エクスペディション33 PS5を徹底解説!評価や性能を完全網羅

2025年に発売されたフランス産RPG「Clair Obscur: Expedition 33(エクスペディション33)」は、世界中のゲームファンを熱狂させた話題作です。

メタスコア92点という圧倒的な評価を獲得し、The Game Awards 2025では史上最多となる9部門で受賞を果たしました。

PS5での購入を検討している方にとって、グラフィック設定の違いやフレームレートの実力、他の対応機種との比較は気になるポイントでしょう。

この記事では、エクスペディション33の基本情報からPS5版の映像性能、販売実績、アップデート情報、そして購入前に押さえておきたい注意点まで、すべてを一つの記事で網羅的に解説していきます。

目次

エクスペディション33とはどんなゲーム?基本情報まとめ

エクスペディション33は、フランスの独立系スタジオが手がけた革新的なターン制RPGです。

ここでは、ゲームの基礎的な情報を整理して紹介します。

開発元や発売日などの製品概要

エクスペディション33の正式名称は「Clair Obscur: Expedition 33」で、2025年4月24日に発売されました。

開発を担ったのは、フランスに拠点を置くSandfall Interactiveというスタジオです。

2020年に元Ubisoft社員たちによって設立された比較的新しいチームで、コアメンバーはわずか約30人、プログラマーにいたってはたったの4人という少数精鋭で制作されています。

開発費も1,000万ドル(約15.6億円)未満と、大作RPGとしては驚くほど低い予算で完成に至りました。

パブリッシャーは海外がKepler Interactive、日本市場のPS5版はセガが担当しています。

使用エンジンはUnreal Engine 5で、約6年にわたる開発期間を経てリリースされました。

価格は各プラットフォームとも税抜6,800円に設定されており、限定コスチュームなどが付属するデラックスエディションも用意されています。

ストーリーと世界観のあらすじ

舞台となるのは、ベル・エポック時代のフランスを彷彿とさせる幻想的な架空世界です。

この世界では、毎年「ペイントレス」と呼ばれる謎の存在が巨大なモノリスに数字を刻みます。

刻まれた年齢以上の人間は全員、煙のように消滅してしまうという残酷な運命が繰り返されてきました。

物語は、数字が「34」から「33」に変わるところから始まります。

主人公ギュスターヴの元恋人ソフィーは33歳であり、彼女にとっては人生最後の日を意味しています。

ギュスターヴは死の連鎖を断ち切るため、第33遠征隊を率いてペイントレスとの決戦に挑みます。

英語版のキャストにはチャーリー・コックスがギュスターヴ役で起用されるなど、豪華な声優陣も魅力の一つです。

美術用語である「Clair Obscur(明暗法)」をタイトルに冠している通り、光と影のコントラストが物語全体を貫くテーマになっています。

ターン制とアクションが融合した戦闘システムの特徴

エクスペディション33の戦闘は「リアクティブ・ターン制バトル」と呼ばれる独自のシステムを採用しています。

基本はターン制のコマンド選択型ですが、敵の攻撃に対してリアルタイムでパリィや回避を行えるアクション要素が組み込まれている点が最大の特徴です。

従来のターン制RPGにありがちな「待ち時間の退屈さ」を解消しつつ、戦略的なビルド構築の奥深さも両立させています。

プレイアブルキャラクターは全6人で、装備やスキル、キャラクター同士のシナジーを組み合わせることで、自分だけの戦い方を追求できます。

多くのプレイヤーからは「ターン制RPGの概念を覆す体験」と評されており、このバトルシステムこそが本作最大の革新だと言えるでしょう。

PS5版のグラフィック設定と映像表現の実力

エクスペディション33はUnreal Engine 5の性能をフルに活用しており、映像面でも高い評価を受けています。

PS5版には複数のグラフィック設定が用意されているため、自分のプレイスタイルに合ったモードを選ぶことが重要です。

パフォーマンスモードとクオリティモードの違い

PS5版では、大きく分けて「パフォーマンスモード」と「クオリティモード」の2種類から描画方式を選択できます。

パフォーマンスモードは60fpsで安定した滑らかな動作を実現しており、内部解像度は約1080p前後の動的解像度となっています。

アクション要素のあるバトル中にフレームレートが安定しているため、多くのユーザーがこちらのモードを推奨しています。

一方のクオリティモードは、解像度や影の品質が向上する代わりにフレームレートが約30fpsまで低下します。

探索パートで風景をじっくり楽しみたい場合には選択肢となりますが、戦闘中の操作性を考慮すると、パフォーマンスモードのほうが快適に遊べるでしょう。

なお、カットシーンはどちらのモードでも30fps固定で再生される仕様です。

4K出力や120fpsへの対応はしているのか

エクスペディション33のPS5版は、内部レンダリングとしてネイティブ4K解像度での描画には対応していません。

パフォーマンスモードでは約1080p、クオリティモードでもネイティブ4Kには届かない解像度となっており、アップスケーリングによって4Kディスプレイへ出力する形になります。

