『ペルソナ4 ザ・ゴールデン(P4G)』を進めていくと、終盤に立ちはだかる異質なダンジョンが「虚ろの森」です。
装備もアイテムも没収され、戦うたびにSPが削られていく特殊仕様に、多くのプレイヤーが苦戦しています。
解放条件を満たさないとそもそも入れない、たった1日しか挑戦できない、クリアしなければゴールデンエンディングを見届けられないなど、知っておくべきポイントは山ほどあります。
この記事では、虚ろの森の解放条件から攻略チャート、ボス戦の戦い方、おすすめのペルソナ編成、さらにはエンディング分岐への影響まで、必要な情報をすべて網羅しています。
初めて挑む方も、過去に挫折した方も、読み終えるころには万全の準備で虚ろの森に足を踏み入れられるはずです。
虚ろの森とは?P4Gで追加された隠しダンジョンの概要
虚ろの森は、オリジナル版『ペルソナ4』には存在しなかった、P4Gで初めて追加された隠しダンジョンです。
2012年にPlayStation Vita版として登場したP4Gから実装され、2020年のPC(Steam)版、2023年のPS4・PS5・Xbox・Nintendo Switch向けリマスター版にも収録されています。
ゲーム内の時系列では、事件の真犯人を追い詰めた後、2月13日限定で挑戦できる特殊なダンジョンとして登場します。
ベルベットルームの住人であるマリーの物語の核心を描く場所であり、ストーリー面でもゲームプレイ面でもP4Gにおける最大の追加要素の一つです。
白い桜に似た花が舞い散り、しめ縄や埴輪、竹林が並ぶ幻想的な景観の中に、ジュネスや惣菜大学といった馴染み深い場所の看板が点在しています。
これらはマリーが主人公たちと過ごした記憶が反映されたものとされ、「死への覚悟」と「大切な記憶を守りたい」という矛盾した想いが形になった世界です。
全10階構成で、ボスは最奥の10階に待ち構えています。
推奨レベルは76以上と、P4Gのダンジョンの中でも最高クラスの難度を誇ります。
虚ろの森のストーリー上の位置づけ
虚ろの森のストーリーは、P4Gの追加キャラクターであるマリーの正体に深く関わっています。
マリーの本来の姿は「クスミノオオカミ」という霧を司る神格の一部であり、イザナミによって分離された存在です。
禍津稲羽市をクリアした後、すべての記憶を取り戻したマリーは、自らが消滅することで稲羽市を覆う霧を消そうとします。
仲間たちの記憶から自分を消し去るために、テレビの世界の奥深くに閉ざされた世界を作り上げました。
主人公たちはマリーを救出するために虚ろの森へ向かい、最奥部でクスミノオオカミとの戦いに臨みます。
この戦いの結末は、後に黄泉比良坂で待ち受ける真の黒幕であるイザナミとの最終決戦や、エンディングの内容にも影響を与える重要なエピソードです。
ダンジョン内では、探索が進むたびにマリーが書き溜めたポエムがフルボイスで流れるという演出も特徴的で、物語の深みを味わえる構成になっています。
他のダンジョンとの決定的な違い
虚ろの森は、雪子城やマルキュウ・ストリップ劇場、ボイドクエストといった他のダンジョンとは根本的にルールが異なります。
最大の違いは、装備とアイテムの持ち込みが一切できない点にあります。
これまで鍛え上げた武器・防具・回復アイテムはすべて没収され、ダンジョン専用の装備に強制的に変更されます。
さらに、戦闘終了後にパーティ全員のSPが半減するという独自のペナルティが課せられます。
ほかのダンジョンであれば、強力な装備と大量の回復アイテムでゴリ押しすることも可能でしたが、虚ろの森ではそうした力任せの攻略が通用しません。
ペルソナのスキル構成やパーティ編成といった「知識と戦略」が問われるダンジョンなのです。
なお、ダンジョン内で入手できる装備やアクセサリはクリア後にすべて消失するため、素材集め目的での周回もできません。
虚ろの森の解放条件と見逃せないフラグ
虚ろの森は、複数の条件を順番に満たさなければ出現すらしません。
しかも、一つでもフラグを立て忘れると取り返しがつかないため、事前に把握しておくことが極めて重要です。
以下に、解放までに必要な手順を時系列で整理しました。
