ディアブロ4の拡張パック「憎悪の器」で追加された新エリア・ナハントゥは、ジャングルと峡谷が広がる魅力的な冒険の舞台です。
しかし「ナハントゥにどうやって行けばいいのかわからない」「DLCを買ったのに入れない」といった声がコミュニティで後を絶ちません。
実際にナハントゥへたどり着くまでには、特定のクエストを順番に進める必要があり、条件を知らないままでは延々と足止めされてしまいます。
この記事では、ナハントゥへの行き方を前提条件から具体的な手順まで網羅的に解説し、到着後に知っておくべき攻略情報やよくあるトラブルの対処法もあわせてお伝えします。
ナハントゥとは?ディアブロ4の新エリアの基本情報
ナハントゥは、ディアブロ4の拡張パック「憎悪の器(Vessel of Hatred)」によって2024年10月8日に追加された新リージョンです。
サンクチュアリの南西部に位置し、4つのジャングルと2つの岩がちな峡谷で構成されています。
ディアブロ2のAct 3で冒険の舞台となったクラストを含む地域であり、シリーズファンにとっては懐かしさと新鮮さが同居するエリアといえるでしょう。
「トラジャ」という別名でも知られ、さまざまな部族や野生動物がジャングルの奥地に暮らしています。
ディアブロ4には現在、破砕山脈・スコスグレン・乾きの平原・ケジスタン・ハウザー・ナハントゥ・スコヴォスの7つのリージョンが存在し、ナハントゥはスコスグレンとほぼ同等かやや大きい規模を誇ります。
エリア内にはウェイポイント6か所、拠点3か所、ダンジョン20か所、地下室30か所、サイドクエスト35個以上が配置されており、密度の高いコンテンツが待ち構えています。
ナハントゥに行くための前提条件
拡張パック「憎悪の器」の購入が必須
ナハントゥへ行くためには、拡張パック「憎悪の器」を購入している必要があります。
DLCを持っていないプレイヤーは、ケジスタン側の橋がツタや倒木で封鎖されたままになり、物理的にナハントゥへ渡ることができません。
エディションは3種類用意されており、スタンダードエディションが5,360円、デラックスエディションが8,040円、アルティメットエディションが12,060円です。
いずれもディアブロ4の本体を別途所有していることが前提となります。
なお、2026年4月28日発売予定の第2拡張パック「憎悪の帝王(Lord of Hatred)」を先行購入すると、「憎悪の器」が即時解放される特典が付属しています。
まだDLCを持っていない場合は、「憎悪の帝王」の先行購入によって2つの拡張パックをまとめて入手する選択肢も検討する価値があるでしょう。
基本キャンペーンのクリア状況による分岐
ナハントゥへのアクセス方法は、基本キャンペーン(Act 1〜6)をクリアしているかどうかで異なります。
基本キャンペーンをクリア済みの場合は、自動的にAct 7の最初のクエストが開始されるため、そのまま進行すればナハントゥへ向かう流れに乗れます。
一方、基本キャンペーンを未クリアの場合でも、新キャラクター作成時に「憎悪の器キャンペーンから開始」を選択することで、Act 1〜6をスキップしてAct 7から直接始めることが可能です。
つまり、基本キャンペーンのクリアはナハントゥへ行くための絶対条件ではありません。
ナハントゥへの行き方【具体的な手順を順番に解説】
手順1:Act 7の開始クエスト「Rekindled Faith」を受注する
ナハントゥへ向かう旅は、Act 7の最初のメインクエスト「Rekindled Faith(信仰の再燃)」から始まります。
キョヴァシャドの光の聖堂(Cathedral of Light)に向かい、NPC「ウリヴァー」と会話することでクエストが進行します。
基本キャンペーンをスキップした場合も、キョヴァシャドからスタートしてこのクエストを受けることになります。
手順2:「Pursuit of Justice」で風吹きの山小屋へ向かう
続くクエスト「Pursuit of Justice」では、風吹きの山小屋(Windswept Cabin)を再訪し、ロラスと合流します。
ここで焼き払いの騎士団長(Burned Knight Captain)との戦闘が発生し、さらにボス「Exkindled Judicator」が出現します。
ボスの強力な攻撃は範囲が事前に表示されるため、赤い予兆エリアから離れることで回避できます。
戦闘後はナワッサおよび大母プラヴァとの会話イベントが発生します。
手順3:「A Magpie in Flight」でゲア・クルを防衛する
