スカイリムを遊んでいると、突然NPCが空を歩き始めたり、クエストが進まなくなったりした経験はないでしょうか。
2011年の発売から15年が経過した今もなお、スカイリムには数え切れないほどのバグが存在しています。
巨人に殴られて宇宙へ飛ばされるような笑えるものから、セーブデータが壊れかねない深刻なものまで、種類はさまざまです。
ゴールデンヒルズ大農園でクエストが止まってしまった方や、ジウブの手記の9ページがどうしても取れないと悩んでいる方、白日夢の6章で進行不能になった方も少なくないはずです。
この記事では、スカイリムで報告されている有名なバグの全容から、プラットフォーム別の傾向、非公式パッチの是非、そして2026年最新のSwitch 2版における修正状況まで、あらゆる角度からバグに関する情報を網羅的に解説していきます。
スカイリムはなぜバグが多いのか?開発背景から読み解く根本原因
スカイリムにバグが多い最大の理由は、前例のないスケールのオープンワールドを限られた開発期間で完成させたことにあります。
膨大な要素が複雑に絡み合うゲーム設計そのものが、バグの温床となっているのです。
オープンワールドの自由度とバグの関係性とは
スカイリムの世界には、何千ものNPC、数百のクエスト、無数のアイテムやオブジェクトが同時に存在しています。
プレイヤーはこれらの要素にほぼ自由な順番でアクセスできるため、開発側が想定していない操作の組み合わせが無限に発生します。
たとえば、あるクエストで必要なNPCが別のイベントに巻き込まれて死亡したり、特定の順番でダンジョンを訪れるとフラグが正しく立たなかったりといった現象は、自由度の高さがもたらす副産物です。
一般的なリニア型のゲームであれば、プレイヤーの行動パターンを限定できるため、テストも比較的容易に行えます。
しかし、スカイリムのようなオープンワールドでは、すべての組み合わせを検証すること自体が物理的に不可能に近いと言われています。
元リードデザイナーが認めた「700件の既知バグ」リリースの裏側
スカイリムのリードデザイナーを務めたBruce Nesmith氏は、2024年のインタビューで「ある時点でゲームをリリースしなければならない。
たとえ700件の既知バグリストがあったとしても」と語っています。
この発言は、Bethesda Game Studiosが出荷時点で大量のバグを把握していたことを公に認めたものとして注目を集めました。
さらにNesmith氏は、スカイリムの世界を「誰もやったことのない方法で」構築したと述べており、技術的な挑戦の大きさがバグの多さに直結していたことを示唆しています。
開発チームは膨大なコンテンツの制作とバグ修正の間で常にトレードオフを迫られ、最終的にはコンテンツの充実を優先する判断を下したわけです。
Bethesdaが面白いバグをあえて修正しない公式方針の真相
興味深いことに、Bethesdaは一部の「面白い」バグを意図的に残す方針を公式に表明しています。
Elder Scrolls Wikiにも記載されている通り、巨人がNPCを空高く打ち上げるバグや、NPCの頭にバケツを被せると犯罪が見つからなくなるバグなどは、修正対象から外されました。
Nesmith氏は2025年のポッドキャスト出演時にも「すべてを滑らかにしようとすると、魔法のようなものが失われてしまう」と説明しています。
バグがゲームの個性や魅力の一部になっているという認識は、開発陣の間で広く共有されていたようです。
ただし、この方針はあくまで「ゲームプレイに致命的な影響を与えないもの」に限られており、クエスト進行不能などの深刻なバグについては修正パッチで対応が進められてきました。
スカイリムの有名バグ一覧|愛されるネタ系から致命的なものまで
スカイリムのバグは大きく分けて、コミュニティで愛されている「ネタ系バグ」と、ゲーム体験を損なう「深刻なバグ」の2種類に分類できます。
ここでは、それぞれの代表例を紹介します。
巨人の宇宙プログラムやマンモス空中落下などの名物バグ
スカイリムで最も有名なバグといえば、通称「巨人の宇宙プログラム」でしょう。
巨人の棍棒による攻撃を受けると、プレイヤーやNPCが物理演算の異常によってはるか上空まで打ち上げられる現象です。
空高く舞い上がった後、地面に叩きつけられて即死する光景はあまりにもシュールで、コミュニティでは「NASAよりも効率的な宇宙到達手段」と冗談交じりに語られています。
同様に人気の高いバグが、マンモスの空中出現です。
本来は地上を歩いているはずのマンモスが空中にスポーンし、そのまま地面へ落下して死亡します。
突然目の前に巨大なマンモスが降ってくる光景は、初見のプレイヤーを驚かせると同時に、スカイリムらしい予測不能な体験として記憶に残るものです。
