ポケモンSVのランクマッチで圧倒的な存在感を放つガチグマは、通常フォルムと赫月(アカツキ)フォルムの2種類が存在します。
物理アタッカーとしても特殊アタッカーとしても一級品の性能を誇り、一般ポケモンの中では最強クラスとの呼び声も高いポケモンです。
しかし、フォルムごとに種族値や特性がまったく異なるため、育成方針や構築への組み込み方を間違えると本来の力を発揮できません。
この記事では、ガチグマの基本情報から入手方法、育成論、弱点、対策、さらにはランクマッチでの最新動向まで、対戦で勝つために必要な知識をすべて網羅しています。
初めてガチグマを育成する方から、さらなる勝率アップを目指す上級者まで、幅広く参考にしていただける内容となっています。
ガチグマの基本情報と2つのフォルムの違い
ガチグマには通常フォルムとアカツキフォルムの2種類が存在し、見た目だけでなく種族値配分や特性、得意とする役割が根本的に異なります。
どちらのフォルムを採用するかによって構築全体の方向性が変わるため、まずは両者の基本スペックを正確に把握しておくことが重要です。
通常ガチグマの種族値・タイプ・特性まとめ
通常ガチグマは『LEGENDS アルセウス』で初登場したリングマの進化形で、タイプはじめん/ノーマルという第九世代では固有の複合タイプを持ちます。
種族値は以下の通りです。
| ステータス | 種族値 |
|---|---|
| HP | 130 |
| 攻撃 | 140 |
| 防御 | 105 |
| 特攻 | 45 |
| 特防 | 80 |
| 素早さ | 50 |
| 合計 | 550 |
攻撃種族値140は一般ポケモンの中でもトップクラスであり、HP130・防御105の物理耐久も非常に優秀です。
特性は通常特性が「こんじょう」と「ぼうだん」、隠れ特性が「きんちょうかん」の3種類となっています。
中でも「こんじょう」は状態異常時に攻撃が1.5倍になる効果を持ち、対戦で最も多く採用されている特性です。
タイプ相性では、でんきとゴーストを無効にできる一方、みず・くさ・こおり・かくとうの4タイプが弱点となります。
赫月(アカツキ)ガチグマの種族値・タイプ・特性まとめ
赫月のガチグマはDLC「碧の仮面」で登場した特殊個体です。
額の月模様が赤く染まっているのが外見上の特徴で、通常ガチグマとは種族値の配分が大幅に異なります。
| ステータス | 通常 | アカツキ |
|---|---|---|
| HP | 130 | 113 |
| 攻撃 | 140 | 70 |
| 防御 | 105 | 120 |
| 特攻 | 45 | 135 |
| 特防 | 80 | 65 |
| 素早さ | 50 | 52 |
| 合計 | 550 | 555 |
通常ガチグマが物理に特化した配分である一方、アカツキは特攻135を軸とした特殊アタッカー型の配分になっています。
防御が120と非常に高く、物理方面への耐久力は通常フォルム以上です。
専用特性「しんがん」は、ノーマルタイプとかくとうタイプの技をゴーストタイプのポケモンにも当てられるという破格の効果を持ちます。
加えて相手の回避率の変化を無視し、自身の命中率も下げられないという副次効果もあるため、安定した攻撃が可能です。
さらに専用技「ブラッドムーン」はノーマルタイプの特殊技で威力140・命中100という驚異的な性能を備えています。
連続で使用できないという制約はあるものの、ゴーストタイプにすら無効化されない威力140の一致技は対戦環境で唯一無二の存在感を発揮しています。
通常とアカツキはどちらが強いのか
一概にどちらが上とは言い切れず、構築のコンセプトや環境によって最適なフォルムは変わります。
通常ガチグマは「こんじょう」による圧倒的な物理火力が持ち味であり、おにびなどの状態異常で止められない点が最大の強みです。
物理受けが環境に少ないシーズンでは、こんじょう発動後のからげんきで多くのポケモンを一撃で沈める活躍を見せます。
一方、アカツキは「しんがん」と「ブラッドムーン」の組み合わせによって、ゴーストタイプに無効化されない特殊火力を押し付けられます。