| 手順 | 期限・タイミング | やるべきこと |
|---|---|---|
| 1 | 12月23日まで | マリーとの永劫コミュをランク10(MAX)にする |
| 2 | 12月23日まで | 禍津稲羽市(マガツマンダラ)をクリアする |
| 3 | 1月2日 | ベルベットルームでマーガレットにマリーの捜索依頼を出す |
| 4 | 2月13日 | スキー旅行2日目のイベント後、虚ろの森に突入する |
この手順の中で最も注意が必要なのは、永劫コミュのランク上げと禍津稲羽市クリアの順序です。
禍津稲羽市を先にクリアしてしまうと12月の残り期間がスキップされ、コミュランクを上げるチャンスを失ってしまいます。
永劫コミュをランクMAXにする期限と注意点
マリーとの永劫コミュは、他のコミュと比べて発生条件や進行方法にいくつかの特徴があります。
まず、マリーはベルベットルームの入り口にいるため、商店街のベルベットルーム前を訪れることでコミュを進められます。
コミュを進行するためには特定のステータスが必要な場合もあるため、計画的にパラメータを上げておく必要があります。
12月23日という期限は、禍津稲羽市のクリア前に必ず到達しなければならないデッドラインです。
もしコミュランクがMAXに届いていない状態で禍津稲羽市をクリアすると、ゲーム内カレンダーが一気に進行してしまいます。
つまり、虚ろの森への道が永久に閉ざされるのです。
2周目以降であっても引き継ぎでコミュランクを持ち越せるわけではないため、毎周回ごとに意識して進める必要があります。
1月2日のベルベットルームでの選択肢
永劫コミュをMAXにした状態で年を越すと、1月2日の新年の挨拶イベントが発生します。
このとき、ベルベットルームを訪れてマーガレットと会話すると、マリーの捜索を依頼する選択肢が出現します。
ここで捜索依頼を出すことが、虚ろの森解放の最後のフラグとなります。
一見すると見落としやすいイベントですが、この選択肢を選ばないと2月13日にダンジョンが開放されません。
1月2日にベルベットルームへ行くことを忘れないようにしてください。
2月13日は1日限定のチャンス
虚ろの森に挑戦できるのは、ゲーム内カレンダーの2月13日のみです。
スキー旅行の2日目にストーリーイベントが発生し、虚ろの森への入口が開かれます。
この日を逃すとダンジョンは閉ざされ、仲間たちの記憶からマリーの存在が消えてしまいます。
他のダンジョンのように「今日は準備不足だから明日にしよう」という選択ができないため、事前に万全の体制を整えたうえで当日を迎えることが不可欠です。
セーブデータは虚ろの森に挑戦する前の時点でしっかり残しておきましょう。
万が一攻略に失敗した場合でも、ロードしてやり直すことが可能になります。
虚ろの森の5つの特殊ルールを完全解説
虚ろの森には、P4Gの他のダンジョンにはない5つの特殊ルールが存在します。
これらのルールを事前に理解しておくことが、攻略成功の大前提です。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 装備の強制変更 | 全員の武器・防具がダンジョン専用の低性能装備に固定される |
| アイテム持ち込み不可 | 手持ちのアイテムがすべて使用不可になる |
| SP半減ペナルティ | 戦闘終了後、パーティ全員のSPが半分に減少する |
| ドロップによるアイテム入手 | シャドウを倒すとアイテムやアクセサリを入手できる |
| クリア後にアイテム消失 | ダンジョン内で入手した装備・アクセサリはクリア後に消える |
これら5つのルールが組み合わさることで、虚ろの森は他に類を見ない独特の難易度を生み出しています。
装備・アイテム没収の影響と対策
虚ろの森に足を踏み入れた瞬間、それまで装備していた武器・防具・アクセサリはすべて専用装備に置き換わります。
「ルドラリング」や「チャクラリング」といったSP消費を軽減するアクセサリも機能しなくなるため、普段の戦闘スタイルが大きく制限されます。
回復アイテムも没収されるため、回復手段はペルソナのスキルかりせのサポートに頼るしかありません。