クエスト「A Magpie in Flight」では、ゲア・クル(Gea Kul)へ移動してNPC「ラヘイル」と合流します。
短いイベントの後、ホロウと呼ばれる敵が東門から襲撃してくるため、守備兵と協力して街を防衛しなければなりません。
このクエストで登場するラヘイルは、後にナハントゥで仲間になる最初の傭兵でもあります。
手順4:「Enmity Rising」でホロウの汚染を破壊する
クエスト「Enmity Rising(敵意の高まり)」では、マップ上にマーカー表示される「ホロウの汚染(Hollow Defilements)」をすべて破壊することが求められます。
汚染オブジェクトに特別な防御はなく、通常攻撃で問題なく壊せます。
すべてのホロウの汚染を破壊すると、ケジスタンとナハントゥの境界にある崩壊した橋(Crumbled Bridge)へ案内されます。
手順5:崩壊した橋を渡ってナハントゥへ到達する
「Enmity Rising」の最終段階で、崩壊した橋のたもとに到着します。
橋の周辺に出現するホロウを撃退した後、橋を調べるインタラクションが発生し、カットシーンが再生されます。
カットシーン終了後、プレイヤーキャラクターはナハントゥ北部で目覚め、NPC「エル」と出会います。
ここからナハントゥ最初のメインクエスト「Thrust Into the Dark(闇に突き込まれて)」が始まり、いよいよ新エリアでの冒険が本格的にスタートします。
キャンペーンスキップでナハントゥに行く方法
VoHキャンペーンスキップの条件と手順
「憎悪の器」のキャンペーンを1キャラクターでクリアすると、アカウント単位で「キャンペーンスキップ」機能が解放されます。
2キャラ目以降は、キャラクター選択画面に表示される「キャンペーンスキップ」オプションを選ぶだけで、クエストを進めずにナハントゥを含むエンドゲームコンテンツへ直行できます。
シーズンキャラクターでも同様にスキップが有効なため、新シーズンのたびにキャンペーンをやり直す手間がかかりません。
シーズン11以降の大幅改善:ウェイポイント自動解放
2025年12月11日に配信されたパッチ2.5.0(シーズン11)以降、キャンペーンをスキップしたキャラクターには拠点以外の全ウェイポイントが自動で解放される仕様に変更されました。
ナハントゥのウェイポイントもこの対象に含まれるため、スキップ直後からクラスト市場やクラスト港などへファストトラベルできます。
ただし、キチュクなど拠点に付随するウェイポイントは自動解放の対象外であり、手動で拠点を攻略・解放する必要がある点には注意してください。
この変更以前は、毎回マップ全体を走り回ってウェイポイントを手動で開放しなければならず、多くのプレイヤーが不満を感じていました。
現在では大幅に改善されており、2キャラ目以降のナハントゥ到達はかなり快適になっています。
ナハントゥに行けない原因と対処法
クエスト進行が不足しているケース
ナハントゥへ行けない最も多い原因は、Act 7のクエストを十分に進行していないことです。
ケジスタン側からナハントゥへ向かう橋は、「Enmity Rising」クエストを完了するまで倒木やツタで物理的に封鎖されたままになっています。
マップ上にナハントゥが見えていても、このクエストを終えない限り通行はできません。
クエストログを確認して「Enmity Rising」が完了しているかどうかをまず確認しましょう。
DLCが正しくインストールされていないケース
DLCを購入済みにもかかわらずナハントゥに入れない場合は、DLCのインストール状態を確認する必要があります。
PlayStation 5ではライブラリからDLCのダウンロード状況を確認し、必要に応じて「ライセンスの復元」を実行してください。
Steamの場合は、ゲームのプロパティからDLCの有効化状態を確認できます。
ゲームの再起動やプラットフォームへの再ログインで解決するケースも多く報告されています。
既存キャラクターでスキップしたい場合の注意点
キャンペーンスキップは新キャラクター作成時にのみ選択できる機能であり、すでに作成済みの既存キャラクターに後から適用することはできません。
既存の永遠なる領域のキャラクターでナハントゥへ向かうには、Act 7のクエストを最初から順番に進行する以外に方法がありません。
「手っ取り早くナハントゥで遊びたい」という場合は、新しいシーズンキャラクターを作成してスキップするのが最も効率的です。
ナハントゥ到着後にまずやるべきこと
最初の安全拠点「巣穴(The Den)」を解放する