型のバリエーションも豊富で、アタッカーから耐久型まで幅広い運用が可能な点で汎用性に優れているでしょう。
注意すべき点として、両フォルムは同じ種族名を持つため、構築内に同時採用することはできません。
パーティの残りのメンバーや、環境で流行しているポケモンとの相性を考慮して、どちらを採用するか判断することが大切です。
ガチグマの入手方法と厳選のやり方
ガチグマは通常フォルムとアカツキフォルムで入手方法がまったく異なります。
特にアカツキ個体は1データにつき1体しか手に入らないため、厳選方法を事前に理解しておくことが非常に重要です。
通常ガチグマをポケモンSVに連れてくる手順
通常ガチグマはポケモンSV単体では進化させることができません。
入手するには『LEGENDS アルセウス』か『ポケモンGO』のいずれかが必要となります。
『LEGENDS アルセウス』の場合、満月の夜にリングマへ「ピートブロック」を使用することでガチグマに進化します。
レベルに関係なく進化できるため、条件さえ満たせば入手自体は難しくありません。
進化させたガチグマはポケモンHOMEを経由してポケモンSVに送ることが可能です。
過去作を持っていない場合は、ゲーム内の交換掲示板やオンライントレードを活用して他のプレイヤーから譲り受ける方法もあります。
アカツキ個体のイベント入手と条件
アカツキのガチグマは、DLC「碧の仮面」のストーリー内で発生するイベントを通じて入手できます。
具体的な手順としては、まずキタカミの里で150種類以上のポケモンを捕獲する必要があります。
条件を達成したら、スイリョクタウンの西にいるサザレというキャラクターに話しかけましょう。
写真撮影を中心としたイベントが始まり、一連の調査を進めていくと最終的にアカツキのガチグマとのバトルが発生します。
バトル時のレベルは70で、捕獲に成功すればそのまま手持ちに加わります。
リングマから進化させることはできず、タマゴでの孵化も不可能なため、このイベントが唯一の入手手段です。
A0厳選・S0厳選が必要な理由と効率的な方法
対戦でアカツキのガチグマを使う場合、攻撃の個体値を0にする「A0厳選」と素早さの個体値を0にする「S0厳選」が推奨されています。
A0厳選の目的は、相手の「イカサマ」によるダメージと混乱時の自傷ダメージを最小限に抑えることです。
アカツキは特殊アタッカーであり物理攻撃をほぼ使わないため、攻撃の実数値は低ければ低いほど有利に働きます。
S0厳選はトリックルーム下での運用を想定したものです。
素早さが低いほどトリックルーム中に先手を取りやすくなるため、鈍足アタッカーであるガチグマとの相性は抜群でしょう。
厳選の方法は、イベント直前でレポートを保存し、バトル後に個体値を確認して目当ての数値でなければリセットするという手順を繰り返します。
個体値の確認にはジャッジ機能を利用すると効率的です。
攻撃が「ダメかも」、素早さが「ダメかも」と表示されれば、それぞれの個体値が0である可能性が高いと判断できます。
通常ガチグマのおすすめ育成論と技構成
通常ガチグマの育成は、特性「こんじょう」を軸にした物理アタッカー型が基本となります。
構築のニーズに応じて火力特化型と起点作成型を使い分けることで、さまざまなパーティに組み込める柔軟性を持っています。
こんじょう×かえんだま型の努力値と立ち回り
最も採用率が高く、ガチグマの代名詞ともいえる型です。
持ち物の「かえんだま」でターン終了時に自らやけど状態になり、特性「こんじょう」の攻撃1.5倍を能動的に発動させます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 性格 | いじっぱり |
| 特性 | こんじょう |
| 持ち物 | かえんだま |
| テラスタイプ | ノーマル |
| 努力値 | HP140 / 攻撃252 / 特防116 |
| 確定技 | からげんき / じしん |
| 選択技 | ストーンエッジ / じゃれつく / れいとうパンチ / ほのおのパンチ |