この制約への最大の対策は、ペルソナのスキル構成を入念に準備することです。
装備に頼れない以上、回復スキル・補助スキル・攻撃スキルのバランスが取れたペルソナを事前に合体で作成しておくことが、そのまま攻略の成否に直結します。
SP半減ペナルティへの具体的な対処法
虚ろの森で最も厄介なルールが、戦闘終了後にパーティ全員のSPが半分に減少するペナルティです。
「勝利の雄たけび」「勝利の息吹」といった戦闘終了時に回復するスキルを使っても、回復処理の後に半減処理が適用されます。
つまり、どれだけ回復しても戦闘終了時点でSPが全快することは構造上不可能です。
この仕様に対抗する最善策は、スキル「魔術の素養」をペルソナに習得させておくことです。
魔術の素養はSP消費を半減する効果を持ち、限られたSPを倍近く有効活用できるようになります。
多くのプレイヤーの間で「虚ろの森では事実上の必須スキル」と言われている理由がここにあります。
加えて、「インビゴレイト」系のスキルで毎ターンSPを自動回復させる方法も有効です。
戦闘を短いターンで終わらせ、SP消費を最小限に抑える立ち回りを心がけましょう。
ダンジョン内で入手できる装備とアイテム
虚ろの森では、装備やアイテムを外部から持ち込めない代わりに、ダンジョン内で入手するシステムが用意されています。
宝箱からは「炎帯びの浄衣」「氷帯びの浄衣」といった属性耐性付きの防具が手に入ります。
鍵付き宝箱にはさらに強力な「氷結返しの浄衣」などの装備が入っているため、見つけたら必ず回収してください。
これらの防具を仲間の弱点属性に合わせて装備させることで、敵の弱点攻撃による追撃を防ぐことができます。
シャドウを倒した際にドロップする「○壁砕きの符」は、ボス戦で必須となる耐性消滅アイテムです。
道中で意識的に集めておかないと、ボス戦で手詰まりになる可能性があるため、雑魚戦でのドロップにも注意を払いましょう。
また、「仙桃の種」「仙桃の花びら」「仙桃の果実」といった回復アイテムも敵からドロップします。
貴重なSP回復手段となるため、入手したら温存してボス戦に備えることをおすすめします。
虚ろの森の攻略チャートとフロア別ガイド
虚ろの森は全10階構成で、1階・4階・7階が固定マップ、それ以外のフロアはランダム生成です。
4階と7階には中ボスが待ち構えており、10階で最終ボスとの2連戦に突入します。
ここでは、各フロアのポイントと進行手順を順を追って解説します。
1階〜3階:序盤の立ち回りと宝箱回収
1階は固定マップで、宝箱の中身も固定されています。
「雷寄せの鈴」「憂いの管玉」「仙桃の種」などが配置されているため、見落とさず回収してください。
2階・3階はランダム生成フロアです。
出現する敵の多くは光属性と闇属性に耐性を持っていないため、「マハンマオン」や「マハムドオン」で一掃する戦法が効率的です。
即死効果が発動すれば戦闘を短ターンで終わらせられるため、SP消費を大幅に節約できます。
序盤から「○壁砕きの符」のドロップを狙いつつ、無駄な戦闘は避けて進行しましょう。
4階「虚ろな悲しみの記憶」:中ボス・ごーじゃすキング戦
4階は固定マップで、通路を区切る縄を切ると強制的に戦闘が始まります。
階段前の縄では中ボス「ごーじゃすキング」との戦いが発生するため、HPとSPに余裕を持った状態で臨んでください。
ごーじゃすキングは物理属性が弱点で、火・氷・雷・風には耐性を持ち、光と闇は無効です。
1体になると召喚スキルで雑魚敵を呼び出し続ける特性がありますが、呼び出される敵は光・闇の耐性がないため「マハンマオン」「マハムドオン」で処理できます。
物理攻撃を当ててダウンさせれば総攻撃のチャンスが生まれますが、「物理見切り」を持っているため回避される場合もあります。
より確実にダメージを与えたい場合は、「○壁砕きの符」で耐性を消してから属性魔法で攻撃する方法が安定します。
5階〜6階:SPを温存しながら進むコツ
5階と6階はランダム生成フロアで、出現する敵も徐々に強力になっていきます。
ここで重要なのは、ボス戦に向けてSPをいかに温存するかです。
物理攻撃が通る敵には物理で対応し、SPを使わずに処理できる相手を見極めましょう。