バケツ頭で犯罪がバレない?思わず笑える仕様バグ集
NPCの頭にバケツやヤカンを被せると視界が遮られ、目の前で堂々と窃盗をしても犯罪として検知されなくなるバグも広く知られています。
ゲームの犯罪検知システムがNPCの視線判定に基づいているため、頭部のオブジェクトで視界を塞ぐと「見ていない」と判定されるわけです。
このバグはBethesdaが意図的に残したものの一つとされており、プレイヤーの創意工夫を許容するゲームデザインの象徴ともいえます。
ほかにも、NPCが空中を普通に歩き回る現象や、鍛冶場で熱した金属が腕に突き刺さったまま作業を続ける現象など、見た目のインパクトが強いバグは枚挙にいとまがありません。
クエスト進行不能やNPC消失など深刻なゲーム破壊バグ
笑えるバグがある一方で、ゲーム体験を根本から壊してしまう深刻なバグも多数存在します。
最も報告例が多いのは、クエスト進行不能バグです。
特定のNPCに話しかけても選択肢が出ない、次の目的地マーカーが表示されない、イベントが発動しないといった症状が、メインクエスト・サイドクエストの両方で確認されています。
また、Special Edition以前のバージョンでは、重要なNPCがゲーム世界から完全に消失するバグも深刻な問題でした。
クエストの完了に必要なキャラクターが存在しなくなるため、コンソールコマンドが使えないコンソール版のプレイヤーにとっては致命的です。
PS3版で顕著だったセーブデータの肥大化問題も忘れてはなりません。
プレイ時間が100時間を超えるあたりからセーブデータが膨らみ続け、ロード時間の大幅な増加やフレームレートの低下を引き起こしました。
オープニングのカート暴走は今も健在なのか
ヘルゲンへ向かうオープニングシーンの馬車が暴走するバグは、スカイリム初期からの代名詞的な不具合です。
馬車が横転したり、物理演算が暴走してカートごと空中に飛ばされたりする現象は、特にフレームレートが高い環境で発生しやすいことが知られています。
PC版では垂直同期をオフにした状態や、60fpsを大幅に超える環境で頻発するため、フレームレートを制限することで回避できるケースが多いです。
Anniversary Editionでも完全には修正されておらず、2026年現在も一部の環境で再現が可能です。
15年近く残り続けるこのバグは、スカイリムのバグ文化を象徴する存在として語り継がれています。
裏技としても使える有用バグ|錬金ループやアイテム複製のやり方
スカイリムには、プレイヤーが意図的に活用できる「有用なバグ」も数多く存在します。
これらはゲームバランスを崩壊させる可能性がある反面、自由な遊び方を追求するプレイヤーにとっては大きな魅力となっています。
回復術と付呪を利用した錬金ループの仕組み
通称「回復術ループ」は、スカイリムで最も有名な有用バグの一つです。
仕組みとしては、まず「回復術の効果を上げる」装備を付呪で作成し、それを装備した状態で「付呪の効果を上げる」錬金薬を作ります。
できあがった薬を飲んでからさらに強力な装備を付呪し、その装備でまた錬金薬を作る、という工程を繰り返します。
このサイクルを何度か回すと、効果の数値が指数関数的に上昇し、最終的には一撃で敵を倒せる武器や、無限に近い防御力を持つ防具を作ることが可能になります。
ただし、数値を上げすぎるとオーバーフローが起きてマイナスの値になることもあるため、適度な段階でループを止める判断が求められます。
アイテム重複・商人の隠し宝箱を使った金策バグ
アイテムの重複バグにはいくつかの方法が知られています。
代表的なものは、従者にアイテムを渡した直後に特定のタイミングで操作を行うことで、同じアイテムが二重に存在する状態を作り出す手法です。
もう一つ有名なのが、商人の隠し宝箱へのアクセスです。
リフテンをはじめとする一部の都市では、地形の隙間を利用することで、本来プレイヤーが触れられない商人のインベントリ用宝箱を直接開くことができます。
宝箱の中身は商人の在庫と連動しているため、高価なアイテムを無料で入手する金策として広く活用されてきました。
これらのバグはバニラ環境(MODなし)でも再現可能ですが、非公式パッチを導入すると修正されるケースがほとんどです。
手桶を使った空中浮遊や地面すり抜けバグの活用法
手桶を2つ重ねた上でジャンプすると、地面をすり抜けて地下に落ちることができるバグも古くから知られています。
屋内のような閉じた空間で使用すると、壁や床の向こう側にある通常アクセスできないエリアに入り込めるため、ショートカットやアイテム回収に利用されることがあります。
一方、広大な屋外マップで使用すると、地面の下に延々と落ち続けてしまい、リロード以外に復帰手段がなくなる危険性もあります。