メインウェポンの「からげんき」は、状態異常時に威力が140に跳ね上がります。
こんじょうの補正と合わせると凄まじい火力となり、HP振りのセグレイブ程度であれば一撃で倒せる威力です。
立ち回りとしては、初手で場に出して1ターン目は攻撃しつつ、ターン終了時にかえんだまが発動するのを待ちます。
2ターン目以降はこんじょう補正が乗った状態で攻撃を連打していく、シンプルかつ破壊力のある動きが基本です。
やけどによる攻撃低下はこんじょうで無効化されるため、相手の「おにび」が実質的に無効となる点も大きな強みでしょう。
さらに、こんじょうはランク補正ではないため特性「てんねん」を持つポケモンでも無視できないという特徴があります。
あくび展開型の努力値と立ち回り
耐久力を活かして「あくび」で相手をコントロールし、後続のエースにつなげる展開型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 性格 | のんき |
| 特性 | こんじょう |
| 持ち物 | たべのこし |
| テラスタイプ | みず |
| 努力値 | HP252 / 防御36 / 特防220 |
| 確定技 | じしん / あくび / まもる |
| 選択技 | ゆきなだれ / れいとうパンチ / ほのおのパンチ |
「あくび」で相手に眠りの圧力をかけ、交代を強制させることで対面操作を行います。
「まもる」と組み合わせれば、あくびを受けた相手がそのまま居座った場合に確実に眠らせることが可能です。
眠った相手に対してはじしんで大きなダメージを与えつつ、裏に控えた積みアタッカーの起点を作る流れが強力でしょう。
HP130・防御105の数値はカバルドンと同等クラスの物理耐久を実現しており、多くの物理攻撃を耐えながら仕事をこなせます。
特性がこんじょうであるため、相手が安易に状態異常技を撃ちにくい点も展開型としての安定感を高めています。
おすすめのテラスタイプと選び方
通常ガチグマのテラスタイプは、構築のコンセプトや環境に応じて使い分けることが大切です。
ノーマルテラスタルは「からげんき」の火力をさらに底上げでき、こんじょう型との相性が抜群です。
弱点がかくとうのみになるため、攻守のバランスも整います。
じめんテラスタルは「じしん」を強化しつつ、でんき無効やいわ・どく半減の耐性を維持したい場合に有効でしょう。
みずやフェアリーのテラスタルは耐久型で採用されることが多く、弱点の変更による安定性向上を目的としています。
特にみずテラスタルは草タイプ以外の弱点がほぼ一貫しなくなるため、あくび展開型との相性が良好です。
赫月ガチグマのおすすめ育成論と技構成
アカツキのガチグマは専用特性「しんがん」と専用技「ブラッドムーン」を軸にした特殊アタッカーです。
型のバリエーションが非常に豊富で、持ち物や技構成次第でアタッカーにも耐久ポケモンにもなれる柔軟さが最大の魅力となっています。
ブラッドムーンの性能と使い方の注意点
ブラッドムーンはアカツキのガチグマだけが使える専用技で、ノーマルタイプの特殊攻撃です。
| 技名 | タイプ | 分類 | 威力 | 命中 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| ブラッドムーン | ノーマル | 特殊 | 140 | 100 | 連続使用不可 |
威力140・命中100というスペックは特殊技の中でもトップクラスであり、さらに特性「しんがん」の効果でゴーストタイプにも通ります。
通常のノーマル技であればゴーストタイプに無効化されてしまいますが、この組み合わせによって実質的に無効タイプが存在しないのと同じ感覚で撃てるのが驚異的です。
ただし、連続で使用できないという制約があるため、ブラッドムーンを撃った次のターンは別の技を選択する必要があります。
この隙を突かれて「まもる」や交代で時間を稼がれるケースがあるため、サブウェポンの選択が立ち回りの鍵を握ります。