また、120fpsモードも現時点では搭載されていません。

本作はUnreal Engine 5のLumenやNaniteといった高度な描画技術を活用しているため、現行のPS5ハードウェアではネイティブ4Kかつ高フレームレートの両立は難しいとされています。

ただし、60fpsのパフォーマンスモードでも映像美は十分に高く、技術分析を行った海外メディアからも「例外的な成果」と評価されています。

PS5 Pro版で向上するポイントとは

PS5 Proでプレイした場合、パフォーマンスモードで60fpsの安定性を維持しながら、通常のPS5よりも高い内部解像度で描画されます。

具体的には、標準PS5のパフォーマンスモードと比べて解像度が目に見えて向上しており、テクスチャのディテールや遠景の描写がよりクリアになったという報告が多く見られます。

クオリティモードについては、PS5 Proでもフレームレートの大幅な改善は確認されておらず、依然として30fps前後にとどまります。

総合すると、PS5 Proの恩恵を最も感じられるのはパフォーマンスモードです。

高い解像度と安定した60fpsの両方を享受できるため、PS5 Proを所有しているならパフォーマンスモードでの起動がベストな選択と言えます。

PS5以外の対応機種とプラットフォームごとの比較

エクスペディション33は複数のプラットフォームで展開されており、対応機種ごとに特徴が異なります。

自分の環境に合った選び方を知ることで、より満足度の高い体験が得られるはずです。

PC版・Xbox版との性能差と選び方

エクスペディション33の対応機種は、PS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)の3プラットフォームです。

それぞれの特徴を整理すると、以下のようになります。

プラットフォーム メタスコア 特徴
PS5 92点 60fps安定、日本版はセガが販売
Xbox Series X/S 93点 Xbox Game Pass対応
PC(Steam) 90点 グラフィック設定を細かく調整可能

PC版はグラフィック設定を細かくカスタマイズできる利点があり、高性能なPCであればPS5版を上回る映像品質で楽しめます。

推奨スペックはNVIDIA GeForce RTX 3060 Ti以上、メモリ16GB以上となっており、一定以上のマシンパワーが必要です。

Xbox版はGame Passに対応しているため、サブスクリプション加入者であれば追加費用なしでプレイ可能という大きなメリットがあります。

GOTY受賞後の販売データによると、売上の約76%がSteam、約21%がPS5となっており、PC版の人気が特に高い傾向が見て取れます。

Nintendo Switch 2版の発売はいつになるのか

2026年に入り、エクスペディション33がNintendo Switch 2へ移植されるという情報が、信頼度の高い業界インサイダーから報じられています。

2026年中のリリースが見込まれており、Metaphor: ReFantazioやFinal Fantasy XVIとともに、Switch 2向けの大型サードパーティタイトルの一つとして名前が挙がっています。

ただし、2026年3月現在で公式発表はまだ行われていません。

Unreal Engine 5で開発されているため技術的な移植のハードルは比較的低いとされていますが、正式な発表を待ってから判断するのが賢明でしょう。

携帯モードでエクスペディション33をプレイできるようになれば、新たなユーザー層への訴求力は非常に大きいと予想されます。

メタスコア92点の評価はなぜ?世界が絶賛した理由

エクスペディション33は、レビュー集積サイトMetacriticでPS5版92点という極めて高い評価を獲得しました。

2025年にリリースされたゲームの中でトップクラスのスコアとなった背景には、いくつかの明確な理由があります。

海外レビューで特に高く評価されたポイント

海外の主要メディアが共通して挙げた評価ポイントは、大きく3つに集約されます。

1つ目は、ターン制RPGにリアルタイムアクションを融合させた革新的な戦闘システムです。

「RPGの概念を覆すような体験」という表現が複数のレビューで見られ、戦闘が最後まで飽きないクオリティだと称賛されました。

2つ目は、Unreal Engine 5を最大限に活かした映像美です。

わずか30人のチームが生み出したとは信じがたいほどの美しいビジュアルは、AAタイトルでありながらAAAに匹敵するクオリティだと驚きをもって受け止められています。

3つ目は、ベル・エポック時代のフランスをモチーフにした独特の世界観と、感情に訴えかける物語の力です。

死と隣り合わせの旅路を描くストーリーが、プレイヤーの心に深い余韻を残すと高く評価されました。

国内プレイヤーの評判と口コミ傾向

日本国内でも、エクスペディション33は非常に好意的に受け入れられています。

Metacriticのユーザースコアは9.7点という驚異的な数値を記録しており、ユーザー評価においても世界最高水準の満足度を示しました。

国内のゲーム情報サイトでも軒並み高得点が付けられ、「フランスから届いた最高峰のRPG」と紹介されるケースが目立ちます。

一方で、一部のボスが使用する即死攻撃にはストレスを感じるという声も見られます。

また、パリィや回避といったアクション操作が苦手なプレイヤーからは、難易度が高いという指摘もあり、すべてのRPGファンに手放しでおすすめできるわけではないという意見も存在します。