「ヨシツネ」の「八艘飛び」は物理攻撃でありながら高火力を出せるため、SPを節約しつつ雑魚敵を素早く倒せます。
宝箱の中にある属性耐性防具も忘れずに回収し、仲間の弱点を塞ぐように装備を調整してください。
りせのサポートスキルによるSP回復が発動する場合もあるため、サポート効果も活用しながら進行しましょう。
7階「虚ろな怒りの記憶」:中ボス・天空の巨人戦
7階も4階と同じく固定マップで、縄を切ると戦闘が発生する仕組みです。
中ボスの「天空の巨人」は、非常に強固な耐性を持つ難敵です。
物理は耐性、火・氷・雷・風・光・闇はすべて無効というほぼ鉄壁のステータスを誇ります。
開幕に「淀んだ空気」を使って状態異常の付着率を上げてから、「マスタードボム」「ナバスネビュラ」といった状態異常付きの全体物理攻撃で攻めてくるのが行動パターンです。
主人公は物理無効以上の耐性を持つペルソナを装備し、味方が状態異常に陥ったら「メシアライザー」ですぐに回復してください。
攻撃面では、「○壁砕きの符」で耐性を消してから属性魔法を叩き込むのが唯一の有効打となります。
火炎耐性を消して雪子や主人公の火炎スキルで攻撃する戦法が安定しやすいでしょう。
8階〜9階:ボス戦への最終準備
8階と9階はランダム生成フロアで、10階のボス戦直前の最後の準備区間です。
ここまでに「○壁砕きの符」を十分に確保できているかどうかが、ボス戦の勝敗を分けます。
特に「炎壁砕きの符」はボス戦で最も使用頻度が高いため、足りない場合は雑魚敵を倒して集めてください。
回復アイテムの「仙桃」系も可能な限りストックしておきましょう。
SPが心許ない場合は、一度帰還の玉串でダンジョン入口に戻り、体勢を立て直す判断も選択肢に入ります。
ただし、再突入すると1階からやり直しになるため、できれば一気に10階まで駆け抜けるのが理想的です。
虚ろの森のボス攻略:マリー&クスミノオオカミ戦
10階に到達すると、マリーとの対峙が始まります。
ボス戦は第一形態のマリー戦と、第二形態のクスミノオオカミ戦の2連戦構成です。
HPやSPは連戦を通して引き継がれるため、第一形態でのリソース管理も重要になります。
第一形態:マリー戦の行動パターンと攻略法
マリー(第一形態)は、物理に耐性を持ち、光と闇を無効化しますが、火・氷・雷・風の4属性には耐性がありません。
主な攻撃手段は「火雷」「メギドラオン」といった万能属性で、1発のダメージは高めですが連続攻撃は少ない傾向にあります。
常にHPを高い水準で維持していれば、致命的なダメージを受ける場面はそれほど多くありません。
攻撃は「アギダイン」「ブフダイン」などの属性魔法が有効で、物理攻撃は「拒絶の壁」でほぼ反射されてしまうため避けてください。
HPが約8割以下になると「拒絶の殻」を使用し、すべての攻撃が反射される状態に移行します。
この状態では敵からの攻撃もなくなり、ターン経過でイベントに切り替わるため、攻撃せずにターンを送ればOKです。
焦って攻撃すると反射ダメージで壊滅する危険があるので、落ち着いて待ちましょう。
第二形態:クスミノオオカミ戦の攻略と耐性対策
第二形態のクスミノオオカミは、物理・火・氷・雷・風・光・闇のすべての属性を反射するという驚異的な耐性を持っています。
そのまま攻撃すると自分たちにダメージが返ってくるため、「炎壁砕きの符」「氷壁砕きの符」などで耐性を消してから攻撃する必要があります。
行動パターンには「マハラギダイン」「マハブフダイン」などの全体属性魔法が含まれ、弱点を突かれると追撃を受けるリスクがあります。
主人公は耐性の多いペルソナを装備し、仲間には宝箱で入手した属性耐性防具を付けて弱点を塞いでおきましょう。
HPが50%を切ると「霧吸」を使い始め、毎ターン味方全員からSPを50ずつ吸収してきます。
同時に自傷ダメージも入るようになるため、ここからは持久戦というよりも速攻勝負の局面になります。
SP切れで攻撃手段を失う前に決着をつけることが求められるため、「仙桃」系アイテムでSPを補充しながら全力で攻撃を続けてください。
ボス戦のおすすめペルソナとパーティ編成