スピードランの世界ではこれらの地形すり抜けバグが戦略的に活用されており、記録更新に欠かせないテクニックとなっています。
ゴールデンヒルズ大農園で発生するバグと対処法
Anniversary Editionで追加されたCreation「ゴールデンヒルズ大農園」は、農園経営を楽しめる人気コンテンツですが、複数のバグが報告されており注意が必要です。
ゴールデンヒルズ大農園のバグはなぜ起きるのか
ゴールデンヒルズ大農園に関するバグの多くは、クエストのフラグ管理に起因しています。
農園に初めて訪れた際に発生するクエスト「ゴールデンヒルズの亡霊」が正しく完了しないまま次の段階に進んでしまうケースや、農園の管理人として雇ったNPCが機能しなくなるケースが代表的です。
また、農園のオブジェクトの配置データが破損することで、作物が収穫できなくなったり、建物内のアイテムが消失したりする報告もあります。
Creation(旧Creation Club)コンテンツは本編と比べてテストが十分でない場合があり、他のMODとの競合も発生しやすい傾向があります。
クエスト進行不能時に試すべき具体的な解決手順
ゴールデンヒルズ大農園でクエストが進まなくなった場合、まず試すべきは直前のセーブデータへのリロードです。
オートセーブだけでなく、クエスト開始前の手動セーブがあれば、より確実に問題を回避できます。
PC版であれば、コンソールコマンド「setstage」を使ってクエストの段階を強制的に進める方法も有効です。
具体的には「setstage(クエストID)(ステージ番号)」を入力することで、バグで止まっている段階を飛ばすことができます。
コンソール版のプレイヤーは、農園から離れてゲーム内時間で30日以上経過させてから再訪すると、セルがリセットされてバグが解消されることがあります。
非公式パッチ(USSEP)を導入すると、ゴールデンヒルズ大農園に関する主要なバグの大部分が修正されるため、PC版やXbox版のプレイヤーにはMOD導入も選択肢の一つです。
白日夢の6章で発生するバグの原因と回避方法
Creationコンテンツ「白日夢」は全10章構成のクエストラインですが、特に6章で進行不能バグが発生するという報告が多く寄せられています。
白日夢の6章が進まないバグの発生条件
白日夢の6章で発生するバグは、特定のイベントシーケンスが正常に発動しないことが原因と考えられています。
クエスト中に指定された場所へ移動しても、次の目的が更新されない、あるいはNPCとの会話が正しくトリガーされないという症状が典型的です。
このバグは、白日夢のクエストを進めている最中に他のクエストを並行して進めた場合や、ファストトラベルを多用した場合に発生しやすいと報告されています。
また、ゲーム内の時間経過やセルの読み込み状況によっても再現率が変わるため、原因の特定が難しいバグの一つです。
セーブデータの管理で回避できる具体策
白日夢のクエストラインを進める際は、各章の開始前に手動セーブを作成しておくことが最も重要な対策です。
6章に入る前の段階でセーブデータを確保しておけば、バグが発生してもやり直しが可能になります。
バグに遭遇してしまった場合は、別の場所にファストトラベルしてからゲーム内で数日待機し、再度クエスト対象の場所を訪れると解消することがあります。
PC版では、コンソールコマンドでクエストステージを確認し、手動で次のステージへ進める方法が確実です。
白日夢のクエストを開始したら、完了するまで他のクエストを極力進めず、一気にクリアしてしまうのも有効な回避策として知られています。
ジウブの手記9ページが取れない問題の解決策
DLC「Dawnguard」で追加されたソウル・ケルンにおいて、ジウブの手記を集めるクエストは多くのプレイヤーを悩ませてきました。
特に9ページ目が取得できないという報告は非常に多く、代表的なバグの一つとして認知されています。
ジウブの手記9ページが取得できないバグの発生パターン
ジウブの手記は全10ページがソウル・ケルン内の各所に配置されていますが、9ページ目は特定の建造物内に存在しています。
このバグが発生する主な原因は、ページが配置されたオブジェクトが地形に埋もれてしまっていたり、インタラクトの判定範囲が極端に狭かったりすることです。
また、ソウル・ケルンの特殊な地形構造により、視点やアプローチの角度によっては拾えるポイントが見つからないケースもあります。
一度ソウル・ケルンを離れて再訪した際に、ページの表示位置がずれてしまうパターンも確認されています。
コンソールコマンドやリロードで回収する方法