ナハントゥに到着して最初に取り組むべきは、安全拠点「巣穴(The Den)」の解放です。
メインクエスト「Thrust Into the Dark」に従い、暗い通路を調査して古代遺跡ダンジョンに入ります。
ダンジョン内でボス「ナンガリ・デスワーカー」を倒した後、ロープを使って地下へ降りると巣穴に到着します。
巣穴には倉庫や商人が揃っており、ナハントゥで最初に利用できる拠点となります。
続くクエスト「The Hand Remembers the Blade」を完了すると巣穴の主要機能がすべてアンロックされ、最初の傭兵であるラヘイルも正式に雇用可能になります。
ウェイポイントの登録を優先的に進める
ナハントゥにはキチュク、イコーフォール、墓所の門、サムク、クラスト市場、クラスト港の6つのウェイポイントがあります。
キャンペーンスキップを使っていない場合は、探索を進めながらウェイポイントを手動で登録していく必要があります。
特にクラスト市場はすべての商人やサービスNPCが集まる主要都市なので、最優先で登録しておくことをおすすめします。
拠点(Stronghold)の解放順序
ナハントゥには3つの拠点が配置されていますが、中でもキチュクの解放を最初に行うのが効率的です。
キチュクはナハントゥ北東部に位置し、解放するとハウザーとの第2の地上接続ルートが開通します。
ウェイポイントも同時に有効化されるため、移動の利便性が大幅に向上します。
チャキールは毒に蝕まれた都市を浄化する内容で、名声ポイントを100獲得できるため早めの解放が望ましいでしょう。
各拠点の解放は名声稼ぎの観点からも重要で、合計300ポイントを獲得できます。
ナハントゥの名声(Renown)システムと報酬
ナハントゥでの冒険を通じてさまざまなタスクをこなすと、名声ポイントが蓄積されていきます。
名声が一定のしきい値に達するたびに報酬が解放され、キャラクターの強化につながります。
| 必要名声ポイント | 報酬内容 |
|---|---|
| 200 | スキルポイント+1、ゴールド100、ボーナスXP |
| 500 | ポーションチャージ+1、ゴールド1,000、ボーナスXP |
| 900 | スキルポイント+1、ゴールド10,000、ボーナスXP |
| 1,400 | パラゴンポイント+4、ゴールド100,000、ボーナスXP |
| 2,000 | オボル最大値+80、ゴールド1,000,000、ボーナスXP |
名声を稼ぐ手段は多岐にわたります。
ウェイポイント発見(各20pt)、エリア発見(各5pt)、拠点解放(各100pt)、サイドダンジョンクリア(各40pt)、サイドクエスト完了(各30pt)が主な獲得源です。
なお、ナハントゥではリリスの祭壇に代わり「アカラットの教義」が30か所に配置されていますが、名声ポイントとしての加算値は0となっています。
アカラットの教義はステータスボーナスを得るための収集要素であり、名声稼ぎとは別の目的で回収することになります。
ナハントゥで体験できる主要コンテンツ
クラスト地下都市(Undercity)
クラスト市場に入口がある地下都市は、タイムアタック形式の特殊ダンジョンです。
VoHキャンペーンクエスト「Reunion」をクリアし、レベル15以上に到達すると解放されます。
各フロアに制限時間が設けられており、素早い判断と立ち回りが求められる緊張感のあるコンテンツです。
最高難易度のレベル4を50回クリアすると、乗騎「ナハントゥ・タイガー」を獲得できます。
見た目が非常に優れており、多くのプレイヤーが周回目標として設定している人気のマウントです。
暗黒の城塞(Dark Citadel)
ナハントゥで解放されるエンドゲームコンテンツとして、シリーズ初の本格的な協力プレイ型アクティビティ「暗黒の城塞」があります。
エンドゲームに到達した後、紹介クエストを完了することでアカウント全体のキャラクターに解放されます。
チームを組んで挑戦する前提の高難易度コンテンツであり、パーティ検索ツールを使って仲間を募ることも可能です。
ナハントゥのヘルタイド
ナハントゥでも他のリージョンと同様にヘルタイドが発生します。
発生頻度は4時間に1回で、エリア内の敵を倒して「異形の消し炭」を集め、宝箱を開封するのが基本的な流れです。
PlayStation版のトロフィー「地獄の密林」は、ナハントゥのヘルタイドで消し炭を10,000個集めることが達成条件となっています。
レベリング中から並行して進めておくと、後々の回収が楽になるでしょう。
傭兵システム