「だいちのちから」「ハイパーボイス」「しんくうは」などを組み合わせ、相手に隙を与えない技構成を意識しましょう。
とつげきチョッキ型の努力値と立ち回り
アカツキのガチグマで最もスタンダードな型がとつげきチョッキ型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 性格 | ひかえめ |
| 特性 | しんがん |
| 持ち物 | とつげきチョッキ |
| テラスタイプ | ノーマル |
| 努力値 | HP252 / 特攻140 / 特防116 |
| 確定技 | ブラッドムーン / だいちのちから |
| 選択技 | ハイパーボイス / しんくうは / きあいだま |
弱点である特殊耐久をとつげきチョッキで補強することで、物理・特殊の両方に対して広い範囲で打ち合えるようになります。
元々防御が120と高いため、チョッキを持たせるだけで総合的な耐久力が飛躍的に向上するのがポイントです。
立ち回りとしては、有利対面でブラッドムーンを通し、次のターンはだいちのちからやハイパーボイスで攻撃を続けるのが基本です。
「しんくうは」はかくとうタイプの先制技であり、きあいのタスキを持った相手やがんじょう持ちへの対策として非常に優秀でしょう。
めいそう+つきのひかり耐久型の努力値と立ち回り
補助技を活かした要塞型で、一度完成すれば相手のパーティを壊滅させる力を持っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 性格 | ずぶとい |
| 特性 | しんがん |
| 持ち物 | たべのこし |
| テラスタイプ | フェアリー |
| 努力値 | HP252 / 防御252 / 特防4 |
| 確定技 | ブラッドムーン / めいそう / つきのひかり |
| 選択技 | だいちのちから / ハイパーボイス |
「めいそう」で特攻と特防を同時に上げ、「つきのひかり」で回復しながら粘り強く戦う型です。
めいそうを1回積むだけで特殊方面の火力と耐久が大きく向上し、2回以上積めれば多くの特殊アタッカーの攻撃を受けきれるようになります。
テラスタイプをフェアリーにすることで弱点のかくとう技を半減でき、耐久型としての安定性がさらに高まるでしょう。
この型の強みは、相手がアタッカー型を想定して選出した対策ポケモンを逆に起点にできる点にあります。
ただし、特殊受けに特化したポケモンや「ちょうはつ」を持つポケモンには弱いため、味方での事前処理が重要となります。
おすすめのテラスタイプと選び方
アカツキのガチグマのテラスタイプは型によって最適な選択が異なります。
ノーマルテラスタルはブラッドムーンの火力を最大化でき、アタッカー型での採用率が最も高い選択肢です。
フェアリーテラスタルは弱点のかくとうを半減にでき、ドラゴン技も無効にできるため、耐久型やめいそう型に適しています。
どくテラスタルもフェアリーと同様にかくとうを半減できるうえ、フェアリー技にも耐性がつくため環境次第で有力な候補となるでしょう。
構築全体の弱点や環境で流行しているポケモンを分析し、最も有利に立ち回れるテラスタイプを選ぶことが勝率向上の鍵です。
ガチグマの弱点と知っておくべきデメリット
ガチグマは強力なポケモンですが、明確な弱点やデメリットも存在します。
これらを理解せずに使うと、本来勝てる試合を落とすことにもつながりかねません。
素早さの低さをどうカバーするか
通常ガチグマの素早さ50、アカツキの52は、対戦環境では致命的ともいえる鈍足です。
ほとんどのアタッカーに先手を取られてしまうため、弱点技を上から撃たれると行動する前に倒されるリスクが常に付きまといます。
カバーの方法としてまず挙げられるのが、トリックルームとの併用です。
トリックルーム下ではガチグマの低い素早さが逆にアドバンテージとなり、ほぼすべてのポケモンに先手を取れるようになります。
通常ガチグマであれば「くさわけ」で素早さを上げる戦術も選択肢に入るでしょう。
準速で「くさわけ」を1回使えば、最速のFCロトムや準速100族を抜ける計算です。