ジウブの手記9ページが取れない場合、まずはページの配置場所周辺で視点を動かしながらインタラクトを試みてください。
しゃがんだ状態やジャンプ中に操作することで、通常では反応しない判定に触れられることがあります。
それでも拾えない場合は、ソウル・ケルンの入口まで戻って一度外に出て、再度入り直すとオブジェクトの位置がリセットされる可能性があります。
PC版であれば、コンソールを開いてページのオブジェクトをクリックし、RefIDを取得した上で「moveto player」コマンドを使えば、自分の足元にページを移動させることが可能です。
また、「player.additem」コマンドでジウブの手記を直接インベントリに追加する方法もあります。
非公式パッチの導入でこの問題が修正される場合もあるため、MODが利用できる環境であれば検討してみる価値があります。
非公式パッチ(USSEP)は入れるべき?10年続く論争を徹底解説
Unofficial Skyrim Special Edition Patch(通称USSEP)は、コミュニティが開発した大規模なバグ修正MODです。
何百ものバグを修正する一方で、その内容をめぐって10年以上にわたる論争が続いています。
USSEPが修正するバグの範囲と具体的な効果
USSEPは、ゲームプレイ、クエスト、NPC、オブジェクト、アイテム、テキスト、オブジェクトの配置など、広範な領域にわたるバグを修正するMODです。
具体的には、クエスト進行不能バグの修正、NPCのAI挙動の改善、アイテムの説明文の誤字修正、不正なオブジェクト配置の調整など、公式パッチでは対応されなかった多くの問題に取り組んでいます。
Bethesdaの公式ツールであるCreation Kitを使用して修正が行われているため、技術的には公式パッチと同等の手法で変更が適用されます。
多くのMOD環境において、USSEPはロードオーダーの基盤として推奨されており、他のMODがUSSEPを前提としているケースも少なくありません。
バグ修正とゲーム改変の境界線はどこにあるのか
USSEPをめぐる最大の論点は、「バグ修正」と「ゲーム仕様の変更」の境界が曖昧であるという点にあります。
たとえば、USSEPはランダムエンカウンターの発生条件を変更しており、一部のユーザーからは「修正ではなく改変だ」という批判が上がっています。
存在しない音声ファイルを独自に制作して実装した例もあり、これはBethesdaが意図した仕様の範囲を超えているのではないかという議論を呼びました。
また、裏技として活用されていた一部の有用バグも修正対象に含まれているため、錬金ループや商人の隠し宝箱を利用したいプレイヤーにとっては望ましくない変更となります。
2025年8月には、この論争を包括的に取り上げた長編ドキュメンタリーが公開され、改めてコミュニティ内で議論が活発化しました。
USSEP以外に導入すべきおすすめバグ修正MOD
USSEPの方針に賛同しないプレイヤーや、より軽量な修正を求めるプレイヤー向けに、個別のバグ修正MODも数多く存在します。
一般的に推奨されることが多いものとしては、エンジンレベルの不具合を修正する「Engine Fixes」、スクリプトの計算ミスを修正する「Scrambled Bugs」、描画関連の問題に対応する「Display Tweaks」などがあります。
「PO3 Tweaks」はSKSEのプラグインとして動作し、ゲームエンジン内部の様々な問題を修正するMODです。
これらのMODはUSSEPよりもピンポイントな修正に特化しているため、ゲームバランスへの影響を最小限に抑えたいプレイヤーに適しています。
USSEPを使わずにこれらの個別MODを組み合わせるアプローチも、MODコミュニティでは一定の支持を得ています。
Switch 2版スカイリムのバグと修正パッチの最新状況【2026年版】
2025年12月10日に発売されたNintendo Switch 2版「The Elder Scrolls V: Skyrim Anniversary Edition」は、発売直後から複数の深刻な問題が報告されましたが、その後のアップデートで大幅な改善が進んでいます。
発売直後に問題となった入力遅延と30fps制限の経緯
Switch 2版スカイリムの発売直後、最も大きな批判を集めたのは深刻な入力遅延でした。
海外コミュニティの検証では、ボタン入力から画面が反応するまで0.25秒以上の遅延があると報告されています。
「プレイ不可能に近い」「まるでクラウドゲームのようだ」といった厳しい声が相次ぎ、リアルタイムの戦闘が中心となるスカイリムにおいて致命的な問題として受け止められました。
フレームレートが30fpsに制限されていた点も批判の対象となり、「2011年のゲームがなぜ60fpsで動かないのか」という失望の声が上がっています。