ナハントゥで初めて利用可能になる傭兵システムでは、プレイヤーと共に戦うNPCキャラクターを雇用できます。
巣穴で最初に仲間になるラヘイルを皮切りに、キャンペーンやサイドクエストを通じて新たな傭兵が順次加入します。
ソロプレイの安定性が向上するため、特に高難易度に挑む際には積極的に活用したいシステムです。
ナハントゥの注意点とデメリット
マップ構造が迷路のように複雑
ナハントゥの最大の難点として、多くのユーザーが指摘しているのがマップの複雑さです。
ジャングルという設定上、開けたフィールドが少なく、大部分が狭い通路や入り組んだ道で構成されています。
目的地への最短ルートが直感的にわかりにくく、沼地のような地形も相まって移動にストレスを感じるという声が目立ちます。
ディアブロ4には透過マップオーバーレイ機能が搭載されておらず、ディアブロ2やディアブロ3に慣れたプレイヤーからは、この機能の不在がナハントゥの複雑な地形で特に問題になるとの意見が多く見られます。
エリア発見が57/58で止まりやすい
ナハントゥのエリア発見数は全58か所ですが、57か所まで見つけた後に最後の1か所が見つからないというトラブルが頻発しています。
通常の移動ルートから外れた小さなエリアが見落とされやすく、特にイコーフォール東の海岸沿いやサムク南東の区画で詰まるケースが報告されています。
また、サイドクエストを進行しないと入れないエリアも存在します。
「Blood in the Grove」クエストで解放されるサツァルニンの森や、子供の落とし物を探す川沿いのクエストに紐づくエリアなどがその代表例です。
DLC購入が必須であることへの評価
ナハントゥはDLC専用エリアであるため、シーズンイベントの一部がナハントゥで展開される場合、DLC未所持のプレイヤーは参加できないことがあります。
この点については、コミュニティ内で公平性に対する議論が継続しています。
堕落した教義に導かれるような暗黒の道を歩む物語展開も、DLCを持たなければ体験できません。
一方で、基本ゲーム側にも無料アップデートとしてレベルキャップの引き上げや難易度システムの改善が提供されており、DLCなしでもエンドゲームを一定程度楽しめる設計にはなっています。
次期拡張「憎悪の帝王」と新エリア「スコヴォス」の最新情報
2025年12月のThe Game Awardsで発表された第2拡張パック「憎悪の帝王(Lord of Hatred)」は、2026年4月28日に配信予定です。
新リージョン「スコヴォス諸島」が追加され、ユーザーの比較分析によるとナハントゥより約25パーセント広い規模になると推測されています。
スコヴォスはギリシャ風の美術スタイルが特徴で、ナハントゥのジャングルとは対照的な環境が広がります。
イナリウスとリリスが最初の文明を築いた地であり、サンクチュアリ最古の地域という重厚なロア的背景を持っています。
新クラスとしては、シーズン11で先行実装済みの「パラディン」に加え、「ウォーロック」が「憎悪の帝王」で実装予定です。
スタンダードエディションの価格は4,800円で、先行購入すると「憎悪の器」も即時解放されるため、これからディアブロ4のDLCに手を出す方にとっては効率的な選択肢となるでしょう。
まとめ:ディアブロ4ナハントゥへの行き方と攻略の要点
- ナハントゥは拡張パック「憎悪の器」で追加されたジャングル地帯の新リージョンである
- DLC未購入ではナハントゥにアクセスできず、最低5,360円の購入が必須となる
- Act 7のクエスト「Rekindled Faith」から「Enmity Rising」まで順番に進行し、崩壊した橋を渡ることでナハントゥに到達する
- 基本キャンペーン未クリアでも、新キャラ作成時に「憎悪の器キャンペーンから開始」を選べばスキップ可能である
- VoHキャンペーンを1回クリアすると、2キャラ目以降はキャンペーンスキップが解放される
- シーズン11以降、スキップ時に拠点以外の全ウェイポイントが自動解放される仕様に改善された
- 到着後は巣穴の解放とクラスト市場のウェイポイント登録を最優先で行うべきである
- 拠点はキチュクを最初に解放するとハウザーへの接続ルートが開通し移動効率が上がる
- マップ構造が迷路のように複雑で移動にストレスを感じやすい点はナハントゥ最大のデメリットである
- 2026年4月28日配信の「憎悪の帝王」を先行購入すると「憎悪の器」も同時に解放されるため、未購入者はこの選択肢が最もコスト効率が高い

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