また、先発で起点作成ポケモンを出し、壁やステルスロックで場を整えてからガチグマを繰り出す展開も有効な戦略となります。
弱点4つのタイプ相性で注意すべきポケモン
じめん/ノーマル複合のガチグマは、みず・くさ・こおり・かくとうの4タイプが弱点です。
対戦環境にはこれらのタイプ一致技を高火力で撃てるポケモンが多数存在しており、常に警戒が必要となります。
特に注意すべきは、パオジアン、テツノツツミ、セグレイブといったこおりタイプの一致技を使ってくるアタッカーです。
これらのポケモンは素早さでもガチグマを上回っているため、対面した場合は基本的に不利と考えたほうがよいでしょう。
かくとうタイプではウーラオスが代表的な脅威です。
連撃・一撃どちらのフォルムも高い攻撃力と先制技を持っており、ガチグマにとって非常に厄介な相手となります。
テラスタルで弱点を変更する手段はあるものの、テラスタルは1試合に1回しか使えない貴重なリソースであることを忘れてはいけません。
ブラッドムーンが連続使用できない弱点への対処法
アカツキのガチグマが抱える最大の弱点は、主力技であるブラッドムーンを2ターン連続で選択できないという制約です。
相手はこの仕様を理解しているため、ブラッドムーンを撃った直後に「まもる」で様子を見たり、受けポケモンに交代したりする立ち回りが想定されます。
対処法としては、サブウェポンの質を高めることが最も重要です。
「だいちのちから」はじめんタイプの安定した一致技として、ブラッドムーンが撃てないターンの火力を補ってくれます。
「ハイパーボイス」はノーマルタイプの技でブラッドムーンほどの威力はありませんが、連続使用の制約がないため安定した打点として機能するでしょう。
「しんくうは」は威力こそ低いものの先制技であり、削れた相手への止めとして有効です。
また、ブラッドムーンと他の技を交互に撃つことで実質的に毎ターン高火力を維持する立ち回りを意識すると、相手に回復の隙を与えにくくなります。
ガチグマの対策方法と有効なポケモン
ガチグマは強力なポケモンですが、明確な弱点を突くことで十分に対処が可能です。
対策の核となる考え方を型ごとに整理していきます。
高火力の特殊アタッカーで上から倒す方法
ガチグマの素早さと特殊耐久の低さを突く、最もシンプルかつ効果的な対策です。
通常ガチグマは特防80、アカツキは特防65と、どちらも特殊方面の耐久は高くありません。
こだわりメガネなどの火力アップアイテムを持った高速特殊アタッカーで弱点を突けば、テラスタルを切られる前に一撃で処理できるケースが多いでしょう。
テツノツツミの「フリーズドライ」や「ハイドロポンプ」、パオジアンの「ふぶき」、ハバタクカミの各種特殊技などが有力な選択肢です。
ただし、アカツキがとつげきチョッキを持っている場合は耐えられる可能性があるため、テラスタルによるタイプ一致補正まで視野に入れた火力計算をしておくことが大切です。
あくび対策に有効な持ち物と技の選択肢
通常ガチグマ・アカツキともに「あくび」を採用した型が存在するため、あくび対策は必須といえます。
最もシンプルな対策は「ラムのみ」を持たせることで、眠り状態になった瞬間に回復できます。
ただし、相手がガチグマの隠れ特性「きんちょうかん」を採用している場合はきのみが使えなくなるため注意が必要です。
技による対策としては「みがわり」が汎用性の高い選択肢でしょう。
あくびを受けたターンにみがわりを張れば、交代せずにあくびループを脱出できます。
特性「ぜったいねむり(インソムニア)」や「やるき」を持つポケモンであれば、そもそもあくびの効果を受けません。
「ミストフィールド」を展開できるポケモンを構築に入れておくのも、チーム全体のあくび耐性を高める有効な手段です。
めいそう型に対して起点にさせない立ち回り
アカツキのめいそう型は、一度積み始めると手が付けられなくなる危険な型です。
この型への対策として最も有効なのは「ちょうはつ」で補助技を封じることでしょう。
めいそうとつきのひかりの両方を封じれば、アカツキは要塞化の手段を失い、素の耐久だけで戦わなければなりません。