同じSwitch 2で動作する他社タイトルが40fps以上で動いていることとの比較も、ユーザーの不満を増幅させる要因となりました。
パッチ1.2で追加された60fpsモードと改善内容の全容
2025年12月20日に入力遅延の修正パッチが配信された後、2026年2月17日には大規模なアップデートとなるパッチ1.2が配信されました。
パッチ1.2の最大の変更点は、ディスプレイ設定に「パフォーマンス優先(60Hz)」と「ビジュアル優先(30Hz)」の切り替え機能が追加されたことです。
パフォーマンスモードでは草木のLOD(詳細度)の低下や影の描画距離の削減と引き換えに、60fpsでの動作が実現されています。
さらに、複数のロケーションでのフレームレート低下の改善、オーディオ関連のクラッシュ修正、UI操作の不具合修正、コントローラーとマウスモード切り替え時の問題解消など、広範な修正が含まれています。
多くのユーザーがパッチ1.2を「大幅な改善」と評価しており、発売時の厳しい評価から一転して好意的な反応が増えています。
旧Switch版からのアップグレード時に起きる不具合と対策
旧Nintendo Switch版のスカイリムからSwitch 2版へのアップグレードに関しても、一部で不具合が報告されています。
アップグレードオプションが表示されない、購入手続きが正常に完了しないといった問題が発売直後に確認されました。
旧Switch版のセーブデータはSwitch 2版に引き継ぎが可能ですが、一部のセーブデータで読み込みエラーが発生するケースもあります。
アップグレードに関する問題が発生した場合は、本体の再起動やeショップの再ログインを試すと解消されることが多いと報告されています。
パッチ1.2適用後もアップグレード関連の問題が解消されないケースでは、Bethesdaのサポートへの問い合わせが推奨されています。
プラットフォーム別に見るスカイリムのバグ傾向と対策
スカイリムのバグは全プラットフォームで共通して存在するものが多い一方、ハードウェアやOS環境に起因する固有の問題もあります。
PC版で発生しやすいバグとMOD環境での注意点
PC版はMODの自由度が最も高い反面、MOD同士の競合によるバグが頻繁に発生します。
特にSKSE(Skyrim Script Extender)を使用するMODは、ゲーム本体のアップデートによって動作しなくなることがあり、更新直後のプレイには注意が必要です。
公式アップデートが配信されるたびに、SKSEおよびSKSEプラグインの対応を待つ必要があるため、Steamの自動更新を無効にしておくことが一般的に推奨されています。
フレームレートに関連するバグもPC版特有の問題です。
前述のオープニングカート暴走のほか、物理演算がフレームレートに依存しているため、極端に高いfpsではオブジェクトが飛び散るなどの異常が起きることがあります。
PS4・PS5版に特有のバグとセーブデータ管理の重要性
PlayStation版のスカイリムでは、MODの使用制限がバグ対策を難しくしています。
PS4版ではソニーの方針により外部アセットの導入が制限されており、USSEPのフル機能を利用することができません。
PS5版では後方互換で動作するため、基本的にはPS4版と同じバグが発生する可能性があります。
PlayStation版で特に重要なのは、セーブデータの管理です。
手動セーブを複数のスロットに分散して保存し、万が一の進行不能バグに備えることが最善の対策となります。
オートセーブだけに頼ると、バグが発生した後の状態で上書きされてしまい、復帰が困難になるケースがあります。
Xbox版で報告されているバグの傾向と公式パッチ対応状況
Xbox版はMODの自由度がPlayStation版よりも高く、USSEPを含む多くのバグ修正MODを利用できる点が大きな利点です。
一方で、Xbox固有の問題として、特定の状況下でゲームがフリーズしたり、テクスチャの読み込みが正常に行われなかったりする報告があります。
Xbox Series X|Sではフレームレートブーストに対応しており、60fpsでのプレイが可能ですが、一部のシーンで描画が追いつかず画面がちらつく現象が確認されています。
公式パッチはすべてのプラットフォームに対して同時に配信されることが多いですが、プラットフォーム固有の問題については個別対応が遅れがちな傾向があります。
スカイリムのバグに関するよくある質問(FAQ)
スカイリムのバグに関して、プレイヤーから頻繁に寄せられる疑問と、その解決方法を整理しました。
バグで進行不能になったときの基本的な対処法は?
