多くのプレイヤーを魅了し、同時に絶望の淵に叩き込んできたアクションRPG『Bloodborne(ブラッドボーン)』。
その魅力の中核をなすのが、ユニークで手強いボスたちの存在です。
この記事では、ブラッドボーンに登場する全てのボスを対象に、様々な視点から作成した強さランキングをご紹介します。
さらに、ストーリー攻略に役立つボスの一覧やおすすめの攻略順、DLCやラスボスの情報まで、ヤーナムでの狩りに必要な知識を網羅的に解説していきます。
【総まとめ】ブラッドボーン最強ボスランキングTOP10(DLC・聖杯含む)
ブラッドボーンの世界に存在する全てのボス(本編、DLC、聖杯ダンジョン)の中から、純粋な戦闘能力、行動パターンの複雑さ、そして多くのプレイヤーを苦しめた実績を総合的に評価し、最強ボスをランキング形式で紹介します。
1位:ゴースの遺子 – 全狩人が認める最強の敵
DLC「The Old Hunters」の最後に待ち受けるゴースの遺子は、多くのプレイヤーからブラッドボーン最強ボスと称されています。
尋常ではないスピードと苛烈な連続攻撃、予測困難な動き、さらに第二形態では雷を操る広範囲攻撃も加わり、一瞬の油断も許されません。
2位:初代教区長ローレンス – 燃え盛る絶望
聖職者の獣の強化版とも言えるローレンスは、DLCで戦えるオプションボスです。
巨体から繰り出される攻撃は一撃が非常に重く、常に炎をまとっているため継続ダメージも脅威となります。
特に下半身を失った最終形態は、移動範囲を制限する溶岩を撒き散らしながら這いずり回り、多くの狩人を絶望させました。
3位:醜い獣、ルドウイーク – 悪夢の二面性
DLC最初のボスであるルドウイークは、おぞましい獣の姿での荒々しい第一形態と、聖剣を手に人としての誇りを取り戻した第二形態で戦うことになります。
形態によって攻撃パターンが全く異なり、両方に対応する高いプレイヤースキルが要求される強敵です。
4位~10位のボス一覧と簡潔な評価
順位 | ボス名 | 評価 |
4位 | 呪われたトゥメルの冒涜の番犬 | 聖杯ダンジョン限定。HP半減の呪いと即死級の攻撃力で悪名高いボスです。 |
5位 | 時計塔のマリア | 人型のボスでパリィが有効なものの、攻撃の速さとリーチ、炎を纏う後半戦は圧巻です。 |
6位 | トゥメルの末裔 | 聖杯ダンジョン限定。狭い部屋で素早く動き回り、予測しづらい攻撃を繰り出します。 |
7位 | 最初の狩人、ゲールマン | 本編のラスボス候補。狩人としての完成された動きで、プレイヤーの全てを試してきます。 |
8位 | 星の娘、エーブリエタース | 高い攻撃力と突進、強力なビーム攻撃を持つ本編屈指の強敵です。 |
9位 | 殉教者ローゲリウス | 魔法と物理攻撃を織り交ぜ、素早い動きで翻弄してくる難敵です。 |
10位 | 血に渇いた獣 | 序盤の壁として君臨。素早い動きと猛毒で多くの初心者を苦しめました。 |
ランキングの選定基準は?(純粋な強さ・初見殺し度・理不尽さを総合評価)
このランキングは、単なる攻撃力や体力だけでなく、攻撃パターンの複雑さ、初見での対応の難しさ、そしてプレイヤーに与えた絶望感といった複数の要素を総合的に評価して作成しています。
そのため、プレイヤーのスタイルやビルドによって体感的な難易度は変動する可能性があります。
【本編のみ】ストーリー攻略 ボス強さランキング(絶望度順)
ここでは、DLCや聖杯ダンジョンを除いた本編ストーリーに登場するボスのみを対象とし、特に初見プレイで感じやすい「絶望度」を基準にランキングを作成しました。
初心者が最も苦戦したボスTOP5
- 最初の狩人、ゲールマン: 圧倒的なスピードと隙のない動きは、ラスボスにふさわしい絶望を与えます。
- 星の娘、エーブリエタース: 高すぎる攻撃力と予測しづらい突進で、レベルを上げて挑んでも苦戦は必至です。
- ガスコイン神父: 序盤のボスながら、多くの初心者の心を折った最初の大きな壁です。
- 殉教者ローゲリウス: 魔法と鎌による猛攻、そして落下のリスクがあるステージが絶望感を加速させます。
- 血に渇いた獣: 素早い動きに加え、継続的にHPを奪う猛毒が非常に厄介なボスです。
全17体のボス「絶望度」ランキング一覧
順位 | ボス名 | 絶望度評価 |
1位 | 最初の狩人、ゲールマン | 全ての技術が試される、まさに最後の壁 |
2位 | 星の娘、エーブリエタース | レベル差を覆すほどの圧倒的火力 |
3位 | アメンドーズ | 巨体と長いリーチによる回避困難な攻撃 |
4位 | ガスコイン神父 | ブラッドボーンの洗礼を叩き込む序盤の壁 |
5位 | 血に渇いた獣 | スピードと猛毒のコンボが凶悪 |
6位 | 殉教者ローゲリウス | 魔法と物理の激しい猛攻 |
7位 | 教区長エミーリア | 圧倒的な圧力と回復能力が厄介 |
8位 | ヤーナムの影 | 3対1という絶望的な状況 |
9位 | 黒獣パール | 電撃を纏う素早い動きに翻弄される |
10位 | 聖職者の獣 | 最初の巨大ボスとしての威圧感 |
11位 | メルゴーの乳母 | 暗闇での分身攻撃が見切りづらい |
12位 | 再誕者 | グロテスクな見た目と遠距離からの援護射撃 |
13位 | 悪夢の主、ミコラーシュ | 追いかけっこと即死級の秘儀が特徴 |
14位 | 白痴の蜘蛛、ロマ | 大量の小蜘蛛と隕石攻撃が脅威 |
15位 | ヘムウィックの魔女 | ギミックに気づけば楽だが初見は戸惑う |
16位 | 星界からの使者 | 本体を見つければ比較的倒しやすい |
17位 | 月の魔物 | ゲールマン戦後の連戦となるが単体では対処しやすい |
ガスコイン神父はなぜ多くの初心者の心を折ったのか?