また、自身も「めいそう」や「ちょうのまい」などの特殊耐久を上げる積み技を持つポケモンであれば、積み合いで有利に立てる場合があります。
ブラッドムーンが連続使用できない隙に特殊耐久を積み上げることで、アカツキの突破力を上回れる可能性が生まれます。
「アンコール」もめいそう型に対して効果的です。
めいそうを「アンコール」で固定してしまえば、回復もできず積み続けるしかなくなるため、その間にこちらが有利な状況を作れるでしょう。
物理方面の耐久は高いものの、特殊耐久は積まないと低いままなので、積む前に高火力の特殊技を集中させる動きも重要となります。
ランクマッチでのガチグマの使用率と環境での立ち位置
ガチグマはポケモンSVのランクマッチにおいて、サービス開始以来一貫してトップクラスの使用率を維持しているポケモンです。
レギュレーションが変わっても常に環境の中心に位置し続けている点は、ガチグマの性能の高さを如実に物語っています。
最新シーズンの使用率と採用傾向
アカツキのガチグマは、一般ポケモンのみが使えるレギュレーションにおいて使用率上位の常連となっています。
禁止伝説が解禁されたレギュレーションにおいても、一般ポケモン枠としての採用率は非常に高い水準を保っているのが特徴です。
通常ガチグマも伝説環境で再評価される時期があり、上位帯で急増したシーズンも報告されています。
持ち物の採用傾向としては、アカツキはとつげきチョッキの採用率が高く、次いでシルクのスカーフやたべのこしが続きます。
テラスタイプはノーマルとフェアリーが二大勢力であり、環境や構築によってどくやみずを選ぶプレイヤーも見られます。
技構成はブラッドムーン・だいちのちから・しんくうはまでがほぼ確定枠で、残りの1枠にハイパーボイスやあくび、めいそうなどが入る構成が主流です。
相性の良い味方ポケモンとおすすめ構築
ガチグマの弱点をカバーし、強みを最大限に引き出せるポケモンとの組み合わせが構築の鍵となります。
トリックルーム要員との組み合わせは特に相性が良好です。
ミミッキュやサーナイト、クレセリアなど、トリックルームを展開できるポケモンと組ませることで、ガチグマの鈍足を武器に変えられます。
また、ガチグマが苦手なこおりタイプやかくとうタイプに強いポケモンを控えに置いておくことも重要でしょう。
ハバタクカミはフェアリー/ゴースト複合でかくとう技を無効にでき、ガチグマとの補完関係に優れています。
ガチグマが呼びやすいみずタイプの攻撃に対しては、ウォッシュロトムや水に耐性のあるドラゴンタイプのポケモンが受け先として機能します。
通常ガチグマのあくび展開からエースアタッカーにつなげる構築も人気があり、裏にカイリューやセグレイブなどの積みエースを控えさせるパターンが多く見られます。
環境トップのポケモンとの相性一覧
ガチグマが環境で頻繁に遭遇するポケモンとの相性を把握しておくことは、選出や立ち回りの判断に直結します。
| 相手ポケモン | 相性 | 備考 |
|---|---|---|
| パオジアン | 不利 | こおり一致技で上から弱点を突かれる |
| テツノツツミ | 不利 | 高速特殊アタッカーで弱点を突かれやすい |
| ハバタクカミ | やや有利 | しんがんでゴースト無効なし、ぼうだんでシャドーボールも無効化可能 |
| カイリュー | 互角 | マルチスケイルが厄介だがこおり技で対処可能 |
| ランドロス | 互角 | 物理じめん枠として競合、いかくが厄介 |
| ウーラオス | 不利 | かくとう一致で弱点を突かれる |
| ミミッキュ | やや有利 | しんがんでゴースト無効なし、じしんで弱点も突ける |
不利な対面を避け、有利な対面を作り出す選出を心がけることが、ガチグマの勝率を高める最大のコツです。
ガチグマに関するよくある質問
ガチグマの運用に関して、プレイヤーから寄せられることの多い疑問をまとめました。
細かな仕様の理解が対戦結果を左右することもあるため、確認しておきましょう。
通常ガチグマとアカツキは同時に構築へ入れられる?