クエスト進行不能バグに遭遇した場合、最初に試すべきは直前のセーブデータのリロードです。
オートセーブや手動セーブの中から、バグが発生する前の状態に戻れるデータを探しましょう。
リロードで解決しない場合は、対象エリアから離れてファストトラベルし、ゲーム内で数日間待機してから戻ると、NPCやオブジェクトの状態がリセットされることがあります。
PC版であれば、コンソールコマンドが最も確実な解決手段です。
「setstage」コマンドでクエストステージを進めたり、「resetquest」コマンドでクエストをリセットしたりすることが可能です。
どの方法でも解決しない場合は、該当クエストを一時的に放置して別のコンテンツを進め、アップデートやMODによる修正を待つのも現実的な選択肢です。
MODを入れるとバグは増えるのか減るのか
MODの導入がバグに与える影響は、導入するMODの種類と数によって大きく変わります。
USSEPのようなバグ修正MODを適切に導入すれば、バニラ(MODなし)の状態よりもバグの少ない環境を構築できます。
一方で、大規模なコンテンツ追加MODやスクリプトを多用するMODを大量に導入すると、競合やスクリプトの過負荷によって新たなバグが発生するリスクが高まります。
バグの少ない安定した環境を目指すのであれば、MODの数を必要最小限に絞り、ロードオーダーを適切に管理することが重要です。
LOOT(Load Order Optimisation Tool)などのツールを使えば、MOD間の競合を自動で検出してロードオーダーを最適化できます。
公式パッチで修正されたバグと未修正のバグの見分け方
Bethesdaが配信した公式パッチの内容は、Skyrim WikiやBethesda公式サイトで確認できます。
各パッチのリリースノートには、修正されたバグの一覧が記載されているため、自分が遭遇したバグが対応済みかどうかを照合することが可能です。
ただし、公式パッチは2023年12月の「Creations」アップデート以降、PC版の大型更新は2024年1月のバージョン1.6.1170が最後となっており、それ以降のバグ修正は実質的にコミュニティのMODに委ねられている状況です。
Switch 2版については2026年2月のパッチ1.2が最新で、プラットフォーム固有の不具合を中心に修正が行われました。
バグの最新情報を追いかけるには、Elder Scrolls Wikiのバグページや、Reddit上のMODコミュニティが信頼できる情報源となっています。
まとめ:スカイリムのバグを理解して快適に冒険を楽しむために
- スカイリムのバグが多い根本原因は、前例のないスケールのオープンワールドを限られた開発期間で完成させたことにある
- Bethesdaはリリース時に700件の既知バグを把握しており、コンテンツ充実を優先する判断を下していた
- 巨人の宇宙プログラムやバケツ頭犯罪回避など、一部の面白いバグは公式に修正しない方針が取られている
- クエスト進行不能やNPC消失など深刻なバグも多数存在し、セーブデータのこまめな管理が最重要の対策である
- 錬金ループやアイテム複製など、裏技として活用できる有用バグも数多く残されている
- ゴールデンヒルズ大農園のバグはCreationコンテンツ特有のフラグ管理問題に起因する
- 白日夢の6章やジウブの手記9ページなど、特定コンテンツの進行不能バグにはリロードやコンソールコマンドで対処できる
- 非公式パッチUSSEPは強力なバグ修正MODだが、ゲーム改変との境界をめぐり10年以上の論争が続いている
- Switch 2版は発売直後に入力遅延が問題となったが、パッチ1.2で60fpsモード追加を含む大幅改善が実現された
- プラットフォームごとにバグの傾向や対策手段が異なるため、自分の環境に合った情報収集が重要である

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