ガスコイン神父が序盤の壁とされる理由は、それまでの敵とは一線を画すスピードと攻撃性にあります。
プレイヤーと同じ「狩人」であるため、銃パリィや素早いステップを駆使した戦いを強要されます。
さらに、戦闘中に獣化して攻撃パターンが激変することも、ブラッドボーンの戦闘の厳しさをプレイヤーに教え込む要因となっています。
【DLC版】狩人の悪夢 ボス強さランキング
DLC「The Old Hunters」に登場するボスは、本編のボスを遥かに凌ぐ強敵揃いです。
ここではDLCに登場する5体のボスの強さをランキング形式で紹介します。
DLC最強ボスは誰?多くのプレイヤーが絶望した2体のボスを比較
DLC最強の座は、多くのプレイヤーの間で「ゴースの遺子」と「初代教区長ローレンス」で意見が分かれます。
ゴースの遺子は、スピードと手数で圧倒するテクニカルな強さを持つ一方、ローレンスは一撃の重さと行動範囲を制限する戦術でプレイヤーを追い詰めます。
どちらもブラッドボーンの頂点に立つにふさわしい強敵と言えるでしょう。
DLCボス全5体の強さと特徴を徹底解説
順位 | ボス名 | 特徴 |
1位 | ゴースの遺子 | 圧倒的なスピードと多彩な攻撃を持つDLCのラスボス。 |
2位 | 初代教区長ローレンス | 聖職者の獣の強化版。高火力と広範囲の炎攻撃が脅威。 |
3位 | 醜い獣、ルドウイーク | 獣形態と人形態で戦法が激変する、DLC最初の関門。 |
4位 | 時計塔のマリア | ゲールマンに似た狩人ボス。パリィのタイミングを掴むことが攻略の鍵。 |
5位 | 失敗作たち | 複数同時に出現する人型の敵。一体ずつ確実に処理することが重要。 |
DLC攻略の推奨レベルと最適なステ振りは?
DLCエリアに挑戦するための推奨レベルは、一般的に70~90程度とされています。
ステータスは、まず生命力を30~40確保し、メインで使用する武器に合わせて筋力や技術を伸ばしていくのがおすすめです。
武器の強化も+9以上にしておくと、攻略がスムーズになります。
DLCエリアにはいつ行くべき?ストーリー進行のベストタイミング
DLCエリアへは、本編ボスの「教区長エミーリア」を撃破した後からアクセス可能になります。
しかし、エリアの難易度が非常に高いため、多くのプレイヤーは本編終盤のボス「メルゴーの乳母」を撃破する直前のタイミングで挑戦しています。
本編クリア後だと周回プレイとなり敵がさらに強化されるため、1周目のうちに攻略するのが一般的です。
一目でわかる!ブラッドボーンの全ボス一覧(出現場所・必須/任意)
ブラッドボーンに登場するボスを、ストーリー進行に必須か、それとも任意(倒さなくてもクリア可能)かで分類し、一覧にまとめました。
【本編】ストーリー進行に必須のボス一覧
ボス名 | 出現場所 |
ガスコイン神父 | オドンの墓地 |
教区長エミーリア | 聖堂街 |
ヤーナムの影 | 禁域の森 |
白痴の蜘蛛、ロマ | 月前の湖 |
再誕者 | 隠し街ヤハグル |
悪夢の主、ミコラーシュ | メンシスの悪夢 |
メルゴーの乳母 | メンシスの悪夢 |
最初の狩人、ゲールマン or 月の魔物 | 狩人の夢 |
【本編】倒さなくてもクリアできる任意ボス一覧
ボス名 | 出現場所 |
聖職者の獣 | ヤーナム市街 |
血に渇いた獣 | 旧市街 |
ヘムウィックの魔女 | ヘムウィックの墓地街 |
黒獣パール | 隠し街ヤハグル |
アメンドーズ | 悪夢の辺境 |
殉教者ローゲリウス | 廃城カインハースト |
星界からの使者 | 聖堂街 上層 |
星の娘、エーブリエタース | 嘆きの祭壇 |
【DLC】「The Old Hunters」のボス一覧
ボス名 | 出現場所 |
醜い獣、ルドウイーク | 狩人の悪夢 |
失敗作たち | 実験棟 |
時計塔のマリア | 実験棟 |
ゴースの遺子 | 漁村 |
初代教区長ローレンス(任意) | 狩人の悪夢 |
【聖杯ダンジョン】深淵に潜む限定ボス一覧
聖杯ダンジョンには、本編やDLCには登場しない独自のボスが多数存在します。