ボス戦を安定してクリアするためのおすすめペルソナとパーティ編成を紹介します。
おすすめペルソナは以下の3体です。
| ペルソナ | 役割 | ポイント |
|---|---|---|
| スルト | ボス戦メインアタッカー | 火炎属性の最強スキルを習得、クスミノオオカミ戦の主力 |
| ヨシツネ | 雑魚戦アタッカー | 「八艘飛び」で大半の雑魚を一撃、3つの無効耐性で安定感も高い |
| トランペッター | デバフ・サブアタッカー | 「ランダマイザ」で敵を弱体化、4つの無効以上耐性を持つ |
パーティ編成は、主人公・直斗・雪子・クマの4人構成が広く推奨されています。
直斗と雪子は火炎属性の攻撃スキルを持っているため、「炎壁砕きの符」で耐性を消した後に集中砲火を浴びせることが可能です。
クマは直接的な火炎攻撃を持たないものの、回復とバフに専念させることで、パーティ全体の安定感が格段に向上します。
主人公のペルソナにはボス戦前に「スルト」をセットし、ランダマイザで敵のステータスを下げてから火炎スキルで攻めるのが鉄板の流れです。
「魔術の素養」をスキル構成に入れておけば、SP消費を抑えつつ火力を維持できるため、長期戦にも対応しやすくなります。
虚ろの森をクリアしないとどうなる?エンディング分岐への影響
虚ろの森のクリア有無は、P4Gのエンディング分岐に直接影響します。
結論から言えば、虚ろの森をクリアしなくてもゲーム自体はエンディングまで進行可能ですが、P4Gで追加された最も充実したエンディングを見ることはできなくなります。
トゥルーエンド1とトゥルーエンド2の違い
P4Gのエンディングは複数のパターンに分岐しますが、最も重要な分岐がトゥルーエンド1とトゥルーエンド2の違いです。
真のラストダンジョンである黄泉比良坂で真ボスのイザナミを倒した際、虚ろの森をクリアしていなければトゥルーエンド1となります。
一方、虚ろの森をクリアした状態でイザナミを倒すと、トゥルーエンド2(ゴールデンエンディング)に到達できます。
ゴールデンエンディングでは、1年後の夏を描いた後日談が追加され、マリーが気象予報士として活躍する姿や、仲間たちのその後が描かれます。
P4Gの物語を最も完全な形で堪能するには、虚ろの森の攻略が不可欠なのです。
虚ろの森をスキップした場合のデメリット
虚ろの森に挑戦しない、あるいは解放条件を満たせなかった場合のデメリットは主に3つあります。
1つ目は、前述のゴールデンエンディング(後日談付き)を見ることができない点です。
2つ目は、マリーに関する記憶が仲間たちから消えてしまい、ストーリー上でマリーが存在しなかった扱いになることです。
3つ目は、虚ろの森限定のボス戦やイベントシーンを体験できないことです。
ゲームクリア自体は可能ですが、P4Gとしての追加要素の核心を丸ごとスキップすることになるため、可能な限り挑戦することをおすすめします。
2周目以降に改めて挑戦する場合は、コミュランクの管理を序盤から計画的に進めてください。
虚ろの森の評判と賛否が分かれるポイント
虚ろの森は、P4Gのダンジョンの中で最も評価が分かれる存在です。
ストーリー面の評価は総じて高い一方で、ゲームプレイ面には不満を持つプレイヤーも少なくありません。
ここでは、ポジティブな評価とネガティブな評価の両面を整理します。
ストーリー演出が高く評価される理由
虚ろの森のストーリー演出は、多くのプレイヤーから感動的だと評価されています。
マリーが仲間たちのために自らを犠牲にしようとする展開は、P4Gの追加ストーリーの中でも最大の見せ場です。
ダンジョン内で流れるマリーのフルボイスポエムは、探索が進むにつれてマリーの心情が明らかになっていく演出として機能しており、単なるダンジョン攻略を超えた物語体験を提供しています。
クスミノオオカミとしての正体が明かされる展開も、P4本編のイザナミに関する物語を補完する重要な要素として評価されています。
マリーの救出に成功した後のストーリー展開やゴールデンエンディングの後日談も含めて、虚ろの森はP4Gのストーリーに不可欠なピースとして認識されています。
つまらない・理不尽と言われるゲーム性の問題
