オートレベルアップを利用しても160時間前後かかると言われており、まさに究極のやり込みと言えるでしょう。

「最強育成も面倒…」成長ボーナスを気にしなくても楽しめる?

最強育成は非常に奥深いですが、時間もかかるため、全てのプレイヤーにおすすめできるわけではありません。

しかし、FF9はそうしたやり込みをせずとも十分に楽しめる名作です。

成長ボーナスを意識しなくてもストーリークリアは可能?

はい、全く問題ありません。

FF9の成長ボーナスによるステータス上昇は、あくまでやり込みの領域です。

普通にレベルを上げながらストーリーを進めても、クリアが困難になるようなことはありません。

むしろ、FF9本来の魅力であるストーリーやキャラクターの掛け合いを純粋に楽しむことができます。

裏ボス「オズマ」は通常育成でも倒せる?

FF9最強の裏ボスであるオズマも、成長ボーナスを意識しない通常育成で十分に倒すことが可能です。

オズマ戦で重要なのは、キャラクターの基礎ステータスよりも、闇属性を吸収・無効化する装備や、「いつでもリジェネ」などのサポートアビリティを揃えることです。

運の要素も絡みますが、しっかりと対策を練れば勝利は見えてきます。

育成を気にしない場合の進め方とおすすめアビリティ

成長ボーナスを気にせずにプレイする場合、新しい装備が手に入ったら積極的に装備を更新し、アビリティを習得していくのが基本となります。

特に、戦闘を有利に進める「いつでもヘイスト」「いつでもリジェネ」や、特定の種族に大ダメージを与える各種「〇〇キラー」系のアビリティは、冒険の大きな助けとなるでしょう。

エクスカリバーIIなしでの最強パーティ編成案

エクスカリバーIIや最強育成にこだわらない場合でも、キャラクターの組み合わせ次第で強力なパーティを編成できます。

ここでは、コンセプト別のパーティ編成案を3つ紹介します。

「竜の紋章」「カエルおとし」を活かす固定ダメージパーティ

フライヤの「竜の紋章」とクイナの「カエルおとし」は、特定の条件を満たすことで確実に9999ダメージを与えられる強力な技です。

この二人を主軸に、盗んだ回数で威力が上がるジタンの「盗賊のあかし」と、回復・補助の要となるエーコを加えることで、安定して高いダメージを叩き出せるバランスの取れたパーティが完成します。

物理攻撃で押し切る脳筋パーティ

スタイナー、ジタン、サラマンダー、フライヤといった物理攻撃を得意とするキャラクターで固めた編成です。

スタイナーの「ショック」やジタンの「たたかう」、サラマンダーの「なげる」など、強力な物理攻撃で敵を圧倒します。

単純明快で爽快感のある戦闘を楽しみたい方におすすめです。

魔法やサポートを重視した安定攻略パーティ

ビビの黒魔法、ダガーの召喚魔法、エーコの白魔法、クイナの青魔法といった、多彩な魔法を駆使して戦うパーティです。

敵の弱点を的確に突いたり、強力な補助魔法で味方を強化したりと、戦略的なバトルが楽しめます。

回復役が二人いるため、長期戦にも強く、安定した攻略が可能です。

FF9とエクスカリバーIIに関するよくある質問

ここでは、FF9のエクスカリバーIIや育成に関する、よくある質問にお答えします。

エクスカリバーIIを取らない場合、スタイナーの最終武器は何になりますか?

エクスカリバーIIを取得しない場合、スタイナーの最終武器は「ラグナロク」となります。

ラグナロクはストーリー終盤で入手でき、非常に高い攻撃力を持つ強力な騎士剣です。

ネットで「エクスカリバー2 なんJ」と検索されるのはなぜですか?

エクスカリバーIIの入手条件の厳しさや、それにまつわるプレイヤーの苦労話は、インターネット上の掲示板などで頻繁に話題になります。

「なんJ(なんでも実況J)」もそうしたコミュニティの一つであり、ゲームのやり込みやネタに関するスレッドでエクスカリバーIIが取り上げられることが多いため、関連して検索されていると考えられます。

最強育成とエクスカリバーII取得は両立できますか?

残念ながら、PS版などのオリジナル環境において、最強育成とエクスカリバーIIの取得を両立することは、時間の制約上ほぼ不可能です。

最強育成には低レベル攻略が必須であり、これには多大な時間がかかるため、12時間以内という条件を満たすことができません。

どちらか一方のやり込みに絞ってプレイするのが現実的です。

まとめ:FF9でエクスカリバー2がいらないと言われる理由

  • エクスカリバーIIは入手条件が厳しく、多くのやり込み要素を犠牲にする必要がある
  • 最強育成やアイテムコンプを楽しみたいなら、エクスカリバーIIは諦めるのが合理的である
  • スタイナーの武器はラグナロクでも十分な火力を出すことが可能である
  • リマスター版のブースト機能を使えば、エクスカリバーIIの取得難易度は大幅に下がる
  • FF9の最強育成は、装備品の成長ボーナスを活かすため低レベル攻略が基本となる
  • 育成の鍵は、強制戦闘「パンデモニウム3連戦」の経験値をフライヤに担当させることである
  • 究極のやり込み「最強エーコ」育成には、マーカスのレベル上げに160時間前後を要する
  • 成長ボーナスを気にしない通常プレイでも、ストーリークリアや裏ボス討伐は十分に可能である
  • やり込みをしない場合でも、アビリティやパーティ編成を工夫することでゲームを楽しめる
  • 最強育成とエクスカリバーIIの両立は、時間的な制約から不可能である
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