代表的なボスには「旧主の番犬」「トゥメルの末裔」「獣血の主」「トゥメルの女王、ヤーナム」などがおり、本編ボスに匹敵、あるいはそれ以上の強さを誇る敵も少なくありません。
ブラッドボーンのおすすめボス攻略順とストーリー進行ルート
ブラッドボーンは自由度が高いゲームですが、効率的にストーリーを進めるための基本的な攻略順が存在します。
ここでは、初心者向けの標準的なルートを紹介します。
初心者向け!最も効率的なストーリー攻略チャート
- 聖職者の獣(任意) → ガスコイン神父
- 血に渇いた獣(任意だが推奨)
- 教区長エミーリア
- ヘムウィックの魔女(任意)
- ヤーナムの影
- 白痴の蜘蛛、ロマ
- 再誕者
- 悪夢の主、ミコラーシュ
- メルゴーの乳母
- 最初の狩人、ゲールマン / 月の魔物
任意ボスはどのタイミングで倒すのがベストか?
任意ボスは、基本的には必須ボスへのルート上で発見次第、挑戦するのがおすすめです。
ただし、「血に渇いた獣」を倒すと一部イベントが進行したり、「殉教者ローゲリウス」や「星の娘、エーブリエタース」は非常に手強いため、キャラクターを十分に育成してから挑むのが良いでしょう。
エンディング分岐に関わるボスの攻略タイミング
ブラッドボーンのエンディングは3種類あり、その分岐にラスボスが大きく関わってきます。
真エンディングを目指す場合は、ラスボスである「最初の狩人、ゲールマン」と戦う前に、特定のアイテムを3つ使用しておく必要があります。
ブラッドボーンのラスボスは誰?出現条件とエンディング分岐
ブラッドボーンの物語の結末は、プレイヤーの選択によって変化し、それに伴い対峙するラスボスも変わります。
ラスボスは2体いる?「最初の狩人、ゲールマン」と「月の魔物」の違い
最終局面で、車椅子の老人ゲールマンの申し出を受け入れると戦闘にはならずエンディングを迎えます。
申し出を断ると、「最初の狩人、ゲールマン」がラスボスとして立ちはだかります。
さらに、特定の条件を満たした上でゲールマンを倒すと、真のラスボスである「月の魔物」が出現します。
真のエンディングを見る条件「3本目のへその緒」の入手場所は?
真のラスボス「月の魔物」と戦い、特別なエンディングを見るためには、アイテム「3本目のへその緒」を3つ入手し、ゲールマンと戦う前に使用しておく必要があります。
このアイテムはゲーム内で4つ存在し、以下の場所や条件で入手できます。
- 捨てられた古工房 で拾う。
- ヨセフカの診療所 で、赤い月出現後にNPCヨセフカを倒す。
- 娼婦アリアンナのイベントを最後まで進め、生まれる赤子を倒す。
- ボス**「メルゴーの乳母」**を倒す。
ゲールマン戦の前に準備すべきこと
ゲールマンとの戦闘は、狩人の夢の大樹の前にある門を抜けると開始されます。
一度戦うと後戻りはできないため、レベルアップ、武器強化、アイテムの補充など、全ての準備を整えてから挑むようにしましょう。
真エンディングを目指す場合は、前述の通り「3本目のへその緒」を3つ使用したことを必ず確認してください。
まとめ:ブラッドボーンのボス一覧とランキングを徹底解説
- ブラッドボーン最強ボスはDLCの「ゴースの遺子」が最有力である
- 本編のボスは全17体で、ストーリー進行に必須のボスと任意のボスが存在する
- 序盤の壁は「ガスコイン神父」であり、多くの初心者が苦戦する
- DLCエリアは難易度が高く、推奨レベルは70以上、本編終盤での挑戦が一般的
- ボス攻略の順番はある程度自由だが、効率的な推奨ルートが存在する
- ラスボスはゲールマンだが、条件を満たすと真のラスボス「月の魔物」が出現する
- 真エンディングには「3本目のへその緒」が3つ必要である
- ボスランキングはプレイヤーのスキルやビルドによって変動する
- 各ボスは独自の背景やストーリーを持ち、世界観を深く表現している
- 強敵を乗り越えた時の達成感がブラッドボーン最大の魅力である
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