モンスターハンタークロス(MHX)のラスボスとして登場したオストガロア。
しかし、多くのハンターから「オストガロアはつまらない」「弱い」といった声が上がっているのも事実です。
この記事では、なぜオストガロアがつまらないと言われてしまうのか、その理由を深掘りするとともに、MHXXでの強さ、具体的な攻略法、そして設定やBGMといった隠れた魅力まで、あらゆる角度から徹底的に解説します。
この記事を読めば、オストガロアへの評価が少し変わるかもしれません。
【結論】オストガロアはなぜ「つまらない」と言われるのか?5つの理由を徹底解説
オストガロアが「つまらない」と評価される背景には、主に5つの理由が考えられます。
歴代のラスボスたちが築き上げてきたモンハンの「お約束」とは異なる、その独特な立ち位置が評価を分けているようです。
理由①:歴代ラスボスと比べて威厳や迫力に欠けるとの声
最大の理由は、他のシリーズ作品のラスボスと比較して威厳や迫力に欠けるという点です。
例えば、街や砦に迫る巨大な危機として描かれたラオシャンロンや、神々しい雰囲気と絶望感をまとったアマツマガツチなど、モンハンのラスボスには「絶対に倒さなければならない強大な存在」という共通認識がありました。
しかし、オストガロアのフィールドは人里離れた「竜ノ墓場」であり、討伐しないと世界が滅ぶといった切迫感がありません。
このスケール感の違いが、迫力不足という印象につながっています。
理由②:戦闘が単調で「作業ゲー」になりがち
オストガロアとの戦闘は、単調な「作業ゲー」になりやすいという意見も多く見られます。
特に貫通弾を扱えるヘビィボウガンなど、特定の武器種で挑むと一方的に攻撃し続けられる場面があり、緊張感のある攻防が生まれにくいです。
また、モンスターのギミックが複雑な割に、それを理解しなくても倒せてしまうことがあり、「よくわからないまま終わった」という感想を抱くプレイヤーも少なくありません。
壁を殴っているような感覚、と表現されることもあり、戦闘の楽しさという点で物足りなさを感じるようです。
理由③:ストーリー上の危機感が薄く、討伐する目的が不明確
前述の通り、オストガロアは特定の場所に留まっているため、ハンターたちが暮らす村や街に直接的な被害が及んでいるわけではありません。
ストーリー上でも「飛行船が消息を絶つ事件が多発している」という間接的な脅威として描かれるため、プレイヤーが「このモンスターを倒さなければ!」と強く感じる動機付けが弱いのです。
そのため、「なぜこのモンスターを討伐する必要があるのだろう」という疑問が生まれやすく、クエストへの没入感が削がれてしまう一因となっています。
理由④:正体が「イカ」という事実への拍子抜け感
オストガロアは、最初は骨をまとった「双頭の骸龍」という不気味な姿で登場します。
しかし、戦闘が進むと本当の姿を現し、その正体が巨大なイカのような軟体動物であることが判明します。
この意外な正体に対して、「ラスボスがイカだった」という拍子抜け感を覚えたプレイヤーは少なくありません。
もちろん、ヤマツカミのような頭足類型の古龍も存在しますが、多くのプレイヤーが期待する「ドラゴン」との戦いではなかったことが、評価が分かれるポイントとなりました。
理由⑤:必殺技のビームを見ずに倒せてしまう消化不良感
ラスボスの醍醐味の一つに、一撃必殺級のド派手な大技が挙げられます。
オストガロアにも「瘴龍ブレス」という強力なビーム攻撃がありますが、上位までの個体の場合、ハンターの火力が高いと、この必殺技を見る前に討伐が完了してしまうケースが多々ありました。
最大の見せ場を体験できないまま戦闘が終わってしまうため、消化不良感が残り、「つまらない」という印象を強めてしまうのです。
「オストガロアは弱い」は本当?G級では倒せないという声も
「つまらない」と並行して「弱い」とも言われるオストガロアですが、それは主に上位クエストまでの話です。
モンスターハンターダブルクロス(MHXX)で登場するG級個体は、全く別のモンスターと言えるほどの強化が施されています。
上位までは本当に弱い?貫通ヘビィですぐ終わるという評価
モンスターハンタークロス(MHX)の上位クエストに登場するオストガロアは、体力や攻撃力が比較的低めに設定されています。
そのため、対策をしっかりと立てたハンターにとっては、それほど苦戦する相手ではありませんでした。
特に、貫通弾を速射できるヘビィボウガンやライトボウガンで挑むと、安全な距離から一方的にダメージを与え続けることが可能で、「0分針(10分未満)で討伐できる」と言われるほどでした。