クリア時間やボリュームへの満足度

メインストーリーだけを追った場合のクリア時間は、おおよそ30時間前後です。

サイドクエストの探索や全ボスの撃破、風景の鑑賞なども含めると60時間から90時間以上を費やしたという報告も多く、RPGとして十分なボリュームがあります。

エンドコンテンツとして「終わりなき塔」という高難度ダンジョンも用意されており、クリア後も長く遊び続けられる設計になっています。

価格が税抜6,800円であることを考えると、コストパフォーマンスの面でも非常に優れていると言えるでしょう。

売上本数と受賞歴から見る世界的ヒットの軌跡

エクスペディション33は商業的にも記録的な成功を収め、数多くのアワードを受賞しました。

ここでは、具体的な数字とともにヒットの軌跡を振り返ります。

発売から500万本突破までの販売推移

エクスペディション33の販売本数は、驚異的なスピードで伸び続けました。

時期 累計販売本数
発売1日後(2025年4月25日) 50万本
発売3日後(4月27日) 100万本
発売13日後(5月6日) 200万本
発売33日後(5月27日) 330万本
2025年9月 440万本
2025年10月(公式発表) 500万本

発売わずか1日で50万本、3日で100万本という立ち上がりは、新規IPかつ独立系スタジオの作品としては異例中の異例です。

開発チームも「想像の100倍うまくいった」とコメントしており、予想をはるかに上回る成功だったことがうかがえます。

サウンドトラックも発売3週間で3,300万回以上のストリーミング再生を記録するなど、ゲーム本体以外のコンテンツも大きな注目を集めました。

The Game Awards 2025で史上最多9冠を達成した経緯

2025年12月に開催されたThe Game Awards 2025において、エクスペディション33は史上最多となる全12部門にノミネートされました。

結果として、Game of the Yearを含む9部門で受賞し、The Last of Us Part IIが保持していた最多受賞記録を塗り替えています。

IGNの年間ベストゲーム投票でも「2025年ベストゲーム」に圧倒的な差で選出されるなど、年末のアワードシーズンを完全に席巻しました。

約30人のチームが16億円未満の開発費で作り上げた作品が、世界最大のゲームアワードで歴史的な快挙を達成したことは、ゲーム業界全体に大きなインパクトを与えました。

Indie Game AwardsでのAI使用による受賞取り消し騒動

華々しい受賞の一方で、エクスペディション33はIndie Game Awards 2025をめぐる騒動にも直面しました。

同アワードでGame of the YearとDebut Gameの2部門を受賞したものの、開発過程でプレースホルダー(仮素材)として生成AIによるテクスチャを使用していた事実が発覚しました。

Indie Game Awardsは「生成AI不使用」を応募条件としていたため、両賞の受賞が取り消され、次点のBlue PrinceとSorry We’re Closedに授与されています。

開発元のSandfall Interactiveは「最終製品に生成AI素材は含まれておらず、開発途中の仮素材にすぎなかった」と主張しています。

なお、The Game Awards 2025で獲得したGOTYは取り消されておらず、こちらは維持されたままです。

この騒動は、ゲーム開発における生成AIの活用をどこまで許容するかという業界全体の議論に発展し、大きな注目を集めました。

無料アップデートとDLC情報まとめ

エクスペディション33は発売後も精力的にアップデートが行われており、無料で楽しめる追加コンテンツが充実しています。

大型アップデート「Thank You」の追加コンテンツ一覧

2025年12月12日、The Game Awards 2025でのGOTY受賞と同日に、大型無料アップデート「Thank You」が配信されました。

追加された主なコンテンツは以下の通りです。

追加要素 内容
新マップ 「ヴェルソのドラフト」(幼少期のヴェルソの隠れ家がテーマ)
新ボス 「終わりなき塔」に高難度ボスを追加
新コスチューム 各キャラクターに新たな衣装を実装
フォトモード 自由な撮影が可能に
新ルミナ・新ピクト 新たな能力要素を追加
対応言語追加 チェコ語、ウクライナ語など7言語を追加(計19言語対応に)