同時にパーティへ採用することはできません。
通常ガチグマとアカツキのガチグマは、フォルムは異なるものの種族名が同一の「ガチグマ」です。
ポケモンSVのランクマッチでは同じ種族名のポケモンを複数体パーティに入れることが禁止されているため、どちらか一方しか選べません。
構築を組む際は、パーティ全体のバランスを考慮して物理型の通常か特殊型のアカツキかを選択する必要があります。
色違いのガチグマは存在する?
通常ガチグマの色違いは存在し、入手が可能です。
『LEGENDS アルセウス』でリングマの色違い個体を進化させることで、色違いのガチグマを手に入れることができます。
一方、アカツキのガチグマはイベントで入手する固定個体であり、色違いが出現しない仕様となっています。
どうしてもアカツキの色違いが欲しい場合は、今後のアップデートや新作での対応を待つしかないのが現状です。
ポケモンGOからガチグマを連れてくることはできる?
ポケモンGOからポケモンHOMEを経由して、ガチグマをポケモンSVに転送することが可能です。
『LEGENDS アルセウス』を持っていないプレイヤーにとっては、ポケモンGOが通常ガチグマを入手するための貴重なルートとなります。
ただし、ポケモンGOからの転送には「ポケモンHOMEの転送エナジー」が必要となるため、タイミングや残りエナジー量には注意が必要です。
また、ポケモンGOで捕獲した個体は個体値がランダムに再設定される場合があるため、転送後に改めて個体値を確認することをおすすめします。
まとめ:ポケモンSVガチグマの育成と対策の完全ガイド
- ガチグマには通常フォルムとアカツキフォルムの2種類が存在し、物理と特殊で役割が完全に異なる
- 通常ガチグマは攻撃140・HP130・防御105の種族値を持つ鈍足高火力の物理アタッカーである
- アカツキのガチグマは特攻135と専用特性「しんがん」でゴーストタイプにも一致技が通る唯一無二の特殊アタッカーである
- 専用技ブラッドムーンは威力140・命中100のノーマル特殊技だが、連続使用できない制約がある
- 通常ガチグマの主流はこんじょう×かえんだま型で、状態異常を逆手に取った超火力が魅力である
- アカツキはとつげきチョッキ型・めいそう耐久型・あくび展開型など型の豊富さが対戦相手にとって脅威となる
- 両フォルムとも素早さが50前後と低く、パオジアンやテツノツツミなど高速アタッカーへの対処が課題である
- 弱点はみず・くさ・こおり・かくとうの4つで、テラスタルによる弱点変更が立ち回りの鍵を握る
- 対策としては高火力の特殊アタッカーで上から倒すか、ちょうはつであくびやめいそうを封じる方法が有効である
- 同じ種族名のため通常とアカツキの同時採用は不可能であり、構築全体の方向性に合わせて選択する必要がある

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