この手軽さが、「オストガロアは弱い」というイメージを定着させる大きな要因となったのです。
【MHXX】G級オストガロアは別格!強化点と強さの理由
MHXXのG級クエストで登場するオストガロアは、上位個体とは比べ物にならない強さを誇ります。
まず、クエスト開始直後から本気モードである「捕食形態」で登場し、体力と攻撃力が大幅に上昇しています。
さらに、「体力が尽きる前に必ず一度は瘴龍ブレスを発射する」という執念深い仕様が追加され、必殺技との対峙が避けられなくなりました。
この強化により、G級オストガロアは一筋縄ではいかない強敵へと変貌し、「G級で倒せない」という声も上がるほどの難易度になっています。
G級で勝てない人が見直すべき3つのポイント
もしG級オストガロaアに勝てず悩んでいるなら、以下の3つのポイントを見直してみてください。
1つ目は、触腕の破壊を最優先することです。
触腕を破壊しないと本体の頭部が硬いままで、効率的にダメージを与えられません。
2つ目は、瘴龍ブレスへの対処法を確立することです。
ビームのチャージモーションを覚えるか、後述する無力化の方法を実践しましょう。
3つ目は、スキル構成の見直しです。
火力スキルだけでなく、「だるま無効」を発動させて骨まみれ状態を防ぐと、立ち回りが格段に楽になります。
【完全攻略】オストガロアの倒し方と即死ビームの避け方
ここでは、オストガロアの基本的な攻略法と、最大の脅威である瘴龍ブレスへの対処法を解説します。
形態ごとの特徴を理解することが、討伐への近道です。
これだけは覚えたい!3つの形態と基本的な立ち回り
オストガロアの戦闘は、大きく分けて3つの形態(フェーズ)に分かれています。
形態 | 特徴 | 立ち回り |
---|---|---|
索餌形態 | 骨をまとった双頭の龍のような姿。フィールドを動き回る。 | 双頭の首を攻撃し、部位破壊を狙う。ダウンしたら背中の弱点を攻撃する。 |
捕食形態 | イカのような本体が出現。動きは少なくなるが攻撃が激化する。 | 触腕を破壊して頭部の硬化を解除し、頭部を攻撃してダウンを狙う。 |
瘴龍ブレス形態 | 本体が赤黒い龍属性エネルギーをまとい、ビームのチャージを始める。 | チャージを中断させるか、発射される前に安全な場所へ避難する。 |
G級では最初から捕食形態で始まるため、より迅速な対応が求められます。
脅威の必殺技「瘴龍ブレス」を無力化する方法とは?
即死級の威力を持つ瘴龍ブレスですが、対処法は存在します。
最も確実な方法は、チャージ中に本体の口へ「麻酔玉」や「麻酔弾」を当てることです。
一定数当てるとチャージが中断され、大きな隙が生まれます。
また、麻酔系のアイテムがない場合でも、チャージ中に頭部へ攻撃を集中させてダウンさせることで、発射を阻止することが可能です。
もし阻止できそうにない場合は、モーションを見て攻撃範囲から素早く離脱しましょう。
ビームは薙ぎ払うように動くため、横方向への回避が重要です。
結局どこを攻撃すればいい?弱点と部位破壊の優先度を解説
オストガロアの真の弱点は、背中にある虹色に輝く部位です。
しかし、この弱点は通常時は攻撃できません。
弱点を攻撃するためには、以下の手順を踏む必要があります。
- 触腕を1本以上、部位破壊する
- 本体の頭部から粘液がなくなり、柔らかくなる
- 柔らかくなった頭部を攻撃し、大ダウンを奪う
- ダウン中に背中に登り、弱点を攻撃する or 対巨龍爆弾を設置する
この流れを繰り返すことが、オストガロア討伐の基本戦術となります。
下位クエストは撃退のみ?上位・G級との違い
モンスターハンタークロス(MHX)で初めてオストガロアと戦う下位の緊急クエストでは、討伐することができず、「撃退」という形でクエストクリアとなります。
これは、ハンターにその存在を知らしめるための顔見せのようなクエストです。
本格的に討伐を目指すのは、集会所の上位、そしてMHXXのG級クエストからとなります。
下位で消化不良に感じたとしても、上位以降で本当の戦いが待っているので安心してください。
実は良モンス?オストガロアの魅力と再評価
「つまらない」「弱い」という評価が目立つ一方で、オストガロアを高く評価する声も存在します。
その独特な設定や音楽、武具のデザインなど、他のモンスターにはない魅力に焦点を当ててみましょう。
オストガロアの正体は「骸龍」!設定や生態を知ると見方が変わる?