ワンダーランド風のビジュアルで彩られた新ステージは、本編とは異なる雰囲気を楽しめると好評を博しています。

これだけのボリュームが無料で提供された点に、多くのプレイヤーが驚きと感謝の声を寄せました。

バトルリトライやフォトモードなどの改善内容

「Thank You」アップデート以前にも、複数のパッチで継続的な改善が行われてきました。

パッチ1.4.0では、ユーザーからの要望が最も多かった「バトルリトライ機能」が実装されています。

ボス戦で敗北した際に最初からやり直す必要がなくなり、遊びやすさが大幅に向上しました。

パッチ1.5.0ではSteam DeckおよびROG Xbox Allyへの正式対応も果たし、携帯機でのプレイ環境が整備されています。

さらに、2026年1月8日にはパッチ1.500.200が全プラットフォームで配信され、一部で報告されていたソフトロック問題が修正されました。

テキストの視認性向上やフォグ・ライティングに関する修正など、細かなビジュアル面の改善も継続的に行われています。

今後のアップデートや続編に関する最新情報

エクスペディション33の開発元は、今後の展望についていくつかの発言を残しています。

クリエイティブディレクターのGuillaume Broche氏は、2026年1月の報道において「次回作には素晴らしいアイデアがある」と語り、Clair Obscurフランチャイズとして複数の作品を展開する意向を示しました。

続編なのかスピンオフなのかといった具体的な形式は明かされていませんが、同じ世界観を拡張する新作が計画されていることは確かなようです。

開発チームは「自分たちがクールだと思うものを追求する姿勢は変わらない」とも述べており、独自のクリエイティブ路線を継続する方針です。

2026年3月現在、次回作に関する公式発表はまだ行われていないため、続報を待ちましょう。

PS5版を購入する前に知っておきたいポイント

最後に、エクスペディション33のPS5版を購入する際に知っておくと役立つ情報を整理します。

通常版とデラックスエディションの違い

エクスペディション33には通常版とデラックスエディションの2種類が用意されています。

デラックスエディションには、本編に加えて「Flowers(花)コレクション」と呼ばれる特典が付属します。

具体的には、ルミエールの花をテーマにした6つの衣装と髪型、さらに6つの「Gommage(抹消)」衣装バリエーションがセットになっています。

各プレイアブルキャラクターに1つずつコスチュームが割り当てられており、ゲーム序盤から外見のカスタマイズを楽しめる点がメリットです。

ただし、ゲームプレイに影響するような追加コンテンツは含まれていないため、見た目にこだわりがなければ通常版で十分に楽しめます。

ダウンロード版の容量とセール情報

PS5版のダウンロードに必要なストレージ容量は約55GB前後です。

PS5の内蔵SSD容量を圧迫しすぎない範囲に収まっているため、他のゲームとの共存も比較的しやすいでしょう。

価格は発売時の定価が税抜6,800円で、2026年初頭の時点で一部の販売サイトでは5,980円前後まで値下がりしていることが確認されています。

PS Storeでのセール対象になるタイミングもあるため、購入を急がないのであれば割引時期を狙うのも一つの手です。

パッケージ版は中古市場にも出回り始めており、さらに安価に入手できる可能性があります。

どんな人におすすめのゲームなのか

エクスペディション33は、ターン制RPGが好きでありながら従来の戦闘システムに物足りなさを感じていた方に最も強くおすすめできる作品です。

パリィや回避といったアクション操作が加わることで、コマンド選択だけでは味わえない緊張感と達成感を得られます。

また、美しい映像表現や感動的なストーリーを重視するプレイヤーにも適しています。

一方で、アクション操作に自信がない方や、純粋なコマンド選択型RPGを求めている方にとっては、戦闘の難易度がやや高く感じられる場面があるかもしれません。

即死攻撃を仕掛けてくる一部のボスへの不満も報告されているため、高難度な戦闘を楽しめるかどうかが判断基準の一つになるでしょう。

それでも、価格に対するボリュームの豊富さや、発売後も続く手厚いアップデート対応を踏まえれば、2025年を代表するRPGとして幅広い層に自信を持っておすすめできるタイトルです。

まとめ:エクスペディション33 PS5の全情報を振り返る

  • 正式名称は「Clair Obscur: Expedition 33」で、2025年4月24日に発売されたフランス産ターン制RPGである
  • 開発元はSandfall Interactiveで、コアチーム約30人・開発費16億円未満という少数精鋭体制で制作された
  • ターン制にパリィや回避などのリアルタイムアクションを融合した「リアクティブ・ターン制バトル」が最大の特徴である
  • PS5版のグラフィック設定はパフォーマンスモード(60fps)とクオリティモード(30fps)の2種類で、前者が広く推奨されている
  • ネイティブ4K描画や120fpsには非対応だ
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