一方で、ゲーム性については「つまらない」「理不尽」「作業的」といった声も多く聞かれます。
最も不満が集中しているのは、SP半減ペナルティの仕様です。
SPを削ること自体が難易度設計として適切かどうかに疑問を呈するプレイヤーは多く、「SPをいじることが高難易度だと思っているなら考えを改めた方がいい」という手厳しい意見も見られます。
また、装備・アイテム没収という制約が「挑戦」ではなく「作業感」として受け止められるケースがあります。
他のダンジョンで積み上げてきた成長の実感がリセットされる感覚が、ストレスにつながっているようです。
マップデザインについても、似たような景色が続いて方向感覚を失いやすいという指摘があり、探索のテンポを阻害する要因と捉えられています。
ただし、レベルやペルソナの準備を十分に行ったプレイヤーからは「一気にクリアできた」「思ったほど苦戦しなかった」という声もあり、事前準備の度合いによって体感難易度が大きく変わるダンジョンであることは間違いありません。
虚ろの森攻略で失敗しないための事前準備チェックリスト
虚ろの森に挑む前に確認しておくべき準備事項を整理します。
装備やアイテムを持ち込めないからこそ、持ち込めるもの、つまりペルソナの準備がすべてを左右します。
ペルソナ合体で準備すべきスキル一覧
虚ろの森に挑む前に、主人公のペルソナに以下のスキルを習得させておくことを推奨します。
| スキル名 | 効果 | 重要度 |
|---|---|---|
| 魔術の素養 | SP消費を半減する | 最重要 |
| メシアライザー | 味方全体のHP全回復+状態異常回復 | 最重要 |
| ランダマイザ | 敵全体の攻撃・防御・命中回避を低下 | 重要 |
| マハンマオン | 光属性の即死効果(全体) | 重要 |
| マハムドオン | 闇属性の即死効果(全体) | 重要 |
| 八艘飛び | 敵単体に物理の小ダメージを8回 | 重要 |
| 勝利の雄たけび | 戦闘勝利時にHP/SP回復 | 推奨 |
| インビゴレイト3 | 毎ターンSPを自動回復 | 推奨 |
特に「魔術の素養」と「メシアライザー」は、虚ろの森の特殊ルール下で生存するための生命線と言えます。
合体時のスキル継承を活用して、これらのスキルを確実に搭載したペルソナを複数用意しておきましょう。
パーティメンバーのレベル目安と育成ポイント
虚ろの森の推奨レベルは76以上とされています。
主人公はもちろん、パーティメンバー全員がこのレベル帯に到達していることが望ましいでしょう。
レベルが足りない場合は、禍津稲羽市や過去のダンジョンでレベル上げを行ってから挑みましょう。
仲間キャラクターについては、三学期ペルソナへの覚醒が済んでいることが理想的です。
雪子のアギダイン系スキルや直斗の万能・光闇スキルは虚ろの森で特に活躍するため、この2人を中心に育成しておくと攻略が楽になります。
りせのサポートスキルもレベルに応じて強化されるため、控えメンバーのレベリングも疎かにしないようにしてください。
まとめ:ペルソナ4虚ろの森の攻略ポイント
- 虚ろの森はP4Gで追加された隠しダンジョンで、オリジナル版には存在しない
- 解放には永劫コミュMAX・禍津稲羽市クリア・1月2日の捜索依頼という3段階のフラグが必要である
- 挑戦できるのは2月13日の1日限定で、逃すと取り返しがつかない
- 装備とアイテムは持ち込み不可、戦闘後にSPが半減する特殊ルールが適用される
- ペルソナのスキル構成が攻略の成否を決定づけるため、「魔術の素養」「メシアライザー」は事前に必ず準備する
- 道中の雑魚戦では光・闇の即死スキルでSPを節約しながら進行するのが効率的である
- 中ボス・ボス戦では「○壁砕きの符」で耐性を消してから属性魔法で攻撃する戦法が基本となる
- クスミノオオカミは全属性反射かつHP50%以下でSP吸収を使うため、速攻で決着をつける必要がある
- 虚ろの森をクリアしないとゴールデンエンディング(後日談付き)に到達できない
- ストーリー演出への評価は高いがSP半減の仕様には賛否があり、事前準備の徹底が攻略の鍵を握る

コメント