オストガロアの別名は「骸龍(がいりゅう)」。
その名の通り、自身が捕食したモンスターの骨を身にまとい、鎧や武器として利用する非常に狡猾な生態を持っています。
戦闘中にラギアクルスやブラキディオスなどの骨を触腕に装着し、そのモンスターの能力を模倣して攻撃してくるのは、この生態の現れです。
果てしない食欲で生態系を破壊し、その食べ残しで「竜ノ墓場」というフィールドを形成してしまうほどの存在。
この異質で恐ろしい背景設定を知ると、単なる「イカ」ではない、唯一無二の古龍としての魅力が見えてきます。
BGMは「歴代最高クラス」と評価する声も
戦闘BGMの評価が非常に高いことも、オストガロアの特徴の一つです。
特に本体が登場する第2フェーズからのBGM「奈落の妖星」は、その壮大で神々しい曲調から「歴代ラスボスBGMの中でも最高クラス」と絶賛するファンも少なくありません。
戦闘内容とは裏腹に、音楽が持つ圧倒的なラスボス感は、多くのプレイヤーの心に深く刻まれています。
これは作るべき!オストガロアの人気武器・防具一覧
オストガロアから作られる武器や防具は、骨を模した「白骸」シリーズと、本体を模した「極星」「アスリスタ」シリーズの2種類があり、どちらも個性的で強力な性能を誇ります。
特に、女性用剣士防具の「アスリスタXシリーズ」は、そのスタイリッシュな見た目から非常に人気が高い装備です。
性能面でも、G級のガンランス「極星絶砲槍ゲーガロア」は、貴重な砲撃レベル5を持つ武器として高く評価されています。
これらの魅力的な装備を作成することを目標にすると、狩猟のモチベーションも上がるでしょう。
「つまらない」評価を覆すオストガロア戦の楽しみ方
オストガロア戦をより楽しむためには、少し視点を変えてみるのがおすすめです。
まずは、MHXXのG級個体に挑戦してみましょう。
上位までとは全く違う手応えに、きっと驚くはずです。
また、前述した生態設定を頭に入れながら戦うと、触腕に装着される骨の種類に注目したりと、新たな発見があるかもしれません。
特徴的な武器や防具のコンプリートを目指すなど、自分なりの目標を設定することで、単調な作業になりがちな戦闘も楽しみに変わる可能性があります。
まとめ:オストガロア つまらない理由と魅力の再発見
- オストガロアは歴代ラスボスと比べ迫力不足という意見がある
- 戦闘が単調な作業になりがちで「つまらない」と評される
- ストーリー上の危機感が薄く、討伐の動機が弱いと感じられやすい
- 正体がイカのような軟体動物であることに拍子抜けしたとの声も
- 上位までは必殺技「瘴龍ブレス」を見ずに倒せてしまうことがある
- MHXXのG級個体は体力・攻撃力共に別格の強さを誇る
- 脅威の瘴龍ブレスは麻酔玉やダウンで阻止することが可能である
- 設定を知ると、他のモンスターの骨を利用する「骸龍」としての異質な魅力が見えてくる
- 戦闘BGMは壮大で評価が高く、歴代でも屈指の名曲とされる
- 素材から作られる武器や防具は個性的で人気が高いものも存在する
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